5月12日金曜日


京太郎「…和と出かけるのは世間的にはデートと言うのではないだろうか」

カピー「パカパカ(朝からまた来たのか…それなら散歩につれていけ」

京太郎「…すまん、今日は昼前から人と会う約束があって」

カピー「パカパカ(おもちばかり追いかけてたらいつかないちち共に刺されるぞ」

カピー「パカパカ(天沼鉾についてか…あれは主が手にするものではなかった代物だ」

京太郎「俺が手にするものじゃなかった?」

カピー「パカパカ(そうだ。たまたま天、要石、天女のを得て条件を満たしてしまっただげのモノ。だから器はできても中身が伴わないから性能が落ちて、その奥にとたどり着けない」

京太郎「難しい話だな。ならその器はどうやったら満たされるんだ?」

カピー「パカパカ(…人との縁を大切にしろ。槍を刺すのもいいが神殺しではなくその真逆のモノなのだから無理をさせていることになるからな。あのおっぱいおばけ以外の五人…岩手、大阪…奈良にもいるな。精々満たせよ。その鉾は主の力になるからな」







昼1

京太郎「さて待ち合わせ場所にはやく着いたけど…和はまだきてないみたいだな」

数分後

和「す、すいません!お待たせしたみたいで…ハァハァ…」

京太郎「いや待ってないけど、その格好は…」

和「へ、変ですか?須賀君に喜んでもらう為に頑張ったんですが…」

京太郎「いや、とても似合ってる。寧ろドストライクです、ありがとうございました」

和「そ、それはよかったです」カァァ

京太郎「それで今日は何処に行くんだ?」

和「えっとですね…今日は」

和「父に映画のペアチケットを貰ったんで映画でもどうですか?」

京太郎「映画か…ああいいぜ」

ギュ…←和から手を握る

和「な、なら行きましょう」

京太郎(和の手細いな…)

ーーーーーーー

映画館

京太郎「それで何を見るんだ?」

和「あれです」

京太郎(あれは今CMで絶賛されてる純愛もの…義姉さん達が見にいきたいのかチラチラとCMの度に見てくるからな。原作とは違って最後にヒロインは助かるんだよな)

和「い、嫌だったですか?」

京太郎「そんな事はないぞ。ただまあ、和とこれを見れて幸せだなっと思ってな」

和「なっ!」カァァ

京太郎「チケットは和にだして貰うから俺はポップコーンでも買ってくる」

トテトテ……

和「須賀君だから見に来たにきまってるじゃないですか…」小声






上映中

京太郎(…中々に重いな。恋人を助けるには世界チャンピオンにならないといけない。だが世界大会と恋人の死の宣告をされた日が一緒とか…映像で観ると余計に重いな)

ギュ…

京太郎(和は真剣だな…女の子はああいうのに憧れるのか?義姉さんや咲はある意味メタ発言をしながら映画やドラマを観るからな…新鮮だ)

ーーーーーーー

和(京太郎君と手を繋いで映画を観てる…気を抜いたら頬が緩みそうですから真剣な表情じゃないと)

和(それにしてもこの映画の主人公は京太郎君に似てますよね。金髪で麻雀が強くて家事とかもこなせて…ただヒロインが義理の姉と言うのは納得できませんが…京太郎君は私がこんな事になったらこうしてくれるんでしょうか?)








帰り道


京太郎「面白かったな」

和「ええ、最後に女の子が助かってよかったです」

京太郎「そうだな…でも俺が主人公ならもうヒロインには会わないかな」

和「えっ?」

京太郎「決勝まで行って慢心して役満をブチ当てられてヒロインを助けられないと絶望したのにヒロインが自分で助かった…男として複雑だろ」

和「そうなんですか?」

京太郎「そうなんだ。男は見栄っ張りなんだよ」

和「…ヒロインはでも主人公に会いたくて頑張ったのに救われないじゃないですか」

京太郎「……それもそうだな」

和「そうです。ヒロインは主人公と居たいから頑張ったんです。なのに主人公が居なくなったら意味ないじゃないですか」

京太郎「……」

和「…男の人は身勝手ですよ。女からしたら側に居れるだけで良いんですから」

京太郎「そんなものなのか?」

和「そんなもんなんです。私も須賀君と居れたら嬉しいですから」

京太郎「えっ?」

和「私は須賀君が好きです」

和「……冗談ですよ」

京太郎「そ、そうだよな。俺達まだ出会って一カ月も経ってないのに…」アタフタ

和「ふふ、須賀君も慌てるんですね」

京太郎「お、俺だって和に告白されたらテンパるって!」

和「岩手に行く事を黙ってた罰です。因みにこれはあとで咲さんに報告しときますんで…」

京太郎「な、なんだと…」

和「さあ、はやくかえりますよ」

ダッ…

京太郎「えっ、ちょっ待てよ、和!」









京太郎「……あれは目がマジだった…ヘタレだよな、俺」

カピー「パカパカ(ヘタレがどうした?」

京太郎「…何でしってるんだ」

カピー「パカパカ(私は知らない事がないぞ」

京太郎「…本当に恐ろしいな」

京太郎「願い事を聞いてくれ」

カピー「パカパカ(よし、何だ言ってみろ。星がみたいのか?温泉か?五月に雪とかでもいいぞ」

京太郎「自然系統は頼まないから」

カピー「パカパカ(なんだと…それなら何か私に未来を変えさせたいのか?」

京太郎「未来を変える?」

カピー「パカパカ(そうだ。例えば留学生がとどまったり負けた事で転校するのを止めたり、身体が弱いのを普通にしたり。私にできないのは主がヘタレを治すことだな」ワハハ

京太郎「……えらい具体的だな」

カピー「パカパカ(私は未来が視えるからな)」

京太郎「ちょっと考える…」

京太郎「…俺と関わる人が幸せになるようにしてくれ」

カピー「パカパカ(抽象的だな。それじゃあ私は誰を救えばいいかわからないだろ」

京太郎「…それならどうしようも無い運命を変えてくれ。可能性があるのはなしだ。今のまあまでは絶対的に変えられない未来だけを変えてくれ」

カピー「パカパカ(…私に不可能はない。主も言い方が悪いな。最悪を回避するつもりなら主が願わなければいいのに。わざと願う必要もなかろうて」

京太郎「…俺は賢くないからな」

カピー「パカパカ(まあいい…その願いを叶えよう」







♪ー

京太郎「…電話か?」

京太郎「もしもし?」

衣「もしもし、義兄様の携帯であっているか?」

京太郎「あってるぞ、衣。どうした、こんな夜遅くに」

衣「…この前の件の詫びと義兄様を送り出す為にささやかなパーティーを明日しようと思う。来てくれるか?」

京太郎「構わないが…ハギヨシさんがこっちに来るのか?」

衣「そうだ。あと衣に対する命令を考えておくんだぞ!」カァァ

プツン…

京太郎「…命令?ああ、あれか麻雀に勝ったらのやつか…どうしたものか」








5月13日 土曜日


京太郎「カピーが朝から出かけただと……」

ーーーーーーー

健夜義姉さんを起こしにいく。

京太郎「健夜義姉さんを起こしに行こう。最近ダラけてるからな」

コンコン…

京太郎「健夜義姉さん、起きてる?」

シーン…

京太郎「寝てるか…入るよ」

ガチャ

京太郎「………」

京太郎「またジャージか…もうアラサーなのにジャージは駄目だろ。貰い手がいないだろうし…まあ、30なっても無理なら俺が結婚を……なんてな、相手にされないか」

ガタ…

京太郎「?もしかして義姉さん起きてる?」

健夜「すぅ…zzz」

京太郎「寝てるよな…聞かれてたら恥ずかしいし……今日はこのままでいいか」

ガチャ…バタン

健夜「…どうしよう今ので完全に目が覚めたよ…もう京君は無自覚なのに鋭いからタチが悪い。うぅ…二度寝しよ」カァァ







昼1

ハギヨシ「お迎えにあがりました」

京太郎「今日は鼻眼鏡はしてないんですか?」

ハギヨシ「ええ、あれをしていると食事ができないらしいのでやめました」

京太郎「…確かに無理だな」

ハギヨシ「それでは向かいましょう」

ーーーーーーーー

一「よく来てくれたね、須賀君」

京太郎「お出迎えありがとうございます、国広さん」

一「透華と衣はちょっと用事で忙しいから僕が変わりに案内するよ」

京太郎「そうなんですか…お願いします」

テクテク…

一「明後日には岩手に行くんだっけ?」

京太郎「ええまあ。日曜日の夜出発になってますが、多分月曜日の朝になるかな」

一「…それはどうして?」

京太郎「健夜義姉さんが……いやまあ、色々とあるんですよ」ワハハ

一「そうなんだ…まあいいや。僕は須賀君に贈り物があるんだ」

京太郎「贈り物?」

一「一つは僕のメルアドと携帯番号。もう一つはこれかな」

御守りを見せる

京太郎「ありがとうございます…でも俺はお返しができない」

一「いらないよ…僕はもう沢山のモノを君に貰ったからね。これはそのお礼を兼ねてるんだ」

京太郎「俺は国広さんになにも…」

一「ハジメ。呼び捨てでいいよ。僕も京太郎って呼ぶし。京太郎が気がついてないだけだよ!あと御守りの中身は覗いたら駄目だからね!」カァァ

京太郎「わかったよ、ハジメ。向こうについたらお返しの品を送るよ。それで対等だ。一方的なのはあまり好きじゃないんだ」

一「京太郎らしいな…期待してるよ」







透華「よくおいでになってくれましたわ!」

京太郎「龍門渕さん、お招きありがとうございます」

透華「それを言う相手は私ではなくてよ」

トテトテ…

衣「よく来たな京太郎!」

バッ…ギュッ

京太郎「おっと…元気そうだな衣」

衣「ああ、衣は元気だぞ!今日は楽しんで行ってくれ」

京太郎「ああ、楽しましてもらうよ」

透華「本日はーーー」

京太郎「龍門渕さんがスピーチをし始めて十分は経つぞ…流石というべきか?」

ちょんちょん…

京太郎「うん?」

京太郎「どうしたんだ、衣?」

衣「よかったら衣とご飯を食べないか?」

京太郎「別にいいけど龍門渕さんのスピーチは…?」

衣「大丈夫だ…あれはあと十分以上かかると衣は知ってるからな」

京太郎「そんなにかかるのか…」

衣「それよりもハギヨシが作った料理を食べよう!エビフライとタルタルは絶品だぞ!」

京太郎「…しかたない、食べるか」

衣「うん!」

衣「美味しいね、京太郎」

京太郎「そうだな…本当にハギヨシさんご飯は美味しいな」

衣「京太郎、あーんだ」エビフライを箸で掴んで

京太郎「…あーん。」

もぐもぐ…

京太郎「美味しいな」

衣「だろ。ハギヨシのエビフライは天下一品のできだからな!」

京太郎「はい、お返しだ。あーん…」ウインナーを掴み

衣「あーん…」

もぐもぐ…

衣「美味しいな!」

京太郎「ならよかった」あはは

ーーーー

衣「なあ、京太郎…いや義兄様。岩手に行っても衣の事を忘れないでいてくれるか?」

京太郎「当たり前だろ。衣は俺の義妹だからな。忘れるわけないだろ」

衣「そうだよな…わかっては居るんだがどうしても怖くてな…」

すっ…わしゃわしゃ

京太郎「信じろ、衣。俺はひとりぼっちが嫌いだからな。衣のことは絶対に忘れないさ」

衣「…ぐす……そうだね…衣も1人が嫌いだから義兄様の事を忘れないよ」ポタ…ポタ…

京太郎「まったく衣は手間のかかる可愛い義妹だよ」ワハハ

ーーーーーー

純「あれを素でやってるのか京太郎は…」

智紀「恐るべき才能…」

一「京太郎は優しいからね」

透華「私の伝説は…」

衣「それで京太郎は衣に何を命令するんだ?」

京太郎「命令…ああ、ちゃんと考えてきてるぞ」

一、透華「…」ガタ!

京太郎「…全国で待っている。個人でも団体でもどっちでもいい、全国で会おう」

衣「えっ?」

京太郎「だから…」

純「京太郎、それは命令じゃないだろ」

一「そうだよ、普通なら全国に来いって言うのに待ってるって頼んでるよ」

京太郎「いやまあ、俺は清澄高校の麻雀部だからさどっちかを応援するってのはできないんだ…」

衣「任せろ、義兄様。衣は必ず全国で義兄様に会いに行くぞ!」

透華「私も忘れて貰っては困りますわ。県大会で勝つのこの龍門渕透華が率いる龍門渕高校ですわ」

智紀「負けない…」

京太郎「ああ、楽しみにしてるよ」




昼2

京太郎「全国で待つか…言ったからには俺も頑張らないとな」

久「京太郎に勝てる高校生なんて殆ど…二、三人も居ないわよ?」

京太郎「そんな事ない……あれ、久なんでいるんだ?」

久「少しね…でも丁度良かったわ。京太郎、私に付き合ってちょうだい」

京太郎「何を?」

久「もちろん…」

久「決まってるわよ、デートよデート」

京太郎「…ああ、この間は邪魔が入りましたもんね」

久「そうよ…あの後藤田プロには色々としてもらったんだから」

京太郎「笑顔が怖い……」ボソ

久「何か言ったかしら?」

京太郎「いえ、なにも」

久「それじゃあ…あそこにいきましょうか」

久「私の家に行きましょ。京太郎に渡す選別と美味しい紅茶があるのよ」

京太郎「流石に久の家に俺みたいな格好の奴が行ったら問題になるんじゃないのか?」

久「大丈夫よ。お父さんは出張でいないし…それとも嫌なのかしら?」涙目

京太郎「行かしていただきます!」

久「よろしい、なら行きますか」

ーーーーーーー

コトン…

久「京太郎が淹れたよりはおちるけどどうぞ」

京太郎「久が淹れてくれただけで俺は美味しいと思うけどな…」

ゴク…

京太郎(あれなんか苦い…).

久「どうかした?」

京太郎「いや、なんか紅茶が苦くて…あれ…」

バタ…

京太郎「ひ、久…何を……盛った?」

久「別に何も?増強剤と少しの興奮剤をね…大丈夫よ、京太郎。今の私、危険日ど真ん中だから…孕んでも京太郎に責任とか言わないし。でもたまには岩手から帰って来て欲しいな」

京太郎「なんで…」

久「…我慢できなくなったのよ。一緒に居るって言ったのに私をおいていくし…だから、証が欲しかった。今日は寝かせないわよ?」

すっ…バサ…

90 名前: ◆qV6dwdDny6[saga] 投稿日:2013/11/04(月) 12:46:16.39 ID:6LmbjOTSO [11/12]

京太郎(…まずい…実は全く薬が効いて無いなんて言えない。てか久の裸でまじで息子が。)

ギュ…チュ…っ!

久「はぁ…愛してるわ京太郎」

京太郎「…俺もだ…久」

ギュ…バッ…

久「えっ、薬は…!」

京太郎「耐性持ちでな…誘ったのはそっちなんだ…覚悟しろよ」

久「は、はい…」カァァ


ーーーーーーー

京太郎「あの後まる二日間久とまぐわり、俺は義姉さん達との真剣麻雀に勝利した…そして」

久「貴方、世界チャンピオンおめでとう!」

娘「パーパー!」

ダキ…

京太郎「ありがとう久…あれからも七年か」

久「そうね…義姉さん達の許可が降りるまで大変だったわ」

京太郎「そうだな…」

久「それでね貴方…私、あと二人子供が欲しいの」カァァ

京太郎「……よし、行こう。今日は寝かせないからな」

娘「またプロレスごっこするの?」

久「ち、ちがう…」

京太郎「今日は弟か妹を神様から授かるんだよ」

娘「私、両方がいい!」

京太郎「娘もこう言ってるし…今日は頑張りますか!」

久「もう馬鹿なんだから」カァァ

END
















久「私の家に…いえ、公園にでも行きましょう」

京太郎「別にいいけど…前半に不吉な言葉が聞こえた気が…」

久「き、気のせいよ!さあ、はやく行きましょう!」

ギュ、ダッ…

京太郎「えっ、急に走るな…」

久(なんで今、京太郎に媚薬を盛ろうって考えたのかしら…恥ずかしい)カァァ





公園

久「…岩手に行ったら京太郎はどうするつもりなの?」

京太郎「麻雀かな…」

久「ふふふ…京太郎らしいわね」

京太郎「馬鹿にされてる気がする…」

久「褒めてるのよ。ねえ京太郎…」

京太郎「うん?」

久「私が京太郎を好きって言ったらどうするの?」

京太郎「……断る」

久「理由は?」

京太郎「俺は久との約束を破って岩手に行く…それにもし答えたらまた久を傷つけるだけだろ」

久「……本当に京太郎は馬鹿ね」

バッ…

京太郎「えっ?」

バシ…

久「自惚れないで。私はそんな詰まらない事で傷付かないわ」

京太郎「……」

久「京太郎、この前の時もそうだった。人を大切にするって言っといて京太郎は適度な距離でいようとする。傷付くのが怖いのわ京太郎の方よ」

京太郎「俺はそんなつもりじゃ…」

久「そんなつもりなのよ。だから私が踏み込んであげる」

京太郎「えっ…」

ギュ…

久「私は京太郎の側に居るわ。恋や愛じゃない…私は貴方の隣に居たい。貴方を支えたいのよ」

京太郎「俺にそんな価値は…」

久「ある。私には貴方が“必要”なのよ」

京太郎「…知りませんよ」

久「構わないわ」

京太郎「馬鹿ですよ久は…」

久「京太郎ほどじゃないわ」

京太郎「……逃がしませんよ?」

久「上等。私こそ逃がさないんだから」











京太郎「……気が緩んでるな。幸せすぎる時ほど後が怖いのにな」

良子「どうかしたんですか、京太郎?顔色がバッドですよ」

京太郎「そうかな。特に何もないんだけど」

良子「…まあ、いいでしょう。今日はどうかしたんですか?」

京太郎「…」

京太郎「引越したら良子義姉さんはどうするか聞きたくてさ」

良子「タイトルの関係であまり纏まって家には居られない…知らない土地なのにごめんなさい」

京太郎「い、いや、俺ももう高校生だし1人で大丈夫。そういえばもうすぐ大きなタイトル戦だったね」

良子「Yes。去年は健夜義姉さんに負けましたが今年こそは私が勝ちます」

京太郎「今年は大沼プロも強いんだろ?世界タイトルで役満連続であがったらしいし」

良子「…あれは京太郎が戦うべき相手です。私は健夜義姉さんと夏の家族旅行決定権の為に全力を尽くすだけです」

京太郎「…タイトル戦が夏の家族旅行決定権だなんて普通ありえないぞ」

良子「ノーウェイ。勝者が絶対です」

京太郎「相変わらず義姉さん達は規格外だ…」









夜 別視点

健夜「…ついに明日だね、良子ちゃん」

良子「そうですね…京太郎は最後まで悩んでるようでした」

健夜「京君が一番ココにいたからね…それより明日、本当にやるの?」

良子「オフコース。霞の事情も知りましたし、そろそろ六女仙と京太郎がまともに会ってもいいはずです」

健夜「それは良子ちゃんが私に勝てないからそうなってるんじゃ…」

良子「とにかく明日は夕方からパーティーです」









京太郎「…今日、長野を去るのか」

京太郎「昨日は健夜義姉さんだったから次は良子義姉さんだな」

コンコン…

京太郎「良子義姉さん、おきてるか?」

シーン…

京太郎「はぁ…どうしてうちの義姉二人は世間的にはクールで通ってるのに家ではだらしないんだ。入るよ」

ガチャ…

良子「…zzz」

京太郎「爆睡してるし。全くもう二十歳なんだからしっかりしてくれよ。起きてくれ、良子義姉さん」

良子「…あと五分…」

京太郎「ダメだ。今日は朝から出かけるんだろ」

良子「ノーウェイ…だいじょ…ぶです…zzz」

京太郎「秘技を使うか…これ恥ずかしいからしたくないんだけどな…」

スッ…良子の耳元に顔をちかづけて

京太郎「朝だよ、義姉さん。起きないと寂しいだろ?」

バッ…

良子「おはようございます、京太郎……突然ですが抱きしめますね?答えは聞いてません」

ぎゅー

良子「一年ぶりぐらいに聞いてエキサイトしました…むかしはもう少し可愛かったのに……」


京太郎(義姉さんが話し始めたら五分はかかるんだが…起きたからいいか)

良子「聞いてるんですか京太郎?だいたい京太郎は…」









昼1

京太郎「夕方までにあの高級ホテルに着けとはどういう事なんだ?まあとりあえず出かけるか」

ーーーーー



京太郎「うん?妹尾さんからか…。雀荘で麻雀を教えて欲しいか…まあ、構わないか」

京太郎「ここが妹尾さんが言ってた雀荘だよな…」

ガチャ…

華菜「それロン!8000!」

佳織「うぅ…どうぞ」

京太郎「あれ妹尾さん、知り合いと打ってるの?」

佳織「す、須賀君!違うの…須賀君を待ってたら…」

華菜「なんだお前は?華菜ちゃん達は今、打ってるんだぞ!」

京太郎(残り1000点で…なんだこれ明らかに初心者狩り紛いの事をしてるぞこの人達)

華菜「さあ、お前の親なんだからはやくしろよ」

佳織「うぅ…」

京太郎「ちょっと待った。妹尾さんの変わりに俺が打つよ。点数もそのままで」

華菜「はぁ?そんなの駄目に…」

京太郎「初心者の妹尾さんをあんまりいじめないでやってくださいよ」

華菜「イジメてなんかないし!仕方ないから認めてやる。皆もそれでいいよね?」

純代「大丈夫」

星夏「かまいませんよ」

京太郎「なら…俺の友人をいじめたんだ覚悟してくださいね」ゴゴゴゴゴゴ…

一同「ひっ!」

京太郎「俺の親番からか…」








南3局

京太郎 1000
華菜 43000
星夏 32000
純代 24000








京太郎 W役満 対象 池田

京太郎(…っ…また槍に弾かれた。しかたないか。この牌が来た意味を考えろ)

逆転者と添い遂げた者発動!

華菜(なんなんだ…なんなんだよ、あの男は!)

コトン…

京太郎「ロン…ここってWありなんだよな?国士無双13面待ちで96000」

華菜「なっ!」

京太郎「俺の友人を虐めてたんだ…W役満ぐらい平気だろ?」

京太郎 97000
華菜 -53000
星夏 32000
純代 24000

京太郎が勝利しました。










佳織「す、凄いです!須賀君!」

ギュ…

京太郎「たまたまだよ、たまたま」ワハハ

華菜「……けるな、ふざけるな!」

京太郎「はっ?」

華菜「たまたまW役満をあがっていい気になるなよ…次は最初から…」

京太郎「負け犬が吠えるな。三人で妹尾さんをサンドバッグにしてたんだ…W役満なんて安いだろ。実力差を理解しろよ」ゴッ…

華菜「うっ…華菜ちゃんは華菜ちゃんは負けてないし!」ジュッ…ポタ

バタバタ

星夏「ま、待ってください!」

バッ

純代「……」キッ←京太郎をにらむ

ダッ…


ーーーーー


京太郎「……罪悪感があるな」ボソ

佳織「あ、あの…私のせいでごめんなさい」

京太郎「いや、妹尾さんが謝る事じゃ無い。ただ俺が大人げなかっただけだから」

佳織「……須賀君、私つよくなりたいです」

京太郎「えっ?」

佳織「さっきの人達なんかよりもっと強くなって須賀君が全力で打っても遊べるくらいに強くなります!」

京太郎「…ふふふ。妹尾さんは面白いですね」

妹尾「よく言われます」

京太郎「なら一丁、この須賀京太郎が全力で麻雀を教えますよ」

妹尾「はい!」










夕方

京太郎「妹尾さんは幸運過ぎるだろ…最後に打ったら三回は役満聴牌してたぞ。とりあえずここが指定されたホテルだけど…あれだれかいる」

??「……」

巴「須賀さ…こほん、京太郎君、お久しぶりです」

京太郎「えっ、うん。お久しぶりです巴さん」

巴「皆が待ってるからはやく行きましょう」

とことこ…

京太郎「あの、ここで何をするんですか?」

巴「知らされてないの?」

京太郎「はい。朝に健夜義姉さんが此処に来るようにって言われて」

巴「そうなんだ…簡単に言うと親睦会をするの」

京太郎「親睦会?」

巴「そう、貴方の義姉さん達が私達を赦すって言ってこれからの事もあるから一席設けたのよ」

京太郎「一席って、まるでお酒を…まさか飲んでるんじゃ」

巴「の、飲んでないわよ、私は!」

京太郎「地獄絵図が広がってそうだな…」

巴「アハハ…頑張ってね」

京太郎「…逃げて来た人も同罪ですよ」

巴「ばれてたか…」

ーーーーーーー

ガチャ

京太郎「……」

京太郎「酒くさい…これやばい奴じゃ…」

ギュ…

小蒔「たいちょー、きょーたろーくんを…つかまえまちた!」

京太郎「えっ、姫様?くさ…酔ってるな」

健夜「よくやった、うしちちにごう!」

京太郎「義姉さんもかよ…」

ギュー

初美「わたしもつかまえたのれすよー」

京太郎「ちょっ!初美さん見えてる、見えてるから!」

春「きょーたろーの変態…」

京太郎「春さん、助けて…なんであんたも上半身裸なんだよ!」

ギュー

春「あつかったから……寒いからあたためて…」

霞「みんならめようー、きょーたろくんはみんなのものなんだから!」

京太郎「霞さん、おれは貴方を信じて……真っ裸だと…神は死んだのか?いや、巴さんが!」

良子「私の酒が飲めないとかありえないですー!」

巴「えっ…もう、無理!」ゴグゴクゴク…

巴「キョー君ー私も混ぜてよー、」

パサ…

京太郎「良子義姉さん、良子義姉さんは酔ってないんだろ!」

良子「Yes。ですが残念です京太郎…私は貴方をヘルプできません」

京太郎「えっ?」

良子「今日は酒池肉林…乱行パーティーだからです!」

パサ…

京太郎「ど、どういう…」

良子「霞の件を知って私は考えたんです…いっその事、全員京太郎の嫁にすれば争いはおきません」

京太郎「俺の人権は!」

良子「ナッシング!大丈夫京太郎!全員に少し強力な妊娠誘発剤を飲まして危険日前後なだけです…私は大当たりですがね」

京太郎「信じてたのに…義姉さん…」

スッ…

良子「大丈夫京太郎、家族が来年には三人から15人になるだけのことです…それで貴方は誰にも見捨てられない」

ちゅ…くちゅ…

京太郎「おれは…」

良子「天上のシミを数えてるあいだに全部終わります。これを飲んでくださいね」

ゴグ…

京太郎「何を…」

良子「ただ、精力が何倍にもなるだけですよ…それじゃあ始めましょうか。肉の宴です!」








数年後

京太郎「その後はすごかった…ホテルのスィーツルームで永遠と一週間ただ腰を振り、飯を食べるだけの性活が続いた。俺は抑えきれない性欲に身を任せた。そして今俺は…」

小蒔「あ、貴方…今日は私の番ですから可愛がってくださいね」

京太郎「待って、小蒔…今日はタイトル戦で…」

小蒔「関係ありません…良子さんが三人目なのにわたしも旦那様の子供が欲しいです!」

初美「そうですよ!私もあと二人は欲しいですよー」

京太郎「えっ、初美さん?」

巴「わ、私もいますよ」

霞「私もね…」

春「私も…」

京太郎「…昨日も五人でしませんでしたか?」

霞「昨日は昨日。今日は今日よ?目標は皆合わせて20人なんだから」

京太郎「…良子義姉さんが三人、健夜義姉さんも三人、他は二人づつだから…もう16人俺の子供が…」

小蒔「大丈夫ですよ!旦那様は世間では世界最強の男や抱かれたい男No.1の称号があるんですから」

霞「私達ぐらい余裕よね?」

京太郎「……今日も寝かさないからかな!」

カン












京太郎「…はっ!何か凄まじい未来があった気がする」

巴「何を言ってるんですか」

小蒔「京太郎様!」

京太郎「姫様、今日はよろしくお願いします」

小蒔「うぅ…今日は無礼講ですよ」

京太郎「は、はぁ…」

良子「そうですよ。今日は親睦会ですから」

京太郎「そう言うなら…そうするか」

小蒔「はい!」

京太郎「良子義姉さん、どうしてこんな事を思いついたんだ?」

良子「何がですか?」

京太郎「いや、いつもの良子義姉さんなら姫様とかに辛辣だからさ」

良子「かつての嫁仲間ですからね…優しくもなりますよ」

京太郎「嫁仲間?」

良子「ソーリー、京太郎にはまだ関係のない話です。それよりほら、京太郎の好物をとっときましたよ」

京太郎「ありがとう…あれ俺、義姉さんにカレイが好きになったって言ったっけ?」

良子「私は京太郎の事ならなんでも解りますよ」ニコニコ

京太郎「そうなのか?」

良子「はい、第二夫人ですからね」

京太郎「酔ってないか?」

良子「酔うのは二人の時だけですよ」

京太郎「…。まあいいや、これありがとう」

良子「妻の勤めですから」

京太郎「今の義姉さんなら立派な嫁さんだよ」

テクテク…

良子「当たり前ですよ、貴方」カァァ






小蒔「京太郎様!」

ダッダッダ…

京太郎「姫様、走ったら危ないですよ」

小蒔「大丈…あっ…!」

バタ……ギュ…

京太郎「ほら言ったじゃないですか」

小蒔「うぅ……京太郎様の胸は温かいですね」

京太郎「そうですか?ほら、立ってください」

小蒔「あっ…何故か懐かしい気がしました」

京太郎「懐かしいですか…そういえば昔、一度だけ今見たいなことがありましたね」

小蒔「あ、あれは、京太郎様がアイスを持って行ったから…」カァァ

京太郎「姫様が自慢するからですよ……懐かしいですね」

小蒔「あれからもう大分と経ちますから…京太郎様、この度は本当にありがとうございました」

京太郎「えっ?」

小蒔「霞ちゃんの事です。付き物が落ちたみたいに元気になりました…あれは京太郎様のおかげですよね?」

京太郎「俺は何も…」

小蒔「…否定しても駄目です。過去は変えれませんが…また良かったら私達と遊んでくれますか?」

京太郎「はい、こんな俺で良ければ」

小蒔「ありがとうございます」

バッ…ギュ…

初美「ああ、姫様ばかりずるいのですよ!」

小蒔「私の特権だからいいんです!」

京太郎「喧嘩しない喧嘩しない…昔みたいにか…悪くないのかもな」





京太郎「あれ霞さん…どこ行くんだろ」

霞「……」

スッ…

京太郎「追いかけるかな」

ーーーーーーー

京太郎「霞さん、どうかしたんですか?」

霞「須賀…京太郎君…ついて来たの?」

京太郎「ええまあ、姿が見えたので」

霞「姫様の相手もしてあげてよ。あの娘だけじゃない、春ちゃんも初美ちゃんも貴方と話をしたいのよ」

京太郎「何かあったんですか?」

霞「……少しね。変な既視感を感じたのよ」

京太郎「既視感?」

霞「そう既視感…貴方の義姉二人と私達が貴方の嫁になるのよ」

京太郎「それはまた壮絶な…」

霞「嫌だったかしら?」

京太郎「全く。寧ろ男なら誰でも望む事でしょ」ワハハ

霞「貴方らしいわね…でもね…」

スッ…

京太郎「近いですよ、霞さん」

霞「私からしたらそうあって欲しい未来なのよ」

チュ…クチュ…

京太郎「な、なっ!」カァァ

霞「まだまだ子供ね…京太郎、私は貴方を諦めないわ。岩手に行っても押しかけてやる。私は昔から貴方に姉じゃなくて友人…今は恋人かしら、そう見て欲しかったのよ」

京太郎「おれは…」

霞「言わなくてもわかってる。だから少しだけ待ってあげる…そうね、全国大会が終わった後にでも聞きに行くわ」

京太郎「…駄目です。それなら断ります」

霞「…本当に変な気遣いはできるのね」

京太郎「俺はまだ貴方や他の人を選べません。だから俺は貴方を振ります」

霞「そう…答えてくれてありがとう。先に戻っててくれるかしら…もう少し夜風に当たって行くわ」

京太郎「はい…」

ーーーーーー

霞「そんな回答知ってたわよ…良子さんや健夜さんも怪しいし…今度は私が二番目で姫様を正妻にする」












巴「京太郎君、どうかしたの?」

京太郎「いや、弄ばれたなって思って」

巴「弄ばれたの?」

京太郎「うん…本人は気が付いてないみたいだけどな」

巴「…なんか京太郎君、大人になったね」

京太郎「そうか?」

巴「うん、昔はもっとやんちゃだった」

京太郎「八歳だったからな…やんちゃなのは仕方ない」

巴「それもそうだね」

京太郎「巴さんだって大人の女性になったよ…昔、森に行った時なんで…」

巴「あ、あれは二人の秘密だから喋ったら駄目!」

京太郎「そうだったな…懐かしいな」

巴「そうだね…また彼処に行けたらいいね」

京太郎「ああ…また彼処に二人で行くか」

巴「うん」ニコ










霞「それではこれで親睦会を終わります!」

京太郎「…すぐだったな」

トントン…

??「……」

初美「少し話しませんかー?」

京太郎「別にいいけど…大丈夫なのか?」

初美「大丈夫ですよー。こっちです」

ーーーーーーー

初美「京太郎は本当に鹿児島にはこないんですか?」

京太郎「ああ…岩手に行くからな」

初美「…うぅ…岩手なんか田舎よりも鹿児島の方がいいですよ」

京太郎「ごめん」

初美「…京太郎は我儘ですよ」

京太郎「それは初美さんの方が…」

初美「お姉さんですよー」

京太郎「えっ…初美さんじゃ」

グッ…

初美「昔みたいに初美お姉ちゃんの方がいいですか?」

京太郎「初美お姉さん…」

初美「それでいいですよー」

ナデナデ…

初美「な、何をするですか!」

京太郎「いや仕返し…」

初美「京太郎の癖に生意気ですよ!」

ナデナデ

京太郎「それでも逃げないんだな」

初美「し、仕方なくですよ!京太郎が可哀想だから!」

京太郎「ふふふ…ありがとうな、初美お姉さん」

初美「うぅ…京太郎なんて嫌いですよー」カァァ












京太郎「…義姉さん達が帰って来てから秘密会議をしてる。明日の朝から岩手に行くのに大丈夫なのか?」

カピー「パカパカ(久しぶりだな」

京太郎「昨日は何処に行ってたんだ?」

カピー「パカパカ(大阪にたこ焼きを食べにな」

京太郎「…本当か?」

カピー「パカパカ(本当だ」

カピー「パカパカ(これを持って某所に行くだけで主様は有名人だぞ…冗談は置いておこうか」

カピー「パカパカ(この鏡は元は八咫烏のガキの鏡だがそんな事はどうでもいい。この鏡は儀水鏡よりも強力でありかつ終わりを呼ぶ)」

京太郎「終わり?」

カピー「パカパカ(まあ、人生の墓場の事だ。使い切っても壊れないが力は込めれないからな。この鏡は大切にするといい。天沼鉾が完成してるんだ…こんな時は二度とこないだろう」

京太郎「因みにカピーから見たらこれはどんな価値なんだ?」

カピー「パカパカ(昔作った出来損ない以下の鏡だ」

京太郎「そ、そうなのか…」











深夜 某所

トシ「こんな夜中にどうしたんだい?」

霞「…宣戦布告の電話です」

トシ「そうかい…それでどうするつもりだい?」

霞「全国大会で戦いましょう…勝つのは私達です」

トシ「…あの娘達は負けやしないさ。勝つのは私達だ」

霞「では…」

トシ「そうだね…」

霞、トシ「全国で会いましょう」




ーーーーーー


健夜「良子ちゃんも思い出したの?」

良子「健夜義姉さんも思い出したんですね」

健夜「そっか…それでどうするの?」

良子「決まってるじゃないですか」

健夜「そうだね、私達は常に一緒だったね」

良子「ええ私達は京太郎を支えるだけですよ」

健夜「うん京君は私達が支えるよ」

良子健夜「18歳になったら勝負です」











京太郎「それじゃあ、行こうか義姉さん達」

良子「そうですね…行きましょうか」

健夜「私が運転するからね」

京太郎「あれカピーは何処だ?…まあ、向こうにいるだろう」









岩手

カピー「パカパカ(ここが新居か…悪くないな」










昼2

京太郎「ここが新居か…」

健夜「第二のマイホームだね」

良子「部屋の間取りは説明した通りなので、とりあえず荷物の整理ですね」

京太郎「そうだな」

ーーーーー

京太郎「やっぱり居たかカピー」

カピー「パカパカ(朝から待ちわびたぞ」

京太郎「たまに俺はカピーがただのカピパラじゃないような気がする」

カピー「パカパカ(私はただのカピパラだ。安心しろ」

京太郎「……まあ、カピーはカピーだからな」

ーーーーーーーーーー


夕食 強制イベント

京太郎「そういえばさ…俺って何処に転校するんだ?」

良子「宮守女子ですよ」

京太郎「えっ?」

良子「だから宮守…」

京太郎「ちょっと待った、あそこは女子高じゃ…」

健夜「大丈夫、あそこは今年から共学になったんだよ」

京太郎「そうなのか…」

良子「男子は少ないですが京太郎なら大丈夫です…ただし、あんまり女の子に手をだしたらためですよ?」

健夜「そうだよ…十人以下ならいいかな」

京太郎「そんなに居たらただのタラシじゃないか」

健夜良子「……」

京太郎「俺はそんなにもてないよ」

健夜良子(天然ジゴロの自覚は無しか…)












京太郎「片付けは終わったし…どうしたものか」

カピー「パカパカ(もう片付けが終わったのか」

京太郎「ああ。もともと物があまりなかったからな」

カピー「パカパカ(そうだったな。今回は果実の回収と零天の果実についての説明だな」

京太郎「果実って事は食べれるのか?」

カピー「パカパカ(鋭いな。あの果実は実体化できないが人に譲渡する事ができる」

京太郎「譲渡?」

カピー「パカパカ(そうだ、譲渡された果実はその人の中で成長する」

京太郎「成長…?」

カピー「パカパカ(譲渡する相手を間違えるな。あれはお前を想う心で成長する。絆ではない…一種の子供に近いものだ。成長すれば必ず力になる」

京太郎「どうやって譲渡するんだ?」

カピー「パカパカ(時がくればわかる。今回はサービスで全て回収しておいてやる」










美穂子からメール

♪ー

京太郎「美穂子からメールがきてる」

From 福路美穂子

はじめてのめーるです。だいじょうぶでしょうか?

京太郎「全部平仮名だと。本当に苦手なんだな。大丈夫ですよ。また何か合ったら相談します…と」

From 福路美穂子
はい!またれんらくしますね!

京太郎「…少しだけ元気が出たな」











朝 火曜日

京太郎「今日から…新しい学校か」

京太郎「健夜義姉さんを起こすか」

ーーーーーー

コンコン…

京太郎「健夜義姉さん、起きてる?」

シーン…

京太郎「…まあ引っ越してすぐだから仕方ないか。起こすけどな」

ガチャ…

京太郎「健夜義姉さん、朝だ…ぞ……なんで裸で寝てるんだよ!」

健夜「うぅ……貴方?もう朝なのかな……目覚めのKissは?」寝坊け眼+布団で身体を隠すためにそこからにじみ出るエロさ

京太郎「…すぅ…はぁ…よし落ち着いた」

健夜「貴方?」

スッ…

京太郎「そんな行為は大切なひとにする事だと俺は思うぞ、義姉さん」耳元で

健夜「……」

ガシ…

京太郎「えっ?」

健夜「朝から…小言なんて聞きたくないよ」

チュ…くちゅ…約一分蹂躙され

健夜「ぷはぁ……二度寝しよう……」

バタン

京太郎「うぅ…」カァァ

京太郎「起きろ、この馬鹿義姉!!!」真っ赤

健夜「…zzzz」










朝 強制イベント トシと出会う

京太郎「健夜義姉さんを叱ってたら遅刻ギリギリだった…」

トシ「ようやくきたのかい?」

京太郎「えっ、トシさんがなんでここに…」

トシ「ここで教師をしているからに決まっているじゃないか」

京太郎「ならここには…」

トシ「ああ、塞達がいるよ」

京太郎「よっしゃぁ!」

トシ「えらく喜ぶじゃないか」

京太郎「ええ…全国で会うと前の高校の麻雀部の人達と約束してたから…塞達なら全国に行けると俺は思ってるから素直に嬉しいんです」

トシ「それじゃあ、麻雀部にきてくれるかい?」

京太郎「はい、喜んで!」










放課後

京太郎「質問責めにあって昼は動けなかった…それよりも麻雀部だ!」

京太郎「…すぅ…はぁ…よし、行くぞ」

ガチャ

京太郎「失礼します、入部希望の須賀京太郎……あっ」

豊音「えっ…」

エイスリン「わぁ…」

白望「……ダルい」

豊音「京太郎君だよ!」

エイスリン[ブンブンと手を振って居る絵]

もぞもぞ

白望「…ダルい」

ギュ…

京太郎「えっと、皆さんお久しぶりです」

豊音「な、なんで京太郎君が居るの?」

京太郎「えっ、いや、俺は今日からこの宮守に転校してきたんだけど…トシさんから聞いてない?」

エイスリン[腕をバッテンにしてる絵]

京太郎「まじか…これからよろしくお願いします」

白望「よろしく……」

ぎゅう

京太郎「シロ、抱きつくのはいいけど暑くないか?」

白望「大丈夫……だるくないから」

塞「皆ー、今日はなんだか良い事が…えっ、なんで」

京太郎「どうも、お久しぶりです」

バタン…

塞「えっ、今、京太郎が居たよね…身嗜みとか大丈夫だよね…てかなんでシロが張り付いてるの?そんな事より…」

ガチャ

塞「なんで京太郎がここにはいるの!」

京太郎「あはは…本日三回目だな。宮守に転校してきたんだ」

塞「そうなんだ…それで麻雀部に入るの?」

京太郎「ああ、よろしく頼むよ」

胡桃「このお茶とかも京太郎がいれてくれたんだよ!」

豊音「お菓子も何時の間にか用意されてたし」

エイスリン[京太郎がテキパキ動いている絵]

白望「だるくないよ…」

トシ「おやもう皆いるのかい…珍しいね」

京太郎「朝方ぶりですトシさん」

トシ「あんたの環境適応力も驚いたもんだ…てっきりエイスリンかシロ辺りに警戒されてるかと思ったよ」

京太郎「顔見知りだったんで大丈夫でしたよ」

トシ「そうかいなら今日は須賀の歓迎会に行こうか」

一同「えっ?」

トシ「歓迎会だよ、歓迎会。何か皆で食べに行こうか。お金は気にしなくていいよ。須賀の義姉二人から渡されてるからね」

京太郎(義姉さん達に気を使わせたかな)

京太郎「なら、焼肉かバイキングにいきませんか?」

エイスリン[手で大きな丸を作っている絵]

白望「どこでもいい…ダルい」

塞「京太郎がそう言うなら私もどこでも」

胡桃「私もどこでもいいかな」

豊音「じゃあさ、皆で…」

豊音「皆でバイキングに行こうよ!」

トシ「それでいいかい?」

一同「うん」

ーーーーーーーー

バイキング

塞「それじゃあ、京太郎の入部を祝って、乾杯!」

一同「乾杯!」

胡桃「京太郎、ご飯とりに行こうよ」

京太郎「いいですよ」

シロ「京太郎ー」

京太郎「わかってるよ、シロの分もとってくる」

シロ「…ありがとう」

ーーーーーー

胡桃「京太郎はなんであんなにシロと仲がいいの?」

京太郎「仲がいいのかな。会った時からあんなんだったんですよ」

胡桃「それってあれだよね、私達と麻雀を打つ前にシロやとよね達と会ってたやつだよね」

京太郎「そうですよ。ベンチにシロが居てそこで会ったんですよ」

胡桃「シロらしいね」

京太郎「俺もそう思います…こっちの方がシロは好きそうかな」シロの好みに合わせて選んでいく

胡桃「…京太郎って凄いんだね」

京太郎「えっ?」

胡桃「麻雀が強くて雑用ができて、気を使えるんだから」

京太郎「それなら鹿倉さんも凄いですよ」

胡桃「えっ?」

京太郎「皆で移動する時もシロやエイスリンを気にかけてましたよね?俺がするよりも先に。さすが年上だなって思いましたよ」

胡桃「あ、あたりまえだよ!私は三年生だからね!」

京太郎「そうですね、俺はまたまだ至らない一年生ですからご鞭撻お願いします」

胡桃「任せなさい。あっ、京太郎あそこのラザニアとって」

京太郎「はい、どうぞ。隣のピラフもどうですか?」

胡桃「もらおうかな」

京太郎「了解です」

京太郎「とってきたぞー」

シロ「あーん…」

すっ

エイスリン[食べさせる絵と豊音がさびしがってる絵]

京太郎「…頼む」

エイスリン「英(まかせてよ」

ーーーー

京太郎「豊音さん、隣いいですか?」

豊音「あっ、うん!どうぞだよー」

京太郎「豊音さんはあんまり食べないんですか?」

豊音「うん。昔から小食なんだよー。京太郎君は男の子だからたくさん食べないと駄目だよ」

京太郎「これでも結構食べてるんですが…」

豊音「そういえば京太郎君って清澄高校から転校してきたんだよね?」

京太郎「ええまあ…」

豊音「じゃあさ…原村和と知り合いなのかな?」

京太郎「同じ部活でしたし、友人でしたよ」

豊音「…超ー凄いよ!テレビに出てた人と知り合いなんて羨ましいよ!」

京太郎「そうでもないよ。和もテレビで見るよりも人間らしいし」

豊音「それでもだよ。」

京太郎「また良かったら紹介しましょうか?」

豊音「う、うん!約束だよ!」


塞「京太郎!」

京太郎「どうかしました?」

塞「いや、その…引っ越してきたばかりで場所がわからないだろうから今度の日曜日に案内しようかなって」

京太郎「それはお願いします…あっ、塞、動かないで」

塞「えっ?」

スッ…

京太郎「ご飯粒がついてた」

パク…

塞「なっ!」

京太郎「ビビンバかな…俺も食べようかな」

塞「うぅ……」真っ赤

ーーーーー

トシ「それじゃあ気をつけて帰るんだよ」

豊音「それじゃあ京太郎君、また明日!」

塞「気をつけて帰ってね!」

胡桃「またね、京太郎」

京太郎「さて…こっちであってるよな」

トントン

??「……」

白望「京太郎…」

ギュ…

京太郎「あれ、シロは塞と帰ったんじゃ…」

白望「……今日、家に人がいないんだ」

京太郎「それで…?」

白望「家事がダルい…」

京太郎「…もしかして」

白望「うん…」

京太郎「駄目だ」

白望「……離れないよ?」

京太郎「塞に連絡を…」

白望「さっき…塞の携帯の電源を切った…」

京太郎「な、なんだと…そ、そうだ、親御さんが許さない」

From 小瀬川母
ダルくない相手ならいいんじゃない?

京太郎「ガッデム…神は死んだのか」

ギュ…

白望「ダルくない…」

京太郎「ただいまー」小声

白望「…おじゃまします」

カピー「パカパカ(また数奇な女を連れて帰ってきたのか…愛情や友情じゃない…ただの依存か…優秀過ぎるのは罪だな。姉共は昼からタイトル戦でいないから。命拾いしたな」.

白望「カピバラって喋るんだね…ダルい…」

京太郎「気のせいだと思っててくれ」

白望「うん……京太郎、お風呂」

京太郎「……まじで家事をさせるつもりか」

白望「うん……駄目だった?」

京太郎「嫌なら家に連れてこないぞ…風呂は自動設定してるからもう湧いてるぞ。洗濯物は右の白い洗濯機にいれてスタートを押してくれたら明日の朝には綺麗になるから……寝巻きは義姉のジャージでいいよな」

白望「わかった…」









白望「おやすみ…」

京太郎「ああ、おやすみ」

ガチャ…

京太郎「客人の部屋を先に整えていてよかった…俺も寝よう」

ーーーーーー

深夜

白望「…う…お小水」

モゾモゾ…

ガチャ…

白望「…あれ、部屋どこ…ダルいな」

ガチャ…

京太郎「……zzz」

白望「…」

モゾモゾ

白望「………」

白望「…京太郎、お小水…」

ゴシゴシ…

京太郎「うん……義姉さんまた怖い話をみたの?…トイレはこっちだよ」寝ぼけている

ギュ…


白望「……」

京太郎「待っててあげるから…」

白望「…うん」

数分後

白望「おんぶ…」

京太郎「……今日だけだぞ…」

ギュ…

白望「だるくない…」

ガチャ…

京太郎「うん…」降ろす

モゾモゾ…

京太郎「おやすみ…zzz」

白望「京太郎の部屋なんだけど…ダルいからいいか」

モゾモゾ

白望「…………さむい」

スゥ…京太郎の方を向く

京太郎「…zzz」

モゾモゾ…

ギュ…

白望「…悪くない」

数分後

白望「……」

ギュっ

白望「………zzz」

ーーーーーーー

京太郎「トイレ、あれ…」

ギュ…

白望「……zzz」

京太郎「……動かないだと…」

モゾモゾ…腕を動かすが離れず

京太郎「…シロ」

白望「……zzz」

ゆさゆさ…

白望「…っ?」

京太郎「腕はなしてくれないか?」

白望「うん…」

バッ…

京太郎「ありがとう」

モゾモゾ…ガチャ…

京太郎「…トイレ、トイレと…」

数分後

ガチャ…

京太郎「やっぱり寝てるよな」

白望「………zzz」

京太郎「……床で寝るか」

ズルズル…毛布をだしてきて

京太郎「…おやすみ…zzz」









早朝

??「……」

白望「……京太郎?」

モゾモゾ…

京太郎「……zzz」

白望「……」

モゾモゾ…ギュ…

白望「依存か……京太郎はどっちがいいんだろう?」

京太郎「…zzzz」

白望「今はいいかな…考えるのダルいし……zzz」