特別編
清澄高校麻雀部の人々

いつもと大分違った特別編です
1週目とも2週目ともまた別の世界で、とあるゲームのパロです
京太郎は清澄の麻雀部にいます。時期は年末くらいです
※キャラ崩壊などアリ、そういうのがNGな人は数レスほどスルーでお願いします



バサッ

京太郎「ん?なんだこれ?」

年末の、大掃除前

みんなより先に来て早めに掃除をしていたら、それを見つけた

棚の牌譜やノートの整理中、端っこの方に隠すように置かれたいたそれは、他の物を動かした拍子に倒れていた

表紙は見えなかったが、ページが開いた状態で出てきたそれは大学ノートのようで、何か書かれていた



○月○日 久

最近須賀くんに雑用を任せっぱなしになってる

今度なにか奢ってあげよう



○月○日 まこ

京太郎がうちの店の手伝いまでしてくれた

給料多めにするよう言うとこう







京太郎「……先輩たち、いや、女の子の日記か日誌か?」

それは竹井先輩、染谷先輩、和、優希、咲の5人みんなで書き込む日記のようなもので、主に俺のことが書いてあった







○月○日 優希

京太郎がタコスを作ってくれたじぇ!

最近また美味くなってる!!



○月○日 和 ☆

須賀くんがまた私の胸を見ていました

夏服になってから、以前より視線を感じます

ちょっと控えてほしいです



○月○日 咲 ☆

京ちゃんに迷子から見つけてもらった

嬉しかったけど、帰り道に私がいると教えてもらったという女の人にお礼に行っていた

迷子になったのは私のせいだけど、女の人の胸を見て鼻の下を伸ばさないでほしい







京太郎「……こんなこともあったなー」

女の子の日記を読むことに多少いけないとは思うが、書いている内容にその時のことを思い出し、懐かしく思う

なんでこういう風に書いているのかは分からないが、あの時ありがたかった、嬉しかった、と書かれているのは悪い気はしない

京太郎「さて、こっそり書いてる物っぽいけど、あんまり見てると悪いし……アレ?」

無言でページをめくる

ノートには、まだ続きがあったようだ







○月○日 久 ☆☆

最近須賀くんに他校の知り合いが増えたみたいだ

美穂子やゆみからもよく話を聞く

いつの間に連絡先を交換したのかしら



○月○日 まこ ☆☆

ここ数日京太郎が店の手伝いをしてる時、高校生の客が多い気がする

今日なんて鶴賀の妹尾や風越の吉留、龍門渕の沢村まで来ていた

執事服にしたせいか?



○月○日 優希 ☆

クラスの人から京太郎のことを聞かれた

いっそウチの部のマネージャーに欲しいとか言われたけど、渡す気はないじぇ



○月○日 和 ☆☆☆

玄さんから須賀くんのことを聞かれました

玄さんと胸の話をしていたらしいです

そんなに胸がいいんですか



○月○日 咲 ☆☆☆

東京で京ちゃんと出かけようとすると、用事があると言われて断られた

和ちゃん達と出かけると、他校の女の人達と仲良さそうな京ちゃんを見つけた

他校の人と仲良くなるの早くないかな?



○月○日 久 ☆☆☆

東京に来てから須賀くんを訪ねる他校の女の子が多い

東京でナンパでもしたのかと思ったが、女の子達の様子からして違うらしい

何をやっているのかしら



○月○日 まこ ☆☆☆

京太郎に冗談半分で執事服を渡したら、見事に着こなしおった

そのせいか、何人もの女子が来た

写真まで取って、有料にすりゃ良かったか



○月○日 優希 ☆☆

京太郎のタコスを花田先輩に渡したら、かなり評判が良かったみたいだじぇ

ただ、わざわざ新道寺の人、それ以外の学校の人もレシピを京太郎に聞きに来た

京太郎はわざわざ全員に振る舞っていた。おかげで私の分が無くなった

くうくうおなかがなった



○月○日 和 ☆☆☆☆

須賀くんが他校の胸が大きい女の子たちといました

視線は明らかに胸にいっていた。なのに女の子たちは気にしていない様子でした

宿舎の戻ってきても、私の胸を見ていまいした

なんともいえない気持ちになりました



○月○日 咲 ☆☆☆☆☆

京ちゃんがお姉ちゃんと、お姉ちゃんの学校の人達と仲良さそうにしていた

お姉ちゃんと、お姉ちゃんのとこの大将の人は京ちゃんの腕にわざとらしく抱き着いていた

許せない

何かに急かされるようにページをめくる

危険だ

この先は見てはいけない

今すぐノートをしまって、何も見なかったことにしないといけないと俺の本能が言っている

でも、ページをめくる手が止まらない






○月○日 久 ☆☆☆☆

須賀くんは他校の3年生と盛り上がっていた

わざとらしくうちに転校しないか?なんて言われてて悩んでいる様子だった

冗談なのに、何を言っているのかしら



○月○日 まこ ☆☆☆☆

次鋒戦で当たった奴らと飯を食っていた

似顔絵か何か書いてもらってデレデレしよって

胸とかわしと差無いじゃろ




○月○日 優希 ☆☆☆

他校のちっこいのと京太郎が話していた

いきなり抱き着かれて、慌てて赤くなりながら振り払っていた

私の時はそんな素振り見せなかったくせに……




○月○日 和 ☆☆☆☆☆☆

今日の須賀くん

2人でテレビの試合を見ながら真面目な話をしているのに胸を見てきます

やんわりと注意をすると、テレビで試合に出ている胸の大きい選手を見ていました

許せません



○月○日 咲 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今日の京ちゃん

わざわざお姉ちゃんとそのチームメイトにお菓子を作っていた

私には試作品というをくれた

でも許せない



○月○日 久 ☆☆☆☆☆

わざとらしく体を寄せてくるプロ相手にもデレデレしていた

許せない



○月○日 まこ ☆☆☆☆☆

他校の眼鏡を掛けた巨乳の娘と眼鏡を外すかどうかの話

許せない



○月○日 優希 ☆☆☆☆

ちっこい奴らに囲まれていた

なんで私だけ扱いが適当なんだ

許せない



○月○日 和 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆

また胸を見てきます

胸の大きい娘の試合ばかり見ています

許せません



○月○日 咲 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今日の京ちゃん

迷子になっていたお姉ちゃんを見つけて手をつなぐ

転びそうになったお姉ちゃんを抱き留める

絶対に許さない







須賀くん(許せない) 京太郎(許せない) 京太郎(許せない) 須賀くん(許せません) 京ちゃん(絶対に許さない)

許せない許せない許せない許せません絶対に許さない許せない許せない許せない許せません絶対に許さない許せない許せない許せない許せません絶対に許さない




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その表紙を、俺は今、やっと見た



りゅうもんふちグループ発行、よいこのめっさつしりーず、ジャ●ニカ暗殺帳「ふくしゅう」



そして、やっと気付く

背中に感じる、5人の気配を……

なんてこった

俺に伝統の不条理デッドエンドが用意されていたなんて―――

「須賀くん?」「京太郎?」「京太郎?」「須賀くん?」「京ちゃん?」




カンッ!!







京太郎「……はっ!?」

不意に飛び起きる

どうやら俺は麻雀部のベッドで寝てしまっていたらしい

時間は、まだみんなの来る前だ

早めに来て、掃除を先に始めようと思ってはいたが

京太郎「……うわ、なんだこのすごい汗」

全身に冷や汗をかいている

変な夢でも見たか?

京太郎「……やめとこ、ロクな夢じゃない気がするし。顔洗って、掃除でもやっとくか」

俺は起き上り、顔を洗うために部室の外に出る

まだみんなは来ていない

早いとこ、済ませてこよう





「ふふっ」「ははっ」「あはっ」「くすっ」「ふふふっ……ねぇ、京ちゃん?あんまり、悪いことしちゃ、駄目だよ?」



カンッ!!