特別編
side阿知賀
※日記発見から中身拝見までの流れは省略します
現在の阿知賀編とはまた別の世界とかそういうのです
時期は秋頃のイメージ

■月▽日

今日は穏乃に誘われて山に出掛けた

この時期は綺麗なんだと楽しそうに案内する穏乃といるのは、実際楽しかった

しかし、山の天気は変わりやすいからか、急に強めの雨が降り出した

穏乃の案内で慌てて雨宿りができそうな山小屋へと駆け込んだ

そこは雨こそ凌げるが、やや古い作りだった

俺達はとりあえず濡れた服を脱いで少しでも乾くように室内に干した

着替えも無いが、濡れた服をそのまま着ているよりは、ということでお互いにかろうじて濡れていなかった下着姿だった

とりあえず雨さえ止めば、と思っていたが穏乃が結構寒そうにしていた

小柄で身体の肉も薄い穏乃をそのままにしておくのはと思い、一応断ってから穏乃を抱き締めて暖めた

俺より薄着だった分、穏乃の体は冷たかった

が、俺の体温で暖まったのか、気付くと穏乃は眠っていた

雪山でもないし、そのまま雨がやむまでしばらく寝かせてやった

その後、雨が止み、日も差していたので穏乃を起こし、多少湿ったままの服を着て山を下りた

下りた後、穏乃から「今日はごめん、それとありがと……あったかかった」そう言われ、穏乃は走り去って行った

風邪引かなきゃいいんだがなー

俺も今日はあったかくして早く寝よう

玄「わー、下着姿で抱き締めてもらうなんて、穏乃ちゃん大胆だね!」

穏乃「ち、ちがっ……別に変なことはやってませんよ!」

晴絵「ほーう……まぁ深くは追及しないでおくけど、よく抱き締めてもらうこと許したわね」

穏乃「あー……それはそのー……」

宥「どうしたの?」

穏乃「許したっていうか……寒いかって聞かれて、寒いって返したら……いきなり抱き締められまして……」

憧「い、いきなり!?」

灼「京太郎……」

穏乃「あ!そんな無理矢理とかじゃないですよ!私も嫌じゃなかったし……あっためようって、必死だったとかで……」

晴絵「おー、あの穏乃が完っ全に乙女の顔だわー」

憧「くっ……やっぱり穏乃だからって言っても油断できないか」

灼「強敵ばっかり……」

玄「おもちあるからって油断できないな……」

宥「私も頑張ろう」