今日はおでんです! 須賀咲ちゃんです!

 寒くなってくるとおでんが楽で美味しいのがいいよね。

 ちなみにおでんも分類的にはおでんも鍋料理になるらしい……よ!

 コンビニでおでんを買う人もいるけど、須賀家はもちろん自宅で煮込みます!

 まぁ……、学生時代に京ちゃんと買い食いしたおでんは美味しかったけど、今はちゃんと作るもん。


 「京ちゃん、大根とって」

 「はい、どうぞ」

 「もう! お姉ちゃんは自分で取る!」


 京ちゃんが自分のお皿に入っている大根をお姉ちゃんの皿に入れ、私が自分のお皿に入っている大根を京ちゃんのお皿に入れる。

 全く、お姉ちゃんはせめて私に頼めばいいのに!


 「だって咲は取ってくれない」

 「照魔境で読まないの!」

 「そういう能力じゃない。咲の目を見ればわかる」

 「わかっているなら自分で取るの!」

 「取ってもらいたい」

 「まぁまぁ、咲も照さんも落ち着いて……」


 もー! 京ちゃんはいつも甘いんだから、もー!

 ちなみに、須賀家で人気のおでんの具は大根です。

 ドロドロになるまで煮込んだ大根はすっごく甘くて美味しいんだ!

 煮込むのにはすごく時間がかかるけど、美味しそうに食べる京ちゃんの顔を見ると頑張れるかな。……一応お姉ちゃんもね!


 「美味しい…。甘くてとろける…」

 「煮込みが甘いと辛かったりするんだけどね。

  崩れないようにとろけさせるのはちょっと難しいんだよ」

 「咲は料理がうまくなった。いつでもお嫁に出せる」

 「もうお嫁にでてるからね!?」


 その「?」って顔やめてよ!? 私は「須賀」咲ちゃんなんだから!

 えへへ、やっぱり自分が好きな人と同じ姓になるのはいいよね。女の子の憧れだもん。

 お仕事してる人は名字が変わると大変だって言うけど、私はもう慣れたかな。

 それに何より……他の人に「須賀さん」って言われるのすごく好き。


 『あら、須賀さんじゃない。こんにちは』

 『宮永さん、いえ今は須賀さんだったわね』


 こういう話を聞くたびにニヤニヤしちゃう。えへへ。


 「咲。トリップしないで」

 「ふぇ!? し、してないもん!」


 い、いいじゃん! 私だって女の子だもん!

 お姉ちゃんのお昼はしばらくおでんの残り物なんだからね! カン!