八月四日


京太郎「昼前には岩手に帰るんだよな」

京太郎「早くこれをどうにかしないとな」

京太郎「………松実玄さんと仲良くなりたい」ボソ…

??「叶えましょう、その恋を」










昼1. 強制イベント

健夜「それじゃあまたお盆にくるから」

健夜母「はいはい、待ってるわ」

マホ「ま、マホもまた来ていいですか?」

健夜「当たり前よ。またいらっしゃい」

マホ「やった!」

京太郎「元気だな」

健夜父「京太郎」

京太郎「は、はい」

健夜父「これを持って行きなさい」

京太郎「…タロットカードですか?」

健夜父「ああ。もっておくといい」

京太郎「わかりました」








京太郎「岩手に帰って来たぞ!」

カピー「パカパカ(久しぶりだな」

京太郎「おう、帰ってたのか」

カピー「パカパカ(アトランティスはつまらなかったからな」

京太郎「…前と同じ事を言ってるぞ」

カピー「パカパカ(また数奇な物を拾って来たな…ついでだ輝石の鑑定も済ませよう」

カピー「パカパカ(見事にただの輝石が二つだな」

京太郎「期待させてそれはないぜ」

カピー「パカパカ(馬鹿者。輝石が二つの時点で恐ろしい事になる」

京太郎「そうなのか?」

カピー「パカパカ(…教えといてやろう。輝石は一種のブーストアイテムだ」

京太郎「ブーストアイテム?」

カピー「パカパカ(ああ。特定のアイテムのみのな。しかも相乗効果がある厄介なものでな…くれぐれも慎重にアイテムを使うんだぞ」

京太郎「…覚えとく」

ーーーーー

就寝前

京太郎「また獅子原さんからメールが着てるな」

From 獅子原爽

北海道に帰ったけど京太郎君は岩手に帰ったのかな?

京太郎「昼前に帰りましたよと…」

From 獅子原爽
昼前って事は夕方前くらいに岩手かな?旅行で疲れてると思うから体調には気をつけてね

京太郎「メールしてる分には普通なんだよな…ありがとうございます、獅子原さんも気をつけてくださいねっと…」

From 獅子原爽

うん、ありがとう!
あと私の事は爽って呼んでくれると嬉しいです!!!

京太郎「わかりました、爽さんって呼びます…と」

From 獅子原爽

うん、私も京太郎君って呼んでるからね。

もう遅いからおやすみなさい。

メール一番下

愛してます、京太郎君。

京太郎「……まだ判断するにははやいな」

ーーーーーー

爽「えっと…明日あたりから写メを添付してならしていかないと……全国までにパジャマ…いや、下着までは見てもらいたいな…」愉悦笑み

爽「爽さんか…爽って乱暴に呼んでくれてもいいのに…いけないいけない、欲張ったらダメ。全国までに距離を詰めていかないと」






八月五日 土曜日

京太郎「全国まであと一週間!」

京太郎「もう鎖しかないんだが…」

京太郎「この鎖は物騒だからな…人を縛るのとかに適してるし…」縛られてるモモをふと想像して

??「縛りましょう、その愛を」

??「ワタシガテツダッテアゲルネ」

京太郎「えっ?あれ、また鎖が消えてる」







昼1.

京太郎「鎖が消えたからな…」

京太郎「トキさんに連絡してみるか」

京太郎「とりあえずありきたりに元気ですかと…」

From トキ

絶好調やで。全国に向けて合宿してるねん

京太郎「そ、そうなのか…なんか悪い事をしたな。すいません、合宿中にメールしてしまってと…」

From トキ

今は休憩やから大丈夫やで。今なら三巡先まで見れるんやで!

京太郎「麻雀で三巡先が見れたらつよすぎるでしょ。実際どうなんだろう、三巡先か…考えても無駄だな、解らないし」

From トキ

強いで!ずらされても和了するからな!

京太郎「ずらすの意味がよくわからんけどまあいいか」







昼2.

京太郎「義姉さんとマホは本当に仲がいいな」

京太郎「智葉さんからメールがきてる…どうかしたのか?」

From 辻垣内智葉

ハオとネリーの様子がおかしいから用心しろ。

京太郎「様子がおかしい?どういうことですか…と」

From 辻垣内智葉

わからない…ただ、私の勘が危険だと告げてるんだ。

京太郎「……俺は智葉さんを信じますよ。たぶん、ネリーの悪巧みかなにかですから用心しておきます…と」

From 辻垣内智葉

そうしてくれ。何かがあったら連絡しろ。力になるからな

京太郎「ありがとうございます…と。何が起きてるんだろうな」

ーーーー


京太郎「どうしたものかな」

京太郎「義姉さんと話すか」

京太郎「良子義姉さんと話すか」

コンコン…

良子「私です京太郎。少し話しませんか?」

京太郎「かまわない。俺も義姉さんと話すつもりだったし」

ガチャ…

良子「相変わらず綺麗な部屋ですね」

京太郎「物が少ないだけ。多いと面倒だからな」

良子「ふふ、年相応の考えでは無いですね」

京太郎「そうかな?男で物に溢れかえってる奴なんか趣味に没頭してるやつだろ」

良子「京太郎はないんですか?」

京太郎「趣味か?ないかな。麻雀本とかかかさず買ってるけど本だから本棚に出して、理解したら古本で売るから」

良子「家庭的…京太郎は主夫になれます」

京太郎「主夫か…それでもいいんだけどな。誰かの為に待ってるて素敵な事だし」

良子「あぅ…は、反則です」小声

京太郎「何か言った?」

良子「な、なんでもないです!」

京太郎「へんな良子義姉さん…それより、明日から居ないんだろ?」

良子「ええ、少しマホを連れて鹿児島に行こうかなと」

京太郎「なんでマホもなんだ?」

良子「マホの能力を霞達にみてもらいます」

京太郎「そういう事か…それなら仕方ないか」

良子「大丈夫ですよ。全国で会えますから」

京太郎「べ、別にそんな事言ってないだろ!」

良子「はいはい、京太郎はツンデレですね」ニコニコ

ーーーー

就寝前

京太郎「爽さんは料理もできるのか」

From 獅子原爽

添付画像 晩御飯のカレー一枚、カレーを持った爽の画像

今日は頑張ってカレーを作ったよ。京太郎君は料理とかできるのかな?

京太郎「そこそこできますよっと…カレー、すごく美味しそうですね」

From 獅子原爽

自信作だから、そう言われると嬉しい。
機会があれば作るよ。

京太郎「楽しみにしてますっと……あれ、なんか誘導されたか?」

From 獅子原爽

うん、腕によりをかけて作るからね!
それじゃあ、もう遅いからおやすみなさい。

メール一番下

愛してます、京太郎君

京太郎「………待て、惑わされるな」

ーーーーーーー

爽「やった!ご飯作る約束ができだ…15件しかメールできないから考えないといけないと思ったけど大丈夫かな。朝のおはようと夜のおやすみなさい…これだけでも進歩。でもゆっくりと段階を踏まないと…勝負はこれから!」







八月六日 日曜日


京太郎「いい朝だな」

京太郎「義姉さんを起こしに行くか」

京太郎「…良子義姉さんはもうおきてるよな?」

ーー

リビング

京太郎「おはよう、良子義姉さん」

良子「おはようございます。モーニングはもうできてますよ」

京太郎「健夜義姉さんにも見習って欲しいな」

良子「…外では完璧超人だからしかたありませんよ」

京太郎「完璧超人か…まあ間違ってはないな」

良子「ええ。だからしかたないです」

京太郎「…まあ、しかたないのか」

ーーーーーー

健夜「へくち…噂してるのかな」二度寝








昼1

京太郎「一気に寂しくなったな」

京太郎「部活に行くか…久しぶりだからおこられないかな」

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部室

京太郎「案外ピリピリしてないんなだ」

豊音「なんでピリピリするの?」

京太郎「いや、もうすぐ全国だからな」

白望「慣れてるから大丈夫」

京太郎「皆初めてじゃないのか?」

胡桃「四回目だからね、どうにかなるよ」

京太郎「四回目ってなんだ。留年してることになるぞ」

塞「まあ、気にしなくていいよ。勝つのは私達だから」

エイスリン【優勝カップの絵】

塞「京太郎、データ整理するからちょっと手伝って」

京太郎「別にいいけど何処の整理をするんだ?」

塞「永水かな…あそこはシード校だから」

京太郎「永水か…あそこは特殊だからな」

塞「そうだね…薄墨さんは私が完封できるけどただ序盤の神代さんがね…最初から九面を降ろさられたらシロでも辛いから」

京太郎「…詳しいみたいだな」

塞「えっ、ああ、シード校だからね。ある程度は…」

京太郎「霞さんの能力は?」

塞「天岩戸かな…防御系だけど個人戦で打点が凄いからオンオフができるみたい」

京太郎「…豊音の能力でどうにかなるのかな?」

塞「月光じゃ無理だから他家を飛ばす方向かな…」

京太郎「得点の差か…シロは姫様、エイスリンは巴、胡桃は春…副将の稼ぎだな」

塞「それって…」

京太郎「そう言う事だろ」

塞「やっぱりそうなるよね…」

ーーーーーーー

帰り道

京太郎「秘密特訓の為に皆と帰れなかった…秘密特訓ってなんなんだ?」

ーーーー


京太郎「…一人は寂しいな」

カピー「パカパカ(どうした?」

京太郎「いや、喋ろうと思ってな」

カピー「パカパカ(ふん…久しぶりの一人が寂しくなったか」

京太郎「…そうとも言うな」

京太郎「これを何時の間にか持ってたんだが何か解るか?」時計を見せて

カピー「パカパカ(銀時計だろ」

京太郎「いやそれは解るんだが何か不思議な感じがするんだ。針も11時59分で止まっているし」

カピー「パカパカ(その時計には微塵の能力もない」

京太郎「そうなのか…なら俺の勘違いか」

カピー「パカパカ(いや、そんな訳でもないんだ主」

京太郎「えっ?」

カピー「パカパカ(それはある吸血鬼がメイド長に贈った大切な代物だ。どうだ主、主が良ければそれを私が返しておこう」

京太郎「吸血鬼か……そんな存在居るんだな。でもまあ大切な代物なら返しておいてくれ」銀時計をカピーの前に置いて

カピー「パカパカ(吸血鬼ぐらいいるさ。私が居るんだから。幻想の最後の楽園と言えば聞こえがいいが哀れな女の夢の国だ」

京太郎「夢でも国を作ったらその人はすごいな。まあ、行きたくはないけど」

カピー「パカパカ(主はそうだろうな。まあ、楽しみにしておけ。届けた対価くらい貰ってきてやる」

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就寝前

京太郎「……爽さんは実はまともなのか?」

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爽「明日は水着…まだはやいかな。麻雀の話を振ってもう少し打ち解けて…」ぶつぶつ

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京太郎「金髪のお姉さんの夢を見た…気がする」

京太郎「……寝よう」

京太郎「良く寝たな」

ーーーーーー

昼1.

京太郎「スーパーに行かないとな」

京太郎「部活に行くか」

ーーーーーー

京太郎「皆いるみたいだな」

胡桃「京太郎、槍について教えてもらっていいかな?」

京太郎「別にいいけど…感覚だぞ?」

胡桃「なんだろう…今なら大丈夫なきがする」

京太郎「…それはそれで複雑なんだがな」

胡桃「いいから早く」

京太郎「はいはい」

ーーーーーーーー

京太郎「…形はできてるのに中身が無い感じがする」

胡桃「うーん…京太郎は私には何が足りないと思う?」

京太郎「麻雀で?」

胡桃「うん」

京太郎「火力だな」

胡桃「そうなるよね…」

京太郎「ああ。ヤミテンだから火力が出にくいからな」

胡桃「なら火力を槍に求めたらいいんだね」

京太郎「そうだな。槍で火力がでたら最高だな」

胡桃「ちょっとがんばってみる」

京太郎「おう」







帰り道

京太郎「スーパーに寄って帰るか」

ーーーー


京太郎「カレーの出来がいまいちだったな」

カピー「パカパカ(主、これを受け取れ」赤い槍のペンダントを渡されて

京太郎「これはなんだ?」

カピー「パカパカ(グングニルだ」

京太郎「はっ?」

カピー「パカパカ(ああ。あの吸血鬼からの謝礼だ。ハートブレイク……解りやすく言うと鎖の最上位だ」

京太郎「……やばくないか?」

カピー「パカパカ(大丈夫だ。中途半端ではないからな」

京太郎「このタロットなんなんだ?」

カピー「パカパカ(…それをあの男から渡されたのか?」

京太郎「ああ。もっておくといいと言われた」

カピー「パカパカ(ふん、娘の成長にほだされたか。そのタロットは…………主にとって大切な物だ」

京太郎「珍しく歯切れが悪いな」

カピー「パカパカ(私にも話せない事はある」

京太郎「そうなのか…効果とかあるのか?」

カピー「パカパカ(運命を寄せる事ができる。解りやすく言おう。それは私の力すら凌駕する」

京太郎「……凄いものなんだな」

カピー「パカパカ(…私には無いものが込められているからな」

京太郎「なんだそれ?」

カピー「パカパカ(ふん、秘密だ」


ーーーーーー

From 獅子原爽

今日は部活の皆と水着を買いに行ったよ!

画像添付

京太郎「水着か…可愛い水着ですね。今年は暑いですからプールとか行きたくなりますもんね…と」

From 獅子原爽

そうだね。水着姿を添付してたので良かったらみてください。

画像添付

京太郎「……」

ポチ…

京太郎「………かわいいです…と」

From 獅子原爽

ありがとう!時間があったら一緒に海に行きたいです!もう夜も遅いので体調に気をつけてください。おやすみなさい。

メール一番下

愛してます、京太郎君

京太郎「……保存しとこう」

ーーーーーーーー

爽「計画通り!!」ガッツポーズしていて

爽「明日は普通の会話でそれとなく話題を振って、明後日に下着を贈る…わざと胸とかをみせて」ぶつぶつ












京太郎「…幼女の夢をみた」

京太郎「朝ごはんを食べていくか」

ーーーーーー

昼1

京太郎「どうしようか」

部活

京太郎「今日はどうしようか」

エイスリン「オシエテ!」

京太郎「あれ、これって俺の譜面じゃないのか?」

エイスリン「ウン!ベンキョウニナル!」

京太郎「し、しかたないな」にやけていて

エイスリン(ちょろいよ、京太郎)





帰り道

京太郎「何処かによって帰るか」

本屋

京太郎「最近、ちゃちゃのんの人気が凄いよな…何を買おうか」

京太郎「特集号にしとくか。今回は…咏さんの特集か」











京太郎「はやりさんがニュースキャスターをしてて少し驚いたな」

京太郎「……どうしてこうなる」

京太郎「智葉さんとの縁でも占ってみるか…確かこうやって…」

??「聞こえる事はないのでしょう…ただ私が貴方にできる最後の行為…強く生きて、京太郎」

カピー「パカパカ(…ふん、死してなお子を思うか」











From 獅子原爽

地元で花火大会があったのでそれの報告と浴衣姿の写メを送りますね!

画像添付

京太郎「自家撮りで花火と浴衣を綺麗に写してるな。浴衣も爽さんも綺麗ですねっと」

From 獅子原爽

ありがとう!花火も色取り取りで綺麗だったよ!京太郎君は何色が好きなのかな?

京太郎「好きな色か…黒や白とかが好きですね…と」義姉の影響

From 獅子原爽

黒の花火は無かったかな…白の花火はあったよ!私も好きだな、黒と白。夜も遅いからこれで最後かな。おやすみなさい。

メール一番下

愛してます、京太郎君

京太郎「……普通に可愛い気がする」

ーーーーー

爽「私服は白中心で勝負下着は黒?逆でもいいけどな…うーん両方にしよう!」服を見て悩んでいて














八月九日 水


京太郎「明後日には東京か」

カピー「パカパカ(明後日から東京だったな」

京太郎「まあ、そうなるわな」

カピー「パカパカ(私も今回は同行するからな」

京太郎「珍しい、なにかあるのか?」

カピー「パカパカ(昼ドラより生々しい修羅場がみたいだけだ」

京太郎「相談なんだが知り合いがご主人やご主人様とか言ってくるんだが…どうにかならないか?」

カピー「パカパカ(ならないな。Reや反Reは私の干渉を一切受け付けない。弱体化もしないし、世界が変わっても主を想う…ある意味最強の主の為の人間だな」

京太郎「な、なんなんだよ、それ…」

カピー「パカパカ(そうしたのは主だ。責任はとらなくていい。ただ覚悟はしておけ。彼奴らの行動原理は全て主を想った行為だからな」

京太郎「それがハオ達だって言うのか?」

カピー「パカパカ(さあな。それは質問外だ」








昼1.

京太郎「……なにがどうなってるんだ」

京太郎「部活だな」

豊音「今度こそ槍ができる気がするんだよー!」

京太郎「…なんかやる気に満ち溢れてるな」

豊音「だって最近、皆が槍を使えるから…私も欲しいかなって」

京太郎「それを言ったら塞もいるんじゃないのか?」

豊音「塞は能力で二人まで封じれるから大丈夫みたい…私は完全に封印できないから槍が欲しいよ!」

京太郎「でも豊音の槍のモデリングは難しいぞ」

豊音「…やっぱり二個発動は無理かな?」

京太郎「月光と昇竜を同時に発動できたら確かに強いからな」

豊音「そ、それに京太郎とお揃いの槍が欲しいんだよ」

京太郎「……ならちょっと頑張ってみるか」

豊音「うん!」









帰り道

京太郎「今日は真っ直ぐ帰るか」

ーーーーーー


京太郎「どうしようか」

京太郎「たまには一人でやるか」








京太郎「……よし、勝った。あれウィスがきてるな」








京太郎「二代目希望さんからか…」

希望「一位おめでとうございます」

京「ありがとうございます」

希望「また良かったら打ってくれませんか?」

京「かまいませんよ」

希望「ありがとうございます!これは、私のメルアドとスカイのアイディアです。私はこれで落ちるのでまたお願いします。お疲れさまでした」

京「はい、お疲れさまでした」


ーーーー


京太郎「そういえばきっちり15件でメールが終わってるのは気のせいか?」

From 獅子原爽

今日は熱くて溶けそうでした……だけどソフトクリームを食べて乗り切ったけどね!

画像添付

京太郎「ソフトクリームを食べてるだけなのになぜかエロい……この季節のアイスは最高ですよね…と」

From 獅子原爽

うん!美味しいし、火照った体を冷ましてくれるから私も好き。明日は東京の準備の為に買い物だから楽しみです!

京太郎「買い物か…旅行に行きすきで買い物とかしなくなった。何を買うんですか…と?」

From 獅子原爽

服とかかな…折角の東京だし、それに京太郎君にも会えるかもしれないから。また明日にでも買ってきた物を写メで送るね

京太郎「服か…期待してますと…夜も遅いので今日はもう寝ます、おやすみなさい」

From 獅子原

期待に答えられるよう頑張る!
おやすみなさい。

メール一番下

愛してます、京太郎君

京太郎「………可愛い」

ーーーーー

爽「やった!言質がとれたからこれで下着姿で画像が送れる…明日の買い物は真剣にしないと…」メラメラ













京太郎「水色幼女に翼が生えてた……チェスを挑まれたから圧勝したけど…まあ、夢だからな」

京太郎「朝ごはんでも作るか」

カピー「パカパカ(グングニルから縁ができ始めてるな…厄介な事にならなければいいが」

ーーーーーーー

昼1.

京太郎「明日出発だから部活は無しか」

京太郎「買い物にでも行くか。誰か誘おうかな?」

京太郎「胡桃を誘ってみよう…」

♪ー

胡桃「もしもし、どうかしたの?」

京太郎「いや、良かったら買い物に行かないかなって」

胡桃「別にいいよ。一時間後に繁華街に集合かな?」

京太郎「かまわないぞ」

胡桃「それじゃあ後でね」

プツン…

京太郎「準備しないとな」

ーーーー

胡桃「何を着て行こう…ワンピースでいいかな?」

ーーーーーー

繁華街

胡桃「おまたせー!ちょっと待たせたかな?」

京太郎「いや、俺も今きた所だから大丈夫」

ギュ…手を繋いで

胡桃「明日からの買い物だよね?」

京太郎「そうだな…服とかはあるから日焼けクリームとかかな…あとできたらコンを詰めてるみたいだからリフレッシュになればいいかなって」

胡桃「ありがとう。京太郎のそういう所が好きだよ」

京太郎「……は、恥ずかしいからやめてくださいよ」カァァ

胡桃「紅くなってる。早く行こう」

京太郎「なんで本屋に?」

胡桃「今日はあれの発売日だからね」

京太郎「あれ?」

胡桃「うん、あれだよ」

スタスタ…歩いて行き

胡桃「これだよ、これ!」

麻雀ウィークリー【高校生特集期待の超新星宮守高校】

京太郎「すげぇ!な、何これいつ取材を受けてた?」

胡桃「合宿の時にね」

京太郎「うぉぉ…三冊買おう。家に保存する」

胡桃「豊音みたいになってるよ」

京太郎「嫌だってな、なぁ。雑誌だぜ、雑誌…俺は載った事ないからな」

胡桃「京太郎は取材を受けたくないでしょ」

京太郎「ばれてるか…まあな、マスコミはあまり好きじゃないからな」

胡桃「そう言うと思った」

京太郎「でもまあ、大切な人が特集を組まれてると嬉しいな」めくっていき

胡桃「ありがとう」

京太郎(…なんで最後のページに宮守には大魔王が潜んでると書いてるんだ)

ーーーーーーーーーー

京太郎「それじゃあまた明日」

胡桃「うん。遅刻したらダメだよ」

京太郎「俺は遅刻しないさ」

ーーーーーーー

昼2.

京太郎「買い物はすました…てか、あれだな明後日には男子個人だもんな。やばい、緊張してきた」

京太郎「……この槍が鎖の最上位ね…」

京太郎「……誰を思えばいいんだ?」部屋を見渡して

麻雀ウィークリー【選手持ちネタ特集】

煌「すばら!」

京太郎「すばら!…あっ…」

??「私のグングニルは最強よ」

バリン…粉々に砕ける

京太郎「な、なんだったんだ?」










京太郎「明日の準備ができたな」

カピー「パカパカ(明日だな」

京太郎「おう」

カピー「パカパカ(修羅場だ…生々しいからな楽しみにしてるぞ」

京太郎「俺を応援しないのか?」

カピー「パカパカ(負ける方が難しいからな」

京太郎「女子個人はどうなると思う?」

カピー「パカパカ(運がいい奴が勝つ」

京太郎「はっ?」

カピー「パカパカ(だから運がいい奴が勝つ」

京太郎「なんでそうなった」

カピー「パカパカ(真実だからな。混沌から何が産まれるかを聞いているみたいなものだぞ」

京太郎「…そうなのか」

カピー「パカパカ(個人的にはあの龍が勝つと思うがな」

京太郎「龍?」

カピー「パカパカ(ああ、悪龍と名高い最強の龍を身に宿したあの女がな」

京太郎「……」

ーーーーーーー

京太郎「宮守特集を読んで頭を冷やそう」

京太郎「エイスリンが麻雀について話してるな」

ーーーーー

記者「ウィッシュアートさんは個人戦出場するそうですが、それについての意気込みを聞かしてもらってよろしいですか?」

エイスリン「何ができるかわかりませんが…できる事はするつもりです」

記者「……日本語がとても上手なんですね。全国和了率一位と言われてますがそれについて何かありますか?」

エイスリン「日本語は良い友人に恵まれたのでそのおかげです。和了率一位は和了る事はできるが打点力が無いと言う事なので本戦では打点を意識していきたいです」

記者「そうですか。麻雀を初めて一年にならないと聞いていましたが影響を受けた打ち手はいますか?」

エイスリン「そうですね……岩手の大魔王から伝家の宝刀を教えてもらいました」

記者「えっ?それはあの岩手一位通過の須賀選手の事ですか?」

エイスリン「はい。私は彼には感謝しても感謝しきれません」

記者「そ、その点についてもう少し教えてもらう事は…」

エイスリン「それはできません」

記者「それは何故ですか?」

エイスリン「彼の口から聞いた方が記者さんも面白いでしょ?」

記者「…プロと話してるな気分になりますよ。そうですね、機会があれば聞いてみる事にします」

エイスリン「是非。私も彼がどう思ってるか知りたいので」

記者「では次は日常についてですが……」

ーーーーーー

京太郎「……エイスリンはワシが育てた」どや顔

京太郎「……どうしてこうなった」

京太郎「次は塞か…」

ーーーーーーーーー

記者「次は日常について聞かして欲しいのですが、普段の生活で麻雀以外に努力している事とかありますか?」

塞「麻雀以外にですか……料理とかを頑張っています」

記者「料理ですか。得意料理を教えてくれますか?」

塞「肉じゃがです。大切な人が大好きと言ってくれるので」

記者「色々な意味で熱々ですね。その大切な人は全国にきてくれますか?」

塞「はい。応援もしてくれると思うので頑張りたいです」

記者「それは是非、頑張ってください。次に注目選手を聞かしてもらえますか?」

ーーーーーー

京太郎「塞は付き合ってたのか……どう考えても俺だよな……」

京太郎「胡桃のページか…」

ーーーーーー

記者「注目選手について聞かせてください」

胡桃「白糸台の宮永選手を筆頭に注目してる選手は多く居ますが……私個人が一番注目しているのは臨海のハオ選手です」

記者「その理由を聞かしてもらえますか?」

胡桃「アジア二位ですし、高い打点力と聴牌率は脅威的ですから」

記者「対策はしているのですか?」

胡桃「ノーコメントで。それは各高校がしてる事ですから」

記者「…宮守の皆さんはプロみたいな風格がありますがこれについて一言もらえますか?」

胡桃「気のせいです。私達はプロではないですから」

ーーーーーー

京太郎「なんでだろう、どや顔してる姿が目に浮かぶ」











京太郎「爽さんからメールが着てるな」

From 獅子原爽

買った服の写メ送ります!

画像添付

京太郎「白と黒の服が多いんだな…この前言ったからかな?」画像をみており

From 獅子原爽

水着と下着です

画像添付

京太郎「水着と下着?…黒の水着だ。この前のやつだな。下着は……白だ……いや、これ胸見えてる」スマホをがん見して罪悪感に襲われて下を向く

京太郎「と、とりあえず似合ってますって打って…」テンパる

京太郎「胸綺麗でした…送信…あっ…やらかした…」

From 獅子原爽

ありがとう!明日から全国頑張ってください!試合応援にいきます!おやすみなさい

メール、一番下

愛してます、京太郎君

京太郎「あぅ…ど、どうしよう」

ーーーーーーー

爽「綺麗…綺麗って言われた…嬉しいな…」ベッドの上でジタバタしており









早朝

京太郎「最秘密フォルダーに保存してしまった…最低だな」

京太郎「朝ご飯を食べよう」

ーーーーー

カピー「パカパカ(そういえば主はどこのホテルに泊まるんだ?」

京太郎「いや、実家か健夜義姉さんの家に泊まろうかなって…」

カピー「パカパカ(そんな事が許される訳ないだろ。それに私はどうなる」

京太郎「ああ…嫌いだったな東京って土地が」

カピー「パカパカ(嫌いなのでは無い、あそこの土地にひいてある結界が面倒なだけだ」

京太郎「じゃあ高校から指定されたホテルに泊まる事になるかな…」

カピー「パカパカ(ふん、そう言うと思ってホテルを用意してやったぞ」

京太郎「はっ?」

カピー「パカパカ(4つ選択肢があるから選ぶといい。次に質問したら無しだからな」

京太郎「……」

京太郎「ならBホテルかな…流石に皆と同じホテルはまずいからな」

カピー「パカパカ(懸命だな。私が一番楽しめる場所だ」

京太郎「楽しめる?まあ、そろそろ行くから向こうで会おう」

カピー「パカパカ(ああ。向こうでな」

ーーーーーー


トシ「二回目の東京になるけどあまりはしゃいだりしないこと」

豊音「大丈夫です」

トシ「あんたが一番心配なんだがね」

豊音「あぅ…ほ。本当に大丈夫だよ!」

塞「そうです、二回目だから豊音も興奮しませんよ」

豊音「そうだよ、二回目だから…馬鹿にしてる?」

塞「し、してないよ」

エイスリン【漫才の絵】

胡桃「そこ、はしゃぎすぎ!」

白望「ダルい…」おんぶされている

京太郎「シロ、熱いんだが」している

白望「大丈夫…」








昼1.

トシ「個人戦の確認はしておくんだよ。あと部屋に女を連れ込まない事」

京太郎「大丈夫ですよ。間違いなんて起こしません」

トシ「そうだといいんだけどね…」

ーーーーーーー

ホテルB

京太郎「ここがホテルBか」

咲「京ちゃん!」

京太郎「おう、咲じゃないか。咲もこのホテルなのか?」

咲「うん。今さっきついた所で皆いるよ!」

京太郎「俺も今ついた所だ」

咲「そうなんだ…部屋はどこなのかな?」

京太郎「…秘密だ」

咲「えっ?」

京太郎「あれだ。元とは言え、遠征してる女の子が男子学生の部屋に来るのは不味いだろ」

咲「そ、そうだけど…」

京太郎「それに咲に教えたら皆がきて大変な事になるからな」

咲「う…だ、大丈夫って言えない」

京太郎「だろ。ごめんな」

咲「うんうん、私の方こそごめんね。何かあったらまた連絡してね」

京太郎「おう。その時はまた連絡するから」










部屋

カピー「パカパカ(良かったなあったのがあの女で」

京太郎「どう言う事だ?」

カピー「パカパカ(猫と影、龍が二人…極めつけが絶望ときたものだ。主は罪作りな男だ」

京太郎「よくわからないんだが…」

カピー「パカパカ(ふん…まあいい。シャワーでも浴びてこい、汗臭いぞ」

京太郎「お、おう」

京太郎「誰かに東京なうと送ってみよう」











京太郎「妹尾さんに送ってみよう」

From 妹尾佳織

わたしもさっき東京につきました!

京太郎「そうなのか…会場で会えるといいですね…と」

From 妹尾佳織

はい!明日の個人戦頑張ってくださいね!

京太郎「頑張りますと…なんか心温まるな」


ーーーーーーーー

昼2.

京太郎「三日かけてやるのか…女子の試合と重ならないといいんだがな」

京太郎「皆と合流しとこうかな」

ーーーーーー

Aホテル

京太郎「こっちのホテルも豪華なんだな…今更だが皆に連絡してみるか」

京太郎「塞からメールが届いた…スカイツリーにいるのか……まあ、明日が個人戦だし仕方がないか。それに昼1の時にお誘いのメールが来てたしな」

??「あれは…」









爽「き、京太郎君!」

ダッダッダ…走ってきて

京太郎「さ、爽さんどうしてここに?」

爽「わ、私はここに泊まってます…はぁ…京太郎君はなんでここにいるの?」

京太郎「ああ…宮守の女子がここに泊まってるから何処かに出かけないかなと思って…」

爽「じ、じゃあ、今は暇なのかな?」

京太郎「まあ、暇ですよ」

爽「それじゃあ私とデートしてください!」お辞儀をして手を前にだし

京太郎「……」

京太郎「こんな俺でよければ…ただし変な事は無しですよ」

ギュ…手を握り

爽「や、やった!変な事なんか絶対にしない!手を繋いだだけでもう幸せだから!」嬉しそうに手をみていて

京太郎「それで何処に行くんですか」

爽「えっと…」

爽「会場でも見に行こう」

京太郎「会場ですか?」

爽「うん。そうしたら京太郎君にも迷惑がかからないし、私も下見になるから」

京太郎「…優しいんですね」

爽「京太郎君にだけだよ。私は君が好きだから。その為ならこれくらい当たり前」ニコ

京太郎「ば、馬鹿にしないでくださいよ。ほ、本気にしますよ!」カァァ

爽「本当なんだけどな…」





会場

京太郎「……改めて選手としてくると何時もと違って見えるな」

爽「来た事があるの?」

京太郎「まあ…プロの試合を観戦した事があるんです」

爽「そうなんだ…私は初めてだから緊張してる」

京太郎「皆が同じですよ。俺も緊張します」

爽「…余裕そうにみえるけど?」

京太郎「たまたまですよ、偶々」

理沙「京太郎!」

スタスタ…歩いてきて

京太郎「あれ、なんでいるんですか?」

理沙「打ち合わせ!」

京太郎「そうなんですか…お疲れ様です」

爽「あ、あの…此方の方って…」

京太郎「ああ、俺の知り合いの野依プロ。こっちが友達の獅子原爽さんです」紹介して

理沙「よろしく!」ぷんすか

爽「こ、こちらこそ!」

理沙「デート?」

京太郎「そうとも言うかな。まあ、会場の下見にきたんです」

理沙「私も今度!」

京太郎「はい、また機会があったら行きましょう」

理沙「うん!」

ギュ…握る手が強くなり

京太郎「爽さん?」爽の方を向き

爽「ふ、二人はどんな関係なんですか?」笑顔が怖い

京太郎「えっと…」

理沙「姉弟!」

爽「えっ?」

京太郎「その、昔お世話になってたんですよ」

爽「そ、そうなんだ…変な勘違いしてごめんなさい…」

理沙「大丈夫!」

京太郎「よく聞かれますから気にしてませんよ」








夕方

爽「今日はありがとう」

京太郎「あれ、もういいんですか?」

爽「うん。十分楽しかったし…何より一緒に居れたから」

京太郎「っ!」カァァ

爽「あっ、できれば少しだけ屈んでもらっていいですか?」

京太郎「屈む?こうですか?」

爽「ありがとう…愛してます、京太郎君」

チュ…

京太郎「えっ?」

爽「明日、絶対に応援に行きます!」

ダッダッダ…走り去って行き

京太郎「………真剣にどうしよう」

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夕方

京太郎「……何をしようかな?」

京太郎「少し頭を冷やしてからホテルに戻ろう」

京太郎「出会いが強烈だったから余計にギャップを感じるのか?」考え事をしていて

バタ…ぶつかり

やえ「痛っ!」

京太郎「す、すいません、大丈夫ですか?」

やえ「大丈夫…なんともないから」平気そうにして

京太郎「なら良かった…本当にすいませんでした」改めて謝罪

やえ「次からは気をつけて」

京太郎「はい!」








夜1.

京太郎「ホテルの近くまでもどってきたな」

京太郎「晩御飯を食べるか…どこで食べようか?」







ラーメン屋

京太郎「スープのにおいに釣られて入ったけどどうなんだろう?」

ガラガラガラ…

メガン「おや、京太郎じゃないデスカ!」

京太郎「えっ?あっ、ダヴァンさん、お久しぶりです」

メガン「はい、合宿いらいデスネ」隣に座り

京太郎「ダヴァンさんもラーメンを食べに?」

メガン「イエス!ここのラーメンは最高デス!」

京太郎「なら俺の勘は当たってたのか」

メガン「そうデスネ…この店を選ぶとはいいセンスデス!」

京太郎「ありがとうございます」

ーーーーーーーーー

食事風景キングクリムゾン!

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食後

ダヴァン「そう言えば京太郎は明日から個人戦でしタネ」

京太郎「はい。なんで知ってるんですか?」

ダヴァン「……ハオ達が応援すると張り切ってマシタ」

京太郎「そ、そうなんですか」

ダヴァン「…私が言うのも変ですが、最近になってハオ達が異常に強くなりマシタ」

京太郎「強く?」

ダヴァン「はい。京太郎、気をつけて下サイ」

京太郎「何を気をつけるんですか?」

ダヴァン「わたしはまだラーメン友達を失いたくないデス…それじゃあ、明日は頑張ってくだサイ」

スタスタ…歩いて行き

京太郎「一体どう言う事なんだ?何が起ころうとしているんだ」









夜2.

京太郎「明日は個人戦だ!」

京太郎「ダッツと明日の昼飯用にカロリーメイト…他は…」

恭子「だから謝ってるやろ!」

京太郎「なんだ?こんな夜中に喧嘩か?」外の方をみて

チンピラA「誰も言葉での謝罪なんて求めてない!金だせ、金」

恭子「た、たかが当たっただけでお金を要求とかおかしいやろ!」震えていて

チンピラA「言わしておけば!」手を振り上げて

恭子「ひっ!」座り込み

バシ…

京太郎「女に手を出す屑は何をやられても後悔しないよな?」思いっきり投げ飛ばす

バン!

チンピラA「ひっ、ヒーー!」逃げて行き

京太郎「大丈夫でしたか?」

恭子「…あ、ありがとう…」泣いていて

京太郎「知り合いのピンチに駆けつけないと男が廃りますよ」ワハハ

恭子「なんやそれ…」

京太郎「ホテルまで送って行きますよ。ここら辺なんでしょ?」

恭子「あそこやけど…あのその…腰が抜けてて…」

京太郎「おんぶするから大丈夫ですよ」

恭子「で、でも汗臭いし…」

京太郎「俺の方が汗臭いですから」

恭子「し、知らんからな」

ギュ…

京太郎「はいはい」おんぶして歩いて行く









ホテルC前

恭子「ここでいい…ありがとうございました」降りていい

京太郎「俺の方こそ汗臭かったでしょ、すいません」

恭子「いや、あの…別にそんな事は無かったで」

京太郎「それなら良かった。もう遅いのでおれはこれで…」

恭子「ま、待ち!おれ、お礼はなにがいい?」

京太郎「はっ?」

恭子「だから助けてくれたお礼や!」

京太郎「いらないですよ」

恭子「そんな事聞いてない。はよいい!」

京太郎「……」

京太郎「なら今度麻雀でもしましょう」

恭子「はっ?」

京太郎「合宿の時に言いましたよね。俺は貴女とも打ってみたいと」

恭子「いや、うちみたいな凡人と…」

京太郎「本当の凡人は凡人だと言わない…これも前に言ったな」

恭子「…なら明日の夜にこのホテルで麻雀や」

京太郎「わかりました。それじゃあ」

恭子「うん」

ーーーーーーーーーーー

就寝前

京太郎「爽さんからメールか…」

From 獅子原爽

今日はありがとうございました!また一緒に何処かに行けたら嬉しいです

京太郎「……また機会があれば行きましょうと」

From 獅子原爽

はい!
明日は抽選会が終わったらすぐに席をとりにいきます!

京太郎「席をとるって…男子個人なんてあんまり人気ないから大丈夫ですよ…と」

From 獅子原爽

それでも京太郎君が一番よく見える場所で観たいから。
もう夜も遅いのでおやすみなさい。

メール、一番下

愛してます、京太郎君。
今日は本当にありがとう。







京太郎「……」

カピー「パカパカ(情にほだされたか?」

京太郎「いや、どうしようかなって…」

カピー「パカパカ(私との約束を覚えているか?」

京太郎「重婚するってやつだろ」

カピー「パカパカ(そうだ。手始めにヴリトラを抱けばいいだろ」

京太郎「あのな……そんな簡単にして良い行為じゃないんだぞ」

カピー「パカパカ(押しに押されて、心を許しそうになってるのにか?」

京太郎「そ、それは…」

カピー「パカパカ(まあいい、主が決める事だ。優しさを振りまいたんだ、それだけの覚悟はしておけ」

京太郎「……わかってるさ」

ーーーーーー

爽「抽選会が早く終わるといいな…」ジタバタ

??「また例の彼ですか?」

爽「うん…今日、デートしたんだ」

??「進展しましたね」

爽「うん…でもまだ大切な事を知らない気がするから油断はできないかな」

??「…羨ましいです。私もそんな恋がしたいですね」

爽「由暉子もご主人様を知れば恋する」

由暉子「お断りします。私は他人の思い人に手は出しません」

爽「流石、ポスト瑞原はやりを狙ってるだけの事はあるね」









早朝

京太郎「よし、目が覚めた」

京太郎「朝ご飯を食べに行くか」

京太郎「モスでも買って会場入りしとこうかな」





会場

京太郎「何処で食べようかな」

良子「京太郎!」

京太郎「あっ、良子義姉さん。おはよう」

良子「グッモーニン。いよいよ、今日ですね」

京太郎「まだ予選だけどね」

良子「それでも私達は楽しみにしてます」

京太郎「期待に応えられるかわからないけど…全力でいくよ」

良子「はい。それでこそ私達の弟です」ニコニコ

京太郎「……なあ、義姉さん」

良子「どうしました?」

京太郎「もし俺が義姉さんの事を……いやなんでもない。義姉さんも仕事頑張って」

ダッダ…走り去る

良子「……私は貴方の考えを尊重しますよ」ボソ…

ーーーーーー

京太郎「一体、俺は何を言おうとしたんだ…」








会場

京太郎「何処で食べようかな」

良子「京太郎!」

京太郎「あっ、良子義姉さん。おはよう」

良子「グッモーニン。いよいよ、今日ですね」

京太郎「まだ予選だけどね」

良子「それでも私達は楽しみにしてます」

京太郎「期待に応えられるかわからないけど…全力でいくよ」

良子「はい。それでこそ私達の弟です」ニコニコ

京太郎「……なあ、義姉さん」

良子「どうしました?」

京太郎「もし俺が義姉さんの事を……いやなんでもない。義姉さんも仕事頑張って」

ダッダ…走り去る

良子「……私は貴方の考えを尊重しますよ」ボソ…

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京太郎「一体、俺は何を言おうとしたんだ…」








結果

Aブロック 二回戦

下の四チームで試合をして上位二チームが準決勝進出
清澄
龍門渕
姫松
臨海

阿知賀 準決勝確定
白糸台 準決勝確定

Bブロック 結果
千里山と永水はシードの為二回戦で戦えないのでコンマが大きい千里山が準決勝確定

下の四チームで試合をして上位二チームが準決勝進出
永水
有珠山
宮守
新道寺

千里山 準決勝確定
鹿老渡 準決勝確定

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最終更新:2015年08月08日 12:51