京太郎「それは何か違う気がする」

胡桃「えっ?」

京太郎「俺は確かに皆が好きだ…でもその覚悟もないのに胡桃の言ってる事を受け入れる訳にはいかない」

胡桃「じゃあどうするの?このまま逃げ続ける?」

京太郎「全国暖帯が終わったらケジメをつける…いまはそれしか言えない」

胡桃「……はぁ、残念。勢いで京太郎が折れると思ったんだけどね」

京太郎「答えを出したらおれから行動しますよ」

胡桃「……その時は最初にきてくれると嬉しいな」

京太郎「保証できません…ただ、必ず行きます」

胡桃「それじゃあ待ってようかな。京太郎がケジメをつけるまで」

京太郎「ありがとうございます」

胡桃「惚れた方が負けって言うしね」

ーーーーーーー


京太郎「はぁ…言ってしまった」


京太郎「智葉さんでも誘ってみるか」

智葉「京太郎か……ハオの事をきいてみるのもいいかもしれないな」







京太郎「智葉さんに狙い撃ちされたか…次は勝つぞ」

ーーーーーー


京太郎「……武者震い?」

京太郎「朝ご飯でも作るか…」

マホ「マホも手伝います…」目をこすりながら起きてきて

京太郎「はいはい、とりあえずあと顔を洗ってきたらな」

マホ「わかりました…ふわぁ…」

京太郎「寝ててもいいんだぞ?」

マホ「京お兄ちゃんとご飯を食べたいから起きます…」

ノソノソ

京太郎「いつもなら爆睡してたのに…急にああなったよな」

カピー「パカパカ(知らぬが仏だな」








昼 強制イベント

京太郎「今日は部活がないからマホをしごくぞ」

マホ「よろしくお願いします!」

京太郎「とりあえず基礎から…」

ピンポーン

京太郎「おっと誰かきたみたいだ…ちょっと待っててくれ」

マホ「了解です!」

スタスタ…ガチャ…

京太郎「はーい、どちら様ですか?」

白望「ダルい…」

胡桃「来ちゃった」ニコ

京太郎「えっ?どうしたんだ?」

白望「遊びにきた」

胡桃「そう言う事」

京太郎「お、おう…」








京太郎「えっと、こっちが家で預かってる…」

マホ「夢乃マホです!小瀬川さんの試合観ました!マホもあんな風に打ちたいです!」

白望「…頑張ればできる」

マホ「が、頑張ります!」

胡桃「シロが照れてる…」

京太郎「純粋な憧れに弱いんだろ」

胡桃「そうなのかな?」

マホ「あ、あの…良かったらマホと一局打って貰っていいですか?」

白望「……」京太郎の方を向いて

京太郎「そうだな、岩手にきて四人で打つ事はあんまり無かったし…頼めるか?」

胡桃「なら私もやらないと」

白望「ダルいけど…しかたない」










京太郎「…なんか久しぶりに親決めをする気がする」

胡桃「そこ、はやくする!」

京太郎「わかってるって」









京太郎(マホには悪いが暴れられると困るからな)

アクアマリン発動

マホ「…あれ?」

白望「大人げない」










京太郎(よし、できた…最近ぱっとしなかったからな、結果を出さないと)

マホ(あうあう…何かが変です。何時もと何かが…)

胡桃(…序盤は様子見にしとこうと思ったのが間違いだったかな?…この勝負、京太郎の勝ち…次は最初から全力で京太郎を狙おうかな)

白望(……ダルい。どれを切っても当たる感じがする…張り切りすぎ)

コトン…ザシュ…

京太郎「ロン!国士無双13面待ち」

白望(久しぶりにまともに当てられた気がする……ダルい…次は最初から本気でいく)

京太郎 57000
白望 ー7000
胡桃 25000
マホ 25000











京太郎「……なんかごめん」

白望「大人げない」

マホ「…ま、マホ何もできなかったです」

胡桃「大丈夫だよ、もう一回やればいいから」

胡桃「次は全力で潰す」口パクで

京太郎「…お、俺は無実だ!!」

ーーーーーーーー

夕方

白望「そろそろ帰る…」

京太郎「あれ、飯食べて行かないのか?」

白望「約束だから」

京太郎「約束?」

胡桃「シロ、それは秘密!」

京太郎「なんの事だ?」

白望「秘密……」

京太郎「まだ最初の役満の事で怒ってるのか?」

白望「別に…」

京太郎{怒ってるな)

胡桃「それじゃあ私達は帰るね。マホちゃんもまた打とうね」

マホ「はい、よろしくお願いします!」








京太郎「…いやー、久しぶりに快勝したな」

京太郎「俺はこの波に乗るぞ」










京太郎「昨日のリベンジだ」

智葉「…リベンジにきたな」

??「久しぶりかな」








京太郎「よし、勝った!…ふぅ…なんでこんなに嬉しいんだ?ウィスが着てるな」








京太郎「智葉さんからか」

智葉「…京太郎、ハオにチョーカーか何か贈ったか?」

京太郎「いきなりどうしたんですか?」

智葉「わからないんならいい…最近、ハオの調子がおかしくてな」

京太郎「具体的には?」

智葉「麻雀の打ち方が少し変わったり、二言目には京太郎の話をする」

京太郎「前者は解りますが後者は冗談ですよね?」

智葉「事実だ」

京太郎「…おぼえがないですね」

智葉「そうか…何か解ったら教えてくれ」

京太郎「わかりました」









7月30日 土曜日


京太郎「…義姉さん達が戻ってくるんだったよな」

カピー「パカパカ(また抽選券か?」

京太郎「いやなんかたくさんあるんだ」

カピー「パカパカ(ふん…悪運だけは強いからな」

カピー「パカパカ(アイテム抽選券が3、特別抽選券が2、その上に鏡を全回復させて望んだアイテムを二つよこせと……主、これを手に入れる為に努力はしたか?」

京太郎「弓を撃っただけだが」

カピー「パカパカ(……怒りを通り越して呆れたわ。まあいい、仕方が無い事だからな」

カピー「パカパカ(結果だ」

カピー「パカパカ(鎖二個に即落ち一つ……誰かを堕としにいくのか?」

京太郎「マテ、発音が違うぞ」

カピー「パカパカ(まあ、別にいいがな。鏡も回復しておいたからな」

京太郎「何処かに行くのか?」

カピー「パカパカ(アトランティスにバカンスだ」

京太郎「前に行って失敗したのにか?」

カピー「パカパカ(誘われたからな。それに主に時計の話をするのが面倒だからな」

京太郎「時計?」

カピー「パカパカ(分からないなら構わない。私はもう行くからな」

京太郎「おう、気をつけてな」







昼1.

京太郎「流石に暑いな」





京太郎「おっ、皆が集まってるからそこにいってみるか」

佳織「あっ、京太郎君かな?」

慧宇「…ご主人様」

??「今日こそ私が勝つ!」









京太郎「負けた……急に強くなった気がするがなにかあったのか?ウィスが着てるな」









京太郎「妹尾さんから着てるな」

佳織「お久しぶりです」

京太郎「一ヶ月ぶりくらいですかね。長野県四位おめでとうございます」

佳織「す、須賀君のおかげです…本当に感謝してます」

京太郎「俺なんてなにも…妹尾さんの努力の賜物ですよ」

佳織「あぅ…そ、それよりも全国にくるんですよね?」

京太郎「ええ、まあ。岩手一位ですから」

佳織「それならよかった。また良かったら何処かに行きませんか?」

京太郎「日程があったら出かけたいですね」

佳織「はい!」









昼2.

京太郎「眠い」

京太郎「寝るか」

京太郎(13才)「カピー、流星群が見たい」

カピー「パカパカ(はっ?いきなりどうしたんだ?」

京太郎「学校に行ったらしん…ワカメが流星群を観たって自慢してたから…観たいなって」

カピー「パカパカ(…ワカメに煽られたのか。一生の恥だな」

京太郎「そうだ…あんなワカメに煽られるとか恥でしかない」

カピー「パカパカ(…まあいいだろ。流星群ぐらいならいつでも起こしてやる」

京太郎「起こす?」

カピー「パカパカ(そうだ。まあ見ておけ」

京太郎「うん!」

ーーーーー

ニュース「昨夜未明、突如出現した隕石の流星群により某戦争地域が更地になりました。軍関係者によるとパカパカと不思議な鳴き声がしたそうです」


京太郎「カピー、あれってカピーのせいじゃないの?」

カピー「パカパカ(知らん。私は流星群を起こしただけだからな」

京太郎「ふーん…良子義姉さんが行ってた戦場らしいけど凄い事態らしい」

カピー「パカパカ(さっきの電話か。」

京太郎「そうそう。朝起きたら軍事施設が全滅してて死者0だったらしいから」

カピー「パカパカ(偶然とはすごいな」

京太郎「ありがとうな、カピー」

カピー「パカパカ(ふん、私はなにもしてないからな」

ーーーーーーー

京太郎「……今考えるとおぞましい事だったな」








夕方

健夜「ただいまー」

良子「もどりました」

スタスタ…

京太郎「二人ともおかえり。晩御飯の準備してるから少し待ってて。風呂も沸かしてるから」

マホ「お久しぶりです!」

健夜「久しぶりだね、マホちゃん…だいぶ成長したみたいだね」

マホ「ほぇ?」

良子「私はお風呂に先に入りますね。健夜義姉さんはどうしますか?」

健夜「私は荷物を整理してからでいいかな」

良子「わかりました。京太郎、今日の晩御飯は?」

京太郎「オムライスだ」

良子「グッド。楽しみにしてますね」








京太郎「明後日から東京旅行か」

京太郎「どっちと話そうか」

京太郎「良子義姉さんと話すか」

ーーーーーーーーー

コンコン

京太郎「良子義姉さん、少し話さないか?」

良子「かまいませんよ」

ガチャ…

京太郎「おじゃま……アルバム観てたの?」

良子「ええ。たまには思い返しておかないと忘れてしまいそうになるから」

京太郎「…そうだな。おれも観ていいかな?」

良子「かまいませんよ。京太郎と出会った時の写真もきちんとありますから」

京太郎「出会った時か……あれは今でも覚えてるよ」

良子「私を見て幽霊とか言った時は心象最悪でした」

京太郎「あれはその…ごめん」

良子「いいですよ、昔の事なんですから」

京太郎「懐かしいな…本当に懐かしい」アルバムをみていき

良子「…京太郎は過去を変えたいと思った事はありますか?」

京太郎「えっ?」

良子「いえ…なんでもありません。すこし不謹慎でしたね」

京太郎「…ないって言えば嘘になる」

良子「…」

京太郎「……変えたい過去はたくさんあるけどそれを変えたら現在が無いって考えるとどうでもいいかな。俺は今の生活が好きだし」

良子「京太郎らしいですね…そうですね、過去は過去だから許されるのですね」

京太郎「…たぶんな。難しい事は分からないけど」









京太郎「…良い匂いがする…」

京太郎「…二度寝しよかな」アイテムが保管されてる袋を漁りながら

京太郎「…麻雀が強くなりたい…」

??「その願い叶えましょう」









昼1.

京太郎「義姉さんとマホが買い物に行ってる…部活のみんなも合宿だしな。暇だ」

京太郎「本がなくなってる…なんでだ?」

京太郎「この胡散臭い像もどうなかしないとな」

京太郎「誰かと仲良くなりたいって願わないといけないんだよな…幸せから絶望に叩き落される運命にある子と仲良くなりたい…なんてな。まんま昨日の深夜にやってた映画のヒロインじゃないか」

??「結びましょうその縁。我が名にかけてより強固により辛辣に。絶望を知るからこそ幸福の価値が解るのです」

京太郎「はっ?」









昼2.

京太郎「…さっきのなんだったんだ?」

京太郎「物騒な物のしかないぞ」

京太郎「この指輪に鎖を通したら丁度いいんだがな…ついでに指輪にこの石をはめ込んでと…いい感じだ。ネックレスだ。は無理があるか。これが似合いそうな人は……北海道の時に会ったあの人とか似合いそうだな」

ガチャ…

京太郎「まさか…またか」

ガチャガチャガチャ…鎖が指輪と輝石と共に消滅

??「叶えましょうその愛を」

??「縛りましょうその愛を」

??「我が名はDFエルダーなり」

京太郎「最後のはなんだ?」









京太郎「健夜義姉さん達の料理の腕が上がってる…恋人でもできたのかな?」








京太郎「智葉さん達がいるな」

智葉「京太郎が入ってきたか」

慧宇「ご主人様にまた会えた」愉悦笑み








京太郎「勝った!!ハオが強いからな…ぎりぎりだった。ウィスがきてるな」







京太郎「ハオからきてるな」

慧宇「次は負けません」

京太郎「次も俺が勝つ。それにしても強くなったよな」

慧宇「あ、ありがとうございます!」カァァ

京太郎「お、おう」

慧宇「もっと、もっと強くなりますからね、ご主人様!」

京太郎「が、頑張ってくれ」

慧宇「はい!」

ブチん

京太郎「ハオの覇気に押されて突っ込めなかった…」

ーーーーーーー

慧宇「褒められた…ご主人様に褒められた…」にやけ顔

慧宇「ご主人様…愛してます…」愉悦笑み










早朝

京太郎「今日から東京だな」

京太郎「…マホは隣で寝てるけど…義姉さん達大丈夫かな?」

コンコン…

京太郎「義姉さん、起きてるか?」

シーン…

京太郎「だよな…昨日も良子義姉さんが朝ご飯を作ってたしな。入るよ」

ガチャ…スタスタ

京太郎「あーもう、夏場だからジャージを寝巻きにしてるし…パジャマ買えばいいのに」

健夜「あれ…貴方、どうしたの?」寝ぼけ眼

京太郎「貴方?まさかこれって…」

健夜「もう朝なのかな?……うーん…」顔をこちらに向けてくる

京太郎「健夜義姉さん?」

健夜「おはようのキス…うー」

京太郎「いやまた寝ぼけてるだろ」

健夜「早く」

京太郎「できるわけないだろ!」カァァ

健夜「してくれないなら…私にだって考えがあるから」

ダッ…ギュ…京太郎の腰に飛びつく

京太郎「おーもう早く起きてくれ」

健夜「いや…キスまだだもん…」

京太郎「起きて顔を洗ったらするから」

健夜「本当?」

京太郎「本当だ」

健夜「なら洗ってくる…」

スタスタ…歩いて行き

京太郎「はぁ…行ったか」

健夜「京太郎」

京太郎「はい?」振り返り

バッ…バタン…京太郎をベッドに押し倒して

健夜「いただきます」

チュ…

京太郎「っ!!」






東京に行きます










昼1.

良子「京太郎、そろそろ許してあげたらどうですか?」

京太郎「……」

健夜「ご、ごめんなさい」

京太郎「健夜義姉さんの家を見に行って決める」

健夜「えっ?」

京太郎「去年来た時に約束した事を覚えてる?」

健夜「家事をきちんとやる」

京太郎「だからそれを見てから決める。できてなかったら義姉さんには罰を受けてもらうから」

健夜「ば、罰って何かな?」

京太郎「はやりさんたちにあのノートを見せる」

健夜「だ、駄目だよ!!あれだけは絶対に…!」

京太郎「家が綺麗だったら全て解決だから大丈夫だよな?」

健夜「あう…」

良子(あの厨二ノートはまだあったんですか)







健夜のマンション

京太郎「大丈夫みたいだな…」

健夜「わ、私だって家事くらいするから」

健夜(記憶に頼って掃除したって言えない…)

京太郎「次は本気で怒るからな」

健夜「わ、わかってるよ」

京太郎「…それじゃあマホも見学がしたいだろうし、お義母さん達の所に行こう」

健夜「うん」

ーーーーーー

健夜実家

健夜「ただいまー、おかあさん」

スタスタ…

良子「ただいま、戻りました」

スタスタ…

マホ「京お兄ちゃんは入らないの?」

京太郎「いや、ここにくる度に緊張してな」

健夜母「…はいらないのかしら?」

京太郎「あっ、お義母さん…ただいま」

健夜母「はい、おかえりなさい。暑いから早く入りなさい。貴女がマホちゃんねわ健夜から話を聞いてるわ。ゆっくりしていってね」

マホ「は、はい!」







昼2.

京太郎「あう…出かけよう。義姉さん達もスカイツリーに行ったし…」

京太郎「どこに行こうか…」

京太郎「雷門でも見に行くか…近いしな」





雷門

京太郎「人が多いな」

玄「あぅ…お姉ちゃんとはぐれちゃったよ…」オロオロ

バタ…

京太郎「すいません」

玄「こちらこそ、すいません!」涙目

京太郎「あのどうかしたんですか?」

玄「えっ?」

京太郎「いや、涙目だったんで…」

玄「お姉ちゃんとはぐれてしまって…」

京太郎「…探すの手伝いますよ」

玄「で、でも…」

京太郎「任せてください。困ってたらお互い様ですから」

玄「ありがとうございます…」

京太郎「あの人じゃないかな?」

玄「ど、どこ?」

京太郎「向こうの店でお汁粉飲んでる人です」

玄「あっ、お姉ちゃんだ!」

京太郎「見つかって良かったですね」

玄「本当にありがとうございました!」






夕方

京太郎「どうしようかな…」

京太郎「もう少しぶらつくか」

京太郎「…ロールケーキを買いに来たのはいいけど買えるかな」

淡「ギリギリ大丈夫だよね…」

二十分後

店員「最後のロールケーキになります」

京太郎「よっしゃぁ!」

淡「えっ、並んだのに買えないの?」

店員「すいません、在庫がないんです」

淡「そんな…」

京太郎「……」

京太郎「なら俺の分を譲りますよ」

淡「えっ、でもそれじゃあ…」

京太郎「大丈夫ですよ。他のを買いますから」

淡「…」

淡「……、あっ、思い出した、須賀京太郎だ!」

京太郎「えっ、なんで知ってるんですか?」

淡「照がいつも写真見てるし、岩手の試合も見たから」

京太郎「照の知り合いなのか?」

淡「うん、後輩かな」

京太郎「それなら余計にだな。照がいつもお世話になってるだろうし」

淡「…それならありがたく貰っとこうかな。それよりなんで東京にいるの?」

京太郎「いや、家族旅行でな」

淡「そうなんだ。それじゃあ、私は帰るね。ケーキありがとう」ブンブン

京太郎「照の事を頼むよ」

淡「うん!」

ーーーーーー

淡「照に教えといてあげよう」












京太郎「…居間には行きにくいよな」

京太郎「先に風呂に入っとこう…」

京太郎「ふぅ…良い湯だったな」

ーーーー


京太郎「…眠い」

健夜「あれ、京君も起きたの?」

京太郎「義姉さんが起きてる…なんで?」

健夜母「ほらやっぱり京太郎に家事を任せてるんでしょ」

健夜「そ、そんな事ないよ!」

京太郎「家にいる時は手伝ってくれますよ」

健夜母「ふーん…助かったわね、健夜」

健夜「じ、じじつだから」

健夜母「…この際だから京太郎と結婚すればいいじゃない」

京太郎「えっ?」

健夜「お、お母さん!」

健夜母「家事万能で勉強もできるし麻雀も強い。問題ないでしょ」

京太郎「健夜義姉さんにはもう思い人がいるから俺なんて無理ですよ」ワハハ

健夜「えっ?」

健夜母「そうなの?」

京太郎「最近、家事がうまくなってるから多分」

健夜「そ、それは…」

健夜母「…鈍いのはあの人達にそっくりね」








昼1.

京太郎「また俺だけ省かれたよ…」

京太郎「スカイツリーか…」

宥「あっ…あの人は…」

京太郎「まあ、登らないんだけどな」

宥「あ、あの」

京太郎「えっ?」

宥「き、昨日はありがとうございました」

京太郎「昨日って…ああ、あの人のお姉さんか」

京太郎(この人…この前データの確認した松実宥さんだ…)

宥「東京にあまり来た事が無かったので助かりました」ペコリ

京太郎「困った時はお互い様ですよ」

宥「…優しいんだね」

京太郎「えっ?」

宥「妹が貴方だけが助けてくれたって言ってたから」

京太郎「はは、ちょっと照れますね」

宥「それにあったかい感じがするから…」

京太郎「あったかい?」

宥「うん、あったかい」

京太郎「…なら貴女もあったかいですよ」

宥「私も?」

京太郎「はい。だってあんなに妹さんに慕われてるんですから」

宥「そうかな?」

京太郎「はい、俺にも姉が居るからよく解ります。貴女はあったかいですよ」

宥「そうだったら嬉しいな」ニコ









昼2.

京太郎「スカイツリーに登ってしまった」

京太郎「路地にこんな釣り専門店があるのか」

誠子「今日も良い買い物ができた」

ウィーン…店から出てくる

京太郎「…」店を見ていて

誠子「……」

誠子(見覚えのある人だけど…わからないからいいか)

ーーーーーー

夕方

京太郎「どうしようかな」

京太郎「ぶらつくか」

慧宇「ご主人様?」

京太郎「はい?」

慧宇「ご主人様!」

ギュ…抱きついてきて

京太郎「ちょっ!どうかしたのか」

慧宇「会いたかった…風邪やインフルと聞いた時は特に…でも私が駆けつけても邪魔になるかもしれないから…我慢してたんです」顔を埋めて

京太郎「…ごめん、心配かけたな」抱きしめて

慧宇{ご、ご主人様に抱きしめられてる)カァァ

ーーーーーーー

慧宇「家族旅行できてたんですか…時間をとらしてすいません」

京太郎「ああ、別にいいよ。家族旅行って言っても毎年の事だからな」

慧宇「それなら良かった」ニコ

京太郎「ハオとも会えたしな」

慧宇「あぅ…ありがとうございます」真っ赤になって下を向く

慧宇「あの…よかったらご飯でもどうですか?」

京太郎「何処で食べる?」

慧宇「わ、私の家が近くにあるのでどうですか?」

京太郎「…」

京太郎「それならお言葉にあまえようかな」

慧宇「任せてください!」

ーーーーーーー

慧宇のマンション

京太郎「一人暮らしなんだな…留学してきてるから当たり前か」

慧宇「そうですよ。ちょっと待っててください。直ぐに支度しますんで」

京太郎「手伝うよ」

慧宇「大丈夫です。寛いでくれてたらいいですよ。クッションとかを抱いててくれると嬉しいです」

京太郎「…それなら仕方ないな」

慧宇「頑張らないと…」小さくガッツポーズして

ーーーーーーー

京太郎「美味しい…」

慧宇「それなら良かった…こっちの酢豚も美味しいですよ。」

京太郎「ハオは食べないのか?」

慧宇「私は後で食べますから」京太郎の前に座っていて

京太郎「食べにくいんだが…」

慧宇「なら私が食べさしてあげます…アーン」

京太郎「お、おう。」

パク…もぐもぐ

京太郎「美味しいぞ」

慧宇「はい」ニコ…

慧宇(ああ、幸せ…)下着はびちょびちょ

ーーーーーーー

京太郎「本当に晩御飯ありがとうな」

慧宇「いえ。まだ東京にいるなら皆に連絡をいれときますね」

京太郎「そうだな。会いたいし、頼むよ」

慧宇「お任せください」















京太郎「どうしようか」

京太郎「風呂に入っとこう…」

カピー「パカパカ(それでは私はもういく」





京太郎「良いお湯だったな」パンいち

健夜父「おや、もう出たのか?」

京太郎「ええ、良いお湯でした」

健夜父「それは良かった…少し話さないか?」

京太郎「かまいませんよ」

ーーーーーー

書斎

健夜父「こうやって話すのは久しぶりかな」

京太郎「そういえば今年の元旦は旅行に行ってましたね」

健夜父「ええ。健夜から旅行を勧められてね。きっとあまり私達に居て欲しく無かったんだろ。結婚の事とかで」

京太郎「27ですからね」

健夜父「私も早く孫がみたいんだがね…」

京太郎「なんでそれで俺を見るんですか」

健夜父「どうだい京太郎、健夜をお嫁さんにしては…」

京太郎「義姉さんには俺なんかよりも素敵な人がいますよ」

健夜父「そうかね…まあ、少し真面目な話をしようか」

京太郎「なんですか?」

健夜父「須賀大社に行く覚悟はできたみたいだね」

京太郎「……」

健夜父「君を引き取ってかれこれ何年になるか…最初に君を見た時、僕は君が死神に見えた」

京太郎「死神ですか…」

健夜父「ああ。京介としぐれに死を齎したのは間違いなく君だ」

京太郎「.……」

健夜父「君も薄々気がついてるだろう。記憶が不自然である事に」

京太郎「どういう事ですか?」

健夜父「真実は須賀大社にある」

京太郎「…っ!」

健夜父「君は立派に育った。健夜や良子ちゃんを見てそう思う。彼女達が歪んでないのは間違いなく君のおかげだ。だから僕は君に一つだけ真実を話さないといけない」

京太郎「……」

健夜父「君はあの時、血塗れになって発見されたんだ」







就寝前

京太郎「血塗れって…なんでだ?」

♪ー

京太郎「メールか」

From ネリー

ハオに東京に居ると聞きました。デートしませんか?京太郎の奢りで…冗談です。

京太郎「……」

京太郎「別にいいか…気分転換もしたいし」

From ネリー

それじゃあ、明日の昼前に○駅に集合で。

京太郎「解りましたと…早めについとかないとな」









京太郎「…目が覚めたな」

京太郎「ちょっと体を動かしとくか」

京太郎「みるからに怪しい石があるな…またカピーにみしてみるか」


ーーーーーーーー

昼1

京太郎「えっと待ち合わせはここだったよな?」

判定 神託及び強制力二つと要望により以降の判定は全てゾロ目か最善になります。

京太郎「まだ来てないみたいだな…」

30分後

ネリー「ご、ごめんなさい…ハァハァ…寝坊して遅れました」

京太郎「大丈夫ですよ。そんなに待ってませんし。今日はどうするんですか?」

ネリー「……」

ネリー「今日はカップルで行くと安い店でショッピング」

京太郎「カップルって…まあいいか」

ネリー「あれ、愚痴を言わないの?」

京太郎「ネリーは美少女だから文句ないぞ」

ネリー「……」

京太郎「あれ、固まった」

ネリー「…たらしだ」

京太郎「えっ?」

ネリー「京太郎はたらしだ」

京太郎「…照れたんですか?」

ネリー「て、照れてなんかない!」カァァ

京太郎「照れてるじゃないですか」

ネリー「あうー、早く行く!」

スタスタ…

京太郎「あっ待ってくださいよ」追いかけて

ネリー「どれも可愛い…」服を見て悩んでいて

京太郎(確かグルジア出身だったよな…だから袖にゆとりがある服とかに違和感が無いのか)

ネリー「どっちの方が似合うかな?」

京太郎「右かな。左は多分、似合うけどゴワゴワしてるからあんまり好きじゃないと思う」

ネリー「ゴワゴワしてるの嫌いってなんで知ってるの?」

京太郎「グルジアの出身ってこの前の合宿のときに聞いてて、グルジアの民族衣装は知ってたからそれにあわしたんですが違ってたらすいません」

ネリー「うんうん、そんな事無いよ。私も右はゴワゴワしてるかなと思ったから……でも左は少し高いから…」悩み

京太郎「…なら俺が奢りますよ」

ネリー「えっ?駄目だよ。ただより高い物は無いから」

京太郎「前の時もそんな事を言ってましたね…それじゃあ、こうしましょう。俺はネリーに服を買うからネリーはそれを大切にしてください」

ネリー「それって変わって…あっ!」カァァ

京太郎「さて買いに行きましょうか」

ネリー「あぅ、待って、私はまだそんな事考えてなくて…」わたふた

京太郎「深い意味はないですから安心してください」

ネリー「で、でも…」カァァ

京太郎「大丈夫ですよ。美少女に服を買う…これ、男の夢ですから」

ネリー「ば、馬鹿だよ」真っ赤

京太郎「昼ご飯どうします?」

ネリー「ど、何処でもいいよ」服の入った袋を大事そうに持っていて、たまに中身を見て笑う

京太郎(か、可愛い)

京太郎「……」

京太郎「ならここで食べましょうか」

ネリー「えっ?」

グルジア料理専門店

京太郎「いやー、楽しみだな食べた事ないから」

ネリー「ま、待って、なんでここにあるって知ってたの?」

京太郎「知ってた?いやだなぁ、たまたま歩いてたらこうなっただけですよ」

ネリー「………京太郎が万能に思える」

京太郎「まさか、俺はただの一般人ですよ」

ーーーーーーーー

京太郎「ワインが盛んなだけあってチーズ料理が多いんですね」

ネリー「そうだよ。香辛料とかも沢山使うし…京太郎は食べれるの?」

京太郎「大丈夫ですよ。美味い物は誰が食べても美味しいですから」

ネリー「京太郎が言うと説得力がある…気がする」

京太郎「それじゃあ俺はAランチを頼もうかな」

ネリー「私は日替わりでいいかな。安いし食べたいのがあったから」

京太郎「サイドメニューとかオススメはありますか?」

ネリー「ダメダメ、お金がかかるよ」

京太郎「……それならしかたがないですね。お金の事は気にしなくていいんですよ?」

ネリー「駄目。お金は大事だから。それに京太郎が働いたお金じゃないよね?」

京太郎「それもそうですけど」

ネリー「ならもっと駄目だよ。お金は大切なんだから」

京太郎(………言えないから黙っておこう。宝籤をカピーに頼んだ事があるなんて)

ネリー「…祖国の味がする」

京太郎「あんまり嬉しそうじゃないな」

ネリー「……私はあまりあの国が好きじゃない」

京太郎「……」

ネリー「京太郎くらいなら知ってるかもしれないけど、あの国はお金が正義の国…だから私は日本に来た」

京太郎「…ごめん。配慮が足らなかった」

ネリー「うんうん、京太郎は悪くない。私も久しぶりに懐かしい味が食べれて嬉しい」

京太郎「でも…」

ネリー「日本はいい所だよ」

京太郎「えっ?」

ネリー「お金が有る無しじゃなくて、法が整備されてる。大人達がルールに従って行動してる。子供が泣いてたら手を差し伸べるし、餓死をする事もない」

京太郎「ネリー…何を…」

ネリー「私には麻雀があったからここにこれた。置いて来た者は沢山居たし、背負ってる物も沢山ある。祖国では手に入らない物が日本にある」

京太郎「ネリー」

ネリー「私はあの国が…」

バチん…デコピン

ネリー「っ!な、何するの!」

京太郎「デート中にシリアスになるのはご法度だ」

ネリー「ご、ごめん」

京太郎「それにだ…美少女が美味いご飯で泣くのは嬉しい時だけだからな」

ネリー「………はは…京太郎はやっぱりタラしだ」

京太郎「そうか?俺は…」

ネリー「普通…だよね?」

京太郎「先に言われた」

ネリー「ハオが何となく京太郎に入れ込むのも分かる気がする」

京太郎「なんだそれ」

ネリー「なんでもないよ。そろそろいこうよ」

京太郎「おう」

ーーーーーー

ネリー「私はまだ暇だけど京太郎は大丈夫?」

京太郎「……」

京太郎「大丈夫ですよ…ぶらぶらしますか」

ネリー「そうだね」

京太郎「それじゃあ…」

京太郎「あれ…なんかおかしな所にきましたね」

ネリー「店に入らないからこうなるんだよ」

京太郎「いや、ネリーがもったいないしか言わないから…」

ネリー「私のせいにするの?」

京太郎「うっ…すいません」

ネリー「許してあげる。京太郎は優しいからね」

何時の間にか手を握っている

男店主「おや、お客さんかな」

京太郎「っ…すいません、何時の間にか迷い込んでしまって」ネリーを庇うように前に出て

ネリー「京太郎?」

男店主「ああ、そこまで警戒しなくていいですよ。貴方達がここにきたのも必然。貴女たちの願いを叶えます…ただし、対価はいただきますけど」

京太郎「…広島の女店主と同じなのか?」

男店主「女店主…まさか、侑子さんに会ったのか?」

京太郎「多分。勾玉と引き換えにある願いを叶えてもらった」

男店主「そうですか…なら私に何を願えばいいか解るね?」

京太郎「……」

京太郎「…願う事はない」

男店主「…嘘だね。ここにきた時点で何かしらの願いがあるはずだ」

京太郎「願いは確かにある。だがそれは貴方に願うものじゃない」ネリーをチラ見して

男店主「……ははは…久しぶりにこんなに面白いひとにあったな。なら侑子さんが生きている事を教えてくれた礼をしよう。切られた縁は絶対に結ばないはずなのに君とあの神が結んでくれたからね」

京太郎「何を言ってるんだ?」

男店主「ただのお節介だ。その女の子にゴワゴワと纏わり付いている物を整理して馴染むようにしてあげよう」

京太郎「だから何をするつもりなんだ」

男店主「大丈夫、気がついたら公園にでもいるから」

バチン









公園

京太郎「っ…ここは…あれ、公園?」

ネリー「やっと起きた?」隣に座っていて

京太郎「ネリーか…あれ、俺達はなんで公園に居るんだ?」

ネリー「…覚えてないの?」

京太郎「昼ご飯を食べた後から記憶が無くて…なんでだったけ?」

ネリー「…京太郎が公園でダラダラしようって言ったんだよ」

京太郎「真夏の公園でか……狂ってたな。すまん、喫茶店でも奢るよ」

ネリー「うんうん、私はそろそろ帰るよ」

京太郎「そうか、ごめんな公園で暑い思いさせて」

ネリー「許してあげる…また会えるかな?」

京太郎「会えると思うぞ。全国でも会うしな」

ネリー「そうだよね…それじゃあまたね、京太郎」立ち上がり

京太郎「ああ、またな」座ったまま

ネリー「あっ、これは今日のお礼」

チュ…頬

京太郎「えっ?」

ネリー「またね」

スタスタ…

京太郎「……そろそろ刺される気がしてきた」











夕方

京太郎「…衝撃的すぎた」

銀座

京太郎「男一人で銀座はまだ俺には早いな」

スタスタ…

爽「えっ?」京太郎を見つけて立ち止まる

京太郎「さっさと帰るか」

爽「……だ。これは運命だ!」

ダッ…ギュ…京太郎を真横から抱きしめて

京太郎「おう…だ、誰?」

爽「忘れたのか?私は覚えてるのに…北海道で愛を誓ったじゃないか!」

京太郎「え、え、えーーー!」

喫茶店

京太郎「あの時の人でしたか」

京太郎(ハオと同じチョーカー……見覚えのある指輪と石だけどあんな小さくなかった。ハオも同じものをしていた…流行りなのか?)

爽「あの時の人……まあ、仕方ない。私は獅子原爽、有珠山高校三年だ」

京太郎「あ、俺は…」

爽「岩手県大会最多得点の記録保持者にして大魔王の二つ名がある宮守高校一年、須賀京太郎だろ?それに私は主人の事を間違えたりしないからな」

京太郎「な、なんでそこまで知ってるんですか?」冷や汗

爽「主人の事は大概の事は知ってるぞ」

京太郎「主人って…俺はそう呼ばれる理由がわからないんですが」

爽「主人が主人たる理由か?」

京太郎「そうです」

爽「そんなのは簡単だ。私が主人の事が好きだからだ」

京太郎「えっ?」

爽「ある時に気が付いたんだ。主人こそが私を孕ませ、性の吐け口にするに相応しいと。本当は結婚して幸せな家庭を持とうと思ったんだが性奴隷たる私がそんな事を望むのは…」

京太郎「す、ストップ!な、なんでそんな事になるんですか!」

爽「運命だからだ」

京太郎「運命?」

爽「私はそれを確信した。知っていなくてもいいが私は昨日誕生日だった。高校の皆が祝ってくれるなか私は神に願った。主人に会わせてくれと…全国で会えると信じてな。でも今日、こうして出逢えた。会えないと思ってたのに。これを運命と呼ばなくてなんて呼ぶ?」

京太郎「お、おう。」

爽「だから私の願いを叶えてくれ」

京太郎「願い?」

爽「私を抱いて孕ませてくれ」

京太郎「お断りします」

爽「えっ?なぜダメなんだ?」

京太郎「いや、むしろなんで大丈夫と思うんだ?どう考えてもダメだろ」

爽「理由を、せめて理由を教えてくれないか?」

京太郎「いやまず、俺は貴方の事を知りませんし」

爽「うっ…なら私の事を知ってくれたら…」

京太郎「第二に俺は貴女が怖い」

爽「えっ?」

京太郎「常識的に考えて怖いでしょ。自身の事を性奴隷とか言われて、はいそうですかとか言いますか?」

爽「わ、私は主人になら…」

京太郎「だからそれがおかしいといってるんだ。俺とあんたは知り合いでもなんでもない。なのにそんな事を言ってくる俺はあんたが怖い」

爽「そ、それは……ごめん。そうだよね、全部私が悪いんだ」

立ち上がり

京太郎「そうです。だから…」

爽「主人に迷惑をかけるなら私は死ぬ…」

京太郎「えっ?」

爽「本当にすまなかった…私はもう消えるから安心してくれ…」

スタスタ…

京太郎「待って、待ってくれ」

ギュ…腕をつかみ

爽「離してくれ…私は主にとって害にしかならない。だから死ぬんだ」

京太郎「…」

スッ…バチン 爽の腕をひいて頬を叩き

爽「えっ?」

京太郎「きやすくそんな事を言うな」

爽「だ、だって…」

京太郎「座れ」

爽「でも私は」

京太郎「座れ、これは命令だ」

爽「はい!」条件反射

京太郎「……携帯をだせ」

爽「はい!」

京太郎「これが俺の携帯番号とmailアドレス」

爽「……」動かない

京太郎「登録しろ」

爽「いいんですか?私は…」

京太郎「奴隷が口答えするな」

爽「は、はい!」

京太郎(…はやりさんに相談しないとな)

京太郎「命令は三つだ」

爽「……」目をキラキラさせており

京太郎「一つ命令無しで死なない事」

爽「はい!」

京太郎「二つ目、お前は俺に必然だから普通に振るまえ」

爽「普通ですか?」

京太郎「そうだ。同年代の男と同じ扱いを俺にしろ…」

爽「そこらへんのゴミと一緒にできません」

京太郎「…ならどうすればできる?」

爽「こ、恋人なら…」

京太郎「………それしか無理なのか?」

爽「……」頷き

京太郎「形だけだからな」

爽「はい!」

京太郎「三つ目……俺に対する連絡はメール…15件までだからな」

爽「えっ?」

京太郎「守れないのか?」

爽「だ、大丈夫です」

京太郎「……」

京太郎「それじゃあもう遅いから」

爽「あ、あの…」

京太郎「なんですか?」

爽「き、京太郎君って呼んで良いかな?」

京太郎「別にいいですよ」

爽「ありがとう!」

京太郎「俺はこれで。お金は払っときます」

スタスタ

爽「……」下を向いて何かをつぶやいて居て

爽「京太郎君と恋人………ガンバルよ。私が貴方とイルンダ」












京太郎「…どうにかしないとな」

京太郎「良いお湯だったな」

ーーーーー

就寝前

京太郎「獅子原さんからメールがきてる…」

From 獅子原爽

初メール。届いてるかな?届いてたら連絡ください。

京太郎「普通だな…大丈夫ですよと」

From 獅子原爽

良かった…京太郎君にメールできて。明日もまたメールしていいですか?

京太郎「…俺の考えすぎだったのかな?問題ないですよと」

From 獅子原爽

ありがとう!また明日もメールするね。

京太郎「普通すぎる…あれ下に続いてる?」

From 獅子原爽

愛してます、京太郎君。

京太郎「………落ち着け、落ち着くんだ、俺」

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爽「メールしてくれた!!文章量は少なめ、的確に…恋人だからって縛るのはただの馬鹿…」ブツブツ

爽「このまま好感度を溜めて…抱いてもらう…」