特別編

執事と着物

※本編との関係も一切ない特別編です。普段と違う形で書いてます
※大体色んなとこを参考にしたりイメージだったりなので、理解できるかどうかは個人差があります
※深夜テンション。ちょっと変態度高めでマニアックな内容なので、苦手な方はスルーでお願いします


1月1日 龍門渕邸


京太郎「さて、みんなはどれくらいかかるかな」

ハギヨシ「あけましておめでとうございます、京太郎君。今年もよろしくお願いします」

京太郎「ハギヨシさん、あけましておめでとうございます。こちらこそよろしくお願いします」

ハギヨシ「他の皆様は着替え中で?」

京太郎「えぇ。まさか清澄の5人の分の振袖を用意してくれてるとは思いませんでしたよ」

ハギヨシ「皆様との初詣、衣様たっての希望ですからね。誘ったからにはそちらの用意も当然です」

ハギヨシ「お嬢様や衣様、国広さん、井上さん、沢村さんも振袖ですからね。もっとも、井上さんはかなり抵抗していたようですが、お嬢様と衣様には敵わなかったようで」

京太郎「はは、それは勝てませんね」

ハギヨシ「まぁ慣れないのでしょう。着物というのは慣れないと難しいものですから」

京太郎「1人で着るのは現代人には難易度高いでしょう」

ハギヨシ「着付けも中々に難しいもので。一応私もできますが、流石に清澄の方々もいる前でやるわけにもいきません」

京太郎「悪戦苦闘してそうですよね。こっちまで声が聞こえてきますし」

ハギヨシ「えぇ。でもまぁ、着物も良いものです」

京太郎「ですよねぇ」

ハギヨシ「特に下に何も付けないという点。まずこの情報だけでも素晴らしい」

京太郎「全くですな。俺はこの情報を知って、一時期は三尋木プロの試合を追っていましたよ」

ハギヨシ「あの方は着こなしを見る限りその辺りは熟知しているでしょう。実際どうなのか、私でも分かりません」

ハギヨシ「たまに着る程度の方でしたら見破れるのですが」

京太郎「下着のラインが出るってことですよね」

京太郎「そういえば、今回ウチのみんなの分の振袖を用意してもらいましたが、まさか下は…」

ハギヨシ「残念ながら、今回私は振袖の用意をしただけで、その辺りは関わっていません」

ハギヨシ「おそらく、着物用の下着も用意されているでしょう」

京太郎「そう……ですか……」

ハギヨシ「まぁ、ポジティブに考えれば脱がす楽しみが増えるというものです」

ハギヨシ「何より、着物の楽しみはそれだけではない」

京太郎「ですねぇ……いつもと違うという非日常感。はっきり見える体のライン。日本人で良かったと思うことのひとつでもありますよ」

ハギヨシ「えぇ。さらに、髪を上げる方も多いですからね。普段見えないうなじが綺麗に見えるのもまた良いものです」

京太郎「うなじ、いいですよねぇ」

京太郎「そういえば……俺、着物ならぜひ一度やってみたいことがあるんです」

ハギヨシ「あぁ、アレですね」

京太郎・ハギヨシ「「着物の帯クルクル」」

ハギヨシ「正式名称は帯回しとか。あのわざとらしさ、いいですよねぇ。実際には着物の構造的に女性側の協力も必須ですが」

京太郎「でも、やっぱりロマンですよね」

ハギヨシ「えぇ。和の心ですね……誰もが一度は憧れますよ」

京太郎「こう、帯を緩めて着物をはだけさせての半脱ぎも捨てがたいんですけどね」

ハギヨシ「『和服というのは、脱がせたくなるような物が一番』、和服を作り続けている人間国宝の言葉だそうです」

京太郎「全く、素晴らしい言葉ですね」

ハギヨシ「さて、京太郎くん。今日は何月何日ですか?」

京太郎「何って……1月1日の正月ですよね」

ハギヨシ「そう、お正月です。お正月、着物……ここから連想されることと言えば?」

京太郎「……そうか……姫初めですか」

ハギヨシ「正解です」

ハギヨシ「着なれない着物を着ての初詣、しかし緩む帯。直そうとするも徐々に徐々に着物は肌蹴ていき……」

京太郎「最後は着物のまま……いいですね」

ハギヨシ「綺麗な着物を汚す背徳感、ふふふ、素晴らしいものです」

京太郎「着物って、素晴らしいですよねぇ」

ハギヨシ「全くですね。さて、そろそろ皆様の着付けも済んだようですよ」

京太郎「それじゃあ俺達も行きますか。みんなの着物も楽しみですし」

ハギヨシ「えぇ、私もです」


決して忘れてはいけない和の心

形がどうであれ、2人はそれを持ち続けているということだろう

要するに、着物って素晴らしい


カンッ!!