特別編
side白糸台
※京太郎は昔から照と知り合いという設定です。日記発見から中身拝見までの流れは省略します
×月○日
今日学校に行ったらやけに視線を感じる
後、なんかヒソヒソ話してるのを見るし、男友達からはめちゃくちゃ叩かれた
そのまま放課後、部活に行くと、部室に入った瞬間みんながこっちを向いた
全く身に覚えがない状態だったが、先輩の1人が虎姫ってマジか?と聞いてきた
なんのことか分からなかいと言うと、とにかく虎姫の部屋に行けと言われた
そのまま虎姫の部屋に行くと、部屋の『須賀京太郎専用ハーレム』というプレートが掛かっていた
なんだこりゃー!!とマジで大声を出してしまった
近くを歩いていた人がえ?違うの?とか聞いてきたけど違うに決まってると言った
だが、昨日から掛かってて学校中の噂になっているらしい
朝からの事全部に合点がいった。犯人誰だー!!
そのまま部屋を開けると照さんが居た
照さんは営業用スマイルでこう言った
「おかえりなさいご主人様」
犯人は照さんだと確信した
その直後に来た菫さんも自体を今知ったらしく、激怒していた
照さん曰く、ちょっとした悪戯だったらしい。悪戯で済んでねーよ
菫さんと俺の話し合いの結果、照さんは1週間お菓子抜きが決定した
照さんがすごい絶望的な顔をしていたが知るか
ちなみにプレートは『宮永照、ただいまお菓子断ち中』に変えといた
誠子「あぁ、これか……クラスのみんながやけに良かったねとか言ってきたな」
尭深「私は『胸は一番だしね』って言われた」
淡「私はふつーだったなー」
菫「お前らまだいいだろ……私なんかえらく心配されたぞ。本当に大丈夫か、とか疲れているんじゃないのか?とかばっかりだった」
誠子「真面目な弘世先輩がハーレムって、ありえませんしね」
菫「全くだ」
照「あの時の一番の被害者は私」
菫「黙れ愉快犯」
照「普段みんながくれるお菓子も無かったし、京ちゃんが手回しして家でもお菓子ないし……辛い日々だった」
淡「あはは。おかげで部活の時何人も飛んでたよねー」
菫「まだいい方だろ。下手に騒ぎが広がってたら須賀が刺されていてもおかしくないぞ」
尭深「ちょっとシャレになってないですね」
照「……京ちゃんをこのままマネージャーにする予定だったのに仕方ないか」
誠子「どういう作戦だったんですか」
最終更新:2015年08月06日 19:15