昼1 強制イベント 女子抽選会(京太郎は試合の為に居ません)

抽選会場

塞「ふぅ…ぱっと見ただけでAブロックが地獄だね」

白望「決勝で宮永照ならまだまし…」

胡桃「そうだね。Bブロックは永水と千里山の園城寺怜…新道寺は塞が白水哩を塞げば大将戦でリザレクションは発動しないし」

豊音「今回も出番は決勝しかないのかな?」

エイスリン「私とシロ、胡桃でどうにかなるから…ごめんね、豊音」

塞「永水は副将から火力が凄いからね…できれば中堅で終わらして欲しいかな」

豊音「うぅ…勝つ為なら仕方ないか」

白望(二回戦で永水と当たる……はぁ、だるい)









その頃の京太郎

京太郎「よろしくお願いします」

モブ(岩手の大魔神か…どうせ岩手の男どもが弱かっただけだろ)

コトン

京太郎「ロン」

モブ(はっ?まだ二巡目だぞ?)

バタバタ…京太郎が牌を倒していくと七対子だとわかり

モブ(安手ならまだましか…)

京太郎「字一色。48000です」

モブ「えっ?」

アナウンサー「決まったー!岩手の大魔王は実在していた!東京一位に二巡目にして役満をあてて、飛ばす!こんなプレイングみたことありません!」

大沼「相手が悪かったとしか言いようがない。若い奴らに解るように例えるならレベル1のスライムが魔王に挑んでいるのと同じだからな」

アナウンサー「厳しいですね、大沼プロ。貴方が須賀選手に挑むならどうしますか?」

大沼「全身全霊を持って対局する。対局の後にはチリすら残さない」ゴゴゴゴ

アナウンサー「そ、そうですか」











昼食時

京太郎「まさか二巡目で終わるとは思わなかった…ツモって打点を稼ぎたかったんだがな。女子は抽選会の最長だからどうしようかな」

京太郎「ぶらついとくか」

京太郎「抽選会が館内でも放送されてるのか…」

ダッダ…走ってくる音

衣「義兄様!」

ダッ…ギュ…とびついてきて

京太郎「こ、衣か…あれ、抽選会にいかなくていいのか?」

衣「衣は有象無象の多い所を好まない」

京太郎「そう言うことか」

衣「うむ。それよりも先程の試合みたぞ!流石義兄様、二巡目で役満などかっこよかった!」

京太郎「…みてたのか。偶々だ、たまたま。それに飛ばしたくなかったからな」

衣「得点を稼ぐ為か?」

京太郎「ああ。あれをツモってさらに流れを得るつもりだったんだけどな」

衣「欲張りすぎだ」

京太郎「そうかな…まあ、午後からも頑張るから応援してくれると嬉しいな」

衣「当たり前だ!衣は義兄様の義妹だからな!」

京太郎「ありがとうな」








昼2. 強制イベント 修羅場前哨戦ver嫁達の仁義無き戦い

塞「なんかこんでない?」一番前の席に座っていて

豊音「抽選会が終わった時点で一部の人が走ってここにきてたから…」

胡桃「ちらほら見覚えのある顔もいるね」

白望「記憶よりも多い…臨海の四人や有珠山の獅子原さんとかも居なかった」

エイスリン「浮気?」

塞「どうだろう…ただ、京太郎がタラしって事は確かかな」

豊音「永水の皆さんにサインお願いしたいけど…席を移動したら駄目な気もするし…」

胡桃「他校の監督がみにきてるのも今回が初めてだね…やっぱり京太郎に転校してきて欲しいのかな?」

エイスリン「たぶん…学年トップの学力、身体能力、日本最強の麻雀の資質…欲しいと思う所は多いかな」

塞「他校に行くにしても京太郎の決断だから仕方ない。私達は京太郎をおいていくんだから」

白望「卒業したら京太郎の家に行かないの?」

一同「えっ?」

白望「…?」

塞「…それもありね」

胡桃「塞も何を言ってるの!そんな事したら京太郎が…」

エイスリン「胡桃は嫌なの?」

胡桃「そ、それは…居たいけど…」

豊音「あれ、誰かがこっちに来るよ?」

塞「えっ?」

??「……」

霞「隣に座ってもいいかしら?」

塞「かまいませんよ…永水の皆さんとはみなくていいんですか?」

霞「ええ。好きな人を見るなら一番前の方がいいでしょう?」

宮守勢「…!」

豊音(ま、まさかの一人で来るとは思わなかったよ!)目で会話

塞(落ち着いて!こんな事、記憶の中で幾らでも体験したでしょ!)目で会話

エイスリン「京太郎が好きなんですか?」

豊音(エイスリンさんが言ったーー!)

霞「ええ好きよ。貴方達もそうじゃないの?」

エイスリン「好きですよ」

白望「好き」

胡桃「好きだよ」

塞「好きです」

豊音「好き」

霞「モテモテね、京君は……でも譲るつもりは無いわ」

塞「私達もありません」

霞「そう。なら聞いておこうかしら…貴方達も別世界の記憶があるのかしら?」

白望「なにそれ?」

霞「……わからないのなら良いわ。今回は。試合が楽しみになりそう」

豊音「わ、私達が勝つよ」

霞「あら、京君の試合の事を言ってるのよ?」

豊音「あぅ…」

霞「それよりそろそろみたいだからこの話はやめておきましょうか」

宮守勢「……」頷く

霞「聞き分けのいい人達で良かったわ」ニコニコ










爽(あれ、1番良い席に人が座ってる)

慧宇(まだかな…)シードなのを良い事に誰よりも早く来ていた

爽「あ、あの」話しかけめ

慧宇「はい?…っ!」爽のチョーカーを見てかたまり

爽「そのチョーカー…まさか…」

慧宇「同志?」

爽「仲間ですか?」

慧宇「…ご主人様が居るんですね?」

爽「はい…貴方もですか?」

慧宇「ええ…フルネームでその人をいいませんか?」

爽「かまわない…せーの」

慧宇、爽「須賀京太郎」

慧宇.爽「……」見つめ合い

ガシ…握手をする

慧宇「私はご主人様とデートした事があります」

爽「わ、私だって昨日デートした!」

慧宇「ご主人様の性癖は知ってますか?」

爽「そ、それは…」

慧宇「好きな食べ物や苦手な物とかは?」

爽「あ、う、これから…」

慧宇「私はご主人様と(記憶の中で)寝た事があります」

爽「えっ…羨ましい…ど、どうやったんですか!」

慧宇「教えて欲しいですか?」

爽「うん!」

慧宇「なら私と手を組みませんか?そうしたらお互いにご主人様に愛してもらえますよ?」

爽「そ、それは…」

慧宇「…ご主人様に抱かれたくないんですか?」

爽「抱かれたいです…」

慧宇「なら…」

爽「す、少しだけ考えさしてください…私はご主人様に使われたいだけで誰かと何かをしたいとかないんです」

慧宇「そうですか…貴方の意見も正しい。機会があったら相談してください。それくらいならかまわないでしょ」

爽「はい…よろしくお願いします」

慧宇「全てはご主人様の為ですから」

爽「……それでその席を譲ってくれませんか?」

慧宇「それはできません」

爽「それならじゃんけんで…」

慧宇「早い者勝ちですから…と言いたいですが、今回だけですよ?」

爽「ありがとうございます!」

爽、慧宇「じゃんけん、ぽん!」

爽、パー

慧宇、チョキ

爽「ま、負けた…」

慧宇「まだまだですね」











その頃の京太郎

京太郎(そろそろ弓を使っていくか)

梓弓発動

モブ「立直」

京太郎「ロン、8000です」

モブ「くっ…」

京太郎(絞りとって健夜義姉さんの記録を塗り替える)

ーーーーーーー

咏「あちゃあ…あれは相手がかわいそうだねー」

アナウンサー「理由を聞かしてもらっていいですか?」

咏「須賀選手は点数を絞りとってから勝つつもりだ」

アナウンサー「点数を絞りとる?今回のルールでは確かに得点は多いほうがいいですが、あまり意味がないのでは?」

咏「考えが違う。須賀選手は記録を塗り替えるつもりだ。小鍛冶健夜がたたき出したあの化け物みたいな記録をね」

アナウンサー「まさか…あり得ないでしょ」

咏「どうだろうね…まあ、私が言えるのは今の須賀選手に勝てる選手は男子にはいない」











夕方

京太郎「……携帯をみたら凄いメールの数でほとんどが誰とどう言う関係なのかとかだった。一体どうなってるんだ?」

京太郎「…少しぶらつくか」

京太郎「それにしてもさすが東京…暑い」

竜華「あれ、京太郎?」

京太郎「えっ?あっ、竜華さん。お久しぶりです」

竜華「ほんまに久しぶりやな!連絡先を教えたのに全く連絡してけぇへんし…」

京太郎「す、すいません…」しょんぼりとして

竜華「じ、上段やからそんなあに落ち込まんでええよ。それより今日の試合みたで」

京太郎「そうなんですか、ありがとうございます」

竜華「圧倒的やったな…なぁ、三尋木プロがいってたみたいにほんとうに小鍛冶プロの記録を塗り替えるつもりなん?」

京太郎「…どっちだと思います?」.

竜華「本気やと思ってる」まっすぐに見つめられて

京太郎「ああ、もう…竜華さんみたいな美人にそんな真っ直ぐに見られたら言うしかないじゃないですか…塗り替えるつもりです。俺は小鍛冶プロの記録を塗り替えて、あの人の隣に立つつもりです」

竜華「…それって好きって事?」

京太郎「わかりません。家族としてなら間違いなく好きと言えるんですが…」

竜華「ち、ちょっと待って!京太郎と小鍛冶プロって家族なん?」

京太郎「ええまあ、義理ですけど姉と弟です」

竜華「…そうやったんや。だから京太郎はそんなに強いねんな」

京太郎「健夜義姉さんに比べたらまだまだですけどね」

竜華「うんうん、ウチからしたら京太郎のほうが凄い。役満三連続とか初めてみたもん」

京太郎「…そう言ってくれると嬉しいです。それより竜華さんは何をしてたんですか?」

竜華「何って怜の薬を…ああ!忘れてた…ごめん京太郎、急いでたからもう行く!」

京太郎「わかりました。皆さんによろしくと言っといてください」

竜華「わかったで。怜やセーラが京太郎に会いたいって言ってたから覚えといてや!」

ダッダッダ…走り去り









夜1.

京太郎「末原さんと麻雀だな…楽しみだな」

カピー「パカパカ(気をつけてな」

京太郎「おう。全力で挑んでくる」

カピー「パカパカ(馬鹿者。麻雀の話ではない。きちんと帰ってくるんだぞ」

京太郎「…?まあ、帰ってくるさ」

カピー「パカパカ(そうだといいんだがな」


ーーーーーーーー

恭子「ほんまにきたんやな…」

京太郎「ええまあ…楽しみでしたし」

恭子「言っとくけど私はあんたより弱い」

京太郎「……」

恭子「それでも本当にやるんか?」

京太郎「はい。俺は貴女だから打ちたいんです」

恭子「私やから?」

京太郎「負ける可能性を考えてる人間は勝てると思ってません。ただ貴女は負ける可能性を考えた振りをして麻雀にしがみついてる気がします…」

恭子「な、なにを言ってるんや?」

京太郎「貴女は多分、俺が知る中で1番勝利に固執してる人間です。数々の言葉で逃げてますが俺はそう思ってます」

恭子「だから何を…」

京太郎「だから俺は貴女をめちゃくちゃにしたいんだ」

恭子「えっ?」

京太郎「全力で貴女に挑む。チャチなプライドで傷付かずに逃げる事なんて許さない。勝つか負けるかの純粋な勝負をしましょう」

恭子「……」









ホテルCの一室

郁乃「ほんまにきたんや」

漫「お久しぶりです」

京太郎「お久しぶりです、上重さん。時計をしてくれてるみたいで嬉しいです」

漫「えっ、あっ…買ってもらったやつやし…そのお気に入りやから」ニコ

郁乃「漫ちゃんの彼氏やったん?」

京太郎「違いますよ。大阪旅行の時にお世話になったお礼です」

恭子「だから主将達も急に腕時計をしはじめたんか」

京太郎「たぶん」

郁乃「ところで須賀君、あの話は考えてくれてる?」

京太郎「…まだ考えてる途中です」

郁乃「そうか…急いでないしいいかな」

漫「なんの話ですか?」

郁乃「須賀君が姫松に転向してくるかどうかの話やで」

恭子「そんな話聞いてませんけど」

郁乃「話してないもん」

京太郎「まだ受けてませんから」









郁乃「遅くなったらあかんから打つんやったら打つで」

京太郎「そうですね」

恭子(……固執してるか)

漫「よろしくお願いします」








恭子「私の親番…」

京太郎「…勝つぞ」

マホ「京お兄ちゃんに力を貸します!」

複製者と添い遂げた者発動!








京太郎「ハオの力?」

郁乃(ああ…これは危ないかも)

玉藻前発動!
傾向の魔性発動!









京太郎(ダブルは無しだったよな…)

悪石と添い遂げた者発動!
孤独と添い遂げた者発動!
玉藻前発動!
虎将の咆哮発動!

恭子(一体なんやねん…有効牌が全くひかれへん)

慢(須賀君の能力じゃない…これは臨海の選手の能力に似てる)

郁乃(あれから成長してる…どんな化け物になるんやろ?)

京太郎「ツモ!四暗刻、四喜和、字一色…まあ、重ねは無しなんで16000.8000です」

恭子「ば、化け物…や」











京太郎 役満ツモ?

京太郎(梓弓か。あれ…矢が三本あるけど…気にしなくていいか。全力で打てばどうにかなる)

郁乃(……どうみても神器にみえるんやけど。須賀君って何者なんや?)

慢(爆発できそうやのにできひん…)

恭子(…諦めたらただの凡人や…)

京太郎「…ツモ!国士無双。16000オールです」

グサ、グサ、グシュ…

恭子(えっ?)

京太郎「俺の勝ちです」

恭子(め、めげるわ…)


京太郎 108000
恭子 -7000
慢 1000
郁乃 1000












郁乃「…やっぱり須賀君は強いな」

漫「つ、次は負けへん!」

郁乃「勝てるん?」

漫「た、たぶん…」

郁乃「ほんまに?」

漫「…も、もう部屋に帰ります!」

ダッ…

郁乃「いってもうた…私もそろそろ帰ろかな。明日頑張ってや須賀君。応援してるで」ニコニコ

スタスタ

恭子「……」レイプ目

京太郎(………やり過ぎたかもしれない)










京太郎(どうしよう…)

京太郎「末原!」

恭子「ヒッ!」

京太郎(ヒッて言われた…めげそう)

京太郎「ヒッ!では無い!さっきの試合はなんだ!」

恭子「あ、あれは…」

京太郎「口答えするな!口で◯◯を垂らすなら必ず最初にサー!をつけろ」

恭子「えっ、は…」

京太郎「サー!だ!」

恭子「サー…」

京太郎「声が小さい!」

恭子「サー!」

京太郎「それでいい…さっきの試合はなんだ!振り込むのを恐れて有効牌をなぜ切った!」

恭子「それはだから…」

京太郎「言葉の最初に必ずサーをつけろと言っているだろ!わからないのか、この雌豚が!」


恭子「雌豚……」

京太郎「そうだ貴様麻雀に負けた雌豚だ!」

恭子「……」

京太郎「返事はどうした雌豚!」

恭子「……サー!し、質問いいですか!」

京太郎(乗ってきた?」

京太郎「許可する!」

恭子「私が雌豚ならす…上官はなんなのでしょうか!」

京太郎「そんなものは決まっている!雌豚を一人前に調教するのはご主人様だ!」

恭子(ご主人様……私は雌豚で……須賀君はご主人様で…)

京太郎(あれ、突っ込みがとんでこない)

恭子「サー!ご主人様と言う事は私は強くしてくれるんですか?」

京太郎「当たり前だ。お前がどれだけ弱かろうが屑だろうが、ゴミだろうがどうしようもない雌豚でも私をご主人様と呼ぶ限り強くしてやろう」

京太郎(なぜだ…なぜツッコミがこない)

恭子「……ぐす…」泣き始めて

京太郎(えっ?)

恭子「サー…強くしてください…ご主人様…この雌豚に…勝たせてください」

ギュ…抱きしめて

京太郎「…任せろ。俺だけはお前の味方でいてやる」

バリン…

京太郎(こ、これでいいのか?)









夜2.

京太郎「泣きつかれた末原さんを寝かしてもどってきたが疲れたな」

カピー「パカパカ(天然ジゴロタラしの主か…どうかしたんだ?」

京太郎「怒ってるのか?」

カピー「パカパカ(ふん…別に」

京太郎(怒ってるな)

カピー「パカパカ(…………」

京太郎「…怒らないでくれよ」

ナデナデ

カピー「パカパカ(強化した神託を破られたら次から最上位がデフォになる」

京太郎「それって問題なのか?」

カピー「パカパカ(いや、ただきにいらないだけだ」

京太郎「…?」

カピー「パカパカ(主の事を何も知らない人間が主の事をご主人様と呼ぶ事が気に入らない」

京太郎「それって嫉妬…」

カピー「パカパカ(そ、そんな事はないぞ!」

京太郎「ああ、もうかわいいなカピーは!」なでなで

カピー「パカパカ(なでるなー!」

ーーーーーーーーーー

カピー「パカパカ(それで私に何を願いたいんだ?」

京太郎「……」

カピー「パカパカ(また乳か…」

京太郎「えっ、いや、そんなことはないぞ」

カピー「パカパカ(思いついている2人がどうみても乳がでかいだろ」

京太郎「……胸には夢が詰まってるんだ」

カピー「パカパカ(それは戦争が起きる言葉だな」

京太郎「…夢の為の戦争か」

カピー「パカパカ(願い五つ分で姉妹とイチャイチャしたいか…因果をゆがめれる事を忘れてるな主。しかも片方はもうできあがってるしまつか…まあ少し頑張ってみようか」

バチん…バリン、バリン…

京太郎「…なにしたんだ?」

カピー「パカパカ(さあ…因果律が書き換えられて刷り込んで…まあ、色々とあったんだ」








就寝前

京太郎「ハオからもメールがくるようになったな…」

From 獅子原爽

試合お疲れさまでした!試合の中継を見てましたがとてもかっこよかったです!

京太郎「…ありがとうございます。明日もよかったら応援してくださいと…」

From 獅子原爽

絶対にします!明日こそ一番良い席で応援しますから!
もう夜も遅いのでこれで最後にしときます。おやすみなさい。

メール、一番下

愛してます、京太郎君。


京太郎「…かわいいよな」

ーーーーーーー

爽「早く寝て席をとらないと…でもご主人様は優しいな」じたばた









早朝

京太郎「…よし、今日勝ったら決勝だ」

京太郎「…ぶらついてみるか」





ホテルC 付近

京太郎「……なんか寒い」

宥「……」歩いていて

京太郎「あれは…松実さん?」

宥「……あっ」京太郎を見つけて

京太郎「おはようございます」

宥「……」無言で近づいてくる

ぎゅううう…京太郎を抱きしめて

京太郎「冷た…なんでそんなに冷たいんですか!」厚着をしているのに冷たくて

宥「あったかくないの……温かい筈なのに…何も暖かくないの…」

京太郎「話を聞きます。俺の部屋か松実さんの部屋…喫茶店でもいいですけど」

宥「須賀君の部屋がいいです」抱きついたまま

京太郎「わかりました…ついてきてください」

京太郎(これは異常だ…最悪カピーに相談する必要があるかもしれない)

宥「温かい…須賀君…とっても暖かいよ…」腕にしがみついている






部屋

京太郎「話を聞かせてもらえますか?」

宥「うん…最近になってからあったかくなくなってきて…くろちゃんにも相談したのにどうにもならなくて……」普通ぐらいの体温になっていて

京太郎「…でも今は常温ぐらいですよね?」

宥「それは多分、須賀君があったかいから…」

京太郎「俺が温かい?」

宥「うん…こうやって須賀君と入れるだけでお腹の下の辺りからあったかい…」うでを抱きしめていて

京太郎(どう言う事だ?)考えて

宥「ごめんね、須賀君…よく知らないのに抱きついて…でもこうしていたいの…」

京太郎(似てる…あの人に凄く似てる)

宥「一目惚れだったかもしれない…ねぇ…須賀君……」

京太郎(爽さんとそっくりなんだ)

宥「私を抱いてくれますか?」

ーーーーーーー

ED二つ省略

ーーーーーーー

京太郎「すいません、松実さん…」

宥「えっ…」

トン…当て身で気絶させる

京太郎「…カピー」

カピー「パカパカ(なんだ?」

京太郎「これは昨日俺が願ったからこうなったのか?」

カピー「パカパカ(予想通りだと言っといてやろう」

京太郎「元に戻す事は?」

カピー「パカパカ(できない」

京太郎「…俺のせいでこうなった人間は何人いる?」

カピー「パカパカ(……知らん」

京太郎「ウソだな。答えてくれ」

カピー「パカパカ(その女を含めて三人だ」

京太郎「爽さん、ハオと松実さんか…」

カピー「パカパカ(そうだ」

京太郎「どうすれば…」

カピー「パカパカ(甘えるなよ、主」

京太郎「っ…」

カピー「パカパカ(欲望のままに願い、アイテムを使って縛った…それを怖いから逃げるなどわたしは認めない」

京太郎「……背負う覚悟がまだできない」

カピー「パカパカ(背負うつもりではいるのか?」

京太郎「……ああ。ケジメをつけて、あの人達にきちんと報告をいれてから全員に告白するつもりだ」

カピー「パカパカ(…ふん、とりあえずいまはその女の問題だな」

京太郎「ああ」

カピー「パカパカ(…はっきり言うと抱くのが一番はやいが、それはできないだろ」

京太郎「…」頷く

カピー「パカパカ(なら口付けをしてやれ」

京太郎「そ、それもどうにか…」

カピー「パカパカ(無理だな」

京太郎「いや、そこをどうにか」

カピー「パカパカ(ならない」

京太郎「……寝てるからそれはないだろ」

カピー「パカパカ(起きてるぞ」

京太郎「えっ?」

カピー「パカパカ(だからさっきから起きていたぞ」

京太郎「…松実さん?」

宥「……寝てます」

京太郎「……起きてますよね」

宥「…は、恥ずかしくて…動きたくない」

京太郎「な、なんで?」

宥「告白してくれるって言ったから…」ベッドでうつ伏せになっているが耳が真っ赤で

京太郎「えっ、あっ…はい…」

宥「待ってる…これだけでとてもあったかいよ」

京太郎「…すいません」

宥「うんうん…でもキスはして欲しいかな」顔を真っ赤にしたままで体を反転させて、目を閉じている

京太郎「えっ…でも」

カピー「パカパカ(覚悟を決めろ」

宥「……」目をつぶったまま

京太郎「ああ…もう…俺からするのは初めてなんです。下手くそだったらすいません」

チュ…

宥「ありがとう…京太郎君」ニコ












京太郎「……覚悟を決めないとな」

京太郎「会場にぶらつきながら行くか」

京太郎「はぁ…どう考えてもゴミだもんな」歩いており

智葉「…ひつこい」走っていて

京太郎「智葉さん?」

黒服達「……」智葉を追いかけていて

智葉「京太郎?っ!逃げろ京太郎!」

京太郎「よくわかりませんけど…とりあえず倒しますね」智葉のすこし前にでて

智葉「えっ?」

京太郎「…八つ当たりにちょうどいいかな?」

黒服A「邪魔じゃ、くそがき!」京太郎をつき飛ばそうとして

京太郎「……せや!」

ドン…腕を掴み一本投げ

黒服A「なっ……」痛みで動けず

智葉「なっ…」唖然として

京太郎「さてあと二人か」

黒服V「お前、自分が何をしてるのかわかってんのか?」

京太郎「いや、全く。ただ智葉さんを追いかけてた悪漢を撃退してるだけです」

黒服V「智葉さんだと…俺は関東の…」

京太郎「すいません、代紋を聞いてしまうとそこに喧嘩を売った事になるんで…気絶してください」一瞬で距離をつめて、鳩尾に叩き込む

黒服V「くっ…はぁ…」気絶

京太郎「さて最後は貴方だ」

黒服S「…お嬢、この方は誰ですか?」

京太郎「お嬢?」

智葉「…こいつは私の思い人だ。手を出す事は許さん」

黒服S「つまりこの方がいるからお見合いはできないと」

智葉「そうだ」

京太郎(話しがみえない…ドラマとかの展開だとこの場合俺は…)

黒服S「そこの貴方…少しお時間をとらしてもらっいいですか?」

京太郎(やっぱりこうなるのか…智葉さんは…顔が真っ赤だ!!…あれ、これってまじのやつじゃ)

京太郎「わかりました」

京太郎(今回は流石に死ぬかもしれない)








辻垣内本邸

黒服S「ここでお待ちください」

京太郎「はい」

京太郎(智葉さんは試合だから俺一人…とりあえず上座に座るのはないな。最悪脱出する事も考えないといけない…はぁ、まだ死にたくないんだがな)

ガラ…引き戸が開き

老人「……」

京太郎「…」立ち上がりお辞儀をして

京太郎(…誰なんだろう)

老人「…名前は?」

京太郎「須賀京太郎といいます」

老人「…智葉との関係は?」

京太郎「友人です」

老人「恋人ではないのか?」

京太郎「…ええ」

老人「なら簡単だ。智葉から手をひけ」

京太郎「理由はなんですか?」

老人「お前には関係無い」

京太郎「ならお断りします」

老人「何を言ってるかわかっているのか?」

京太郎「…名前も聞いていない御老人からの忠告を断っただけです」

老人「あまり調子になるなよ若造」ゴゴゴ…

老人「あの子はお前みたいなどこの馬の骨には釣り合わん」

京太郎「だから手をひけと?」

老人「そうだ」

京太郎「……先に失言を詫びておきます」

老人「なに?」

京太郎「すぅ……俺は貴方みたいな耄碌な老人が大っ嫌いだ」

老人「貴様何を…」

京太郎「自分が正しいと思い、それを押し付ける。気に入らない、何もかもが気に入らない」

老人「言わせておけば…覚悟はできているんだろうな?」

京太郎「やってみろ。隣に三人、廊下に二人、屋根裏にも二人…拳銃をぶっぱなせばあんた達は終わりだ。それにさっき車内で匿名のメールで警察に連絡もしてある。嘘のメールでも駐在ぐらいなら派遣されるだろ」

老人「……最初からこうなると思っていたのか?」

京太郎「さあ。智葉さんがお見合いをしない理由が俺にあって、黒服が俺をここに連れてきた時点で死ぬ事までは考えています」

老人「…死ぬのが怖くないのか?」

京太郎「死ぬつもりはありませんから」

老人「…ふはは!これは愉快だ。お前みたいな男がまだ日本にいたのか。あの子が色気付くはずだ」

京太郎「……」

老人「あの子と結婚するつもりか?」

京太郎「……はい」

老人「重婚だな?」

京太郎「はい」

老人「だがそれをしていいのかまよっている」

京太郎「…はい」

老人「あの子を幸せにする自信はあるのか?」

京太郎「…あります」

老人「口で言うのはタダだ…覚悟を示してもらおう。男子麻雀で魔王と呼ばれているそうだな」

京太郎「そ、そうですが…」

老人「なら魔王らしく全国優勝をしてもらおうか。全試合トビでだ。最低二人は飛ばせ。それが無理ならあの子を諦めろ」

京太郎「…それでいいんですか?」

老人「無理なのか?」

京太郎「やります。全員薙ぎ払って俺が勝ちます」

老人「…ふん、楽しみにしておくぞ」










会場

智葉「京太郎!」

京太郎「あっ、智葉さん」

智葉「大丈夫だったのか?なにもされなかったか?」

京太郎「大丈夫ですよ。ほら、こんなにピンピンしてますし」

智葉「本当か?」涙目

京太郎「…本当ですよ。泣かないでください」ハンカチで涙を拭いて

智葉「……本当に本当に心配したんだぞ」

ギュ…しがみついて

京太郎「すいません」

智葉「本当だ…馬鹿者」

ーーーーー

ED3つ省略

ーーーーー

智葉「……信じてるからな」

京太郎「…まかせてください。俺は勝ちますから」

スタスタ…歩いて行き

智葉「京太郎!」

京太郎「はい?」振り返り

スッ…顔を両手に添えられて

智葉「先払いだ…待っているからな」

チュ…









昼2

男子観戦席修羅場会場

豊音「なんかやる気に満ちてるね」

塞「うん…なんかこう背負った時の顔をしてる」

エイスリン「…今、わざと役満をはずした」

白望「……」胡桃を見て

胡桃「…」黙って頷き

智葉「隣に座っていけるか?」

白望「…どうぞ」

智葉「たすかる」

胡桃「…京太郎と約束したの?」

智葉「いや、まだ何もしていない。先払いしただけだ」

白望「……後で話がある」

智葉「…明日の決勝が終わってからでいいだろ」

白望「わかった」

胡桃「京太郎は覚悟を決めるって?」

智葉「ああ。全員囲むそうだ」

白望「……戦争」

胡桃「うん」

智葉「私が勝つ」

豊音「な、何を話してるの?」

塞「たぶん結婚届の話だと思う」

エイスリン(…何かがおかしい)












魔王咲の劔谷高校狩り

アナウンサー「龍門渕高校が圧倒的なリードをしています。二位の劔谷高校はほぼ無傷の状態、三位の清澄高校は四万点以上の差が開いてしまっています」

良子「かわいそうですね」

アナウンサー「どう言う事でしょうか?」

良子「清澄の大将が本気が見れますよ」

アナウンサー「えっ?」

咲「カン!」

莉子「は、はい…」

良子「スタートしましたよ」

咲「カン!」

莉子(あれじゃあまだ…跳満だよね?)

咲「…もう一個カン!」

莉子「えっ?」

咲「ツモ、清一対々三暗刻三槓子嶺上開花赤1。数え役満です」

莉子「……嘘…」

アナウンサー「き、決まったーーー!」

良子(心根が折れましたね)

咲「麻雀って楽しいよね」ニコ

莉子「……」レイプ目










夕方

京太郎「…疲れたから早くホテルに帰ろう」

莉子「……」亡霊のように歩いていて

莉子「…ふぇ…グス」泣き始めて

京太郎「えっ?」

莉子「うわぁぁぁあん」ボロ泣き

京太郎「ちょっ、俺の前で泣かないでくれ!」

通行人「おい、男が女泣かせてるぞ」

通行人「イケメンのくせに泣かせるとか屑だな」

京太郎「ああ、もう俺が何したっていうんだよ!」

ギュ…莉子の手を握って

莉子「ふぇ?」

京太郎「こっちにきてください!」

ーーーーーーー

公園

京太郎「…それでなんで泣いてたんですか?」

莉子「……」

京太郎「連れてきた事は謝ります。ただ…ああするしかなかったんです」土下座

莉子「ふふ…」

京太郎「えっ?」

莉子「怒ってないから大丈夫だよ」

京太郎「そ、それならよかった」

莉子「私の方こそ迷惑をかけてごめんなさい」

京太郎「えっあっ、いや俺は美人と手を繋げたからいいかなって」

莉子「…優しいね」

京太郎「よく言われます」正座

莉子「……話だけ聞いてもらっていいかな?」

京太郎「こんな俺でよければ」

少女説明中

莉子「それで…私のチームは負けたの」

京太郎(さ、咲ーー!お前が犯人か!)

莉子「チームの皆は仕方ないって言ってくれるけど…その優しさが辛い」

京太郎「……」

莉子「怒って欲しい。罵って欲しい。私のせいで負けたんだって言って欲しい…じゃないとどうすればいいか解らない」

京太郎「……苦しいんですか?」

莉子「えっ?」

京太郎「自分のせいで負けて、良心の呵責から涙がながれる。それは苦しいからですか」

莉子「何を言ってるの?」

京太郎「俺は許されたいから泣くんだと思います」

莉子「許されたい?」

京太郎「ええ。怒られたいとかじゃなくて…本当の意味で許されたいんですよ」

莉子「ど、どう意味かな?」

京太郎「…貴方も言ってたじゃないですか。優しい言葉が聞きたいんじゃないんです。本音で話し合って、批判されて和解したいんです」

莉子「そ、そんな事は…」

京太郎「ありますよ。だって今まで頑張ってきた仲間ですもん。俺ならそう思います」

莉子「っ……」涙目

京太郎「ここで泣いたらだめですよ。その涙をみていいのは貴女の仲間と仲間だけです」

莉子「うっ、うん…」堪えて

京太郎「送って行きますよ。目が曇って歩きづらいと思いますから」

ギュ…手を引いてやり

莉子「ありがどう…」

京太郎「困ったらお互い様です」

京太郎(近畿は確かCホテルに固まってるんだよな?)









夜1. 強制イベント ナース襲来と阿知賀のイベント

ホテルC付近

京太郎「き、今日は本当に疲れた」ふらふら

バン…ぶつかり

京太郎「す、すいません!」

憩「だ、大丈夫やで…あっ、須賀京太郎」

京太郎「はい?あの知り合いでしたっけ?」

憩「いや全く。ただこっちが一方的に知ってるだけ」

京太郎「は、はぁ…」

憩「そうや!いまから暇かな?」

京太郎「どう事でしょうか?」

憩「良かったら魔王の実力を見せて欲しいんやけど」

京太郎(煽られてる気がする)

京太郎「……」

京太郎「別にいいですけど…」

憩「良かった…魔王がお願い断るような肝っ玉の小さい人じゃなくて」ニコニコ

京太郎(………この人の泣き顔が見たくなった。猛烈に今すぐに)

憩「こっちやで」

スタスタ

京太郎「わかりました」

ーーーーーーーーーーーー

憩「みんなー、特別ゲストを連れてきたで!」

宥「あっ…京太郎君だ」

スタスタ…ギュ…

宥「あったかいよ…」ニコニコ

京太郎「えっ、あっ宥さん、恥ずかしいからやめてくれませんか?」

宥「駄目かな?」涙目

京太郎「問題ないです」

憧「ちょっ、玄!あれどう言う事?」小声

玄「わ、私にもわからないのです。お姉ちゃん羨ましいよ」

憧「えっ?」

灼「不謹慎」

隠乃「なかいいんですね!」

京太郎「ええまあ」

宥「あったかーい…」

憩「はいはい、そこイチャイチャしない。とりあえず一局うとか。魔王はうちと…あと誰と打つ?」

京太郎「なら宥さんの妹さんとそこのボーリンググローブを嵌めた人がいいです」

憩「なんでその二人なん?」

京太郎「前者は少し縁があって、後者はなんとなくです」

憩「そうなんや…まあ、とりあえずやろか」

京太郎(俺、結局この人の名前を聞いてないんだけどな…魔王って呼ばれたくないから全力で黙らせよう)








京太郎「親決めからですね」












京太郎(マホ、力を貸してくれ…)

マホ(任せてください!マホがんばりますから!)

複製者と添い遂げた者発動!

京太郎「ちょいたんま」

玄「えっ?」

最善を引き当てる者発動!

憩(あかん…何があかんかわからんけど間違いなく碌でもない事が起こってる…)

京太郎(弓は梓弓で……初美さんの能力だな)

初美(出番ですよー…ちょっと本気を出すからみててね)

悪石招来発動!
裏鬼門発動!
悪石と添い遂げた者発動!

京太郎(ダメ出しにハオ頼む)

慧宇(任せてください!)

虎将と添い遂げた者verRe発動

京太郎(できた…T役満)

ギュイーーン…弓矢が光り輝き、色々と不味い事になっていて

憩(これで聴牌…)

コトん…ドスン…

憩「えっ?」

京太郎「ロン。大四喜、四暗刻単騎、字一色…96000です」

京太郎 121000
憩 -71000
玄 25000
灼 25000









憩「魔王や…本当に魔王みたいやな須賀君」

京太郎「あの、できれば魔王ってやめてくれませんか?」

憩「だって事実やし…ならあと一回やって勝ったらやめる」

京太郎「…本当ですか?」

憩「うん」

京太郎「しかたないですね。二人もあと一局だけお願いしましす」

玄「わかったよ!」

灼「なにもしてないから構わない」









京太郎(…槍もなんか久しぶりに使うな。てかこう…またヤバイ槍だな)

玄(な、なにあれ…)

灼(さすが小鍛冶プロの弟さんだ)

憩(さっきは予断したけど…これで大丈夫なはず)

コトン…ドス…

憩(次は槍!?)

京太郎「ロン、国士無双13面待ちです」

京太郎89000
憩-39000
玄25000
灼25000









京太郎「これで魔王はなしです」

憩「う、うん」ポォ…

玄「また何もできなかったよ…」

灼「置物だったね…」

宥(…荒川さんが堕ちたかな?)

もこ「……」

憧(なにあれ、東一局で役満二連続とかありえないでしょ!)

穏乃「こ、怖い…」

京太郎「それじゃあ俺はそろそろいい時間なので帰ります」

玄「えっ、でも時間はまだあると思うけど…」

京太郎「一応、男子個人が明日決勝なので。すいませんお邪魔して。また何かあったら呼んでください」

宥「め、メールするね!」

京太郎「はい、楽しみにしてます」

スタスタ

憩(あんなん卑怯やわ…また欲しいなってしまうやん)








夜2.

京太郎「外に出たくないな」

カピー「パカパカ(主に質問がある」

京太郎「なんだ珍しい?」

カピー「パカパカ(ゲーム等で最後にとれる神器と呼ばれる武器があるとしよう。それを最初のBOSS程度に二度撃ち込むとどうなる?」

京太郎「…一撃目で即死じゃないのか?」

カピー「パカパカ(まあそう考えるわな。気がつかなかったとしたら?」

京太郎「死んだ事にか?案外、神器のパワーを得て強くなったりするんじゃないかな。俺の知る限りそんなオーバーキルは聞いた事ないけど」

カピー「パカパカ(…ふん、知っていたのか。つまらん」

京太郎「カピー…イチャイチャしよう。てか今日は疲れた」

カピー「パカパカ(久しぶりに私とゲームでもするか?」

京太郎「勝てないだろ」

カピー「パカパカ(ふん、今の主ならどうにかなると思んだがな」

京太郎「それよりも風呂でもはいるか。洗ってやるぞ」

カピー「パカパカ(それもありだな」

京太郎「広島以来だからな。さあ風呂だ風呂」カピーを抱きかかえて

カピー「パカパカ(湯の温度は私に任せろ!」




京太郎「決勝前だから大量にメールがくる」

From 松実宥

今日はありがとうございました。皆もやる気が出たみたいで良かったです。
明日の決勝は試合で観にいけませんが応援しています。

京太郎「ありがとうございます。精一杯やらしてもらいます。宥さんも頑張ってください…と」

From 松実宥

京太郎君なら大丈夫だよ。
私も頑張ります。勝ったらまた抱きしめてくれると嬉しいです。
もう遅いのでこれで最後にします。おやすみなさい。

Ps 私は京太郎君を愛してます。


京太郎「……心が痛い。嬉しいのに」








早朝

京太郎「決勝だ」

京太郎「カピーは暖かいな」クーラーガンガン

カピー「パカパカ(当たり前だ」ゴロゴロ

カピー「パカパカ(考えるだけ無駄だな」

京太郎「いやだってな…」

カピー「パカパカ(知らなくていい。誰も幸せでない結末に興味を示すな」

京太郎「…なんかすまん」

カピー「パカパカ(ふん…向こうもここも根本は変わらないな」

ーーーーーーー


京太郎「万全だな」

京太郎「義姉さん達に連絡しておくか」

♪ー

京太郎「電話?もしもし?」

健夜「もしもし、京君?」

京太郎「あれ、健夜義姉さんどうしたの?」

健夜「決勝だからね…今日くらいは電話していいかなって」

京太郎「いつでも電話していいのに。ありがとう」

健夜「うんうん…今日は頑張ってね。応援してるから」

京太郎「ああ。勝つよ。勝ったら俺は義姉さん達に言う事があるから聞いてくれるかな?」

健夜「…わかったよ。良子ちゃんにもそう言っておくね」

京太郎「ありがとう」

健夜「それじゃあそろそろ切るね」

京太郎「……」

健夜「また後でね」

京太郎「……す」小声で何かを呟く

健夜「えっ?」

ブツん…

京太郎「……聞こえたかな?」

カピー「パカパカ(今頃、部屋で悶えているだろうな」

ーーーーーー

健夜「……」固まっていた











昼1.

男子決勝

アナウンサー「さあついに今年もやってきました。高校生男子最強が決定します。今年は誰が優勝するのでしょうか!」

はやり「岩手の須賀選手かな☆」

アナウンサー「あ、あの瑞原プロ。解説の立場からそう言われるのはどうかと思うんですが…」

はやり「そうだね☆真実でも話したら駄目だった☆私個人から言うと今の須賀選手と戦いたくないかな」

アナウンサー「それは何故ですか?」

はやり「勝ちに貪欲だけど全てを薙ぎ払うつもりでいるから小鍛冶プロ以上にトラウマを産むからかな☆」

アナウンサー「小鍛冶プロ以上…」

はやり「うん☆今の須賀選手は正真正銘の大魔王だよ☆」








男子個人決勝 会場

京太郎(やっとここまできた…ここで勝てば男子最強になれる。やっと一つ義姉さんに追いつく)

京太郎(思えば高校に入って四ヶ月…たくさんの事があった。転向したり合宿したり…色んな人に大切な事を教えてもらった。俺はそれを糧に今ここにいる).

決勝イベブースト判定 好感度恋心以上の人数×2 判定大成功確定
オーバーキル。

モブ「お前が親だぞ、須賀」

京太郎「……東二局はこない」

モブ達「はっ?」

京太郎「チリ一つ残さない…立っているのは俺だけだ」

ーーーー ?

京太郎「ツモ.16010オール」

モブB「な、なんなんだよお前は!」

モブA「二連続役満…ありえない…」

モブC「い、イカサマだ!」

京太郎「……ならもう一局やりますか?」

モブB「そ、それはいい…」

モブC「あ、ああ…」

モブA「ありえない…」

京太郎「なら勝者は俺です。俺が高校生最強です」

ーーーーーーー

インタビュー

アナウンサー「優勝おめでとうございます。この喜びを誰に伝えたいですか?」

京太郎「……」

京太郎「宮守の皆とも分かち合いたいですが…それよりも義姉に伝えたいです」

アナウンサー「お姉さんにですか…何と伝えるんですか?」

京太郎「やっと義姉さん達の弟だといっても恥ない事ができた。時間がかかったけど…いつも感謝してます。ありがとうと」

アナウンサー「えっ?それはどう言う事でしょうか?」

京太郎「……秘密です。ただ言葉の通りですよ」

アナウンサー「そうですか…なら質問にいきますね」

京太郎「はい」

ーーーーーーーー

はやり「泣きすぎだよ良子ちゃん…」背中をさすってやり

良子「ソーリー…ですが…涙が…涙が止まらないんです」

はやり「記憶の中で成長した京太郎を知ってるのに…やっぱり直でみると違うのかな?」

良子「は、はい…もう京太郎は立派な漢です」ポロポロ

はやり「そうだね…あんなに小さかった男の子が何時の間にかあんなに大きくなった。私も嬉しいよ」

良子「はい…」

ーーーーーーーー

恒子「すこやん?」

健夜「どうしたの恒子ちゃん?」ゴゴゴ

恒子「な、なんで嬉しそうなの?」

健夜「私、嬉しそう?」

恒子「うん。なんか怖いけど嬉しそうだよ。そんなに弟君がああ言った事が嬉しいの?」

健夜「…うん。京君が約束を守ってくれそうだから」

恒子「約束?」

健夜「秘密だよ」

恒子「お、教えてよ、それくらい!」

健夜「だーめ…でもヒントだけ。私ね、公式戦でまだ誰にも負けた事がないんだ」

恒子「それくらい知ってるよ!」

健夜「ならそれが答えだよ」

恒子「…わ、わからない」

健夜「待ってかるからね…京君」