特別編
和と下校
※京太郎は清澄にいます

×月○日

今日の帰り、和が足をくじいた

ちょっと歩けそうに無かったし、ちょうど両親の帰りが遅いらしいので、俺がおぶって和を送ることになった

和をおぶる=おもちが背中に!

という図式がすぐに分かったのか、咲と優希からは色々言われたが、下心ありまくりとは言え和を放っておく訳にもいかないのも事実だ

和も少し申し訳なさそうに、少し胸を押し当てるからか嫌そうに、俺の背中に乗った

背中の感触も素晴らしい

しかしアレだ。和は軽い。本人は同年代の女子より重いとかで聞いてきたが、軽すぎるくらいだった

しばらくお互い黙っていたが、和がポツリと、「背負われるなんて、いつ以来でしょうね。父が背負ってくれたのは分かるんですが」と言った

そーいや俺も最後はいつだろ。今は到底無理だろうけど

「……この年になって、と思いますけど、悪くないものですね」そう呟いた後、和が静かになったと思ったら、小さく寝息が聞こえてきた

そのまま和を起こさないように運び、和の家の前で起きてもらった

背負われたまま寝ていたことをかなり恥ずかしがっていたが、それだけ安心してもらえたのならおぶった甲斐もあるというものだ

和の家でできる範囲で和の足の手当をし、和が軽く歩けるのを確認してから帰った

まぁ、女の子をおぶるのも悪くないかもな

久「寝落ちするほど京太郎くんの背中は良かったのかしらね」

まこ「その辺どうなんじゃ?」

優希「さあ話すんだじぇ!あ、咲ちゃんでもいいじょ」

咲「私も!?いや確かにやってもらったことあるけどさ」

和「そんなじゃないですよ!……確かに大きい背中で安心はできましたけど……」

優希「よーし、明日私が飛び乗ってやるじぇ!」

久「あら、じゃあ次は私ね」

まこ「お前まで飛び乗る気か……わしは普通に頼むとするかの」

和「いやそもそもおぶってもらうこと確定なんですか!?」

咲「……後で頼もっかな」