特別編
京太郎とハギヨシ
時期はインハイ以降です。一部インハイ中のシーンがあります。また、日記形式ではありません
※完璧執事なハギヨシさんが好きな方は読まないことをおすすめします



▲月●日 昼

ハギヨシ「京太郎くん、庭の掃除ですが…」

京太郎「終わらせておきました。倉庫の方も少し散らかっていたんで片づけておきました」

ハギヨシ「ありがとうございます。では私はお嬢様と少々外出するのでその間に屋敷の掃除と食材の買い出し、それから花壇の水やり」

ハギヨシ「それら全て終わってから、各道具の整備までお願いしますね。ああ、整備が終わったら皆さんにお茶とお菓子をお出しして、一緒に休憩してください」

京太郎「はい、分かりました」

純「……しっかしあいつすげーなー」

一「ん?あー、京太郎か。今休んでる人達の分のバイトだったよね」

純「あの仕事量、普段ハギヨシさんがやってる分全部だろ。他のメイドや執事なら1日かけても終わらねーのに」

一「半日、下手したら数時間でやっちゃうからねぇ。今いる他のメイドや執事からの評判もいいし」

純「ハギヨシさんなら2時間……いや、あのレベルは無理か。でもハギヨシさんレベルになる日も遠くねーよな」

一「ハギヨシさんが色々教えてて、今回のことでハギヨシさん自らの提案でバイトとして来てるらしいよ。確か、友人がバイトとして来てくれる、って言ったってさ」

純「へー。あのハギヨシさんの友人ね。どうやって仲良くなったんだか」

一「さぁ?ネット麻雀とか、タコスづくりとかがきっかけって言ってたし、案外共通点があるんじゃない?」






インハイ団体戦、数日前

京太郎「くっそ、タコスを早朝に売ってる店なんてさすがに東京にもねーよ」

京太郎「いっそ手作りするかな……でもタコスの作り方なんて知らないし、そもそも料理自体ほとんどしないしな……」

ハギヨシ「おや?京太郎くん、どうしたんですか?」

京太郎「ハギヨシさん、実は…」

説明中

ハギヨシ「…なるほど、でしたら私が教えましょう」

京太郎「いいんですか?」

ハギヨシ「ええ。友人が困っているんですから、助けるのは当然のことです」

京太郎「あ、ありがとうございます!」

ハギヨシ「では、簡単な基本から教えて、そこから簡単なレシピを教えましょう。まず調理室を借りることからですね」

京太郎「じゃあ俺ちょっと行ってきます」

数時間後

京太郎「今日はありがとうございます。おかげで助かりました」

ハギヨシ「いえいえ。それにしても京太郎くんはかなり筋がいい。どうです?執事などを目指しては」

京太郎「あはは。ハギヨシさんにそう言ってもらえるなんて光栄ですね。そうですね、アリかもしれませんね」

京太郎「それにしてもこのレシピ、分かりやすくて作りやすい、いいレシピですね。そうだ、少し聞きたいことがあるんです」

ハギヨシ「なんでしょう?大体のことは大丈夫ですよ?」

京太郎「ちょっと待ってください。確か、この漫画のレシピなんですけど……鞄の奥にあったかな?確か……うわっ!?」ドサドサッ

ハギヨシ「大丈夫ですか?手伝いましょう」

京太郎「すいません、鞄ひっくり返しちゃって。あーあ、中身が全部出ちまったかな」

ハギヨシ「ああ、この本で……」

京太郎「え?ハギヨシさ……」

ハギヨシ「こ、これは……」金髪ロリ物エロ本、貧乳露出物エロ本

京太郎「!?」

京太郎(し、しまった!!あれは副会長に餞別にと押し付けられたエロ本!!しかもよりによって衣さんと一さんそっくりの女優の表紙!!)

京太郎(くっ……趣味じゃないけどエロ本自体の質や満足度が高いから捨てずに置いたのが墓穴だったか!!)

ハギヨシ「…………京太郎くん」

京太郎「は、はい!!そ、それは……」

ハギヨシ「なかなかいい本をお持ちですね」

京太郎「…………はい?」

ハギヨシ「いや、さすがにここまで衣様や一様にそっくりとは……私でもやや似ている程度を見つけるのが限界だったのに……」ペラペラ

ハギヨシ「しかも単なるロリ、露出だけでなく、他のページにはその趣味が無い人間でも手が進むほどのもの……」ペラペラ

ハギヨシ「そして細かく多種多様なニーズに対応し、かつ1枚1枚のクオリティも高く、本そのもののボリュームもある……素晴らしい」パタン

ハギヨシ「これほどの物を、一体どうやって……」

京太郎「それ自体はとある人からもらったものです……ロリや露出は趣味じゃないですけど、素晴らしいと感じました」

京太郎「俺本来の趣味は……こっちです」巨乳物エロ本、巫女物エロ本、ナース物エロ本

ハギヨシ「ほう……これもなかなかのもので……私はこちらを」メイド物エロ本、姉妹丼物エロ本、ライトSM物エロ本

ハギヨシ「少々マニアックなものもいくつかありますが、今はこれくらいですね」

京太郎「ほほう、これはこれは……しかし意外ですね。ハギヨシさんがここまでとは」

ハギヨシ「ふふふ、私も男でしてね。あまりこういうことを話せる機会がないもので、ついはしゃいでしまいました」

京太郎「いえいえ、男なら当然のことですよ……おお、この子はまた智紀さんにそっくりで」

ハギヨシ「見つけるのに苦労しましたよ。どうです?そちらはお貸しするので、こちらを借りても」

京太郎「どうぞどうぞ。そうだ、実はインハイでこの本そっくりの子を見つけまして」

ハギヨシ「興味深いですね。詳しくお願いします」

京太郎「ええ、確か…」





▲月●日 夕方

ハギヨシ「ただいま戻りました。これは旦那様から預かった本日の給料です」

京太郎「ハギヨシさん、ありがとうございます」

ハギヨシ「そしてこれは先日借りたものです……しかしまた白糸台の渋谷さんにそっくりでしたね」和服巨乳物エロ本

京太郎「ええ。和服がまた似合っていたでしょう?」

ハギヨシ「素晴らしいです。そちらはどうでした?」

京太郎「病弱ながらも精一杯のことをする……病弱娘物、想像以上に素晴らしいですね」

京太郎「新しいことに気付けましたよ。また千里山の怜さんにそっくりなのがいいです」病弱娘物エロ本

ハギヨシ「いえいえ。多少マニアックですが」

京太郎・ハギヨシ『そこがいい』

ハギヨシ「……ふっ、私はいい友人に巡り合えました」

京太郎「それは俺もですよ」

ハギヨシ「これからも、よろしくお願いします」ガシッ

京太郎「こちらこそ、よろしくお願いします」ガシッ



透華「ハギヨシに京太郎さん?あら、こちらに居たんですね」

衣「んー?2人とも握手か?どうしたんだ?」

智紀「……友情の握手?」

透華「みたいですね。ハギヨシもあんな楽しそうに笑って……嬉しい限りです」

衣「うむ。家族もいいが友達もいいからな」

智紀「ん……私達も、どう?」

透華「いいですわね」

衣「わーい」


京太郎とハギヨシ、様々なことが違う2人ではあるが、2人の男は硬い友情で結ばれた者同士である

エロ本の貸し借り、性癖の暴露などのハイリスクなこと、硬い友情で結ばれた者同士にしかできないのだから


カンッ!!