霞「ということで、須賀京太郎を堕としてもらうわ」

小蒔「へ? 須賀京太郎、さんを?」

巴「(なにがというわけなんだろう)」

霞「実はかくかくしかじか、須賀家の血筋をどんちゃほい! eternalwater!」

初美「(ありがちな設定ですねー)」

小蒔「そ、そんな大層な理由があったなんて……でも、私なんかが」モジモジ

霞「(イチコロだと思うけど、確かに不安ね)」ウーン

春「私にいい考えがある」ポリポリ

霞「どうするつもり?」

春「このサイトに、男を落とす手練手管が載っている」

初美「凄く胡散臭いですよー」

霞「でも、何か参考になるかもしれないわ!」

小蒔「参考に……この、アラサー嬢という方は恋愛の百戦錬磨だそうですね」カチカチ

霞「それは心強いわ! さぁ、これを参考に須賀京太郎を堕とさなきゃ」

小蒔「あの、拒否権は無いの霞ちゃん?」

霞「ちなみにこれを拒否した場合」

小蒔「場合?」

霞「神威鎮々」カッ!

小蒔「や、やりますっ!! 絶対に須賀京太郎さんを堕とします!!」アセアセアセ

霞「(嘘だけど)」

巴「(えぐいことを)」

小蒔「……須賀、京太郎さん……か」ドクン


                ,.....──......
                ,ィ::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
            ,ィ:::::::::::::::/::::::::::::::',:::::::::',ヽ
              ,':::::/::::::::,イ:::::::::::::::::ハ::::::::::',ム
.            ,':::::::{::::::ハ‐{ハ:::::,'.}:::,'-:::::}::::::',::',
           ハ::::::::ハ从 ', 乂| リイ ,'::イ:::::::,'::::',
           V:::::::::{  「l      「l 'ノ::::/:::::::l
           ム:::⌒l.  l」     l」  'イ⌒,:::::}
           {{.!::',. } 〃      〃  .} /::ハ}
             ',乂::ヽ、  ⊂ニ⊃ U .イ-'::ノ }!
             ゙ゝ::;>   _  .<::,イ   ノ′
                 /:::}/、ヘ/'ヽ、 {::ヽ
                 /:::ツ ヽ ≠  /` ',::::ヽ
              ,イ:::::イ   〉′ /    )::ハ::)
          ,イ (::,'  /  /.     Vイ ヽ
         r-',__/ヾ /  , ′.      ',__  ノ_
         7_}-.{.  /  ./         }─ヘ┤
.           7  人 {  〈         人  ',
.           /     ヽ-=ニニニニニ=──く    ',
         /     }={ニニニ只ニニニニ7{_      ',
          /.      ノニ{ニニリニマニニニ}ニ',     ',
.        /.    /ニニ≧=ニニニニ=≦ニ',       ',

小蒔「だ、大丈夫でしょうか……?」










第二十章【巫女サーの姫! 女子力憑依の裏技!】


 鹿児島


小蒔「あの、本当にやるの?」

霞「ええ。これが成功すれば、性交して世継ぎが生まれるのよ」フフフ

小蒔「せ、性交って……//」カァ

巴「しかし、姫様の気持ちはどうなるんですか?」

霞「大丈夫よ。実はまんざらでもない、のよね?」

小蒔「!」ドキッ

初美「? 初耳ですよー」

春「初美だけに」ボリボリ

初美「口を縫い合わせますよー?」

春「冗談」ニッコリ

巴「漫才はともかく、どういうことですか?」

霞「ふふっ。実は小蒔ちゃんは以前、須賀京太郎と会ったことがあるの」

小蒔「っ」カァァ

霞「とはいっても、たった一日だけどね」

小蒔「はい。須賀神社が無くなった後も、多少の親交はありましたから」

霞「それで、その日以来……ねぇ」クスクス

小蒔「わわっ!」パタパタ

初美「初恋ですよー」

春「青春」

初美「春だけに、ですかー?」

春「黒糖ねじ込む」ジリッ

初美「冗談ですよー」ゴゴゴ


霞「とまぁ、とにかくイヤイヤでは無いのよね?」

小蒔「うっ」

巴「なら問題無いですね」

小蒔「で、でも向こうは私のことを覚えているかどうか」アセ

霞「ふふ、大丈夫よ。可愛い女の子のことを忘れるハズがないわ」

小蒔「……だと、いいんですが」ウツムキ

霞「そう心配しないで。そのために、あの女子力テクニックを学んだんでしょう?」

巴「はい。もし、彼が姫のことを忘れていてもすぐにメロメロですよ!」

初美「(アレでですかー?)」

春「楽しみ」ポリポリ

小蒔「が、頑張りますっ!」

霞「その意気よ。じゃあ、さっそく向かいましょうか」

小蒔「え? 今からですか?」

霞「ええ。善は急げよ。どこでも山ワープで向かうわ」

初美「便利な設定ですよー」テクテク

小蒔「でもワープなんてそんな」


 ビュンッ


小蒔「できるわけが」





 長野


小蒔「はうわっ!?」ガビーン

霞「着いたわね」

初美「さっそく須賀京太郎を捜索ですよー!」

春「長野は寒い」

巴「巫女服は応えますねー」

小蒔「うぅ……心の準備が」ドキドキ

霞「大丈夫よ。さぁ、行きましょう」フフ







 須賀家

京太郎「……えー、玄関を開けたら巫女さんが五人もいたんですが」

春「見つけた」

初美「思ったよりも順調ですねー」

巴「ということで須賀君。来てください」

京太郎「どういうことですか!? 怪しい新興宗教ですかヤダァー!!」

霞「あらあら。困ったわね」ドタプーン


                    -―――-
               ....::´::::::::::::::::::::::::::::::::::`::..、
                /::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::\::::\
              /:::/::::::::::::|:ト、::\::::::\::::::::::::\::::\
                /:::/ :l:::::::::::|:| \::\::::::|::::::::::::::::\:::::.
            /:::/::Ν::::::::::|:|´  ̄\八::|:::::::::::::::::::::::::::::.
              |::::i:::::l-\::::::l八 斧苧干 |:::::::|::::::::::::::|::::::|
              |:::::\l  __\{   乂hソ |:::::::|::::::::::::::|::::::|
              |l::::::l::|斥汽         |:::::::|::::::::::::::|::::::|
           八::::l∧乂ソ ,     ″   |:::::::|::::::::::::::|::::::|
               Y:::::::. ″          |:::::::|::::::::::::::|::::::|
.               |::l::从 __ _      |:::::::|::::::::::::::::::::八
              八::\::::l┌ヘ)`    /|:::::::| :::::::::/::::/
              \:::Y 二二〉‐=≦  |:::::::|::::::::/::::/
                 ∨ ┬_]┘:::::|   从::::::|:::: /:: /
                  /    八:::::/l_/⌒∨:|:::∧:/
              /  ノ/:::::://  /∨:::|⌒    、
.              _ノ  /::://   /   ∨|      \
           _//  /::://   /       ゙:| \     \
          / //  /'"´ /  /         ゙:.  }        ,
.      /  / , '"   /  /            ゙o.j      / :
      /   {/   /  /               ゙:\   /   :
.     /  /     /  /                |::l:::\/
    /  /   /  /                |::|\:::\  ト.
    {  ./   /   /  . . . . . ..             ノ´| ∧:::::| ||
    {  {   /   / . : : : : : : : : : . .        . : : : :l / |:::::| ||
    { :八 : : { : : : {: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 八  |:::::| ||
    {   l\ { : : : {: : : : : : : : :_:_: : : : : : : : : : : : : : : /  /|:::::| ||
    {   |  \: : : \ : : -=ニ二ニ=- 、: : : : : : : : :/  / |:::| ||
    {   |   / ̄ ̄[二二フ二フ二二二二二二[  /   .ノ:::ノ  :|人
京太郎「うぉぉわぁぁぁぁ!? マジかよっ!? すげぇぇぇぇっ!!!」

霞「上手く釣れたようね」フフフ

小蒔「むぅっ」プクッ

京太郎「というかよく見たら永水の皆さんじゃないですか!? どうして長野に!?」

巴「あはは、いえ。大した理由じゃないんですが」

春「姫様と子作りセックスして欲しい」

京太郎「!?」

初美「当身」ビシッ

春「ティロフィナーレッ?!」ガクッ

京太郎「い、今なんて!?」ガタガタガタ

初美「なんでもないですよー」ニッコリ

霞「ええ、何も言ってないわ」ニッコリ

小蒔「……あぅ」カァァァ

京太郎「(聞き間違いか?)」

霞「それでね、長野に来た理由なんだけど神社絡みのことでね?」

京太郎「あ、そうなんですか。わざわざご苦労様です」

霞「だけどね、付き添いで来た小蒔ちゃんが少し暇になってしまうのよ」

京太郎「え?」

巴「私達がお仕事をしている間ですね。それで、せっかくだから長野見物でもと」

京太郎「それはいいですね」

霞「ふふ、そこでアナタに案内をお願いしたくて来たのよ」

京太郎「はいっ!? 俺が案内ですか!?」


小蒔「……//」モジモジ


霞「小蒔ちゃんと昔会ったことがあるのは覚えてる?」

京太郎「あ、やっぱりアレは神代さんだったんですね。違うかなー? くらいには思ってたんですけど」

巴「(やりましたね姫様。覚えてましたよ!)」ヒソヒソ

小蒔「……」パァァ

                    ... -―━―- ...
                      /:::::::::::::::::::::::::::::::::\
                   /::/:/:::::/:::::::::::l:::::::::::::::::.
                     /::/:/:::::::|:::::::::::::|l:::::l:::::::::l::.
                 |:::l:::|::l:::八i:::::::l::八::ハ:::: l::|
                 |:::|八芹坏\:ノ芹坏ノ}::::::::|
                 |从::::{ ヒソ    ヒソ 厶イ:::|
                  八::::}∧ '''  '  '''' _'ノ::::八
                  \::::::.、 V__フ  ..::::::/
                       `Y^介ト - 个ミ=<
                      /:://}  /\'::::\
                     /::/:/ { ∧/   / |::::l::|_
                    /{:::{:::{ i /   /  |::::l八\
                /八八:| ∨  /    |::/   \
               / {ノ   / /    ノ'     }  ∧
                  〈__/   /  /            ∨_rv'__


京太郎「懐かしいなぁ。小学二年くらいの頃だったので」

霞「どう? その縁もあるし、久しぶりに遊んでくれないかしら?」

京太郎「俺なんかでよければ! どうせ暇な身分なんで」


京太郎の携帯「」ブーブーブーブーブーブー!!


霞「携帯すごく鳴ってるけど?」

京太郎「いえ。どうせ相手は分かってるので」

小蒔「(彼女、だったらどうしよう……)」シュン

春「もう何も怖くない」

初美「楽にしてあげますよー」シュッシュッ







 街中

京太郎「いやーそれにしてもお久しぶりですね」

小蒔「……//」テクテク

 ガヤガヤガヤ

京太郎「(それにしても大きくなったなぁ神代さん。いや、色んなところが)」ゴクッ

小蒔「(き、緊張して死にそう……)」ドキドキドキ

京太郎「さて、どこか行きたい場所とかあります?」

小蒔「あ、えっ、あっ」オドオド


 コソッ


霞「何やってるの小蒔ちゃん! もっと押さなきゃ!」

巴「緊張で頭が真っ白になってるようですね」

春「カンペを用意した」

初美「完璧ですよー」

 /: :/ : /: : : : |: : : : : :∨: : : : |∨: : : : :|: : : : : :l : |: : |
./: : :l: : |: : :||V: : : : : :∨: : 斗-l: : : l: |: : : :/  ̄ \
i/: : :|: : |i|: : :| l ∨: : : : : l\: : | l: : :|:l:|: : /
||!: : :|: : |l|: :⊥ヽ ∨: : : : :\\l └‐' ||: :l  だ カ
||l: : :l: : ぃイ: : :l \\>‐'´ x-‐==气: :|   け ン
.l |l: :l : : ぃヽ ´       ‐'´勹:::::::::::|」: :l  に ペ
{ l ヽ斗< x_=气       ∨二ノ|: 〉
   |i: : 〈'´ ):::::::|        /// |://\ _ /
   |i: : :∧ 乂ン               |:l: : : : : :|: : :
.(つ li: : : ∧ ///   ′         |:|: : : : : l: : :
lニ⊇|i: : : : ∧         . ‐ ァ   / |:|: : : :|/ ̄
└ュ | |i: : : : : :ヽ        `        |:|: : : |l  /
└‐┘|i: : : : : : ||  ̄ ¨  ―-<   /|:|: : :八
初美「……」シュッシュッ

春「痛い痛い」

霞「遊んでる場合じゃないわ! 早くそのカンペを!」


 キラキラッ

小蒔「(眩しいっ!? って、アレは霞ちゃん達……あっ)」

京太郎「?」

小蒔「(そうだ。私が頑張らないと……ダメなんですよね!)」ギュッ

 アラサー嬢さんから学んだ女子力テクの力!
 今、憑依させます!!

小蒔「っ!」カッ




小蒔「……」スッ

 ドクン

京太郎「さぁて、どこに行きましょうかね」

 ドクン ドクン

京太郎「巫女服のままじゃ目立ちますから、まずは服屋さんで何か買います? おごりますよ!」

 ド ク  ン

小蒔「う」

京太郎「神代さん?」

小蒔「うぐぅ」コクコク

京太郎「へ?」


霞「(行ったァァァァ!!)」

初美「(あーあ、やっちゃいましたねー)」

巴「行けるっ!!」


京太郎「あの、神代さん? 具合でも悪くなりました?」

小蒔「うぐぅ」フリフリ

京太郎「え? でも、うぐって」

小蒔「うぐぅぐぅぐぅ!」フリフリフリ

京太郎「???」


【巫女姫様の女子力憑依1 男に返事をするとき「うぐぅ」と言う】
  • 男から話しかけられたら、とりあえず頷きながら「うぐぅ」と言っておきましょう


霞「ふふ、気にしてるわね。これで須賀京太郎は小蒔ちゃんの容態を意識しなければならないわ」

初美「それがなんになるんでしょうかねー」

春「キツイ」



京太郎「ベンチで休みましょうか?」

小蒔「うぐぅ! うぐぅうぐぅ!」コクコクコク

京太郎「じゃ、じゃあ行きましょう」

小蒔「うぐぅ!(ど、どうでしょうか?)」コクッ


京太郎「(こんな変な人だったっけ?)」









 ベ ン チ

京太郎「さぁ、どうぞ」

小蒔「うぐぅ!」

京太郎「……」

小蒔「(ここまでは順調……霞ちゃんの言葉を思い出さなきゃ)」ドキドキ








 回 想

小蒔「あの、この方法で大丈夫なんでしょうか?」

霞「ええ。このサイトにはオタクを堕とす方法って書いてあるけど」

巴「男なんてみんなオタクですよ」

春「簡単に堕とせる」ドヤッ

初美「うわー、処女がこぞって男を語ってますよー。まぁ、人のこと言えませんですけどー」

霞「ごっほん。とにかく、この方法で須賀京太郎はイチコロよ」

小蒔「が、頑張ります!」

 現在

小蒔「(じゃ、じゃあ次は第二ステップに)」ドキドキ

京太郎「何か飲み物でも買ってきましょうか? なにがいいですか?」

小蒔「うぐぅ! オレンジジュースを……」

京太郎「はい。ちょっと待っててください」

小蒔「うぐぅ!」

 タタタッ

小蒔「(えっと、次のステップは……)」

 タタタ

京太郎「お待たせしました」

小蒔「あ、ありがとうございます」サッ

京太郎「いえ、お金はいいですよ」

小蒔「で、でも! うぐぅ!」

京太郎「気にしないでください」ニッ

小蒔「あぅ……あ、ありがとうございます」ドクン

 ドクン ドクン

京太郎「?」

小蒔「きょ、京太郎氏!!」

京太郎「!?」


霞「(やったぁ!!)」

初美「あぁ……」


京太郎「きょ、京太郎氏?」

小蒔「な、何か問題がありますか? 京太郎氏!」

京太郎「あ、いえ。別に問題というほどじゃ(なんじゃそりゃ)」

小蒔「お、お主が嫌ならやめますけど?」

京太郎「お主!?」

【巫女姫様の女子力憑依2 男の名前を呼ぶとき「○○氏」「おぬし」と呼ぶ】
男は普通に名前で「○○君」と呼ばれても嬉しくありません。「○○氏」や「おぬし」や「兄者」などと呼ばれると喜びます。





京太郎「(本当に大丈夫なのか神代さん?)」

小蒔「そ、それとも兄者の方がいいですか?」

京太郎「い、いえ。その中なら京太郎氏が一番マシです」

小蒔「うぐぅ! そうですか……(やった! 名前で呼べるんだ!)」ドキドキ


霞「ふふ、喜んでるわね小蒔ちゃん」

巴「よかったですね」

初美「あーあーあー」


京太郎「それよりジュース飲みましょうよ」

小蒔「あ、そうですね! じゃあ、ああっと!?」ツルッ

 ゴロゴロゴロ

京太郎「あ、水滴で滑っちゃいました?」ヒョイッ

小蒔「(失敗した失敗した失敗した!! こんな時こそ!)」ドキドキ


霞「行きなさい小蒔ちゃん! 誰かの為じゃなく!! アナタ自身の為に!!」

初美「……はぁ」


京太郎「はい、どうぞ。土ははらっておきましたから」スッ

小蒔「……」ドクンドクン

 カッ!!

                 ....::´::::::::::::::::::::::::::::`:::..、
                  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::\
               /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::.
                 /:::::::::::::::::|:::::::::l::::::::__|:::::|::::::::|:::::::::.
                  |:::::l::::::l:::l_|:::::::::ト、´::::|:::::|::::::::|:::::::::::.
                  |:::::l::::::l/l::|:::::::::| |:::::八∧::::/::::::::::::|
                  |:::::l::::l:l八{\::::l j斧う冬 }厶::::::::::::|
                  |:::::l::::l:|,斧冬 ̄   乂_ツ  〉}::::::::::|
             乂八从 乂ツ  ,    .:::::. _ノ::::::::: 八
                   ∨::::::. .::::.  __    /:::: /:::::/
                  ∨::人    └ '  ..イ:::::/::/
                ∨:::::〕i:::ト. __. : : ├i=Κ
                      乂:/_j:ノノ }    └l::::::::\_
                    /::/.斗‐   .-―八:::::::|:::|  ` 、
                  /:::::/´/ ̄`゙       ∨::|:::|
               /::::://          |::::|ノ   

小蒔「お、オウフ……」

京太郎「!?」

小蒔「うぐぅ! 私としたことが……オウフ、失敗しました」

京太郎「あ、え?」

小蒔「かたじけないでござるよ」

京太郎「!?!?!?!?!?!?」


【巫女姫様の女子力憑依3 失敗したり痛かったら「オウフ……」と言う】
オタクは女子の細かい部分を観察しています。とっさに出る言葉も観察しています。
何かミスしたり、痛いことがあったら「オウフ……」と言いましょう。同類だと認識してくれます。



59 名前: ◆Pcb58XTPnw[saga] 投稿日:2015/04/26(日) 23:23:53.44 ID:AXnaL4r0o [12/17]


京太郎「じ、神代さんは疲れてるんじゃないですか?」

小蒔「うぐぅ! そう見えますか?」

京太郎「す、少し」

小蒔「オウフ……京太郎氏にそう思われるなんて」シュン

京太郎「(俺は一体どうすればいいんだろう)」

小蒔「(なんとか挽回しなきゃ!)」ドキドキ

京太郎「そ、そういえば……神代さんは映画とか見るんですか?」

小蒔「うぐぅ! 霞ちゃん達と、たまに」

京太郎「へー? 最近は何を見たんですか?」

小蒔「ど、どらごんぼーるという、びゅんびゅんするアニメを……」

京太郎「あー、フリーザですか? あれ、俺まだ見てないんですよー。ドラゴンボール好きなんですけど」

小蒔「!!」キュピーン


霞「チャンスよ小蒔ちゃん!!」

初美「そろそろ黙ってくれませんかねー?」


京太郎「あれって確か、ゴールデンフリーザが出るんですよね? 強かったですか?」

小蒔「!!」

 カッ

小蒔「知らなかったです!! そうなんですねー!!!」

京太郎「へ?」

小蒔「ごーるでんふりーざ!! 詳しいんですね京太郎氏!?」

京太郎「あ、え? でも、神代さんは映画を見たんじゃ?」

小蒔「あっ」

京太郎「……?」

小蒔「オウフ……」

京太郎「!?!?!?」

【巫女姫様の女子力憑依4 男が自慢げに話してきたら知ってても「知らなかったそうなんだー!!」と言う】
オタクの知識は素晴らしく豊富ですが、昨日テレビでやっていた知識だったり、女子でも知っている知識だったりすることもあります。
そんなときは「知らなかったそうなんだー!!」と言って満足感を与えましょう。


小蒔「(失敗しちゃいました)」シュン

京太郎「(やっぱり様子がおかしいな)」ウーン

小蒔「(つ、次こそ起死回生を!)」

京太郎「あの……」

小蒔「きょ、京太郎氏は!! ガンダムがお好きですか!?」

京太郎「へ? まぁ、嫌いじゃないですし見ますけど」

小蒔「うぐぅ!(第一条件はクリア)」

京太郎「神代さんも見るんですか?」

小蒔「ひゃ、ひゃいっ! びゅんびゅんしてますよね?」

京太郎「そうですね(あ、これ見てないな)」

小蒔「うぐぅ!」

京太郎「(ダメ元で聞いてみるか)小蒔さんの好きなモビルスーツはなんですか?」

小蒔「もびるすーつ?」


霞「今よ!!」

初美「霞ちゃん?」ゴゴゴゴ

霞「な、何を怒ってるの?」ビクビク

初美「私は今すぐにでも止めたいんですよー?」


小蒔「(もびるすーつはわかりませんけど、ガンダムの話題だったら大丈夫です!)」フンス

京太郎「?」

小蒔「わ、私は!(決めてみせます!!)」

 カッ!!!

                            _.. -‐==‐- .._
                          ,....´..............................`...、
                         /......../...................、.............
                      , ' . . ../{..........j......}.......}..............
                        / .,' ./../厶....../{....厶._/../............
                        ,′ ./..//{/ \{ハ/ }/}イ|....|:.:.:.:.l
                      i{..ⅱ{ /j{ _.二_     二._从...|l:.:.:|
                    八.:!い{从ニ⌒  、 ⌒ニハ).八:.:.:|
                       |.!.....:厶```  r--y```-イ:.:.:.:.:〈
                    从......:.:.:〉._  `ニ´  ノ爪:.:.:./}ノ
                          >:、:{.:.ミト .__. イ彡:.:.)ノ __
                      /.....ニ7⌒7|    {T⌒丶、≪⌒
                  , '..............厂三ハ    从_>‐‐\:.:\
                    /../......../ {ニ、 ぃ、_,,ツ '⌒     ).:.:.:.' ,
                   j{.i.{..../;厶  \\/∠.._     /イ.:j.:.:}
                 ハい(/      > / ̄     \__.ノノ}/^\
                  七iでつ'       //          マ⌒   __ノ
              _,√  .:{      , '                'r㍉て_]ユ._
小蒔「アムロとシャアだったらアムロが好きぃ~!」

京太郎「!?」

小蒔「やっぱりシャアはダメですね。アムロがいいですよアムロー!」

京太郎「……それはRX-78-2が好きってことですか?」

小蒔「うぐぅ? あーるえっくす?」

京太郎「あ、いえ……なんでもないです」

小蒔「アムロが好きです!! アムロ! アムロ!」


【巫女姫様の女子力憑依5  とりあえず「アムロとシャアだったらアムロが好きぃ~」と言っとく】
ガンダムの登場人物にアムロとシャアというキャラクターがいて、よく比べる対象になります。
シャアはイケメンなので、色々とコンプレックスをもっているアムロのほうが好きだと言っておけば、オタクは「俺も恋愛対称かも」と勘違いしてくれます。



京太郎「あ、アムロが好きなのは伝わりましたから、洋服買いに行きませんか?」

小蒔「うぐぅ! ありがとうございます!」

京太郎「いえ、では……行きましょう」

小蒔「(折り返しに来たけど、まだまだ京太郎さんの心を掴めてない)」ギュッ

京太郎「(どうしたもんかなぁ)」

小蒔「(次からは恥ずかしがってる場合じゃないですね!)」

 ぶてぃっく

小蒔「うわぁ、沢山ありますね」

京太郎「好きなのを選んでください」

小蒔「で、でも! ここ高いですし」

京太郎「気にしないでください。俺が出すので」

小蒔「うぐぅ! そんなの悪いですよ!」

京太郎「あはは、大丈夫ですよ。こう見えても俺――」

          /   /     |   | |   | |  :       l :l   |  |   :|   | |
       / /    |    |__ | |   | |  |  :   l :l:  /|  |   :|   | |
.      ///     |    |\ |‐\八 |  |  |    |__,l /-|‐ :リ   リ  | |
     /  /   - 、     :|   x===ミx|‐-|  |:`ー /x===ミノ//  /  :∧{
       /   |  :.八   _/ {::{:::刈`|  |  l:  /´{::{:::刈\,_|  イ  /ー―‐ ..__
.      / / :|  ::|/ \{^ヽ 乂辷ツ八 |\| /' 乂辷ソ ノ^l/ } :/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: `「⌒:.
.       //  /|  ::l、   :    ー‐   \{  | /  ー‐    j/ /}/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.
     / _,/:.:..|  ::| \ !           j/        ′/:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.
        / :.:.:.:.:{  ::|\ハ_,          ノ            ,___/{:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.∧
.    /:.:.:.:.:.:.:.::′ ::|:.:.|\圦                       / j/l/.:.:′:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.∧
.   /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:′_,ノ⌒ヽ::|  、    、      _  -‐'     /:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:/:.:.::/:.:
 /\:.:.:.:.:.:.:r‐ ' ´     ∨\/ ̄ )  ̄ ̄        /   /.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:.:/:.:.:./:.:.:
/:.:.:.:.:.:.\:.:.ノ  ----- 、  ∨/   / 、          /   ,/:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:.:/:.:/:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /        ‘,  ‘, ./、 \       /   /.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.://:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:/:.:.:.:.:.{   ---- 、   ‘,  } /:.:.:} ̄ \ ̄ ̄ ̄/ ̄ /:.{/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:-<⌒:.:.:.:.:
:.:./:.:.:.:.:./       ‘,  ‘,「l /⌒^\________/}/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/´    \:.:.:.:.:
:/:.:.:.:.:.:.{: .    . :    ‘, 人U{:.:.:.:.:.:.:.|:\        /:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.―‐┐:/        \:.:
:.:.:.:.:.:.:.: }: : : :--:/\: . ノ:r/   / .: .:.:.:.:.|:.:.:.:\    ,/:.:.:. |:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./

京太郎「わりとお金持ち」

小蒔「(かっこいい)」キュンキュン






一「透華ー? まだかかるのー?」

透華「京太郎に可愛いと言って貰える服が見つかるまで帰りませんわ!!」シャッ

衣「まだまだ選ぶぞ!」

一「やれやれ。二人して、あいつのどこがそんなにいいの?」

透華「全てですわ! あと従姉弟っぽい」

衣「従姉妹っぽい」

一「あ、ふーん」









京太郎「うわぁ、すごく似合ってますよ!」

小蒔「うぐぅ! 買ってくださって、ありがとうございます」

京太郎「いえ、こんなかわいい物を見れたことに比べれば安いもんですよ」ニコッ

小蒔「うぐぅ……//」カァァ

京太郎「じゃあ次は喫茶店でも探しましょうか」

小蒔「うぐぅ! はい!」

京太郎「(そのうぐぅはいるんだろうか)」

小蒔「(さ、さて次のステップは)」ドキドキドキ

 スタスタ

霞「これよ、小蒔ちゃん!」サッ

初美「むがー!むがむがー!」ジタバタ

巴「おとなしくしてください!」

春「後で開放するから」

明星「すみませんすみませんすみません」

初美「むがぁぁぁあ!!}

巴「三人に勝てるわけないでしょう!」


京太郎「コーヒーの店でいいですか?」

小蒔「(い、行きます!)」ドキドキ

京太郎「神代さん?」

小蒔「う、」

 ドクン

小蒔「うぐぅ! コーヒーでいいです牌これ~!」

京太郎「……へ?」

小蒔「きょ、京太郎氏はコーヒーはなにが好きですか? 私はカプチーノです牌これ~!」

京太郎「ぱ、ぱいこれ?」

小蒔「でもカプチーノは苦いので、いつも牌これ砂糖を沢山いれちゃうんです牌これ!」

京太郎「……あの、牌これってなんですか?」キョトン

小蒔「……ハハッ」

京太郎「」

小蒔「それでですね。この間は霞牌これちゃんが牌これをパイパイして~」

京太郎「……」

【巫女姫様の女子力憑依6 会話の最後にさりげなく「牌これ」と言っとく】
最近とても話題になることが多いゲーム『牌これ』。
実際に遊んだことはないかもしれませんが、会話の節々に「牌これ」と言っておけば、男は喜びます。
たとえば「昨日の晩御飯は何を食べたのかなあ? 私はカレーライス牌これ」「明日は雨なんだって牌これ」などですね。
男から「なんだよ牌これって~(笑)」とか言われても無視してOK。もしくは「ハハッ」と笑っておけば大丈夫。










 スターバックス


京太郎「つ、着きましたよ(なんだか胸が痛くなってきた)」ズキズキ

小蒔「うぐぅ! いい香りがしますねー牌これ!!」

京太郎「じゃあ、入りましょうか」

 カタカタカタ

ゆみ「む、また女連れとはな」ッタァーン! ビシッ

店員「いらっしゃいませ」

京太郎「いつものを」

店員「いつものですねー」

小蒔「うぐぅ? いつもので通じるんですか牌これー?」

京太郎「ええ」

店員「お世話になっておりますー」

ゆみ「(馬鹿な!? 私ですらいつものなんて言ったことないぞ!?)」カタカタカタ

京太郎「小蒔さんはカプチーノでいいですよね?」

小蒔「うぐぅ!」コクコク

店員「たい焼きはいりませんか?」

小蒔「うぐぅ?」

店員「チッ、にわかかよ」

小蒔「オウフ……牌これ」

京太郎「??」

店員「では男前さんと月宮さんはこちらへ」

小蒔「月宮?」

ゆみ「S県か……いや、元ネタは鍵だな」カタカタカタ



霞「(誰でやるかが問題ね)」

巴「ネトゲやってそうな人といえば、あの人しかいないですけど」




小蒔「京太郎氏のは甘そうですね牌これ~」スタスタ

京太郎「ええ。なれるとこればっかりですよ」スタスタ

小蒔「(つ、次のテクニックは……恥ずかしすぎます)」ドキドキ

 で、でも!
 京太郎さんに私を、娶ってもらう為に!!

小蒔「(私は! 頑張ります!!)」キッ

京太郎「ここが空いてますね」

小蒔「うぐぅ! はい。じゃあ、座ります……」

                  >--- 、  f:::::∨ 〈ヾヽ  〉ー-    
                /     >´ ̄ ヽj三王ヽ  f´        
               /  . . . . ..∨      `ミ=-、王ヾー、_>_/王〉 
             イ   : : : : : :{      i    ヾア王三王三王三班ヽ 
            /::::::ヽ、  : : : :/ヽ     ヽ     ゞ--=^ヾ三王三王ミリ 
           ,イ:::::::::::::::>、: : :/ヽ ソ   __ >. .       \王三王ミi  
         /::::::::::::::::::::::::>´  \ヽ /::::::::::::::::ヽ: : .        ヾ三王ij  
        /::::::::::::::::::::::::::::/    ヘヾ:::::::::::::::::::::::∧: : : .       〉三ゾ   
      /:::::::::::::::::::::::::::::ノ      〈ミ∨:::::::::::::::::::::∧: : : : : : : : : : : : 《ミ/i 
     /::::::::::::::::::::::::::, イ         ヾ∨::::::::::::::::::::∧ゝ、: : : : : : : : ノ彡ソゞ   
   /:::::::::::::::::::::>´             ∨:::::::::::::::::::∧ゞ王`ー--=´汪三∥  
  /::::::::::::::::::::/                 ヾ:::::::::::::::::::∧ ` ̄~ ̄^~^ ̄ ゙̄´
京太郎「(神代さん、ミニスカだから座る時気を付けないと中が見えそうだなー)」チラッ

小蒔「ッ~~~//」カァァ

 クパァ

京太郎「……えっ?」

小蒔「……//」ソワソワ

京太郎「あ、ちょ、え? は?(え、なにこれ? スカートの中身が俺に丸見えなんですけど?)」

小蒔「うぅ~~……//」パタパタ

京太郎「(ていうかちょっと待って! この世界の女ってみんなパンツ履いてねぇんだけど!!)」

小蒔「(み、見てる……見られてます)」カァァァ

京太郎「(アレが丸見えになってるぅぅぅぅぅぅ嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!! まっぴぃぃぃぃんくっ!!)」ガタガタガタ

小蒔「ぱっ」

京太郎「!?」

小蒔「パンツじゃないから恥ずかしくないもんっ!!」


: : : : :/ : : : : : :| : : : :|.. : :. ゙、: . ゙、゙、. \
: : : : : |. : : : : :i |: : : :i:|. : : : ∧: :、.i. .i: : . ` 、
.: : : : : !: : : : : | |、: : :| | : : i | !: :|:| : |:、: : : : : : >
: : : : : :| : : |: i 「! ヽート!、: : リ  !: |ハ: ト : | ̄ ̄
.: : :,..-、|: : :i: :|: !゙、 _、!二゙、-| イ: リ ! |ヽ:|
: : / へ.゙、 :丶ヾヽ<´{::::i` ヽ! 1!|:/| :!ノ゙、リ  (パンツよりヤバイのが見えてるんですが……)」
: :ヽ    \ : :!丶   ̄     Vイ:ハ |\:i
.: : 丶    \゙、        `> リ  `
ヽ: : :`┬ 、  ヾ          /    
  i: ;ィノ    U     ,....-ィ /  
,,:‐レリ    _       ̄ /
゛=!_    \ `ー-、_  _/
::::::゛== 、 \   / ̄ヽ、
::::::::::::::::::::::゛===-、    >

小蒔「(あぅぅぅっ!!)」ボシュゥゥ


【巫女姫様の女子力憑依7 ミニスカ姿で席に座った瞬間「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」と言う】
男はストレートな女子ファッションに弱いので、ミニスカートで飲み会に行けば注目の的です。
座る瞬間「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」と言いながら顔を真っ赤にすると男はメロメロです。




京太郎「(お、落ち着け俺! 神代さんは何か勘違いしてるのかも)」ドキドキドキ

小蒔「~~~//」モジモジ

京太郎「あの、神代さん。女性なんですから、足は閉じた方が」

小蒔「オウフ……すみません……」パタン

京太郎「(これで当面の危機は去った)」ホッ

小蒔「(効果は、あったでしょうか?)」

京太郎「(一生忘れないぞ)」ホクホク

小蒔「か、カプチーノ頂きます」ズズッ

京太郎「ああ、それじゃあ俺も……」ズズ

小蒔「あの、それってなんて名前のコーヒーなんですか牌これ?」

京太郎「え? これですか?」

小蒔「うぐぅ! はい」

京太郎「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスですよ」

小蒔「はへ?」

京太郎「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスです」

小蒔「うぐぅ? それって何属性ですか?」

京太郎「え? 水、なのかな? でも、うーん」

小蒔「まぁとにかく美味しいんですよね牌これ!」

京太郎「はい。そうだ、一口飲みます?」スッ

小蒔「うぇっ!? な、ななな!?」カァァ

京太郎「?」

小蒔「そ、それって何属性ですか!?」

京太郎「属性?」

小蒔「口移し属性なんですか牌これ!?」ドキドキドキ

京太郎「ち、違いますよ!  俺はただ、一口飲んでもらおうと」

小蒔「うぐぅ! じゃあ関節キス属性ですね牌これ~!!」

京太郎「関節きっ……//」カァ

小蒔「うぐぅ!! うぐぅうぐぅ!」

京太郎「(あぁぁぁもぉぉぉぉ!!!! なんだよこれぇぇぇ!!)」モンモンモン



霞「いい感じね、フフフ」ニヤリ

春「黒糖オレください」

店員「ねぇよ」



【巫女姫様の女子力憑依8 とにかく「それって何属性?」と聞く】
男は暴走してわけのわからないことを言いがちですが、理解できなかったら「それって何属性?」と聞きましょう。
だいたいのオタク会話に通用するので、「こいつわかってるな」と思われると同時に、恋愛対象としてみてもらえます。
返答が理解できなくてもほっときましょう。理解する必要はないです。






霞「(そろそろ勝負を決める頃ね)」サッ

巴「行くんですか?」

霞「ええ。最終作戦よ!」

春「頑張って、姫様」

初美「むがぁあああああああああ!!」

明星「ひぃぃぃぃっ!?」

霞「さぁ、このカンペを見て!!」バッ


小蒔「(あ、あれは霞ちゃんからのカンペ!!)」チラッ

京太郎「(気が気でないぜ全く)」ドキドキ

小蒔「(が、頑張ります!)」スッ

 ガタッ

京太郎「? どうしたんですか、急に席を立って?」

小蒔「うぐぅ……きょ、京太郎氏!」テクテク

京太郎「な、なんですか!? え、ええ!?」

小蒔「! ふぅーっ」ミミフゥー

 ゾクゾク

京太郎「ひゃぁぁっ!?」ガタッ

小蒔「あんっ♪ 二人だけで消えませんか?」

京太郎「!?」


霞「勝ったわね」

巴「はい」

初美「むがぁあああああああああああああ!」ブチブチブチッ

春「嘘、拘束が……!?」


小蒔「(こ、こここここここれで!!)」ドキドキ

京太郎「……神代さん」ボソ

小蒔「うぐぅ! ひゃひっ! 牌これ!!」

            /               l              ′
                ,′/  /             |        ∧ ,
          /       l / ./    l   ′           ∧ ′
.        / イ|l       | l| /   ,イ ィ}  /!    ′   |l     ∧ ヽ
.          |l    八 | lレ\// / / l   , / l /   |l  |  l|ー一
.          |l   /¨! .从{-==≧、 / ヌ  } ./ / .!∧  |l  |  l|
          从 { λ/ ` 弋丕>/´ l} //Ⅳ_ 斗<   |l  |  l|
          ∨V ヽ           /   ´、ニ赱 |  /l .八 l|
             }  ` ┤                  从/ |l /  ヽ
             |Ⅳ ∧          {!        _ノ   |/
             ′∨ 仆、                八
             ∨      -―  、
           /≧ュ.  /     \          . ィ
       _/二二二≧ュ     \       /}/
.     -=≦二ニニ=- 二二ニ()≧ュ    ー</∨ __
≦二二二二二ニニ -=ニ()ニ=-/       {=ニニ{0=- |
二二二二二二ニニ//二=-/       八 ニニ|0=- !__
二ニニニニニニニ{ /二二二 >、       ,<-=ー ヽ\
京太郎「どういう、つもりなんですか?」

小蒔「えっ……?」

【巫女姫様の女子力憑依9  耳元でフ~ッと息をかけてから小さな声で「あんっ、二人だけで消えない?」と言う】
文字で書くといやらしく感じますが、爽やかに明るく、でも小さな声でそう話すだけで男はあなたの虜になります。
話し始める前に、耳元でフ~ッと息をかけるのが重要ですよ。




京太郎「……さっきから、ふざけてるんですか?」

小蒔「オウフ……私はふざけてなんか」

京太郎「いい加減にしてください!!」ダンッ

小蒔「ひゃひっ!?」

京太郎「俺、久しぶりに神代さんに会えて……嬉しかったのに」ジワッ

小蒔「あっ」ドクン

京太郎「……すみません。怒鳴ったりして」ゴシゴシ

小蒔「え、えっと」

京太郎「俺、帰ります」ガタッ

小蒔「ま、待ってください! あの、私は別に!」

京太郎「……さようなら」

 タタタッ

小蒔「あっ……」ズキッ


霞「……これマジ?」

巴「マジです」

春「ありえない」

明星「あわわわっ!」ガタガタ

初美「だ~~~か~~~ら~~~言ったんですよぉぉ!!!」ギロリッ


小蒔「……京太郎、さん」ポツン



 店外

京太郎「……くそ!! 最低だ、俺」ワナワナ

 ペシッッ

京太郎「あたっ!? って、誰ですか!?」バッ

         /:/   .::∧ / ∧ .::.::. 〈::.::.::..    \
           {/   .::./ミ∨/彡ヘ:.::.::. ヽ.::.::.:: :..
         〈   .::./`⌒^゙"^⌒´|::.::.::.:..  、.::.::.:::..   |
           |i  .::.i          |i:.::.::.::.::. \:.::.:|::.  |
           ||   .::.|       八::.::.::.::.::.\ \| :::.... |   /¨ニ=-
           リ   .::i| ¬ト   ´ ̄\「\::.::.::.ー=ニZ_::|         ¨ニ=-
        /  .:::ノリアテ斥    ァ弍斥仆 ::.::.:___;;:>/                ¨¨ニ=,
      ∠..ノ.::./::小 乂゚ツ      乂゚ツ从::.::.厂).::.|::∨                   /
        /::イ八ノ::{_ハ     ,           ////⌒\                   /
.       ⌒´ / .:\::八               ,:ーく: / '⌒\_)             /
         ; .:/:: _厶ィ:>  ` ´    イ /:://⌒\__)                 /
          | :/|::.厂 :|::.::.::|>  _,、</ /∨ _ --、__)           __,,厶
          |/´∨   |::| .::| |  /-ヘ    /  ____,,)          (____ ’
              |   |/\| |_, イ:::::::∧ /∧ ゙マ/                (_____ `'
             │  ´\___/|  〉- 〈 ∨/ ∧ 〈_              (__,、 \_〉
           ゙.     / | .:::::::: | ,  \∧   ‐=ニ..,,        (___, \_ノ
           ∨      ∨::::::::: |       ∧   `ヽ7  -=ニ,,  ___/∧  }
           〈   |\  /:::::::::::::|/  // `、     }|    〉7    ⌒ン ノ
               ∨ |  `〈 :::::::::::: | ,//   \_,,八   ∨/    /
               ∧ 人   \ ::::::│/         ̄\_〉  / ̄\_  イ|
ゆみ「やぁ」

京太郎「あっ……ゆみさん」

ゆみ「……お前は間違っていないさ」

京太郎「でも……」

ゆみ「ふふ。思うところがあるなら、私が聞いてやる。どうだ? 駅前にスタバが出来たらしいんだが」

京太郎「……ありがとうございます」ゴシゴシ

ゆみ「なぁに、美味いコーヒーを飲めば気も紛れるさ」









 鹿児島

小蒔「……」シーン


初美「誰のせいですかー? はい、誰のせいですかああああああああああああああああああ!?!!?」ダンッ

霞「ひぅっ……ごめんなさい、ごめんなさい」ポロポロ

春「落ち着いて」


初美「あ?」


春「ゴメンナサイ」グス

巴「ちゃんと忠告を聞くべきした……申し訳ありません姫様」

初美「姫様だけじゃありませんよー!! 須賀君にも酷いことをしたって自覚あるんですかー!?」

霞「そうね……彼にもちゃんと謝らないと」グスッ

初美「姫様。大丈夫ですよー、私達がちゃんとどうにかしますからー」

小蒔「はい……でも、これは私の問題でもあるから」ブルブル

初美「姫様……」


小蒔「(京太郎……さん)」



 十年前



須賀父「いいか京太郎? 姫様に無礼が無いようにな?」

京太郎「はーい」

須賀父「じゃあ父さんは久しぶりに当主と話してくるから」

京太郎「俺は?」

須賀父「向こうに六仙の子達と姫様がいるらしいから、遊んでこい」

京太郎「えー? 女と遊ぶなんて嫌だー」

須賀父「つべ言わずに行けホイ」

京太郎「……ちぇー」スタスタ

 キョロキョロ

京太郎「って、誰もいねーじゃん」

 ウワーン ワーンワーン

京太郎「?」

 「ひっく、ぐすっ」

京太郎「なんだここ? 蔵? 中から声が聞こえるぞ」 

京太郎「ノックしてもしもーし!」コンコン

「え? 誰、ですか?」

京太郎「通りすがりの須賀京太郎だけど」

「すがきょうたろぉ?」

京太郎「俺が名乗ったんだから、お前も名乗れよコノヤロー」

「や、やろうじゃないです。小蒔です」

京太郎「こまき? 小蒔かー、そんで? 何してんの?」

「遊んでいたら、大切なお皿を割っちゃって……それで」グスッ

京太郎「ふーん? お仕置きで閉じ込められてんだ」

「はい」

京太郎「じゃあ、開けてやろうか?」

「え? で、でもバレたらお父様に怒られるから……」

京太郎「そんときゃ、一緒に怒られてやるよ」ガコン

「そんなの、ダメです!」

京太郎「しょうがねぇなぁ。じゃあ……」

 ギギギギィィィ

小蒔「あっ」ドクン

                _  -‐==‐-
             /. . . . . .      `
   -‐==ニ二      ‐‐- _         `ヽ
       /                : . . .
      /  /  /          `ヽ  : : : :
       /  /  .i     .ト           : : : . __ニ=-.
      ./ . :/    |      | ヽ      : : : :\
    / . :/    {      i‐-ヽ     : : : :._\       \
    ./  .: :{   i  ',       ! ___\   .: : :/ ヽ:\: : :ニ=- ̄
   /   : : :|  i : :|     | |≠r:::rュミヾ  i{ .ハ ∨:∨ミ、
  ./ /|: : :i  :.{ : : !`ヽ    !|  {つ:i!::::} `ヽ| 〉j. 〉: : :}
 //  |: : ', : :i: : :!ニミヽi\{   乂zzソ     /|: : !|
      |: :i:ヽ : ム:.:|fっi!:}             {: :i : :|‐-─ 、-
        |: ト: : \ヽ|匁ソ ,            / i/| : :|:.:.:.:.:./  ヽ
      |:.| }: : : :ゝ          ‐-    /   !/i|:.:.:/    i
        t|ノノ~|/Vハ    くi    ノ /.     ヽ/       |ゝ、
              \    -‐  /. :    /          ヽ
                >‐──.、. : : :.   /        -‐‐、  /
                _,「  . : :): .   /       イ  ニ=-  ~
              / f .:|  : :r     /   //     ~ ‐-ヽ
            /  | : :ハ  : :!   /|  /           i
           /   __ i: . : :、/|__ ∠  / ‐  //          |
          /`-‐ /   / |  __ -‐/   /             |
京太郎「俺が中に入ってやるよ。それなら、問題ねぇだろー?」

 バタン

小蒔「……あ、え?」

京太郎「よいしょっと。うわー、中は暗いなー」

小蒔「どう……して?」

京太郎「ん? だって暇だし」

小蒔「それだけ、で?」

京太郎「んー、後はそうだな……ちょっと、お前が俺の知り合いに似てるから」

小蒔「知り合い?」

京太郎「泣き虫で、ドジで、どうしようも無い奴だけど……可愛い奴なんだ」

小蒔「……ふぅん」

京太郎「だから、俺が守ってやるよ」ギュッ

小蒔「あ……ありがとう……//」カァ










 現在


小蒔「……あれから、十年」

 あの後、私と京太郎さんはいつの間にか眠っちゃって
 起きた時には、京太郎さんは父親に連れられて帰った後だった

 時間にして、僅か一時間ほどしか話せなかったけど

 私は――あの日からずっと、ずっと

小蒔「京太郎、さん」ギュッ


  ウワァァァァアン!!  ァァァァァァッ……ウアァァァ


霞「落ち込んでるわね」ハァ

巴「今度こそどうにかしませんと」

初美「……何かいい案があれば」

春「ある」

初美「!?」

春「とっておきが、ある」ドン

初美「どうせくだらない案に決まってますよー」

春「今度はイケる」

霞「参考までに聞かせてくれる?」

春「こういうの」ゴニョゴニョ

巴「え? それは……」ナイナイ

初美「頭がおかしくなりましたかー?」

霞「ええ。正気じゃないわ」

初美「!?」バッ

霞「? どうしたの?」

初美「霞ちゃんがおかしいと思うということは……まさかのまさかですよー!?」ピコーン

明星「はい! 姉さまの考えと真逆のことをやれば成功に決まっています!!」ニッコリ

霞「おい」クイクイッ

初美「到底おかしな作戦ですがー! もはやこれに縋るしかないですねー」

春「お任せあれ」

巴「(それって敗北フラグじゃ……)」

初美「姫様ー!! 姫様ー!! 最後の作戦ですよー!!)」タタタッ









 須賀家


京太郎「……神代、さん」

~ゆみ「彼女なりに、お前にアピールしようとしたんだろう。認めろとは言わないが、分かってはやってくれ」~

京太郎「そう、なのかな?」

 あのアホみたいに思えた行動も全て――俺の為にやってことだとしたら

京太郎「……謝らないと、な」

 そうだ、俺は神代さんを拒絶してしまった
 ガキの頃に、守るって言ったのに!

京太郎「くそ! こうしちゃいられねぇ!! 謝りに行かねぇと!!」ダッ

 ピンポーン

京太郎「!?」タタッ

 ダダダダ ガチャッ

京太郎「神代さん!?」

小蒔「あ、あの……//」モジモジ

京太郎「神代さん、俺……あの」

小蒔「ごめんなさい。私、京太郎さんのことを何も考えてませんでした」

京太郎「!!」

小蒔「だから、私謝りたくて」

京太郎「謝るのは俺の方です! ごめんなさい!! 神代さんの気持ちを!」

小蒔「いえ、それはいいんです。私はもう、決めましたから」

京太郎「え?」

小蒔「京太郎さん! 私、神代小蒔は!!」ドクン

京太郎「っ」ドキッ


 ドクン ドクン


小蒔「今日からおぬしの家に住むわ!」デーン

京太郎「」


【巫女姫様の女子力憑依10 突然「今日からおぬしの家に住むわ」と言って押しかける】
突然、何の連絡もせず、リュックとバッグを持って男の家に行き、「今日からおぬしの家に住むわ」と言って転がり込みましょう。
男は驚きながらも漫画やアニメやラノベのような展開に喜び、あなたを受け入れてくれるはずです。
貧乏だったり生理的に受け付けなかったら出て行けばOK。ただし、ストーカー被害に遭わないためのケアは必要です。






京太郎「(聞き間違いか?)」ゴシゴシ

小蒔「えへへっ」ドキドキ

京太郎「あの、もう一度言ってもらえますか?」

小蒔「はい! 今日からおぬしの家に住むわ!!」デーン

京太郎「……は?」

小蒔「荷物も持ってきました! これからは同じ屋根の下で暮らします!」

京太郎「……ひ?」

小蒔「身の回りのお世話から何もかもを行います!」

京太郎「……ふ?」

小蒔「だから、その……//」

京太郎「……へ?」

                    ... -―━―- ...
                      /:::::::::::::::::::::::::::::::::\
                   /::/:/:::::/:::::::::::l:::::::::::::::::.
                     /::/:/:::::::|:::::::::::::|l:::::l:::::::::l::.
                 |:::l:::|::l:::八i:::::::l::八::ハ:::: l::|
                 |:::|八芹坏\:ノ芹坏ノ}::::::::|
                 |从::::{ ヒソ    ヒソ 厶イ:::|
                  八::::}∧/// '  /// _'ノ::::八
                  \::::::.、 V__フ  ..::::::/
                       `Y^介ト - 个ミ=<
                      /:://}  /\'::::\
                     /::/:/ { ∧/   / |::::l::|_
                    /{:::{:::{ i /   /  |::::l八\
                /八八:| ∨  /    |::/   \
               / {ノ   / /    ノ'     }  ∧
                  〈__/   /  /            ∨_rv'__
               〈人_{   /  /           |―┴'´人
              / 从  /\/            从    ∧
.            _/   \{  { _, 、__       /   ――、∧
            / __   }二二二二二≧==≦{   // ̄ ̄ \
小蒔「いっぱい、愛して……くださいっ」ニコッ

京太郎「ほぉぉぉぉぉぉ!?!?」

 冴えない男子高校生の俺の家に、突然巨乳巫女が押しかけてきた!
 そんな巫女の目的は、俺との間に子供作ることだって!?
 おいおい、俺の貞操は一体どうなっちゃうんだ!?

京太郎「ってエロゲかよ!!!!」

小蒔「もう、離しませんからっ!」ダキッ

 ムニュン

京太郎「やわぁあーーーーらぁぁぁぁあぃい!!!」

小蒔「んふふ」スリスリ


霞「結局は」

初美「胸で」

巴「攻めるのが」

春「一番」ポリポリ

明星「大人って……大人って」ズゥーン


小蒔「京太郎さぁーん、大好きですっ」

京太郎「うわぁぁぁぁぁ!! 理性がぁぁぁぁぁ!!」

 この後どうなったかって?
 さぁ――どうなったんだろうな


 第二十章【巫女サーの姫! 女子力憑依の裏技!】

 カンッ!