京太郎「特に用はないけど、売店まで来てみたぞ」

京太郎「お菓子でも買っていこうかな」


買えるもの
1.女性を落とす40の方法 1000円
2.プロ麻雀せんべい 100円
3.ポッキー 200円
4.たけのこの里 200円
5.きのこの山 200円
6.近藤さん 500円
7.プリン 200円
8.(自由)



京太郎「せんべい、ポッキー、たけのこ、きのこっと」ポイポイ

京太郎「こんくらいでいいか」

「お次のお客様ー」

京太郎「あ、はーい」

「えっと、おせんべいが一点、たけのこが一点、ポッキーが一点、きのこが一点……」

京太郎(可愛い店員さんだな、ちょっと日に焼けてるけど目が蒼くて綺麗で……外人さん?)

「……えっとぉ……」カァァ

京太郎「どうかしまし……えっ」

近藤「いつ使ってくれるん?」

京太郎「」





京太郎「ちょっと外に出てきてみたけど……」

ピュゥー

京太郎「秋ともあって寒いなー」ブルブル

良子「あー疲れたー」グデー

京太郎(良子さん?ベンチに寝転がってるけど)

京太郎(あのままじゃ……)





京太郎(スカートがめくれて……ぐふふ)

京太郎(よし、ダンボールを持って来よう)


ダンボール「」ゴソゴソ

ダンボール(ターゲット捕捉!風来を待たれたし!)

ピュウー

ダンボール(来たっ!)

良子「…………」

良子「京太郎?」ジトッ

ダンボール「違う!俺は京太郎ではない!」

良子「その声は京太郎のボイス」

良子「そんなところで何してるの?」ジトッ

ダンボール「え、えっと、これにはマリアナ海溝よりも深ーいわけが……」

良子「ふんっ」ゲシッ

良子「京太郎のエッチ!変態!ド変態!」ゲシッゲシッゲシッ

ダンボール「痛い!痛いです!あ、でも見えそう!てかなんか気持ちいい!」

良子「ふんっ!」ゲシッ




京太郎「痛たたた、良子さんの蹴りはなんであんなに重いんだ?」

京太郎「傭兵だったとか聞いたことはあるけどさぁ……」

京太郎「ちょっと寝よ、15分くらい」








京太郎「ちょっと小遣い稼ぎに行ってこよっかな」


おっさま「ほな今日も頑張ってな」

京太郎「あんまりいられないんですけどね」

おっさま「客寄せパンダとしては十分やで」

カランコロン

おっさま「お客さんが来たみたいやから、接客よろしくなー」




京太郎「いらっしゃいませー」

洋榎「近場にこないなところあったんやなー」

絹恵「せやねー、って須賀くん!?」

洋榎「京太郎、何しとるん?」

京太郎「何ってバイトですよバイト」

洋榎「へー京太郎みたいなんも働けるんやなー」

京太郎「ナチュラルに酷くないですか?」

絹恵「せや!須賀くん、一緒に打たへん?」

京太郎「はい、別にいいですけど」

おっさま「せやったらワイも入らせてくれるか?」

洋榎「別にええでー」

絹恵「ちょっ、お姉ちゃん失礼やって」

おっさま「ええってええって、ほな始めよか」





結果
京太郎 43800
洋榎 20700
おっさま 17900
絹恵 17600


おっさま「ロン、3900や」

洋榎「三確て、何がしたいん?」

おっさま「須賀ちゃんが高いの和了りそうやったさかい、堪忍な、妹ちゃん」

絹恵「せっかく勝てると思うとったのにな、あはは」

京太郎「俺も……なんかすみません」

洋榎「なんかって何やねん、負けたウチらが悪いんや」

絹恵「せやね……あっ」

絹恵「せや、私ら須賀くん呼びに来たんやった」

京太郎「俺をですか?」

洋榎「あーせやせや、最終戦に向けた練習やって、まあ来るかどうかは自由やけど」

京太郎「ならメールとかで良かったんじゃ?」

洋榎「……せ、せやな」






京太郎「懐も温まったしどっかいきたいけど……」

京太郎「やっぱり練習に行くべきだよな」




京太郎「最後の練習つってもすることないしな……」

京太郎「適当に空いてる人と話してみるか」テクテク


絹恵「はぁ……」ズーン

京太郎「なんでため息なんて吐いてるんですか?」

絹恵「ん、須賀くんか、何でもないで」

京太郎「そうなんっすか?」

京太郎(なんでもないようには見えないんだよなぁ)

京太郎(やっぱりさっきの雀荘のことなのか?)

京太郎(そうだとしても、俺が蒸し返してもな……)


絹恵(最近上重さんにも勝てるようにもなってきて、お姉ちゃんにも須賀くんにも勝てるかな、って思うとったけど)

絹恵(私……まだまだやな)

絹恵「……はぁ」

京太郎「そういえば、絹恵さんの胸って大きいよな……」ゴクリ

絹恵「へっ?」

京太郎「えっ?」

京太郎「……あっ」

絹恵「…………///」カァァ

京太郎「……その、すみません……」

絹恵「ほんまやで、須賀くんの……えっち」

京太郎「いや、つい口が滑ったというか、えっと……」モジモジ

絹恵(須賀くんも、前は私と同じやったんやんな……)

絹恵(せやから私を励まそうと……)※違います

絹恵(なんや、私がアホみたいやん)

絹恵「……ぷっ、あはははは!」

京太郎「ええっ!?どうしたんすか急に!」

絹恵「ううん、なんでもないなんでもない」

絹恵「須賀くんのおかげで元気出たわ、おおきに!」

京太郎「?」

絹恵「ほなまた頑張って来るわー!」

京太郎「??」

京太郎「何だったんだ一体」




「ロン」

「ツモ」

「ロン」

絹恵「あぅぅ」



絹恵「全っ然勝てへん……」

京太郎「でしたら俺が力になりましょうか?」

絹恵「また須賀くんかぁ」

京太郎「また、って何ですかまたって」

絹恵「その提案は嬉しいんやけど……悪ぅない?」

京太郎「俺が一番暇ですからね、なんでもござれですよ」

絹恵「ほんまにええの?」

京太郎「もちろんです!」

絹恵「んー……せやったら、お願いしよっかな」

京太郎「じゃああそこの卓で打ってみましょうか」

絹恵「うん、よろしくな!」




絹恵「流局やね」

絹恵「ツモ……えっと、2000オールやったっけ?」

絹恵「あ、親流れてしもた」



京太郎「絹恵さんって普通に上手くないですか?」

絹恵「お姉ちゃんとかお母さんに比べたらまだまだやって」

京太郎「絹恵さん、洋榎さんとか監督とかと相対比較してたって疲れるだけですよ?」

絹恵「あはは、浩ちゃんと同じこと言っとるわ」

京太郎「でも絹恵さんって中学までサッカー一筋だったんでしょう?それでインターハイまで出たんだから十分凄いですって」

絹恵「そういう京太郎くんやって今までそういう大会出とらんかったらしいやん、そっちこそ凄いと思うで」

京太郎「いやいや絹恵さんこそ」

絹恵「いやいや京太郎くんこそ」

京絹「「ぷっ」」

京絹「「あはははははは!」」

京太郎(……ん?京太郎くん?)




【二日目】終











【三日目】


チュンチュン

京太郎「もう朝か……なんか胸のあたりがきついな」

洋榎「むへへ……ウチも大きくなったで……」ギュゥ

京太郎「なんで洋榎さんが俺の布団の中にいるんだ?」

京太郎「それに背中になんかポチポチ当たってるのがあるし」

洋榎「むにゃむにゃ……」ギューッ

京太郎「……まあいっか」

京太郎「どんな夢見てんだろ」





京太郎「することもないし洋榎さんと何かするか」

洋榎「どやーおっぱいミサイルー……むへへ……」

京太郎「つってもこの調子だからな……」

京太郎「いや、どうせだからイタズラでもしてみよっかな?」

京太郎「うむむ、どうしよう」



洋榎「きぬぅ~……」ギュゥ

京太郎「この状況はあれだ、昔照たちと寝たときみたいな感じだ」

京太郎「そう思うと何かしたくなるな……」


京太郎「洋榎さんって背はあんまり高くないし、胸も足りないけど、可愛いよな」

京太郎「…………」

京太郎「そうだ、ひたすらからかってみよう」

洋榎「ん……」

洋榎(朝?)

洋榎(でもまだ寝てたいな……布団も気持ちええし、抱き枕やって……ん?)

洋榎(ウチ、抱き枕なんか持っとったっけ)

京太郎「洋榎、可愛いよ」

洋榎「へっ?」

京太郎「ポニーテールもジト目も元気なところも可愛い」

京太郎「愛してるよ」イケメンヴォイス

洋榎「な!なんやいきなり!///」ガバッ

京太郎「もう起きちゃったんですか、これからたっぷり話そうと思ってたのに」

洋榎「う、うっさいわアホ!」カァァ

京太郎「ああ、そうやって顔赤くするのも可愛いです、実にいいです」

洋榎「何なんやもう……」

京太郎「洋榎」

洋榎「さっきからなんで呼び捨てなんや!」

京太郎「洋榎、好きだ」キリッ

洋榎「あぅ……ぁぅ……」プシュー

京太郎(勝った!任務成功だ!)

京太郎(あとはネタばらしをして……)

洋榎「……う、ウチも、京太郎が、そこまで言うんやったら……その……///」ゴニョゴニョ

洋榎「って何言わすんやアホ!」

京太郎(あ、マジで可愛いかも)







京太郎「暇なのでジェンガしましょうジェンガ!」

洋榎「別にええけど」プイッ

京太郎「もうそろそろ機嫌直してくださいよー」

洋榎「誰のせいや、ったく」

京太郎「だからずっと謝ってるじゃないっすかー」

洋榎「京太郎のアホ」ボソッ

京太郎「あーはいはい、じゃあこうしましょう」

京太郎「ジェンガで勝った方が負けた方を自由にできる、これで洋榎さんが俺に勝てば煮るなり焼くなり好きにすればいいですよ」

洋榎「う……それは……」

京太郎「あれ?怖気づいたんですか?天下の洋榎さんともあろうお方が?」

洋榎「ふん!ええわ!やったるわ!後で半べそかいても知らんからな!」

京太郎「それじゃあ準備しましょうか」







京太郎「この俺が……負け、た……?」

洋榎「ほな言いだしっぺの京太郎にはウチの足をマッサージしてもらおかなー」

京太郎「脚ですか?」

洋榎「ウチよく走っとるやろ?せやから疲れるんや」

京太郎「ああ、控室に帰ってくるときとかいつもそうですもんね」

洋榎「へーよう見とるやん」

京太郎「ケガしないかどうか心配なので」

洋榎「なんやそれ、ウチが子供みたいやん」ブー

京太郎「実際そうじゃないですか」

洋榎「何やとー!」


京太郎(足って言われても、どこをやればいいんだ?)






京太郎「じゃあさっさとやっちゃいますね」

京太郎(短めの寝巻でよかった)モミッ

洋榎「んぁっ!ど、どこ揉んどるんや!」

京太郎「どこ、って脚ですよ脚」

洋榎「足言うたら普通足の裏とかや、んっ、ろ!」

京太郎「足も脚も耳で聞いてわかるわけないじゃないですか、洋榎さんの自爆ですよ」モミモミ

洋榎「くすぐったいから、やめぇ……」

京太郎「嫌ですよこんなにスベスベで気持ちいいのに」

洋榎「すべすべ……ウチが?」

京太郎「また洋榎さんの良いとこ見つけちゃいましたね」

洋榎「あ、あれは冗談やろ?」

京太郎「洋榎さんが可愛いのは事実ですよ?」

洋榎「ほぇ?」

京太郎「じゃあマッサージやってる間に順々に挙げていきましょうか」

洋榎「は、恥ずかしいからやめてぇ!」


―――――――――――――――――――


京太郎「はい、終わりです」

洋榎「おおきに……」プシュー















えり「やって参りました、国民麻雀大会地区選抜団体戦三日目」

えり「実況は私、針生が、解説は大沼プロがお送りいたします」

秋一郎「…………」

えり「大沼プロ、何か一言、どうぞ」

秋一郎「…………」

えり「えーっと……」

えり「それでは各地区の紹介です」

秋一郎(何なんだこれは)

秋一郎(今年に入って鹿児島選抜の解説では女子アナウンサーと組み)

秋一郎(この大会では生娘たちの世話を見て)

秋一郎(挙句の果てにまたアナウンサーと組んで決勝戦の解説とは……)

秋一郎(まあ憧れの福与アナじゃないだけよかったか)

171 名前: ◆r05KxLrr0E[] 投稿日:2013/04/14(日) 18:22:05.46 ID:bNhMmQbko [11/29]
トシ「みんな、準備はいいかい?」

豊音「もちろんです!」

塞「トヨネ、いつになく張り切ってるね」

豊音「だって、みんなとまた戦えるんだもん!」

胡桃「いやーそれにしても東北選抜をあたしらがほぼ独占しちゃうなんてね」

トシ「私らと有珠山くらいしかいい成績を残せてなかったからねぇ」

白望「そろそろ試合……だる」

塞「まあまあそう言わないの、私だって結構疲れるんだから」

トシ「そろそろ時間だね、行ってきな」

塞「はい!」




穏乃「いつも通り頑張ってください!」

灼「ファイト」

玄「頑張るのです!」

宥「うん、お任せあれ!なんちゃって」

晴絵(大星淡に荒川憩、か)

晴絵(頑張れよ、宥!)



淡「今日もぽんぽん取って来るよ!」

菫「油断はするなよ」

淡「わかってるわかってるー」

智葉「本当にわかってるのか?」

淡「まあいざとなればテルもいるわけだしね!」

照「お菓子、いる?」

淡「あー!ありがと!」

照「霜崎さんも」

絃「ありがとうございます」ペリッ

絃「…………砕け散ってる」



憩「今日は勝ってくるさかい、待っとってな!」

洋榎「またウチが取り返すんやから別にええでー」

咏「うっはー、すんげえ自信だねぃ」

怜「私らも頑張らへんとな」

郁乃「せやで~憩ちゃんファイト~」

憩「ほな行ってきますーぅ!」

172 名前: ◆r05KxLrr0E[] 投稿日:2013/04/14(日) 18:31:09.45 ID:bNhMmQbko [12/29]
憩(ウチが一番乗りか……)

宥「あったかくない……」ガクガク

塞「あっ、もう席決め始めてます?」

憩「まだですよ、先どうぞ」

塞「どうもすみません、それじゃあこれかな!」

宥「じゃ、じゃ「あーっはっはっは!」」

淡「んっふー、チミたち早いねえ感心感心」

淡「今日も大星淡ちゃんが大勝しちゃうんだから!」

塞「あっ、はい」

宥「北……あったかくない」

憩(いいように流されとるなー)










東一局
淡 100000
憩 100000
塞 100000
宥 100000


憩(淡ちゃんにリードさせたらまた好き勝手にやられる!)

憩(そうはさせへん!)ピキィィン!

憩「リーチ!」

【孔穿つ閃光】発動!

塞「!」ゾクッ

塞(東一局で出しちゃうかーそれをー)

塞(まあ私も負けられないから)

塞(塞ぐよ!)カッ


【幻想塞ぎ】発動!
【孔穿つ閃光】の効果が書き換えられます


憩(全然来る気配がしいひん……どういうことや)

憩(何かに道を遮られてるみたいな)

憩(ウチを誰かが邪魔してる……みたい)

憩(何なんや一体!)トン

淡「ロン、3900」

憩「う……」

塞(何これ、きっつい……)


【孔穿つ閃光】を発動したため、憩の聴牌判定と和了判定が下がった!
【幻想塞ぎ】を発動したため、塞の雀力が下がった!


東一局一本場
淡 104900
憩 95100
塞 100000
宥 100000
(3900+供託棒一本)


淡「ツモ、1100オール」

塞(他の人が聴牌に向かってる間に和了ってるってさ……)

塞(ちょっとずるいよそれ)

宥(あったかくない……)

憩(くっ……)

淡「連荘連荘~♪」


東一局二本場
淡 108200
憩 94000
塞 98900
宥 98900


憩(このまま三連荘なんてさせへん!)

憩(もう一回や!)

憩「リーチ!」ピキィィン!


塞(荒川さん、また使うんだ……)

塞(でもこのまま行くよりさっさと流すべきだよね)

塞(んじゃ、いっか)


【孔穿つ閃光】発動!


憩「嶺上ツモ、リーチ一発の責任払いの8000は8600」


えり「荒川選手はリーチをかけると特殊な役が付くことが多いですね」

秋一郎「…………」

秋一郎(確かに、リーチの後は一発ないしは裏、海底などおかしな役ばかりだ)

秋一郎(天江衣や神代小蒔と比べると火力は劣る、だが彼女らとは何か本質が違う)

秋一郎(彼女から和了った者はその力を出せなくなり、彼女に和了られた者はツキを失う)

秋一郎(天江衣たちが牌を支配しているというのなら、彼女はまるで対戦相手を支配しているよう……)

秋一郎(って何を考えているんだ儂は)

えり(何を考えているんだろう)


東二局
淡 108200
親 憩 102600
塞 98900
宥 90300



全員ノーテンのため、流局


淡(まだまだ大丈夫だよね、減らされてないし)

憩(このまんまやと親流れてまう……)

塞(後何回行けるかな……)

宥(あったかい牌、来ない……)



東三局一本場
淡 108200
憩 102600
親 塞 98900
宥 90300



塞(大星さんにも荒川さんにも動きは見られないね)

塞(勝負は南場かな)

塞(よっし、これでテンパイ)トン

憩「ロン、3900は4200」

塞「うっわーい……」ガクッ


東四局
淡 108200
憩 106800
塞 94700
親 宥 90300



全員ノーテンのため、流局


宥(玄ちゃん……私、全然だめだよぉ……)

憩(六向聴はやっぱりきついって……)

塞(また流局かー)

塞(ま、誰かが大きいの和了るよりは十分マシなんだけどさ)

淡(出そっかなー、どうしよっかなー)ウムム


南一局一本場
淡 108200
憩 106800
塞 94700
親 宥 90300


宥(あったかい牌はそれなりに来てる……)

宥(でもぉ、全然聴牌できないよぉ……)トン

憩「ロン、2600は2900」

宥(あうぅぅ……)

憩(このまま安定でいったる!)

淡(ケイがまた頑張ってるね♪)

淡(でもまだまだ!)


南二局
淡 108200
親 憩 109700
塞 94700
宥 87400


宥(また手が進まないよ……)

淡「ポン」

塞(なーんかやばそうな感じ)

淡「来た来た!カン!」スチャ

淡「む~嶺上ならずか~」トン

憩(親やからテンパイしたいんやけどな……)

淡「あっ、ツモ!2000・4000」

塞(……もうやるか)


【幻想塞ぎ】発動!


南三局
淡 116200
憩 105700
親 塞 92700
宥 85400



塞(荒川さんが高そうな感じ)

塞(私はテンパイできてないからそっちは任せて、こっちは……っ!)カッ!

淡「!?」

淡(何……?)

淡(手が、全然進んでない!)

淡(だったら鳴けばいいもんね!)

淡「ポン!」

淡(このまんま勝ち越しだよ!)トン

憩「ロン、12000」

淡「なっ……」

塞(よし、あと一回!)カッ!

【幻想塞ぎ】発動!


オーラス
淡 104200
憩 117700
塞 92700
親 宥 85400



憩(ほな、行かせてもらおか!)キィィィン!

憩「リーチ!」

塞(んーやっぱりテンパイしてくるかァ)

塞(まぁ、抑えてあげるよ)

【孔穿つ閃光】発動!
【幻想塞ぎ】により効果が書き換えられます



憩(ムダヅモばっか……他の人たちがテンパイしとらんからええけど)

憩(ようやく、ウチがみんなの役に立てるんや)

憩(ここは、もっと粘る!)

塞(ダメだ、このままじゃ塞げない)

塞(誰も和了れなかったのに)

塞(一体、何が……?)

憩(海底、か)

憩(上出来や!)

憩「ツモ、700・1300」


宥「あ……終わっちゃった……」

塞「もー疲れたー」

淡「次こそは負けないんだからねっ!」

憩「お疲れ様でしたー」

塞(役目は果たせたからいっか)

宥「玄ちゃん、ごめんね……」


終局
大阪 120400 (+20400)
関東 103500 (+3500)
東北 92000 (-8000)
関西 84100 (-15900)


京太郎「憩さん、大活躍でしたね」

雅枝「このままいけばええんやけどな、次も頼んだで」

咏「うぃーっす」

京太郎「緊張感ねえな」

咏「まー気負ったところで意味ねーかんな」

京太郎「そんなもんなのか?」

咏「んじゃ、行ってくるわ」

京太郎「俺もついでに売店でも行ってくるか」




宥(控室に帰ったら……)

晴絵『あっはっは!宥がここまで役立たずだったとはなぁ!』

はやり『流石にないわ……』

玄『お姉ちゃん、見損ないました』

穏乃『何やってるんですか、ふざけないでくださいよ』

灼『……誰?』

宥「はわわわわわ」

宥「もう帰れないよぉ……」グスッ

京太郎「松実……さん?」

宥「!」ビクッ

宥「は、はいぃ」ウルウル

京太郎「そんなところで何うずくまってるんですか?」

宥「みんながこわくてぇ……」ナミダメ

京太郎(守ってあげたい、なにこの可愛い人)

宥「私、点棒いっぱい取られちゃったから……」

京太郎「ああ、なんだそういうことですか」

宥「ふぇぇぇん」

京太郎「大丈夫っすよ、皆さん優しいじゃないですか」

宥「でも、でもぉ……ひくっ」

京太郎「じゃあ落ち着くまで俺が傍にいます、控室まで送りますよ」

宥「ひぐっ、ひぐっ」

京太郎「顔がぐじゅぐじゅですよ、これで拭いてください」

宥「うん、うん……」

京太郎「そろそろ試合始まりますから、行きましょうか」

宥「……うん」

京太郎(世話の焼ける姉ってこんな感じなのかな)

京太郎(……照もそうか)








玄(お姉ちゃんが取られた分は私が!)フンスッ

咏「ドラローが相手かよぉ……」

胡桃「早く座るそこ!」

菫「今日も勝たせてもらおうか」

咏「はっ、同じ相手に負けるかよばーかばーか」

玄「一日目に大失点したのに何言ってるんですか?」

菫「うぐっ」

胡桃「まあ私も負けないからそこんとこヨロシク!」









咏=68+128+45=241
菫=7+124+30=161
玄=13+112+15=140
胡桃=70+124+15=209


次鋒戦終了
大阪 148400 (+28000)
関東 89600 (-13900)
東北 103000 (+11000)
関西 59000 (-25100)










玄(なるべく大きい手で和了らないと!)トン

胡桃「ロン、12000!」

菫「んなっ……!」

咏(いつの間に張ってたんだこのチビ……)


玄(今度こそ!)

咏(ドラ無しでも、清一色は作れんだよ!)

咏(読まれててもツモればいいだけ!)

咏「ツモ、3000・6000」


菫(松実玄……狙わせてもらう!)トン

胡桃「ロン、6400!」

胡桃「まだまだ行くよ!」


菫「」チーン

玄「」チーン

咏(こんぐらい稼げば充分だろ)

胡桃(次が勝負だね!)



絹恵「お姉ちゃん、頑張ってな!」

雅枝「お前なら大丈夫やろ」

浩子「はいはいガンバ~」

洋榎「うっし、ほな行ってくるわ!」ダダダダダダダ



洋榎「ばばーん!愛宕洋榎登場!」キキィィィィイイ

智葉「相変わらず五月蝿いやつだな」

洋榎「なんやとこのツンツンメガネ!」

まこ「まあまあ、二人とも落ち着きんさい」

洋榎「うっさいわワカメガネ!」

まこ「ワ、ワカ……」

藍子「ささっ、席へどーぞどーぞ」

洋榎「なんや次はグルグルメガネかいな」

藍子「グルグル……ねぇ」

洋榎「なんでメガネばっかなんや?」



藍子(さてさて、見せてもらいましょうかね)

藍子(どれだけ頑張れるかな!)グルグルグル


洋榎(なんやこれ)

洋榎(手が進まへん)

智葉「リーチ」

洋榎(しゃあない、オリよ)トン

洋榎「……」スチャ

洋榎(手が進んだ?)

洋榎(なんでオリようとしたんに……)トン

智葉「それだ、ロン」



結果
洋榎=10+132+15=157
智葉=73+132+15=220
まこ=48+124-15=157
藍子=27+124+30=181



中堅戦終了
大阪 135700 (-12700)
関東 113200 (+23600)
東北 104700 (+1700)
関西 46400 (-12600)







怜「愛宕さん、凹んでもうたな」

雅枝「今までが順調すぎたんや、無理はせんようにな」

竜華「頑張ってな、怜!」

怜「うん、竜華の分まで頑張って来るわ」

セーラ「あっはっは、それやと竜華が死んでもうたみたいやん」


灼(このままだと、いくら穏乃でも無理)

灼(もう、負けられない)ギュッ

怜(このまま稼いで渡す、それだけやな)

絃(あら、この二人少しそっくりさん?)

白望(胡桃もいたら面白そうだなぁ……)







絃「…………」ヒョォォォオ

怜(この人と打ってると、テンパイできひん未来しか見えへん)

怜(せやけど、私やっていつも同じってわけやない!)

怜「ポン」

怜(未来は無理やり切り開く!)

灼(まだだ、まだ勝てる)

灼(諦めたら終わりなんだ!)

灼「リーチ」

白望(このままいくと、豊音がだるい)

白望(でもこの手じゃなぁ……)

白望(穏便に行こう)



結果
怜=81+121+15=217
絃=34+128+30=192
灼=51+124+15=190
白望=7+128+30=165



副将戦終了
大阪 149300 (+13600)
関東 113700 (+500)
東北 91100 (-13600)
関西 45900 (-500)












えり「副将戦決着」

えり「現在トップは依然大阪選抜」

えり「後ろを負うのは三万点差の関東選抜」

えり「そして五万点差と大きく離された東北選抜」

えり「十万点差をつけられた関西選抜はもう、ダメなのでしょうか」

秋一郎「…………」

秋一郎「……いや」

秋一郎「勝負は最後まで楽しむのが勝負、諦めるには早すぎる」ボソボソ

秋一郎「まだ望みはある」ボソッ

えり「は、はぁ」

えり(声が小さくて聞き取れなかった……)

えり「それでは各チーム大将選手の紹介です」


善野「これで、良かったんか」

郁乃「うん、私はこれでええ」

郁乃「みんなが期待してくれてるんや、私が姫松の元監督とも知らへんで」

郁乃「せやから私はそれに応える」

善野「ふふっ、昔から変わらへんなぁ」

郁乃「その昔の私が今の私なんやけどな~」

善野「せやったね、っとここまでか」

郁乃「送ってれてありがとな」

善野「いつものことやろ、ほな頑張ってき」

郁乃「また後でな~」フリフリ



照「……郁乃」

郁乃「試合のときは郁代やで~」

照「今日も負けないから」

郁乃「私やって負けてられへんよ~」

穏乃「あ、宮永さんお久しぶりです!」

照「高鴨さん、今日もよろしくね」

穏乃「はい!よろしくお願いします!」

豊音「うんうん、やっぱり壮観だよー」

豊音「個人戦一位と三位の宮永さんに高鴨さん!それに団体戦でちょー頑張ってた赤阪さん!」

豊音「よろしくお願いしますっ!」




東一局
郁乃 149300
照 113700
豊音 91100
穏乃 45900



豊音(宮永さんは東一局は和了らないんだよねー)

豊音(それならまずは温存するよー)




郁乃「ポン」

穏乃(一巡目ポン?)

豊音(んんっ?)

豊音(なんだか調子がいいよーな?)

豊音(まあそれはそれでいいことだよねー)


豊音「ツモ、4000・8000」

穏乃「うっわ……」

穏乃(早速持って行かれたぁ……)

照「…………」






東二局
郁乃 141300
親 照 109700
豊音 107100
穏乃 41900



豊音(……よし)

【友引】発動!

豊音「ポン」

豊音「ポン」

豊音「チー」

照(…………)

照(また裸単騎)

豊音「ポン!」

照(……でも)

豊音(これで私の和了りだね!)トン

照「ロン、2000」

照「……連荘」


東二局一本場
郁乃 141300
親 照 111700
豊音 105100
穏乃 41900


豊音(前は確か……これでいいはず)

【先勝】発動!

穏乃(配牌一向聴!白發の刻子もあるし)

穏乃(……ここは突き進む!)

照「…………」

穏乃(よしよし、テンパイまで来た!)

穏乃(カン……できるかな)

照(テンパイ……これで)トン

穏乃(来た!)

穏乃「カン!」

穏乃「うおおっ!嶺上ツモ!責任払いで8000は8300!」

照(何……)

豊音(宮永さんがたった一回で止まったよー!)

郁乃(う~ん、これはちょーっと予想外やったな)


東三局
郁乃 141300
照 103400
豊音 105100
穏乃 50200


豊音(親だし攻めていくよー!)

【友引】【赤口】発動!

郁乃(このままやとまた照ちゃんが和了り続けてまうから……)

郁乃「チー」

郁乃(安手で流してみよか~)

穏乃(ここで逆転してみせる!)トン

郁乃「……ロン、2600」


東四局
郁乃 143900
照 103400
豊音 105100
親 穏乃 47600



えり「三位に転落してしまった関東選抜宮永照、果たしてどのように巻き返すのでしょうか」

秋一郎(この点差……今回は見れるようだな)

秋一郎(個人戦決勝卓にだけ見せたあの業)

秋一郎(実に楽しみだ)


照「ツモ、400・800」

照(これで300点差)

照(……高鴨さんが危険だけど、いつも通り)


南一局
親 郁乃 143500
照 105000
豊音 104700
穏乃 46800



照「ロン、2000」

照(……ようやく連続)

照(流石に時間をかけすぎたか)

穏乃「…………」

照(厄介になってきた)

穏乃(今日は調子がいい、ツキがある!)

穏乃(こっからが勝負!)ゴッ


【斉天大聖】発動!


南二局
郁乃 143500
親 照 107000
豊音 104700
穏乃 44800



照「ツモ、2000オール」

穏乃(また、和了られた……)

豊音(やっぱりちょー強いよー)

郁乃(これが照ちゃんの強さ、か)

照(…………)

照(時期尚早かもしれない)

照(でも、やってみるか)


【鏡開き】発動!
この局のみ【人形劇】【身代わりの幻影】【六曜】が発動できなくなりました!


南二局一本場
郁乃 141500
親 照 113000
豊音 102700
穏乃 42800


ビキィッ!

郁乃(……なんやこの感じ)

郁乃(小鍛治プロほどやないけど、嫌な感じやな……)

穏乃(何かが……)

豊音(これって……宮永さん?)


えり「配牌時で国士無双一向聴!?」

秋一郎(宮永姉妹の得意技は共に点数調整)

秋一郎(妹はプラマイゼロを得意としている、と聞いたことがある)

秋一郎(そして姉は点数上昇)

秋一郎(まるで牌のありかをわかっているかのよう)

秋一郎(……彼女らの目には一体何が映っているんだ)


九19①⑨東南西北白發中

照(……国士無双)

照(私が初めて和了った役満)

照(いつからか、ヤオ九牌が見えるようになっていた)

照(ヤオ九牌が私に集まるようになった)

照(これは、点数調整には使いやすい力)

照(なぜ、力なんてものがあるのか)

照(なぜ、私は抗えないのか)

照(だから、こうして――)


照「ロン、48300」

豊音「わ……」

郁乃「え……っ」

穏乃「なっ、た、たった三巡目で!」


照(希望を打ち砕いてしまう)



南二局二本場
郁乃 93200
親 照 161300
豊音 102700
穏乃 42800


豊音(他力本願だけど二位浮上)

豊音(点差は少しでも詰める!)

【先勝】発動!

同コンマのため、流局


照(もちろん利用することもあった)

照(個人戦の決勝だってそうだった)

照(負けたくなかったから)

照(京と咲とモモが見ていると思ったから)

照(私もずいぶんと調子がいい人間だ)


南二局三本場
郁乃 93200
親 照 161300
豊音 102700
穏乃 42800


豊音(うーん、ダメだったかー……)

豊音(でもでも!まだまだ諦めないよー)

【先負】発動!



豊音(うーん?全然テンパイできない?)

照(……)

照(手が進まなくなってきた)

照(これは、多分……)


穏乃「ツモ、4300・8300」


南三局
郁乃 88900
照 153000
親 豊音 98400
穏乃 59700


豊音(大安は最後まで取っておくとして)

豊音(今回は……!)

【友引】【赤口】発動!



照「ツモ、400・800」

照(高鴨さんも姉帯さんも役満直撃でしか私には追いつけない)

照(郁乃さんは、高鴨さん次第か)


オーラス
郁乃 88500
照 154600
豊音 97600
親 穏乃 59300


豊音(もう、ダメかもしれない)

豊音(――だけど)

豊音(まだ続けたいので頑張るよー)

豊音(さて、どこまで行けるかな)

【大安】発動!



穏乃(聴牌、今は宮永さんとの点差を縮める)

穏乃(そう簡単には終わらせない!)

照(……これ、は)

照(掴まされた?)

照(いや、だったらこっちを諦めて……)トン

穏乃「ロン、12000」


オーラス一本場
郁乃 88500
照 142600
豊音 97600
親 穏乃 71300



照(……)スチャ

照(高鴨さんの支配があまり効いていない)

照(それに姉帯さんも郁乃さんも和了れないみたい)

照(ここで、終わりか)トン

豊音(うぅぅ、全然ダメだよー!)

豊音(一回も和了れてないし……)

豊音(みんな、ごめんね)トン

穏乃(うー……ん)スチャ

穏乃(なんも来ないなー)

穏乃(逆転できるかも!って思ったけどさ、やっぱり勝てっこなかったのかな)

穏乃(違う違う!)ブンブン

穏乃(こんなん私らしくない!負けても私らしくするんだ!)

穏乃(最後まで突き進む!)トン

郁乃(……これ、照ちゃんの和了り牌か)

郁乃(テンパイできたのはええんやけどな……)

郁乃(結局、照ちゃんには敵わんかったな)

郁乃(おまけに三位転落)

郁乃(善野ちゃんに言っとったことが恥ずかしいわ)

郁乃(悪あがきはせえへん、この一打で終わりや)

郁乃(私は前へ進む)

郁乃(小さくなっても、何があっても)

郁乃(……楽しかったな)トン

照「…………」

照「ロン、1000は1300」

郁乃「…………」

郁乃(やっぱり、か)グスッ

郁乃(あれ、なんで目が熱いんやろ)

郁乃(こんなん違うやろ、私は……)

郁乃(もっと――)


穏乃「あ、赤阪さん?」


郁乃「…………うん」チャラッ

郁乃(――笑っとらんとな)

郁乃「これで終わりやな」ニコッ










――――国民麻雀大会――――

―――地区選抜団体戦終了―――


一位 関東 143900 (+30200)

二位 東北 97600 (+6500)

三位 大阪 87200 (-62100)

四位 関西 71300 (+25400)