124 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/12/31(木) 15:47:41 ID:Cg86xyTP
12月31日

京太郎「あー、今年ももう終わりかー・・・」
プルルルルルル
京太郎「お、携帯が・・・ん、照さんからか。珍しいな・・・」
ピッ

京太郎「もしもし」
照「も、もしもし。京ちゃん、おはよ」
京太郎「おはようっす。そうだ照さん、咲から聞きましたよ。今こっちに帰ってきてるんですよね」
照「あ、ああ。そうなんだ。今家に帰ってきてて・・・。で、でさ。京ちゃん」
京太郎「はい?」
照「・・・あ、あの。二年参り・・・その、一緒に・・・ど、どうかな?」
京太郎「二年参り?」
照「うん。○×神社に・・・もし良いなら一緒に行こうって、お誘いっていうか、まあそんな感じで、そのあの・・・」
京太郎「いいですよ。何時に出発します?」
照「・・・いいの?」
京太郎「はい。行きましょう」
照「ありがと・・・。じゃあ、夜11時くらいに私が京ちゃんの家に迎えに来る。一緒に歩いて行こう」
京太郎「オッケーです。楽しみに待ってますね」
ピッ

照「楽しみに、か。ふふ/// ・・・・・・・・・やった!」 グッ

プルルルルルル
京太郎「ん? 今度は咲からか」
ピッ

京太郎「もしもし」
咲「もしもし。京ちゃん」
京太郎「おう咲。どうした?」
咲「あ、あのね。もし今夜暇だったら、一緒に初詣・・・二年参りに行かないかな? って」
京太郎「ん、あれ? さっき照さんからも招待されたぞ。咲も一緒に行くんじゃないのか?」
咲「・・・え? お姉ちゃんから?」
京太郎「ああ。俺はてっきり咲も・・・」
咲「・・・・・・なーんだ! じゃあお姉ちゃんが先に言ってたんだね。うん、私も一緒に行くんだ。ごめんね、連絡被っちゃったみたい」
京太郎「ん、そういうことか。じゃあ今夜11時にな」
咲「うん。ごめんね~」
ピッ

咲「・・・・・・・・・お姉ちゃーん!!」
照「なあに? 咲、呼んだ?」
咲「うん。ねえ、一緒に二年参り行こうよ!」
照「え!? あ、あー。誘いは嬉しいんだけど、なんだ、えっと、先約が・・・」
咲「先約?」
照「ああ。えーっと・・・昔の友達と・・・」
咲「京ちゃんのこと?」
照「う・・・!? し、知ってたの?」
咲「うん、さっき電話で聞いたんだ・・・。ね、だからさ、私も一緒について行きたいなーって思って」
照「えー・・・そ、その・・・」
咲「・・・私と一緒は嫌なの?」
照「そ、そんなことはないよ! ・・・・・・う、うん。じゃあ一緒に行こう咲。三人一緒に初詣行こう」
咲「やったあ。ありがとうお姉ちゃん!」 ギュッ
照「う・・・」

ピンポーン
咲「京ちゃん、来たよー」
京太郎「おお、咲、照さん。こんばんわー」
照「うん、こんばんわ・・・ひ、久しぶり」
京太郎「はい。夏の大会ぶりっすね」
照「あの時はあんまりお話できなかったから・・・そ、その、今日は・・・」
咲「ねえ、早く出発しないと年明けちゃうよー」
京太郎「おお、そうだなー。よし行くか!」
照「あ・・・うん。出発しようか」


京太郎「照さんは高校卒業して、どうするんですか?」
照「私は推薦で東京の大学に進学が決まってるんだ」
京太郎「え! それはおめでとうございます」
照「うん。ありがと」
京太郎「そっかー・・・でもまた東京かあ」
照「こ、こっちには休みの日にちょくちょく戻ってくるつもりだから! ・・・だ、だから、あの・・・京ちゃん、また・・・」
京太郎「そっか、じゃあまたいつでも会えますね! 一緒に遊びに行きましょうよ。帰ってきた時は連絡ください」
照「・・・うん! 絶対連絡する!」
京太郎「へへへ、出来れば麻雀とか特訓つけて貰いたいなー、なんて」
照「いいよ! 目指すは男子インターハイ優勝だ。ビシビシ指導するからな!」
京太郎「あはは。照さんが言うと心強いなー」
照「 ////// よ、ヨロシクね・・・えへへ」
咲「 ・・・・・・(お姉ちゃん、やっぱり京ちゃんの事・・・どうしよう私、無理矢理付いてきちゃったけど・・・でも私は・・・私も・・・)」

 ごーーん

咲「あ、除夜の鐘の・・・」

 コケッ

咲「きゃ、きゃあっ!?」
照「咲!?」
京太郎「おっと!」
 ガシッ
咲「あ・・・」
京太郎「大丈夫か? 咲」
咲「う、うん・・・。ありがと、京ちゃん///」 ぎゅっ・・・
照「・・・」
京太郎「まったくそそっかしいなあ、咲は。ま、雪で地面凍ってるし、そのまま俺の腕掴んでてもいいぜ」
咲「え・・・? ありがと京ちゃん///」
 ぎゅっ!
照「!」
咲「えへへ・・・♪」
京太郎「ま、咲のことだ。どうせまた変な考え事でボーッとしてて、コケたんだろ?」
咲「な!? ち、違うよお! ただ単純につまずいて滑っただけで・・・」
京太郎「はいはい」
咲「あー、その顔は信じてない! それに、いっつも変な妄想してボーっとしてるのは京ちゃんの方じゃん!」
京太郎「はあ? 俺がいつそんなこと」
咲「いっつも!」
京太郎「コイツー!」
 プニプニプニプニ
咲「ふえ! ひゃ、ひゃへてよー(やめてよー)!」
京太郎「あははは」
照「・・・・・・ずいぶん仲良いんだな、二人」
咲「・・・!」
京太郎「へ? 何か言いました?」
照「・・・ううん、なんでもない。さ、急ごう!」

咲「うわー、人いっぱいだね」
京太郎「ああ、みんな考えることは一緒だなー」
照「あと5分で新年。ギリギリだったな」
京太郎「あ。俺、あの自販機で何か温かいもの買ってきますから、参列しててください。何がいいです?」
照「え? そんな。ここは私が行くよ」
京太郎「いいですって。俺パシられるの慣れてますから! コーヒーでいいですか?」
照「うん・・・ありがと」
京太郎「咲は?」
咲「えっと・・・じゃあ私もコーヒー」
京太郎「オッケー、ちょっと待ってて」
咲「ありがとう京ちゃん」
 タッタッタ・・・
照「・・・京ちゃん、相変わらず優しいな」
咲「うん・・・」
照「・・・ねえ、咲」
咲「ん? なあに、お姉ちゃん?」
照「咲はまだ、京ちゃんのこと好きなの?」
咲「え!? あの・・・えっと・・・きゅ、急に何を」
照「もう今は好きじゃないの?」
咲「・・・・・・好きだよ・・・好き。今でもずっと・・・好き」
照「・・・そうなんだ。やっぱりか」
咲「お、お姉ちゃんは・・・」
照「ライバルだな。私達」
咲「・・・・・・え?」
京太郎「おまたせー! コーヒー買って来ましたよ」
照「ありがとう、京ちゃん」
咲「あ、ありがと・・・(お姉ちゃん、今なんて・・・)」

京太郎「あと30秒で新年! おお、このままのペースだったら、零時ちょうどに参拝できそう!」
咲「お賽銭お賽銭・・・・・・あ、あった。・・・100円でいいかな?」
照「あと10秒だぞ・・・6、5、4、3、2、1・・・」
 チャリーン
 ガラガラ・・・
 パンッパンッ
咲&照&京「・・・・・・・・・」

咲&照&京「明けましておめでとうございまーす」
京太郎「二人とも、今年もヨロシク」
咲&照「うん。よろしく!」
京太郎「ところで初詣、何お願いしました? 俺は麻雀で強くなれたらいいなーって」
咲「えっと、私は好k・・・大事な人とずっと一緒に居られたらいいなあ。なーんて」
京太郎「へー(そっか、せっかく照さんと仲直りできたんだしな・・・) うん、叶うよきっと」
咲「え? ・・・え、えへへ///」
照「・・・(京ちゃん、なんか勘違いしてる気がする・・・)」
京太郎「照さんは?」
照「ん? 私は・・・そうだな、願いっていうよりは、自分に気合を入れた感じだな」
京太郎「気合?」
照「ああ、今年は勝負の年だな。ってね」
咲「!」
京太郎「勝負? でも、大学は推薦で通ったって・・・麻雀の大事な大会でもあるんですか?」
照「いや・・・まあ、違うけどそんな感じかな・・・ね、咲?」
咲「・・・・・・うん!」
京太郎「???」

京太郎「さ、もう帰りますか」
咲「うん・・・ねえ京ちゃん。あの・・・さっきみたいに腕組んで歩いても・・・いい?」
京太郎「え? ああ、別にいいぞー」
咲「やった! えへへー」 ぎゅっ
京太郎「零時をまわって、地面もますます凍ってるしなー」
咲「それに、こうしてると温かいし・・・」
京太郎「おお、そうだな」
咲「///」
照「・・・」

 ぎゅっ

京太郎「照さん?」
照「あの・・・わ、私もこうやって・・・咲とは逆の腕を組んで帰っても・・・いいかな?」
京太郎「はあ・・・いいですけど」
照「・・・//////」 むぎゅーー
 ぷにっ
京太郎「(あ、咲の胸では気付かなかったけど、こうやってると照さんの胸が・・・ラッキー!) ・・・でへへ」
咲「・・・ムムム」
照「・・・(負けないよ、咲)・・・さ、帰ろっか!」
京太郎「はい」
咲「うんっ」

 つるっ

 どしーん!

咲「きゃあ!!」
照「痛っ!」
京太郎「いってー!」



おわり

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