IF 原作に行った京太郎4

京太郎(ああ…どうしようも無い屑だな。両親が居て、真っ黒い事が何も無くて、なに不自由なく暮らしてきた俺に成り代わって…それでそれを久にあたる。どうしようも無い屑だ)

テクテク…

バタ…

京太郎「ああ…すいま……あっ、桃子か」

桃子「えっ…なんで私の名前を…それよりもなんで私が見えてるっすか!」

京太郎(…そうか皆、違う人間なんだよな)

京太郎「いや、あの…知り合いによく似てたんですよ」

桃子「……ちょっと来るっす」

ーーーー

京太郎(あの時の公園…)

桃子「とりあえず自己紹介をするっす。私は鶴賀学園一年、東横桃子っす」

京太郎「清澄高校一年、須賀京太郎です」

桃子「須賀さんに聞きたい事があるっす」

京太郎「なんですか?」

桃子「さっき言ってた知り合いについて聞かして欲しいっす」

京太郎「構いませんが、なぜですか?」

桃子「女の勘が言ってるんっすよ。聞くべきだって」

桃子(何より私の事が見える人なんてそうそう居ないっすからね)

京太郎「…彼女はとても真っ直ぐな人でした。他人に認識されにくい体質だったらしくて、苦労してた人でした」

桃子(…なんで須賀君はこんなさびしそうなんっすか。まるでもう会えない人の事を話してるみたいじゃないすか)

京太郎「でも彼女は笑顔の可愛い人でした。カラオケに行った事がないのか機械と睨めっこしてたり、街を歩いてると後ろから目隠ししてきたり…他にも色んな事があったんですよ」ワハハ

ツー…

桃子(…なんで、なんで笑いながら泣いてるっすか。なんでそんなに辛い事なのに、私に話してくれるんっすか!)

桃子「その人の事がすきだったんすか?」

京太郎「どうなんだろう…昔、告白されて色んな理由から振った俺が彼女にそんな感情を抱いて良いのかわからないけど」

京太郎「失って気が付く事もあると今は思ってる」

桃子「…ごめんなさい」

京太郎「東横さんが謝る事じゃないよ。ただ…俺が子どもだったて話だから。それじゃあ俺は行きますね」

スッ…

桃子「須賀さん!また会ったら何処かに行くっす!」

京太郎「えっ…?」

桃子「その時にわたしの事も話するっす」

京太郎「……楽しみにしてます」

桃子「はいっす!!」