クロ高パロ注意


龍門渕透華――竜門渕財閥当主の娘である彼女は数々の高校の麻雀部を己の権力と雀力を以て支配してきた。

そして今、清澄高校を毒牙に掛けるべく清澄麻雀部へとやって来た…!

※※※

一「原村和、片岡優希、宮永咲。 この三人が麻雀部の一年みたいだよ」

透華「要はその三人を潰せば一年を掌握できるわけですわね」

一「いや…ところがそうじゃないみたいなんだ」

透華「? どういう事ですの?」

一「僕の調査によると…表向きはこの三人が一年を締めているらしいけど、

 実際はこの三人はある一人の男を中心に動いているみたいなんだ」

透華「なるほど…真の支配者は別にいるという事ですわね。

  まぁ誰であろうと私の手にかかればたわいも無い事ですわ。それで、その方はどんな方ですの?」

一「それは……こいつだよ」ビシッ


京太郎「へ? ……えっと、どちらさんですか?」


透華「フッ、どんな男かと思ったら随分と冴えない御方ですわね。

  早々に私の前にひれ伏しなさい」

京太郎「あの、話が全然見えないんですど。何の話ですか?」

透華「よくお聞きなさい!!私の名は龍門渕透華!!

  この学校の麻雀部も、私の野望の為に支配しますわ!

  その手始めとしてまずは貴方には消えて頂きますわよ」

京太郎「ちょっと待てよ!?なんなんだアンタら!

   そんな乱暴な話がまかり通ると思ってんのか!?」

咲「京ちゃん、この人なに?」

京太郎「知らん。いきなりやってきてこんな事言い出したんだ」

優希「なんかわけのわからん奴が来たじぇ」

和「部長と染谷先輩、今日は用事があって来れないそうですよ」

透華「……ふっ、どうやら一般人には私の凄さというものが理解できない様ですわね。

  私の父はこの高校の理事長ですのよ?その気になれば、貴方達全員を退学にする事も…」

京太郎「あの、ちょっといいスか?」

透華「あら、何か?」

京太郎「うちの高校公立ッスよ。理事長とかいないんですけど」

透華「え?…………公立?」

京太郎「そもそも制服違いますよね。うち女子はセーラーだし」

透華「………」


透華(学校間違えましたわー!!!)ズガーン

透華(ど、どうしましょう…転入手続きはもう済ませたし、今更間違えたなんて言ったら

  赤っ恥もいい所ですわ!!かといってここではお父様の御力も使えない…!!)

一(ちょ、透華!どうするの!?ここまで言ったらもう後に引けないよ!?) 

透華(落ち着きなさい一!こうなったら…ここはなんとか誤魔化すしかありませんわ!!)

一(え、えぇ~…大丈夫かなぁ)

透華「えぇーい、よくお聞きなさい貴方達!!

  私の父は……この高校の理事長ではありませんわ!!」

優希「…理事長じゃないならなんだじょ?あんたおかしいじぇ」

京太郎「そっちが理事長って言い出したんですけど」

透華「え、えっと…ちょっとお待ちなさい!私の父は……



  日本政府を裏で牛耳る悪の黒幕!影の総理大臣ですわ!!」バーン

一「」
咲「」
優希「」
和「」
京太郎「……黒幕?」

透華「そう。父にとって公立高校を裏で操る事など他愛も無い事。

  貴方達麻雀部も、あの男にとっては手駒の一つに過ぎませんのよ」

一(何考えてんの透華!?そんな出任せ今時小学生でも信じないでしょ!!)ガーン

京太郎「えぇー!?影の総理大臣!!それ本当なんですか!?」

優希 「す、すげぇじょ!!」

一(ええええええええーーーー!?信じてるよ!とんでもないバカだこいつら!!)

透華(な、なんかとんでもない事をやらかしてしまった気がしますわ…)

和「それで、その悪のご息女がこんな学校になんの御用で?」

透華「ご息女?…あぁ、私の事ですわね。えっと……

  その悪の黒幕を倒す為の戦力を集めるためですわ!!」ズバーン

咲「そうか…その為に色んな高校を支配してるって」

透華「そ、そうですわ!!全ては影の総理大臣を倒す為なのですわ!!」

京太郎「でも…その黒幕ってあなたの父親なんですよね?」

透華(はうあッ!?(ガーン) そ、そういえばそうなってしまいますわ!!え、えっと……)

透華「………えぇ。確かに悪の黒幕は、私の父。ですが…

  たとえ親といえども、正義の為に立ち上がらなければならないのです!!」

京太郎「……一ついいですか?」

透華(まずい!流石にバレた!?)ダラダラ


京太郎「オレにも手伝わせて下さい!!その悪の総理大臣倒しを!!」

透華 「………へ?」

京太郎「皆が麻雀を安心して出来る様にオレも力になりたいんです!!

   透華さん!正義の為に、一緒に戦わせて下さい!!」

透華「え、あの、えっと…」

咲「待って京ちゃん!京ちゃんがいくなら私も行くよ!」

優希「おいおい京太郎、この優希ちゃんを忘れちゃいないか?

  お前ばかりにいい恰好はさせないじょ!」

和「ふぅ…全く仕方ない人たちですね。

 二人がいくなら私も行かないわけにはいかないじゃないですか!」

京太郎「み、皆……そうだな!俺達はみんな仲間だ!」

透華「どうやら役者は揃ったようですわね!」

京太郎「ハイ!俺達は今日から正義の仲間ですね!」

透華「打倒悪の黒幕退治を目指して、皆さんで頑張りますわよ!」

「「「「「オォーーーーッ!!!!!」」」」」


一「………で、これからどうするの?透華」

透華「えらい事になっていましましたわー!!」

カンッ