IF 原作に行った京太郎

京太郎「Kで健夜義姉さんを思い出したがもっとこういうのに適した奴がいた」

カピー「……」

京太郎「なあカピー、お前実は喋れるだろ」

カピー「……」ダラダラ

京太郎「どうなんだ?」

カピー「パカパカ」

京太郎「ほぅ…あくまでシラを切るつもりか。だがなカピー、お前は今決定的な間違えを起こした」

カピー「パカパカ…!」

京太郎「普通のカピバラはパカパカなんて鳴かないんだよ」

カピー「パカパカ(まじかよ」

京太郎「ああ、まじだ」

カピー「パカパカ(…それで私の華麗な擬態を見破って何が聞きたい」

京太郎「…この世界はなんだ?」

カピー「パカパカ(実際の世界だ」

京太郎「実際の世界?」

カピー「パカパカ(そうだ。主の両親が生きていて、主はそこてま愛されて育つ。それが実際の世界の筋書きだ」

京太郎「待て待て、それじゃあまるで俺が居た世界が偽物に聞こえるぞ」

カピー「パカパカ(あの世界も所詮はIFの世界。人々の思いで紡がれた本来は存在しない世界だ」

京太郎「ふざけるな!それじゃあ何か?健夜義姉さんとの出会いも良子義姉さんとの約束も全てが嘘だと言うのか?」


カピー「パカパカ(嘘ではない。だが本来はあり得ない事だった」

京太郎「……」

カピー「パカパカ(私は主にこの世界で生きて欲しいと思ってる」

京太郎「なんでだ?」

カピー「パカパカ(ここには主を傷付ける者も居ない。駄目なのか、主?親の愛情に触れ、覇の後継者と共に平穏に生きたら?それが主の…」

京太郎「ナンセンスだ。俺は元の世界に帰る。絶対にだ」

カピー「パカパカ(だがそれは…また傷付くかもしれないんだぞ」

京太郎「それでもだ…俺にはこの世界の生活が眩しすぎる」

カピー「パカパカ(そうか…なら欠片を集めるといい。時を超え、次元を経ても主と交わした絆を持ちし者達はいる」

京太郎「……ごめんな、カピー。こんな駄目な主で」

カピー「パカパカ(全くだ。私の主はあの時からずっと私の願いを裏切っていく」

なでなで

カピー「パカパカ(だがそれでこそ主だ。この****、いつまでも主と共にある」

京太郎「ありがとう」