<膝枕 姫子>

怜「りゅーかー、りゅーかー!」

竜華「はいはい、相変わらず好きやなー」

怜「これが落ち着くんや、えへへ」


京太郎「………」

姫子「どげんしたと?」

大会会場を先輩と2人で散歩していると2人の女性と出くわす。
その女性達の行動に思わず目を奪われてしまったのはしょうがないと思って欲しい。
先輩は、不思議そうに顔を見ていたが視線の先を自分でも見て納得したかのように頷てくれた。

姫子「んっ、京太郎」

京太郎「え?」

暫くして満足すし歩き出そうとすると先輩がいない。
何処へ行ったのかと辺りを見渡すとベンチに座り太股をポンと叩く。
これはどういうことだろうか?

姫子「私んじゃ、駄目?」

京太郎「えっと………いいんですかね?」

姫子「いつも頑張っとっと、京太郎んご褒美」

気恥ずかしさから頬を掻き、戸惑っていると笑顔で受け入れられた。
これは………しないといけない流れなのだろう。

京太郎「お邪魔します」

姫子「おいでませ~♪」

何やら上機嫌の先輩の太股に自分の頭をそっと置いてみる。
………柔らかい、それに居心地いい暖かさだ。
最初こそ、重いかと思い遠慮しつつ首を浮かしていたが、先輩におでこを押さえられ、力が抜けた。

姫子「どう……かな?」

京太郎「なんだろ………すっげー、癒されますね」

姫子「そっか♪」

最後にもう一度頭を撫でられると自然と目が閉じた。
暗い暗い闇の中でも姫子の暖かさがよく判り、落ち着く、周りの音が一切無くなり、京太郎の意識は下へ下へと落ちていった。

姫子「おやすみ、京太郎」

寝入った京太郎を見て姫子は優しげに微笑み、京太郎の頭を撫で続けるのだった。

カンッ