昨日の京は今日のシロ


京太郎「あの、案内してくれるのはとても助かるんですが・・・」

シロ「なに?」

京太郎「なぜ俺が白望さんをおんぶしてるんですか・・・」

シロ「気にしない気にしない」

シロ「それに役得でしょ?」

京太郎「なんでです?」

シロ「だってさっき駅のホームで胸ばっかり見てた」

京太郎「       」

シロ「良かったね今京太郎の背中に当たってるのはさっきまで京太郎がガン見してたものだよ」

京太郎「             」

シロ「女の子は男子のそういう目線に敏感だから注意しないとすぐ嫌われちゃうよ」

京太郎(モモのおもちガン見しててもモモには何も言われなかったのに・・・・)

シロ「この先の交差点を左に」

京太郎「はいはいっと」スタスタ

シロ「ここ」

京太郎「え? ここってただの家じゃないですか?」

シロ「だからここ」

京太郎「?」

シロ「私の家」

京太郎「!!?」

シロ「案内したから」

京太郎「いやいや俺は旅館の方に案内してほしかったんですけど!」

シロ「ここに泊まったらいい」

京太郎「会ってまだ3時間くらいしか経ってない人をそんなことの誘っちゃダメです!」

京太郎「いいですか白望さん。女の子はそう簡単に男を家に入れちゃいけないんですよ。じゃないと狼さんが現れて女の子を襲ってしまうからです!」

シロ「京太郎はそんなことしないでしょ?」

京太郎「しないですけど、でもダメですってば」

シロ「ちぇー仕方ない。今日は諦める」

京太郎「なんですかその明日もみたいな」

シロ「だって家族旅行でしょ? 何日いるか知らないけど」


シロ「それと携帯持ってる?」

京太郎「持ってますけど・・・」トリダシ

シロ「じゃ、赤外線送して」

京太郎「俺のなんかでいいんですか」ポチポチ

シロ「京太郎のがいい」

京太郎「・・・・・わざとっすか?」ソウシン

シロ「ばれたか」ジュシン

シロ「今日ありがと。帰ったらメールしてね京太郎」ガチャ

京太郎「いやあの、俺の宿泊先は!?」

シロ「隣のホテルでしょ?」

京太郎「!?」

シロ「じゃ」バタン


京太郎「まさか本当に隣のホテルだとは思わなかった・・・白望さんってすげー」


シロ(ふふ・・・初めて男の子のメアド手に入れた)

シロ(早くメール来ないかな・・・・)

シロ(やる気出しすぎた・・・もうだめ・・・ダルい)zZZ




わんこの名前にシロってつけること多いよね


京太郎「岩手といったらやっぱりわんこそばだよな!」

シロ「そうだね」

京太郎「あのいい加減降りてくださいます?」

シロ「それは出来ない相談」

京太郎「さいですか・・・」

シロ「あと、わんこそばだけじゃないよ」

シロ「冷麺とかじゃじゃ麺もある」

京太郎「じゃじゃ麺ってなんです?」

シロ「甘辛い肉味噌味の麺料理」

京太郎「なるほど・・・」

シロ「食べ物ならたくさんある」ドヤッ

京太郎「全部まわりませんからね!」

シロ「あ、そうだ」

京太郎「どうしました?」

シロ「慰霊の森の近くにだけは絶対行かないでね」

シロ(京太郎には私が乗ってるから大丈夫だよね)

京太郎「確か日本最恐の心霊スポットって前テレビで放送されてましたね」

シロ「うん、だからダメだよ」

京太郎「そんなとこは行きたくないですよ流石に」

シロ(京太郎が呪われたらおぶってもらえなくなるし)

シロ「ほら早くしないとわんこそばが逃げるよ」

京太郎「全く・・・白望さんは歩いてないじゃないですか」

シロ「細かいこと気にしてると嫌われる」

京太郎「わかりましたよー」


※この後わんこそばとじゃじゃ麺と冷麺を制覇したのは別の話っす




シロもお世話好き?


京太郎「なんかすいません」

シロ「気にしてないから大丈夫」

京太郎「こっちの土地勘ないんで頼れる人が白望さんしかいなくて」

京太郎「迷惑だったら遠慮しなくて言って下さい」

京太郎(なんで白望さんはワンコールで電話に出れるんだろうか・・・)

シロ「どうかした?」

京太郎「ちょっと考え事をしてて」

シロ「そっか」チョンチョン

京太郎「なんです?」



            --   >   ̄   ` 、  __
         /     ム __      `/    ヽ  _
        ム      >   | '' <  ,'  お  ,´ -- `
         >   ´  ..-||  ̄T  ニ二 !  .ん   |   ヽ
      /     Y:::。::|| i | -―― |   ぶ   | \
      ,         乂:::::||/ =-    /   し  |   ヽ
.      /          〃/      ̄!  て  |
     /      `      /  -‐ ''"/  ',   :  | ヽ
     l  !}            i/    ∧.  :  /  l
    ',           __  〃|    / 、___/ }  |
   / 、        Y:::。::|| //!   イ   /   ,'  !
 ̄ \   \        乂:::::|| 〃 イ/    '    /   、
\  \_ \          ||// /  /   /  ヽ
  \ ´   ヽ>x        /   ./!    / /ヽ 、
  /         \ ヽ  ー、 /    /     / /  ヾ  、
  /           ヽ / ー‐/ 〃  / /   ' .{/ヽ   } } !ヽ
. /            |!〃  !∥  / 从   | |!  l  j  リ }



シロ(やっぱりこの背中・・・落ち着く)クンクン

シロ(それにいい匂いもする・・・)

京太郎「あの、首元に息がかかってくすぐったいんですけど」

シロ「どんまい」

京太郎「ちょっとなんで俺が励まされてるのかわかんないんですけど」

シロ「うるさいなぁ」

京太郎「・・・・・・」ユッサユッサ

シロ「そんなに背中に押し当てたいの?」

京太郎「違います! 無言の抵抗ってやつですよ!」

シロ「仕方ないな・・・ういやつめういやつめ・・・・だる・・・」

京太郎「はじめからやらなきゃいいのに・・・」

シロ「そういえば今日は私がお弁当作ってきた」

京太郎「明日は槍が降るんですか外には出ないでおこう」

シロ「そんなこという人には食べさせない」

京太郎「冗談です。白望さんのお弁当たべさせてくださいっ」

シロ「仕方ないなぁ」

シロ「じゃあ、そこの広場の芝生にいこっか」

京太郎「了解っす!」








京太郎「で、シロさんなにしてるんです?」

シロ「なにって食べさせてあげようかと」

京太郎「いやいやいやそれくらい自分で食べられますしそこまでしてもらわなくても大丈夫ですから」

京太郎「他の箸あります?」

シロ「だるいから持ってくるの忘れた」

京太郎「        」

シロ「ほら早く口あけて」

シロ「あーん」

京太郎「アーン」モグモグ

シロ「どう・・・かな?」ウワメヅカイ

京太郎「めちゃくちゃ上手いっす」ニコッ

シロ「そっか」

シロ「まだまだあるからたくさん食べてね」ニコニコ

京太郎「もちろんっす!!」


※京太郎に全部あーんで食べさせましたがそれは別の話・・・だるいし






さよらなは言わないよ また会おうね


京太郎「白望さん」

シロ「なに?」

京太郎「やっぱりおんぶさせるんですね」

シロ「もちろん」

シロ(もうこの背中には乗れないかもしれない・・・ね)クンクン

シロ(この匂いとも・・・・)

京太郎「泣いてます?」

シロ「そんなわけない」

京太郎「そうですよね。白望さんには涙は似合わないっす」

京太郎「いつも通りだるそうにしてくれた方が白望さんらしいっす」

シロ「そっか」

シロ「もう降ろして」

京太郎「自分から言い出すなんて珍しいですね?」

シロ「もう電車来ちゃうからね」

<○○セン デンシャガトマリマース
<ハクセンノウチガワマデオサガリクダサーイ

京太郎「そうみたいっすね」

シロ「だね」

京太郎「なんか岩手に来て白望さんに会えてすげー楽しかった
っす」

シロ「私も」

京太郎「長野に帰っても白望さんのこと忘れません」

シロ「シロ」

京太郎「え?」

シロ「白望じゃなくてシロでいい」

京太郎「・・・・はいっ! シロさん!」

シロ「最後に京太郎へプレゼントあるから」

京太郎「え、マジっすか?」

シロ「だから目を瞑ってくれる?」

京太郎「わかりました」メヲトジル





ふわりと鼻をくすぐるような匂い――――。
何度も嗅いだことのあるシロの匂い――――。

その刹那、唇を何かが触れる。
とても柔らかくそれでいて少しだけ湿っているそれは感触を確かめることも出来ず唇から離れていった。

驚いて目を開くとそこには視界いっぱいにシロの顔があった。

シロは悪戯っぽく微笑み



                              イ/
                         > '"  /
                       /   ,, - ''"‐‐-  ,,_       ,
                     /!   = 、        ` ‐-- ''"/
                    -(   ´   ヽ、 ̄` -      彡
                  / ゝ-   ,,      ー--  ニ==彡
                イ  /  /   ヽ         -= ヽ、 __
               (〃 イ     イ   "'' - ,,       ヽ ヽ -=`
                イ   ,'   ,' l  丶    `"''<"''<  }      >
              / /    /! !  ,  !   ヽ ,,     ヽ  ) /"' -‐<
             ( /  // !  l    、  \~"''<  ヽ ./     ヽ、
               {  /〃  il  ̄  三 \ゝ - ,,斗= ミ ヽ} ヽ  }\ 、`
               ゝ { ヽ l}/弐芯示    ´ 以:゚:リ/ l }  l/ 丶) ヽ)
                 j   、!  ゝ‐ '       `¨´  ' / 丶  ヽ
                / l   lヽ',       '     '''  ,' '   } ',   }  あんだのごと
                / l   、              /   / / /〃    好きだって言ってっぺ。
                  ∧ 、、 、 ヽ    -    /ノ, ノイ ノイ
                     `  ̄   ミ゙丶  __ , イ::≦´ ̄ ̄`ヽ
                       , ' _ ノ〔.リ  ,、‐-彡/  / /    ',
                    _/ ´ ム ハ::ゞ=く:.:} ., ー- ..,,__/  /   }
                     γ    {/ {:.:.://       `ヽ__    ',
                 > ´ ̄、ヽ   /::)'< ァ--- == 、   __},,.>  |
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              > ´      /:.:.;.':.:/ィ"´        ノー-rォ- 彡ヽ !
          r ´        ,:.:.:.:':.:.:′          {.  | |     } |
          i        `ミ、,!:.:.:.:.:.:.{          .: :|  | |   y' リ
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.          / ヽ: : : . .   |:.:.:.:.:.:.:.:    ,.ィ´ / ´  ハ      ミ、
         '    `ー-、   |:.:.:.:.:.:.:.:!  "´   '      {         〉
.         {      ',  ';.:.:.:.:./!     ´     }        /
          }        }   ';.:/| |             ハ      /
          !    / ハ     | |       \ /  ヽ _ ,,..イ
          |       '/.',    Vハ         `゙ ヽ
          ゝ __ ,,..ィ    }    ∧ ',           { /
                 ;′   / ∧ハ.          ヽヽ

その後のことはあまり覚えてない。
聞いた話によると顔を真っ赤にしてずっと茫然としていたらしい。
ただ一つ言える事は京太郎のファーストキスもこの時奪われてしまったらしい。





テルスさんの悪夢

桃子「京さーん」フリフリ

京太郎「……」スタスタ

桃子「あれ? 聞こえなかったっすか?」

桃子「京さーん!」

京太郎「………」スタスタ

桃子「ぐぬぬ」

桃子「絶対からかってるっすね!」

桃子「なんで目の前にいるのに無視するっすか! 酷いっす!」

京太郎「………」スタスタ

桃子「…京さん」

桃子「京さん…」グスッ

京太郎「………」スタスタ

桃子「……うわぁぁぁん」ポロポロ

桃子「京さんが…京さんが…」ポロポロ

桃子「私のこと見えなくなっちゃったっす……うわぁぁぁぁぁん」



桃子「京さんっ京さん京さんっ////」スリスリ

京太郎「    」

桃子「京さんっ京さんっ////」スリスリ

京太郎(あ、ありのまま今起こったことを話すぜ…。身体に重くて目を覚ましたらモモが俺の上に乗って身体を擦り付けていた。何を言ってるかわからねぇと思うが俺も何をされてるかわからねぇ…。おもちとかステルスとかそんなもんじゃ断じてねぇ…。もっと恐ろしい者の片鱗を見た気がするぜ…)


※二時間くらいスリスリされたようですが京ちゃんはなんとか理性を保ったそうですが別の話です







ポンコツナース


咲「京ちゃん…大丈夫?」

京太郎「ちょっと熱あるくらいだから寝てればすぐ治るさ」

咲「うん分かってるよ京ちゃん」

京太郎「えっと咲? 目が怖いんだけど」

咲「京ちゃんはいつも無理しちゃうから今回も無理してるんだよねっ」

京太郎「ちょっと待てその手に持ってるものはなんでしょうか…?」

咲「うふふ…これは座薬って言ってね、京ちゃんのお尻の穴にいれるものなんだよ?」

京太郎「いやいいそんなことしなくて大丈夫だから!」

咲「これは京ちゃんのことを思ってのことなんだからちゃんと受け入れなきゃダメなんだよ!?」ゴッ

京太郎「ひぅ!」ビクッ

咲「さぁ京ちゃん」ズイッ

咲「早くズボンを脱いで」

咲「座薬を入れさせて?」ニッコリ


※この後ステルス少女に見つかり京ちゃんのお尻の処女の危機になりますがそれは別のお話です




ステルスヤキモチ


桃子「京さんおんぶっす」

京太郎「ダメ」

桃子「おんぶっす」グイッ

京太郎「なんでそんなにおんぶに拘るんだ?」

桃子「旅行先では別の女の子にしたのに私には一回もしてくれないからっす」

京太郎「なぜバレてる…」

桃子「京さんのお義母さんに聞いたっす!」ニッコリ

京太郎「なんか違和感合ったんだけど気のせいか?」ウーン

桃子「気のせいっす!」

桃子(だって京さんは私の旦那様っすから!!)


※この後めちゃくちゃおんぶした





クンカッカークンカクンカー


桃子「これより第一回を始めるっす」

咲「おー」パチパチ

照「おー」ポリポリ

桃子「まずは私からいくっすよ!」ガサゴソ

桃子「じゃじゃーん」

咲「そ、それはっ!」

桃子「この前(>>)京さんの家に行ったときに拝借したYシャツっす!」ババーン

桃子「今日は皆でこれをクンクンするっす」

咲「え…いいの? だってこれはモモちゃんの宝物なんでしょ?」

桃子「いいっす」

桃子「これを一人でクンクンしても得られるのは少ないっす」

桃子「でも、ここにいる皆で共有して京ちゃんの素晴らしさを確認しあいたいっす」

咲「…モモちゃん」ウルウル

桃子「…咲ちゃん」ウルウル

照「どれどれ」クンクン

桃子「あー照さん独り占めはズルっすよ!」

咲「お姉ちゃん! 次は私に貸してっ!」ゴッ

桃子「京さんのものは私のものっすよー!」



京太郎「あれー、俺のYシャツどこやったかなぁ」ガサガサ


※この後京ちゃんのYシャツを皆で仲良くクンカしました





京太郎はおもちすき


桃子「京さんっ」ムギュゥ

京太郎(うおぉぉぉぉナイスおもちビバおもち!)


シロ「京太郎…おんぶ」

京太郎「はい喜んで!」ヨッコイセッ


咲「京ちゃんっ」ダキッ

京太郎「フッ…」アワレミノメ

咲「    」



咲「京ちゃんが大きなおもち好きになったのはあなた達のせいだよっ!」ウガー

桃子「計画通り」キリッ

シロ「どうでもいい…」ダル


咲「絶対京ちゃんを更生させるんだからっ!」ゴゴゴ


※咲の更正の結果、お尻好きにもなりました。





進学先


京太郎「進路希望調査表かぁ」

咲「そういえば京ちゃんはどこの高校にするの?」

京太郎「家に近いし清澄にしようかなって思ってるんだけどさ」

京太郎「咲はどうするつもりなんだ?」

咲「私は…まだ決まってないかな」

咲「というか京ちゃんはモモちゃんにどこに行くか聞かないの?」

京太郎「聞かないよ」

咲「どうして?」

京太郎「確かに同じ高校になれれば楽しいだろうけど」

京太郎「違う学校になってもこうやって一緒に遊んだり出来るしな」

京太郎「無理に同じ高校入らなくてもいいんじゃないかって思う」

咲「ふーん」カキカキ

京太郎「咲?」

咲「出来たっ」

咲「私、清澄に行くことにする」ピラッ

咲「高校行っても京ちゃんと一緒にいたいから」ニコッ

京太郎「…咲」ドキッ

咲「なんてねっ」

咲「京ちゃんは私がいないと寂しくて泣いちゃうから仕方なく一緒の高校に行ってあげるだけだよーっだっ」

咲(モモちゃんには悪いけど私だって負けるつもりはないんだからねっ!)