淡「最近さぁ、寒いじゃん」

京太郎「ほうだなぁ」シャリシャリ

淡「普段は閉めきってるだけで割りと暖かいんだけど…ついにこらえきれずに暖房つけちゃったの」

京太郎「ほー」シャリシャリ

淡「でもね、つけたはいいんだけどね、全然暖かくならないの」

京太郎「ほう?」ピタッ

淡「もしかして冷房スイッチ押しちゃったかなって思ったけどちゃんと暖房だったし、温度計も22度だったの」

京太郎「ほうほう」

淡「それで風量もいじったし設定温度上げたけどまだ寒いの」

京太郎「えぇ?」

淡「もうワケわかんなくて、何が悪いのかなーってお布団にくるまりながらリモコンじーっと見てたの。そしたら…」

京太郎「そしたら?」

淡「………風向きが一番上向いてた」

京太郎「あー」シャリシャリ

淡「淡ちゃん百生の不覚だったね。確かに夏の時冷房寒かったから風邪当たらないように上向きにしてたもん。冷気はちゃんと下に来るし」

京太郎「うちは自動のままだからあんま気付かなかったけど確かにそうだよな」シャリシャリ

淡「暖かい空気は上に吹いてそのまま上に溜まるもん。そりゃ床の方は寒いよ」

京太郎「温度計より高いところにいるってなかなかあり得んしな」シャリシャリ

淡「気付いてすぐに風を一番下に向けたけど暖かかったなぁ…布団がちょっと鬱陶しくなるくらい」

京太郎「そこは温度下げろよ…」シャリシャリ

淡「だって何か贅沢感あんじゃん。外は寒いのに自分は薄着でもだいじょーぶって」

京太郎「それはわかるけどな。夏さんざんやったし」シャリシャリ

淡「それで部屋でアイスとか!」

京太郎「やるやる」シャリシャリ

淡「それで昨日はテンション上がっちゃって、つい下着だけで寝ちゃったの」

京太郎「おいおい」シャリシャリ

淡「それでね、それでね…」

京太郎「はいはい」シャリシャリ

淡「風邪引いちゃったのー…きょーたろー、頭痛いよー、鼻つまってるよー、きょーたろー……くちっ」ズビッ

京太郎「お前は本当にアホだな…ほれ、リンゴ剥けたぞ、食えるか?」

淡「たべるー……」

京太郎「あーん」

淡「あー……むっ…」シャクッ

京太郎「美味いかー?」ナデナデ

淡「わかんないー…」もしゃもしゃ

カンッ