京太郎「…シロのパンツをもらったら俺は義姉さん達に拷問される」ワハハ

白望「逃げた」

京太郎「…気のせいだ」

白望「……お菓子はやく」

京太郎「…本当に自由だな」

白望「気のせい」

京太郎「そうきたか」

京太郎「気をつけて帰るんだぞ」

白望「うん」

京太郎「明日、頑張ろうな」

白望「全国に行く」

京太郎「ああ、皆で行くぞ」

ーーーーーーーー


京太郎「明日だ…初めての公式戦」

京太郎「エイスリンにメールしてみるか」

京太郎「…明日の事をメールしてみるか」

From エイスリン

大丈夫。私達は負けない。

京太郎「…流石だ。自信に満ち溢れてる。そうだな…俺達に敗北はない」

From エイスリン

うん。また東京に行く。
だから京太郎も頑張ってね。

京太郎「ありがとうっと…もう遅いしおやすみ…」

From エイスリン

おやすみ。また明日、会場で。

京太郎「勝つぞ」










京太郎「…よし、起きた」


朝ごはん

京太郎「朝ごはんを食べてから行くか」

ーーーーーー

カピー「パカパカ(今日は頑張ってこい」

京太郎「ああ、勝ってくるぞ」

カピー「パカパカ(いや、勝つ事は知ってるからべつにかまわない。」

京太郎「どう言う事だ?」

カピー「パカパカ(実況がまともだといいな」

京太郎「なんだそれ」

カピー「パカパカ(行けばわかる」

京太郎「覚えておく…嫌な予感がしてきたじゃないか」

カピー「パカパカ(私は別に悪くない」

ーーーーー





朝、強制イベント

京太郎「おはよう」

胡桃「京太郎、遅いよ」

京太郎「いや、五分前に…」

豊音「私は一時間前についたよ」

京太郎「それは早すぎるだろ」

エイスリン【十分前の時計の絵】

塞「私はシロときたよ」

白望「…眠い」

トシ「はいはい、シャキッとしなさい。今日はあんたたちのお披露目会だ。めいいっぱい暴れておいで。あんた達は私の自慢の教え子なんだ」

一同「はい!」

塞「それじゃあ京太郎、まあお昼にね」

京太郎「おう。勝ってくるぞ」

白望「南入りしたらクレープ」

京太郎「そ、それは理不尽じゃ…」

胡桃「京太郎なら大丈夫だよ」

豊音「クレープ楽しみだなー」

京太郎「東だけで終わらせないと…」

エイスリン【皆でクレープを食べてる絵】

京太郎「……ま、惑わされないぞ」




岩手県大会開始。










第一試合

京太郎「ロン、18900」

モブ「…っ、はい」

モブ(な、なんだよこいつは!)

京太郎「東一局四本場」

モブ(止められない、なんで最低満貫なんだよ、化物か!)

京太郎「ツモ、16400オール。ありがとうございました」

モブ(宮守の男子は化物すぎるだろ)

ーーーーー

京太郎「よし、勝った…そういえば今日はプロの実況がきてるんだよな」

??「……」








理沙「京太郎」

京太郎「あれ…、なんで」

理沙「解説!」

京太郎「ああ、それで。どっちの解説してたんですか?」

理沙「女子!」

京太郎「女子か…宮守どうでした?」

理沙「圧勝!」

京太郎「そんなにですか」

理沙「先鋒だけ!」

京太郎「シロだけで勝ったのか…俺も頑張らないとな」

理沙「応援してる!」

京太郎「はい、任せてください!」

ーーーーーー

二試合目

モブv(たしかこいつが爆ヅキしてる宮守の一年か…まあ、俺には勝てないがな)

コトン…バシュ…

京太郎「ロン、四暗刻単騎3200です」

モブv「なっ!」

京太郎「ありがとうございました」

モブv(な、なんだよ、こいつ!)










昼休憩

京太郎「そっちはどうだったんだ?」

塞「シロだけで終わったからまだ私達は打ってないんだけどね」

京太郎「そうなのか、シロ?」

白望「たまたま」

トシ「10連荘はたまたまじゃできないよ」

白望「ドヤ…」

京太郎「そこでどや顔なのか」

エイスリン【シロのどや顔の絵】

豊音「私もはやく打ちたいよー」

胡桃「まわってこない気がするよ」

塞「それよりも京太郎、順調に勝ってるらしいね」

京太郎「おう調子がいいぞ」

エイスリン【京太郎がマントを羽織って角が生えている絵】

豊音「悪魔かな?」

白望「魔王」

京太郎「ひ、ひどいな魔王なんてそんな大層なもんじゃないぞ」

塞「あんがいあってるかもね」

胡桃「大魔王京太郎…ふふふ」

トシ「悪くないんじゃないかい?」

京太郎「不本意な二つ名ができていく…」









第三試合

京太郎「ツモ、2000オール」

京太郎「ありがとうございました」

モブX(勝てる訳がねえ…)

ーーーーーーー

アナウンサー「止まりませんね、須賀選手は」

南浦「まさに魔物だな」

アナウンサー「男子であそこまでの選手は久しぶりですね」

南浦「そうだな」

アナウンサー「…どうかしたんですか?」

南浦「いや、ワシがもしあいつと打つならどう打つか考えていただけだ」

アナウンサー「プロでも考えさせられますか?」

南浦「大沼がいっていた…若い世代が育ってきておると」

アナウンサー「あの大沼プロがそんな事を…」

南浦「まあ、ワシじゃがな」








夕方

京太郎「…本戦確定だな」

京太郎「…挨拶だけしていくか」

理沙「京太郎!」ぷんすか

みさき「だめですよ、野依プロ勝手に何処かに行ったら」

京太郎「探しに行く必要がなかった…」

理沙「おめでとう!」

京太郎「ありがとうございます。まだ本戦が決定しただけですが」

理沙「大丈夫!」ぷんすか

みさき「あの此方の方は誰ですか?」

理沙「弟!」

京太郎「いろいろと省略しすぎですよ。宮守高校一年、須賀京太郎です。野依プロとは昔からの付き合いなんですよ」

理沙「理沙!」

京太郎「公私は分けます」

理沙「……ケチ」

みさき「そうなんですか…私はアナウンサーの村吉です」

京太郎「テレビで何回か見た事がありますよ。野依プロのフォローを毎回ありがとうございます」

みさき「いえ、わたしは何も…須賀君は野依プロが何を言いたいかわかるんですか?」

京太郎「ええまあ、意思疎通はできますよ」

理沙「以心伝心!」ぷんすか

京太郎「照れるんだったら言わなくていいのに…」

理沙「真実!」ぷんすか

京太郎「それもそうだけど…」

みさき「……仲がいいんですね」

理沙「うん!」

みさき「野依プロ、そろそろ時間が…」

京太郎「ああ、俺も宮守の皆と合流しないといけないな」

理沙「明日!」ぷんすか

京太郎「はい、また明日」

理沙「一位!」

京太郎「なってみせますよ」

理沙「またね!」

スタスタ…

みさき「それでは、失礼します」

スタスタ…

京太郎「…負けられないな」











長野個人戦side佳織

佳織「それロンです。四暗刻単騎、48000」

星夏「は、はい…」

佳織「ありがとうございました」ぺこり

佳織(これで三位かな?一位の天江さんと二位の宮永さんには追いつけないけど…このまま頑張ります!)

智美「順調だな、佳織」ワハハ

佳織「うん、このままいけば皆で東京に行けるよ!」ニコニコ

智美「そうだな。モモも順調にあがってるみたいだし、麻雀部は安泰だな」ワハハ

佳織「モモちゃんもがんばってるんだ…私も頑張らないと!」

智美(全試合役満で勝ってるのにその上があったら怖いよ)ワハハ








長野個人戦 side透華

透華「立直ですわ」

透華(団体戦で足を引っ張った分、ここで魅せますわ!)

透華「おいでなさいませ…ツモ、8000オール!」

優希(東場の私より高得点だと!?)

ーーーーーー

透華「ありがとうございました」

一「順調だね、透華」

透華「まだまだですわ…目指すのならNo.1でないと!」

一「衣を抜かすは少しきついと思うよ?」

透華「あの子は今、どんな感じなのかしら?」

一「点を搾り取るだけ搾り取って他家を同時に飛ばしてる」

透華「諦めませんわよ!私にはNo.1がふさわしいのだから!」











長野個人戦 side 桃子

桃子「ロン、12000っす」

桃子(ふぅ…さっきの嶺上さんとの卓に比べたら天国っすね)

未春「立直」

桃子「ロン、3900」

桃子(がんるっすよ、私!)

ーーーーーー

ゆみ「モモ、何処にいる?」

桃子「ここにいるっすよ」

ゆみ「このままいけそうか?」

桃子「大丈夫っす。五位っすけど、全国には行くっす」

ゆみ「すまない…私が団体戦で…」

桃子「それ以上はダメっすよ。相手が悪すぎたんっすよ」

ゆみ「それでも…」

桃子「大丈夫っす。私を見つけてくれたお礼はきちんとするっすよ。ここからはステルス技術モモの出番っす!」











長野個人戦 side咲

咲「カン、ツモ、嶺上開花、6000オールです」

咲「ありがとうございました」

咲(これで天江さんとの差は2万点…捲れるかな?)

ーーーーーーーーーーー

久「お疲れ様、流石ね咲」

咲「部長、お疲れ様です。皆強いから本気で打たないと負けてしまうんで…」

久「そう。でもこれで清澄から個人戦代表を一人は出せるからよしとしましょうか」

咲「そういえば皆、どうなってるんですか?」

久「貴方と天江さん、鶴賀の妹尾さん以外は軒並み横ばいよ」

咲「妹尾さん?……ああ、役満の人」

久「ええ、四試合やって全て役満で決着してるわ」

咲「…凄いですね」

久「そうね。でもまあ、咲はその上なんだなら頑張りなさい!」

咲「はい!」











長野個人戦 side 衣

衣「立直」

美穂子(止められない…)

衣「ツモ!16000オール!」

衣「ありがとうございました」

衣(待っててくれ義兄様…衣は全国に行くからな)

ーーーーーーーーーーーー

純「圧倒的だな衣」

衣「まだまだ…衣はもっとかせぐぞ」

純「相手が可哀想におもえてくるな」

衣「そんな事はないぞ?今年の長野は魑魅魍魎の宴…清澄、鶴賀、風越に衣と同じく存在がいる」

純「言われてみればそうか。でもまあ衣と清澄の奴は頭が一個でてるけどな」

衣「純、もう衣は迷わないぞ。衣と同じ存在が居て、それより上の義兄様がいる。もう衣は独りじゃない」

純「…当たり前だろ。衣には俺たちが居るんだから」

なでなで…

衣「そうだな…勝つぞ、純!」

純「おう」















トシ「今日はゆっくりと休むんだよ」

一同「はい!」

トシ「京太郎も今日は頑張ったね」

京太郎「はい。明日も勝って全国です」

トシ「現段階で10万点をキープしてるから何があっても大丈夫だよ」

京太郎「油断はできません。この前、塞達に思い知らされましたから」

トシ「なんだいそれ」

京太郎「それに可愛い義妹も約束を果たしてくれましたしね」















京太郎「長野個人の経過は…衣、咲、佳織、透華、桃子…他もよこならびか」

京太郎「トキさんにメールしてみるか」

京太郎「…麻雀について振ってみるか」

From トキ

久しぶりやね。もうすぐ大会があるからバリバリ打ってるで。そっちはどうなん?

京太郎「こっちは大会の真っ最中で明日、本戦ですっと…」

From トキ

そうなんか、明日本戦なんか…って、メールしてる場合ちゃうやろ!まあ、京さんならどうにでもなると思うけど…頑張ってな。

京太郎「ありがとうございます…、トキさんも大会頑張ってくださいと」

From トキ

うちは大丈夫やで。なんてったって一巡先が視えるから( *`ω´)?

京太郎「どや顔だと…俺も槍と弓があるから負けませんよ」

From. トキ

なんやそれ、戦場にでも行くんか?まあ、大阪に来るの楽しみにしとるから、その時に結果教えてな。

京太郎「はい。それじゃあ…おやすみっと…」

From トキ

おやすみ。応援しとるからな。












京太郎「本戦だ」

カピー「パカパカ(今日が本戦か?)

京太郎「そうだぞ。あと三試合して、ポイントを競うらしい」

?カピー「パカパカ(まあ、主なら大丈夫だろ」

京太郎「一応、予選は一位通過だからこのままのペースなら大丈夫だとは思う」

カピー「パカパカ(まあ、敵はいないだろ。それよりどうだった?道化との再開は」

京太郎「…カピー、幾らお前でもあの人をそう呼ぶのは許さないぞ」

カピー「パカパカ(…ふん、わたしはあの女が1番嫌いだ。知らない事は幸せだとあの女を視ていてよくわかる」

京太郎「終わった事だ…ひきずるメリットなど何もないだろ」

カピー「パカパカ(…傷の舐め合い程醜いものはないぞ」

京太郎「……」

カピー「パカパカ(捨てたのはあの女の親で捨てられたのは主だ。だがそれを防げたのはあの女だ。実に滑稽だな」

京太郎「今日のデザート抜きだからな」

カピー「パカパカ(待て、それは不当だぞ!」

京太郎「カピーの為に通販で予約したりんごの蜂蜜漬けも無しだ」

カピー「パカパカ(お、横暴だ!べ、弁護士を呼べ!あの高所恐怖症でナルシストで未だに割れたコインを持ってる亡者を呼んでやる!!」

京太郎「……散歩も無しだ」

カピー「パカパカ(私が悪かった」

京太郎「…許す」












京太郎「なにしてるんだ?」

白望「…だるい」豊音におんぶされており

豊音「介護だよー」

エイスリン【魔王シロの絵】

胡桃「シロが昨日勝ちすぎてさっきまで取材されてたの」

塞「京太郎にも話を聞きたいって言ってたけど…」

京太郎「…だるいな」

塞「だよね」

エイスリン【大魔王京太郎と魔王シロの絵】

胡桃「有名税だから仕方ない」

京太郎「二回連続で10万点は飛ばせないな」ワハハ

一同「……」

京太郎「その無言はなんなんだ」














京太郎「それでシロ一人でまた終わったのか?」

白望「うん…」

エイスリン【破壊神シロ】

塞「前回の優勝高の先鋒がねばったんだけど…」

豊音「シロの早さと火力に追いつけなかったんだよー」

胡桃「それでさっき表彰式だったんだ」

京太郎「まじか…俺もさっきラストの試合が終わって後は結果待ちなんだけどな」

塞「どうだったの?」

京太郎「四試合で+14万点。シロには劣るが全力で挑んだ」

豊音(この態度って事は嫌味も聞き流したのかな?)

京太郎「勝つ事を考えて打つと麻雀がすぐ終わるけどあの感覚は悪くないと思ったよ」

白望「…良かった」

京太郎「おう、このまま優勝を目指すぞ」



岩手県大会が終了しました。













夕方


京太郎「夜に皆で打ち上げだからそれまでどうしようかな」

京太郎「カピー、勝ったぞ」

カピー「パカパカ(…桃の蜂蜜漬けを食べてるから後にしてくれ」ムキュムキュ

京太郎「……」ピキピキ

京太郎「アップルパイ」小声

カピー「パカパカ(なんだ主!やったな、私は主を信じていたぞ!」

京太郎「……」

カピー「パカパカ(うー…すまなかった」

京太郎「別に怒ってないさ」

なでなで

カピー(これでアップルパイは私の物!)

京太郎(とか思ってるんだろうな…ハバネロを仕込んでおくか)

カピー「パカパカ(…またか」

京太郎「またです」

カピー「パカパカ(二回分か…」

京太郎「……」

カピー「パカパカ(……なぜ黙る」

京太郎「いや、これは流石にありえないかなって」

カピー「パカパカ(甘えてくれる妹が欲しいがか?」

京太郎「なんでわかった」

カピー「パカパカ(私に不可能はない。別にできるぞ」

京太郎「な、なんだと…」

カピー「パカパカ(蜂蜜漬けをはやく食べたいからそれにするか……」

バリン…

京太郎「うわ、何が割れた?」

カピー「パカパカ(因果律が割れた音だ」

京太郎「なにそれ?」

カピー「パカパカ(さあ、蜂蜜漬けを食べるぞー」











塞「全国出場を祝って乾杯!」

一同「乾杯!」

京太郎「誰と話そうかな」

胡桃「京太郎、お疲れ様」

京太郎「お疲れ様」

胡桃「次は全国だね」

京太郎「…なんか落ち着いてるな」

胡桃「何が?」

京太郎「いや、もう少し喜ぶと思ったから」

胡桃「そうかな?充分喜んでるけど…」

京太郎「なんかこう…経験者みたいな風格がある」

胡桃「初出場なのにそれはないよ」

胡桃(三回目とは言えない…)

京太郎「それもそうか…」

京太郎「そういえば全国で戦いたくない打ち手はいるのか?」

胡桃「うーん…宮永姉妹は嫌かな」

京太郎「咲達か…確かに嫌だな」

胡桃「姉の宮永照は当たり前だけど、妹の宮永咲も厄介だよね」

京太郎「あれ…照はともかく咲は公式戦にでた事がないのになんでわかるんだ?」

胡桃「そ、それはね…」

胡桃(い、言えない…記憶があるから解るなんて言えないよ)

胡桃「こ、個人戦譜面をさっきネットで見たんだよ!京太郎の元いた所の実力が見たくて!」わたふた

京太郎「そ、そうなのか」

京太郎(なんでこんなに焦ってるんだ?)

胡桃「それよりも京太郎は大丈夫なの?」

京太郎「俺か?俺は誰と対局しても勝つ事しか考えないよ」

胡桃(…それをしたら二年後にはプロのスカウトに追い回されるんだよ。主にお義姉さん達と婚期の迫った人達にね)

京太郎「楽しみだな、全国」

胡桃「そうだね…終わったらまた皆で海に行こうね」

京太郎「また?…いいかもな、海」

胡桃「…今、皆の水着を想像した」

京太郎「してません」ダラダラ

胡桃「みんなー、京太郎がー」

京太郎「や、やめてくれ!!」










夜2.

ガチャ…

京太郎「ただいまー」

京太郎「あれ、義姉さん帰ってるのか?」

良子「イエス、さっき家についたんですよ」

京太郎「そうなのか…健夜義姉さんは帰ってきてないの?」

良子「義姉さんは世界タイトルの為に海外です」

京太郎「忙しそうだな…」

良子「それよりも京太郎に大事な話があります」

京太郎「どうかしたのか?」

良子「近い内に一人の女の子がここにきます」

京太郎「はっ?」

良子「私と健夜義姉さんの恩師の子供なんですが恩師に預かってくれと頼まれたんです」

京太郎(…恩師って人が危篤のか?)

良子「期限はわかりませんが…かまいませんか?」

京太郎「…俺は別にいいよ」

良子「ありがとうございます…これで恩師に恩が返せます」

良子(世界一週旅行に当たったとは言わない方がいいんでしょうね…)

京太郎「困った時はお互い様だからな」











京太郎「…良子義姉さんが帰ってきてるんだったな」

京太郎「起こしに行こう…ほっといたら昼超えても寝てるからな」

ーーーーーー

コンコン

京太郎「義姉さん起きてるか?」

シーン

京太郎「まあ、起きてるかわけないわな。入るぞ」

良子「のーうぇいー…zzz」

京太郎(……この前は不意打ちであんな事になったからな。今回は用心するぞ)

京太郎「義姉さん、朝だから起きてくれ」

ゆさゆさ

良子「あと五分…ウェイト…zzz」

京太郎「ホテルの時の約束」

良子「…」ビク…

京太郎「約束を護らないなら俺にも考えが…」

良子「お、起きました!」

京太郎「おはよう、義姉さん」

良子「グッドモーニング」ダラダラ

京太郎「朝ごはんまだかな?」

良子「ちょ、ちょっと待ってくださいね!!」

良子「できましたよー」

京太郎「あれ…料理の練習でもしたのか?」

良子「ノー。わたしにかかればこれくらいイージーですよ」

京太郎(いや、どうみても上手になりすぎてるだろ)

良子「あと、これはお弁当です」

京太郎「あ、ありがとう」

良子「それじゃあ頂きましょうか」

京太郎「そうだな」

良子、京太郎「いただきます」

パク…もぐもぐ

京太郎「美味しい…」

良子「それはよかった」ニコニコ

良子(これなら早起きも悪くないですね)









京太郎「誰かにご飯を作ってもらうっていいな」

京太郎「サンドイッチか…」

塞「あれ、京太郎もここで食べるの?」

京太郎「おう、たまにはいいかなって」

塞「そうなんだ。一緒にいいかな?」

京太郎「別にいいぞ」

ーーーーーーー

塞「あれ、そのサンドイッチ…」

京太郎「良子義姉さんが帰ってきてて珍しく作ってくれたんだよ」

塞「そ、そうなんだ…」

塞(京太郎の好物と栄養管理もできてる…)

京太郎「塞も一ついるか?」

塞「私は別にいいよ」

塞(私もお弁当を作ってあげるべきかな?)









夕方

京太郎「デートだ!」

胡桃「京太郎」

京太郎「はい?」

胡桃「なんで私がおんぶされてるのかな?」

京太郎「いや、そっちが要求したからだと…」

胡桃「私は手を握ろうって言いたくて…」

京太郎(両手を差し出されたらその考えにはいたらない…)






胡桃「夕方に牧場にきてなにするのかな?」

京太郎「夕方限定の触れ合いショーがあるんだよ」

胡桃「触れ合いショー?」

京太郎「ああ。昼間は放牧されてる子羊達と少しの間だけ触れ合える」

胡桃「そうなんだ…てっきり適当に決めたと思ってたよ」

京太郎「そんな訳ないじゃないか」

胡桃「可愛い…」

なでなで

京太郎(和むな)

胡桃「京太郎は撫でないの?」

京太郎「いや、俺は見てるだけでいいですよ」

京太郎(小型以外には好かれるんだけどな)京太郎を見ながら動物が震えており

胡桃「へんな京太郎」

ーーーーーー

帰り道

京太郎「楽しかったか?」

胡桃「うん、久しぶりに羊とかに触った」

京太郎「また機会があったら行こうな」

胡桃「うん…それでその…手が寂しいんだけど」

京太郎「…ほら」

ギュ。

胡桃「うん、おんぶよりこっちの方がいいや」

京太郎「そうだな」









京太郎「どうしたものか」

京太郎「義姉さんと話すか」

ーーーーーーー

良子「どうかしたんですか?」

京太郎「いや、たまにはゆっくり話そうかなって」

良子「それなら待ってください、飲み物を用意します」

京太郎「あっ、それぐらい俺が…」

良子「今は私が家事をします」ニコニコ

京太郎「わ、わかった…」

京太郎(やばい、良子義姉さんが可愛い)

京太郎「あのさ、義姉さん」

良子「どうしたんですか?」

京太郎「いや、ついこの間に全力で麻雀を打って部活の仲間に負けたんだよ」

良子「えっ?」

京太郎「能力を封じられて、それをどうにか掻い潜っても先に和了されて…久しぶりに完敗したよ」

良子「…嬉しそうですね」

京太郎「嬉しいのかな…どうなんだろう。ただまあ、ややこしい事を考えながら麻雀を打つんじゃなくて勝つ事だけを考えて打つって事を思い出したからかな」

良子「そうですか…体に不調とかはないですか?」

京太郎「特にないかな…県大会とかでも結果は残せたし」

良子「それは見ましたよ。大会最多得点でしたね」

京太郎「ああ。記録とかの実感はないんだけどな」

良子「京太郎らしいですね…義姉として誇らしいです」

京太郎「そ、そうか!なら頑張った価値があったよ!」ニコニコ

良子(…まあ、五人も記憶を持っていればアレを早い打ちに割っておきたいとは考えますね…能力も高いですし)

京太郎「全国でも勝つから…義姉さん達に誇られるように頑張るからな」

良子「…もう十分、誇りに思ってますよ」

なでなで

京太郎「あっ…でも結果を出さないと」

良子「焦りすぎです。京太郎なら大丈夫だと信じてます。それにどんな結果でも京太郎は私の大切な家族です」

なでなで

京太郎「…それでも…それでも俺は勝つよ。義姉さん二人が三年間護ったチャンピオンの座を性別は違うけど俺も護るよ」

良子「ふふ…期待してます」

良子「そろそろ夜遅いですし、寝るとしますか」

prr…prr

京太郎「あれ、こんな夜に誰だ?」

良子「ああ、私がでますよ」

良子「もしもし…あっ、お久しぶりです。ええ…まあ……えっ、明日から?二日間?えっ、京太郎が認めた?…わかりました。それならしかたありませんね」

京太郎「うん?」

良子「それじゃぁ…また明日」

ガチャ…

京太郎「誰からだったんだ?」

良子「……」

無言で京太郎の前まで歩いてきて

良子「佐々野いちごとどんな関係ですか?」

京太郎「えっ…なんでそれを」

良子「霞から電話がありました」

京太郎「喋ったのかあの人…」

良子「それでどんな関係ですか?」

京太郎「……脅迫した仲です」

良子「脅迫した仲なのにはやりや霞を使って助けたんですか?」

京太郎「……」

良子「都合が悪くなったら黙る癖は治りませんね」

スッ…京太郎の頬に手を添えて、京太郎の顔を覗き込む

良子「はぁ…まあいいでしょう」

京太郎「ごめん」

良子「ただまあ……」

軽くジャンプして

京太郎(あっ…これ死んだかもしれない)

良子「義姉に隠し事はダメだ」

ブン!鼻先を良子の蹴りをかすめていき

京太郎「……」ツー鼻血が垂れて

良子「全部話せ」










良子「…はぁ…佐々野いちごを脅して泣かして、漏らさしたんですか?」

京太郎「はい、そうです」正座

良子「…そのアンビリバボーな話を私に信じろと?」

京太郎「事実です」

良子「…ちょっと待っててください」

スタスタ…二回に向かい

スタスタ…カピーを抱えて帰ってくる

良子「京太郎、これをつけなさい」耳栓

京太郎「…わかった」

京太郎(口答えはできないな)耳栓を装着。以後の会話は聞こえない

ギュ…良子が京太郎の手を握り

良子「お久しぶりですね、カピー」

カピー「パカパカ(…生意気も私と話す方法を覚えていたか」

良子「貴方なら知ってるでしょ」

カピー「パカパカ(お前が記憶を保持してる事か?それとも京太郎が好きすぎて今にでも襲いたいと思ってる事か?」

良子「相変わらず京太郎以外に対しては辛辣ですね」

カピー「パカパカ(私からしたらお前や覇者、道化に愚者及び猛火に主と居て欲しくないんだがな」

良子「相変わらずですね」

カピー「パカパカ(ふん。何回目だこの話をお前にするのは」

良子「今はまだ一回目ですよ」

カピー「パカパカ(……気に入らんな。それでなんだ今日は私に何を聞きたい」

良子「京太郎が言っていた佐々野いちごの事は事実ですか?」

カピー「パカパカ(私がそれに答える義務はない」

良子「……なら」

カピー「パカパカ(葡萄だな」

良子(京太郎が買わない高い所を要求してきた…まあ、予想通りです)

良子「その条件でいいでしょう」

カピー「パカパカ(よし、あとでヨーロッパからワインを頼むぞ!!」

良子「えっ?」

カピー「パカパカ(以上が事の顛末だ」

良子「…そうですか。あの京太郎は佐々野いちごに好意を抱いてるのでしょうか?」

カピー「パカパカ(それは無い。内心、警察沙汰になるんじゃないかビクビクしてたからな」

良子「確かに他から見たら犯罪者にしか見えませんね」

カピー「パカパカ(そうだな」

良子「そ、それでカピー…ワインって言いますとどれくらいの…」

カピー「パカパカ(冗談だ。私がワインを主の前で飲んだら怒られるだろ。適当に果物を送ってくれ」

良子「了解です」

良子(よかった…)

カピー「パカパカ(それにしても主のスケコマシはどうにかならないのか?」

良子「…無理でしょう」

カピー「パカパカ(見た目幼女から乳お化けまで…いつか刺されるぞ」

良子「京太郎なら大丈夫ですよ。CQCも仕込みましたし…戦闘経験もあるみたいですし」

カピー「パカパカ(海外旅行で迷子になった時か…あれはスリリングだった」

良子「それに貴方がいる限り京太郎は…」

カピー「パカパカ(おっとそれ以上はいけない。少なからず主が居るのだから」

モソモソ…正座している京太郎の上でまるまり

良子「…本当に京太郎に甘いのは誰なんでしょうね」






京太郎「良子義姉さんがすんな解放してくれた…まあ、いいか」

♪~

京太郎「あれ、メールだ」


京太郎「健夜義姉さんからだ…」

From 小鍛冶健夜

県大会の結果見たよ、おめでとう。私は今アメリカだけど帰ったらそっちに行くね

京太郎「…なんだろうな。健夜義姉さんと良子義姉さんに褒めてもらう方が1番嬉しい…。ありがとう、健夜義姉さんも頑張って」

From 小鍛冶健夜

うん、私も頑張る。それじゃあ、またね。

京太郎「よし、寝るか…」








早朝

京太郎「……zzz」

??「…きて…さい」

ゆさゆさ

京太郎「うん…」寝ぼけ眼

良子「もう朝ですよ、起きてください」

京太郎「えっ、良子義姉さん?」

良子「イエス。グッドモーニング」

京太郎「……」

もぞもぞ…携帯を見て時間を確認

京太郎「なんで起きてるんだ?」

良子「もう6時ですよ。朝ごはんの準備もできてますし」

京太郎「…わかった、これは夢だな」

良子「えっ?」

京太郎「義姉さん達が俺よりはやく起きるなんてありえない」

もぞもぞ…寝ようとして

良子「なら強行手段にでます」

京太郎「えっ?」

ちゅ…

良子「起きましたか?」

京太郎「……」目が覚めて

良子「それじゃあ下で待ってますよ」

スタスタ…上機嫌で出て行く

京太郎「何がおきた?」








京太郎、良子「いただきます」

パク…もぐもく

京太郎「美味しい」

良子「それなら良かった」ニコニコ

京太郎「義姉さん、好きな人でもできたのか?」

良子「えっ?」

京太郎「いや、女の人が料理が上手になるのは男が関係するって言ってたから」

良子「それで妬いてるんですか?」

京太郎「…俺は義姉さんが選んだ人なら文句はない」

良子「そうですか」ニコニコ

京太郎「なんで嬉しそうなんだ?」

良子「気のせいですよ」ニコニコ

京太郎「いや、にやけてるぞ」

良子「気のせいです」ニコニコ

京太郎(これはループだな)











京太郎「良子義姉さんも結婚するのか…」

部室

豊音「久しぶりだよー!」

京太郎「いや、昨日も会ったじゃないか」

豊音「そういうことじゃないんだよ」

京太郎「なんだそれ」

豊音「それよりご飯食べようよ」ニコニコ

京太郎「お、おう」

パカ…

京太郎(今日は和風なのか)

豊音「あれ、それお義姉さんの手作り?」

京太郎「よく解ったな。良子義姉さんが作ってくれたんだ」

豊音「そうなんだ…美味しそうだね」

豊音(ヒジキの煮物に…丁寧に焼いた塩鮭…お義姉さん、朝から頑張ってるよー)

京太郎「うん、美味しい」ニコニコ

豊音(わたしも作ってあげようかな?)









放課後

エイスリン「キョウハドコニイクノ?」

京太郎「…」

京太郎「展望台とかどうだ?」

エイスリン「英(夕陽を見に行くの?」

京太郎「ばれたか…」

エイスリン「バレバレダヨ」ニコニコ

ギュ…

エイスリン「英(それじゃあ、行こう」

京太郎「お、おう」

ーーーーーーーーー

展望台

エイスリン「キレイ…」

京太郎「天気予報で今日は夕陽が綺麗って小ネタを言ってたからな…それにしても綺麗だな」

エイスリン「ウン…ハジメテミタヨ」

京太郎「そうだな…エイスリンとこの夕陽を見れて良かったよ」

エイスリン「えっ?」京太郎の方を向いて

京太郎「いや、夕焼けと美人を一度に楽しめるからな」

ギュ…手を握り

エイスリン「…ありがとう」カァァ

エイスリン「マタアシタ」

ブンブン…手を振り

京太郎「おう、また明日な」

ーーーーーーーー

家の前

京太郎「なんで…家に入ったら碌でもない事になる気がする」

ガチャ…

京太郎「ただいまー」

初美「おひさしぶりなのですよー、京太郎」バスタオル一枚

京太郎「…初美さん、なんでバスタオル一枚なんですか?」

初美「さっきまでお風呂に入ってたんです」

京太郎「服をきてください」目空し

初美「京太郎は初心ですねー」ニヤニヤ

京太郎「初美さんの肌は綺麗ですからね」

初美「えっ?」カァァ

京太郎「見てたら襲いたくなりますし」

初美「な、な、な…」カァァ

京太郎「だからはやく…」

初美「べ、別に私はいいですよ?」カァァ

京太郎(な、なんだと…)

ガラ…

霞「あらあら二人ともどうかしたの?」バスタオル一枚

小蒔「どうかしんですか?」全裸

京太郎「あっ…」

小蒔「えっ、京太郎様?」

京太郎「姫様、これは…」

小蒔「キャーーー!」

京太郎「本当にすいませんでした」土下座

小蒔「わ、私も無用心だったからおあいこですよ」あたふた

霞「女の裸を見たら責任をとらないと…」

京太郎「うっ…」

巴「悪女モードですね」小声

春「ノリノリ」小声

初美「珍しいですね」小声

霞「そこ、聞こえてるわよ?」

巴「さ、さあ…夕ご飯の仕度をしないと」

春「手伝う…」 ぽりぽり

初美「私もー」

小蒔「それじゃあ…その…今日、昔みたいに一緒に寝てくれますか?」

京太郎「う…今回だけですよ」

小蒔「やった!」ニコニコ










夜1.

京太郎「皆寝てから風呂だな」

小蒔「京太郎様、どうかしたんですか?」

京太郎「いや、皆来てるのに部屋に籠ってるのは悪いかなって」

小蒔「気を使わせてしまったみたいで…」オロオロ

京太郎「いや、俺も姫様と話したかったから大丈夫ですよ」

小蒔「わ、私とですか?」

京太郎「はい」

京太郎「姫様は最近何かありましたか?俺は県大会や合宿があったんですよ」

小蒔「そんな事があったんですか…私は特に…ああ、叔母様達が引越したんですよ」

京太郎「えっ?」

小蒔「この前、長野から帰った後に急に決まったんですよ」

京太郎「そ、そうなんですか…」

京太郎(なんであのババア共が鹿児島を離れた?…何かあったのか?)

京太郎「…何か困った事とかありませんか?居た人が居なくなったら困るんじゃ?」

小蒔「困った事なんてないですよ?霞ちゃんも機嫌がいいですし…楽しいですよ」ニコニコ

京太郎「それなら良かった」










夜2.

京太郎「初美さんがカピーを抱き枕にしてた………少し悔しい」

コンコン

小蒔「京太郎様、はいります…」

京太郎「春達もきたのか?」

春「監視」

巴「わ、私は別に姫様がでていかれたから気になって…」

小蒔「皆で寝るのは久しぶりですね」ニコニコ

京太郎「いや、姫様三人居るなら俺は別の部屋で…」

小蒔「…うぅ…」涙目

京太郎「わ、わかりました…寝ます、皆で仲良く寝ましょう」

春「賛成」

巴「み、皆で仲良くですか!は、ハレンチじゃないですか?」カァァ

小蒔「何がハレンチなんですか?」首を傾げて

春「ムッツリ」

京太郎(巴さん、可哀想だな)

巴「いや、あのその…うぅ、なんでもないです!」カァァ

小蒔「それじゃあ、私は京太郎様の隣で!」

春「姫様の隣でいい」

巴「なら私は春の隣で…」

小蒔「ダメです!京太郎様のベッドなのに端っこに追いやったら恥知らずじゃないですか!」

巴「じゃあ私はどうすれば…」

小蒔「決まってますよ」ニコニコ

巴「まさか姫様…」

小蒔「京太郎様の隣ですよ」






深夜

京太郎「……皆、寝てるな」

小蒔「…zzz」

巴「…zzz」

春「…zz」

モゾモゾ…抜け出そうとして

小蒔「…どうか…したんですか?」寝ぼけ眼

京太郎「少しトイレに…」

小蒔「嘘です……置いていかないで…」

ギュ…そでを掴み

京太郎「姫様…」

小蒔「良い子にしますから……だから…また…私から…」ポロポロ

ギュ…京太郎が小蒔を抱きしめて

京太郎「俺はここに居ます…」

小蒔「…暖かい…zzz」

京太郎(…置いていかないでか…)

バタ……ピト…巴が寝返りを打ち、位置を修正して背中合わせになる

京太郎「えっ?」

ピト…春が姫様を抱きしめてる手に触れて





京太郎「…心頭滅却だ…寝るぞ俺……zzz」

春(手強い…)

ーーーーーーーーー

早朝

京太郎「あれ…もう誰か起きてるのか?」


キッチン

霞「あら、起こしちゃったかしら?」巫女服+エプロン

京太郎「いやいつもこの時間に起きてるけど…何してるんですか?」

霞「見てわからないかしら?朝ごはんとお弁当を作ってるのよ」

京太郎「…なんで?」

霞「貴方が言ったんでしょ?食費はこっち持ちだって」

京太郎「ああ…言いましたね」

霞「だからよ」

京太郎「…手伝います」

霞「あら、別にいいわよ?」

京太郎「…わかってるくせに」

霞「ふふふ…昨日、姫様と寝た当て付けよ」ニコニコ

京太郎「あれは…いや…なんでもありません」

霞「そうね、言い訳は見苦しいわよ」

京太郎(なんだろう…少しだけ変だ)

霞(今日の晩にでも仕掛けようかしら?)












京太郎「姫様達が起きてこない…それよりも良子義姉さんもまだなんだが…」

京太郎「良子義姉さんの様子を見に行くか」

ーーーーーー

コンコン…

京太郎「良子義姉さん、起きてる?」

良子「起きてますよ」

京太郎「えっ?起きてる?」

ガチャ…

良子「私が起きてたら駄目なんですか?」私服

京太郎「いや、そんなわけないけど」

良子「私だっていつまでもスリープしてませんよ」ニコニコ

京太郎「そう言えば昨日、なんで降りてこなかったんだ?」

良子「…聞きたいのですか?」

京太郎「いや、別に話したくないならいいけど」

良子「冗談ですよ。明日の準備をしてたんです」

京太郎「明日?あれか全日本の…」

良子「イエス。健夜義姉さんが海外にいる間にさっさと参加権だけはゲットします」

京太郎「健夜義姉さんと良子義姉さんの試合は面白いと思うんだけどな」

良子「見てる方はでしょ。やってる方は辛いんです」

京太郎「それもそうか…応援してるから頑張って」

良子「大丈夫です、私は負けません」

京太郎「話は変わるけど今日は霞さん達の案内をするの?」

良子「神社と御寺巡りですね」ニコニコ

京太郎「それじゃあ、行ってきます」

霞「待って。これを持っていて」

京太郎「お弁当…いいんですか?」

霞「愛妻弁当だから期待していいわよ」ニコニコ

京太郎「…ありがとうございます」カァァ

霞「あら照れてる?」

京太郎「て、照れてません!」

霞「ふふふ…いってらっしゃい」

京太郎「いってきます」

ガチャ…スタスタ

霞「相変わらず初心なんだから7」ニコニコ

ーーーー

京太郎(なんで裸エプロンになってるんだよ!]









京太郎「何処で食べよう」

中庭

京太郎「久しぶりに一人で飯を食べた気がする」

トシ「おや、珍しい」

京太郎「こんにちは」

トシ「今日は一人なのかい?」

京太郎「ええまあ…」

トシ「…そういえば、今週末に大阪に行くらしいね」

京太郎「はい、だから女子個人には…」

トシ「薄情だね」

京太郎「申し訳ない」

トシ「いやまあ、あんたが居ない方が阿鼻叫喚にはならなくていいんだけどね」

京太郎「えっ?」

トシ「大阪に行ったら…いや、あんたなら大丈夫か」

京太郎「?」

トシ「…狐に気をつけなよ」








放課後

京太郎「帰るか部活か…」

京太郎「せっかく来てるのに帰らないのは悪いよな」

京太郎「ただいまー…あれ、皆出かけてるのか?」

初美「私は居るのですよー」ドヤ

京太郎「初美さん…皆何処に行ったんですか?」

初美「良子さんの御寺巡りに付き合ってます」

京太郎「…逃げてきたんですね」

初美「気のせいです」

京太郎「全く…なら晩御飯は食べてくるのかな…」

初美「私はお昼から何も食べてないよ」ニコニコ

京太郎「……食べたい物は?」

初美「京太郎の手作りならなんでもいいよ」ニコニコ

京太郎「ならお村でも作りますか」

初美「なんでオムライスなんですか?」

京太郎「……なんでなんでしょうね」

初美「?」

京太郎(忘れてるか…)

ーーーーーーー

京太郎「初美さん、料理できたんでね」

初美「これくらい当たり前ですよー」

初美(急にできるようになったなんて言えない)

京太郎「手つきも慣れてるし、尊敬するな」

初美「へへ…」ニコニコ

ーーーーー

京太郎.初美「いただきます」

パク…もぐもぐ

京太郎「うん、美味い」

初美「美味しいですー」

京太郎「一緒に作ったかいがありましたね」

初美「はい!」ニコニコ









京太郎「良子義姉さん達は外でパスタか…オムライスの方が美味しいからいいか」負け惜しみ

京太郎「ハオを誘ってみるか…きてくれるかな?」

ーーーーー

♪~

慧宇「メール?…準備しないと!PCつけて、見た目大丈夫かな…終わったら話してくれると嬉しいな…」









京太郎「すごい安手の連打だな…でもこれで…ツモ、8000オール!一位だな。ウィスが着てるな」









京太郎「ハオからか…スカイでいいかな?」

ーーーー

慧宇「お、お久しぶりです!」

京太郎「久しぶり。元気だったか?」

慧宇「はい!ごしゅ…京太郎はどうでしたか?」

京太郎「俺も大丈夫だぞ。ついこの間熱がでた位だ」

慧宇「大丈夫だったんですか!?」

京太郎「大丈夫だぞ。今は元気だし」

慧宇「それだったらいいんですが……何かあった言ってくださいね?」涙目

京太郎「お、おう」

慧宇「京太郎は私にとって大切な人なんですから」

京太郎「はい」

慧宇「…話は変わりますが、全国出場おめでとうございます」カァァ

京太郎「知ってたのか?」

慧宇「はい。試合の中継見てましたから」

京太郎「そうなのか…でもまあ、東京に行くからまたハオに会えるな」

慧宇「は、はい!」カァァ、ジュワ

京太郎「それじゃあ、またな」

慧宇「また。愛してますよ、京太郎」

プツン…

京太郎「えっ?今なんて…切れてるだと…」

ーーーーーー

慧宇「全国……頑張らないと…」










京太郎「そろそろ寝るか」

コンコン…

京太郎「はい?」

ガチャ

霞「おじゃまします」寝巻き

初美「おじゃますのるのですよー」寝巻き

京太郎「えっ?なんできたの?」

霞「小蒔ちゃん達が良くて私達はダメなのかしら?」

初美「おとなしくするんです」

京太郎「あの近い…」

霞「気にしたら駄目よ」

初美「♪~」

京太郎「いや、俺の理性がそろそろ危ない…」

霞「別にいいわよ?」

初美「度胸も無いのに言わない事です」ニコニコ

京太郎(襲うのは無し……仕返しも…無しだな。なすがままか?それも嫌だし……そうだ、寝ればいいのか)

京太郎「……zzz」

霞「あら、寝たの?」

京太郎「……zzz」

ギュ…

初美「寝てますね」

霞「もう…ヘタレなんだから…」

初美「どうするんですか?」

霞「……」

霞「このまま寝てしまいましょうか」

初美「いいのですか?」

霞「寝込みを襲ったら卑怯じゃない」

初美「そう言うなら私は構いませんけど…」

霞「それに…抱いてもらうなら起きてて欲しいし」

ギュー抱きしめて

初美「それもそうですね」

ギュー反対側から抱きしめて