• 63日目-
  • 朝-

京太郎「さて、迎えに来るまで待っとくか!」

京太郎「カピー?」

カピー「カピ」メンドウダカラキョウハフツウニ

京太郎「ん、なんらかの違和感?」

カピー「今日は、決勝戦だけどあまり麻雀に関しては気にしなくても良いと思う」

京太郎「どうして?」

カピー「ちょっとおかしな趣味の相手三人だけど、麻雀力で言えば高1最強レベルだから……あと、その、しょ、処女、気を付けて」カァァッ

京太郎「なにが?」

カピー「相手が、とんでもないから」

京太郎「おう、わかった」

カピー「カピ!」


京太郎「……んぁ」ハッ

京太郎「夢か?」




  • 会場-

京太郎「よし、決勝戦、透華たちもさっさと行ったし俺も少しだけここで休んでから行くか!」



モモ「京さん、今日も会ったっすね!」ビシッ

京太郎「おうモモ……お前って処女か?」

モモ「ななななっ!?なにをっ!?セクハラっすよ!?」

京太郎「あれ、俺なんでこんなこと聞いてるんだろ、ごめん」

モモ「い、いいいい、いえいえ!」マッカ

京太郎(なんかやけに『処女に気を付けろ』って頭に……)

モモ「あの、その……い、一応言っておくなら私はもちろん」

京太郎「悪いな、今日は頑張れよ!」

モモ「あ、はいっす!」

京太郎「じゃあな~」フリフリ

モモ「……せっかくのチャンスを逃したッす!」







優希「お、京太郎だじぇ!」

京太郎「おう、優希」

優希「優希ちゃん大活躍だったんだじぇ!」

京太郎「なんだ、咲とか池田相手にも余裕だったか?」

優希「その二人の話はやめてくれ」ズーン

京太郎「ハハハッ、まぁ頑張れよ」ポンポン

優希「おう!」グッ








京太郎「あれ、また池田」

華菜「おう須賀!」ビシッ

京太郎「でもお前病院を抜け出しったって聞いたぞ?」

華菜「あたしはなんとしても全国の舞台に行くし、東京にキャプテンを連れてって、それで風越の名をもう一度全国に響かせて、コーチにも胸を張ってもらうんだし」グッ

京太郎「……おう、頑張れよ」

華菜「お前には負けないし、憤怒の華菜ちゃん大活躍だし!」

京太郎「知ってるよ」ポン

華菜「す、須賀のくせに!なっ、生意気だし!」カァァッ

京太郎「おうおう、またな」






  • 会場・競技場-

実況『競技場に選手たちが集まってまいりました!』

健夜『私が注目してた選手はだいぶいなくなってしまいましたが、楽しみです』

京太郎「さて、やりますか」

ホモA「よろしく」ンッフ

ホモB「ん、良い体してんじゃねぇか」ニッコリ

京太郎「!?」ゾクッ

生徒O「よろしくね」ニコッ

京太郎「あれ、女子……?」

生徒O「よく言われるけど男だよ?」ニコッ

京太郎「そっか」

生徒O「うん」ニコッ

京太郎「ッ」ゾクゾクッ

京太郎(なんだ、この戦場はっ)







実況『個人戦決勝、開始ィ!』

京太郎「よろしくお願いします!」

ホモA「よろしく」ンッフ

ホモB「よろしく頼む」ムキィ

生徒O「お願いします♪」ニコッ

京太郎(寒気が……)






トップ 京太郎
二着 ホモA
三着 ホモB
ラス  生徒O

実況『決まったぁぁぁぁ!』

健夜『まぁ、わかりきってた結果になりましたね』

実況『ずいぶんと冷めてるんですね?』

健夜『ええ、わかっていましたから』シレッ


京太郎「ありがとうございました!」

ホモA「ありがとう、この麻雀は俺の一生を変えるものだったよ」

ホモB「ドデカイの、一発もらっちまったな」フゥ

生徒O「負けちゃった」グスッ

ホモA「そうだ、この後は俺と一緒に少しどうだ?」

ホモB「いや、そんなことより俺と一緒に少し話でも」

生徒O「グスッ、ボクと少しお話しない?」グスッ

京太郎(ん、良い奴らか?)









京太郎「みんなが待ってるんだ、すまん!」

ホモA「ん」

ホモB「ふっ、早い奴だ」

生徒O「んぁ、須賀くぅん!」

京太郎(なんか悪寒が凄い)








  • 女子個人戦会場-

京太郎「ふぅ、なんとか見に来れた」

??「うぅ、頑張ってください先輩!」

??「あの二人が異常に強いね」

京太郎「もうおしまいか……」


実況『最後の一局が終了ォォォォ!』

京太郎「やっぱりなぁ」

実況『一位は清澄高校一年、宮永咲ィ!』


実況『二位は風越女子の大将、昨年とはすべてが変わったと言って良い雀士、池田華菜ァ!』

京太郎「……さすがだ、池田」

実況『二位とはいえ一位宮永咲とかなりの接戦を見せました!』


実況『そして三位は―――』






京太郎(龍門渕ッ)ゴクッ

実況『龍門渕高校二年、龍門渕透華ァ!!』

京太郎「透華!」 ダッダッダッ

??「うぅ、先輩ぃ~」

??「まぁ、そういうこともあるって、元気だしなよ」







透華「やってやりましたわぁ!」

京太郎「よくやったぞぉぉっ!」

透華「京太郎!のどっちに勝ちましたわぁ!」ガバッ

京太郎「良くやったぞぉ!」ダキッ

純「やったな透華!」

一「ダブルでなんてすごいよ!」

智紀「計算の内ではあるけどね」

衣「東京だー!」ワーイ


咲「京ちゃんったら……」ゴゴゴッ

和「咲さん!」

咲「あ、和ちゃん」

和「おめでとう、ございます」

咲「うん、ありがとう」ニコッ

久「ほんと、私なんてちょいっとやられちゃったわ」

まこ「いや、咲にどうやって勝つんじゃ?」

優希「ほんとチートくさいじぇ」

咲「そうかなぁ?」

ま久優「そう!」

和「でも、本当におめでとうございます」

咲「……うん、ありがとうみんな」ニコッ







華菜「ハッ、龍門渕透華め……キャップを凌ぐなんて」

美穂子「彼女、去年より強くなってたわ」

華菜「キャップ……」

美穂子「ごめんね、華菜……」

??「おい」

華菜「コーチ……」

貴子「池田だけじゃ心配だな、東京」

美穂子「コーチ?」

貴子「……福路、池田に着いてってもらえるか?」

華菜「コーチ!」

貴子「池田、お前はさっさと病院戻れ、足元ふらついてんぞ」

美穂子「華菜!?」

華菜「ちょっ、コーチ!ここは華菜ちゃんカッコいい所みせるとこだし!」

貴子「わかったわかった、とりあえず行くぞ……福路はあっちにいる深堀たちを慰めて来い、私が行くとビビる」

美穂子「はい」クスッ

華菜「ちょっとコーチ落ち込んでるし、最初からそんなキャラでやんなきゃ良いのに」

貴子「よけぇなこと言うんじゃねぇよ池田ァッ!」

華菜「……コーチ、キャプテンはもう見えない?」

貴子「あぁ」

華菜「ッ」ガクッ

貴子「お前、馬鹿……無茶して」ハァッ

華菜「ん、ごめんなさいだし」

貴子「ほれ、肩かしてやっから」グイッ

華菜「ほんと、ごめんなさいだし」

貴子「だったら病院で大人しくしとけよ、はぁ~」

華菜(なんか、最近おかしい……)


京太郎「あれ、池田?」








  • 夜-
  • 自宅・自室-

京太郎「よし、女子は団体、個人は男女でなんて龍門渕の名前も知れ渡るなぁ」

京太郎「さて、どこに行くか~」

京太郎「ん、どうすっかなぁ」





京太郎「あれ、池田ァ!お前なにやってんだ!」

華菜「池田さんか池田先輩か華菜ちゃん先輩だろうが須賀ァ!」

京太郎「んなこと言ってる場合か、お前は病院いなきゃじゃねぇのか!?」

華菜「ふん、華菜ちゃんは絶賛退院後だから夜遊びもとい夜食を買いに出てるってわけだし!」

京太郎「またなんで?」

華菜「妹が熱を出して熱冷まシートが必要で、買ってきたとこなわけよ!」

京太郎「なるほど、っていうかお前も体調が言い訳じゃねぇだろ」

華菜「うっさいし―――ッ!?」ドクッ

京太郎「池田―――!?」ドクッ

華菜「~~ッ!?」ドンッ

京太郎「うおっ」ドサッ

華菜「あ、わ、悪い……」

京太郎「いや、別に構わないんだけどさ……」

華菜(なんか、おかしいし)

京太郎「まぁ良いか、じゃあ気を付けて帰れよ?」

華菜「だから敬語使えって言ってるだろ!」

京太郎「おう、また今度な」

華菜「須賀ァ!」フシャー!






  • 自宅・自室-

京太郎「ただいま~って、メールだ」

京太郎「んっと?」


京太郎「あ、末原さんからとは……」

差出人:恭子
本文『ネットで見たよ、龍門渕は男子女子両方とも個人戦でも出場やって?』

京太郎「おぉ」
本文『はい、なんとかって感じですけど(汗) 末原さんの方は団体戦出場ですってね?』

差出人:恭子
本文『姫松はこれでも常連やからな、主将も荒川に並ぶ関西最強やって言われとるし』

京太郎「でも、末原さんもなんだよなぁ」
本文『末原さんも強いでしょうに、全国で会えるの楽しみにしてますね!』

差出人:恭子
本文『うん、私も楽しみにしとるよ おやすみ』

京太郎「おやすみなさいっと、次は咲かぁ」

差出人:咲
本文『個人戦、県予選突破おめでとう!』

京太郎「おう」
本文『ありがとうな!お前も個人戦トップだろ、全国でも大暴れ楽しみにしてるぜ!』

差出人:咲
本文『うん、全国でも頑張るからね おやすみ』

京太郎「おう、おやすみっと」




  • 末原家・恭子部屋-

恭子「ふふん、楽しみやな♪」ニコニコ

恭子「でもたぶん、みんな集まるやろうし二人にはなれそうにないなぁ、メゲるわ」ハァ


  • 宮永家・咲部屋-

咲「でも個人戦出場止まりなんだよね……みんな、どうするんだろう?」

咲「確か他校から練習試合も来るとかいう話もしてたし、まぁその内わかるかな」ウン





  • 自宅・自室-

京太郎「よし、寝よう」

カピー「カピ」オヤスミ

京太郎「ん、今日はいいのか?」

カピー「カピー」ウン


  • 63日目終了-










  • 64日目・朝-

京太郎「さて、問題もなくなって色々と無気力になってくるなぁ~」

テクテクテク

衣「京太郎!」

京太郎「」ゾクッ

衣「ん、どうした?」

京太郎「ぁ、いや……なんでもないぞ」ハハッ

衣「そうか?」

京太郎「あぁそうだぞ!」ナデナデ

衣「うん!」ニコッ

京太郎(衣にビビったわけじゃ、ないよな?)






  • 授業-

☆強化する項目が無いのでスキップします

  • 昼-

京太郎「さて、昼はどうするかな」



京太郎「智紀と純もいいところまで行ったんだろ?」

純「ダメだ、清澄の宮永と風越の池田に当たったせいでボロボロだよ」

智紀「決勝戦での池田華菜ほどじゃないけど、すごかった」

京太郎「あぁ、決勝戦の時はな……衣もあの時は凄かったけど」

智紀「……そういえば京太郎、偵察のことなんだけど」

京太郎「あぁ、鶴賀か咲か池田の三択だなぁ」

智紀「透華に話したら、単位はどうにでもなるって」

京太郎「……他県に?」

智紀「」コクッ

京太郎「んな馬鹿な……」






  • 放課後-

京太郎「さて、今日はどうするかな~」

  • 部室-

ガチャッ

京太郎「よう!」

透華「県予選明け初めての部活ですわね!」

京太郎「まぁやることなんてそんなにって感じだけど」





京太郎「さて一、県大会を前に特訓だ!」

一「ふふん今なら京太郎に教える側じゃないかな~?」

京太郎「まぁなんでもやってみるもんだな!」

一「じゃあ、ボクのショーがみたいのかな?」

京太郎「さて、特訓は」






京太郎「能力強化と行くか?」

一「どうするの?」

京太郎「ん、あ~二人麻雀が妥当かな」

京太郎(トシさんに聞けば育て方とかわかるんだろうなぁ)






京太郎「さて、なにか使ってみろよ」

一「えっと、もしかして……?」

京太郎「全力で妨害するけどな」ニッ

一(下種の極み)








一「あれ……」

京太郎「カン、嶺上ツモ」ダンッ

一「……喰べた?」

京太郎「防がないと特訓にならないぞ」フッ

一「ド鬼畜だね」

京太郎「いや、地獄の特訓だって」








  • 放課後2-

京太郎「さて、一もいじめたし次は……」

京太郎「衣~」

衣「ん、どうした京太郎?」

京太郎(なにもないか)

京太郎「調子はどうだ?」

衣「甚だしく良いぞ!」

京太郎「なら良いんだけどさ、ちょっと心配になってな……規格外の力を使ってるみたいだったから」

衣「あの力はもう使えないかもしれないけれど、衣たちは優勝してみせる!」ビシィッ

京太郎「やば、今の動作透華みたいだった」

純「なんだって!?」

智紀「それは一大事」

透華「どういう意味ですの!?」

一「あはは……」





  • 夜-
  • 自宅・自室-

京太郎「ふぅ、どうしたんだ俺?」グッ

京太郎「ん~夜風が気持ちいい」

京太郎「ふふ~ん♪」





モモ「あっ、京さん!」

京太郎「おう、でもこれ加治木さんとかだったら腰抜かすからな!」

モモ「すでに経験済みっす!」

京太郎「気の毒に」

モモ「部長さんもっす!」

京太郎「事故んなくて良かったよ」

モモ「京さんはどうしたんっすか?」

京太郎「いや、ちょっとぶらついてただけだよ」

モモ「まぁ物騒な噂も最近は聞かないし平気っぽいっすからね!」

京太郎「そうだな~」

モモ「今度は京さんの家も行ってみたいっすね~」

京太郎「おう、今度呼ぶよ」

モモ(ktkr)

京太郎「じゃあ気を付けて帰れよな!」

モモ「はいっす!楽しみにしてるっすよ~!」

京太郎「おう」






  • 自宅・自室-

京太郎「あ、メールだ」

京太郎「んっと?」

京太郎「あれ?」

差出人:数絵
本文『遅れたけど、個人戦突破おめでとう』

京太郎「知っててくれた!」
本文『ありがとうございます』

差出人:数絵
本文『私は競り負けたけど、良い経験ができたよ』

京太郎「メンタル強いな」
本文『来年も再来年もありますからね、頑張ってください!』

差出人:数絵
本文『一年に化物がいるけれどね』

京太郎「咲かぁあれと三年間やりあうのはなぁ」
本文『頑張ってください(苦笑)』

差出人:数絵
本文『うん、ありがとう おやすみ』

京太郎「おやすみなさいっと」







  • 南浦家・数絵部屋-

数絵「強がったな」ハァッ

数絵「でも、来年は勝つ」グッ


  • 自宅・自室-

京太郎「さて、寝るかなぁ~」

カピー「カピ」キョウハ?

京太郎「そうだな」

京太郎「さて、どこに行くかなぁ~」





京太郎「よし奈良にいくぞ!」グッ

カピ「カピ」イッテラッシャイ

京太郎「おう!」


  • 64日目終了-









  • 65日目-
  • 朝-

京太郎「さて、奈良に行くにあったって誰かに連絡してみるかな?」

京太郎「誰かに連絡しよう!」




京太郎「赤土さんに電話してみよう!」

プルルルルッ

晴絵『もしもし、どうしたの京太郎?』

京太郎「晴絵さん、今から奈良に行こうと思いまして」

晴絵『え!?』

京太郎「えっと、いきなりですみません」

晴絵『良いよ良いよ、放課後には入れるようにしとくからまた電話してね!』

京太郎「はい」

晴絵『じゃあまた』

京太郎「また」

プツッ

京太郎「さて、新幹線だな」







  • 奈良-
  • 昼-

京太郎「ついたぁ~……さて、まずは……」

京太郎「昼休み中だろうし、晴絵さんに聞いてみよう」

プルル

晴絵『もしもし、どうしたの?』

京太郎「ここらへんに良い宿とかあります?」

晴絵『あれ、もう近く?』

京太郎「はい、なので宿とかを」

晴絵『あぁ、それに関しては私が用意しておくから』

京太郎「まじっすか!助かります!」

晴絵『うん、じゃあ~授業終わるまで待っててね?』

京太郎「はい、そこらへんで時間つぶしてます」








  • 夕方-
  • 阿知賀女子前-

京太郎「さて、晴絵さんに連絡もしたし……」

灼「須賀くん」

京太郎「あれ、鷺森さん」

灼「ハルちゃんから来てるって聞いたから……ありがと」

京太郎「ん?」

灼「ちょっとだけ、元気になったから」フッ

京太郎「なら良かった」

灼「じゃあ、行こっか」

京太郎「うっす!」






  • 阿知賀女子・麻雀部部室-

京太郎「どうもです」

穏乃「あ、京太郎だ!」

玄「京太郎君、ネトマで会って以来だね!」

京太郎「はい」

憧「……久しぶり」

京太郎「あ、はい」

京太郎(ちょっと、嫌われてんのか?)

灼「憧は男が苦手だからね」

憧「ちょっ!」

京太郎「あぁ~納得です、ていうか女子高に男が来ても大丈夫なのかどうか」アハハ

憧「ま、まぁその認識ができてんなら良いんじゃない?」

宥「まだちょっと引き気味だけど……」

京太郎「あはは、相変わらず凄い厚着ですね」

宥「うん、寒い」

京太郎(大丈夫か?)



晴絵「ごめんね灼、京太郎の出迎え任せちゃって」

灼「ううん、大丈夫だから」ニコッ

晴絵「京太郎、久しぶり」

京太郎「はい、久しぶりです」

晴絵「だから、ため口で良いって」

京太郎「お、おう」

京太郎(やっぱ緊張するって)

灼「」ムッ

晴絵「さて、部活はじめるよ!」

憧(先生みたいなこと言ってる!?)







晴絵「じゃあ麻雀打ってみようか!」

京太郎「そうですね」

穏乃「奈良県代表の力見せてあげるよ!」グッ

晴絵「京太郎、好きな相手を選んで」







晴絵「じゃあ麻雀打ってみようか!」

京太郎「そうですね」

穏乃「奈良県代表の力見せてあげるよ!」グッ

晴絵「京太郎、好きな相手を選んで」






京太郎「じゃあ穏乃と新子さんと鷺森さんで」

憧「な、なんで私!」

京太郎「一緒に麻雀を打てばわかりあえます!」グッ

晴絵(トラウマ残さなきゃ良いのに)

灼「よろしくね?」

京太郎「さて、個人戦以来!」









京太郎「さて、行くぞ!」ゴッ

穏乃「勝つ!」

憧(うるさいわね二人して)

灼「ハルちゃん、勝つから」グッ

晴絵「頑張れ灼!」











京太郎(よし、ここだっ!)
  • 能力『卓の死点』発動
 成功判定無し

穏乃(目が青くなった!?)


◇効果処理開始

京太郎(黒い線と黒い点……こいつとこいつを繋ぐ場所に、この牌を打ち込む!)ダンッ
  • 能力『卓の死点』発動
 オカルト80以上の相手の点数判定を-30する

穏乃(なにっ!?)ゾクッ
  • オカルト82につき効果適用

憧(ん、どうしたの?)
  • オカルト30につき効果適用外

灼(なに、今の感覚?)ビクッ
  • オカルト60につき効果適用外

京太郎(これが、卓を殺す眼だ……)

◇効果処理終了









京太郎「ツモ、1300・2600だ!」ダンッ

穏乃(えぇ!?相変わらず強い!)

憧(いつも通り打ててるわね)

灼(ちょっとだけ感じる感覚が、牌から消えた?)








京太郎「さて、続きだ」
  • EX能力『クリア・マインド』自動発動
 効果:すべてのオカルト能力が相手のオカルト能力にチェーン発動可能になる

穏乃「こ、今度こそ!」

憧(たく、どうなってんのよ!)

灼(圧倒的……っ)






京太郎(全て、支配する!)グォッ

穏乃(何!?)ゾクゾクッ

憧(なんでこんなに来ないのよ!?)

灼(ビリビリしてきたっ)

京太郎「ドロー!」カッ
  • 能力『月海支配(喰い)』発動









灼(このまま放置しておくにはいかない、私は!)
  • 能力『ボーリング牌投』発動

京太郎(来たかッ!)










穏乃(えッ!?)ビクッ

憧(早くすすめなさいよ)

灼(なにっ!?)ビクッ

京太郎(喰らうぞ!)ニッ
  • 能力『魔物喰い』を発動








京太郎「」ニッ

灼「ひっ!?」ビクッ









グチュッ ブチッ グチッ ググッ ブチリッ

京太郎「」プハァ

灼(なにっ!?)ビクンッ

憧「え?」

穏乃「灼さん!?」

灼(ひぃんっ、な、なにっ、~~ッ!?)ビクンッ

京太郎(今の違和感、発動した?)

灼「ひぅ」ガクンッ

京太郎「鷺森さん!?」







京太郎「灼さん!」ガシッ

灼「んっ~~!?」ビクッ

京太郎(や、やばい?)

灼「ッ」ハァッハァッ

晴絵「灼!?」

灼「だ、大丈夫!ちょっと眩んだだけだからっ!」ハァッ

晴絵「そう……?じゃあ保健室まで連れてってくれる?」

京太郎「はいっ!」

灼「ぁっ~~ッ!?」






  • 保健室-

京太郎「えっと、ここで大丈夫ですか?」ソッ

灼「う、うんっ……」

京太郎「鷺森さん、大丈夫で」

灼「灼っ、灼でいいからっ……」ハァハァッ

京太郎「えっと……」

灼(別にさっきからなんでもないと思ってたっ、目の前の須賀君がっ、京太郎がっ、今は……欲しぃっ)ハァッ

京太郎(胡桃さんたちより、なんだか顔が赤いというか……エロい)ゴクリッ

京太郎「えっと灼さん……」

灼「きょ、京太郎っ……」

京太郎「」



京太郎「あ、灼さんっ」ゴクッ

灼「ね、ねぇ京太郎っ……せ、先生いないよっ」ギュッ

京太郎「」クラッ









  • 九ヶ月後-

京太郎「まことに申し訳ありませんでした」ドゲザ

晴絵「京太郎ぉぉぉ!」ワァァン

京太郎(教え子を妊娠させたらそりゃ怒るよ)

晴絵「灼と幸せにねぇぇぇぇ」ダッダッダッ

京太郎「あれ!?」

憧「憐れね」

玄「京太郎君、灼ちゃんをしっかりと幸せにするのですよ!」ビシッ

京太郎「は、はい」

灼「プロに行くんでしょ?」

京太郎「まぁ、一応は」

灼「じゃあ、この子も安心だね」ニコッ

穏乃「あ、今蹴った!」

宥「あったか~い」

京太郎(お腹に耳を当ててる、てか二人ともずっとああしてるな)

灼「最初は勢いだったけど、よろしくね京ちゃん」ニコッ

京太郎「お任せあれ!」

玄「私の台詞!?」

灼「なんか先行き不安なんだけど?」ジトー

京太郎「あぁ~、じゃあ、任せとけ灼」

灼「うん、私たちをしっかり幸せにしてね」ニコッ

宥「あったか~い」


鷺森灼ED1












  • 保健室-

京太郎「えっと、ここで大丈夫ですか?」ソッ

灼「う、うんっ……」

京太郎「鷺森さん、大丈夫で」

灼「灼っ、灼でいいからっ……」ハァハァッ

京太郎「えっと……」

灼(別にさっきからなんでもないと思ってたっ、目の前の須賀君がっ、京太郎がっ、今は……欲しぃっ)ハァッ

京太郎(胡桃さんたちより、なんだか顔が赤いというか……エロい)ゴクリッ

京太郎「えっと灼さん……」

灼「きょ、京太郎っ……」

京太郎「」

京太郎「晴絵呼んでくる!」ダッ

京太郎(マズイマズイ)

灼「京太郎っ……んっ、体がっ……」







  • 夕方2-

灼「もう大丈夫」

晴絵「よし、なら部活再開!」

京太郎「うん」





晴絵「憧、京太郎に麻雀を教えてもらいなさい」

憧「えぇ~」

京太郎「ほら、嫌がっていますし」

憧「別に嫌なわけじゃないんだけど、ちょっと苦手だから……」

晴絵「それも問題よね」ウン

憧(晴絵に言われたくないけど)

晴絵「ネトマのIDとメアドと電話番号の交換ぐらいして馴らしておきなさい」

憧「まぁ、そのぐらいなら」

京太郎「じゃあ、ゆっくりリハビリしていくということで」

憧「うん、よろしく」






  • 夜-

京太郎「それで晴絵さん、宿は?」

晴絵「うんそれは……」

晴絵「私の家!」グッ

灼「その理屈はおかしい」

京太郎「うぉう!?」

晴絵「ほら、泊まる所ないから」

灼「じゃあ私の家でも良い」

晴絵「灼の家は無理でしょ?」

灼「むっ、なら明日は休みだから私もハルちゃんの家に泊まる」

晴絵「えっとねぇ……まぁいいか」

京太郎「!?」

晴絵「両手に華だね京太郎」

憧「両手?」

晴絵「ちょっと体育館裏ね」

憧「じょ、冗談よ」アハハ…

灼「よろしくね京太郎」

京太郎「は、はい」








  • 赤土晴絵家-

京太郎(結局、晴絵さんの家に泊まるしかなく)

灼「ハルちゃんの卒業アルバム見せて」

晴絵「えぇ~恥ずかしいなぁ~」

京太郎(俺が晩飯を作っているわけだが、まぁ問題はないだろう)

京太郎「お待たせしました~」

晴絵「さすが京太郎!」グッ

灼「ちょっと驚いた、ただのチャラツイてる子だと思ってた」

京太郎「あはは、良く言われます」

京太郎「そう言えば灼さんってどういう経緯で麻雀を?」

灼「最初は松実館、玄と宥の実家で大人たちにまざってやってて……それからハルちゃんのファンになって、って感じ」

京太郎「あぁ、じゃあ阿知賀のレジェンド世代を見てたと」

灼「うん」

京太郎「まぁ小さい頃からやってたなら強いですよねー」

灼「京太郎は違うの?」

京太郎「俺は透華……幼馴染とやったのが初めてで、小学生の頃からはじめたって感じですね」

灼「へぇ~」







京太郎「そういえば灼さんの家ってなにかやってたりするんですか?」

灼「なんで?」

京太郎「いや、晴絵が家の手伝いは良いのかって言ってたんで」

灼「うち、ボーリング屋だから」

京太郎「……あぁ、だから麻雀の時に?」

灼「うん、ゲン担ぎみたいな感じ」

京太郎「へぇ、今度行かせてもらいます!」

灼「うん、ありがとう」フッ








灼「んっ……」

晴絵「あれ、眠い?」

京太郎「灼さん、ベッド行ったらどうです?」

灼「大丈夫」

京太郎(眠そうだなぁ)

晴絵「灼は寝るみたいだし、お風呂入ってきたら?」

京太郎「ん~」








灼「ん」ウツラウツラ

晴絵「明日の朝入るでしょ」

京太郎「じゃあお先します」スクッ





  • 風呂-

京太郎「ふぅ……他人の家のシャンプーって新鮮だよなぁ」ウンウン

ガラッ

晴絵「は、入るね」

京太郎(なん……だと?)

晴絵「あ、灼寝ちゃったしさ!私も寝る前に入っとこうかなって!」アタフタ

京太郎(どうする、どうすれば良い?とりあえず振り向かないでおこう)

晴絵「せ、背中流そうか!」

京太郎(おぉう、彼女ができたらやって欲しいことベスト5ェ……)









晴絵「えっと、こんぐらいで良い?」ゴシゴシ

京太郎「お、おう、気持ちいい……」ゴクリ

晴絵「な、なら良かった」コシコシ

京太郎「……ふぅ」

晴絵「気持ちいい?」

京太郎「おう、良い感じだ」

京太郎(ちょっと気持ちも落ち着いてきたな)

晴絵「流すねー」

京太郎「おう」ザパー








京太郎「そろそろ湯船入るわ」

晴絵「うん」

ザパァッ

京太郎(しかし、晴絵の方は見れん……っていうかこれ灼さんにバレたら相当まずいんじゃねぇか?)

晴絵「じゃあ、入るね」スッ

京太郎「お、おう」










京太郎(向かい合って座るのはまだ良いが……なぜ、こうなっているのだろう)

晴絵「」カァァッ

京太郎(これは、間違いなく対面座位……まずい、俺の体に晴絵の胸が押し付けられている!?)モゾッ

晴絵「ひゃっ!?」

京太郎「悪い!?」

晴絵「だ、大丈夫っ……」カァッ

京太郎(まずい、限界だっ)

晴絵「~~~ッ!?」

晴絵(あ、当たってるこれって……きょ、京太郎のっ……!?)

京太郎(俺が動けば、間違いなくとんでもないことになる!ならば動いて良いのは晴絵だけ!)








京太郎「そ、そろそろ湯冷めするぞ?」

晴絵「うん、そうだねっ!」ザパァッ

京太郎(いきなり立つな馬鹿!)

晴絵「ひゃっ!?さ、先に出るね!」ドタドタ

ガラッ ドタドタ ガチャンッ バタバタンッ

京太郎(あんなになるなら一緒に入るなんてやめとけよなぁ)

京太郎「さて、落ち着こう」モンモン







京太郎(ふぅ、落ち着いた~)

晴絵「あ、出たんだ?あ、今のは違くて!」カァァッ アタフタ

京太郎(自爆自爆、自爆してるよハルちゃん!)

京太郎「そうだ、買ってたアイスあったよな!」

晴絵「そうだね!」

京太郎(これでちょっとは冷えるだろ、うん)

コトッ

京太郎「ふぅ~冷たい」

晴絵(よし、ここから大人のお姉さんとして見直させよう、まだ手遅れじゃないはず!)グッ

京太郎「そう言えば、俺布団で寝るな」

晴絵「うん、私も」

京太郎「おい、おかしい」

晴絵「え、だって灼が寝てるし」

京太郎「一緒に寝れば良いんじゃないか?」

晴絵「あ、そっか」シュン

京太郎(……)








京太郎「一緒に寝るか?」

晴絵「」パァッ

京太郎「ん、でも……」

晴絵「」シュン

京太郎「いや、一緒の布団で寝るか、しかたないもんな」

晴絵「うん、仕方ないよ」パァッ

京太郎(かわいい)






京太郎(あぁ~やっぱ疲れたまってんのかな、眠くなってきた)ウトウト

晴絵「ん~」ギュッ

京太郎(ひぃっ、押し当てられる!?)

京太郎(まずい、風呂の時のことを思い出す……落ち着かせるためになにかを考えるか!?)

京太郎(そう言えば同類たち、俺以外の人……)

嫉妬、末原恭子
憤怒、池田華菜
怠惰、小瀬川白望
強欲、瑞原はやり
傲慢、大星淡

京太郎(そして俺は暴食と色欲……)

色欲と暴食、須賀京太郎

京太郎(いや、色欲って……俺まだ童貞なのになぁ)









京太郎(怠惰、小瀬川白望……シロ、俺がしっかりと認識できた同類はアイツが初めてなんだよなぁ)

無気力な表情、無気力な目、ふわっとした白い髪……

京太郎(アイツが、最初に出会った俺の同類、あいつにとっての俺ってどうなんだ?)ムムッ

京太郎(告白、みたいななんというか、まぁされたと受け取って良いだろう……怠惰、か)
  • 怠惰との絆は会得しています
  • 須賀京太郎が持っている大罪たちとの『絆』は『怠惰』のみです


  • 65日目終了-















  • ?-

京太郎「ん?」

「なぁ、まだ足りないよな」

京太郎「あ、俺?」

「足りない、はずだぞ……広く浅い」

京太郎「なんのことだよ?」

「もっと深くだ、絆が必要だ」

京太郎「なに言ってんだよ」

「力は十分足りてるけど、一人だけじゃだめだ」

京太郎「だからわけわかんねぇって」

「ほら、助けを求めてるぞ?」

京太郎「なんの話だよ」

?「助けてっ!」

京太郎「え?」

「聞き覚えのある声だよな?」

?「助けてっ!」

京太郎「ど、どこだ!」

?「助けてっ!」

「手を伸ばしてるぞ?」

京太郎「ッ!?」









京太郎「ッ!?」ガバァッ

晴絵「どうしたの!?」

京太郎「ハァッ……ハァッ……」キョロキョロ

京太郎(あ、朝?)ゼェハァ

晴絵「うなされてたけど……」

京太郎「大丈夫、大丈夫だ」

晴絵「灼は今さっき帰ったよ」

京太郎「そっか」

晴絵「朝御飯作ったんだけどさ、食べよ?」

晴絵(京太郎ほどうまくはないけど……)

京太郎「おう、ありがとな」ニコッ

晴絵(やっぱり京太郎と結婚する!)グッ






  • 昼前-

晴絵「そろそろ学校行かないと」

京太郎「土曜だぞ?」

晴絵「昼過ぎから部活だよ、来ても良いからねあと先生は先生でやることあんの、合鍵置いとくね」パチッ

京太郎「おう」

晴絵「行ってきま~す!」

京太郎「行ってらっしゃい!」

晴絵(京太郎が結婚してニートしても私怒らない自信ある!)ガチャッ

タッタッタッ

京太郎「さて、どうするか」

京太郎「せkっかくの奈良だもんな、外にでなきゃ損だ!」





京太郎「よし、雀荘!」

京太郎(なんで俺、奈良に来てまで雀荘行くんだ?)



  • 雀荘-

京太郎「さて、なにとどうなることやら……」

京太郎「よろしくお願いします!」

男N「よろしく、って晩成のエースさん!?」

やえ「……」フッ

京太郎「あ、奈良県個人戦一位の?」

やえ「お見せしよう、王者の打ち筋を!」ビシィッ

モブ(な、なんで奈良に一人で旅行来てみたら、あの化物男子高校生がいんのさぁ!?)ビクビクッ

京太郎(あれ、あの人?)









京太郎「よろしくお願いします!」

モブ「よよよ、よろしく!」ガクブル

京太郎(やっぱこの人?)

男N「オネガイシャス」

??「先輩頑張ってください!」

やえ「フッ……」











京太郎「俺が行くぜ!」ドンッ☆

モブ(ひぃぃ!?)ウルウル

やえ(突然しゃべりだす、ニワカには負けんよ)フッ

男N(ダリィナンダイッタイ……)

モブ(で、でもっ……負けないから!)ビクビク
  • 能力『ノーネーム』発動









京太郎(塞ぐか)カッ

モブ(え、なんか一瞬背筋が……)


◇効果処理開始

京太郎(さて塞ぐかな!)ギンッ
  • 能力『心鎮壷のレプリカ(喰)』
 効果:相手の能力の効果を無効にする

モブ(あれ、発動しない!?)ウルッ
  • 能力『ノーネーム』無効

京太郎「現れろ、無限煉獄龍(インフェルニティ・デス・ドラゴン)!」

モブ(また気持ち悪いのだぁ!?)ヒィッ

京太郎「デス・ファイア・ブラスト!」
  • 能力『無限煉獄龍』
 効果:自分以外の者の点を30下げる

◇効果処理終了


京太郎「ツモ、2600オール!」

やえ(ぬるい!)










京太郎「テンパイ」

モブ「テンパイです」

男「ノーテン」

やえ「……ノーテン」










京太郎「さて、続きだ」
  • EX能力『クリア・マインド』自動発動
 効果:すべてのオカルト能力が相手のオカルト能力にチェーン発動可能になる

モブ(帰りたい~)ウルウル

男N(王者ェ)

やえ(王者が本気を出せば一瞬……)









京太郎(さぁ、行くぞ!)カッ
  • 能力『青眼の預言者』発動

モブ(も、もう一回!)カッ
  • 能力『ノーネーム』発動










京太郎(好きにしてくれ)

モブ(せ、成功だぁ!)パァッ


◇効果処理開始

モブ(行くよっ、この雀卓、このモブが制す!)ゴッ
  • 能力『ノーネーム』
 効果:次の自分の点数を強制的に60にし、その他を強制的に50にする

京太郎(さて、行くぞッ!)カッ
  • 能力『青眼の預言者』
 効果:その局の点数が+15され、その後一度の和了安価の数値が+10

◇効果処理終了

※全員の点数が決定しているので安価はスキップされます


京太郎「ツモ、3900オール」ダンッ

モブ(ま、負けたぁ~また化物高校生に負けたぁ~)ウルウル

男N(そういやこいつ雑誌に載ってた須賀京太郎じゃね?)

??「先輩!」

やえ「……フッ」ウルウル



◇順位

トップ 京太郎 76+65=141
二着   モブ   32+60=92
三着   男N    00+50=50
ラス   やえ   00+50=50






京太郎「ありがとうございました」

モブ「ありがとうごいざまし、たっ……」

男N「ありがとう」

やえ「……ありがとうございました」

??「先輩!」

京太郎(なんだ?)







京太郎「あの!」

やえ「な、なにかな?」ウルウル

京太郎「その、晩成の小走やえさんですよね!」

やえ「そうだよ、私が小走やえ」

京太郎「個人戦、奈良県代表ですよね、楽しみにしてます!」

やえ「そう?まぁこの私についてこれる奴がいるか怪しいところだけど、ありがとう」フフンッ





京太郎「サインお願いできますか?」スッ

やえ「サイン?良いけど」サッ

京太郎(こんなこともあろうかと持っておいて正解だったな)

やえ「えっと、宛名は?」

京太郎「えっと、豊かな音と書いて豊音ってお願いできますか?」

やえ「はい」カキカキ

京太郎「どうもです」

やえ「豊音君?」

京太郎「あ、いえ俺は須賀京太郎って言います、これでも男子個人で全国に行く予定なんです」ハハッ

やえ「そうか、なら会うこともあるかもしれないから、またね」

京太郎「はい、またお会いできたら!」

やえ(悪くない子だったな、須賀京太郎……どっかで聞いたことある気が?)





  • 昼-

京太郎「さて、腹が減ったな」

京太郎「さてさて、たらふく空気もないからな」ハハッ

店員「いらっしゃいませー」



店員「お好きな席へどうぞー」

京太郎「よっと……」

京太郎(おお、結構食べれそう)


  • 昼過ぎ-

京太郎「さて、どうするかな~」

京太郎「さて、晴絵との約束もあるし行くか!」

京太郎(今日はどうするかなぁ~)




  • 阿知賀女子・麻雀部部室-

京太郎「どうも~」

晴絵「よし、これで揃ったね!」






京太郎「新子さん」

憧「ッ!?」

京太郎「すみません」

憧「いやそのね、ごめん」

京太郎「いや、良いんですけどね?」

憧「あ~ほんと慣れないんだよね~」

京太郎「まぁ、あの俺なんかでよければ慣れてくれれば」

憧「うん、ありがとう」




  • 夕方-

京太郎「さて、次は~」





京太郎「ドラが来る状態って結構対策されやすいですよね」

玄「うん、そうだね、結構キツイよ」

京太郎「なら、少し玄さんの手を知ってる相手でもまともにやりあえる策が必要ですよね」

玄「お母さんにドラは大事にしなさいって言われたから、どうしてもね」

京太郎「でも、いざとなれば捨てることも必要ですよね、あくまでも数ゲームだけですし……ちょっとやってみますか、二麻で」

玄「うん、お任せあれ!同志!」

京太郎「やめてください!」






  • 夕方2-

京太郎「えっと、次は~」

京太郎「灼さん」

灼「玄に教えてたけど、どう?」

京太郎「裏ドラまではさすがにダメなんですね」

灼「ドラと裏ドラまで集めたら参事間違いなしだもんね」

京太郎「ですね、灼さんってなんか昔っぽい打ち方ですよね……やっぱり晴絵の?」

灼「うん、ハルちゃんは私のヒーローだから」ポッ

京太郎「でも、俺ってヒーローって呼べる人特にいないんですよね」

灼「まぁそこまで強ければね」

京太郎「いやいやそういうことじゃなくて!」アタフタ

灼「ふふっ、わかってるよ」

京太郎「なんて言うんでしょう、友達に追いつきたいってだけでやってたんで、師匠はいるんですけどそういうのとは違うんです」

灼「ふぅん……まぁ打とうよ、オカルト無しならお互いちょっと色々わかるだろうし」

京太郎「そうですね、打ちますか」





  • 夜-

京太郎「晴絵、今日はどうすれば良い?」

晴絵「うんそれは……」

晴絵「もちろん今日もウチ!」グッ

灼「今日はいけない……誰かハルちゃんを守って!」

宥「じゃあ私が行く」

玄「お姉ちゃん、まぁお客さんはこの時期少ないし全然大丈夫だけど……」

宥「それに、あんまり須賀君と話したことないし、ちょっと気になる」ニコッ

京太郎(奈良にも天使がいたのか)

玄「じゃあ同志京太郎君、お姉ちゃんは任せたのです!」グッ

京太郎「お、おう」

晴絵「じゃあ行きましょう!」ビシィッ

晴絵「あ、麻雀部空けるんだし片しとかないと」

京太郎「ん?」

憧「阿知賀は火曜日まで休みだしね」

京太郎「あれ、休日中部活は?」

灼「ハルちゃん、話してないの?」

晴絵「あら、言わなかったっけ?」

京太郎「なにが?」

晴絵「あぁ、明日から遠征特訓があって……」

京太郎「なにぃ!?」

晴絵「あははは」

京太郎「行先は?」

晴絵「長野の清澄高校」

京太郎「おぉう……」






  • 赤土晴絵家-

京太郎(まぁ昨日と同じ……じゃない!宥さんいるし!)

宥「あったか~い」

京太郎「宥さんが寒がりと聞いてシチューに」

晴絵「おいしいね~」

宥「松実館の料理長を任せたいよー」

晴絵「奈良に住みなよ京太郎!」グッ

京太郎「んな無茶な」アハハ





京太郎「宥さんって相当寒がりですよね……プールとか行ったことあるんですか?」

宥「ぷ、プール」ガクブル

京太郎「あ、オッケーですその反応で大体わかります」

宥「須賀君は行ったことあるよね」

京太郎「ちょっと前に海に行きましたよ」

宥「う、海」ガクブル

京太郎「寒い話はやめますか、最近日照りが強くなってきましたよね」

宥「あったかくなってきた」ホッ

京太郎「あと京太郎で良いですよ、玄さんもそう呼んでますし」

宥「うん、京太郎君」



京太郎「松実館って二人でやってるんですって?」

宥「二人だけってわけじゃないけど」

京太郎「まぁそれは当然ですけど、やっぱり卒業後は?」

宥「そうだね、麻雀とも関わりたいけどあの旅館は大事だから」ニコッ

京太郎「良いですね、守るものがあるって」

宥「?」

京太郎「いえ、わかんないって言うか……」

宥「大事なもの、あるの?」

京太郎「あるはず、なんですけど……ねぇ~」

宥「大丈夫だよ、きっと見つかる」ニコッ

京太郎(守りたいもの、ねぇ……)ズキッ






京太郎「さて、そろそろ風呂に……」

京太郎(男だし、あとの方が良かったりするのか?)

晴絵「入ってくる?」

宥「私はいつでも良いよ?」

京太郎「ん~」









京太郎「じゃあ先に入ってるわ」

宥「うん」

晴絵「ゆっくりしてってね~」


  • 風呂-

京太郎「ん~宥さんと晴絵、やっぱり宥さんの方がおもちは……いや、なに考えてんだ?」ザバン

京太郎「出るか」







京太郎「上がりましたー」

晴絵「じゃあ宥、先に入っても良いよ」

宥「はい、じゃあお先に」

京太郎「ふぅ」ストン

晴絵「ふ、二人きりだね」モジモジ

京太郎「ん、おう」

京太郎「あのさ、麻雀もう大丈夫か?」

晴絵「え?」

京太郎「えっと、ネトマで小鍛冶さんとはやりさんの二人と戦ってからおかしいって聞いて」

晴絵「あぁ、あの負け方すればそりゃ思い出しもするよ」

京太郎「まぁ正直10年前よりひどかったけどな」

晴絵「えっ!?」

京太郎「だってなぁ、10年前は一矢報いたけどあの時のネトマは」

晴絵「酷いよ!」

京太郎「だからさ、今度は小鍛冶さんに勝てよ……レジェンド」

晴絵「と、当然だよ!」

京太郎「そっか、楽しみにしてるな」ナデナデ

晴絵「う、うんっ」カァァッ






宥「あったかい」ホカホカ

晴絵「ん、じゃあ私が入って来ようかな~」

宥「ふぅ」ストン

京太郎「あったかいですか」

宥「うん」

京太郎(湯上り寝間着の宥さんってなんか色っぽいなぁ)

京太郎「玄さんなんですけど、昔っから……あれですか?」

宥「ん、あぁ、昔っから大好きだよ」

京太郎「そうなんっすか」

宥「きょ、京太郎君も好きなんだよね、確か」カァッ

京太郎「ウェッ!?」

宥「玄ちゃんから聞いたよ」

京太郎(おのれ玄ぉ!)

宥「だ、だめだよ?」

京太郎「当然ですよ、玄さんとは性別が違いますから!」

宥「良かった……これからも玄ちゃんと仲良くしてあげてね?」

京太郎「お任せあれ!」トンッ

宥「ふふっ」




京太郎「よし、この時間になって問題が一つだな」

晴絵「問題?」

京太郎「いや、無いか!どっちで寝れば良い?」

晴絵「私と一緒に布団?」

京太郎「いやいやいや」

晴絵「え、宥と一緒が良いの?」アゼン

京太郎「いや、そうじゃないだろ!」

京太郎「俺は布団で一人で寝ます!」

晴絵「え~」

宥「じゃあ寝よっか」

パチン

京太郎(そう言えば、明日清澄って長野に帰ることになるけど、まぁ火曜日までいるようだし良いか)

晴絵「京太郎~」モゾモゾ ギュッ

京太郎「なにやっての!?」

晴絵「良いじゃん~」ムニムニ

京太郎(当たってる!?)

宥「寒い……」モゾモゾ ギュッ

京太郎(ひぃ、背中から晴絵で正面から宥さんっ!?)

京太郎(心頭滅却心頭滅却心頭滅却)

晴絵「んぅ~」zzz

宥「あったか~い」zzz

京太郎(あぁ~天国か)フッ


  • 66日目終了-