咏「ふんふっふ~ん♪」

えり「随分と機嫌がいいですね三尋木プロ」

咏「あっ、わかっちゃうよねぃ~この有り余る幸福感? みたいな~?」ニヤニヤ

えり「……(うざっ)」

咏「まっ、イロイロあってねぃ」

えり「いろいろ?」

咏「最近、面白いおもちゃを見つけてさー。それで遊ぶのが楽しいのなんのって」クスクス

えり「いい年しておもちゃですか」

咏「いいじゃん別に。大人のおもちゃって奴?」

えり「あの、一応放送してるので」

咏「そっかそっかごめんねぃ。でもさー、本当に面白いんだよねー」パタパタ

えり「それほど面白いなら、一度見せて貰っても」

咏「ダメ」

えり「え?」

咏「あれは私のだもん。誰にもやんねー」

えり「そ、そこまでですか? じゃあ飽きたらでもいいので」キョトン

咏「うーん。じゃあ、ふふっ」ニヤリ

えり「?」

咏「ガキが産まれたら、貸してあげようかねぃ」クスッ

えり「へっ?」

                  -‐-
              ''"´. : . : . : . : . : . : `ヽ
              /. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : .
          , '. : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : .
            /. : . : . : : : : : : : : : :. '; : : . : . : . : .‘,
        / . : . : : : : : : : :\: : : :.i: : : : : : : . : . : .
        ,':. : .;' : : : : :__: : : : :.'; : :.:|: : : : : : : . : . :.i
         i. :!. :! : :γ´\: : : : :.i: : :.|:: : : : : : : . : :.:.!
        |i|: :i : :/ iヾ、_i\ : : i: : ::|: : : : : : : . : . :.i
.         i !l: :ト、:/ ,rf'斧 ‘,: :i: : ::l: : : : |i: : : . :.八
          !| i: :iハ ヽ   Vリ  !: !: : ::|: : : : !|: : : . : . :\
           ! i: :.! Vハ.  ´  ,!: !: : ::i : : : 从: : : . : . : ._`ニ== == 、
         __人_!:::∧く   / ! ! : : ;': : :.〃: :ヽ.: : : . : . ` ミヽ     )
.       / \  V | i i\` ー';' : :/ : : /: : : : : : : : : . : . : . \' 、
      / 丶 \ Vl l i __>'": :/: : :./i: : : : : : : : : : : : : ヽ: : :} }
    /≧=x \ \= i,/(_i, ィ≦7 : : ; ' ノハ: : : : : : : : : : : : } ヽノ ノ
  /三≧=- ≧ ニ ,': : /Vl/ /: :/イく)ぅ\__ _: : : ト、 i
  〉三三二ニ==‐-i{: : :! / / イ_): ̄\::. .(_乂_)|`ヽi )
   >‐――‐-=ニ二>'つ/i 〃乂_)::. .: .:(_\:. .: .::..i
 ∠)::. . :: j):. :. ..:.\/ ,fクぅ//::::;' .:: .. :: . . :..∧:.. . .:|
 !ヽ: .. . :: .. :: : :.:. ..\ /ソ' /: :%  _,..:: .. ::. :..(_ハ. .::::!__
. ‘,o)::.. :() . : . (⌒).::....\{イ! ..:x8''" .: く)ノ):. . .:. }.::::i|//∧
  |ソ)::. .::. .:.(⌒○⌒) :. : Y%"゚ .. . .: .(フ〈):. . :%:::::::i| }//!
  !:: . .:ノ). :...(__乂__)::... .:.|ミメ⌒Y⌒):. . . .::... ./::::::::/_,///i
  i .._::::::::::::::::::::::::::::....  . : {\ >Oく:. ...::. . .:::_r‐<|////,'
.  V 〉:::::::::::::::::::::::::::::::....  .:: . ヽ人_)::.. :. .::::}/ !//// //
.  !_)::.: . :   .(V) . ::::::&:.. (ハ::.. . .:: .::::::|//!/// //!
   !: ..:.. .. . .: く)O(フ. :::::::..\::.. . ..: .:.. ..<)(>}ニコ!/////|
   | :. . .::...: (人):. .::人 ::: .ヾrt?.. : <)(> .`i/ | /////!
   l く)ノ)::.. . :. :..::. . . ⌒::. .:. .:Y⌒ :.. .:. .:. .///!/////」
   | (フ〈) .::. ,ノ)::.. . . .:. ..::.. . .. .::. . .:... . .:: .l// | ///
   `!:.. . . .:.⌒′: .. .(乂):. .. .: .::... .:. .:x≦\/!l/\
咏「今夜辺り、仕込むからさ」














咲「それでね、つい夢中になっちゃって」エヘヘ

和「それはよかったです。私も教えた甲斐がありました」

優希「今夜もたっぷり書き込むじぇ」カチカチ

久「荒らしたりしたらダメよ?」

優希「はーい!」

まこ「マナーは大事じゃぞ」

 ガチャッ

京太郎「お疲れ様でーす……って、みんな何してるんですか?」

久「あら、須賀君お疲れ様」

京太郎「ケータイで何か見てたんですか?」

和「あぁ、これですか?」

咲「京ちゃんには関係ないよー」アセアセ

京太郎「おいおい、ハブるなよー」

まこ「まぁ無理もないのう」

久「だってねー」クスクス

京太郎「?」

優希「お前はこれを見てはいけないんだじぇ!」

京太郎「だからなんでだよ!」

咲「それはね、これが――」ヒソヒソ

京太郎「え?」

                    _,.. -- 、__, 、___
              ⌒> ´  ´  ヽ  `ヽ、
                _,.   ´  ,  , 、   | 、 、 ヽ
                ̄7  / / 从  、 |  |  |  :.
                 /イ / /l/  | | | l}从}  |   {
               _/_ { 从ヽ、 { | |/ イ´∨}  :
                 ̄´ {∧ { ○ 从{  ○ }'⌒}、{
                 {从         r-く| \
                     叭   __   八}イ
                   、 └―┘ ィ/∨
                  「¨>-- rく「 ̄ }
京太郎「女性雀士用掲示板?」

咲「うん!」

和「なので須賀君は見れないんですよ」

京太郎「ちくしょー! レディースランチといい、男の俺にも提供してくれよー!!」ワーン

  バターン

久「もう、全く」

咲「放っておいていいんですか?」

久「いいのよ。あと、靖子のツテで、須賀君に特別コーチを用意したし」

まこ「特別コーチ? 誰なんじゃ?」

久「ああ、それは――」

 クスッ

久「三尋木プロよ」











 第二十三章【和っ姦ねー! 迫り来る合法ロリの影!】


 雀プロ 控え室

咏「須賀京太郎?」

靖子「ああ。よければ面倒見てやってくれないか?」

                   . . . -―. .-. .
                . . :´: : : : : : : : : : : : `: . 、
              /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
             ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`
            /: : : : : : : l: : : : : l : :l: : l: : : l : : : : : : :V
             ': :,: : : :l: : :! : : : : |:_:_l_:_:lヽ : l : : : : l :, : V
           l : l : : : !: : :!l: : : : :l丶!、: ! ̄ :l : : : : l: :l: : ,
            | : l: : :斗- l l_:_:_:_:_l N N  ヽ!: : : : :!: :! : !
            |: :| : : ' |:_:_|     .斧芸斥≫: : : : :!: :! : !
            |: :!: : { 《芸芯     弋__り | : : : : ::|: :! : l
           l:.:l: : :l |弋_リ         l : : : : : l: :l : :|   ポクポクポク
           l: |: : :l |: : |  ,        j : /: : : :!: l : :|  
              N : : | !: : !         //: : : : :|: :! : |
            ∧: : ! l : l    _     イ: : : : : : : ': :l : :、
             丶:.ヽ !: :!、       <: : : : : : : : ノ: : ': : : \     /!
             ノ\:.\!:_> イ: : : : : __ y:''"´: : : :/: : : : : :、: : ̄:/
        ___ヽ_/: :l: : :>--<> --l  ̄ .//: : : : : : /ヽ : : : : : : :二ニ=-
       |:::::|   フ : |: : : : |/: :{ / {! / ./: : : : : : /   \: : : : :ヽ
       |:::::|-=ニ , : : |: : : : { : :ヽ  |/  /: : : : : /     \: :、: :Y
       |:::::|  /: : :/}: : :/ !! : !:_ゝ   ./: : : : : /       /  ヽヽ:l
       |:::::|  ,'/: ://: : / l!\!    ./: : : : : /    /      |  }
      r |:::::|-、/{: //: : /  /     .{ : : : : /  .!  /        |
     /  Y ィ ! |//: : /   /     /|: : : : :l   !  /         |
     {   __}   !./ ! : : !  /     / .|: : :!l: |   l /         |
      八  __} 爪/ { : : |=======rヘ===.! : :!l:.;'=== |/           !
      / ヽ / | .', Ⅳ :l ///////`´////\|l/////!        |
      .| | | / | .',  .ヽ!/////////////////////|           !

 チンチーン!

咏「唐突過ぎてわっかんねー! 何もかもがわっかんねー」バタバタバタ

靖子「だから説明した通りだってば」

咏「んー? その清澄の若造の面倒を見ればいいって話?」

靖子「そうそう」

咏「めんどいからパース。弟子は持たない主義なんでー」パタパタ

靖子「はぁ……そう言うと思ったよ。でも、断ると後が怖いよ」

咏「……なんで?」

靖子「大沼プロにチクるから」

咏「なんで?! 関係いじゃんっ!?」

靖子「そこはほら。三尋木プロって、全然指導会とか交流会に出ないからさ」

咏「あー……そういえば、前に弟子の一人くらい持てって」

靖子「それでまぁ、向こうにしても強い男子の一人くらい育てて欲しいってことでしょ」

咏「ふーん。経緯は理解したけど……どうも、育てるってのには向かないんだよねぃ」グテーン

靖子「適当でもいいから二、三日見てやって。そのあとはポイーでいいから」

咏「……はぁ。で、なんで自分で面倒見ないのかねぃ?」

靖子「え? 私は衣を触りに行くので忙しいし」

咏「……あっ、そ」










 数日後

咏「(須賀京太郎……どんな奴が来るのかねぃ)」パタパタ

 確か、清澄の生徒だっけ?
 あの学校には強い子が多かったから、少し楽しみかも……

咏「ま、雑魚かったらすぐにポイすっけどー」グテーン

 コンコン

咏「うぃー。どうぞー」

 ガチャッ

京太郎「し、失礼します!」ペコペコ

咏「おー、お前が須賀京太郎?」

京太郎「は、はいっ! お会いできて光栄です!」フカブカ

咏「頭上げろっつのー。別にそこまでかしこまらなくていいからさー」

京太郎「じゃじゃあ……って、え?」ピクッ

咏「?」

京太郎「三尋木、プロ?」キョトン

咏「いかにもそうだけど?」

                  ___,-、 _, ---- 、
               ,   ´     /  `  < ⌒\
               /        |    :.   `ヽ、
             /     / /   l|    V     `   、
              .'     / , { { | |     | 、   、_ \_
              |     | | | |∧| {   :  ハ  V  、\  ̄´
               | | {/--{ 从  | , |-|、 |  、 \`
            ' | ,..- | | | ,ィtォ=ミ∧ |,ィtォ、} / |l ハ\_、
          /イ{ { r 从 { Vソ   ∨' Vソ/イ |∧}
            ∨乂   \            |/ j' リ
            }∧ ー:.          `   ムl/
            /  、 八    _ _   人
               }イ/|\        /
              「<l|  `  .__/_
              |////>、     | 「/|
              -=≦、[二]//l}    |、}l∧_
京太郎「……よろしくお願いします」

咏「おい待てコラ」ガシッ

京太郎「はぅあっ!?」

咏「何その? 「くそぉ、三尋木プロだなんて聞いてねーよー!」的な顔はさ?」ゴゴゴゴゴ

京太郎「ち、違うんです! 俺、部長から瑞原プロに見てもらえるって聞いてたのであだだだだっ!?」モガモガ

咏「……ふーん?」パッ

京太郎「あいたた」

咏「残念だったねぃ、キツイプロじゃなくてさー」

京太郎「い、いえ。三尋木プロのこともよく知っているので、光栄です」

咏「ま、別になんだっていいけどねー。じゃあほら、さっさと荷物置いて」

京太郎「はいっ!」


 そ の こ ろ


恒子「し、試合終了ー!! 圧倒的点差で勝利したのは瑞原プロだァー!!」

靖子「」

はやり「ねぇ、靖子ちゃん? どうして私じゃなくて……咏ちゃんにお弟子さんの件を振ったのかな? かな?」ゴゴゴゴゴ

靖子「(そりゃあ、犯罪に発展しない為ですってば……)」ガクッ

はやり「……いいなぁ咏ちゃん。私だって、ふふふふっ」ペロリ

咏「んじゃさー。実力見たいからネトマでも打ってもらおうかねぃ」

京太郎「ういっす!」

咏「ちなみに前回大会の成績は?」

京太郎「えっと、県予選の初戦敗退です!」

咏「……あ、そう」

 ダメじゃんコイツ
 強そうなオーラも感じないし……でも、何か違和感はあるねぃ

京太郎「よーし! 頑張っちゃうぞー!」

咏「……」ジィー

京太郎「てやー」カチカチ


 数十分後


KANA:ざっこwww卓抜けるわwww

SATOHA:もう少し基礎を学ぶべきだな

NEKINEKI:負けて涙目の京ちゃんぺろぺろしたいわwww


京太郎「」ズゥーン

咏「(三連続箱割れ。それも合わせて数局のうちに)」


NEKINEKI:あぁ落ち込んだらダメやで! お姉さんが励ましたる!

NEKINEKI:もう一回! もう一回よろ! な? な?

NEKINEKI:京ちゃーん! いぇーい! こっち見とるー?

NEKINEKI:好き好き! 愛しとるでー!! そや! うちのセクシーショットを送ったる! これで元気出しぃや!

NEKINEKI:はぽdj;あkk@おああああああくそおかん案イオだlじゃkyl

NEKINEKI:咏ちゃん、話聞いとるでー 頑張ってなー by 雅枝



京太郎「ふぇぇっ><」

咏「(やっぱダメかも)」ハァ










京太郎「俺、ダメですね」

咏「あ、うん」

京太郎「ふぇぇっ><」

咏「(なんだコイツ)」

京太郎「……すみません、取り乱して」

咏「いや、いいけど。というかまずは根本的な部分から直さないとねぃ」

 ジャラジャラ

京太郎「?」

 ウィーンガシャン

咏「じゃあ、手作りの基礎から教えるから。まずは理牌して」

京太郎「は、はい!」サッサッ

咏「……」

京太郎「出来ました!」

咏「よし、それじゃ……」


 119m 1239p 119s 東東中


京太郎「あちゃー! またこんなゴミ手かよー」

咏「……ん?」

京太郎「よーし、それじゃあツモります!」スッ

 つ南

京太郎「あちゃー、字牌から」タン つ南

咏「……」

京太郎「で、こう回って次が……よし!」つ5m

 つ中 タンッ

咏「……」

京太郎「一歩ずつ前進だ!」

咏「……(コイツ、もしかして)」

京太郎「まずは端っこを整理だな」ヨシ


 十順後


345m 123s 111s 6m   【鳴き 東東東】 


京太郎「ここでリーチだ!」

咏「もういい……見てられない」ブルブル

京太郎「ふぇ?」

咏「まずさぁ!! 鳴いてんだろうが!!!」

京太郎「あ、そうだった!」

咏「次にさ!! なんだよこの打ち筋!! 舐めてんの!? あぁ!?」

京太郎「うっ」

咏「……あっ(やばい、つい熱く)」ハァハァ


京太郎「そんなに俺、ダメでしたか?」ウルウル

咏「ああ。ダメダメ。つーか、役とか覚えてないの?」

京太郎「昔は覚えてたんですけど、最近はネトマばかりで……」

咏「あぁ。ネトマって勝手に計算してくれるからねぃ」

京太郎「はい。なんとなく打ってたら和了れたりするので」

咏「……」

京太郎「ごめんなさい」

咏「いや、それはいいけど。まず一つ、さっきのネトマだけどさ」

京太郎「はい!」

咏「やたらカンしようとしてたけど、なんで?」

京太郎「えっと、俺の幼馴染がそれでよく嶺上開花するんで!」

咏「……次、やたら悪待ちや地獄単騎を好んだのはなんで?」

京太郎「部長がそれでよく和了るので」

咏「……あ、そう」

京太郎「?」

咏「じゃあ、追っかけリーチは?」

京太郎「俺の知り合いの可愛い人がよくそれで和了るので」キリッ

咏「お前馬鹿じゃねぇの?」

京太郎「ふぇぇぇっ><」

咏「(こいつの弱い理由が垣間見えた気がする)」












 十数分後


咏「あー、つまり。お前の周りには強い雀士が沢山いると」

京太郎「ひゃい」グスッ

咏「で、自然とそれらの打ち方を真似してしまう」

京太郎「そうなんです」グスグス

咏「……なんで?」

京太郎「え? だって、ここはほら! 漫画とかでよくあるじゃないですか!」

咏「?」

京太郎「友情のパワーで! 仲間のオカルトが宿る!! みたいな!」

咏「……」

京太郎「みたいな!」

咏「ねぇよ」

京太郎「」

咏「仮にそういう力が存在するとしても、お前には無いってのー」ペチペチ

京太郎「そんなぁ」

咏「そもそも、一人か二人を参考にするならまだしも数十人は多すぎ」

京太郎「で、ですよねー」

咏「お陰で基礎も崩壊、一人一人の能力に合った打ち方を真似れば当然だよねぃ」

京太郎「あ、そっか」

咏「……まぁ、そういうこと。つまり、お前はまず基礎を叩き込む必要があるの」

京太郎「はい!」

咏「それでそのあとでじっくりお前の能力を見つけて、それに合ったスタイルに以降する」

京太郎「大変そうですね」

咏「んにゃ、そうでもない」

京太郎「え?」

咏「本来、自分の能力を見つけるのは相当大変なんだけどねぃ……こうも分かりやすいと助かるねぃ」

京太郎「?」

咏「まだ気づいてないようだけど」


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| 从::::::\  \ヽ |::::::::|                  / ':::::::::::: : :l: : |
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  /:::::\::\::\  \::>       <::::::::::::::_彡 ':::::.:.:.:.}: : :|
咏「お前にはオカルトが宿ってる」

京太郎「!」

京太郎「俺に、オカルト!?」

咏「それも、結構な拘束力のあるね」

京太郎「拘束力?」

咏「まぁ、能力ってのはタイプがあるからねぃ」

京太郎「ほうほう」メモメモ

咏「場や、相手に作用するタイプ。それと、自分自身に作用するタイプ」

京太郎「えっと、大星淡みたいなタイプと……松実玄さんみたいなタイプってことでしょうか?」

咏「そうゆうこと。お前はその後者」

京太郎「つまり、俺の元にはドラが集まりやすい!?」

咏「んにゃ」

京太郎「あったかぁ~い牌が!?」

咏「んにゃ」

京太郎「じゃあ可愛い女の子が!?」

咏「それは知らん」

京太郎「じゃあ! いったい何が!?」

咏「……幺九牌」

京太郎「……はい?」

咏「幺九牌が集まりやすいんだねぃ」

京太郎「あの、1とか9とか字牌の?」

咏「うん」

京太郎「……あ、ふぅーん」

咏「?」

京太郎「……いや、なんかイマイチピンとこなくて」

咏「ぷっ、あはははっ!」

京太郎「な、なんで笑うんですか!?」

咏「いや、こんなに面白いオカルト持ちは初めてみると思ってねぃ」クスクス

京太郎「?」

              .   -‐…‐-  .
              ´               `  、
       /                  \
       /      .. .. .. .. .. ..  .. .. ..      丶
          . .: .: .: .: .: .: .: \:. :. :. :. :. :. .   、
    /    . .:| .: .: .: .: .: ¦:. :. \:. :. \:. :.    `
       . . . .:.| .: .: .: .: .: | i :. , :. :. :. :. :. :. :.   ,
   ;   . . .: .: .:.|  .: .: .: 、_|__j_|ノ|ハ:. :. |i :. :.
   l i. ..: ..:|. .:.| i :. :. :. :. :..| i  | 人 ⅰ:. |i :. :. i |
   | | .: i.: |. .:.|八 :. :. :. :. ∨i,x圻幵竹,:. |i :. :. | |
   | | .: i.: |/l ∧ :. ___ノ 〃 トィ/f心| :. |i :. :. | |
   | | .: i.: | :. ァヒ扞ト′      _)ツ| :. |i :. :. | |
   | i .: .:i.:| 爪 トィ心       ,,,  | :. l/ :. :.. |:八
   | | .: i.: | :. |i'  )ツ           | ; ′:. :. | : :\ /㍊i
   | i ’.: ,.: | :. ||:、 ,,,   ′   ィ   / .: .: .:  ノ|: :/  ㍊i
   |/ V/, |i :. 〈癶     ーく  ノ / .: .: .:  /: : |/   ㍊i
        V 八:. :. V:.ゝ      / .: .: .:  ィ/: : :/    ァ㌻¨:\
       \:. \i:. \:. ≧=ー/ .: .: ≠≪'/: :/   ,ァ㌻¨。 ゚xヘ: \
        }≧=\------辷r< //。※゚l/  ァ㌻¨ ※/。※ハ: `
        /  ;冖冖冖冖/ i/ `X升ォt/ ァ㌻¨ 。※゚/。※゚。※゚| : |
       / / /。※゚.。※゚/: :{※゚/ ゚| | ァ㌻¨: :/。※゚〃※。※゚。※゚| : |
.    / イ/ /※|。/。※/ : : {/。※゚| |¨l : : : /※/゚/゚。※゚。※゚。※゚| ノ
咏「まるで、普段からはぐれ者を引き寄せる力を――持っているみたいじゃん」

京太郎「はぐれ、者?」

咏「いいねぃ。これは育てれば面白くなりそうじゃん」ニヤリ

京太郎「つまりポンコツを集めやすいってことですよね?」

咏「ま、そうとも言えるねぃ」

京太郎「そっかー。俺って、隙あればタンヤオ狙うので」

咏「これまたみみっちぃねぃ。麻雀は火力、パワーに決まってんじゃん」

京太郎「(そういや三尋木プロって高火力アタッカーだよなぁ)」

咏「じゃあ、もう一回やってみっかねぃ」

京太郎「はい!」

 ジャラジャラジャラ

咏「じゃあ山から引いて」

京太郎「九牌かぁ。そういやあまり意識したことなかったなぁ」チャッチャッ


19m 129p 135s 東南西白発


京太郎「……」

: : : : :/ : : : : : :| : : : :|.. : :. ゙、: . ゙、゙、. \
: : : : : |. : : : : :i |: : : :i:|. : : : ∧: :、.i. .i: : . ` 、
.: : : : : !: : : : : | |、: : :| | : : i | !: :|:| : |:、: : : : : : >
: : : : : :| : : |: i 「! ヽート!、: : リ  !: |ハ: ト : | ̄ ̄
.: : :,..-、|: : :i: :|: !゙、 _、!二゙、-| イ: リ ! |ヽ:|
: : / へ.゙、 :丶ヾヽ<´{::::i` ヽ! 1!|:/| :!ノ゙、リ
: :ヽ    \ : :!丶   ̄     Vイ:ハ |\:i
.: : 丶    \゙、        `> リ  `
ヽ: : :`┬ 、  ヾ          /
  i: ;ィノ    U     ,....-ィ /  <ふぇぇぇぇっ
,,:‐レリ    _       ̄ /
゛=!_    \ `ー-、_  _/
::::::゛== 、 \   / ̄ヽ、
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咏「……」

    / .:.:::::::|:::::::|::::::::::::::::::ト、:::::::::::\:::::::::l:::::::::::::.:.:.:.:l.:.:.:.:
    / .:.:.:::::::|:::::lハ:::::::::::::::::|  ;::斗匕::ヽ::::l:::::::i:::.:.:.:.:.:.l.:.:.:.
.    ′.:.:::::::::|:::::| 乂:::::::::::::|/ヾ::| \:::/Ⅵ:::::: l:::::::::.:.::l.:.:.:
   ..i|.:.:..:::::-|-一  >- "   孑斧气メ 〉.|::::::::l::::::::::.:.:l.:.:.
.   |.ハ.:.:::::::|::|::::::|二.        `込 ソ / |::::::::l::::::::::::.:l.:.:.
.   |:{ |.:.::::::|::l/ ::|气メ `       `””’   | ::::::l:::::::::::::.l.:.:::
.   |:{ |.::::::::|从::::込ソ        〃〃   |::::::/::::::::::::.:l.:.:.:
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.      l.::::::::乂入::|〃 ′       /:::::::::::::::::::::::::/::::.:
      l.::::::::::::}::::}:|    - ‐ '′/::::::::::::::::::::::::::/:::::::::
      乂::::::::乂:人./ ̄/〉   ./::::::::::::::::::::> '::|::::::::::::::
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        /::::/  //::::::こ7:::ヽ ∨ /:..:.:.:.:..::/:::::::::::::::
      /:::::::/  //:::::/::/.(@)У/.:(@).:.:.:/::::::::::::::::::
咏「(意識したことで、より力の精度が上がった。コイツ、もしかすると本当に――)」ニッ

京太郎「すげぇぇぇっ!!」 

咏「(それにしても、この能力――)」

 九牌をかき集める、なんて能力
 まるで――【あの人】を倒す為に持って生まれたような能力だねぃ

咏「(もっとも、能力だけで勝てれば楽なんだけど)」

京太郎「やったー! 国士が出来たー!! うわーい!」

咏「これなら基礎なんて放っておける。まずは徹底的に九牌を絡めた和了を意識」

京太郎「は、はい!」


                . . . :´: : : : : : `: . .
                /: /: : : : : : : : : : : : :ヽ
             /: : /: : : : : : / : : : : : :ヽ: : .
              / : :/: : /l: : : ハ―- 、/: : : : :i
.              /: i: : : レ' L: / レ1/l: : : : : :|
        _    {/ |: :|: :芹ぅ    _   |: : : |i: :|
        〈ム       |: :|: :| ヒり   ー‐ |/ : :|l: :|
       マム    |: :|:/| '''' ′   '''' / : : 八 |
          マム     〉: :从  マ フ /: : :: : : :ヽ
.          マム__/: :へ ::> r': :_:_:_:_:_:/: / : : : .
         「`ヽ/: : : : :.\::/7´〃::*/: : :/: : : : : :.
         |::*::*\ イ:*:/: :iУ*:::/ : /\ : : ハ i
         |:*::*::*::トミj:*::{:_ノ:*::/{: :/::*::::*:ヽ' リ
         |::*::*::*::Vハ::*/*::/::*:Ⅳ:/:*:::*::|
咏「最悪チャンタで和了れるように手作りすること」

京太郎「頑張ります!」チャッ

咏「誰に習っていたか知らないけど、周りはお前にオーソドックスな麻雀を仕込み過ぎだねぃ」

京太郎「?」

咏「どうせ最初は字牌を処理、端っこを潰すとか習ったんじゃね?」

京太郎「はい」

咏「そりゃ和了れないわけだ。ま、ネトマばかりじゃオカルトが出ないから気づけなかったんだろうけど」

京太郎「(たった一局だけでそこまで見抜くなんて――さすがはプロ)」キラキラ

咏「なに?」

京太郎「いえ! ありがとうございます! 三尋木先生!」キラキラ

咏「……うっ」ドキッ

京太郎「?」

咏「(な、なんだこれ……// なんか、胸の奥がむず痒い)」ドキドキ

京太郎「あの、どうかしました?」

咏「い、いいから練習しろっての!(この子犬みたいなコイツを見てると、こう、胸がきゅんきゅんする)」ドキドキ

京太郎「えへへっ。じゃあ頑張ります!」ジャラジャラ

咏「(……これが母性なのかねぃ。あぁー! わっかんねー!!)」モジモジ











 数時間後


京太郎「ほひー」

咏「ん。頑張ったねぃ」

京太郎「なんか、今までやってきたこと全てが裏返ったようでびっくりです」

咏「そりゃ価値観が変わるからねぃ。不要だと思ってた牌が重要になるわけだし」

京太郎「……そうですよね。不要な牌なんて無い筈なのに、一九牌や字牌を俺はダメな牌だって」スッ

 ジャラッ

咏「!?」

京太郎「ごめんな。お前たちのこと……これからは、大事にするから」

牌「」キラキラキラ

咏「(初めて見た。これが――牌に愛される瞬間って、奴なのかねぃ)」クスッ

京太郎「あっと。もうこんな時間かぁ」

咏「?」

京太郎「いや、俺まだホテルをとってないんですよ」

咏「は? それで東京まで?」

京太郎「ええ、急な話だったので。でも、そこらのネカフェか知り合いの家にでも」

咏「宛はあんの?」

京太郎「一応は。極めて便利な家に住んでる知人がいるので」

咏「ふーん……?」

 ドクン

京太郎「?」

 ドクン

咏「じゃ、じゃあさ」

 ドクン

咏「私の家に泊まれば、いいんじゃね?」ドキドキ

京太郎「え?」




咏「あ、いやほらさ! ここ数日はこっちで修行するわけだし!」アセアセ

京太郎「そう、ですね」

                        . . -――‐- . ..
                      ´: : : : : : : : : : : : : `: .、
                     /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
                    /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::\
                 /: : : : : : ::i: : : : : : : : :| : : : : : : : : : : : : :.
                   /: : : : : : : ::|: |: : : : : : ::|: : : : :|:: : : : : : : : :.
                 ′: : :|: : : : :|: |: : : : : : ::|: : : : :|: : :|: : : : : : :.
                    : : : :l: |::|: : :.:l从: : : : : : :ト、: : :.:|: : :|: :.:| : : : ::
                    : : : :l: |::|: : :.:|  \:: :、_:_|__\::」: : :|: :.:| : : : ::|
                    : : : :l: |:.|_:_;:イ     ̄ ̄__ _,)ハ: :.:|: :.:| : : : ::|
                    |::i : l: i∧: : :l___     斗斧i^狄 : |: :.:| : : : ::|
                    |::| : | : :∧:: :「苅     V以  }:ノ:.:.:.|: i:.: :.:|
                    |::| : |: : : :iハ::|i以       ,,,  j/: :.|: |:.: :.:|
                    |::| : |: : : :|.:l::| ,,  '       /: : : : |: |: ::从
                    l八 八: ::八人     v ´} / : : : : : 八|: : : : \__
                 \|\: ::\≧: .. .._ ー/: : : : : ::.イ: : |: : : : : :.:Χ⌒
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             /※)..... (※||/..+......|※)l.|: : ∨※./...(※|: :/....+./.... Ν
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         /+....(※).. +...〈/..(※)/...+./※)....+../※)..... +........./..※)... +.. |
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咏「私の家は広いしー? どうせ一人暮らしじゃん、みたいな?」アハハ

京太郎「ひ、ひとり暮らし!?」カァァ

咏「うっ、な、なな何をエロいこと考えてんのかねぃ? そ、そそそんなことあるわけないし!」

京太郎「で、ですよねー(そもそも体型的に)」

咏「あ?」

京太郎「イエナンデモアリマセン」

咏「と、とにかく決まり!拒否権は無いんじゃね? しらんけど!」

京太郎「えっと、俺としてはありがたいんですけど……本当にいいんですか?」

咏「まぁねぃ。その代わり、夜もみっちり特訓だから」ソワソワ

京太郎「はい! 望むところです!」ニッ

咏「可愛い」

京太郎「へ?」

咏「あ、いや。なんでもないんじゃね!? なくね!?」アセアセ

京太郎「いや、知りませんけど」

咏「うっさい! いいから付いてこい京太郎!」

京太郎「はいっ! 待ってください師匠ー!」

 タタタッ








???「……みぃつけたぞぉ★」









 三尋木邸

咏「入って、どうぞ」

京太郎「はぇ~、すっごい大きい」

咏「これでも稼いでるからねぃ」

京太郎「さすがは日本代表! いいなぁ、これくらい強くなれたらなぁ」

咏「なれるんじゃね?」

京太郎「え?」

咏「この私が教えてるんだから、当然じゃん」ニッ

京太郎「は、はいっ!」

咏「よし。んじゃ、着替えるの手伝って」

京太郎「……え?」

咏「帯、解くの手伝って」

京太郎「……いいんですか?」ゴクリ

咏「いいからほらほら」

京太郎「じゃあ! やります」ガシッ

咏「ん?」

京太郎「えーいよいではないか、よいではないかー!」グルグル

咏「あ~れ~」クルクル

京太郎「ぐふふふっ」

咏「って、何やらせとんじゃぁぁ!!!」チョップ!!

京太郎「あべしっ!!」

咏「たくっ。帯外すのだけでいいんだっつぅの」プンスカ

京太郎「ずみまぜん」シクシク

咏「じゃ、着替えてくるから」

 ガチャ バタン

京太郎「……この部屋いい匂いするなぁ」ポワーン

 ソワソワ

京太郎「(そういや三尋木プロって自宅だとどんな格好なんだろう)」ドキドキ

京太郎「さすがに着物は無いだろうし」ウーン

 オーソドックスにパジャマとかかな

京太郎「ありえそうだ」ウンウン

 ガチャッ

京太郎「!?」

咏「いやー、今日はあっついねぃ」テクテク

京太郎「な、なっ?! なにぃぃ?!」

咏「んっ? お前もアイス食べる?」

               _      <´   }       , イ
         r‐< _ `}_r<   ><´       <  l
        /⌒ヽ  .\ {`x .,>'"´   `ーr ´     ,r― 、
      f'⌒ ヽ \ jノ/¨´  __ -‐ }   /     `ヽ
      l >、  〉/ノ / ./ ̄〃 ヽ _ノ  ./{           ',
      l     ノ  ノ /   .〃        l        l
      〈      ,r'´ ./ , 〃           /ハ          l
.     {     l   /  l ,{{         ノ《 、}        l
       l     l  ./  {/《k    ≦ ´: : :\ |         l
      |    .l /  /:人:.《k=≦´: : :.__i^l__: : :{        |
      |    .レ'   ./: : Y:.:/: : : : : : :.:`┐r┘: :l        |
       l    ',   {: :/: : :{: : : : : : : : : :.U: : : : l         l
       |     ',  ∨: : : : : : : : : : : : : :.:。°:l         |
       |     ',  乂: : :ハ:.: : : : : : : : : : _,r彡l.         l
      l      }   ∧`´: :ヽ: : : : : : : : : : : : :.:l       l
.       l        /  v\: : :`ー´: : : : : : .:.:.:.|         l
      ヽ     /    }: :.\: : : : : : : : : : : : :.l.       l
         `   /   /〈: : : : : : : : : : __ノ: :l      {
            〈 ̄》Yハ\:. : : : : : : : : : : : : : :}   {   }
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                  { ̄/ ',               l      l
                `´   ',  、.          l      l
京太郎「チューブトップにホットパンツだとぉぉぉぉぉ?! しかも髪はアップ!?」

咏「なぁーに興奮してんのかねぃ」ヤレヤレ

京太郎「(普段とのギャップがヤバイ……幼児体型なのに、グッと来る)」ゴクリ

咏「ほら、アイス」スッ

京太郎「ど、どうも」ドキドキ

咏「んじゃ、料理でもすっかー」

京太郎「しかも料理?! マジっすか!?」

咏「料理しちゃまずい?」

京太郎「いえ、なんだかもう最高です!」

咏「あっそ」テクテク

京太郎「(いいなぁ。可愛くて家事も出来るなんて)」ノホホン

咏「(そういや誰かに料理作ってあげるのって初めてじゃん)」ドキッ

 ジュー ジュー

咏「ふんふ~ん」クルクル

京太郎「(上機嫌でネギ振り回してるの可愛い)」

咏「さて、出来たよ京太郎ー」

京太郎「うわー! 楽しみだなー!」

咏「ま、ちゃんと食っとかないと後が辛いからねー」

京太郎「大丈夫っすよ! 俺、こう見えても大食いで!」

 ドンッ
             _______________
            /_廴爻、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:i}
          /廴rd廴廴} :::::::::::::.ー ‐ 、ーァテ ノ〉:::::/::::: i}
        /:::::::::::ノ r‐爻{ ::::::::::: `ミ、 ,,f´ 彡::/::::::::::::i}
      /__∠__{!_______`(_ ノ:'´_/::::::::: ,。o'i}
      i{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i{::::::::::;o'’/i}
      i{`゜~゚‘`∵':・*+∴:.o。:.;。,_::::::::::::::: i{,。o'’::/:::: i}
      i{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: `゜~゚‘`∵i{::::::/ :::::::: i}
      i{二二二二二二二二二二二二二二j{/ ::::::: ,。o'i}
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      i{二二二二二二二二二二二二二二j{/ ::::::: ,。o'i}
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      i{`゜~゚‘`∵':・*+∴:.o。:.;。,_::::::::::::::: i{,。o'’::/
      i{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: `゜~゚‘`∵i{::::::/
      i{二二二二二二二二二二二二二二j{/
咏「そっか。じゃあおかわりもあるから」

京太郎「うわぁ、これは想定外だぁ」

京太郎「み、三尋木プロは普段からこんなに食べるんですか?」

咏「いいや。男の子ならこれくらいペロリかと思って」

京太郎「あ、ありがとうございます」

咏「もう1セット作ろうか?」

京太郎「いえ! 大丈夫です!!」ビシッ

咏「ならいいけどねぃ」

京太郎「(いや、待てよ? 案外こう見えて中はスカスカかもしれない)」

咏「んじゃ開けっからー」

京太郎「はい!(そうだったら楽に食いきれる!)」

 パカッ



                          _____ r'⌒ヽ、 ,r"⌒ヽ、 ____
                     /;;7;;7;;7@@//⌒ゝ) //⌒ヾ} (ヾ(ヾ(ヾ(ヾ\
                     /;;;,/;;;/;;;/@@//::≦广Y弋彡>: !| (ヾ(ヾ(ヾ(ヾ(ヾ\
                    /;;;;/;;;;/;;;;/@@ //:ヾヽ} ,;:;, {// 〉:i| ヽノ、ノ、ノ、ノ、ノ,ノ:.\
  .              /(个(个)()(()(()).//:ヘYノ ,;:;;; ゝ//i|..:)二二)二二)勹勹\
            /(个(个(个) ())())() /\< Y  ,;;:;;;, Y/ | 0)二二)二二)勹勹勹\
           /r⌒⌒⌒ヽ、.:(()(()(())())_ . Y_,,-==-、,,f": :(0)二二)二二)勹:勹:勹勹 \
          /r⌒⌒⌒ヽ、/三三三!! /////! {     }、((⌒((⌒((⌒))三ヽ三ヽ三ヽ三\
        /r⌒⌒⌒ヽ、/三三三ミi //////! : {'''""⌒"'イ)::((⌒((⌒((⌒))ヽ三ヽ三ヽ三ヽ三\
      /r⌒⌒⌒ヽ、/三三三彡i! //////! :..ヽ''""''イノ:. :((⌒'((⌒'((⌒'))\三ヽ三ヽ三ヽ三\
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       |                                                     |
       |___________________________________!

京太郎「うん。美味しい(錯乱)」

咏「まだ食ってねぇじゃん」

京太郎「俺レベルになると見ただけでわかるんですよアハハ」

咏「いいから食えっつぅの」ペチペチ

京太郎「はい。ていうかマジでうまそう! 量はともかく」

咏「見た目を揃えるくらい誰でも出来るんじゃね? しらんけど」

京太郎「そういうもんでしょうか?」

咏「当たり前じゃん。女ならフツーフツー。できなきゃ女じゃないっしょ」








○夜「……今、咏ちゃんが私を馬鹿にした気がする」ゴゴゴゴゴ

良子「ワッツ?」

○夜「ごめんね良子ちゃん。この試合――速攻で終わらせるから」ニコッ

良子「……今日は厄日ですね」

○夜「天和四暗刻字一色大三元」ゴッ

新人A「ひぃぃぃぃっ!?」ジョババババ

新人B「ぎゃああああっ!?」ブリブリブリ

良子「はぁ」









京太郎「ご、ご馳走様でした……うっぷっ」

咏「まさか全部食べるなんてねー」

京太郎「お、美味しかったので(マジで味は最高だった)」プルプル

咏「しばらく泊まるから、明日楽出来るようにおせちにしたのに、食いしん坊だねぃ」クスクス

京太郎「」

咏「じゃあ片付けでもすっかー」

京太郎「て、手伝いますよ」

咏「いいから座ってろ。こういうのは女の仕事なのー」

京太郎「いや、でも」

咏「いいからいいから。旦那様はどしっと構えとけ、みたいなー?」

京太郎「だん、旦那様!?」カァッ

咏「あっ……//」カァァ

京太郎「そ、そういう設定で行きますか?」ドキドキ

咏「う、うるさい! 今のはちょっと間違っただけじゃね!? ああもう!!」ガチャガチャ

 ジャァァー

咏「……(なんだか今日の私、変だ)」シャコシャコアワアワ

京太郎「(洗い物してる後ろ姿がイイ)」ドキドキ

咏「~~♪」ゴシゴシ

京太郎「……癒されるなぁ」






○夜「ロン、ツモ、ロン、ツモ、ロン、ツモ」

良子「ストップ! もうやめてください!! とっくに優勝していますよ!!」

○夜「え? あぁごめん。あまりにも抵抗が無かったから」


プロの屍の山「」チーン


良子「クレイジー、新人プロとの交流戦でここまで暴れるとは……」

○夜「てへっ♪」ペロッ

良子「」バターン

○夜「……疲れてたのかなぁ?」








咏「でさー。ここがこうでー」

京太郎「え? でも安目の方が確立……」

咏「たった一牌の差じゃん。それで満貫と倍満の差なら、当然倍満を取るべきじゃね?」

京太郎「あ、そっか。ツモる確立自体はほぼ同じですしね」

咏「そういうことー♪」

京太郎「勉強になります!」

 チクタクチクタク

京太郎「……それで、ここは」ウツラウツラ

咏「さっき教えた通りに」

京太郎「……」スゥスゥ

咏「? なんだ、寝ちゃった?」ツンツン

 プニプニ

京太郎「んぅ……」

咏「しょうがないねぃ」サッ

 ファサッ

咏「おやすみ、旦那様」クスッ

 カチッ

京太郎「むにゃ……」スヤスヤ








 翌朝


京太郎「んっ、ふぁぁっ……って、あれ? もう朝?」キョロキョロ

 毛布がかけてあるってことは、三尋木師匠か?

京太郎「師匠ー! どこですかー?」スタスタ

 いないのかな?

京太郎「ん? 手紙……?」



 今日は仕事だから、帰ってくるのは夕方になっからー
 それまではのんびり自主練でもしておくこと

 朝ごはんは作っておいたから、昼は適当に冷蔵庫のものを使えばいいんじゃね?
 鍵は置いておくから、外出する時はよろしくー

                              咏より       』

京太郎「……朝食?」チラッ

               _________/⌒}__r-、
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         `ー―――――――――――――――――‐ ´
京太郎「……ありがとうございます」









 こうして、俺と三尋木プロの生活は始まった

 とは言っても、夜に三尋木プロにみっちり麻雀を教わって
 日中は俺が家の家事や雑用を終わらせておくという感じ

 この連休を利用した合宿生活は、すごく――楽しくて成果のあるものだった


 二日後


咏「でさ、ここならどうするー?」ニヤニヤ

京太郎「俺ならこっちを切りますね」

咏「おっ、いいじゃん。私もこっちがイイって思ってたんだよねぃ」

京太郎「本当ですか! やったぁー!」

咏「よしよし」ナデナデ

京太郎「へへっ」

咏「(あぁもう可愛いなぁコイツ)」キュンキュン

京太郎「これで俺もかなり強くなれましたかね?」

咏「ん? あぁ、あの宮永照と互角くらいじゃね?しらんけど」

京太郎「え」

咏「天江衣や大星淡には相性的に余裕勝ちだろうしさ」

京太郎「まじすか?」

咏「マジ」

京太郎「俺すげぇ」

咏「慢心するなよー」ペチペチ

京太郎「は、はいっ! 帰ったらさっそく勝負してみます!」

咏「……ん? 帰る?」

京太郎「はい。休みも終わりなので、そろそろ帰ろうかと」

咏「あっ、そっか」ズキン

京太郎「そういうことで、明後日には帰ろうかと」

咏「ふーん。まぁ、いいんじゃね?」

京太郎「師匠にはすごくお世話になりました!!」エヘヘ

咏「まぁ、こっちも片付けとかやってもらったし」

京太郎「俺、長野に帰っても! 師匠のこと忘れませんから!」

咏「……(なんで、二度と会えないみたいな言い方? これじゃあまるで)」ズキンズキン

京太郎「へへ、待ってろよー咲! 和! 修行の成果を見せてやる!」

咏「……」ドクン

 ドクンドクン


 ドクン



 ドクン




 ド ク ン








 翌朝

咏「(気になって一睡も出来なかった)」

京太郎「今日も仕事ですか?」

咏「まぁ、ねぃ」

京太郎「じゃあ今夜の修行が最後ですね」

咏「!」

京太郎「頑張るぞー!」

咏「……行ってくる」

京太郎「はい。行ってらっしゃい」フリフリ

 バタン

咏「どうすりゃ……アイツを」

 このまま自分の手の元に置いておけるのか

 わっかんねー! アイツが学生だし私はプロ!
 年齢差だってあるし……クソ、手詰まりってところかねぃ

 会場

靖子「よっ、三尋木プロ!」

咏「……あぁ、藤田プロ」

靖子「元気無いようだけど、あの子の様子はどう?」

咏「須賀京太郎?」

靖子「少しは上達したか?」

咏「かなりねぃ。高校レベルじゃ相手になる奴いないんじゃね?」

靖子「おいおい、それはさすがに言い過ぎじゃないか?」

咏「そうでないかもしれないし、そうかもしれない」ハァ

靖子「? 様子が変だぞ」

咏「なんでもない」

靖子「まぁ、いいが。くれぐれも手なんか出すなよ」

咏「手?」

靖子「あぁ、まぁ三尋木プロに限って無いとは思うが、若い男子高校生に手を出すとなると……ほら」

咏「手を、出す?」ドクン

                 ...-:::::: ̄ ̄::::::::ー......
              ,.ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::...
            ,..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::ハ:::::::::、::\
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          !::j:::::::::レ':::ト=ュ、 `ー‐' 匕z彡'´ リ:::::::::::::! イ::::::!
          l::ハ::::::::メヘム jハ           ノ:::::::::::::j´:::::::iハ
             マ:::ヽ::个.マム_リ         /::ノ::::::::::i::::::::::ト、:\
            ヾ::::::`ト `¨マ、 ヽ  _   ィ:_イ:::::::::::::j:::::::::::l ヾ::`
          _ 、::::ハ   マ、 r ゚  ! /´ ノ:::::::::::::/:::::::::::::トー
         r人 ム マ::::ヽ.  マ、 ヽ ノ {! /::::::::::::/:::::_:::::::ヽ、     |
         マ ム.ム \:::::≧ュキ__  j:V:::::::::::::/イ z⌒{:::::::::ゝ、_
          マ ムム  >:::::::`ーゝ/_jイ::::::::::::::/      マトー-
           マ.ムム /イ>-=イ⌒ヽ )_:イ/⌒ ヾ _  ー、::ミー
              マムム    /:;:::::::::ノ´   イ     \   `ヾ::::
                マ.ムム   /イ::::::::/ ヽ /_   ヽ    \   `
             マムム   {:::::::{ / { 、ヾ    }     ヽ
             / マ jヽr/ )ヽ:::i   ヽ \ヽ /
咏「手を出す……! その手があったねぃ」クククク

靖子「?」









 実況席


咏「ふんふっふ~ん♪」

えり「随分と機嫌がいいですね三尋木プロ」

咏「あっ、わかっちゃうよねぃ~この有り余る幸福感? みたいな~?」ニヤニヤ

えり「……(うざっ)」

咏「まっ、イロイロあってねぃ」

えり「いろいろ?」

咏「最近、面白いおもちゃを見つけてさー。それで遊ぶのが楽しいのなんのって」クスクス

えり「いい年しておもちゃですか」

咏「いいじゃん別に。大人のおもちゃって奴?」

えり「あの、一応放送してるので」

咏「そっかそっかごめんねぃ。でもさー、本当に面白いんだよねー」パタパタ

えり「それほど面白いなら、一度見せて貰っても」

咏「ダメ」

えり「え?」

咏「あれは私のだもん。誰にもやんねー」

えり「そ、そこまでですか? じゃあ飽きたらでもいいので」キョトン

咏「うーん。じゃあ、ふふっ」ニヤリ

えり「?」

咏「ガキが産まれたら、貸してあげようかねぃ」クスッ

えり「へっ?」

咏「今夜辺り、仕込むからさ」


 この放送の後、某女性雀士用掲示板では騒ぎが起こった
 三尋木プロの言う仕込むとは何か?

 あれはハッタリなのか、真実なのか

 誰もが経過を固唾を飲んで見守ることしか出来ない中――

 ついに、その夜は訪れる








 夜

京太郎「もぐもぐ」

咏「……」ニコニコ

京太郎「あれ? 師匠は食べないんですか?」ゴクン

咏「あぁ。こうしてるだけでお腹いっぱいだからねぃ」ニコニコ

京太郎「?」

咏「いいからほら、もっと食え」

京太郎「はいっ!」

 モグモグ

咏「……」


            | : l: : :斗- l l_:_:_:_:_l N N  ヽ!: : : : :!: :! : !
            |: :| : : ' |:_:_|     .斧芸斥≫: : : : :!: :! : !
            |: :!: : { 《: : 芯     弋__り | : : : : ::|: :! : l
           l:.:l: : :l |: : _リ         l : : : : : l: :l : :|
咏「美味しい?」

京太郎「はい! 美味しいし、何より種類が多くて楽しい食事です!」

咏「それはよかった」ニコニコ

京太郎「こんなにたっぷり……たべ、あれ? にゃん…だ、これ……」フラッ

 ガシャァーン

咏「……」ニヤリ


 京太郎、お前が悪い
 お前が、私をこんなにも乱すから――


咏「ふふっ、私は今日――お前と、寝る」

京太郎「」スピースピー

咏「子供、作っちまうからねぃ旦那様」グイグイ

京太郎「」ズルズル








 寝室


京太郎「むにゃっ」ボフン

咏「さて――覚悟はいいか京太郎?」

 とは言っても聞こえていないだろうけどねぃ
 ククク、これからお前は私との間で子作りをするっていうのに

咏「まずは前戯、から」

 こちとら経験は無いが、知識くらいはある
 やるからには最高に気持ちよくしてやるからねぃ

京太郎「うーん?」ムニャニャ

咏「……じゃ、じゃあまずは」ドキドキ

 シュルルッ パサッ

咏「お互いに、裸に、なる……//」ドキドキ

京太郎「」スピースヤスヤ

咏「脱がすからねぃ」ヌガセガセ

 スルスル

京太郎「さみゅ……い」ブルブル

咏「が、ガタイいいな……//」ドキドキ

 そして、お互いが裸になった今!

咏「い、行くぞ……初めては痛いって言うけど」ドキドキ

 愛があれば大丈夫じゃね? しらんけど

咏「覚悟、しろ……//」カァァ


 まずは……!


咏「手をつなぐ」ピトッ

京太郎「」スヤスヤ

 ニギニギ

咏「ひゃぁぁぁっ!? な、なにこれ!? やばっ!? マジやっべー!?」ドキドキドキドキ

京太郎「」スピピー

咏「て、手をつなぐだけで、こんなにイヤラシイなんて……すげー」ドキドキ

咏「お、落ち着けっつぅの! これくらいまだまだ前座」ハァハァ

 これからどんどんステップアップしていくんだからねぃ

咏「……じゃあ、次は」ドキドキ

 ギュッ

咏「だ、抱きつく――//」カァァア

 ムニムニ

京太郎「んぅ……」

咏「(やべぇやべぇこれ鼓動が直ででででで)」ドキドキドキドキ

京太郎「やわらかぁい」ゴロン

咏「へっ」

京太郎「んー」ダキッ

咏「うぇっ!?」ギュゥゥ

京太郎「んへへぇ」スリスリ

咏「(ひゃぁああああああああああああああああああああっ!?)」ドキドキドキ

 こ、こここコイツ?! 過程を一気にすっとばしやがった!!
 ここから少しずつステップアップするつもりだったのに……!

咏「う、うぅ……で、でもこれで一歩前進じゃね?」ドキドキ

京太郎「むにゃむにゃ」

咏「……つ、次は」チラッ

 ドクンドクン

咏「き、きき、きしゅっ!」ガリッ

京太郎「んぅ?」

咏「したかんだ……いちち」

京太郎「……」スピー

咏「じゃ、じゃあ行くからな。私のファーストキス……//」ドキドキ

 スッ

咏「んちゅー」

京太郎「……」スピー

 チュッ

咏「はぅぁん♪」トロォン

 なにこれぇ……夢みたいで、ほわほわするぅ

咏「んぅーもっとぉ」チュッ

京太郎「んぅ?」チュッ

咏「えへへっ、ちゅー」チュッ

京太郎「んぁ、なんだよぉ……まどろっこしぃ」ムニャムニャ

 ガシッ

咏「へっ?」

京太郎「ちゅー」

 チュッ レロ

咏「!!??!?!?!?!?!?!?!」ドガァーン!!

京太郎「んぅっ、ちゅ、じゅるっ」

咏「んちゅうっ、れろぉ……あむ、れろぁ」ドキドキドキドキ

京太郎「ぷはぁ……えへへ、のろかぁ」スヤスヤ

咏「きゅぅー」

 な、ななな何今の!? こんないやらしいキスが存在したなんでやっべー! やっべー!

咏「って、これくらいで物怖じしてる場合じゃないねぃ」ドキドキ

 最終目標はコイツのガキを孕むこと
 そのためには、アレをやらなければならない

咏「(痛いかな……でも、我慢するしかないねぃ)」スッ

京太郎「スピー」

咏「まず……この、大きいのを……//」ガシッ

京太郎「んがっ?!」ピクッ

咏「掴んで……私の、股の間に……」クチクチ

 ビリビリビリ

咏「ひゃうぅっんっ」ゾクゾク

 い、入口に当たっただけで――こんなに、きもちいいなんて

咏「えへへっ……もう逃げ場は無いから、京太郎」クニクニ

京太郎「んぅー……」

咏「じゃあ、始めるからねぃ」ドキドキ

 私とコイツの子作り!
 せ、せっ、セックスを!!!

咏「~~~っ!」ギュムッ

 シュッ シュッ シュッ

咏「ひゃぁぁんっ」ビリビリ

京太郎「ぁっ、ぁ……」ビクン

咏「これ、すごっ……やばっ」

 シュッ シュッ シュッ

咏「股で挟んで擦るのが、こんなに、イイ、なんてぇ……」スリスリ

京太郎「うあぁ、な、ま、ごろ、しぃ……」ムニャムニャ

咏「あっ、あっ、く、来る! なんか、なんか来るんじゃね!?」ガクガク

 ギュムゥゥゥ

咏「っ!?」ビビクン!

京太郎「んぁっ!?」

 ビュルルル

咏「ふぁぁ~~~~んっ」ガクガク

 ビチャチャ

咏「ぁ、ぁぁ……これ、きもちぃ……」トロォン

京太郎「」ガクガク

咏「うぇー、でもべとべと」デロォーン

 でも、これが京太郎の子供の素――
 そう思うと、可愛く見えるかもねぃ

咏「えへへ、これで子供が……」サスリサスリ

京太郎「……」スピースピー









 翌朝


京太郎「ん? ふわぁ……」

 あれ? 俺っていつの間に寝たんだっけ?
 ていうか、なんか体がだるい

京太郎「って、滅茶苦茶チンコがいてぇ……最近抜いてないのに」ジンジン

 ガチャッ

咏「おはよー」

京太郎「あ、三尋木師匠!」

咏「よく眠れたんじゃね? しらんけど」

京太郎「おかげさまで。すみません、昨日は練習前に」

咏「いや、ちゃんと夜の特訓はしたけど?」

京太郎「へ? しましたっけ?」

咏「そりゃもうたっぷり」ツヤツヤ

京太郎「覚えてないっす」

咏「まぁ、いいじゃん。それより、朝飯食べて帰り支度しないと」

京太郎「あ、そうですね! それじゃあ頂きます!」ニッ

咏「……」クスッ








 東京駅


京太郎「見送りすみません」

咏「どうせ暇だったしねぃ。それより、気をつけて帰るようにー」

京太郎「あの、俺! この恩は絶対に忘れませんから!」

咏「うん」

京太郎「あと、もし――出来たら、ですけど」ポリポリ

咏「?」

京太郎「俺も、プロ目指して頑張ってみます。三尋木プロみたいに、なりたいんです!」

咏「!!」キュン

京太郎「もしよければ、また長期の休みに色々教えてくださいね」

咏「……勿論、教えてやるっつぅの。今度はもっとみっちり」ニッ

京太郎「はい! それじゃあ、また!」


咏「精進しろよー」フリフリ







 こうして、我が最愛の教え子は長野に帰ってしまった
 たった数日だったけど――アイツは私の中に大切なものを沢山残して行ったねぃ

 私はそれを、守り通さなくちゃいけない
 だから――

咏「……ふふっ」サスサス


 後日

えり「そういえば、例のおもちゃの件はどうなりましたか?」

咏「あれかー。まぁ、元気でやってるんじゃないかねぃ」

えり「手放したんですか?」

咏「一時的だけど」

えり「それなら私にも見せてくれればよかったのに」

咏「やーだ」

えり「そ、そうですか。でも、おもちゃも無くなって寂しいんじゃないですか?」ムカムカ

咏「うんにゃ。今の私はもう、一人じゃないからねぃ」

えり「一人じゃない? それは、どういう……」

咏「ふふっ。言葉通りの意味じゃね? 知らんけど」

えり「それって、え? まさか?! はぁああああああああっ!?」ガタァン

咏「これまでは、色々好き勝手やったけどさ」サスリサスリ

            _,,......-―-..... _
           ,.::'::::::::::::::::::::::::::::::`丶
         /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
          ,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
          ,'::::::::::::::::ii:::::ハ:::::::::i i_;;:::::::::::i
          ,':::::::::::::::::i.i::::|`i::'::::_「_,,」I;::::::::i
.        /::::::::__:::::汽テテ=  〒テ「.!::::::ハ
      /:,:ィ::に!:::::::i ト:り    乂リ .i::::::i !
     / ./:::::ゝ|:::::::l |::!".r―┐"",ノ:::::乂_
     {  ,/::::::::::::i:::::::ト,!:! ヽ. -' ,ィ彡イ:::::::::`ヽ
.     ! ./:::::::::::::::i::::N:r‐`≧‐≦;イ:::::::ト;::::ヾ、
       .{::ハ::::ハ:::i; ''´ :,,;'ニ:r''" : .ノ`ヾ;i ヽ:::::}、
       ル' .|/>ゞ: . :.(:::::::::ゝ : . : . : . :\,i::,' )
     / ̄ \: . : . : . : \三≧=-. : . : . :..V
.     iハ. : . : .\. : . :i´ ̄` <: . : . /: . : ..:i
.     || }: . : . : .:ト--ir-、: . : ..:\: /: . : . : .:\
.     l」 i. : . : . :i-‐‐|ニハ: . : . : .\__r‐-、: . :.i
咏「今後は、この子と一緒に頑張って行こうかねぃ」トクン

 トクン 

 トクン

 トクン トクン

 トクン トクン

咏「ふふっ♪」サスサス

 その後、全放送局がこぞってこのニュースを話題にし
 2ch全体がお祭り状態
 一部の過激派ロリコンが自殺したというが――まぁそんなことはどうでもいい

 問題なのは、そう――


久「……で? 本当になにもしてないの?」ニコニコ

京太郎「……誤解です」


 彼の身に覚えの無い、十字架がまた一つ――


第二十三章【和っ姦ねー! 迫り来る合法ロリの影!】

 和姦ッッ!!