第一章【小悪魔テク! 文学少女の逆襲】 アフター
ファミレスの帰り道
京太郎「……なぁ、咲」
咲「うん、なぁに?」
京太郎「携帯、いつ買いに行く?」
咲「あ、えっとね。いつでもいいよ」ニコニコ
京太郎「そっか。じゃあ、新しいのが出たら買おうな」
咲「うんっ!」
京太郎「(こうしてると普通なのに……くそっ)」
咲「あ、そうだ!」
京太郎「ん?」
咲「今度ね。お父さんが京ちゃんとお話したいんだって」
京太郎「おじさんが?」
咲「うん。なんだか相談があるって」
京太郎「(まさか、家でもあんなことを!?)」ブルブル
咲「なんだろうね」
京太郎「さ、さぁな」ガクガク
咲「?」
京太郎「俺が、俺が守ってやるからな咲」
咲「ふぇっ!? 本当?!」
京太郎「あ、あぁ」ブルブル
咲「(えへへっ! やっぱりアラサー嬢さんは流石だなぁ!)」
京太郎「……大丈夫、まだ咲は元に戻れる。俺が戻すんだ」ブツブツブツ
結局、その日以来
咲の前だと萎縮してしまう京ちゃんなのでした
最終更新:2015年07月25日 21:14