【8月第1週 平日】

京太郎「ほんと、憩さんていっつも何してるんだろう?」

京太郎「何…ナニ……?」

京太郎「ははっ、まさかな」


京太郎「IHに向けて追い込むぞ!」

京太郎「そういえば霞さんから説明とか受けてなかったな」





京太郎「咏ー特訓しようぜー!」

咏「おう、いいぜぃ」

咏「私は団体戦だけだからみっちり教えてやるよ」

京太郎「ま、お手柔らかにな」




咏「ロン、24000だよ」

咏「ツモ、4000・8000」

咏「ツモ、16000オール」

咏「ロ「ストーップ」」

京太郎「もういいです飛びました」

京太郎「ってかなんでそんな高いのばっか和了れるんだよ!」

咏「高いの目指せば作れんじゃね?知らんけど」

京太郎「知らんけどって……」

咏「とりあえず手牌見せてみ」スッ

咏「うーん、これなら、こうして……」

京太郎(小さいけど、なんか男っぽくて荒い性格してるけど)

京太郎(咏ってやっぱり可愛いよな」

咏「はっ!?」

京太郎「えっ!?」

咏「ん……そ、そっか」カァァ

咏「あっ!別に気にしてるわけじゃねえんだよ!」





京太郎「なんかコツをつかんだ気がするぞ!」

京太郎「次はどうするかな」



京太郎「よし、中心街に行こう!」

京太郎「息抜き息抜き」




京太郎「海遊館に来てみたぞ」

京太郎「おお、これが海遊館のサメか」

小蒔「はっちゃんはっちゃん!サメですよ!サメ!」

初美「あ!あっちにエイがいるのですよー」タッタッ

京太郎「えっ」

初美「うわわっ!」

ドーン

初美「うう、痛いのですよー」

京太郎「きみ、大丈夫?」

初美「うわっ、金髪なのですよー!不良ですよー!タバコ吸ってるのですよー!」

京太郎「第一印象でそこまで決めつけないでもらえる!?」

小蒔「はっちゃんどうかしましたか?うわ、金髪」

京太郎「またですか……」

小蒔「金髪!かっこいいです!触らせてください!」キラキラ

京太郎「は、はい」

小蒔「凄いです!金ぴかです!」キラキラ

京太郎「あのー、もうよろしいでしょうか?」

小蒔「あ、長々とすみません!」ペッコリン

京太郎(おお、おもちが揺れる)

小蒔「申し遅れました、私、神代小蒔と申します。ほら、はっちゃんも」

初美「薄墨初美です、これでも高校3年生ですよー」

京太郎「ははっ、ご冗談を」

初美「冗談じゃないですよー!」ムキー

小蒔「まあまあはっちゃん落ち着きましょう、ね?」

初美「むぅ、姫様が言うのなら仕方ないですねー」



京太郎「あの後、3人で海遊館を周った」

京太郎「2人の連絡先ももらえたし良かったよかった」

京太郎「いいおもちだったな……」







京太郎「ここがUSJかぁ」

理沙(道に迷っちゃったな……あの子に聞いてみよう)

京太郎「金が無いから入らないけどな」

理沙(落ち着いて、落ち着いて……)

理沙「あのっ!」

京太郎「は、はいっ!」

理沙「ここ、どこ!」プンスカ

理沙(なんでいっつもこうなっちゃうのぉ……)

京太郎(なんで怒ってるんだこの人……あれ、この人どっかで見たような…)

京太郎「ここはUSJですよ」

理沙「USJ!?」

京太郎「道に迷ったんですか?」

理沙「ち、違う!」

理沙「ただ…その……」

理沙(なんか変な目で見られてる、うぅ、どう言おう)

京太郎(ひょっとして口下手だからうまく喋れないんじゃないかな?)

京太郎(じゃあ……)

京太郎「メアド、交換しませんか?」

理沙(メ、メアド!?まさかこの子が世に言うチャラ男なの?)

理沙「なんで!」

京太郎「会話できないならメールで用件を聞こうかと思いまして」

京太郎「初対面の人と話すときにどもっちゃうこととか良くありますよね」ウンウン

理沙(この人、私のことをわかってくれてるの?)

理沙(なにこれ、嬉しい)

理沙「わかった!」つ携帯

京太郎「……っと」ピロリン

京太郎「はい、これで完了です」

理沙(これで村吉さん含めて2件目のメアドゲットだ!)

京太郎「それで、どうして迷ったんですか?」

ヴーッ ヴーッ

理沙『大阪駅から東京駅に行こうとしたらここにいました』

京太郎「Oh……」



京太郎「あの後なんとか案内できたぞ」

京太郎「しかしあの人が野依プロだったとは、世界は狭いんだなぁ」








京太郎「通天閣に来たぞー!」

京太郎「前にも来たな」

小蒔「霞ちゃん!高いです!」

霞「小蒔ちゃん、ちょっと落ち着いて」

小蒔「これが落ち着いていられるかってんでいべらぼうめい!」

霞「口調がおかしくなってるわよ、って京太郎くんじゃない」

京太郎「あ、どうも」

小蒔「先刻ぶりですね、須賀さん!」

霞「あら、2人はもう知り合いなの?」

小蒔「はい!さっきはっちゃんと海遊館を案内してもらいました!」

京太郎「ところで、どうしてお2人がここに?知り合いなんですか?」

霞「親戚ね、私たちの家は代々巫女の家系なのよ」

霞「私やはっちゃんは分家で、小蒔ちゃんが本家」

京太郎「さっぱりわからんです」

小蒔「まあ細かいことは気にせず遊びましょう!」ギュッ

京太郎「ちょ、そんなにくっつかれると、俺の通天閣が!」

霞「通天閣が、なあに?」ニッコリ

京太郎「いえ、なんでもございません」




京太郎「こえぇよ、霞さんこえぇよ」



京太郎「IH前にできるだけ宿題を片付けておこう」

京太郎「頑張るぞー!」メラメラ


京太郎「この問題わっかんねー」

京太郎「三角比とかもう何がなんだか」

京太郎「照に聞いてみるか?」

京太郎「……いや、参考書だけで頑張ろう」


【8月第1週 平日】終









【8月第1週 休日】

京太郎「明日から東京か」

京太郎「何を使って行くんだっけか」


京太郎「また中心街に行くか」

京太郎「サボってるわけじゃないよ!買い出しだよ買い出し!これ重要だから!」





京太郎「雀荘に来たぞ」

おっさま「おお、須賀ちゃん、今日はバイトじゃないんか?」

京太郎「はい、たまには打ちたいですし!」

おっさま(いっつも打ってるきがするのはワイの気のせいやろか……)

カランコロン

京太郎「いらっしゃいませ!」

京太郎「あっ、条件反射でつい!」

やえ「おお、本当にいた」

菫「うげっ、本当にいた」

京太郎「同じ言葉なのに意思の違いが感じられるのは気のせいでしょうか」

やえ「まあまあ、須賀、どうだ?私たちと打たないか?」

京太郎「ええ、構いませんよ」

やえ「そうか、では、お見せしよう!王者の打ち筋を!」

やえ「にわかは相手にならんよ!」

京太郎「俺の新技を見せておげますよ!」

菫「私は蚊帳の外か……」




開局

京太郎(よし、テンパイしたぞ)

京太郎(でも、こんな安手じゃ満足しない)

京太郎(もっと、高くだ!)

やえ(前会ったときとは何か違うようだな、ふむ)

京太郎「ツモ!6000オール!」


東2局
親 京太郎 43000
おっさま 19000
やえ 19000
菫 19000


京太郎(よっし、いい感じだ!)

京太郎(この調子で)トン

菫「ロン」ザシュ

京太郎「は!?」

菫「5200の1本場は5500」

菫「ようやく射抜いたぞ、須賀」


東2局
京太郎 37500
親 おっさま 19000
やえ 19000
菫 24500




やえ(菫は須賀を射抜いたか、ならば私も負けてられないな)

やえ(須賀を撃ち抜く)

やえ(なぜなら私は)

やえ「リーチ!」

やえ(王者なのだから)

【大回転リーチ】発動!

やえ(一発ならず、か)

やえ(でも、須賀をぎゃふんと言わせるぞ!)トン

京太郎「あ、ロンです」

やえ「へ?」

京太郎「16000ですね」


東3局
京太郎 54500
おっさま 19000
親 やえ 2000
菫 24500


京太郎(また和了れた)

京太郎(後で咏にお礼でもするか)

京太郎(テンパイ、このままでいいか)

やえ(ダメだったか、くそぅ、もう1回だ!)

菫(もう1度、射抜く!)

京太郎「ロン、24000」


終局
京太郎 78500
菫 24500
やえ 2000
おっさま -5000













京太郎「甲子園に来てみたぞ!」

淡「いぇー!」

京太郎「そういえば1か月くらい前にもここに来たんだよな」

淡「たしかに来たねぇ」ウンウン

京太郎「あのときの松実さんと戒能さんのおもちは、一生忘れまい……ッ」

淡「おもち?」

京太郎「そして今さらだが……」

京太郎「どうしてお前がここにいる」

淡「ん?誰?」

京太郎「お前だよ、淡」

淡「え、私?」

京太郎「お前以外にだれがいるんだよ」

淡「あ、そだねー」

京太郎「お前さぁ……」

淡「今日って何もやってないのかな?」

京太郎「もうすぐ甲子園だからな」

淡「甲子園といえば、京太郎の学校はインターハイに来るんだよね!」

京太郎「話題換えんの早くね!?」

京太郎「まあ行くよ」

淡「じゃあさ!私とどっか行かない?」

淡「地元民の淡ちゃんが案内してあげるよ!」

京太郎「いやもう神田とか行ったしいいや」

淡「もうちょっと迷ってよ!」

京太郎「うーん……わかったよ」

京太郎「楽しみにしとくよ」

淡「やたっ!」










京太郎「コンビニに来たぞ」

菫「くっそぉ、一回しか射抜けなかった……ポッキーおいし」ポリポリ

やえ「私なんて焼き鳥で倍満あてられたんだぞ……たけのこおいし」パクパク

菫「やえ!お前はなんてものを食べている!たけのこなど!」ポリポリ

やえ「たけのこいいじゃないか!このドリルのような形状が特にいい!」パクパク

菫「ついに二つの意味で頭がクルクルパーになったのか!」ポリポリ

やえ「なんだと!」パクパク

京太郎「二人とも落ち着いて」

や菫「「どうしてお前がここにいる?」」

京太郎「えーっと、買い物?」

菫「やえ、準備はいいか?」

やえ「ああ」

京太郎「何をする気ですか!」

やえ「須賀にたけのこときのこを食べ比べてもらう」

京太郎「なんで1箱ずつあるんですかねぇ」

菫「そりゃ、1箱食べなきゃ判定なんてできないだろう?」

京太郎「判定も何も、どれも同じじゃないですか!」

や菫「「あ゙?」」





京太郎「きのことたけのこを食べさせられ続けてゲシュタルト崩壊、ついでに俺の鼻も決壊」

京太郎「俺の味覚もう限界」





京太郎「口のなかが甘ったるい」

京太郎「IH前、特訓するか」



京太郎「照と特訓するか」

照「読んだ?」

京太郎「何をだ」

照「詠んだ?」

京太郎「詠んでない」

照「呼んでないんだ……」

京太郎「それだよそれ!」



照「本当に、いいの?」

京太郎「今の俺なら照にも勝てる!」

照「はぁ……」

―――――――

照「ロン、13500」

京太郎「五連荘とか、マジかよ……」





京太郎「東京に行ったらできないだろうしやっとくか」

京太郎「戒能さんでヤるか……」モゾモゾ

30分後

京太郎「あれ、マイサンがスタンドアップしないぞ」

京太郎「はぁ……寝るか」




【8月第1週 休日】終









【8月第2週 インターハイ0日目】

京太郎「着替え、歯ブラシ、お菓子、本、パソコン」

京太郎「いざ、インターハイへ!」

――――――――――――――

霞「今日は何もしなかったみたいね」

京太郎「だってみんな起きてるじゃないですか」

霞「やるつもりはあった、と」

京太郎「ありま……」

霞「」ニッコリ

京太郎「せんでした」



京太郎「そういえば、どうやって東京に行くんですか?」

霞「車よ」

京太郎「霞さんって車持ってましたっけ?」

霞「私は運転、車は」

郁乃「私のやで~」

霞「郁乃ちゃんの運転免許は使えないから私が運転するの」

京太郎「車を実際に運転したことは?」

霞「」ニッコリ






京太郎「隣は照か」

照「気持ち悪い」ウプッ

京太郎「ちょ、早くね!?」



照「落ち着いた」

京太郎「郁乃さんが酔い止め持っててよかったな」

照「うん」

京太郎「そうだ、郁乃さん」

郁乃「なんや~?」

京太郎「割りばし持ってます?」

郁乃「持っとるよ~」

京太郎「赤ペンと黒ペンは?」

郁乃「水性油性どっちも持っとるで~」

憩「なんでそんなに持ってるんですか……」

咏「何する気だぃ?」

京太郎「王様ゲームだ」

照「王様ゲームって、あの本の?」ガクガク

京太郎「普通の王様ゲームだからな」

エイスリン「オウサマgame?」

霞「パーティーとかでよくやるゲームよ、一回やってみればわかるわ」








京太郎「王様だーれだ?」

憩「あ、ウチや」

京太郎「じゃあ命令してください、どうぞ」

憩「うーん、2番の人が3番の耳が甘噛みする、で」







郁乃「2番は誰や~?」

京太郎「俺で、すね」

咏「うえっ!?」

郁乃「咏ちゃんが3番やな~」

咏「そんなのぜってえおかしいだろ……」

京太郎「う……」

京太郎「あの、命令変えてもらえませんかね?」

照「うん、うん」

霞「あら、命令は絶対よ、守りなさい」

京太郎(この人、自分は参加できないからって!)

咏「……命令じゃ、仕方ないよな」ボソッ

咏「いいよ、京太郎」

京太郎「……はぁ、じゃあやるぞ」

ハムッ

京太郎(咏の耳、なんかしょっぱいな)ハムハム

咏「んっ」

京太郎「ぷはっ……もういいでしょう?」

霞「上出来よ」

京太郎「ごめんな、咏」

咏「な、なんてこと、ねえよ……///」

郁乃「それじゃあもう1回や~」






エイスリン「オウサマガメイレイスル?」

郁乃「そうそうそういうことやで~」

郁乃「王様誰や~?」

照「私」

郁乃「命令は~?」

照「私が5番をくすぐる」

京太郎「5番は誰だ?」

咏「またかよ……」

照「行くよ」

咏「おう」

照「こちょこちょ」ギュルルル

咏「あはははっ」

5分後

照「こちょこちょ」ギュドルルルルルルルル

咏「はあっ、もう、やめっ、て」

照「まだまだ」ガギュラルルルルルルルルルルル

咏「や、め、あっ、あっ」

京太郎(くすぐられて咏の和服が乱れて、その、やばい……)

郁乃「さ、3回目行くで~」

京太郎「放置するんですか!?」








エイスリン「オウサマダーレダ?」

照「私」

京太郎「あれ、また?」

憩「何言うてんの?さっきは京太郎くんやったやん」

京太郎「え、あれ?」

郁乃「命令は~?」

照「4番の人が東京に着くまでの間語尾に「にゃ」をつけて喋る、で」

京太郎「4番は誰ですか?」

咏「今回は違った……よかった」ホッ

郁乃「また当たらんかった~」

エイスリン「ワタシ、1」

京太郎「じゃあ……」

憩「」カタカタ

照「さ、早く」

憩「な、なんとかならへんの?」

照「にゃだよ、にゃ」

憩「なんとかならへんのか……にゃ?」カァ

照「合格、その調子」








照「王様だーれだ」

咏「私だぜぃ!」キャッホー

咏「命令は、そうだねぃ……」

咏「1番の人がアへ顔をする、で」

郁乃「1番だ~れや?」

京太郎「あ、俺です」

照「誰得」

憩(ア、アヘ顔……)モゾモゾ

霞「却下で」










咏「王様はだれだぃ?」

照「私」

郁乃「また照ちゃんか~」

エイスリン「テル、ツヨイ!」

照「郁乃さん、メイド服持ってる?」

郁乃「あるで~」

照「じゃあこれを2番の人が着る、で」

憩「ま、またかいにゃ……」カタカタ

郁乃「じゃ、後ろで着替えてな~」

エイスリン「キョウタロー、ミチャダメ!」メカクシー

京太郎「ぬわっ!」

―――――――――

憩「着替えたにゃ……」

郁乃「うわぁ~可愛いわ~」

エイスリン「ケイ!good!」

京太郎「憩さん……」

憩「ぁぅ……」

京太郎「めちゃくちゃ似合ってますよ!素敵です!」

憩「ほ、本当かにゃ?」

京太郎「はい」

憩「そ、そうかにゃ……」








京太郎「王様だーれだ?」

郁乃「あ、ウチや~」

照「え」

憩「あ」

エイスリン「ウ」

咏「い」

照京憩エ咏 *1 )))

郁乃「じゃあ~5番の人の黒歴史暴露や~」







憩「またウチだにゃ……」

郁乃「早く早く~」

憩「実はな……ウチ、技があるのにゃ」

照「技?」

エイスリン「ブラストバーントカ?」

京太郎「ダークフレイムとか?」

憩「ヒーリングローリング、だにゃ」

郁乃「わぁ~見せて見せて~」つ包帯

咏「何でもってるんだよ」

憩「わかったにゃ……」

憩「ヒーリング!ローリングー!」

バシバシ

京太郎「あばっ!」

京太郎「~~~!」モゴモゴ

憩「患者を拘束する技なのにゃ」








憩「やっと、やっとウチにゃ」

憩「命令は、3番の人が窓から大声で大会の目標を叫ぶ、だにゃ!」

咏「で、3番は……」


郁乃「あ、私や~」

エイスリン「イッカイモコナイ……」

郁乃「ん~じゃあ~」

郁乃「全国優勝したるで~!」

竜華「応援してるで」

郁乃「え?」

怜「どうも」ペッコリン

霞「実は千里山の子たちもこっちで預かることになったのよ」

雅枝「私のは4人乗りやから、そっちに2人乗せてもらうんや」

京太郎「で、誰が乗るんですか?」


泉「よろしくお願いします」

浩子「右に同じです」

雅枝「次は浜名湖で休憩や、お先」

ブロロロ

霞「じゃあ私たちも行きましょうか」



郁乃「次はものまねせえへん?」

京太郎「ものまね、ですか?」

郁乃「さっきの王様ゲームの割りばし使って星マーク引いた人がやるんや」

泉「へぇ、いいですね」

郁乃「ほな早速~」

浩子「なぜにメイド服?」

憩「訊かんといてにゃ」




咏「うわっ、私かよ」

郁乃「わくわく」

エイスリン「ドキドキ」

咏「じゃあエスパー伊藤の物まねしてやるよ」

泉「エスパー伊藤?」

郁乃「はいかばん~」

咏「ん……」モゾモゾ

ジーッ

船Q「ああ、あの人ですか」

咏「どうだ!」ヒョコ

エイスリン「!」カキカキ バッ

|飛行機と金の絵|

憩「これは、どういうかとかにゃ?」

京太郎「これを使えば旅行代が1人分浮く、と」

エイスリン「ウンウン」






憩「ウチかにゃ~」

憩「エスパー伊藤の物まねをするのにゃ」

郁乃「カバンならあるで~」

憩「……ん」ゴソゴソ

泉「体柔らかいんですねぇ」

憩(アソコ舐めようとしたら軟らかくなってた、なんて言えへんよなぁ……)

―――――――――――

船Q「次は私ですか……じゃあおばちゃ…もとい監督の物まねします」

船Q「コホン……」

船Q「おい、須賀、焼きそばパン買ってこいや」

泉「ひっ」

咏「どうかしたのかぃ?」

泉「いや、なんでも」

郁乃「うわぁ~似とるなぁ~」

憩「親戚やからにゃ」

霞「あ、もうすぐ着くわよ」

―――――――――――

【浜名湖】

霞「休憩は20分くらいよ、それじゃあまた後で」

京太郎「さて、どこに行こう」


京太郎「これが浜名湖か……」


穏乃「わあーっ!広い!東京ドーム100個分あるんじゃないかなっ!」

憧「100なんて数字ではしゃぐ高校生シズくらいしかいないよ」

玄「あれ、あの人は……」ウーン


怜「お、京くんや」

京太郎「怜さんもここに?」

竜華「ウチもおるで」

玄「あ、須賀くん!」

京太郎「松実さん!?」

玄「お久しぶりなのです」

京太郎「どうも」

憧「クロ、知り合いなの?」

玄「少しだけだけどね」

京太郎「松実さんたちもインターハイですか?」

玄「ふっふっふ、これでも奈良代表なのです」ドヤァ

玄「どうです?」ドヤッ ドヤッ

憧「ドヤ顔やめなって」

穏乃「……も?」

セーラ「怜ー!竜華ー!須賀ー!車が出るでー!」

竜華「もう行かなきゃやな」

怜「この度は、失礼しました」

京太郎「じゃあまた、えーっと」

憧「新子憧よ」

穏乃「高鴨穏乃っていうんだ、よろしくね!」

京太郎「おう、それじゃあまたな」

玄「さよならなのです~」ブンブン


晴絵「あの制服、たしか千里山女子のだよな」

晴絵「あれ、じゃあもう1つの制服はどこのなんだ?」

晴絵「うーむ」

灼「ハルちゃん、どうかしたの?」

晴絵「あ、いや、なんでもないぞ」







京太郎「じゃあ次は大富豪でもやりましょうか」

郁乃「大貧民が罰ゲームやな~」

京太郎「デュエル、スタンバイ!」






郁乃「あちゃ~上がれんかった~」

京太郎「じゃあ罰ゲームですね」

照「!」ピコーン

照「リボン、持ってる?」

郁乃「持っとる、けど」

照「じゃあそれ付けて」

郁乃「え?」

照「罰ゲーム」

憩「自分で言ったことにゃ」

郁乃「うわぁ~!」



郁乃「ど、どうや……?」

京太郎「なんか新鮮ですね、可愛いと思いますよ」

郁乃「か、からかわんといてや……」カァァ







咏「助手席だから参加できねぇ」

霞「まあまあ、ラジオでも聞きましょうよ」

ズン ズンズンズンドコ

霞「き・よ・し!」

咏「演歌かよ……」



照「大貧民……」

郁乃「革命起こして都落ちや~」

泉「罰ゲームはどうします?」

憩「東京に着くまで中二病ににゃるとかどうかにゃ?」

京太郎「あ、それいいですね」

照「中二病?」スットボケ

京太郎「知らないとは言わせないよ、文学少女さん」



照「見よ!これが我が現世で得た<ブレイズコード>、開闢の輪廻だ!」ギュルルルル

照「がはっ!これが貴様のチカラ、終焉の一閃かッ!」


照「もういい?」

憩「罰ゲームは絶対だにゃ」





郁乃「また私かぁ~」

船Q「罰ゲームは、そうですね……」

スバラシイ!

霞「Y・M・C・A!」

船Q「石戸先輩を怒らせてください」

郁乃「……は?」

京太郎「大声で悪口言えばすぐ怒りますから大丈夫ですよ」

郁乃「そういう問題じゃなくてやな~」

憩「早くするにゃ!」

郁乃「うぅ~」

郁乃「霞ちゃんの年増!」

郁乃「コロコロ使い!」

郁乃「垂れパイ!」

キキッ

霞「郁乃ちゃん」

郁乃「は、はい!」

霞「ホテルに着いたら、わかるわね?」ニッコリ

郁乃「」ダラダラ

霞「わかるわね?」

郁乃「イエスマム!」







泉「私が大貧民ですか……」

郁乃「……」ズーン

船Q「罰ゲームは大富豪とメルアド交換とか?」

京太郎「それのどこが罰ゲームなんですか」

京太郎「そもそも大富豪俺ですし」

憩「じゃあ罰ゲームどうするかにゃ?」

京太郎「そうですね……じゃあ>>180で」


霞「着いたわよー」

泉「おつかれさまです、マッサージしましょうか?」

霞「あら、よろしく頼むわ」

泉「本当にやるんですか?」ボソボソ

京太郎「罰ゲームは絶対だからね、しょうがないね」ボソボソ

泉「責任、取ってもらいますからね」ボソボソ

泉「失礼します」モニュ

泉(なんや、この感覚、ありえへん)

泉(同じ人間とは思えへん)

泉(いっつも京太郎くんはこれ見てるな)

泉(うらやましい……)

泉(私も、豆乳飲んだりすれば……)

――――――――

泉「京太郎くん!」バイーン

京太郎「泉!付き合ってくれ!」

――――――――

泉(なんてことに……)モニュモニュ

ガシッ

霞「気は済んだ?」ニッコリ

泉「あばばばばばばば」









霞「はぁ、すっきりした」

京太郎「」ガクガク

郁乃「」ダラダラ

泉「」カタカタ

照「今日は何があるの?」

エイスリン「カイカイシキト、チュウセンカイ」

照「開会式……長いんだよね」

咏「え、そうなん?」

照「連盟の会長の話がね」

憩「その後の抽選会はウチの出番やな」

霞「あ、その抽選会のことなんだけど、私たちは第2シードらしいわよ」

憩「な、なんで?」

霞「元々千里山の枠になるはずだったのけれど私たちが進んじゃったでしょ?」

霞「それで変更するのが面倒臭いから、だそうよ」

咏「うわ、てきとーだねぃ……」

憩「シード校が参戦するのは2回戦からやから……」

霞「日程はこうなるわね」


1日目 オフ 【Aブロック一回戦・第一~第三試合】
2日目 オフ 【Bブロック一回戦・第一~第三試合】
3日目 オフ 【Aブロック一回戦・第四~第六試合】
4日目 オフ 【Bブロック一回戦・第四~第六試合】
5日目 【Aブロック二回戦・二試合】
6日目 オフ 【Bブロック二回戦・二試合】
7日目 【Aブロック準決勝】
8日目 オフ 【Bブロック準決勝】
9日目 【決勝】

10日目 【個人戦一回戦】
11日目 【個人戦二回戦】
12日目 【個人戦三回戦】
13日目 【個人戦準決勝】
14日目 【個人戦決勝】


京太郎「個人戦は男女で同じ日にやるんですか?」

霞「場所は違うけどね、男子は西東京の方の会場になるわ」

霞「ちなみに、個人戦の一回戦と二回戦の通過条件は半荘1回で1位になることよ」

霞「三回戦と準決勝の通過条件は少し変わって、半荘1回で2位以上になること、だったわね」

霞「説明も終わったことだし、開会式に行きましょうか」






照「長い闘いだった……」

咏「同じ話を延々とするって頭どうなってんだよ」

エイスリン「ズレテタ!」

憩「それ言っちゃダメやから!」

京太郎「男子は開会式無しって邪険じゃないか?」

京太郎「そういえば、ここで女子団体戦が開かれるんだよな」

京太郎「うろついてみようかな」


午後

京太郎「へー菓子屋まであるのか」

淡「私のオススメはねー」

京太郎「なんでまた会うかな」

淡「運命の赤い糸ってやつじゃない?」

京太郎「そんな言葉、似合わないぞ」

淡「じゃあ、単なる偶然じゃないの?」

京太郎「急にあっさりしたな」

淡「いいからいいから、ケーキ食べに行こっ!」

京太郎「ケーキ?」

淡「ここのムシー!ケーキはおいしいんだよ」

京太郎「蒸しケーキか……」

淡「どうかな?」

京太郎「いや、金ないからパス」

淡「むぅ、もういいもん!ヤケ食いだー!」タッタッ

ムシー! ム、ムシ? ソレハシリマセン

京太郎「いっつも元気なやつだな」







京太郎「今度は別の場所に行くか」

京太郎「ここ、どこだ?」

京太郎「調子に乗って行きすぎたな……」

理沙(トイレ、どこぉ……)

京太郎「あ」

理沙「あ」

京太郎「お久しぶりですね、野依プロ」

理沙「あぅ……」

理沙(ど、どうしよぉ、須賀くんに訊くのは恥ずかしいし)

京太郎「どうかしましたか?」

理沙「な、なんでもないっ!」ドヒューン

京太郎「あ……」

京太郎「案内してもらおうと思ったのに、どうしたんだろう?」

理沙(言えない言えない!トイレまで連れて行って、なんて!)タッタッ

理沙(あ、もうこれ、げん……かい)


京太郎「お、出れた」

京太郎「早く宿舎に戻らないとな」

京太郎「そういえば夕食は各自外で食べるって話だったな」

京太郎「どこに行こう」




京太郎「お財布に優しいサイゼリヤに来てみたぞ」

店員「すみませんお客様、ただいま店内混みあっているので相席でもよろしいでしょうか?」

京太郎「はい、大丈夫ですよ」

店員「それではあちらの席へどうぞ」



京太郎「相席させてもらってもよろしいでしょうか?」

はやり「ああ、どうぞ」

京太郎「どうもすみませんね……ん?」

はやり「どうかしましたか?」

京太郎「あっ」

京太郎(こ、この童顔、そしてこのおもち!)

京太郎(変装していてもわかる!見まがうことなどない!)

京太郎(このおも…人は!)

京太郎「瑞原プロ!」

はやり「ひっ」ビクッ

京太郎「牌のお姉さんの瑞原はやりプロですよね!」

京太郎「俺、ファンなんです!本も、もがっ」

はやり「ちょっーと静かにしててね、お姉さんとの約束だよっ☆」

はやり「おごってあげるから、ね?」


メニュー

  • 東北風グラタン
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  • 中部風カルボナーラ
  • 関西風タコのカルパッチョ
  • 九州風ハンバーグ




京太郎「グラタンうまっ!」

はやり「うぅ、今月の食費がぁ……」

はやり「ただでさえ最近仕事減ってるのに……」

京太郎「う……すみません」

はやり「気にしないでいいよ」

京太郎「俺でよかったら相談に乗りましょうか?」

はやり「いいの?」

京太郎「一応、ファンですから」

はやり「わかりました、じゃあこれがはやりの連絡先です」

京太郎「え、本当にいいんですか?」

はやり「来る連絡はどうせマネージャーさんの事務連絡だけですし」

はやり「きみがいたずらするような子だとは思わないし」

はやり「大丈夫ですよ」

京太郎「じゃあ、ありがとうございます」

はやり「そういえば君、制服だけどもしかしてインターハイに出るの?」

京太郎「はい、三箇牧高校の須賀京太郎といいます」

はやり「そうですか、インターハイ頑張ってくださいねっ☆」






京太郎「宿舎に着いたのはいいけど」

京太郎「俺の部屋ってどこだったっけ?」

京太郎「334号室、ここか」ガチャ

京太郎「うおっ!広い!ベッドも大きい!」

京太郎「うっはー最高!」

京太郎「あれ、もう一つ旅行鞄があるぞ?どういうことだ?」ウーン

京太郎「ま、いっか、次はシャワールームを」ガララ

竜華「なんや怜、寂しくなって来たん……か」

京太郎「えっ」

竜華「えっ」ユアガリ

竜華「で、出てけー!」

京太郎「さ、サーセンでしたぁっ!」



竜華「監督に確認したんやけど、やっぱりウチもここや、って」

京太郎「俺もですよ……」

竜華「でも、どうする?寝るとことか」

京太郎「それは俺が床で寝ますよ」

竜華「でも、須賀くんは個人戦出るんやろ?」

京太郎「それを言ったら清水谷さんもじゃないですか」

竜華「うーん……」

竜華「やっぱり、一緒に寝ようか?」

京太郎「いいんですか?襲っちゃうかもしれませんよ?」

竜華「どうせ須賀くんにはそないな意気地あらへんから大丈夫や」

京太郎「うぐっ、確かにそうですね」

竜華「ほな、2週間よろしくな」

京太郎「いえいえこちらこそ」

竜華「あ!せや、ルームメイトになった記念にお互いのこと名前で呼ばへん?」

京太郎「いいですね、それじゃ、竜華さん」

竜華「なんや?京くん」

京太郎「名前じゃないですよね、それ」

竜華「怜もこう呼んどるしええやん」

京太郎「そういえばそうでしたね」

京太郎「それじゃあ竜華さん」

京太郎「何しましょうか」



京太郎「お菓子、食べます?」

竜華「お菓子?」

京太郎「持ってきたんですよ色々」

京太郎「どうです?」


京太郎「焼きプリンうまっ!うまー!」

竜華「うぅ……」

竜華(怜に、「竜華って重そうやな」って言われて、頑張って1キロも落としたのに、プリンなんて食べたらまた太ってまう)

竜華(我慢や、我慢)ジーッ

京太郎「超デリシャス!」パクパク

竜華(我慢…)ジーッ

京太郎「最後の一口!……」

竜華(がまん……)ウルウル

京太郎「竜華さん」

竜華「な、なんや?最後の一口食べたらええやろ」

京太郎「いいですから、はい」アーン

竜華(京くん優しい!やなくて、我慢や!)

竜華(でも、一口くらいなら……)

竜華(ええやろ)

竜華「あーん」

京太郎「ぱくっ」

竜華「え?」

京太郎「あーおいしかった」

竜華「え?え?」

京太郎「食べさせてもらえると思った?」

京太郎「残念、食べちゃいました!」

竜華「」




【0日目】終了














【インターハイ 1日目】

竜華「……ん」

京太郎「くっ!これじゃあ息子の世話ができねぇ!」

竜華「すぅ……」ムニュ

京太郎「ああ、ここが天国か」




京太郎「麻雀するか」

京太郎「千里山の人に教えてもらうのもありだな」

竜華「何ブツブツ言うてんの?」

京太郎「竜華さん、怜さんの部屋「337」」

京太郎「行ってきます」




怜「特訓か」

京太郎「はい」

怜「でも私に教えることなんてないからなぁ」

京太郎「じゃああれ!一発教えてくださいよ!」

怜「え、あれ?」

京太郎「見ていて凄かったですよ!リーチすれば絶対一発って!」

怜「そんなに教えてほしいんか?」

京太郎「はい!是非!」

怜「じゃあ」

怜「チカンガオルデー!」

怜「いっぺん死んで来てな」

京太郎「……は?」

バタム!

竜華「痴漢は、どこや?」ゴゴゴゴゴ

京太郎「なんで包丁なんて……」

竜華「そうかァ、京くんやったんやな」

京太郎「俺何もやってない!無実ですから!」

竜華「問答無用!」

ゴッ








京太郎「また相席か」

京太郎「近くでインターハイやってるんだし当然か」

京太郎「すみま……」

豊音「わーっ!料理がいっぱいあるよー!」

豊音「どれもおいしそうだなー」キラキラ

京太郎「相席してもいいですか?」

豊音「わわっ!いつからそこに?」

京太郎「少し前からですね」

豊音「久しぶりだねー!あ、そうだ!」

豊音「料理選ぶの手伝って!」

京太郎「は、はい」



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豊音「どれにしようかなー?」

豊音「このハンバーグもおいしそうだし、ドドリア?っていうのもオシャレだし」

豊音「カルボナーラが一番おいしそうだよー」

京太郎「じゃあ、俺がカルボナーラ頼んで分けましょう」

豊音「いいの?じゃあ私はハンバーグにするね!」

豊音「須賀くんが来てくれて本当に良かったよー」

豊音「あれ?須賀くんがここにいるってことは、須賀くんもインターハイに出るのー?」

京太郎「はい、俺が個人戦、女子は団体戦で」

京太郎「女子の個人戦もウチから2人出ますね」

豊音「私も個人戦出るんだ!」

豊音「シロは参加すらしなくって、岩手代表は私の高校の4人なんだー!」

京太郎「す、すごいですね」

豊音「そういえば須賀くんの学校ってどこだっけ?」

京太郎「三箇牧ですね」

豊音「三箇牧!?」

豊音「そこってチャンピオンの宮永照さんが移ったとこだよね?」

豊音「あとは個人戦2位の荒川憩さんとか!」

豊音「あんな人たちといるなんてすごいねー!」

京太郎「今度サインでももらってきましょうか?」

豊音「いいの!?」

京太郎「多分ですけど」

豊音「それでもいいよ!ありがとー!」








京太郎「午後は何をしよう」

京太郎「よ」

照「ん、どうしたの?」

京太郎「特訓しないか?」

照「いいよ」

照「じゃあ私の部屋に」

京太郎「いや、外でやろう」

照「どうして?」

京太郎「刺されたくないから」


竜華「京くんどこ行ったー?」





京太郎「なあ照、お前あれ使わないのか?」

照「あれって?」

京太郎「あのギギギーってやつ」

照「あれは……まだ使わない、使えない」






京太郎「かくかくしかじか」

竜華「なるほどな、怜が悪かったんか」

竜華「ごめんな、京くん」

京太郎「いや、わかってくれてよかったですよ」



京太郎「竜華さんは怜さんの部屋に行ったらしいし、今のうちに風呂に入るか」

京太郎「……」

京太郎「竜華さんに背中流してもらったらもう死んでもいいわ」



竜華「京くんいないみたいやし、風呂入っとこ」

ガララ

京太郎「あ」

竜華「あ」

京竜「「またこのパターンか!」」



竜華(怜がいるから下手に出て行けへん……どうしよ)

京太郎(まさか竜華さんが入ってくるとは……どうしよう)



竜華「うっ、京くん、に裸見られ、た」グスッ

竜華「もうお嫁にいけへん……」グスッ

京太郎「うぐっ」

京太郎(ここは……)プイッ

京太郎「何も見てませんから!安心してください!」

竜華「ホンマ?ホンマにホンマ?」

京太郎「ホンマにホンマでホンマですから!」

竜華「良かったぁ……」

竜華「でも、これからどうする?」

京太郎「そうですね……」




竜華「このまま出ていくのもあれやし、体だけ洗っときたい」

京太郎「別にいいですよ、俺タオルで目隠ししますから」

竜華「ほんまにごめんな」

シャワー

京太郎(俺の後ろで竜華さんのあの体があって)

京太郎(あのおもちを洗っていると考えると……やばいな)

京太郎(いかんいかん、邪念は取り去らねば)

京太郎(でもなぁ……)

キュッ

竜華「お、終わったからもう出るな」

京太郎「わかりました」

ガララ

京太郎「さて……と」


【1日目】終了