【12日目】開始


京太郎「三回戦、もっと強い人と戦えるのか……」

京太郎「燃えてきた!」

京太郎「今日も頑張ろう!」


午前

京太郎「三回戦ともなると人が多くなってくるな」

京太郎「気引き締めないと!」






三回戦開始(2位以上で通過)

親 男I 25000
男G 25000
男H 25000
京太郎 25000



京太郎「ロン、16000」

男H(こいつの雰囲気……鹿児島の県予選に……)

男I(都の予選の彼に……)


東2局
男I 25000
親 男G 25000
男H 9000
京太郎 41000



男I「ツモ、500・1000」

男I(彼はなんというか、陰鬱なものに包まれていましたね)

男I(自分の打ち筋を持たず、誰かを頼っているかのように)

男I(この人は、どうなんでしょうか)


東3局
男I 27000
男G 24000
親 男H 8500
京太郎 40500


京太郎(ここまでトントン拍子)

京太郎(このまま優勝!)

京太郎(なーんて上手くはいかないよな)

京太郎「ロン、16000」


三回戦通過
男I 27000
男G 24000
男H -7500
京太郎 56500













三回戦開始

親 憩 25000
女F 25000
女G 25000
由子 25000


全員ノーテンのため、流局


東2局一本場
憩 25000
親 女F 25000
女G 25000
由子 25000


女F「ロン、16300」

憩「え……?」

由子(荒川さん、それはどうなのよー?)

女G(個人戦二位、大したことない)


東2局二本場
憩 8700
親 女F 41300
女G 25000
由子 25000


全員ノーテンのため、流局


東3局三本場
憩 8700
女F 41300
親 女G 25000
由子 25000


憩「ロン、8900」

憩(まだまだ腐らんで!)


オーラス
憩 17600
女F 41300
女G 16100
親 由子 25000


由子(焼き鳥、でもこのまま流せば通過なのよー)トン

憩(そ、そこで来るかー!)

憩(ノミ手……どうすりゃええんや……)

憩(真瀬さんに直撃なら最低でも3900)

憩(ツモなら1300・2600)

憩(また練り直さな……)


憩(一旦捨てて)

憩(またツモを……)

由子(荒川さん、少し笑顔が崩れてるのよー)

憩(よし、そんで)トン

女F(とりあえず勝ち抜け決定、と)

憩(来たで……ごめんな真瀬さん)

憩「ツモ、1300・2600!」


由子「まくられちゃったのよー」アハハ

憩「すみません」

由子「別にいいのよー、これが勝負なんやから」


三回戦通過

憩 22800
女F 41300
女G 16100
由子 22400











京太郎「今日もあっさり勝ってしまった」

京太郎「そろそろ照みたいな人が出てくるかな?」

京太郎「こわいけど楽しみだ」

洋榎「さっきからなにブツクサ言っとんねん」

京太郎「洋榎さん?いつからそこに」

洋榎「ずっとおったんやけどな……まあええわ」

洋榎「そういえば由子、荒川に負けたらしいで」

京太郎「そうなんですか……すみません」

洋榎「……由子は強いから、大丈夫やで」

洋榎「それにそないなこと須賀が言うことやないやん」

洋榎「気分転換になんかしようや」

京太郎「そうですね、それじゃあ……」





洋榎「で、何しよか」

京太郎「何かしたいものとかあります?」

由子「二人の好きなのでいいのよー」

洋榎「ほなババ抜きやろ!ババ抜き!」

京太郎「またですか!」

洋榎「前は二人だけやったけど今は由子もおるから楽しいで!」

京太郎「それもそうですね、由子さんもそれでいいですか?」

由子「うん」



京太郎「うはぁ、負けたぁ……」グデー

洋榎「由子は強いなぁ、五戦五勝やん」

京太郎「ずっとニコニコしてるんですもん、わかるわけないじゃないですか」

由子「二人とも表情がわかりやすいだけなのよー」

由子「そんなことやったらまだまだ勝てないのよー」

洋榎「あーなんか今ムカついたわ、腹立ったわ」

洋榎「次はジジ抜きで勝負や!」

京太郎「結局あまり変わってない!?」

京太郎「いやでもジジ抜きなら表情は関係ないよな……」



由子「1抜けなのよー」

洋榎「ムダヅモ一つもあらへんのはおかしいやろ……」

京太郎「次は神経衰弱で!」



由子「27ペア揃えたのよー」

洋榎「なんで1巡だけで終わんねん」

京太郎「勝てる気がしない……」

京太郎「こうなったら次は……!」




【12日目】終了













【13日目】開始

京太郎「あの後も俺たちの負けは続いた」

京太郎「七並べに至っては8を4色とも止められてたし、おかしすぎるだろ」

京太郎「少し疲れた……」


午前

京太郎「準決勝前だから特訓をしておこう」

京太郎「照や憩さんも頑張ってるだろうし」

京太郎「姫松の人に手伝ってもらうのもありだな」

※憩と照も特訓をしています







京太郎「やっぱり実戦あるのみだよな!」

京太郎「近くに雀荘あるし」

京太郎「誰か誘ってみよう!」






京太郎「というわけでサイコロころころー」

洋榎「なんやまたチビっこかいな」

咏「京太郎に呼ばれて来てみたらまたアンタかよ」

洋榎「今回も勝たせてもらうわ」

咏「でけえ口叩けんのも今の内だぜぃ、しらんけど」

由子「ふ、二人とも落ち着くのよー」




東1局
親 由子 25000
咏 25000
洋榎 25000
京太郎 25000


京太郎「ロン、12000」

咏「うげっ」

洋榎「なんやアタリ牌もわからんのかいな」

洋榎「これだからお子様は嫌やなぁ」

咏「むかっ、ちょーっとそれは私をなめすぎてるんじゃねぇか?」

洋榎「なんや?ウチに勝てる言うんか?」

咏「ああ勝ってやるとも、お前なんかちょちょいのちょいだってーの」

洋榎「まあ楽しみにしとくわ」


【灼熱の矛】発動!

東2局
由子 25000
親 咏 13000
洋榎 25000
京太郎 37000



京太郎「ツモ、4000・8000」

咏「親っかぶりかよぉ……」

洋榎「ええでーやったれー!」

由子「洋榎ったらまた」

咏「次は和了るぜ!絶対に!知らんけど!」

洋榎「いやどっちやねん」

洋榎「ま、ウチも容赦はせんけどな」

【灼熱の矛】発動!


東3局
由子 21000
咏 5000
親 洋榎 21000
京太郎 53000


京太郎「あ、ロン12000」

咏「えっ」

京太郎「終わり、だな」

咏「えぅ……」グスッ

京太郎「ごめん、ごめんって」

洋榎「せ、せやこの後ウチとどっか遊びに行こ、な?」オロオロ

由子「洋榎は試合があるのよー」

洋榎「あ、せやった」

由子「もう、三尋木ちゃん、私と少し出かけるのよー」

咏「……うん」

由子「それじゃあ二人とも頑張るのよー」

京太郎「はい」

洋榎「はい」

ガチャ バタム

洋榎「……雰囲気悪うなってしもたな」

京太郎「すみません」


終局
由子 21000
咏 -7000
洋榎 21000
京太郎 65000










京太郎「会場まで来たけど、咏のやつ大丈夫かな」

京太郎「俺も自分の心配しなきゃなんだけど」

京太郎「準決勝頑張るぞ!」










準決勝開始(2位以上で通過)



【絶対平和空間】により、流局

男I「ノーテン」

平太郎「ノーテンです」

水太郎「ゲホッ、ノーテン」

京太郎「テンパイです」

京太郎(なんだこの雰囲気)

京太郎(温かいのか寒いのかわからない)

京太郎(変な気分だ……)


東2局
男I 24000
親 平太郎 24000
水太郎 24000
京太郎 28000







【絶対平和空間】により、流局

平太郎(私の支配が裏目に出ましたか)

平太郎(しかしそれも一興、平和に行きましょう)

京太郎(親の人のアタリ牌ばっかりツモってたのか、危なかったな)

京太郎(次は和了るぞ!)


東2局流れ二本場
男I 23000
親 平太郎 27000
水太郎 23000
京太郎 27000










京太郎「ロン、12600です」

水太郎「はい、ゲホッゲホッ」

京太郎「ちょ、大丈夫ですか?」

水太郎「なんとか、はい。次行きましょう、次」


東3局
男I 23000
平太郎 27000
親 水太郎 10400
京太郎 39600



京太郎「ロン、12000」

男I「相変わらず大きいですね」タハハ

平太郎(このままだと私は2位通過)

平太郎(それもいいですが)

平太郎(微妙ですね……)


東4局
男I 11000
平太郎 27000
親 水太郎 10400
京太郎 51600



【絶対平和空間】により、流局


平太郎(今回は上手くいったようです)

平太郎(私の場合支配というよりは流れを加速させる、と言った方がよいのですが)

平太郎(とりあえずはあの高目を処理できたようでよかったです)

水太郎(役満……危なかった)


東4局流れ一本場
男I 9500
平太郎 25500
水太郎 11900
親 京太郎 53100



【絶対平和空間】により


水太郎(リーチかけずに数え役満……これでを対面の人に当てれば2位通過)

水太郎(親の人に当てればまくれる)

水太郎(あと少し、あと少し)

男I(都予選のときにはやられましたが)

男I(ようやく準決勝まで来れたんです)

男I(まだ希望はある!)トン

水太郎「ロン、32000の一本場は32300」

水太郎「終わりです」

男I「な……に……?」

平太郎(あちゃー)


終局
男I -21500
平太郎 25500
水太郎 43900
京太郎 53100










【side-憩】

憩(今朝から特訓もしたし、今日も頑張るで!)

憩(相手は誰やろなー)







穏乃「あ、荒川さん!今日はよろしくお願いします!」

憩「高鴨さんが相手か、よろしく」

竜華「ウチもおるで」

憩「予選の時以来ですね」

竜華「今日は負けへんで!」

穏乃「私もです!」




準決勝開始

親 憩 25000
女F 25000
穏乃 25000
竜華 25000


竜華「ツモ、700・1300やで」

憩「親流されたかー残念や」

穏乃「凄い笑顔なのですが、それは」

東2局
憩 23700
親 女F 24300
穏乃 24300
竜華 27600


穏乃「ツモ!3翻で90符なので満貫!」

穏乃「2000・4000です!」

竜華「カン多すぎやろ」

穏乃「宮永さんの真似をしてみました!」


東3局
憩 21700
女F 20300
親 穏乃 32300
竜華 25600


憩(高鴨さんも清水谷さんも強いから)

憩(早めに使っとこか)ピキーン

【孔穿つ閃光】発動!


憩「ロン!6400!」

女F「はい」

憩(できればあの二人に当てたかったんやけど、しゃあない)

憩(まだまだやで!)


竜華(……ときちゃん?)


【ときちゃんパワー】発動!


東4局
憩 28100
女F 13900
穏乃 32300
親 竜華 25600

竜華(見える、見えるで怜!)

竜華(これが怜の見とった世界なんやな!)

とき(ちょっと違うけどな)

竜華「ロン、3900や」


東4局一本場
憩 28100
女F 10000
穏乃 32300
親 竜華 29500


穏乃「ツモ!1100・2100!」

穏乃「このまま一位通過しますよ!」

竜華「なかなか言うやないか、そう簡単には負けへんで」

穏乃「上等です!」


【インフレーションギア】がレベルアップしました!
竜華に飛び火しました




南1局
親 憩 27000
女F 8900
穏乃 36600
竜華 27400


女F「ロン、8000です」

穏乃「うわっ!……はい」

女F「どうもです」

憩(一位まで近くなったけど、どうしよ)


南2局
憩 27000
親 女F 16900
穏乃 28600
竜華 27400

穏乃「ロン!12000です!」

女F「せっかくとれたのに……」

穏乃「あ、すみません」

女F「いえいえ、大丈夫ですから気にしなくていいですよ」


南3局
憩 27000
女F 4900
親 穏乃 40600
竜華 27400




憩(あの子に当てればウチにも勝ちが見える)

憩(もういっちょ)ピキーン

【孔穿つ閃光】発動!

憩(今度は高かったな)

憩「ツモ!3000・6000!」

憩「まくったで!」

穏乃「うおお!凄い!」

穏乃「私も負けてられません!」

【インフレーションギア】がレベルダウンしてレベルアップしました


オーラス
憩 39000
女F 1900
穏乃 34600
親 竜華 24400


穏乃「ツモ!4000・8000!」

穏乃「まくりかえしましたよ!」

穏乃「よっしゃああああ!」

竜華「賑やかな子やな」

憩「そうですね」

竜華「ウチのぶんもよろしくな、応援しとるで」

憩「おおきに」ニコッ


終局
憩 35000
女F -2100
穏乃 50600
竜華 16400






京太郎「メールでもするか」

京太郎「……よし、照に送ろう」

京太郎「決勝戦前だから気を楽にしておいてやろう」

京太郎『あンた、背中が煤けてるぜ』

京太郎「送信っと」ピッ

ヴーッヴーッ

照『何、どういうこと?』

照『かちかち山?』

京太郎「実を言うと俺もあんまし知らないんだよな」

京太郎『かちかち山って本当は狸がお婆さんの煮汁をお爺さんに飲ませるんだってな』

京太郎『切って煮てって』ピッ

照『何でそんなことを話すの』

照『寝れなくなるじゃない!』

京太郎『そうそう、シンデレラ、もとい灰かぶりでも』

京太郎『あの義理のお母さんと姉たちいたじゃん?』

京太郎『あの人たち、最後に鳩に目をくりぬかれたらしいぞ』

京太郎『痛そうだよな、目だぜ?目』ピッ

京太郎「あれを知った時は衝撃的だったな」ウーン

ヴーッヴーッ

京太郎「電話?……照からだ」

照『……京のばか』

京太郎『え?』

照『ばかばかばかばかばか!』

照『もう知らない!』プツッ

プーップーッ

京太郎「……やりすぎたな、謝っておくか」ポチポチ

京太郎『すまなかった』ピッ

照『わかればいいんだよ、わかれば』

照『次変なこと言ったらもう許さないからね!』

京太郎『P.S.そのお姉さんの方はガラスの靴に入れるために親指を切り落としたらしいぞ』ピッ

京太郎「勢いで送ってしまったけど、いいよな?」

ヴーッヴーッ

京太郎「また電話か」

照『きょ・う・た・ろ・う?』ゴゴゴ

京太郎「ヒィッ」

京太郎(電話越しでも伝わるこの殺気!)

京太郎(ま、間違いねえこいつぁ……)

京太郎(俺の命が危ない!)

照『あとで覚えておいてね』プチッ

プーップーッ



京太郎「照をからかうのはやめよう」

京太郎「いや昔も結構からかってたけどさ」

京太郎「……やっぱりあいつでも緊張とかしてんのかな」

京太郎「気になるけど寝よ寝よ」



照(猟奇ものはまあ慣れてるから)

照(京も私に気を遣ってくれたのかな)

照(気になるけど寝よ寝よ)



【13日目】終了
















【14日目】開始

京太郎「決勝戦!」

京太郎「いやーまさかここまで来れるとは思ってなかったぜ」

京太郎「照や咲、モモは全中まで行ってたのに俺だけ県予選落ち」

京太郎「でもこれで胸を張ってあいつらと対等になったって言えるんだ」

京太郎「負けてられない!」


午前

京太郎「牌を握ってないと落ち着かないな」

京太郎「ちょっとばかしウォームアップでもするか」

※照と憩も特訓を始めました





京太郎「洋榎さん!」

洋榎「な、なんや朝っぱらから」

京太郎「俺に稽古をつけてください!」

洋榎「今日が決勝か……ええわ!付き合うたる!」

洋榎「ウチがおれば百人力やからな!」

京太郎「ありがとうございます!」

洋榎「ほなまずはツモ切り3340回からや!」

京太郎「……え?」






京太郎「こんな特訓になんの意味ががががが」トン

洋榎「余計なこと考えんでツモって切るんや!」

京太郎「うごごごご」トン








京太郎「あれ、お守りが見当たらないけど、まあいいや」

京太郎「そろそろ行こう」

洋榎「須賀!頑張ってな!」

京太郎「はい、待っててくださいね」

京太郎(絶対に、勝つ)ゴッ










決勝戦開始

親 京太郎 25000
水太郎 25000
狂太郎 25000
学太郎 25000




京太郎「ロン、18000」

学太郎「はいよ」

京太郎「一本場」

京太郎(やっべープレッシャーすげー)

京太郎(でもみんな見てるんだから頑張らねえと!)

京太郎(決勝戦でトビなんてなったらその日は……)グヘヘ

京太郎(頑張るぞ!)

東1局一本場
親 京太郎 43000
水太郎 25000
狂太郎 25000
学太郎 7000



狂太郎「ツモ、1000・2000は1100・2100」

狂太郎「んーまだまだ、こっからだよ」

狂太郎「狂気は続くよどこまでも」

学太郎(何言ってんだこつ)


東2局
京太郎 40900
親 水太郎 23900
狂太郎 29300
学太郎 5900



京太郎(テンパイ……なんだか照みたいだな)

京太郎(これで終わるかもな)

狂太郎(これが終わったら女子の会場でロリ探しをしに行くか)トン

京太郎「えーっと、ロンです、国士無双」

京太郎「32000です」

狂太郎「」

学太郎「それは消せない……無念」

水太郎(二位なのに嬉しくない)


終局
京太郎 72900
水太郎 23900
狂太郎 -2700
学太郎 5900


男子個人戦で優勝しました!










京太郎「ありがとうございました」

狂太郎「なんでだよおおおお!」

狂太郎「ざっけんじゃねえ、くそ!くそ!くそっ!」

水太郎「目が血走ってる……」

学太郎「これが彼の言う狂気、か」

狂太郎「アウアウアー!」

京太郎「とりあえず外に出るか」



京太郎「だぁーっ、疲れたーっ」

京太郎「それにしても優勝か、実感湧かないな」

京太郎「最後の国士、和了るとき……」

京太郎「少し、懐かしい気がした」

京太郎「あの感覚は一体……?」













京太郎「気のせいか、そりゃそうだよな」

京太郎「みんなで一緒に打ったのも遠い話だし」

京太郎「とりあえず咏に教わったこの技術、あとでお礼しておくか」

京太郎「……ところで」

京太郎「取材とか誰も来ないのな」ポツーン


【side-憩】

憩(個人戦決勝、こっちの方が心地ええわ)

憩(ほな、化け物退治といきますか)

照「……今日はよろしく」

憩「負けへんで」




決勝戦開始

親 憩 25000
照 25000
小蒔 25000
穏乃 25000

小蒔「ツモ、4000・8000」

照(この感じ、前やったときとは違う?)

照(この前よりも強大になってる)

照(それに……何も見えない)

憩(神代さん強いなぁ……)

憩(まだこっからや)

【照魔鏡】の発動が阻止されました

東2局
憩 17000
親 照 21000
小蒔 41000
穏乃 21000


小蒔「ツモ、4000・8000」

穏乃(さっきから高いのばっかり、すごい)

穏乃(私も頑張らないと)ギュッ

照(阿知賀の人……そうだよね)

照(和了らせてばっかじゃいられない)

憩(照ちゃんのアレが無かった)

憩(やっぱり神代さんのが原因?)

憩(なら、今の内や)

小蒔(……はっ!)

小蒔(私ったら、また寝ちゃってました)

小蒔(全力で前傾に!)


東3局
憩 13000
照 13000
親 小蒔 57000
穏乃 17000



小蒔「ロン!12000ですっ!」

照「……」

照(さっきと雰囲気が違う)

照(起きたのか)

憩(和了れへん……)


東3局一本場
憩 13000
照 13000
親 小蒔 69000
穏乃 5000


憩(ようやくテンパイ)

憩(ウチかて、負けっぱなしは嫌や)ピキーン

【孔穿つ閃光】発動!

小蒔(団体戦では負けてしまいましたが、こっちは頑張ります!)

小蒔(霞ちゃんも見てるかもしれませんし!)トン

憩「ロン、8300や」

小蒔「は、はい」シュン

照(和了れない……)

照(そろそろ使おうかな……)


東4局
憩 21300
照 13000
小蒔 60700
親 穏乃 5000



照「ロン、1300」

小蒔「あうっ」

照(やっぱり守りが薄い)

照(これなら、行ける)


南1局
親 憩 21300
照 14300
小蒔 59400
穏乃 5000


照(さっきは神代さんのせいで見れなかったけど)

照(前までの憩と同じなら、大丈夫のはず)

照「ロン、2000」

憩(前まで?)

憩(ウチは去年より、春より、さっきより強いさかい)

憩(今回は押し切る!)

【白衣の護り】発動!シャキーン


照(……)

照(抑えられた?)

照(でも、こっちにだって……)

【鏡開き】発動!


南2局
憩 19300
親 照 16300
小蒔 59400
穏乃 5000


ゴッ

憩(なっ!?)

穏乃(ふえっ?)

照(狙いは……神代さん)

照(鏡を開いて、相手を視る)

照(そして相手から奪う)

照(これで、一発)

照「ロン、48000」

照(捲った)


南2局一本場
憩 19300
親 照 64300
小蒔 11400
穏乃 5000





穏乃「ロン!12000の一本場は12300です!」

照「……」

照(やっぱりさっきのが結構効いてる)

照(あれも使えるかどうかわからないし……)

憩(和了っとけばよかったんかな?)


南3局
憩 19300
照 52000
親 小蒔 11400
穏乃 17300





憩(あと2局……)

憩(照ちゃんの打ち方から予想して誰かが飛ぶことはありえへん)

憩(照ちゃんまで38700点)

憩(勝ったる!)

【孔穿つ閃光】発動!

憩「ツモ、500・1000」

憩(小さい!)

憩(このまんまやと届かん!)

【インフレーションギア】【コークスクリュー】が無効となりました


オーラス
憩 21300
照 51500
小蒔 9400
親 穏乃 16800


憩(あと30200点!)

憩(倍満直撃か役満和了るしかない)

憩(ここで戦わんでいつ戦うんや!)

【孔穿つ閃光】発動!

憩(ツモってもうた……)

憩(1500・2900)

憩(これやったら届かへん!)

憩(どうすればええんや……)


憩(今年こそは勝つんや!)

憩(今は……ごめんな)トン




憩「カン!」

憩(なるべくドラを増やす!)

憩(ウチは運頼りさかい、その数はなるべく増やす!)

憩(そして)

憩「リーチ!」

憩(行ったれ!)



憩(お願いや!)

憩(来た!)

憩「ツモ!リーチ一発三槓子三暗刻ドラ2!裏は、2と1」

憩「……6000・12000」

憩「……ダメ、やった」


終局
憩 45300
照 45500
小蒔 3400
穏乃 4800









照「お疲れ様でした」

小蒔「お、お疲れさまでした!」

小蒔「200点差……すごいですっ!」

小蒔「また打ちましょうね!」

穏乃「私もです!」

穏乃「またどこかの卓で!」

照「……うん」

小蒔「それではお先に失礼しますね」

穏乃「お腹すいたので私も……」

ガチャ バタム

照「……憩」

憩「いやー照ちゃんやっぱり強いわ」

憩「ウチもまだまだやな」

憩「ここで去年初めて照ちゃんと打ったときと変わっとらん」

憩「勝てへんかった」

憩「照ちゃん、おおきに」ニコッ

照「……憩」

照「無理しなくていいから」

照「まだ国麻もあるんだし、ね?」

憩「うん、わかっとる」

憩「照ちゃん、先行っててくれるか?」

照「…………」

照「また後で」


ガチャ バタム














【side-京太郎】


京太郎「インタビューなんて初めて受けたぜ」

京太郎「鼻毛出てなかったかな?」

京太郎「今日はどっと疲れた気がするー」

京太郎「女子は照が優勝、憩さんが準優勝、高鴨さんが3位、神代さんが4位」

京太郎「200点差ってすごい試合だったんだろうな」

京太郎「……洋榎さんもいないし暇だな」

京太郎「何かすることは……」

京太郎「誰かとメールでもするか」






京太郎「照……いや、憩さんにしよう」

京太郎「お世話になったからな」

京太郎「そんじゃ……」

京太郎『お疲れ様でした!準優勝おめでとうございます!』

京太郎『一位二位独占じゃないですか!?』

京太郎「こんな感じで送信っと」ポチッ

京太郎「さーてと、明日はどう過ごそうかなー」

京太郎「あれ?そういえばなんか忘れてるような……?」

ヴーッヴーッ

京太郎「お、返ってきた」

憩『おおきに!』

憩『京太郎くんも優勝おめでとな!』

憩『大阪に戻ったらお祝いしよ!』

京太郎「憩さん、元気そうだな」

京太郎「そういえば確か憩さんと何か約束をしてたんだっけか」

京太郎「どうだったっけ?」






京太郎「デート!そうだ!デートに行くんだ!」

京太郎「そんなこと忘れるなよ、まったく」

京太郎「日にちとかを聞いておこう」

京太郎『ありがとうございます』

京太郎『決勝となるとやっぱり緊張するんですね、疲れましたよ』

京太郎『あとこの前約束したデートの件なんですけど


憩『マリオパーティー、覚えててくれたん?』

憩『ウチは冗談のつもりやったんやけど』

憩『ほな明後日の朝9時にホテルの前集合やな』

憩『覚えててくれておおきに、楽しみにしとるで』

憩『おやすみ』

京太郎「おお、緊張してきた」

京太郎「明後日、ホテル……ホテル……」

京太郎「よし、覚えたぞ!」

京太郎「今日はこのままグッナイ!」

――――――――――

京太郎「寝れない」

京太郎「まだ10時だしな」

京太郎「あと1人くらいなら送れるか?」






京太郎「後はやっぱり照か」

京太郎『優勝おめでとう流石チャンピオンだな』

京太郎「送信っと」ポチッ

ヴーッヴーッ

京太郎「相変わらず返信速いな」

照『ありがとう、京もおめでとう』

照『これでアベック優勝だね』

照『京、昔からずっと強くなった』

京太郎「そういえば男子も女子もうちが制したのか」

京太郎「よくよく考えると凄いな」

京太郎「それにしても強くなった、か照に言われると感慨もひとしおだな」

ヴーッヴーッ

京太郎「また照からか?」

照『あと、憩と話した?』

京太郎『話した、っていうかメールだけど』

京太郎『それがどうした?』ポチッ

ヴーッヴーッ

照『元気そうだった?』

京太郎『見る限りは元気だったけど、どうかしたのか?』

ヴーッヴーッ

照『ならいい、おやすみ』

京太郎「ああ、おやすみ……って、また何か忘れてるような?」





京太郎「海に行くんだよな……?」

京太郎「このこともメールしておくか」

京太郎『海に行くって約束のことなんだけど』










京太郎「明日は休もう」

ヴーッヴーッ

照『ずいぶん前のことだったのに、覚えてるんだ』

照『じゃあ明々後日、朝8時にホテルの前で』

照『嬉しい、ありがと』

照『おつかれさま』

京太郎「ふむ、今日はここまでにするか」

京太郎「照と二人っきりか……誰か誘おっかな」

京太郎「とりあえず寝よ」



【14日目】終了















【15日目】


京太郎「うん、良く寝た!」

京太郎「あと3日間は東京にいるんだよな」

京太郎「思う存分楽しんで帰ろう!」


京太郎「咏を誘ってみるか」

prrr prrr

咏『は~い、咏ちゃんだけど、どうかしたのかぃ?』

京太郎『一緒に遊びに行こうぜ!』

咏『遊びに?』

京太郎『東京観光でもどうかな、と』

咏『うん……わかった、付き合ってやろうじゃねえか!』

咏『それじゃあまた後でな!』

京太郎『おう!』

プーップーッ

京太郎「あ、待ち合わせ場所伝え忘れてた」






京太郎「浜離宮恩賜庭園?」

咏「そうだよん、一回来てみたかったんだよねぃ」

咏「あの松とか、茶屋とか、風情があるなーって」

京太郎「咏って年寄りくさいよな」

咏「どういうことだい?」

京太郎「和服しか着なかったり、料理する時も割烹着で」

京太郎「盆栽もやってるし部活で淹れてくれるお茶も美味いし」

京太郎「……見た目の割に」

咏「最後の一言は余計じゃねえか?」

咏「んーまあ家がそんな感じだったからじゃねえの?知らんけど」

京太郎「そういや咏の家のこととか聞いたことなかったな」

咏「話してないからねぃ」ケラケラ

咏「まあその気になったときに、な」

咏「お!アヒルがいる!」

咏「こいつら可愛いなー」ツンツン

アヒル「ガァーガァー」ヤ、ヤメロ!オレハジユウニイキルッテキメタンダ!

咏「ほら、エサやるよっと」

アヒル「ガァーガァー」フッ、ソンナミエスイタトラップニヒッカカルカ

アヒル「ガガァーガ」アラ、オイシイジャナイコレ

咏「エサ食べてる!うっはー可愛えー」キャッキャッ

京太郎(アヒルと遊んでる咏も可愛いけどな」

咏「は……はぁ?」カァァ

京太郎「やばっ!声に出てたか!」

咏「か、可愛い……って……」

咏「悪くないね……知らんけど」ボソッ






午後

京太郎「さて、と」

京太郎「咏も送っていったところだし、またどっか行こっと」

京太郎「誰を誘おっかな」



京太郎「近いだろうし弘世さんでも誘ってみるか」

prrr prrr

菫『私だ、何の用だ?』

京太郎『突然ですけど、今暇ですか?』

菫『生憎だが、少し行くところがあるんだ』

京太郎『そうですか、いやー残念だなー』

京太郎『せっかくおいしそうなワッフル屋を見つけたのに』

菫『なんだと!』

京太郎『近くの公園においしそうなワッフル屋さんがあるから弘世さんでも誘おうかなって思ったんですけど』

京太郎『予定があるなら仕方ないですね』

菫『ぁぅ……』

京太郎『少し焦げてサクサクした生地にあのほんわりとしたクリーム』

菫『…………じゅるっ』

京太郎『そしてその上に乗る真っ赤なストロベリーソース』

京太郎『おいしそうだったんですけど、予定があるなら仕方ないですね、それじゃ』

菫『待て待て待て!切るな!』

菫『予定が変わった!行こうじゃないか!』

京太郎『それじゃあ○○公園で』

菫『わかった』

プーップーッ

――――――――――

菫「どうして私はこう、全く全く」

菫「でも、ワッフルか……おっと涎が」

京太郎「お待ちしてました!」

菫「やあ」

菫「それで件のワッフル屋はどこなんだ?」キョロキョロ

京太郎「あそこにありますよ」ユビサシ

菫「お、おお!」

菫「カスタードクリームにホイップクリーム、チョコレートをかけるもよし」

菫「ブルーベリーにストロベリー……メロンとは変わり種だな」

菫「うむ、迷うな……」

京太郎「じゃあおっちゃん!「待て!」」

菫「こういうのはじっくりとだな……」

京太郎「だったら俺が適当に頼みますよ」

菫「……わかった、お前に任せよう」

京太郎「任されました!」





菫「まさかカスタードクリームのみとは」

京太郎「こういうのはシンプルなのがいいんですよ」

菫「それで、お前のはどうしたんだ?」

京太郎「あー実は俺今金欠なんですよね」

京太郎「ただここのワッフルがおいしそうだから弘世さんに教えようと思いまして」

京太郎「だからこうして見てるだけで十分です」

菫「……そうか、では」ハムッ

菫「お、おいしい……!」

菫「おいしい……」トローン

京太郎「何も二回も言わなくても」

菫「お前も食べてみろ!」

京太郎「じゃ、じゃあ」ハムッ

京太郎「……うまい!」テーレッテレー

京太郎「俺の目も節穴じゃないということですね!」

菫「ああ、ありがとうな」

京太郎「いえいえ、弘世さんには合宿のときにもお世話になりましたからね」

京太郎「このくらいどうってことないですよ」

菫「……そうか」

菫「機会があればまたここに来ような」

京太郎「はい、またいつか」

ヴーッヴーッ

菫「む、そろそろ行かなくてはいけないようだ」

菫「それではまたな」

京太郎「はい、さようなら」





京太郎「定食屋来てみたけど」

京太郎「金がねえ……」

京太郎「どうするかな」


お品書き

大食いチャレンジ

ご飯中盛り 100円

格安定食 150円

水 0円



京太郎「俺が頼んだのはご飯中盛り」

京太郎「たったワンコインで丼ぶり一杯分の量を食べられる」

京太郎「おかわりも自由、中盛りとは言っても大盛りはないんだな」

京太郎「これで満足しよう、米には神様がいるって言うしな」



【15日目】終