宥「あったかくない……」

京太郎「宥さん?大丈夫ですか?」

宥「あ、京太郎くん」

京太郎「震えてますけど」

宥「うん、まだ夏だからあったかいと思って薄着で来たんだけど急にあったかくなくなっちゃって」

京太郎(それで薄着なのか……)

京太郎「でも困りましたね、今日はこれからもっと寒くなるらしいですし……ってうわ、すごい風」

宥「さむいよぉ……京太郎くん……」

京太郎(くっ、宥さんをこのままにしておくわけには……そうだ!)

京太郎「宥さん!」

宥「ふぇっ!?」

京太郎(こうして抱きしめれば少しはマシになるはず)

宥(あ……京太郎くんの体温が……あったかぁい)

京太郎(ちょっと熱いけど宥さん抱き心地良いなぁ、撫でてみたりして)

宥(あったかい……京太郎くん、もっと、あったかく……)

京太郎(うおっ、宥さんが俺の胸元に頬ずりを……これは、ヤバいな)

宥(京太郎くん、あったかいよぉ)

玄「おねーちゃーん!上着持ってき……えっ?」

京太郎「あっ」

宥「あ、玄ちゃん」

玄「はわわっ、お姉ちゃんと京太郎くんが抱き合って……」

京太郎「待ってください玄さんこれはっ」

玄「大丈夫、言わなくてもわかってるよ京太郎くん」

京太郎「玄さん……!」

玄「ついに松実家のお婿さんになる決意をしてくれたんだよね!」

京太郎「ちがあああああう!!」

玄「ふふっ、照れなくてもいいんだよ京太郎くん!」

京太郎「ちょっ何抱きついて来てるんですか!?上着持ってきたならもう終わりにって何でさっきより強く抱きしめてるんですか宥さん!?」

宥「三人で、あったかくなろ?」

京太郎「宥さんまでええええ!?」



カンッ!