阿知賀メンパーが和の誘いを受けて清澄に遠征に来る。もちろん練習試合がメイン、のはずだったのだが……
憧「あー、そこはそうじゃなくってさー」
京太郎「えっ、だってさっきはこれ切れって……」
灼「さっきとは場の状況が違うから。この場面では――」
京太郎「……あー、そういうことか」
憧「本当にわかってる?空返事に聞こえるんだけど~?」
京太郎「あ、あはは」
玄「憧ちゃん、相手は初心者なんだからもっと優しく教えてあげたほうが……」
穏乃「そうだよ憧。京太郎、次は私が教えてあげるよ」
京太郎「ちょい待って! い、一旦休憩しよう。な? そんな急に詰め込まれても俺の頭じゃ覚えきれないって」
穏乃「うーん、それもそっか。じゃあ休憩に――」
憧「だめ!そうやってすぐに休もうとする。実力付けたいんだったらもっと頑張りなさい!」
京太郎(えぇ~……)
灼「憧、あんまりスパルタだと、京太郎が麻雀嫌いになるかもしれない。それでもいいの?」
憧「うっ」
穏乃「灼さんの言うとおりだよ。憧、一旦休憩しよう」
憧「……仕方ない、そうするか」
京太郎(ほっ)
咲「……何あれ」
和「……さぁ、私にも何が何だか」
久「あぁ、2人とも。今きたの?」
咲「ぶ、部長! あ、あれは一体……?」
久「あぁ、あれね。実はさっき阿知賀の人達がこっちに着いたんだけど、その後しばらく須賀くんと
話をしてたらしいのよ。それで話を聞いているうちに、阿知賀メンパーで須賀くんを指導してあげよう
ってことになったみたいで……」
和「なるほど」
久「みんなとっても熱心でね。さっきからずっとあの調子なのよ。だから阿知賀との練習試合はちょっと
待ってもらって――って咲?」
咲「京ちゃんが……京ちゃんが……京ちゃんが……京ちゃんが……」ブツブツ
久「ありゃりゃ」
和「ぶ、部長。咲さんが……」
久「ほっときなさい。しばらくしたら元に戻るから」
宥「あったかーい」
終わり。阿知賀との絡み難しい……
最終更新:2012年09月24日 23:47