早朝 東京都白糸台

照「ん……ねむい……徹麻しすぎた……」ウツラウツラ

「ーーーーちゃん?」

照「……?」チラッ

京太郎「どうしたんだ、そんな所で」

照「……?……いや……少し友達の家で徹麻しすぎちゃっただけで……」

京太郎「相変わらずだなぁ、とりあえずそんなふらふらじゃ心配だから背中貸すよ、ほら」

照「えっ、う、うん……」

京太郎「ほいっ、おお軽い軽い。ちゃんと飯食いなよ?お菓子ばっかりだと、栄養偏るんだしさ」

照「……あの」

京太郎「ん?」

照「おぶってもらってなんだけど、君は誰?」

京太郎「……おいおい、寝ぼけてるとは言っても弟の顔を忘れるのかよ」ハハッ

照「ーーーーおと、うと……?」

京太郎「そうだぜ、照姉ちゃん」ニコッ

照「ーーーー」トゥンク…


長野 宮永家

照「ーーーーっていう夢を見た」ニコニコ

咲「なにそれ羨ましい!」

照「夢の中、曖昧な記憶と意識の中……照姉ちゃんと私を呼んだ時の京ちゃんの笑顔が、今でも脳裏に焼き付いてる……また呼ばれたい」





~十数分後~

ガチャ

照「というわけで京ちゃん、私を照姉ちゃんと呼ぶべき」チラッ

京太郎「えっ、呼び出されたと思ったら突然なんですか?」キョトン

咲「お姉ちゃんが夢で京ちゃんにおんぶしてもらって、おまけに照姉ちゃんって呼ばれたらしいんだよ……」

京太郎「(な、なるほど……とりあえず照さんを姉呼びすれば良いのか?)……照姉ちゃん」

照「き、京ちゃん……」トゥンク…

京太郎「照姉ちゃん?」

照「うん、お姉ちゃんだよ……」ナデナデ

京太郎「(……こ、これは少し恥ずかしいな……)」テレッ

咲「ムッ……」イラッ

京太郎「こ、これで満足いただけましたか?」

照「……今日一日このままで」

京太郎「わ、分かりました……」

照「敬語も無しで」キリッ

京太郎「は、はぁ……分かったよ、照姉ちゃん(こうなったらとことん付き合おう)」

照「(可愛いなぁ……京ちゃん……)」ナデナデ

カンッ?








次の日

咲「京ちゃん、私もお姉ちゃんって呼んでよ!」

京太郎「いやいや、年上の照さんは分かるが何でお前を姉呼びしなきゃならないんだよ……百歩譲って妹だ妹」

咲「妹扱いはされなれてるからいいもん!……良いよ、それならお昼のレディースランチとかお弁当の差し入れとか無しにするもん……」

京太郎「おまっ!それ卑怯だぞ!」

咲「……」

京太郎「……はぁ……咲姉ちゃん」

咲「!」パァッ

京太郎「……咲姉ちゃん、嬉しそうだな」ナデナデ

咲「うん、嬉しいんだもんっ♪」ニコニコ

京太郎「(……今度機嫌損ねた時にでも、また呼んでやるか)」フフッ

カンッ!