はやり「えい!」トンッ

京太郎「ぬおっ」ドサッ

はやり「欲しいって、言ってるの……暴食と色欲の京ちゃん☆」ニコッ

京太郎(ッ……だめだっ、興奮状態っていうか、あぁもう、馬乗りになられるとっ)

はやり「さて、京ちゃん、良いかな?」フフッ

京太郎「ッ~~!?」



京太郎「はやりさん!」グイッ

はやり「ひゃうっ!?」グルッ

バタンッ

京太郎「ふぅ~」ハァハァ

はやり「あれ、これ不味いって……私が喰べないとっ」

京太郎「い、良いですか?」ハァッハァッ

はやり「は、はやや~……」




  • 数ヶ月後-

京太郎「いや、そのね?」

はやり「はややーニュースになってるよ」

京太郎「あのですね」

はやり「これは大ニュースだよねぇ、牌のお姉さん男の気配も無かったのに妊娠……ねぇ?」

京太郎「は、はい……」

はやり「初めてだったのに、一発だってぇ……まぁ一発じゃないけど」

京太郎「その、ねぇ?」

はやり「はやりのこと、もらってくれないの?」

京太郎「是非お願いします」

咏「うぉい!京ちゃん、ほんとに良いのか!?」

京太郎「だってぇ」

はやり「わぁ~私が一番最初に既婚者になっちゃったよ~」

晴絵「嘘だぁ!」

健夜「腹パンの修行してくる」

京太郎「やめてください!」

はやり「さ、京ちゃん!私たちの輝かしい未来のために頑張ってね♪」

京太郎「ま、まぁこんなことになったのも俺の未熟さゆえですので……ん、ちょっと待てよ、あの時って薬を?」

はやり「わ~い、私たち幸せになります♪」ギュッ

京太郎(まぁ良いか!)

はやり「ね♪」

京太郎「おう!」


瑞原はやりED1









はやり「えい!」トンッ

京太郎「ぬおっ」ドサッ

はやり「欲しいって、言ってるの……暴食と色欲の京ちゃん☆」ニコッ

京太郎(ッ……だめだっ、興奮状態っていうか、あぁもう、馬乗りになられるとっ)

はやり「さて、京ちゃん、良いかな?」フフッ

京太郎「ッ~~!?」



京太郎「か、勘弁してくださいっ」ドンッ

はやり「はやっ!?」ドサッ

京太郎「お、俺は、喰われませんよッ!」カッ

はやり「ッ!?」ゾクッ

京太郎「あっ」フラッ

ゴッ

はやり(あれ、机の角に頭ぶつけてっ)

はやり「大丈夫!?」

京太郎「うぅ……」ガクッ






  • ?-

京太郎「あれ、ここ……」

「まったく、強欲は……色欲なんじゃないのか?」

京太郎「おう俺か」

「好きでお前の姿になってるんじゃないけどな」

京太郎「へぇ」

「ともかく、思いのほかお前のペースが速くて驚いてるんだ、あいつも」

京太郎「あいつって前の女の人?」

「そうそう、とりあえず……今の内に味方は増やしとけよな」スッ

京太郎「また扉か」









京太郎「淡、助けるって約束したしな」ギィッ

「拒絶されたなら諦めとけよ」

バタンッ

京太郎「おう、変わらないけど……」

淡「!」ダンダンッ

京太郎「壁を叩くな、俺がぶっ壊す!」グッ

バリンッ バァッ

京太郎(ふぅ……あたりも氷一面から普通の部室に戻ったな)

淡「京太郎っ」ダキッ

京太郎「おわっ!?」

淡「約束通り、来てくれたんだっ……」

京太郎「まぁ、約束だし……ほら、待ってるぞ」

淡「ん?」


照「淡?」

菫「どうした淡」

尭深「行こ……」

誠子「遅いぞ」


京太郎「待ってるぞ」

淡「京太郎、私を助けてくれたお礼に……私が、京太郎を助けるから」

京太郎「……おう、頼むな?」

淡「うん、私が京太郎を守るから!」ニコッ








  • 70日目-
  • 朝-

京太郎「ふぅ……あれ?」ムニュッ

京太郎(あれ、ベッドの上に全裸のはやりさんと俺……)

京太郎「ぬおわぁっ!?」

京太郎(落ち着け、俺は……服を着てるってことははやりさんのいたずらかっ!)

京太郎「ふぅ、落ち着いてきた」





京太郎「さて、朝御飯作るか……」スッ
  • 対応力100により、実に良い朝御飯ができた

京太郎(それにしても、体が重い気もするなぁ)

京太郎「暇つぶしに誰かに電話でもしてみるか」





京太郎「よし、小鍛冶さん!」

プルルルル…プルルルルル…プルッ

健夜『はい、もしもしぃ』

京太郎「あ、須賀です」

健夜『え、須賀君!?』

京太郎「あはは、今東京にいるんですよ」

健夜『へぇ、そうなんだぁ!』


京太郎「っていうことで」

健夜『あはは、大変だね~阿知賀かぁ、私も会いたい人いるんだよね~』

京太郎「へぇ~」



はやり「おはよう、私の体はどうだったかな☆」

京太郎「やわら……なに言わせるんですか」

はやり「にゃはは、とりあえず御飯食べよ!京ちゃんの朝御飯!」

京太郎「はい、どうぞ」

はやり「いただきます」

京太郎「めしあがれ」

はやり(やっぱり京ちゃんは欲しいなぁ)







  • 朝-

京太郎(まだ朝って言って良い時間だなぁ)

はやりん「ん~♪」

京太郎(なんで俺ははやりさんに耳かきしてるんだろう……)

京太郎(とりあえずもうちょっと経つまでこうしてよう)

はやり「んぁっ」

京太郎「いきなり変な声出さないでください、刺さりますよ」

はやり「そうしたら京ちゃんがもらってくれるよね☆」

京太郎「重い」

はやり「むっ、牌のお姉さんの体重はリンゴ3個分なんだよ!」

京太郎「いや、ほんと動かないでくださいよ?」

はやり「うん☆」





  • 昼前-

京太郎「お昼どうしますか」

はやり「ん~、食材ないし」

京太郎「買いに行くか食べに行くか……」

京太郎「じゃあ買いに行きましょうか」

はやり「じゃあ変装だね」

京太郎(ほんと別人みたいだな)

はやり「いつもの方と今の方、どっちが好きかな?」

京太郎「……いつもの方ですかね?」

はやり「えへへ☆」



  • スーパー-

京太郎「さすがにこの時間は人が多いですねー」

はやり「そうだねー☆」

京太郎「さて、帰りましょうか~」

はやり「荷物持たなくて平気」

京太郎「これでも男なんで」フフン

はやり「さっすがだね☆」ギュッ ムニュッ

京太郎「ぬぁっ!」

はやり「ご褒美☆」ボソッ

京太郎(落とされそう……)



  • 昼-
  • 家-

京太郎「ん、おいしいですね」

はやり「そうだね、さすが私の旦那様だね☆」

京太郎「か、からかわないでください」

はやり「はやや、照れてるのかな?」フフッ

京太郎(い、いかん……遊ばれてるのか!?)

はやり「うん、本当においしいよ」ニコッ

京太郎「あ、ありがとうございますっ」ドキッ

はやり(良い感じ♪)




  • 昼過ぎ-

はやり「そろそろどこか行く?」

京太郎「ん、そうですね~」

京太郎「そうですね、どっか行きますか!」

はやり「デートだね☆」

京太郎「だからそういうからかいはやめてください!」

はやり(ん、普通にデートじゃないのかな?)






京太郎(はやりさんと一緒にいると、理性がガリガリ削られるな)

はやり「ふふ~ん♪」ギュッ





良子「Oh、これはとんでもない現場に遭遇してしまったのかもしれません」

京太郎「あぁ戒能さん、貴女が助けです……」

京太郎(ま た お も ち か)

はやり「良子ちゃん!今デート中なの☆」

京太郎(まさかこの俺がおもちはもう良いと思う日がくるなんてな、すみません玄さん)フッ

良子「では私はこれで」ガシッ

良子「ホワイ?」

京太郎「お願いします、一緒に来てください」

良子(鬼気迫ってますね)

良子「わかりました」

京太郎(自然な流れで俺とはやりさんの間に)スッ

はやり(むっ!)

京太郎「ふぅ……」







  • 夕方-

京太郎(あ、そう言えば白糸台に……いや良いか、戒能さんを誘ったばっかだし)

良子「そう言えば京太郎君、学校はどうしてるんですか?」

京太郎(あ、忘れてた)

京太郎「今は偵察中なんです」キリッ

良子「さすが、と言う所でしょうか……須賀君を偵察に出すなんて龍門渕高校は凄まじい」

京太郎(どうするか……)



京太郎(まだ帰らなくて良いか!)

良子「だからあれは……」

はやり「えぇ、そうかな~?」

京太郎(どっちかに話を振ってみるか)




京太郎「そういえば戒能さんも雑誌の取材で俺の名前を出してくれたとか」

良子「まぁ、あれを見れば当然でしょう……永水のTop3をまとめて相手にしてあれですから、それに暴食と色欲」

京太郎「巫女さんたちには嫌われそうですね~」

良子「まだ言っていないのでご安心を」

京太郎(安心?)






京太郎「そう言えば、戒能さんとはまだ麻雀したことないんですよねー」

良子「ふふっ、してみますか?」

京太郎「プロの方と本気で、小鍛冶さんにぼろ負けしたんですよねー」ハハッ

良子「小鍛冶プロは別格ですからね、当然です、ノーウェイノーウェイ」

京太郎「まぁ確かに」ウンウン






  • 夕方2-

はやり「夜ご飯はどうしようか!」

良子「前みたいに居酒屋というのもあれですしね」

京太郎「まぁあれはあれで構いませんよ」

はやり「うぅ~ん、居酒屋か普通のレストランか……良子ちゃんの家か私の家か?」

良子「では決めてください」

京太郎「俺ですか!?」

京太郎「レストランで良いんじゃないですかね?」

良子「YesならばGo wayです」ウンウン

はやり「よし、行くよー!」

京太郎「はい」





  • レストラン-

京太郎「良かった、普通だ」

良子「もっとゴージャスな場所だと思いましたか?」

京太郎「まぁ、二人が行く場所というと」

はやり「普通だよ☆」

京太郎「よし、頼むもの決めましょうかー」

はやり「うん、そうだね♪」





京太郎「戒能さんは結構飲むんですか?」

良子「まぁ、並と言う感じで……はやりさんは凄い飲みますから」

京太郎「それは知ってます、冷蔵庫みたんで」

良子「Oh、それはそれは……結構なものを見ましたね」

京太郎「はい、今は食材も入れましたけど」

良子「泊まったんですか?」

京太郎「はい」

京太郎(ん、無事か?)



京太郎「そう言えば俺の麻雀を評価してくれてるのはわかったんですけど、俺自身はどう思ってるんです?」

良子「……ナンパで」

京太郎「ナンパじゃありません」

良子「ならなんでまた」

京太郎「ほら、麻雀だけの関係って寂しいじゃないですか」ハハッ

良子「それ、シラフで言ってるなら色欲も納得です」

京太郎「へ?」

良子「いえ、とりあえず……良くは思っていますよ」フッ






はやり「さて、そろそろ帰ろうか京ちゃん♪」ギュッ

京太郎(煩悩退散……色欲的にどうなんだ?)

良子「はやりさんの家は危険ですね、私の家に来ますか?」

京太郎「あ、えっと……」





京太郎「いや、今日は泊まる場所は決めてるので」

はやり「え~」ブー

良子「そうですか、安心しました」

京太郎「はい、ではこれで」フリフリ

はやり「またね~」

良子「それではまた」


京太郎「さて……」







  • コンビニ-

京太郎「さて、適当に買うか」



京太郎「あ、弘世さん」

菫「須賀君、どうしたんだこんなところに?」

京太郎「いえ、菫さんこそ」

菫「私は夜食を買いに……いや、今のは違うぞ!」アタフタ

京太郎(なるほど……)

菫「まだ東京にいたんだな」

京太郎「まぁ、そうなんですよね」アハハ

菫「近くに泊まっているのか?」


京太郎「あはは、実は今日はネットカフェに泊まる予定でして」

菫「なに?」



菫「今日明日と丁度、親が居ないんだが……来るか?」

京太郎「え?」

菫「いや、あくまでも寝る場所を提供するだけだ、他意はない!」カァッ

京太郎「いえ、わかってますけど……」


京太郎「では、お願いしても良いですか?」

菫「ああ、じゃあ行こうか……」

京太郎「夜食は?」

菫「……買おう」





  • 弘世家-

京太郎「お、お邪魔しまーす」

菫「あまり緊張しなくても良い、どうせ私だけだしな……上の階の私の部屋に行こう」

京太郎「了解です」

菫「一応言っておく……あまり面白みを期待しなくて良いから」ガチャッ

京太郎(おぉ)


京太郎(ベッドに人形とか置いてある……っていうか女の子っぽいなぁ、本棚に少女漫画と……麻雀の本もあるのか)

菫「あ、あまりみられると恥ずかしいんだが」カァッ

京太郎「これは失礼しました」

菫「ど、どうなんだ?」

京太郎「あ、ええっと……女の子らしくて可愛いですね!」グッ

菫「そうか、安心した」ホッ






京太郎「一人部屋でテレビがあるって羨ましいんですよねー」

菫「須賀君にはないのか?」

京太郎「一人部屋なんですけど、部屋にテレビはありませんね」

菫「そうなのか、こういう時に楽で良い」

京太郎「ですねー」



京太郎「麻雀の話なんですけど……」

菫「君は麻雀馬鹿だな」

京太郎「ありがとうございます」キリッ

菫「そう言えば君の乗っている雑誌があったな」

京太郎「恥ずかしい!」

菫「まぁ見てみると良い、ここに置いておくから」フフッ







京太郎「これ、おいしいですねー」モグモグ

菫「期間限定らしいからな、こういうのに弱い」モグモグ

京太郎「あぁ~わかります」







京太郎「そういえば弘世さんって彼氏とかいるんですか?」

菫「なななっ!君は突然どうした!?」

京太郎「なんか男受けしそうな感じなんで」

菫「皮肉か?」

京太郎「いえいえ、俺が魅力的だなと」

菫「のっ、飲んでるのか!?」カァァツ

京太郎「んなわけないっすよ、淡とか聞きそうなイメージあるんですけど」

菫(男に聞かれるのと女に聞かれるのとでは違うっ!)

菫「ま、まぁ居ないが……」

京太郎「へぇ、意外ですね!」

菫(な、なんだ一体!?)カァァ





菫(妙に意識してしまうっ)カァァッ

京太郎「ん、これもいけますよ」モグモグ




京太郎「白糸台のことなんですけど、今年も全国に来るんですよね?」

菫「そうだな、まぁ照と淡がいれば平気だろう」ウンウン

京太郎「信頼してるんですね」

菫「まぁ尭深や誠子も十分な力を持っているし、問題はなにも無いだろう」

京太郎「へぇ~」

京太郎「淡、今日はどうでした?」

菫「ん、別に普通だったが……須賀君が来るのかと聞いてきたな、なにかあったのか?」

京太郎「いえ、特には無いんですけど、戦績とかってどうなんですか?」

菫「淡は強いぞ、最近はさらに強い」フフン

京太郎「……みんなのこと大好きですね」

菫「……そうはっきり言われると」カァァッ

京太郎(かわいいなこの人)







菫「そろそろ寝ようか」

京太郎「俺はそこらで寝ますんで」

菫「いや、布団は襖の中に、ほら」ドサッ

京太郎「どうもです、色々と」

菫(お、男と同じ部屋かっ……)カァァッ

京太郎「では、おやすみなさい」

菫「あぁ、おやすみ……って風呂はいいのか?」

京太郎「まぁ今日は構いませんよ、突然泊めてもらったんですし」

菫「そうか、じゃあおやすみ」ニコッ

京太郎「おやすみなさい」






京太郎「弘世さん、ほんと今日はありがとうございます、なんてお礼言っていいか」

菫「私も友人がネットカフェで一夜過ごそうとしているのだから手助けぐらいするさ」

京太郎「ほんと、良い人ですよね弘世さんって」

菫「おだてたって何も出ないぞ」

京太郎「いえいえ、おだてとかじゃないくて弘世さんみたいな人が彼女なら良いんですけど」ハハッ

菫「……ほんと、さりげなくそういうことをっ」

京太郎「そういえば明日学校ですよね、あんまり夜更かしも良く無いでしょうし、おやすみなさい」

菫(私はおかげさまで冴えてるよ……)





京太郎(ん~菫さん寝たのかな、誰かにメールしてみよう……起きてるかわかんないけど)



京太郎(照さん、起きてるのか?)
本文『起きてますか~?』

差出人:照
本文『起きてるよ』

京太郎(意外ッ!)
本文『なんとなくメールしてみた』

差出人:照
本文『嬉しいよ、今はまだ東京?』

京太郎(……まぁ良いだろ)
本文『今、弘世さんの家に泊めてもらってるんだ』

差出人:照
本文『え、なにそれ怖い』

京太郎(そうかな?)
本文『なにもしてませんよ、泊まる場所が無かったから』

差出人:照
本文『ウチに来れば良かったのに、お母さんも京ちゃんのことは知ってるんだし』

京太郎(でも泊まるのとは別だろうなぁ)
本文『まぁ今度は頼らせてもらうよ』

差出人:照
本文『うん、じゃあまたね』

京太郎(はい、おやすみなさいっと)


  • 70日目終了-






  • ?-

京太郎「んぁ……?」

「これで全員の絆を手に入れたわけだ」

京太郎「そうなのか?」

「アイツに言わせればガタガタなんだろうけど」

京太郎「ガタガタって?」

「ここで手に入れた絆と、また別のところで手に入れた絆、なんだよ」

京太郎「ふぅーん」

「ちょっとしたマークを入れておいたぞ、ほら」スッ

京太郎「ん、扉かぁ」






京太郎「シロのところに行くか」ギィッ

「おいおい、別に行く必要は無いだろ、ガタガタだろうといざとなれば使える」

京太郎「ほんと性格悪いなお前」

バタンッ

「いや、俺だよ」





京太郎「あれ、ここは……どっかの神社?」

白望「怠い……」グテー

京太郎「おい、賽銭箱の上で寝るとか馬鹿か!」

白望「別に、ここは私の世界だし……」

京太郎「まったく……ん、あそこにいるのは豊音さんで、あっちは胡桃さんで塞さんで、エイスリンさんか」

白望「全員、バラバラな場所にいて真っ黒な影になってるでしょ?」

京太郎「そうだな、原因は?」

白望「わかんない……」

京太郎「ん~」

トシ「深層心理における全員の立ち位置みたいなもんさ」ハァッ

京太郎「トシさん、何者なんですか」

トシ「ま、京ちゃんが罪作りな性格だからこそどうにかなりそうだけど」

白望「?」

トシ「シロ、塞、胡桃は他のメンバーより近いだろう?」

京太郎「まぁ、確かに……」

トシ「怠いからこそ、シロが近づくことも周囲が近づくこともないってわけ」

京太郎「んなわけ」

トシ「言ってるだろ、ここはシロの深層心理の世界なんだから、シロがそう思ってるのさ」

京太郎「へ?」

トシ「とりあえず、元々『絆』はあるんだ……シロを喰いな」グッ







京太郎「く、喰うってどうやって?」

トシ「そのままの意味さ」

白望「二人ともなんの話してるの?」

トシ「ほれ、精神世界なんだからやりたい放題しちゃいなよ」フフッ

京太郎「……はぁ~」

トシ「ね?」ニコッ

京太郎「なぁシロ」スタスタスタ

シロ「どうしたの?」

京太郎「……」






京太郎「……ごちそうさま」

白望「~~~ッ!?」ガクッ

トシ「犯罪っぽいねぇ」

京太郎「トシさんがやれって言ったんですからね!」

トシ「まぁともかく、これで怠惰する影も消えるさ……」

京太郎「どういうことです?」

トシ「まぁ、怠惰にしろ大罪は全部諸刃の剣……莫大な力を得るし、まぁそこらへんはお約束ってわけだ」

京太郎「とりあえず、これで怠惰が緩むと?」

トシ「わかってるじゃないか、そろそろ限界だから戻るね」

京太郎「え、トシさん!?」

トシ「またね京ちゃん、シロの守るものはこの四人、それは見つかってるけどただ遠いと思い込んでいる……とりあえず、あんたが動きな」シュゥ…

京太郎「こんな状態のシロと二人にされても……」

白望「ふぁ、ぅっ……んっ」ビクッ

京太郎「ちょっと抱っこするぞー」スクッ

白望「こ、れは?」

京太郎「ほら、怠いかもしんないけど、それを抱えながら生きてくのが人間だよ、本当に怠かったら俺がこうやって手伝ってやるから、な!みんな!」

バァッ!


塞「シロ!」

胡桃「シロ!」

豊音「シロー!」

エイスリン「シロ!」


京太郎「ほら、これでオッケーだろ?」

白望「……おせっかい焼きだね」

京太郎「おう」

白望「……私も、おせっかい焼いていい?」

京太郎「怠くないのか?」

白望「怠くない……ダル」

京太郎「そっか」







  • 71日目-
  • 朝-

京太郎「ん……あぁ、朝、しかも弘世さんの部屋だし」

ガチャッ

菫「ん、起きたのか」

京太郎「あぁ、すみません」

菫「朝御飯はできてるから、降りてきてくれ」

京太郎「ん、了解っす」

京太郎(あ、何か忘れてると思ったら、荷物はやりさんの家に置きっぱなしじゃね?)




京太郎「ん、おいしい!」

菫「なら良かった」ニコッ

京太郎「……なんか新婚夫婦みたいっすね」

菫「ッ□△○×!?」

京太郎「どどどどど、どうしました!?」

菫「君がどうしたぁ!?」

京太郎「へぇ!?」





  • 外-

京太郎「それじゃありがとうございました!」ペコッ

菫「あぁ、また遊びに来てくれ」

京太郎「はい、ではまた!」

菫「うん」フリフリ


京太郎「さて、どうすっかな」


京太郎「まだ終わらんよ」キリッ

京太郎「よし、電話しよう後で!」

京太郎(昼まで時間つぶさないとな~)



京太郎「そうだ、東京住まいのプロなら誰かしら暇な人がいるはず!」グッ

京太郎「良子さん、大丈夫かな?」

プルルッ

良子『私です』

京太郎「戒能さん、今日暇ですか~?」

良子『……学校休んで遊び歩いて大丈夫なんですか?』

京太郎「部活の活動ですから!」

良子『なら良いんですが、まぁ京太郎君には二本目の槍もありますからね、とりあえず今日は暇ですが』



京太郎「行っても平気ですか?」

良子『Oh……わかりました、迎えに行きますから、昨日の晩御飯を食べたレストランの前で待ってて下さい』

京太郎「迷惑ですか?」

良子『いえ、そういうわけじゃありませんから、待っててください』

京太郎「は、はい……」

良子『少々時間がかかるかもしれないので、お待ちを』

京太郎「はーい」プツッ

京太郎「……どうしたんだろ?」





  • 昼前-

京太郎(弘世さんにも連絡入れたし、あとは行くだけだな)

良子「お待たせしました」

京太郎「いえいえ、すみません突然」

良子「別に構いませんよ、では行きましょうか……の前にお昼ですかね」

京太郎「あぁ、そうですね~」

京太郎「じゃあ、俺で良ければ作りますよ」

良子「はやりさんや咏さんから聞いてましたから、楽しみですね」フッ

京太郎「お任せあれ!」





  • スーパー-

京太郎「何が良いですか?」

良子「なんでも構いませんよ、須賀君の料理が楽しみなわけですから」

京太郎「よし、張り切っちゃいますよ!」

京太郎「さて、他にあとはこれと」

良子(男の人と買い物というのも、はじめてですね)

京太郎「あれ、はやりさん」

良子「」チッ

はやり「あれれ、舌打ちが聞こえたよ~?」

良子「大丈夫です、ノーウェイノーウェイ……」

良子(せっかくデート気分に浸ってたのに)

はやり(勝手に私の京太郎君を取らないでね?)

良子(……どうしましょうね?)

はやり(おこっちゃうゾ☆)

京太郎「はやりさんはこの後どうするんです?」

はやり「私はね……」





はやり「暇だゾ☆」

良子「まぁ構いませんが、須賀君……三人分必要なようです」

京太郎「まぁそんなに変わりませんから良いんですが、ならはやりさんの家で良いんじゃないですか?俺の荷物もありますし」

はやり「そうだね♪」

良子(掃除した意味が……)

京太郎「さて、行きますか」

はやり「うん☆」ギュッ

京太郎(ぬおっ、おもちがっ!)





  • 瑞原はやり宅-

はやり「はやや!さすがの味だよ京ちゃん♪」

良子「噂に違わぬおいしさですねDelicious!」

京太郎「なら良かった」

はやり「良子ちゃんの御飯もおいしいけどね」

良子「はやりさんは作りませんね」

はやり「牌のお姉さんだからネ☆」

京太郎「咏さんは普通に上手いですし、小鍛冶さんはどうです?」

はやり「あ~」

良子「小鍛冶さんは……実家暮らしですからね」

京太郎「そういえば地元で大人気とか」

良子「らしいですねー」





  • 昼過ぎ-

京太郎「洗物終わりました~」

はやり「さすが京ちゃん、手際が良い!」

良子(須賀君、なんて良い主夫!)


京太郎「戒能さんって新人賞とかとってましたけど、やっぱりオカルト持ちですか?」

良子「まぁ、持ってないとやっていけないですから」

京太郎「ですよねー」

京太郎「そう言えば永水って神降ろしやらを使うんですよね?」

良子「そうですね、まぁオカルトのプロフェッショナルと言って良いですから……約一人を除けばトップクラスです」

京太郎「約一人?」

良子「ええ、まぁ情報をこれ以上喋るわけにはいきませんが」

京太郎「あらら、ダメですか」

良子「えぇ、これでも従姉妹がいますので」

京太郎「じゃあ諦めますかね」

良子「頑張ってください」ニコッ

京太郎「あい」





京太郎「さて、今日は白糸台に行く予定なのでこれで失礼します」

はやり「あれ、淡ちゃんのとこ?」

京太郎「なんでってそりゃ知ってますよね」

はやり「そうだね、じゃあ行ってらっしゃい」

良子「そう言えば、今日はどうするんですか?」





京太郎「泊まる所あるんで平気ですよ」

はやり「あらら残念だよ」

良子「困ったらいつでも頼ってください」グッ

京太郎「ありがとうございます二人共、じゃあ俺はこれで!」バッ








  • 白糸台高校前-

京太郎「さて、誰に連絡してみるかなー」

京太郎(よし、メール完了)

淡「京太郎ー!」ガバァッ

京太郎「ぬおっ、びっくりさせるな!」

淡「そんなこと言わなくても良いじゃん……あんなとこまで踏み込んできたくせにっ」ポッ

京太郎「変な言い方すんな!」クワッ






  • 白糸台高校・麻雀部部室-

京太郎「どうもこんちゃ!」

照「京ちゃん、昨日のことなんだけど?」

菫「ッ!?」

京太郎「あぁ、弘世さんの」

菫「よし部活だ!須賀君、今日はどうする!?」

京太郎「あぁ、どうしましょう」

尭深「粗茶ですが」

京太郎「いつもありがとうございます尭深さん」

誠子「どう須賀君、昨日はリール、クルクルした?」

京太郎「持ちネタにする気ですか!?」





京太郎「いっそのこと打ちますか!」グッ

菫「なるほど、君と打つと良い経験になるしな」

淡「誰とするの!?」







淡「よし、今日は負けないよ!」

京太郎「俺も負けるわけにはいかないからなぁ」ゴッ

照(迫力すごいけど……菫の家に泊まったとかちょっと気になることもあるから、とりあえず二人を狙おう)シネン

京太郎(なんか異常な)

菫(プレッシャーが)

照「行くよ」ゴッ

菫「望むところだ!」

京太郎「よし!」







京太郎(さて、どう来るか!)

菫(狙い撃つ!)

照(咲には、勝てたのかな?)
  • P能力『照魔鏡:モードA』発動
 オカルト95までの相手の能力の効果を受けない

淡(行くよ!)
  • P能力『傲慢:ドゥーベ』発動
 最も高い麻雀力を持った相手と同じ麻雀力になる


京太郎(また見られた!)

照(京ちゃん、ちょっと前と見え方が違う?)









京太郎(さて、これは痛いなっ!)

菫(狙い撃つには十分な状況だ)

照(よし、これならまだ勝てる)

淡(私が負けるわけないって!)









京太郎「リーチせずにはいられないな!」タンッ

尭深(あれ、切るの?)

誠子(まるでわからないなぁ)

京太郎「さて……」ニッ
  • 能力『アウトロー・タウン(喰)』発動

菫(なにをする気か知らないが、狙い撃つのみ!)
  • 能力『シャープ・シューター』発動









京太郎(いや、あっちはどうでもいい)

菫(くっ、なんだか馬鹿にされた気がするぞ!)

淡(行くよ!)ザワッ
  • 能力『傲慢:メラク』発動

京太郎(来たな、大罪!)










淡(来たね、暴食!)ゾクッ

京太郎(貰ったぁ!)カッ
  • 能力『魔物喰い』を発動








京太郎「」ニッ

淡(やっば!?)









京太郎(喰らうッ!)

「おいおい、良いのか?また前みたいになるかもしないぞ?」

京太郎(喰らう!)ガルルルッ

「まさか、聞こえてない?ずいぶんイッちまってるな……まぁ好きにしろよ」

京太郎「ッ!」ギンッ

グチュッ ブチッ グチッ ググッ ブチリッ

京太郎「」プハァ

淡(ひんっ!?)ビクンッ

照「え?」

菫「淡!?」

淡(や、やだっ、なにっ、~~ッ!?)ビクンッ

京太郎(今の違和感、発動したか!)

淡「んっ」ガクンッ

京太郎「淡!?」






  • 保健室-

京太郎「おろすぞ」ソッ

淡「あ、ありがとっ……」ハァハァッ

京太郎(案の定保険の先生がいないな)

淡「京太郎っ、なんか、おかしぃっ……」ハァハァッ

京太郎「えっと……」

淡「な、なんなんだろっ……」ハァッ

京太郎「えっとさぁ」

淡「京太郎の、暴食っ……?」

京太郎「暴食じゃなくてっ」

淡「こ、これ……なんとか、してぇ?」ハァッハァッ



京太郎「あ、あのなっ!」キィンッ

京太郎(やばい、なんだこの感覚ッ!?)

淡「ね、はぁっ……良いでしょ?」ニコッ

京太郎「あ、淡ッ」







  • 数ヶ月後-

菫「で、言うことは?」

淡「私悪くない」

京太郎「はい、全部俺が悪いです」

菫「退学だぞ退学!」

淡「別に良いもん!」

京太郎「申し訳ございません」

誠子「ほんと、不良どころの話じゃないよね」

淡「不良じゃないし」

京太郎「ごめんなさい」

尭深「進路は?」

京太郎「俺がプロになる予定です、すみませんでした」

淡「謝らなくて良いから!」

京太郎「でもなぁ、みんなに迷惑かけたし」

淡「全国優勝した後なんだし良いよ!」

京太郎「でもなぁ~」

淡「あぁ酸っぱいものが食べたい!」

菫「妊婦らしいな」

照「京ちゃんのバカ」

京太郎「もう本当に申し訳ない」

照「でもね、あんなこと言いながら菫だって内心喜んでるよ」

菫「照!」

照「この間なにかプレゼントしようって赤ちゃん用の」

菫「照ぅぅぅ!」

淡「ほら、京太郎ー病院行こー」

京太郎「なんてマイペースなんだ」

誠子「まったくあの四人は、尭深私たちは釣りにでも」

尭深「行かない」

淡「よし、行くよ京太郎!」

京太郎「わぁ!走るな危ない!」


大星淡ED1










  • 保健室-

京太郎「おろすぞ」ソッ

淡「あ、ありがとっ……」ハァハァッ

京太郎(案の定保険の先生がいないな)

淡「京太郎っ、なんか、おかしぃっ……」ハァハァッ

京太郎「えっと……」

淡「な、なんなんだろっ……」ハァッ

京太郎「えっとさぁ」

淡「京太郎の、暴食っ……?」

京太郎「暴食じゃなくてっ」

淡「こ、これ……なんとか、してぇ?」ハァッハァッ

京太郎「そこで待ってるな、じっとしてたら治るから」

淡「ほ、ほんと?」

京太郎「おう」

淡「うんっ」


京太郎(ヤバい……)









  • 夕方2-

淡「完全復活!」

京太郎「よかった良かった」

菫(あれは、須賀君のオカルトか?)

京太郎「さて」



京太郎(誰かと話をしよう)

京太郎「渋谷さんもオカルトもちでしたよねたしか」

尭深「なんで知ってるの?」

京太郎(匂うとは言えない)

京太郎「牌譜で、ほら、突然和了するじゃないですか高得点しかも決まって後半に」

尭深「良くわかったね、うん、確かに私はハーベストタイムがあるよ」

京太郎「収穫期ですか?」

尭深「うん、実ったものを収穫するの」

京太郎(実ったもの……)チラッ

尭深「どうしたの?」

京太郎「いえいえ、実に魅力的だなと」

尭深「そ、そう……」カァッ






京太郎「渋谷さん的に俺ってどうなんですか?」

尭深「ズズッ……どういうこと?」

京太郎「いえ、女子高にちょくちょく入ってくる男子って」

尭深「別に、みんなが信頼してるなら私も信頼してるつもりだよ?」

京太郎「それは嬉しい……」

尭深「あと、プロ四人に名指しされる人」

京太郎「あぁ、渋谷さんも知ってるんですね」

尭深「その雑誌向こうに置いてあるよ」

京太郎「まじっすか!?」

尭深(おもしろい)









  • 夜-

京太郎「さて、お疲れさまでした」

菫「うん、お疲れ」

淡「くじびきー!」

京太郎「なんの?」

照「部屋の掃除する人を決める」

京太郎「なるほど……俺も!?」

誠子「たまには付き合えよー!」

尭深「うん」

京太郎「了解しましたっ」ネンヲオクル






菫「さすがフィッシャーだな」

照「フィッシャーは違う」

淡「やっぱここぞって時に吊り上げるよね」

尭深「釣り人だね」

誠子「くそぉっ」

京太郎「頑張りましょう!」グッ





誠子「私が掃除するから、休んでても良いよ?」

京太郎「いえ、そういうわけには……せっかくですしいつもしていないようなことしますか」

誠子「ん?」

京太郎「んっと」





京太郎「高いところ掃除しますよ」

誠子「さすが男の子だね、うちは女子高だからそこ掃除するのも一苦労だよ」

京太郎「あはは、存分に使ってください」

誠子「じゃあ今度釣りにさ」

京太郎「それ関係無いんじゃないっすか!?」







誠子「お疲れ、それじゃね」

京太郎「はい、お疲れさまでした誠子さん!」フリフリ


京太郎(泊まる場所探すか~)

京太郎「さて、誰かに助けてもらおう……!」

京太郎(でも白糸台の人たち、明日は学校だよなぁ)



京太郎(よし、健夜さんに電話してみ―――)

良子『小鍛冶さんは……実家暮らしですからね』

京太郎「いや、不味いか?」

京太郎(やめておこう、なんだか色々と気まずくなりそうだ)ウンウン

京太郎(ならば次はどこに!)


京太郎「よし、戒能さんに頼ってみよう……一人暮らしらしいが、大丈夫か?」


京太郎(やめておこう、あのおもちに反応しない自信がない)ウンウン

京太郎(ならば!)

京太郎「白糸台の誰かに……やだ恐い」フルフル


京太郎(照ちゃ~ん!)

プルルッ

照『もしもし?』

京太郎「えっと照さん」

照『ん?』

京太郎「照ちゃん、泊めて」

照「ん~」





照『うん、大丈夫……お母さんもオッケーだって』

京太郎(そういやお母さんもいたのか、てか良いのか)

照『じゃあ待ってるから』

京太郎「了解~」プツッ

京太郎「よっしゃ!行くか!」





京太郎(真っ直ぐ行こう、それが良い)


  • 宮永家-

ピンポーン

照「京ちゃん、いらっしゃい」

京太郎「ああ、お邪魔します」

宮永母「いらっしゃい京ちゃん、大きくなったねぇ」

京太郎「どうもです」ペコッ

照「上行こう!」グイッ

京太郎「おう、じゃあ」

宮永母「お願いね~」





  • 照部屋-

京太郎「ふぅ~疲れた~」

照「泊まりに来るなら待ってれば良かった」

京太郎「まぁ、結構掃除してたしなぁ」

照「晩御飯食べた?」

京太郎「食べてないけど」

照「!……しばらく待ってて、くつろいでて良いから、テレビとゲームも良いから!」

ダッダッダッ

京太郎「……なんだ?」





京太郎(ん、二十分近く経ったぞ?)

ガチャッ

照「京ちゃん、晩御飯作ってきたよ」コトッ

京太郎「え、照ちゃんが?」

照「うん」ニコッ

京太郎(普通の見た目の、卵焼きだ!)

京太郎「じゃあ、いただきます」

照「召し上がれ」ニコッ

京太郎「」アムッ

照「ど、どうかな?」

京太郎「普通においしいぞ」グッ

照「」パァッ

ガチャッ

宮永母「食べ終わったらどうぞ」

照「プリン!二つ!」

京太郎(片方俺のだよな?)





京太郎「ごちそうさまでした」

照「プリン食べよう」サッ

京太郎(は、はやい)

京太郎「半分食べる?」

照「……別に良い」フイッ

京太郎「ほれ、ほれ」

照「」チラッチラッ

京太郎「お腹一杯だなぁ」

照「食べるから」ウン

京太郎「ほい」

照「」モグモグ

京太郎(ペットみたいだな……)





京太郎「そう言えばさ、個人戦は咲が一位だったよ」

照「……見た」

京太郎「そっかぁ、もしかしたらぶつかるかもな」

照「うん、今度こそ勝つ」

京太郎「そっか、ところでなんで喧嘩してんの?」

照「喧嘩なんかしてない」フイッ

京太郎「いやでも」

照「してない」

京太郎「……お、おう」






照「ん……そろそろ寝ようか」

京太郎「そっか、じゃあ俺はどこで寝れば?」

照「この部屋、布団あるから」

京太郎「……不味くないか?」

照「菫とは一緒に寝たらしいじゃん」ジトッ

京太郎「oh……Okだ、ここで寝させてもらう」

照「うん」ニコッ


京太郎(でも、暗くしてみたらあまり意識してみるほどでもないよなぁ)



京太郎「照ちゃん、起きてるか?」

照「うん、起きてるよ」





京太郎「咲のことなんだけどさ、なんで喧嘩してるのか教えてくれないか?」

照「……ただ、咲が麻雀をつまらないって言いながら、私相手に±0するから」

京太郎「あぁ~でも、今じゃ楽しんでるぞ?」

照「それでも、咲に勝てなきゃ私、咲にお姉さんって言えない」

京太郎(プライドかぁ……なんとなく淡と一緒に居る理由がわからないでもないな)

京太郎「そっか、なら個人戦で当たるのが楽しみだな」

照「うん」






京太郎(照さん、寝たみたいだな……誰かにメールするか)

京太郎(透華にメールしてみよう)
本文『透華起きてるか~?』

差出人:透華
本文『起きてますけれど、早く帰ってきなさい!』

京太郎(え~)
本文『でも白糸台の偵察はしてるぜ!』

差出人:透華
本文『でも、早く帰ってきなさい』

京太郎(強情だな)
本文『まぁしばらくしてから帰るよ』

差出人:透華
本文『わかりましたわ、おやすみなさい 寂しいから早く』

京太郎(うぅん、透華にこういわれるのもなんか新鮮な感じだな)
本文『わかった、早めに帰るからな おやすみ!』

京太郎(寝るか)


  • 71日目終了-