• 朝-

京太郎「ん……」zzz

京太郎「ふぅ、寝覚めの良い朝だな」

トシ「目覚めるのが早いね」

京太郎「お、トシさんどうもです」ペコッ

トシ「みんなを起こしてあげてくれるかい?」

京太郎「了解です」

 ガラッ

京太郎「みん……」

豊音「ふぇ?」キガエチュウ

塞「ん?」オナジク

胡桃「あ」オナジク

白望「……ダル」オナジク

エイスリン「ヒャワッ!?」バッ

京太郎「す、すみませんでしたぁっ!!」

 ピシャッ!

豊音(み、見られちゃった……こ、これはもう……結婚だよー)ハワワワッ

塞(み、見られても嫌な感じしなかった、わ、私どうした!?)アセッ

胡桃(み、みんなの体と比べて貧相だし、うわぁ~)ブンブン

白望(別に、良いけど)

エイスリン(見られた!見られちゃった!?)カァァッ












  • 45日目-

京太郎(くそっ、気まずい!?朝食が美味い!)

トシ(こりゃなんかあったね)

豊音(うぅ、顔まともに見れないよー)カァッ

塞(昨日あんなことあってただでさえ気まずいのにっ)カァッ

胡桃(とりあえず、この後は祠だよね)

白望(ダル……)

エイスリン(きょ、京太郎に、見られたっ)カァァッ



京太郎「結局そのまま朝御飯を食べ終わってしまった、どうするか」

京太郎「あの~胡桃さん?」

胡桃「ん、京ちゃんどうしたの?」

京太郎(気にしてない?)

京太郎「いえいえ、ところで蔵に行くにしてもどうしますか……今から行っちゃいます?」

胡桃「あぁ、その方が良いかもね」

京太郎「じゃあ行きましょうか」

トシ「おや、どこか行くのかい?」

京太郎「ちょっと蔵に」

トシ「なるほどね、気を付けて行ってくるんだよ」

京太郎「はい」









  • 12次元の鏡の間の祠のある蔵前-

京太郎「さて、入りましょうか」

胡桃「う、うん」ゴクッ

京太郎「手、繋ぎますか?」

胡桃「こ、子ども扱いいくない!」

京太郎「……はい」ニコッ

胡桃「ちょ、ちょっと心の準備が!」

京太郎「やっぱり手、繋ぎましょうか」ソッ

胡桃「……ごめんね」

京太郎「いえ、可愛らしいじゃないですか」

胡桃「……馬鹿に、してるでしょ?」ジトー

京太郎「してませんよ、男としては守り甲斐があるってもんです」フフン

胡桃「そ、そっか」ギュッ

京太郎「さて、行きましょう」

胡桃「うん!」

ギィィッ

京太郎(この手は……離さないように)ギュッ

スカッ

京太郎「あれ、胡桃さん……いない?胡桃さーん!」

京太郎(ていうか周囲も異常なほど暗い、だと?)

鏡「」ギュォッ

京太郎(俺が写って……でも、なんか違う?)


  • 12次元の鏡

鏡「」ゴゴゴゴッ

京太郎「ん?」

鏡「」ビュオッ

京太郎「なっ、風っ!?」ブォッ

鏡から溢れた風により吹き飛ばされる京太郎。

京太郎「ぐおぉっ!?」ゴロゴロッ

京太郎(外まで吹き飛ばされたっ!?)

京太郎「げほっ、ったく……口の中切れやがった」ペッ

ガタンッ

胡桃「京ちゃん!?」

京太郎「あぁ、胡桃さん」ゲホッ

胡桃「ち、治療しないと」

京太郎「いやぁ、どうしましょう……」

京太郎「もう一回行ってきます、幸い時間はそれほど経ってませんし」ツゥー

胡桃「京ちゃん口から血がっ!」

京太郎「あ、ちょっと口内切っただけですから」

胡桃「ほ、本当?」

京太郎「まぁ、本当ですよ」

京太郎(痛ぇ……)

ギィィッ

鏡「」ギュォッ

京太郎(また俺が写った……)

京太郎「これ、前も?……痛っ」

鏡「12次元のお前の記憶、その記憶を呼び覚ます鏡だ」

京太郎(鏡の中の俺が喋ってるな)

鏡「さぁ、今お前が選べる二つの次元から、お前の記憶を呼び覚ます」

京太郎(二つの次元の、俺か……)

鏡「決闘者の記憶、そして破壊者の記憶……どちらにする?」

鏡「相変わらずの平和ボケだな」

京太郎「うるせぇよ」

鏡「……あんま俺みたいになって欲しくないんだけどな」

京太郎「ん?」

鏡「良いか、これが卓を殺す力……お前とは、見えてるものが違う!」ザクッ

ギィッ

胡桃「あ、帰ってきた」

京太郎「そんなに時間は経ってませんか?」

胡桃「うん、そうだよ」

京太郎(最初の時より必要な時間が短くなってるみたいだな)

胡桃「私もなんか手に入れたみたいだし、帰ろうか?」

京太郎「あ……そう、ですね……痛っ!?」

胡桃「あぁもう、ほら言わんこっちゃない!」

京太郎「あぁ、すみません」








  • 熊倉トシ家-

京太郎「ただいま戻りましたー」

トシ「あらあら、ずいぶん……って怪我してるじゃないか」

京太郎「すみません、しくっちゃって」

トシ「はぁ、奥に行きな」

京太郎「すみませんっ」ハハッ

トシ「はぁ~困った子だよ」

胡桃「私、濡らしたタオルとか持ってくるね!」タタッ

京太郎「さて、奥の部屋だな」

京太郎「誰もいないか、よっ」ヌギッ

京太郎(上半身だけ脱いだけど、脇腹にかすり傷か……転がった時に石にでも掠ったか?)ズキッ

胡桃「京ちゃっ……ごめんっ!」バッ

京太郎「あ、こっちこそすいません」

胡桃「み、見て大丈夫?」カァァッ

京太郎「大丈夫ですよ、すみません」

胡桃「うぅん……」カァァッ

胡桃(京ちゃん、たくましいな)ソッ

京太郎「濡れタオル、ひんやりしてて気持ちいいですね~」

胡桃「う、うんっ」ナデッ

京太郎「ぐっ」

トシ「救急箱だよ」

京太郎「どうも」

胡桃「わ、私がやるから!」

トシ「そうかい?」

胡桃「う、うん!」

胡桃(超意識してるし!)カァァッ






京太郎「ふぅ、胡桃さんありがとうございます」

胡桃「うん、気にしないで」

京太郎「あ、もうお昼ですね」

胡桃「うん、そろそろみんな帰ってくるかな?」

豊音「ただいま~!」

トシ「おかえり、みんな帰ってきたみたいだね」

京太郎「おかえりなさい、さて……」

胡桃「京ちゃん、弟子になるにいたって戦い方、教えて欲しいんだけど」

京太郎「だから弟子って、まぁそれはともかくとしても戦い方ですか……俺ってデジタルなんですけどちょっと変則的で」

胡桃「ん、デジタルか……私とあんまり変わんないんだね」

京太郎「やっぱりそれでもオカルトあっての、ですからねそうじゃないと全国でやりあうには……」

胡桃「だよね、じゃあ京ちゃんにしっかり育ててもらわないと!」

トシ(どこを育てるのかねぇ?)





京太郎「お、ソーメンですか」

豊音「私がゆでたよー」

白望(茹でるだけだから……ダル)

京太郎「さて、いただきます!」

胡桃「あ、京ちゃん脇腹気を付けてね?」

京太郎「はい」

塞「どうかしたの?」

京太郎「怪我しちゃいまして」

塞「え、大丈夫なの!?」

京太郎「まぁなんとか……塞さんに傷口塞いでもらえればいいんですけどね」ハハッ

塞「できれば良かったんだけどね」クスッ






京太郎「さて、この後どうします?」

トシ「奥の部屋に自動卓があるよ」

京太郎「おお、麻雀ができるんですか!」

塞「うん、だからここに泊まったわけだよ!」

京太郎「なるほど、だったら……」

京太郎「じゃあ麻雀しましょうか」

豊音「やったー!」

白望(そろそろ、怠惰を見せる時……)

胡桃(新しい力、気になる)フンス

塞(今度は塞ぐ!)

エイスリン(ま、また食べられる?)ゾクッ





白望「じゃあ私」

豊音「私もだよー」

胡桃「よし!」




京太郎(さて、使ってみるか?)

白望(怠いけど……)

胡桃(よし、頑張ろう!)
  • P能力『気配遮断:A』発動
 相手の点数を-される効果を受けない

豊音(今日は倒すよー)







京太郎(くそっ、どうするかっ……)

豊音(結構きついかなーこれはー)

胡桃(なんか、打ってる感じから違う!)

白望(さて、結構良い感じ?)










京太郎(ん、なんだ……見える?)

豊音(京ちゃんの目が、青くなってる?)

京太郎(黒い線と黒い点……なんだこれ?)ダンッ
  • 能力『卓の死点』発動

豊音(どうしたんだろう)

白望(大罪じゃないか)

胡桃(あれが、京ちゃんの新しい力?)

豊音(じゃ、じゃあこれで!)
  • 能力『六曜:友引』をチェーン発動









豊音(来たッ……!?)

白望(また暴食?)

胡桃(これ、危ないやつだ)

京太郎(喰らうぞ!)ニッ
  • 能力『魔物喰い』を発動、さらにステータス食欲が暴食のためゾロ目でクリティカル












京太郎「」ニッ

豊音「ひぅッ!?」ウルウル










グァッ

豊音(でっかいのがくるよぉー)フルフル

京太郎「」ニッ

胡桃(今のうちに!)
  • 能力『気配遮断』発動











京太郎(……またかよっ!)ギンッ
  • 能力『心鎮壷のレプリカ(喰)』を発動
 成功判定無し
 相手のオカルト能力を無効にする

胡桃(くっ、やっぱ京ちゃん相手にこれはっ!)

白望(……動こうか)
  • 能力『怠惰:サボタージュ』発動

京太郎(くそっ!これ以上は相手できない!)


◇効果処理開始

白望(あぁ、怠い……)ゴッ
  • 能力『怠惰:サボタージュ』
 次の全員の点を自分の点分下げる

京太郎(よし!)グッ
  • 能力『心鎮壷のレプリカ(喰)』
 相手のオカルト能力を無効にする

胡桃(ううっ)
  • 能力『気配遮断』無効

京太郎(これでゆっくり喰えるな!)ニッ
  • 能力『魔物喰い』
 相手のオカルト能力を無効にして、相手の点決めコンマを01にする

ブチリッ

豊音(ひぅぅっ!?た、たべられちゃったよー)グスッ
  • 能力『六曜:先負』無効

◇効果処理終了


京太郎(これならどうだ?)

豊音(うう、どうしよう)

胡桃(あぁ~やばい!)

白望(これが私の、怠惰……)










京太郎(黒い点……ここにこいつを、ぶち込む!)ダァンッ
  • 能力『卓の死点』イベント発動
 オカルト80以上の相手の点数判定を-30する

豊音(え、これってー……)
  • オカルト95につき効果適用

胡桃(ん?)
  • オカルト90につき効果適用
 P能力『気配遮断』にて効果適用外

白望(牌の感覚が……?)
  • オカルト90につき効果適用











京太郎(くそ、手痛いな……)

白望(あぁ……怠い)
  • P能力『怠惰:溜息』発動
 すべてのP能力を無効にする

胡桃(よし、この調子で!)
  • P能力『気配遮断:A』発動
 相手の点数を-される効果を受けない

豊音(こ、今度こそ頑張るよー)








京太郎(今回は良い感じだ)

豊音(うぅぅ~)グスッ

胡桃(あれ、私……気配を消せてない?)

白望(……怠い)











京太郎(このまま、なんとか勝てるか?)

胡桃(なら、私が!)
  • 能力『気配遮断』発動








豊音(これって!?)

白望(暴食かな)

胡桃(やばっ)

京太郎(喰らうぞ!)ニッ
  • 能力『魔物喰い』を発動、さらにステータス食欲が暴食のためゾロ目でクリティカル









京太郎「」ニッ

胡桃(なっ!?)ゾクッ




グチュッ ブチッ グチッ ググッ ブチリッ

京太郎「」ニッ

胡桃(ひぃんっ!?)ビクンッ

白望(ん?)

豊音「え、胡桃!?」

胡桃(なっ、なにこれぇっ!?)ビクンッ

京太郎(やべ、今の違和感は……発動したか?)

胡桃「ぁっ……あぁぅっ」ガクンッ

京太郎「胡桃さん!?」







京太郎「ッ……胡桃さん!」

胡桃「っ~~!?」トロン

京太郎(だ、大丈夫か!?)

胡桃「あ、あはは、大丈夫だ、からっ」

トシ「寝室に連れて行ってもらえるかい?しばらくそのまま見といてくれると助かるね」

京太郎「は、はいっ!」






京太郎「えっと、布団しきます?」

胡桃「う、うんっ……」ガクッ

京太郎「ほ、ほんとに大丈夫なんですか!?」

胡桃「だ、大丈夫だからっ」ハァハァッ

京太郎「えっと……」

胡桃「きょ、京ちゃんっ……こっち来てっ」トロン

京太郎(どうしよう、顔赤いな風邪か……?)

京太郎「えっと……」

京太郎「氷でも持ってきますね!」

胡桃「ぁっ」

 ドタドタドタッ

胡桃(ふぁっ……きょ、京ちゃんっ……)ジュンッ





京太郎「大丈夫ですか胡桃さん?」

胡桃「ん……あ、京ちゃん、私寝ちゃってた?」

京太郎「はい」

胡桃「あ~冷やっこい」

京太郎「なら良かったです」

胡桃「ん……えへへっ」ニコッ

京太郎「さて、胡桃さんが起きたようなので俺みんなに話してきますね?」

胡桃「うん」






  • 夕方-

京太郎「さて、どうするかな」




京太郎「少し出かけてきます」

トシ「帰ってくるのはいつごろになるんだい?」

京太郎「あ~あんまり考えてませんね」

トシ「遅くならないだろうから、これメモだからお使いお願いするよ」

京太郎「あ、了解です」

胡桃「京ちゃん、私も行くよ!」

トシ「おや、もう倒れないなら良いけど」

胡桃「も、もう大丈夫!」カァッ

京太郎「じゃあ行きましょうか」

胡桃「う、うん!」




胡桃(これってデート!?地元デートってやつ!?)

京太郎「まぁ適当に散歩しようと思って出てきただけなんで特に何も考えてないんですよね~」

胡桃「じゃ、じゃあ、私が良い場所教えてあげるから、ね!?」

京太郎「あ、はい」

胡桃(だ、大丈夫!自信持て私!)

京太郎「うわっ、綺麗ですねー」

胡桃「で、でしょっ!ここちょっと危ないけど、私の、いや私たちの一番の場所なんだ!」

京太郎(山が見えて、そこに夕日が隠れてく……)

胡桃「あ、あのね京ちゃん……私ね、京ちゃんのこと……好きだよっ!」

京太郎「……え?」

胡桃「京ちゃんのこと、好き」カァァ

京太郎(本当に最近はどうなってんだろう……)

胡桃「京ちゃん、大好きだよっ」ギュッ

京太郎「あ、の……」

京太郎「俺も好きだ」

胡桃「えっ……?」

京太郎「ま、まぁこんな大事なところで嘘は言いませんよ」ダキッ

胡桃「ふぇ?」ギュッ

京太郎「えっと……と、とりあえず色々と待っててください、やるべきことがあるんで」グッ

胡桃「う、うんっ……待ってる」ギュッ







  • 数年後-

咲「ロン」

京太郎「ぐぁっ!?」


照「ロン」

京太郎「ふがぁっ!?」


健夜「ロン」

京太郎「なんとぉっ!?」


京太郎「ぼ、ボロボロかよっ結局……」

健夜「まぁ私たち三人、須賀君のこと狙ってたし」

京太郎「酷いんじゃありません?」

咲「全盛期の京ちゃんだったら倒せたよね?」

照「弱くなった……ロリコンになったせい」

京太郎「酷い!ロリコンじゃないし!」

健夜「いや、お嫁さんがあれでロリコンじゃないっていうのは」アハハ

京太郎「ひ、ひでぇっ!」ダッダッダッ

咲「あ、出て行っちゃった」

照「追いかけようか」

京太郎「情けないよなぁ……」

??「京ちゃん」

京太郎「ん?おう胡桃!」

胡桃「ふふん、車の免許取ったから迎えにきたよ!」

京太郎「いや、足届く?」

咲「無理だよね」

照「合法ロリとかずるい」

胡桃「そこ、静かに!」ピシャッ

京太郎「胡桃~みんなが俺をいじめるよ~」ダキッ

胡桃「もう、京ちゃんは仕方ないな~」

咲「ほら、京ちゃん!」

照「私たちの方が包容力溢れてる」

胡桃(気持ち悪い……)

京太郎「俺は胡桃一筋だー!」

胡桃「でも京ちゃん、私のこと好きになったって……間違いなくロリコンではあるよね?」

京太郎「あぁ!」グッ


鹿倉胡桃ED2


















京太郎「うわっ、綺麗ですねー」

胡桃「で、でしょっ!ここちょっと危ないけど、私の、いや私たちの一番の場所なんだ!」

京太郎(山が見えて、そこに夕日が隠れてく……)

胡桃「あ、あのね京ちゃん……私ね、京ちゃんのこと……好きだよっ!」

京太郎「……え?」

胡桃「京ちゃんのこと、好き」カァァ

京太郎(本当に最近はどうなってんだろう……)

胡桃「京ちゃん、大好きだよっ」ギュッ

京太郎「あ、の……」

京太郎「……」

胡桃「いいよ京ちゃん、返事なんて最初から期待してないし!」

京太郎「す、すみません」

胡桃「ううん、でも師匠って言ってる相手に変だね」クスッ

京太郎「そんなことありませんよ……さて、トシさんに頼まれたもの買って帰りましょうか?」

胡桃「うん!」





  • 熊倉トシ家-

京太郎「ただいま帰りました~」

胡桃「ただいま~」

 ドタドタドタ

豊音「おかえりーなにか買ってきた?」

京太郎「一応おやつなんてのも」

豊音「おやつだー」ワーイ

京太郎(子供か!可愛いからいいけど!)

トシ「ほら、お風呂は沸いてるよ」

京太郎「お先にどうぞ」

胡桃「うん!」

京太郎「さて、俺はどうするかな」

京太郎「晩御飯作るの俺がやりますよ!」

トシ「そうかい、悪いねぇ」

京太郎「いえいえ」

京太郎「あ、塞さん」

塞「手伝うよ京太郎君」

京太郎「どうもありがとうございます」ニッ

塞「う、うんっ」カァッ

京太郎「今日はなに作りましょうかね、やっぱりお肉も余ってるんで昨日のミニハンバーグを普通のハンバーグにして、肉は野菜と炒めますか」

塞「そうだね、任せといて!」

京太郎「さて、じゃあやりましょうか」ニッ

塞「やる!?」

京太郎「え?」

塞「あ、あぁなんでもない!」カァァッ ワタワタ

京太郎「そうですか、まずはこねましょうか」

塞「こねる!?」

京太郎「え?」

塞「ひゃっ!な、なんでもないからっ!」

京太郎「さて、もうやることもないし風呂に行くか」

 ガラッ ピシャッ

京太郎「先に晩御飯食べててくれても良いけど、まぁみんな優しいからな」ヌギヌギ

京太郎「ふぅ~さっぱりした~」

トシ「京ちゃん、晩御飯並べてあるよ」

エイスリン「スワル!」

京太郎「お待たせしました」

京太郎「じゃあ失礼して」

豊音「いらっしゃいだよー」

白望「ん、これでよりかかれる」グダッ

京太郎「く、くっつきすぎですよ」

京太郎(おもちがっ、おもちがぁっ!)

豊音「私もー!」

京太郎(双方から柔らかい感触、そうか天国はここにあったのか……)

胡桃「」ムッ

塞(私、今イラッとした……)




豊音「ふわ~」アクビ

京太郎「もう眠いですか?」

豊音「うん、いつももう寝てるからー」

京太郎「なるほど」

豊音「京ちゃんと一緒に寝たいよー」ダキッ

京太郎(この人、さては俺のこと意識してねぇな)カァッ

塞「ほら豊音離れなって、一緒に寝てあげるから」

豊音「ほんと!?塞優しいー」ダキッ

塞「あぐっ!?」

豊音「あっ、私重かったよねーごめんねー」ウルウル

塞「だ、大丈夫だから」

ガラッ

塞「じゃ、じゃあおやすみ」

京太郎「おやすみなさい」

豊音「おやすみー」

ピシャッ

京太郎(俺も色々疲れたし、眠いな……)

京太郎「ん……」クラッ…クラッ…

白望(眠い?)

胡桃(眠そうだ)

エイスリン(どうしよう……)

白望「京太郎、おいで」スッ

京太郎「ん、悪ぃ」フラッ

胡桃(し、シロが京ちゃんに!)

エイスリン(ひ、膝枕!?)

白望「ん……ダルくない」ナデナデ

京太郎「ん……」zzz…

白望「……フフッ」

胡桃(し、シロがあんな穏やかな笑みを!)

エイスリン(な、なんでか悔しい!)

白望「私もすぐ寝るから……布団、出さなきゃ」

エイスリン「ワタシヤル!」バッ

胡桃(色々、負けたっ)




京太郎「んぅ……」zzz

白望「おやすみ、京太郎」チュッ

ガラッ ピシャ

京太郎「んう」zzz


  • 45日目終了-










  • 46日目-
  • 朝-

京太郎「んぅ……」zzz

京太郎「んぁ?」

白望「おはよ、京太郎……」

京太郎(おっきなおもちと、シロの顔が俺の視界にっって!?)ビクッ

京太郎「おおお、お前なにやってんだ!」

白望「京太郎が中々起きなかったから」

京太郎「だからって膝枕って」グッ

白望「起き上るんだ?」

京太郎「精神衛生上良く無いからな」

白望「ふぅん……まぁダルいからこれ以上は聞かないけど」




京太郎「トシさんの御飯、おいしかったなぁ」

胡桃「京太郎、調子はどう?」

京太郎「あぁ、例の怪我のことなら全然平気ですよ」

胡桃「じゃあ麻雀のこと教えてよ」

京太郎「構いませんよ、これでも師匠なんで」ハハッ

胡桃「じゃあお願いね、師匠」

白望「新手のプレイ?」

胡桃「そこ、静かに!」ビシッ






胡桃「ありがとうね京ちゃん!」フリフリ

京太郎「はい、どういたしまして」フリフリ

京太郎「まだ時間が余裕であるな……」

胡桃「京ちゃん、麻雀教えて」

京太郎「さっき教えませんでした?」

胡桃「もうちょっと、今度はオカルト的な方も気になるし、でもデジタルも、う~ん」

京太郎「じゃあ、どうしましょうか」









京太郎「ネトマしますか!」

胡桃「ネトマなんて……」

京太郎「ほらほら、そんなこと言わずに」ノーパソ

胡桃「あ、じゃあ京太郎で充電しながらやれば良いんだ!」

京太郎「充電?」

胡桃「とりあえず座って、胡坐で良いから」

京太郎「はい」ストン

胡桃「で、ここに座る!」ストン

京太郎(あ、柔らかい)

胡桃「やろ!」

京太郎「あい」







京太郎「昼はどうします?」

豊音「お鍋だよー」

京太郎(こんな暑い日に!?)









京太郎「あ、暑いですね」ダラダラ

エイスリン「oh……アツイ」

白望「ダル……」グデッ

京太郎「くっつくなよシロ、暑くて死ぬ」

白望「と言いながら手が止まってない……」モグモグ

京太郎「美味い」

エイスリン「オイシイ……アツイ……」ダラダラ

京太郎(おう、薄い服で汗だくだく、透けて……)

白望「……」ムッ

白望「京太郎?」

京太郎「ん?」

白望「暑いね」ハタハタ

京太郎「ッ!?」









京太郎「ふぅ暑かった……さて、この後どうするかー」



京太郎「少し出かけてきます」

トシ「行先はどうするんだい?

京太郎「ん~何も考えてないんですよね~」

白望「私も行く」

京太郎「ん、シロもか?」

白望「うん……ダルいけど」

京太郎(ダルいなら来なくても……いや、言うな)

トシ「じゃあ行ってらっしゃい、あと帰る時間には気を付けるんだよ?」

京太郎「あぁ、間に合う時間に帰ってきます」

ガラッ ピシャリ

白望「どこ行く?」

京太郎「ん~……」






  • 12次元の鏡の間の祠のある蔵前-

京太郎「さて、来ましたね」

白望「ダル……」

京太郎「どうしますか」

白望「ん~」

白望「ん、待ってる」

京太郎「じゃあ、行ってきます!」

白望「頑張ってね」

京太郎「はい!」グッ


  • 12次元の鏡

京太郎「ん、昨日もこんな感じだったな……忘れてた」

鏡「12次元のお前の記憶、その記憶を呼び覚ます鏡だ」

京太郎(知ってる)

鏡「さぁ、今お前が選べる二つの次元から、お前の記憶を呼び覚ます」

京太郎(二つの次元の、俺だな……)

鏡「決闘者の記憶、そして破壊者の記憶……どちらにする?」

鏡「なんだ、決闘者としてオレたちのチームに入るか?」

京太郎「やっぱり意味がわからん」

鏡「俺を満足させてみろ」ギラッ

京太郎「お、おう」








鏡「良く見ておけ、三皇帝を倒すには必要だった力だ……これが無ければ俺と仲間たちは……行くぞ、クリア・マインド!」

京太郎「なにがなんだか」

ギィッ

白望「おかえり」

京太郎「はい、って夕方ですねもう」

白望「うん、そろそろ帰らないと不味い?」

京太郎「不味いですよねぇ」

京太郎(ここでの生活、良いなぁ~)








  • 夕方-

京太郎「さて、どうしましょうか」

白望「ん、まだどこか行く?」

京太郎「じゃあシロに任せるか」

白望「じゃあ、部室行こうよ、近いし」ダキッ

京太郎「うおっ」

白望「おんぶして、ゴー」

京太郎「はいはい、よっと」






  • 部室-

京太郎「ここに入るのも久しぶりだなー」

白望「でしょ?」

京太郎「……ん~、なんでここ?」

白望「ここが一番、私が私でいられる場所だし」

京太郎「そうか、あのさ―――」

白望「二人で、麻雀打つ?」

京太郎「ん……あぁ、どうするか」






京太郎「んじゃ、二人でか?」

白望「うん、それが一番わかりやすいから……」

京太郎(わかりやすい?)







京太郎「さて、じゃあやりましょうか!」

白望「うん」







京太郎「ロン……2900」

白望「負けた」





トップ 京太郎
ラス  白望







京太郎「これで、満足か?」

白望「うん、ちょっとだけわかったから」

京太郎「わかった?」

白望「なんとなくだけど……ねぇ京太郎、私と一緒にならない?」

京太郎「は、はぁ!?」

白望「特に深い意味はない、“怠い”の嫌いだし“ダルい”のも嫌いだから」ソッ

京太郎「ちょっ、部室だぞここ!」

白望「鍵はみんな一つずつ持ってるから、誰か来ちゃうかもね?」

京太郎「待て待て!」

京太郎「ちょ、ちょっと待てシロ!」

白望「どうしたの?」スッ

京太郎「お、お前なぁ!なんでこんなことっ!っのわっ!?」ドサッ

白望「ソファに寝てくれるなんて……ツイてる」ドサッ

京太郎(し、シロが馬乗りにっ!?)

白望「怠いから、あまり抵抗しないでね」

京太郎「ちょ、ちょっと待て!」

白望「全部、京太郎に入ってる色欲が悪い」

京太郎(ちょっと待て、俺……話したか?はやりさんだけが感じられるわけじゃない?)

白望「繋がりが強いから、もっと……沢山繋がりたい……」スッ

京太郎「お、おい……し、シロっ……」

白望「うん、ジッとしててね?」








  • 数ヶ月後-

ドサッ

咲「あぁ……なるほどね、京ちゃんが全部食べちゃったわけだぁ……ハハッ」

京太郎「俺の勝ちだな、咲」

咲「そっかぁ……私の負け、かぁ……でも京ちゃんだって、失ったものは多いでしょ?」

白望「もう良いんだよ、京太郎の六つと私の一つで完成なんだよ」

咲「あ、あははっ……さっさと潰しちゃえば良かったんだっ、なんだろっ、私の力、食べられちゃったかな?」

白望「私のことばっかり狙ってたし、それが無かったら京太郎に勝てたかもしれないのに」

京太郎「俺は強欲だし嫉妬深いし、すぐ怒るしな」スッ

白望「それでいて大食いで色が強いし、傲慢だから……」ギュッ

咲「面倒になっちゃったね、京ちゃん……」

白望「食べられて疲れちゃったでしょ、おやすみ」

咲「京ちゃんに、触らないでっ、京ちゃんはっ!私のっ!」

京太郎「さよならだ、咲」

咲「わ、たしがっ……絶対、京ちゃんの、全部を壊す!」

白望「行こっか、京太郎」

京太郎「おう、そうだな」

咲「う゛ぁぁっ!京ちゃんの全部を壊して、もう一度繋げるっ……わ、たしがぁっ……」


白望「京太郎、次はどうするの?」

京太郎「特に考えてない、怠いから」

白望「そっか、怠いならしょうがないね」ニコッ




怠惰EXED














京太郎「これで、満足か?」

白望「うん、ちょっとだけわかったから」

京太郎「わかった?」

白望「なんとなくだけど……ねぇ京太郎、私と一緒にならない?」

京太郎「は、はぁ!?」

白望「特に深い意味はない、“怠い”の嫌いだし“ダルい”のも嫌いだから」ソッ

京太郎「ちょっ、部室だぞここ!」

白望「鍵はみんな一つずつ持ってるから、誰か来ちゃうかもね?」

京太郎「待て待て!」

京太郎「待てよシロ!」ガシッ

白望「ッ」ビクッ

京太郎「おい、なんのつもりかぐらい言えよ……じゃないとな」

白望「京太郎は、私のこと好き?」ジッ

京太郎「は、はぁ?」

白望「私のこと、好き?」

京太郎「そ、そんな言い方されたら好きなものも嫌いになる」

白望「私は、好きだよ……京太郎のこと」

京太郎(ど、どうなってんだよ、胡桃さんにもシロにもなんてっ)

白望「だからね京太郎……私のこと、受け入れてよ」

京太郎「……」

白望「ん、なにも答えないで……」

京太郎「は、は?」

白望「それで良いから、ごめん、余計なこと言った」

京太郎(わけがわからん)

白望「ほら、そろそろ帰らないと不味いんじゃない?」

京太郎「あっ!やばい!」

白望「おぶって」

京太郎「は?」

白望「せめてそんぐらい、良いでしょ?」

京太郎「たく、ほら乗れ」

白望「んっ」ドサッ

京太郎「走るぞ」

白望「うん」









  • 熊倉トシ家-

京太郎「それじゃお世話になりました!」バッ

白望「ん、気を付けて」

塞「また来てよね!」

胡桃「また麻雀しよ!」

豊音「ま゛だね゛ー」ボロボロ

エイスリン「マタ、キテ!」バッ (京太郎とトシと麻雀部の並んだ絵)

京太郎「はい!」

トシ「いつでもおいで、その時はまた泊まって行きな」

京太郎「はい、ありがとうございますトシさん!」バッ

京太郎(よし、今度来るときはもっと強くなるぞ!)








  • 夜-
  • 自宅・自室-

京太郎「あ~疲れたぁ」



京太郎「よし、ネトマしよう」


一人目 シロ
二人目 きょーこ
三人目 かずちゃん

京太郎「おう、シロと末原さんと南浦さんか」

シロ:よろしく

きょーこ:よろしゅう頼みます

かずちゃん:よろしくお願いします

キョータロ:こちらもよろしくお願いします!


トップ 京太郎
二着 きょーこ
三着 シロ
ラス  かずちゃん

シロ:さすがに強い

かずちゃん:まぁネトマなんてほとんど運だろう

きょーこ:あんまそうやなかったりもするで?

かずちゃん:そうなの?

きょーこ:そうそう

キョータロ:難しいところですよねー

京太郎「ん、ウィスだ」





京太郎「あ、末原さんからだ」

きょーこ:なにかと接触した?

キョータロ:怠惰とですかね

きょーこ:ん~わかった、ところでもう少しで団体戦も個人戦も始まるけど、平気なん?

キョータロ:武者修行にも行ってるので

きょーこ:男やね、それにしても須賀君と会えるなんて羨ましいわ

キョータロ:俺も末原さんと会えるの楽しみにしてますよ

きょーこ:私も楽しみにしてるよ、おやすみ

京太郎「ん、ログアウトしたかぁ」



京太郎「ん、メールだ」

京太郎「えっと」

京太郎「お、シロからだ……さっきから良く絡むなぁ」

差出人:白望
本文『今日は楽しかった ありがとう』

京太郎「シロらしいなぁ、なんか」
本文『俺も楽しかったよ、同類の中じゃたぶん一番仲良いから』

差出人:白望
本文『良かった それじゃあおやすみ』

京太郎「ほいほい、おやすみっと」ポチポチ

京太郎「次は、池田さんか~」

差出人:池田華菜
本文『明日、風越に来るし!先輩からの呼び出しだし!』

京太郎「いやいや」
本文『池田さん違う学校じゃないっすか、ていうか大丈夫なんですか?』

差出人:池田華菜
本文『許可なんか後からでも簡単に取れるから、来い!』

京太郎「……確かに、池田さんと会うと良いことがあるかもしれない、同類と引き合うものがあるかもしれない」
本文『だが断る』

差出人:池田
本文『なんでだし!来いよ!いい加減私も混ぜろよ!』

京太郎「あぁ~」
本文『気が向いたら行きます』

差出人:池田
本文『絶対来い!来なかったらお前の家まで行くからな! おやすみ!』

京太郎「おう、おやすみなさいっと」ポチポチ

京太郎「次は照さんか」

差出人:照
本文『京ちゃん、淡となにかあった?』

京太郎「ん?」
本文『特になにもありませんよ』

差出人:照
本文『最近妙に京ちゃんのこと言うから、気になっちゃって』

京太郎「あぁ~同類だしな」
本文『まぁ気も会う友達って感じなんで気にしないでください』

差出人:照
本文『なんか腑に落ちないけど、わかった おやすみ』

京太郎「おやすみなさいっと」






  • 熊倉トシ家-

白望「ん」

塞「シロがメールなんて珍しいね?」

白望「京太郎としてた」

塞「!?」

胡桃「!?」

エイスリン「!?」

豊音「いいなー私も今度してみよー」


  • 池田家-

華菜「須賀の奴、調子乗りやがって」ギリッ

華菜「あの得意げな顔泣き顔に変えてやるし、ぶっ飛ばしてやるし!」ゴッ


  • (東京)宮永家・照部屋-

照「京ちゃん、相変わらずモテる」ハァ

照「もっと構ってくれてもいいのに」





  • 自宅・自室-

京太郎「さて、カピー!」パンパン

カピー「カピ」ツゴウノイイオンナジャナイ

京太郎「ほらカピー、一緒に寝よう!」

カピー「カピー」シ、シカタナイ!


  • 46日目終了-



  • 47日目・朝-

京太郎「……ん、昨日もなんか胸がおかしい感じしたんだよな」

テクテクテク

京太郎「お、純ちゃ~ん」

純「だからちゃん付けで呼ぶなって!」カァッ

京太郎「ハハハッ、いやこういうと可愛いから」

純「か、可愛いって……」カァァッ

京太郎「あ~おもしろ」

純「ふんっ!」ゴッ

京太郎「痛ぇっ!」


  • 授業-

京太郎「歩、次の授業は?」ホーリーライトニング

歩「ん、あれ時間割……あれ?」ムックス?

男子D「私が見せよう!」ブックス!

京太郎「体育かぁ……化物揃いだしなぁ」

男子「おい須賀、テニスの時間だ」

京太郎「いいかげんテニスしようや」


  • 昼-

京太郎「さて、昼は~」

京太郎「今日も教室で二人か」

歩「嫌なら別にいいけど」ムッ

京太郎「構わないけどさ」

歩「そう言えば最近ここらでちょっとだけある噂聞いた?」

京太郎「噂?」

歩「うん、麻雀で負けると廃人にされるって話、龍門渕の生徒も何人か被害にあってるらしくて」

京太郎「はいはい、都市伝説はこうし生まれていくんだな」ズキッ

京太郎(なんだ、今の感覚……一瞬黒い線と点が机にも見えた気が……)

歩「もぉ、聞いてるの?あぁ、そう言えばあれ、男子麻雀部の件なんだけど」

京太郎「あぁ、聞いてる聞いてる……男子麻雀部、おもしろいかもな」


  • 放課後-

京太郎「そういや風越の件もあったけど……まぁどっちでも良いか、池田さんのことだし」フッ

  • 部室-

ガチャッ

京太郎「おっす」

透華「京太郎、おもしろい噂がありますのよ!」

京太郎「歩に教えてもらった」

透華「歩ぅ!」

歩「わ、私のせいじゃありませんよぉ!」

アンテナ「」ビーン

京太郎「すまんな歩」

歩「本当だよ!」






京太郎「話をしお」

衣「ん?」

京太郎「いや、なんとなくな」

衣「そうか」トスッ

ハギヨシ「衣様は本当に京太郎君の膝の上が好きですね」クスッ

衣「うん、衣は京太郎の膝大好きだぞ!」

京太郎「ははっ、衣は子供だなぁ」

衣「衣は子供じゃないぞ!」

京太郎「ん、そうだな、子供じゃないな」

衣「まったく」

京太郎(性格的に胡桃さんよりロリっぽいなぁ)




  • 放課後2-

京太郎「さて、どうすっかなぁ~」

京太郎「噂について調べてみるか……都市伝説の件なら透華たちからまだ知らないことを聞くのも良いよな」ウン






京太郎「そういや麻雀に負けると~って奴の話なんだけどさ?」

透華「私は虚な目をしている人間に負けるとって聞きましたわ、智紀から」

一「長野のとある雀荘でって聞いたよ、智紀から」

純「負けるとそいつの意志なくどこかに連れて行かれるって聞いたぞ、智紀から」

京太郎「全部智紀からかよ!」

智紀「みんなが聞きに来たから」

京太郎「ミーハーなんだな」

透華「ミーハーで何が悪いんですの!」

衣「私はなんか怖いからその話は嫌いだ」

ハギヨシ「なら私と麻雀をしませんか?」

衣「そうしよう!」

京太郎「さて、その噂についてなんだが?」

智紀「わかんない、一応龍門渕の生徒からも出てるらしいんだけど……本当なのかどうかも」

京太郎「なるほどな……」ムムッ






  • 夜-
  • 自宅・自室-

京太郎「ん、どうすっか、例の噂……」







京太郎「よし、調査してみるか……」ダッ

京太郎「母さん、出てくる」

須賀母「気を付けてね」

京太郎「了解~」

ガチャッ

京太郎「さて……」

京太郎「やっぱこんなド田舎でもここは結構明るいし人も多いな……」フゥ

京太郎「ここらへんで見つかるとは思わないけど……いや、行先なら山ほどあるか、どっかの店で聞いたりするのもありだよな」

京太郎「ここなら色々コアな奴が……ああいうのとかか?」

男A(なんか見られてる)

京太郎「すみません?」

男A(ひぃ、金髪長身の若者に絡まれたぁ!?)

京太郎「あの、最近噂になってる麻雀に負けると廃人にされるっての、知ってます?」

男A「あ、あの吸血鬼事件ですか?」

京太郎「吸血鬼、ですか?」

男A「首に二つ、吸血鬼に噛まれたみたいな傷があるらしいんですよ、それで廃人になるらしくて……でも中には行方不明になる人もいるらしく」

京太郎「行方、不明?」

男A「はい、でもおかしいのがそれでも夜の街中で行方不明になった人間が時たま現れるらしいんですよ」

京太郎「……不思議ですね?」

男A「そうですねぇ」




  • 自宅・自室-

京太郎「お、メールだ」

京太郎「誰から?」


京太郎「ハギヨシさんからだ!」ピョンピョン

差出人:ハギヨシ
本文『例の噂を調査しているようですね』

京太郎「ウェッ!?」
本文『なんで知ってるんですか?』

差出人:ハギヨシ
本文『京太郎君はみなさんに心配をかけますからね、私も心配しているんですよ、怪我して帰ってきましたし』

京太郎「さすが、気づいてたのか」
本文『ご心配おかけして申し訳ないです できる限りは気を付けます』

差出人:ハギヨシ
本文『でしたら良いのですが、それではおやすみなさい』

京太郎「おやすみなさいハギヨシさん!っと」ポチポチ


  • 龍門渕家・ハギヨシ部屋-

ハギヨシ「まったく、貴方を大事に思ってる人がどれだけいるかわかっているんですか?」フゥ

ハギヨシ「さて、次元が二つほと近づいていますよ?」フッ

ハギヨシ「問題は山積みですね……京太郎君?」



  • 自宅・自室-

京太郎「さて、寝るか」

カピー「カピカピ」キョウハアソンデ!

京太郎「ん~」

京太郎「カピー、遊んでやるぜ」コイヨ

カピー「カピッ」ソ、ソンナヤスイオンナジャ…

京太郎「そう言いながらも来たな!」モフモフモフ

カピー「カピー」ダ、ダメ、モウカラダガッ!


  • 47日目終了-