【7月第3週 地区予選2日目】

京太郎「いよいよ来たぜ!男子個人戦!」

京太郎「ちゃちゃっと終わらせてやるぜ!」

京太郎「なんで男子は女子と違うところなんだよ……」



【side-憩-】

憩「昨日は消化不良やったから、頑張ります!」




開局
親 モブ1 25000
南 憩 25000
西 モブ2 25000
北 モブ3 25000

憩「よろしくお願いしますーぅ」

モブ1(なんで去年の2位と当たっちゃうかなー)

モブ2(ああ、やばい、うん、やばい)

モブ3(ど、どうしよう……)ワナワナ




モブ1(2位だろうが関係ない!)

モブ1(和了れば無問題だ!)

モブ3(こ、こんな人に勝てるわけないよぉ)トン

モブ1「ロン!混一色!」

モブ2「いや、それ……」

憩「緑一色……」


終局
1位 モブ1 73000
2位 憩 25000
3位 モブ2 25000
4位 モブ3 -23000


憩「東1局で終わりなんて……」











開局
親 モブ6 25000
南 モブ4 25000
西 憩 25000
北 モブ5 25000

憩(今度こそ和了るでー!)

モブ4(気分上々!調子も上々!攻めてくよー!)

モブ5(ああ、神よ、私に力を!)

モブ6(容赦は、しない)


憩「ツモ!1600・3200!」

憩(この調子で行くでー!)

モブ6(ぐぬ)


東2局
モブ6 21800
親 モブ4 23400
憩 31400
モブ5 23400


同コンマのため、流局

東2局1本場
モブ6 21800
親 モブ4 23400
憩 31400
モブ5 23400

憩「ツモ!4100・8100」

憩(このまんま、飛ばす!)

モブ4(気分絶賛下降中……)


東3局
モブ6 17700
モブ4 15300
親 憩 47400
モブ5 19300

モブ6(前に、進まなくては!)トン

モブ5「ああ、神よ、感謝いたします」

モブ5「ロン、タンヤオのみです」


オーラス
モブ6 16700
モブ4 15300
憩 47400
親 モブ5 20300

憩(これは…使わんでええか)

憩(よし)

憩「ツモ!1600・3200!」


終局
憩 53800
モブ5 17100
モブ6 15000
モブ4 13700




【各校の地区予選】

【白糸台】

「試合終了ー!!」

「これでインターハイ西東京代表は3年連続」

「白糸台高校!!」

「先鋒の小走選手と次峰の弘世選手、中堅の渋谷選手が作ったリードを副将亦野選手がチャラにし、ラスに転落したものの」

「大将の大星選手が他校を圧倒し、逆転優勝となりました!」

誠子「すみませんでしたっ!」

淡「ほんとですよー『決勝は副将戦で終わらせるから大星の出番は無い』とか言ってたくせにー」

誠子「うっ」グサッ

尭深「……」ズズッ

尭深(10万点失点って……ぷぷっ)

尭深(とか言ってみたい、でもキャラを優先しよう)

菫「お前、そろそろその癖直せよ」

菫「もう少し場を見てだな――――」

やえ「ま、何にせよ勝ったんだから結果オーライだ、そう落ち込むな」

誠子「はい……」


【阿知賀】

実況「奈良地区予選団体戦終了!!」

実況「奈良の王者、晩成高校は先鋒岡橋初瀬が飛び、初戦敗退」

実況「そして今年、インターハイへ駒を進めたのは!」

実況「阿知賀女子学院だ!!」

憧「初瀬、大丈夫かな……」

玄「慰めるのはこの私におまかせあれ!」

憧「いや、玄は初瀬のこと知らないでしょ」

玄「あ、そうなのでしたっ!」


【新道寺】

哩「ツモ、8000オール!」

哩「あっ」ビビクン

哩「ロン!12300!」

哩「ひぐっ」ビビクン

煌「部長は相変わらず強いですねぇ」

美子「ねぇ、姫子ちゃん、さっきから何ばしよっと?」

姫子「ぶちょーにバイブば仕掛けとるんです」

美子「バイブ?」

姫子「点ば取れば取るほど激しくしとるんです」

哩「ツモ!16400オール!」

煌「おや、飛びましたね」

姫子「じゃ、こればサービスです」

姫子「超激強」ポチッ

哩「あっ、うっ……~~~!」ビビクンビビクンビビクン


【姫松】

実況「南大阪の団体戦決勝を制したのは、名門姫松!」

実況「去年の春に倒れた善野監督が戻って再始動した姫松女子は、先鋒上重と中堅愛宕洋榎が作ったリードを次峰真瀬と副将愛宕絹恵が守りました」

実況「大将末原の大量失点には肝を冷やしましたがなんとか勝ち抜けとなりました!」


恭子「監督、すみませんでした」

善野「ええよ、気にせんといてや」

善野「失敗は成功の元や、これからもメゲずに頑張ろな」

恭子「はいっ!」


漫「監督と末原先輩……いい雰囲気やな」

由子「恭子が気になるのよー?」

漫「そ、そんなことあるわけないじゃないですか、やだなーもー真瀬先輩ったらー」

由子「うーん……それなら別にいいのよー」

由子「でも、困ったことがあったら相談するのよー」

洋榎「なんや?漫の相談か?」

洋榎「由子にもするならウチにも相談してくれや!」

漫「いや、主将に相談はありえないですわ」

洋榎「何やて!?」


【永水】

初美「戻りましたよー」

巴「おつかれハッちゃん」

??「よく頑張ったな、誉めてつかわすぞ」

初美「上から目線は少し腹が立つのですよー」

春「みんな上から」ポリポリ

初美「ちっちゃくって悪かったですねっ!」

巴「今年は統廃合とかで学校が減って早く終わっちゃったね」

??「おかげでわらわの出番が無かったからのう」

初美「まあまあ、早く終わるのはいいことてはないですかー」

初美「この調子でらっくらく~に全国優勝してしまいましょう!」


【宮守】

豊音「ただいまー」

胡桃「お帰り、トヨネ」

塞「おつかれ」

シロ「おつかれ……」

??「お疲れ様でした」

トシ「え?豊音戻って来たん?うわーお疲れー」

豊音「熊倉先生……」

prrr

トシ「あ、ちょっとタンマ」

トシ「んー、もしもしアッシだけどー……えー何それチョベリバー」

塞「……どうしてああなっちゃったんだろうね」

シロ「さあ……」

豊音「そうだ!約束覚えてる?」

??「優勝したらサイン、でしたよね」

豊音「うん!」

??「もう貰って来てありますよ、はい」

豊音「わぁ、ありがとー!」

??「あと友人の大沼プロのサインも貰いましたよ」

豊音「うわ、ほんとだー!ちょーうれしいよー!一生の宝物にするよ!」

??「喜んでもらえてよかったです」

胡桃「――が入ってくれて良かったよ!」

胡桃「そうじゃなきゃインターハイには行けなかったからね!」

豊音「まさかあのプロにお孫さんがいたなんてねー」

塞「トシ先生のツテが役に立ったね」

シロ「ま、当の本人はあんな感じだけど」

トシ「えっ、それマジ~?ギャハハハ」

一同「うん……」

【鹿老渡】

いちご「おつかれ」

??「おお、部長か」

いちご「まさか次峰戦で飛ぶなんて考慮しとらんかったけど」

いちご「またインターハイに行けて嬉しいけぇ!」

??「そうじゃな」

??「今年こそ勝つんじゃ!」

いちご「うん!頑張ろな!」

いちご「ワカメちゃん!」

??「……その呼び方はやめてくれんか?」












憩「おつかれさまでしたー!」

モブ5「お疲れ様でした」

モブ4「おつかれ~って、勝てるわけないやん!」

モブ6「前、進めませんでした……」

憩「これで予選通過や!」

憩「京太郎くんの調子はどうやろなー」











京太郎「よっし!初戦から飛ばしていくぜ!」

男1(あ、アイツが我が天使咏ちゃんと同じ高校の男子部員か……)

男2(あんな野郎が俺の女神憩ちゃんと同じ高校の男子部員だとぉ?)

男3(彼が私の大天使エイスリンちゃんと同じ高校の男子部員ですか……)

123(裏山氏ね)

京太郎「」ゾクッ

京太郎(なんだろう、殺気を感じる……)






開局
親 男1 25000
南 男3 25000
西 男2 25000
北 京太郎 25000



京太郎(まずは流れをつかむ!)

京太郎(安くても、早く!)

京太郎「ツモ!タンヤオのみ、300・500」

男2「ちっちぇな」

男1「チッ」


東2局
男1 24500
親 男3 24700
男2 24700
京太郎 26100


男1(国士テンパイ!)

男1(あのリア充に天誅を!)

男1「ロン!32000!」

男2「えっ」

男1「えっ」


終局
男1 56500
京太郎 26100
男3 24700
男2 -7300




予選第2戦

京太郎「あの後なんとか巻き返したぞ!」

京太郎「ってかいきなり国士って……」

京太郎「次はこの卓か」

京太郎「この試合で2位以上で本選出場確定」

京太郎「本選は女子と同じ会場、プロの解説も来るらしいから頑張ろう!」


開局
親 京太郎 25000
南 男5 25000
西 男4 25000
北 男6 25000

京太郎(さっきは調子付けに安い和了をしてただけでおわっちゃったからな)

京太郎(今回は高く!)

京太郎「ツモ!8000オール!」

京太郎(ガンガン行こうぜ!)

男5「ツモ――その言葉を聞いた瞬間、僕の体に電流が走った―――」

男4「いっきなり親倍かー辛いなぁー」


東1局1本場
親 京太郎 49000
男5 17000
男4 17000
男6 17000


男4(三箇牧……女子団体は面白かった)

男4(こっちは、どうやろな)

男4「ロン!12300!」

男4(見極めさせてもらうで!)


東2局
京太郎 49000
親 男5 17000
男4 29300
男6 4700

同コンマのため、流局

男5「ノーテン」

男4「テンパイ」

男6「ノーテン」

京太郎「ノーテン」


東3局
京太郎 48000
男5 16000
親 男4 32300
男6 3700

男6(見る限り周りは格上、点棒も少ない)

男6(でも、取られた分は倍返し)

男6(そう、教わったんや!)

男4(……ここは隣を飛ばして逃げるか、だとすれば、跳満)

男4(三箇牧はもう放っておいても大丈夫やろ)トン

男6「それ、ロン!」

男6「四暗刻で32000!」

男4「な、スッタンやと!?」


オーラス
京太郎 48000
男5 16000
男4 300
親 男6 35700

京太郎(今日2回目の役満、羨ましいな)

京太郎(でも)

京太郎(ラストスパート、このまま逃げ切る!)

男4(まだ、あきらめるわけにはいかんのや)

男4(出来るだけ稼いで、次につなげる!)

男4「ツモ!1600・3200!」

終局
京太郎 46400
男6 32500
男5 14400
男4 6700


【予選を通過しました】




京太郎「ここが本選会場かぁ」

京太郎「あれ、もう女子の本選始まってるのか」

京太郎「みんなの予選の結果は……」

総合
1位 宮永照
2位 荒川憩
3位 清水谷竜華
4位 エイスリン・ウィッシュアート
5位 江口セーラ

平均打点
1位 三尋木咏
2位 赤阪郁乃
3位 江口セーラ

和了率
1位 エイスリン・ウィッシュアート
2位 宮永照
3位 荒川憩



京太郎「エイスリンさんが和了率1位か、凄いな」

京太郎「咏は打点1位、総合では照と憩さんがワンツー」

京太郎「俺は男子3位か、目指すぜ1位!」


【side-憩-】

憩「やっぱり宮永さんには負けるかー」

憩「でも、頑張るでー!」






開局
親 モブ1 25000
セーラ 25000
憩 25000
竜華 25000

憩「最初はこの部屋やな」

ギギィ

憩「あ」

モブ1「い」

セーラ「う」

竜華「え?」







モブ1(千里山の三年生コンビ、それにまた荒川さんまで……なんでまた)

モブ1(こんなところまで来ちゃってよかったのかなー)カタカタ

憩「安心して、2人であの怖い怖い先輩たち倒そな」トン

モブ1「わ、私のことか?」

憩「うん、頑張ろな」

モブ1「お、おう!」

セーラ「怖いってなんや怖いって!ツモ、1300・2600」


東2局
モブ1 22400
親 セーラ 30200
憩 23700
竜華 23700

同コンマのため、流局

竜華「んー流局かー」

セーラ「このまま1位行ったるわ!」

憩(いきなりこの2人はやっぱりきついなぁ)


東2局1本場
モブ1 19400
親 セーラ 31200
憩 24700
竜華 24700

憩(早速使ってくでー!)ピキーン

【孔穿つ閃光】発動!

竜華(相変わらずようわからん感覚やな……)

憩「ツモ、400・600」




東3局
モブ1 19000
セーラ 30600
親 憩 26100
竜華 24300

憩(親だし、稼いでくで!)

憩「ロン、1500や!」

セーラ「はっ、ええわ」

【大望背負いし大砲】発動!

【ヒーリングスペース】により、憩の聴牌・和了判定-5


東3局1本場
モブ1 19000
セーラ 29100
親 憩 27600
竜華 24300


セーラ(憩に和了られるといっつも調子悪くなるなぁ)

セーラ(安いのは嫌やけど、しゃあなしや)

セーラ「ロン!6700!」




東4局
モブ1 12300
セーラ 35800
憩 27600
親 竜華 24300


憩(全員黙らせてみたけど)

憩(まだまだ、やな)

憩「ツモ、4000・8000!」

憩「これで一旦逆転や!」


南1局
親 モブ1 8300
セーラ 31800
憩 43600
竜華 16300


憩(よし……ツモ)

憩(これだとなんか1ちゃん騙しちゃったみたいやな)

憩(これも勝負……なんや)

憩「ごめんな、ツモ、6000・12000」

憩「トビ終了や」


終局
憩 67600
セーラ 25800
竜華 10300
モブ1 -3700



【憩がインターハイに進出しました】









京太郎「結局インターハイ出場は照、憩さん、清水谷さん、船久保さんか」

京太郎「エイスリンさんは地区予選和了率が全国1位になったし、凄いな」

京太郎「郁乃さんが負けるのはもっと意外だったな」

京太郎「次は俺の番か、緊張してきたな!」



京太郎「一旦休憩室で寝るか」

ガララ

怜「すぅ……すぅ……」

京太郎「怜さんか、確か清水谷さんは取材受けてたな」

京太郎「時間までここにいるか……」ナデナデ

怜「ん……」パチッ

怜「京…くんか」

京太郎「あ、起こしちゃいましたか?」

怜「いや…休めたから、大丈夫や」

怜「京くんはもう試合なんか?」

京太郎「はい」

怜「緊張、しとるんか?」

京太郎「情けないですけどね」

怜「そっか……」ニギッ

怜「頑張ってな」ニコッ

京太郎「はい!」








京太郎「1戦目、ここで勢いをつける!」


本選第1戦



京太郎(この部屋か……)

京太郎(どんな人たちがいるんだろう)

ギギィ


開局
親 男7 25000
京太郎 25000
男9 25000
男8 25000


京太郎「ロン、1000」

男8「ぐぬぬ」

男7(須賀京太郎、情報通りだとすれば、その打ち筋は宮永照と同じ)

男7(お手並み拝見)


東2局
男7 25000
親 京太郎 26000
男9 25000
男8 24000


京太郎(親番なのに聴牌できねー、どうしよ)

男8(1000か、安すぎるな)

男8「ロン!6400!」

男8(親は流させてもらおう)


東3局
男7 25000
京太郎 26000
親 男9 18600
男8 30400


男7(須賀京太郎は左程脅威ではなかったか)

男7(つまらん)

男7「ロン、5200」


東3局
男7 30200
京太郎 26000
男9 18600
親 男8 25200

京太郎(やっとテンパイできた……)

京太郎(と思ってる間にまた)

京太郎「ツモ、500・1000」


南1局
親 男7 29700
京太郎 28000
男9 18100
男8 24200

京太郎(よし、あともうちょい)

男7(こんなやつにアイツは負けたのか)

男7「ロン、7700」


南1局1本場
親 男7 37400
京太郎 28000
男9 18100
男8 16500

男7(連荘、だが配牌が悪いな……)

京太郎「ツモ!1700・3300!」

京太郎(一応逆転だな)


南2局
男7 34100
親 京太郎 34700
男9 16400
男8 14800

京太郎(いい調子だ)

京太郎「ツモ、6000オール!」

京太郎(逃げ切ってやる)


南2局1本場
男7 28100
親 京太郎 52700
男9 10400
男8 8800

男8(8800はあかんなぁ)

男8「ロン、8300」

男9「うげっ、マジですか」


南3局
男7 28100
京太郎 52700
親 男9 2100
男8 17100


京太郎(憩さん、あなたの力)

京太郎(いま、使います)

京太郎「リーチ!」ピキーン

男7「」ゾクッ

男8(今、背筋が一瞬……)トン

京太郎「ロン、リーチ一発裏3、8000です」

男8「は……!?」

男9「こんなん役無同然やないか」


オーラス
男7 28100
京太郎 60700
男9 2100
親 男8 9100

全員ノーテン流局


終局
京太郎 60700
男7 28100
男8 9100
男9 2100






男7(本来役無の和了、ただの偶然による和了)

男7(こんな和了をするのは……いや、気のせいだろう)

男7(こんな和了なんていくらでもあるしな)

男8(ムダヅモばっかじゃねえか、クソッ)

男8(なんか、運が無くなったみたいや)トン

男9「流局、やな」

男8「ノーテン」

男7「ノーテンや」

京太郎「ノーテン」

男9「ノーテン」

――――――――――

京太郎「あの後本選ではトップになり続けて……」

京太郎「県1位になったぞ!」キャッホー

京太郎「みんなと待ち合わせしてる場所に行くか」













京太郎「この辺だったかな」

照「こっち」

京太郎「お、これはこれはチャンピオン様じゃありませんか」

照「そんな呼び方しないで」ムスッ

照「それに京だって北大阪のチャンピオン」

京太郎「あ、そういえばそうだったな」

照「何言ってるの」

京太郎「それで、みんなは?」

照「もう帰った」

京太郎「えっ」

照「県予選1位同士仲良く帰ってきなさい、って霞が」

京太郎「照が迷子になったらどうする気なんだよ……」

照「でさ、京、私、1位になったでしょ?」

京太郎「ああ、なったな」

照「だからさ、その……」チラッチラッ

京太郎「なんだ?ご褒美が欲しいのか?」

照「う、うん……///」

京太郎「それならそうと言えばいいのに」

京太郎「でもご褒美か、何をしよう」






京太郎「じゃあ二人で甘いものを食べに行こうか」

照「……ん」


京太郎「というわけで会場近くの喫茶店に来てみたぞ」

カランコロン

店員「いらっしゃいませー」

店員「お、あなた方ひょっとしてひょっとするとカップルですか?」

京太郎「いや、ちが「じゃあじゃあ!」」

店員「こちらのカップルパフェをどうぞ!」

京太郎「だから俺た……」

ギュッ

照「……」ギュッ

京太郎「照……」

照「いいから、別に」

店員「じゃあごゆっくりー」

京太郎「良かったのか?」

照「うん」

照「このパフェおいしそうだし」

京太郎「カップルに間違われて」

照「えっ」

京太郎「えっ」

照「……///」







京太郎「もうすぐ夏休みだ」

京太郎「今のうちに出されてる課題を片付けよう」

京太郎「この英語の課題難しいな……」

京太郎「エイスリンさんとやろうか……いや、自分の分は自分でやろう」


京太郎の学力が上がった!
60→61


【7月第3週 休日】終

【第2章】終














【第3章 全国】


【7月第4週 平日】

京太郎「今日から夏休みだ!」

京太郎「毎日が休日だ!」

京太郎「何をしようかな」



京太郎「インハイは東京、東京観光に備えて金を貯めよう!」

おっさま「今日も元気やなー」

由子「元気なことはいいことなのよー」


由子「須賀くーん、こっちに麦茶よろしくなのよー」

京太郎「はい、ただいまってうわっ!」ドンガラガッシャーン

京太郎「やばい、コップを割ってしまった……」カタカタ

おっさま「あちゃーやってしもたかー」

京太郎「あ、店長!これは、そのですね!」

おっさま「給料から引いとくなー」

京太郎「そ、そんな……」

カランコロン

由子「いらっしゃいませ、なのよー」

桃子「こんにちはーっす」

京太郎「いらっしゃいま……ってモモ!?」

桃子「あれ、どうして京太郎がここにいるっすか?」

京太郎「いまバイト中なんだよ」

桃子「へぇ、とうとう京太郎も働くような人になったっすか」ウンウン

由子「二人は知り合いなのよー?」

桃子「はい、幼馴染っす!」

由子「私は真瀬由子なのよー」

桃子「京太郎がいつもお世話になってるっす」フカブカ

京太郎「で、何するんだ?」

桃子「もちろん打つっすよ!」

由子「じゃあこちらの卓へどうぞ、なのよー」





桃子「京太郎も一緒に打つっす!」

京太郎「わかったよ、真瀬さんもどうですか?」

由子「わかったのよー」

おっさま「じゃあワイも入れてもらおかー、ってアンタ清澄の東横ちゃんやないか」

桃子「私のこと、知ってるっすか?」

おっさま「長野代表清澄高校の次鋒、通称『黒の天使』」

おっさま「それに去年の全中3位、知らないわけないやろ」

由子「長野代表ってことは、私と打てないのよー」

京太郎「えっ、そうなんですか?」

おっさま「大会規定で団体戦の代表同士は打てないんや」

京太郎「じゃあ、あと1人はどうするんですか?」

おっさま「今日はあいつがおるから大丈夫や」

おっさま「いま呼んでくるわ」




開局

おっさん「よぉ、須賀んとこの、調子はどうや?」

京太郎「上々ですね……」トン

おっさん「がっはっは、そうかそうか」トン

桃子「なんで店長がここにいるっすか」トン

おっさま「昔からの知り合いなんや」トン

京太郎(テンパイできねー)トン

おっさん「ツモ、300・500や」

おっさん「頑張れよ、北の1位」


東2局
京太郎 24500
親 おっさん 26100
桃子 24700
おっさま 24700



桃子(なんかさっきから高い手が作れないっすね……)

桃子(でも、京太郎には負けられないっす!)

桃子「ロン!3900っす!」


東3局
京太郎 24500
おっさん 26100
親 桃子 28600
おっさま 20800


京太郎(和了れないのはやだなぁ……)

京太郎(憩さんの力はなんか使っちゃいけない気がするし)

京太郎「あ、ロン、1000です」

桃子(地味な対局っすねー)

桃子(消えにくいっすよ、まったく)


東4局
京太郎 25500
おっさん 25100
桃子 28600
親 おっさま 20800


おっさん「そういえば、須賀は男子個人戦1位やったらしいな」

京太郎「凄いでしょう」フフン

おっさま「そういえば、今年から個人戦の出場枠が4人になったんやな」

京太郎「今年からだったんですか?」

おっさま「意図はようわからんけどな、東横ちゃんも真瀬ちゃんも個人戦出場者やで」

京太郎「へー、あ、ツモです、3000・6000」

おっさま「しれっと和了るんやなぁ」


南1局
親 京太郎 37500
おっさん 22100
桃子 25600 ※[ステルスモード]に移行しました
おっさま 14800



京太郎(本当に安い手しか作れないな……一回使ってみるか)

京太郎(これで、テンパイだ)ピキーン

【孔穿つ閃光】発動!

京太郎(全てを照らすような、闇を明かすような)

京太郎(そんな光を、イメージする!)

京太郎「カン!」タン

京太郎「来た!嶺上ツモ、面前のドラ3で4000オールです!」


南1局1本場
親 京太郎 49500
おっさん 18100
桃子 21600 ※[ステルスモード]
おっさま 10800



桃子(今、何が起こったっすか?)

桃子(背筋がゾクッってなって、そしたら京太郎が和了ってて……)

京太郎「ロン、1500の1本場は1800」

桃子(わけがわからないっす……)


南1局2本場
親 京太郎 51300
おっさん 16300
桃子 21600 ※[ステルスモード]
おっさま 10800


京太郎「ノーテンです」

おっさん「ワシもノーテンや」

桃子「ノーテンっす」

おっさん「ノーテンや」


南2局2本場
京太郎 51300
親 おっさん 16300
桃子 21600 ※[ステルスモード]
おっさま 10800


桃子(さっき京太郎が和了ってからツモが悪くなってるっす)

桃子(まーた流局っすか)


南3局2本場
京太郎 51300
おっさん 16300
親 桃子 21600 ※[ステルスモード]
おっさま 10800


京太郎(やっぱりあれ使うと運が悪くなるな……)

京太郎(使いすぎは禁物、だな)

京太郎「ロン、1000の2本場は1600です」


オーラス
京太郎 52900
おっさん 16300
桃子 21600 ※[ステルスモード]
親 おっさま 9200


京太郎(オーラス……もういっちょ!)

京太郎「リーチ!」ピキーン

桃子(いまさらリーチっすか……)

京太郎(運を、集める)

京太郎(よし、来た!)

京太郎「ツモ!リーチ一発、1600・3200!」


終局
京太郎 59300
桃子 20000
おっさん 14700
おっさま 6000






桃子「いやぁ、楽しかったっす!」

京太郎「そうか、なら良かった」

桃子「それじゃあそろそろ帰るっす」

京太郎「おう、咲たちによろしくな」

桃子「次は3週間後、インターハイっすね!」

京太郎「そうだな、三箇牧は強いから覚悟しとけよー」

桃子「楽しみにしておくっすよ」

桃子「それじゃ」

バタム

由子「影の薄い子だったのよー」

京太郎「あれ、そういえば真瀬さんはモモを見えたんですか?」

由子「なんとなく見えたのよー」






カランコロン

京太郎「いらっしゃいま……」

姫子「部長、こっち来るとですよ」

哩「姫子、ちょんっ、っと待って」ヴィーン

哩「ここば、どこ?」メカクシ

姫子「雀荘です」メカクシハズシー

京太郎(なんだあの2人)

由子「いらっしゃいませなのよー、あ、白水さんなのよー」

哩「おお、真瀬やなか」

由子「お久しぶりなのよー」

京太郎「真瀬さん、お知り合いなんですか?」

由子「この2人は新道寺女子の子たちなのよー、その小さい子が鶴田さん、赤い顔をしてる方が白水さんなのよー」

京太郎「新道寺って花田さんのいるところですか?」

哩「花田のことば知っとると?」

京太郎「はい、一度ここに来ましたね」

姫子「そういえば、花田ん奴ば雀荘ば行って楽しかった言うとりました」

哩「ふむ、花田と打ったのは君か?」

京太郎「はい、たしかに楽しかったですね」

哩「じゃあ、私たちと打たんか?」

京太郎「まあ、いいですけど」


開局

京太郎(新道寺女子、福岡だったけな)

京太郎(……ま、いいや)

京太郎(誰が相手でも、勝つ)

京太郎(楽しむ)

京太郎「ロン、2000です」


東2局
おっさま 23000
親 哩 25000
京太郎 27000
姫子 25000

哩(リザベーション失敗、か)

哩(すまんな、姫子)

京太郎「ロン、5200!」

哩(ツモじゃなきゃ気持ちよくなか)


東3局
おっさま 17800
哩 25000
親 京太郎 32200
姫子 25000

哩(直撃ば受けたい……)

おっさま「お、リーチや」

哩(直撃、直撃…)トン

おっさま「それや、ロン24000」

哩「あ、ああっ!」ビクンビクン

哩(直撃、気持ちよかぁ……)

姫子「ぶ、ぶちょー…」

京太郎(なんだこいつら)


オーラス
おっさま 41800
哩 1000
京太郎 32200
親 姫子 25000


哩(東風にしたのは間違いだった)

姫子(全然和了れんとです……)

京太郎「ロン、5200です」


終局
京太郎 37400
おっさま 36600
姫子 25000
哩 1000



京太郎「お疲れ様でした!」

姫子「おつかれです」

哩「おつかれ」

哩「須賀云うたか、これば私の連絡先ばい」

姫子「ぶちょー、よかとですか?」

哩「よかよか、ほれ、姫子も」

姫子「はい……っと」

哩「次に打つときは負けなかよ」

京太郎「ええ、こっちこそ」

姫子「じゃ、行きましょう」カチッ

ブイーン

哩「んっ!」

哩「ひ、姫子、いきなりばやめっ」

カランコロン

京太郎「何だったんでしょうね、あの2人は」

由子「私にもよくわからないのよー」




京太郎「今日のバイト代少なかったな」

京太郎「まあモモに会えたからいっか」

京太郎「夕方だけど、何しよ」



京太郎「久しぶりに買い物に行くか」

京太郎「どこに行こうかな」

京太郎「コンビニに来てみたぞ」

京太郎「お、ガ○ガ○くん梨味、もう売ってたのか」

京太郎「さて、何を買おう」


京太郎「ハーゲンダ○ツ確保っと」

京太郎「お、これ花火セットか」

京太郎「そういえば今週末に祭があったっけ」

京太郎「みんな、千里山の人たちも誘って一緒に行こうかな」

京太郎「その後に清々荘の近くでやるか」

京太郎「よし、買った!」

京太郎「そういえば照とみんなで海に行く約束もしてた気がするな」






京太郎「少し散歩するか」

京太郎「今日も楽しい1日だったな」

京太郎「バイトから帰った後は誰にも会わなかったけど」

京太郎「それも俺らしさの1つだよな、うん」

京太郎「うっし、インターハイまで頑張るぞ!」



【7月第4週 平日】終







【7月第4週 休日】

京太郎「暑い……」

京太郎「もう来週の日曜には東京にいるのか」

京太郎「東京は涼しいのかな……」



京太郎「夏祭りに誰かを誘おう」

京太郎「誰を誘おうかな」



京太郎「咏と憩さんを誘ってみるか」

―――――――――

京太郎「二人共話に乗ってくれたぞ」

京太郎「でも憩さん、なんか顔赤くて息荒かったけど大丈夫かな」

京太郎「夏風邪とかじゃなけりゃいいんだけど」

―――――――――――

憩「京太郎くんと…祭り……あっ」クチュ…




京太郎「誰かの部屋に遊びに行くか」

京太郎「誰の部屋に行こう」


京太郎「照の部屋にでも行こうかな」

京太郎「照、いるかー」コンコン

シーン

京太郎「……」

京太郎「別のことをしよう」


京太郎「散歩だ、散歩に行こう!」

京太郎「というわけで公園まで来た……お、あれは照じゃないか」

京太郎「少し驚かしてみるか……」グチャ

京太郎「ん?」

犬の糞「うーっす」

京太郎「ん?」

靴「私、汚れちゃいました」

京太郎「……えぇぇ」

ビチャ

鳥の糞「ちはーっす」

京太郎「」



京太郎「犬の糞踏んで、鳥の糞当たって」

京太郎「照もどっか行っちゃうし」

京太郎「なんか、もうメゲるわ……」



京太郎「祭りに行くぞ!」

咏「おー!」

憩「いぇいー!」

京太郎「憩さんも浴衣なんですね」

憩「どや?似合うやろ?」フリフリ

京太郎「はい、可愛いですよ」

憩「か、かわっ?」

咏「なんだよ、私にはなんも無しかよ、ま、知らんけど」ツーン

京太郎「だって咏いっつも和服だし可愛いじゃん」

京太郎「だからあえて言うことはないかなーって」

咏「な、なんでそんなこと言えるんだよ、わ、わっかんねーな」カァァ

憩「可愛い、ウチが、可愛い……えへ///」

京太郎「さ、さっさと行きますよ」





ワイワイガヤガヤ

憩「賑やかやなー」

京太郎「はぐれないように気をつけないとですね」

咏「んで、まずはどこに行くよ?」

憩「最初はやっぱり金魚すくいとかでええんやない?」

京太郎「そうですね、じゃあ探しましょうか」

セーラ「金魚がすくえるでー!金魚やでー!」

憩「あ、江口さんや」

セーラ「なんや荒川に三尋木と須賀やないか、ここで何しとんねん」

咏「何するも何も遊びに来てるだけだぜぃ」

憩「そっちは何してはるんですか?」

セーラ「ちょっと知り合いのおっさんの店番やってんねん」

セーラ「須賀、やってけや」

京太郎「何円ですか?」

セーラ「1回10000円や」

京太郎「高すぎでしょそれ!2桁くらい間違ってますよ絶対!」

セーラ「冗談や冗談、1回50円や」

京太郎「たった50円でいいんですか?俺全部取っちゃいますよ?」

セーラ「ほぉ、言うやないか、ならやってみぃ」

京太郎「じゃあ遠慮なく……」

京太郎「はぁぁぁぁ……」

男「な、なんだアイツ!屋台の前で精神統一を始めやがったァッ!」

女「み、見てあれを!あの人から流れるあのオーラを!」

京太郎(今こそ、今こそ俺が長年培ってきたあの技を見せるときッ!いや、魅せるときッ!)

京太郎(モモも咲も照も旅行に行ったりして、一緒に祭りに行くことができなかった俺が)

京太郎(家でカピバラと秘密の特訓をして得た力ッ!)

京太郎(これぞ須賀式―――――)


―――――金魚すくい―――――!


京太郎「うぉぉぉぉぉぉぉぉお!」

男「何だあの動きは!見えねェ!目で追い切れねェ!」

女「か、彼の器には金魚が着実に入っているわ!」

男「クッ、俺たちはどうやら本物の怪物を見てしまったようだなッ!」



京太郎「手が痛い……」

憩「金魚全部取ったりするからやで」

咏「あの後セーラが怒られてるように見えたけど、よかったんかねぃ」

京太郎「……あ、くじ屋だ」

憩「話題の転換早すぎやない?」

京太郎「隣にも何件かあるけど、どれにしよう」




京太郎「この店でいいか」

店員「いらっしゃい、何回引いてくんや?」

京太郎「2回くらいで」

店員「へいへい、こちらにどうぞ」




京太郎「2回とも外れか……」

京太郎「あれ、咏がいないぞ」

憩「咏ちゃん、綿あめ買いに行ったっきり帰ってこないんや」

憩「どうする?」



京太郎「心配なので2手にわかれて捜しましょう」

京太郎「見つけたら連絡してまたここに集まりましょう」

憩「うん、わかった」

京太郎「じゃあ俺はこっち捜してきます」

憩「また後でー」



京太郎「見つかりましたか?」ハァハァ

憩「綿あめ屋行ってみたけど、見当たらんかった」ゼェゼェ

京太郎「じゃあどこにいるんだよ……」

咏「遅れちゃってごめんねぃ~」

京太郎「咏!」

憩「それに照ちゃんも」

照「……」モフモフ

京太郎「で、何があったんだ?」

咏「それがかくかくしかじかでねぃ」

京太郎「ふんふむなるほど」

京太郎「照も一緒に来るか?」

照「うん」

京太郎「じゃ、行くか」

セーラ「ちょいと待てや」

京太郎「あれ、江口さんじゃないですか」

セーラ「江口さんじゃないですか、やないわ!須賀のせいで怒られて店番代も無くなったやんか!」

セーラ「どうしてくれんねん!」

憩「まあまあ落ち着いて」

咏「そんなに不満なら京太郎に何かしてもらえばいいんじゃね、知らんけど」

セーラ「あ、せやな。じゃあオレも行くわ」

京太郎「急に2人も増えちゃったよ」




京太郎「次、どこに行きますか?」

照「お腹すいた」グゥ

京太郎「さっきまで林檎あめ食べてたろ」

咏「でもたしかに減ったねぃ」

セーラ「じゃあ「たこ焼き!」」

憩「たこ焼き食べよ!」

―――――――――――

京太郎「5個入り1パック買ったらもう1パックサービスしてもらったぞ」

憩「んー!やっぱりここのたこ焼きはおいしいなぁ」

セーラ「いやいや、あそこの方が「照、おいしいか?」」

照「うん」モグモグ

咏「どんまい」

セーラ「オレなんて竜華も怜もいなかったらただの男っぽい女なんや」グスッ

京太郎「さて、この後はどうするかな」



京太郎「皆さん!花火をしましょう!」

憩「花火?」

京太郎「実は今日のために買っておいたんですよ花火セット!」

セーラ「お、ええやん」

京太郎「どうです?やりますか?」

照「いいんじゃないかな」

咏「迫り来る怒涛の花火の時間だねぃ」


京太郎「バケツよし!チャッカマンよし!蝋燭よし!」

京太郎「花火パーティーの始まりだ!」

セーラ「火が出るでー!」ファイアー

咏「回れ回れー!」ファイアー

憩「あー綺麗やなー」

京太郎「まずは穴の線香花火を」ガサガサ

京太郎「ん?」

照「ん」

京太郎「照も線香花火か?」

照「うん」

ボッ

京太郎「照は1人で来たのか?」

照「うん」

京太郎「でもどうして」

照「京が憩たちと出ていくのが見えたから気になってね」

照「途中から見失って困ってた」

京太郎「行きたいなら行きたいって言ってくれれば良かったのに」

照「言いにくいのは、京もわかるでしょ?」

京太郎「…まあな」

照「……」

照「実は、京に言いたいことが」ポトッ

京太郎「落ちちゃったな、で、どうした?」

照「…ううん、なんでもない」



京太郎「一体なんだったんだ?」

憩「くらえー!」ファイアー

京太郎「あつっ!足に向けないでくださいよ!」

憩「いやーごめんごめん」

京太郎「郁乃さん並みに誠意を感じられない謝罪ですね」

憩「京太郎くんもどうや?」つ花火

京太郎「じゃあ火くださいよ」

憩「うん、ちょっと待ってな……あ、消えてしもた」



京太郎「そういえば」ファイアー

憩「なんや?」ファイアー

京太郎「憩さんっていつも部屋で何して過ごしてるんですか?」

憩「うーん……」

憩(ナニして過ごしてるんですか?ってこればれてるんじゃ……)

憩(早く話題換えんと……)

憩「そ、そういう京太郎くんは何しとるん?」

京太郎「俺はネト麻とか勉強とかですね、それで憩さんは?」

憩(ここは一旦落ち着こ、うん)

憩「そういえば、京太郎くん憶えとる?」

京太郎「何をですか?」

憩「ウチと京太郎くんが初めて会って、京太郎くんが入部してくれた日のことや」

憩「もう4か月くらい前のことやったね」

憩「ウチのこと慰めてくれて、麻雀部に入ってくれて、一緒に掃除して」

憩「ぱ、ぱんつ見られたこともあったけど、その後は一緒に帰って、雀荘行って」

憩「そのときにたこ焼き食べたやろ?」

京太郎「ああ、2人で食べましたね」

憩「あのたこ焼きなんやけど」

京太郎「さっき食べたたこ焼き、でしょう?」

京太郎「忘れませんよ、あの店の人の顔特徴的ですし」

京太郎「憩さんと初めて会った日のことなんて忘れるわけないじゃないですか」

憩「ふふっ、ありがとな」

憩「京太郎くんがみんなを集めてくれて、そんでここまで来れた」

憩「感謝してるで、京太郎くん」

京太郎「憩さん……」



京太郎「結局、部屋で何してるんですか?」

憩「」

【7月第4週 休日】終