京太郎「さ、出来ました」

京太郎「の、飲んでみてください」

理沙「……」ゴク

理沙「美味しい!」

京太郎「」ホッ

理沙「店開ける!」

京太郎「お、大げさですよ!」テレテレ

理沙「そんなことない」

京太郎「あ、ありがとうございます」











京太郎「もう帰らなきゃですね」

京太郎「理沙さんと一緒に暮らせたらいいのになぁ」

理沙「……!!」

理沙「今日から!」

京太郎「冗談ですよ。それに厳しいと思います。ずっと一緒だとそれだけ周りにもわかっちゃいますし」

理沙「……」ショボン

京太郎「時々お泊りする程度ならいいんじゃないですか」ハハハ

理沙「!! 土日!」

京太郎「え?」

─────────

──────

───





京太郎「とうとう今日泊まるんだよな」ゴクリ

京太郎「今日まで気が気じゃなかったよ」

京太郎「バイトでも何回もミスっちゃったし、初めてコップも割っちゃったよ」

京太郎「理沙さんのとこには何回も行ってるのになんでこんな緊張してるんだ」ドキドキ

京太郎「もうピンポン鳴らすだけだぞ。部屋の前まで来て何躊躇してるんだ……さぁ鳴らせ!」

 ガチャ

理沙「…………」

京太郎「…………」

理沙「…………?」

京太郎「」カァァ

京太郎(なんで入ってこないんだろう?みたいな顔してるよ。絶対そんな顔してるよ。5分も前からいたなんて知らないだろうけど)

理沙「入って」

京太郎「……は、はい」

京太郎「お、お邪魔しまーす……あれ?なんか部屋こないだより綺麗な気が……」

理沙「…………」

京太郎「まぁいいや。理沙さん、この着替え入ったかばんどこ置けばいいですか」

理沙「この辺!」

京太郎「了解であります!」ビシ

理沙「」プッ

京太郎「あー、なんですか。笑うことないじゃないですかー、であります」

理沙「ブフッ!ご、ごめ!」

京太郎(謎のつぼを押してしまったよ……)

京太郎「落ち着きました?」

理沙「」コクリ

京太郎「じゃぁこれどうぞ」コト

理沙「いつの間に?」

京太郎「理沙さんが必死に笑いをこらえてた時です。まぁ前と同じ銘柄ですけどね」

理沙「……ありがと」ニコ

京太郎「ど、どういたしまして」

理沙「ん、美味しい」

京太郎「よかったです」

理沙「京太郎が入れてくれるから」

京太郎(くそ、この人反則だろ!恥ずかしいわ!)


京太郎「そうだ、麻雀教えてください。最近出来てなかったですから」

理沙「わかった」

理沙「ここ座って」

京太郎(ネト麻か。これは後ろから指摘してくれるときにささやかな胸の感触を味わえる!)



京太郎「……なんで膝の上に乗ってるんですか?」

理沙「落ち着く!」

京太郎「いやいやいや!俺は落ち着きませんよ!?」

理沙「~♪」

京太郎(駄目だ聞いちゃいねぇ。しゅ、集中できねぇーーー!!!)

京太郎「ありがとう……ございました」

京太郎(ほとんど頭入ってこなかった上に何回もきり間違えちゃったよ)トホホ

 カチカチ

京太郎「? あぁ理沙さんもやるんですか」

理沙「ちょっと!」

京太郎(まぁ教えるだけじゃなくて自分もやりたいよな)

京太郎(でも……この体制のままやるのかな?)

京太郎(……良い匂いするなぁ)クンクン

理沙「ん、くすぐったい」

京太郎「す、すみません」

理沙「……いい」

京太郎(匂い嗅いでてもいいってことかな?それじゃ遠慮なく)クンクン

京太郎(なんだろう?なんかおちつくなぁ……)

京太郎(にしてもあれだな。流石プロだけあって上手いな)

京太郎(なんか見てるだけで勉強になるな)

京太郎(だが……なんか別のことしたい!なんかもっと理沙さんに構って欲しい!)

京太郎(駄目かな?駄目かな?)ソワソワ

理沙「…………」カチカチ

京太郎「理沙さん理沙さん」

理沙「…………」カチカチ

京太郎「理沙さーん」

理沙「…………」カチカチ

京太郎(集中しすぎて聞こえてないや……なんかいたずらしてみようかな)

京太郎(でもあんまり過激なのもな……そうだ!)ピコン

理沙「終わった」

理沙「……?京太郎?」クル

京太郎「?」

理沙「全部一位」ブイ

京太郎「」ナデナデ

理沙「」ナデラレナデラレ

理沙「!」ハッ

理沙「どうかした?」

京太郎「」ギュー

理沙「……」

理沙「」ウルッ

京太郎「!?!?」

京太郎「ええ!!なんで泣くんですか!?」

理沙「きょうたろう……京太郎!」ダキ

京太郎「あーうー、その、ジェスチャーだけでやってみようかなっていうお遊び感覚だったというか」ナデナデ

京太郎「サイレント京ちゃんモード、なんちゃって……すみません」

理沙「……いつもの」

京太郎「?」

理沙「いつもの京太郎、が、いい」

京太郎「ほらほら、もう元通りですから、ね?」

京太郎「お詫びになんでもしちゃいますよー」

理沙「…………」ギュー

京太郎「あー……えっと、ほらギュー」ギュー

理沙「あったかい」

京太郎(俺暑いんだけどなぁ……そんなこと言い出せねぇ)

理沙「……ちょっと汗かいてる」ペロ

京太郎「ひゃお!?」

理沙「しょっぱい」

京太郎「そらそうでしょ!!ていうかなんで舐めたんですか?」

理沙「クーラーつける?」

京太郎「いや、離れたらいいんじゃ……」

理沙「……なんでも」ボソ

京太郎「クーラーでいいです、はい」

理沙「大丈夫?」

京太郎「はい、だいぶ効いてきましたしね」

理沙「ん」スト

京太郎(理沙さんは熱くないのかな?)

理沙「結構筋肉ある」サワサワ

京太郎「まぁ中学の時はハンドボールやってましたから」

理沙「辞めた?」

京太郎「ええ、特に理由はないんですけどね。強いて言うなら続けるほど夢中になれなかったからだと思います」

京太郎「やってた時は夢中だったと思うんですけどね。最後の大会で県予選まで行って燃え尽きちゃったのかもしれません」

京太郎「東京に来たのもそれが原因かも。新しいスタートがきりたかったのかもしれません」

京太郎「自分のことなのにあやふやですみません。ていうかなんでこんなこと言ってるんでしょうか」アハハ

京太郎「でも後悔はしてません。理沙さんにも会えましたから」ニコッ

理沙「……麻雀は?」

京太郎「正直わかりません。でも、麻雀をしてる理沙さんはカッコイイです」

理沙「…………」チュ

京太郎「いきなりなんですか?あ、もしかしててr、んむ」

 チュ チュル

理沙「ーーぷは」

京太郎「……おかえししちゃいますよ?」

理沙「……」プイ







─────────

──────

───

理沙「……京太郎」ハァハァ

京太郎「なんですか?」ハァハァ

理沙「おっきくなってる」サワサワ

京太郎「……男ですから」

理沙「……辛い?」

京太郎「い、いえ、大丈夫です。そのうちおさまります」

京太郎(大分やばいけどな)

理沙「……いい」

京太郎「?」

理沙「エッチしてもいい」カァァ

京太郎「……そういうのはまずくないですか?」

理沙「誰も見てない」

京太郎「隣人とか……」

理沙「防音きいてる」

京太郎「……避妊具ないですし」

理沙「買ってある」

京太郎「なんで!?」

理沙「……念の為?」

京太郎「おかしいでしょ!だいたいいつ買ったんですか!?」

理沙「遊園地の帰り」

京太郎「付き合い始めた日かよ!!」

京太郎「いや、ほら避妊具もサイズが「何種類か買った!」……なんもいえねぇ」

京太郎「ていうかなんで買おうと思ったんですか?」

理沙「いつでも受け止められるよう」

京太郎「そんな溜まってるように見えますか!俺は!」

理沙「見える!」

京太郎「……まじすか」

理沙「」コクコク

京太郎「いやまぁ溜まってるけどさ、ほぼ毎日何回か抜いてるけどさ、でもさ」ボソボソ

理沙「……」サスサス

京太郎「いや何触ってるんですか」

理沙「ちっちゃくなってきたから?」サスサス

京太郎「手止めて。ビクンビクンしちゃうから」

理沙「気持ちいい?」

京太郎「……なかなか」ボソ

京太郎「いや、そうじゃなくて。いいんですか本当に?」

理沙「大丈夫。任せて」

京太郎「……え?」

理沙「」スク グイグイ

京太郎「ちょ、理沙さん!?」

理沙「任せて!」

 トサ

京太郎(お、おおお、押し倒されちゃったよ!?)

京太郎(理沙さんの下着姿……あわわわわ、結構躊躇なく脱ぐんだ)ドキドキ

理沙「脱がす!」

京太郎「いゃ!自分で脱ぎますって!あっ」

 ズリ ボロン

理沙「……!?」

理沙「」プルプル

京太郎「あ、あの、無理しなくても……」

理沙「だ、大丈夫!」

京太郎(ま、任せちゃっていいのか?でも俺も初めてだし……)

理沙「い、行く!」プンスコ







京太郎「いや、そうじゃなくて。いいんですか本当に?」

理沙「大丈夫。任せて」

京太郎「……え?」


 そう言うと立ち上がり俺の手を引っ張る。
 力はそんなに強くないはずなのに理沙さんに引っ張られるがまま立ち上がってしまった。


京太郎「ちょ、理沙さん!?」

理沙「任せて!」


 肩を押され、ベッドへと倒れこむ。
 普段理沙さんが使っているベッド。
 柔らかく質の高いベッドだからなのか、ほんのり甘く感じる匂いのせいなのか、俺は立ち上がろうという気力を奪われていた。
 そして、理沙さんも一緒に倒れこんできたことでようやく自覚した。押し倒されたのだと。


京太郎(お、おおお、押し倒されちゃったよ!?)


 目と目が交差する。
 その状況に少し気恥ずかしさを感じ他のところへと意識を移す。
 じんわりと汗ばんだ手。少し自分の顔をくすぐる綺麗な髪。赤らみ、少し膨らんだ頬。
 理沙さんもこの状況に気分が昂っているみたいだ。
 数秒、そんな体制が続いたかと思うと理沙さんはおもむろに体を起こしていき、服を脱ぎ始めた。
 もともと薄着の為にそう時間はかからない。
 その僅かな時間、スレンダーな体つきが露わになっていく様や、耳に届く衣擦れに興奮を覚えた。
 同時に、躊躇なく服を脱いだことに驚く。
 完全に下着姿になった理沙さんの姿に高鳴っているのを感じた。





理沙「脱がす!」


 自分の服を脱ぎ終わったかと思ったら不意に俺のズボンに手をかけそんなことを言い出した。
 いつもその言動に驚かされることはあるが、今回はさらに輪をかけていた。


京太郎「いゃ!自分で脱ぎますって!あっ」


 突然のことに反応出来ず、ベルトを抜き取られズボンをずらされた。
 パンツも一緒にずらされたため、ギンギンに張り詰めたイチモツが勢いよく飛び出してきた。


理沙「……!?」


 その勢いに理沙さんは動きを止める。
 顔を真っ赤にし、小刻みに震えている。
 もしかして無理してるんじゃないだろうか?


京太郎「あ、あの、無理しなくても……」

理沙「だ、大丈夫!」


 少し震えながらもゆっくりと手を伸ばしてきた。


京太郎(ま、任せちゃっていいのか?でも俺も初めてだし……)

理沙「い、行く!」





 そっと、触れてきた。
 自分のイチモツが興奮により熱くなっているせいか、理沙さんの手はひんやりと感じる。
 ゆっくりと、形を確かめるように撫でてくる。
 それにむずむずとしたもどかしさを感じ、もっと触って欲しいという欲求がこみ上げてくる。
 理沙さんはというとただひたすらにイチモツを凝視し、形を憶えようとせんばかりに夢中だ。


理沙「……」


 ふと動きを止めたかと思うと、包むように握ってきた。
 ただ力加減がわからないのかにぎにぎと力の入れ具合を変えてくる。


京太郎「もう少し力入れても大丈夫ですよ」

理沙「」コクリ


 素直に頷くその姿に少し心が安らいだ。
 言った通りにぎゅっと握ってきて、ぴりっとした快感を感じる。
 自分でするのとは違った気持ちよさだ。
 好きな人にしてもらっているという心情も快感を助長しているのかもしれない。





理沙「おっきい……」


 そう呟きながら、恐る恐る上下に扱き始める。
 いつも自分でしているスピードとは段違いだが、やはり気持ち良い。
 そして一生懸命に奉仕をしてくれる理沙さんの姿により一層愛おしさを感じる。
 眺めていると、ふと目があった。
 情熱的に、潤んだ瞳から目を離せない。
 まるで磁石のように、どちらからともなく引き寄せられ、口付けを交わす。


京太郎「理沙さん……」

理沙「……もっと」


 自分が言い出す前にキスをしてくる。
 理沙さんも欲望を俺にぶつけているだけなのに同じことを思っていたようだ。
 まるで心が通じているかのようで、嬉しい。
 何回も、ずっと触れ合っていたいと言わんばかりにキスを繰り返す。
 そうしている間も理沙さんは手を止めないでいた。
 徐々に快感が高まり、上ってきている。





理沙「気持ちいい?」

京太郎「はい…」


 何か他のことを言えれば良かったのだが、痺れるような快感が言葉を阻害する。
 そこに麻薬のようにキスが、理沙さんの唾液が染み込んでいく。
 気持ちいい……
 ふと目を降ろすと、理沙さんの下着に染みができていることに気付いた。
 甘美に染まってきている空気に興奮しているみたいだ。
 濡れ始めている秘部へと手を伸ばす。


理沙「っん」


 少し触れただけなのに、もれた甘い吐息。
 もっとその声を聞きたくて、下着の上から割れ目を何回もなぞる。
 感度が良いのか、断続的に声をもらした。
 理沙さんの扱く手もスピードをあげてきた。
 気持ちが高まり、息は上がり、完全に二人の世界に没入する。





 お互いの分泌した液で手がぐっちょりと濡れてきた。
 キスを繰り返し、頭を麻痺させ、気付けばもう夢中。
 精液がこみ上げてきたことによってようやく自分も理沙さんも出来上がってることに気が付いたのだ。


京太郎「理沙さん、俺もう……」


 すっと俺のイチモツを触ってないほうの人差し指を伸ばしてきて俺の口元を押さえる。
 ただ押さえられただけなのに、その動きがどれほど蠱惑的に見えたことか。


理沙「任せて」


 そう言うとベッドの横に置いてある棚へとずりずりと移動していき、中からコンドームをとりだした。
 とうとうしてしまうんだな―――
 そう実感しながら脱ぎ忘れていたシャツを脱ぎ捨てた。
 戻ってきた理沙さんはコンドームの入っている袋を開ける。
 コンドーム自体に潤滑油がついているのか妙なテカリかたをしていた。
 そのゴムをイチモツにあてがうとクルクルと綺麗に装着してくれた。
 あまりに早く、自分で着けると言えないまま着けられてしまったことに気恥ずかしさを感じる。


理沙「……い、いく」

京太郎「は、はい」


 理沙さんの妙な気迫に押されされるがまま。
 けれども自分も初めてなのでどうしたらいいかわからないのだ。
 理沙さんは下着を脱ぎ、無造作に置いて俺に跨る。
 反り返ったイチモツを自分の秘部にふれさせ、慎重に位置を調整する。
 静寂が心臓の音を加速させる。
 部屋に響くのは二人の息遣いだけで邪魔をするものは何も無い。





 ずぶずぶと、俺のイチモツは理沙さんの中へと飲み込まれていく。
 一瞬、理沙さんは顔をしかめて動きを止めた。
 薄々気付いていたが、やっぱり初めてなんじゃ――
 そう言う間もなく、理沙さんは一気に腰を沈めた。


理沙「っ!!~~~~~!!!!」

京太郎「んっ…理沙さん、へいき、ですか?」


 そんなわけない。きっとかなり痛いであろう。
 繋がった部分を見ると俺のイチモツは丸々飲み込まれていた。
 そして、血が流れていることに気付いた。
 それは初めての証だった。
 苦悶の表情とその血が痛さを物語っている。
 俺のお腹らへんに手をついて姿勢を保っていた理沙さんだが、耐えられなくなったのか胸元へと倒れこんできた。
 それをそっと抱きしめる。


京太郎「……キス、しましょう」

理沙「はぁ…はぁ…わかった……」


 自分に出来ることと言えばこのくらい。
 頑張っている理沙さんに目一杯キスして目一杯抱きしめて痛みを和らげてあげよう。
 少し溢れていた涙を拭ってあげ、優しくキスをする。
 自分は下になっているため理沙さんの髪はあたってこそばゆいが、それすらも心地よく感じる。
 今、この人の全てを味わってるんだ。
 髪も、唇も、体も、そして心も。
 この人の全てを全身で味わっている。



 時間を忘れるほどキスを夢中でしていた。
 理沙さんも余裕が出てきたのか、舌を食んだり吸ったりしてくるようになってきた。
 時折「好きです」と耳に囁きかけると、おかえしといわんばかりに俺の耳元で「好き」を繰り返してきた。
 そんなことを何回か繰り返した後、ふと数秒見詰め合って動きを止める。
 そろそろ動く。
 言わなくてもどうするか伝わってきた。いや、自分がそうしたくて相手にそれが伝わったのか。
 どちらにせよ次にどうしようかお互いにわかっているのだ。問題は無い。


理沙「ん……ぁっ……」


 自然とお互いに動き始め、相手を気持ち良くしようとする。
 吐息が交じり合い、温度を高めあう。
 密着した体を抱き寄せながら、腰を動かす。
 乱れた髪を掻き分け、キス、キス、ただひたすらに繰り返す。


理沙「きょう、たろう!んっ…京太郎!」

京太郎「はぁ…はぁ…理沙さん!」


 名前を呼び合いながら、乱暴に、情熱的にキスをする。
 腰を動かすスピードも上がってきた。
 上も下も、お世辞にも綺麗とは言えない水音が響く。
 ベッドの軋む音。桃色の吐息。野生的な水音。その全てが脳を犯していく。
 理沙さんとの性行為を彩り、満たしていく。



京太郎「はぁ…ん、理沙さん、そろそろ、イきそうです!」

理沙「ん…ぁん……わかった…っ…!」


 息も絶え絶え、そういうのが正しいのだろう。
 途切れ途切れに自分が射精欲にかられていることを伝えると、理沙さんはより激しく動き、きつく抱きしめてきた。
 自分もそれに応じて激しく動く。
 パンパンパンと、まるで手で何かを叩いてるような音が鳴り響く。


京太郎「理沙さん!理沙さん!」

理沙「きて」


 優しく、先ほどまであんなに激しく動いていたとは思えないほど優しく頭を抱きかかえ、胸へと引き寄せられる。
 その瞬間、俺は勢いよく射精をした。
 普段のオナニーなんかとは比べ物にならないくらいの勢いで、長く、解き放つ。
 びりびりと全身が麻痺したような感覚に襲われながらも、最後の一滴まで搾り出す。
 その間、俺は理沙さんの胸に顔を埋めながら、抱きついていた。
 射精が終わると、理沙さんは俺の頭を抱きかかえたままベッドに体を転がす。
 自分もそのまま体を横へと向けた。
 その勢いで理沙さんの膣内から俺のイチモツが抜け落ちる。
 コンドームの中には白濁とした精液がたっぷりと注がれていたが、外す気力はなかった。








京太郎「はぁ……はぁ……」

理沙「……」ギュ

京太郎「……理沙さんも初めてだったんですね」

理沙「!!……」ギュウ

京太郎「俺は初めてどうしで嬉しかったです」

理沙「…………っ!」

理沙「……わ、私……も」


 ふと顔を上げる。
 理沙さんは顔を赤らめながらも満たされた顔をしていた。
 恥ずかしかったのか顔をそらしながら、誤魔化すように俺の頭を撫でる。
 もし自分が恥ずかしさを感じない人間であればずっとこの心地よさに浸っていたかもしれない。
 だが自分は男で、年下とはいえ流石に胸に抱き寄せられながら撫でられるのは恥ずかしいのだ。
 俺はずりずりと上にあがっていき、理沙さんと同じ位置にまで来た。
 今度は逆に理沙さんを自分の胸元へと導く。
 そしてこの体勢になってわかったのだが、より相手のことが愛おしく感じる。
 ぎゅっと抱きしめやすいからなのだろうか?
 理沙さんが俺のことをこうやって抱きしめる理由がわかった気がした。



京太郎「そういえばなんであんなリードしたがったんですか?理沙さんも初めてなのに……」

理沙「……」プイ

京太郎「理沙さん?」

理沙「……年上」ボソ

京太郎「」キュン

京太郎「あーもー!可愛いですねー!」ギュー

理沙「~~~!!!」

京太郎「あっ、と。すみません。つい力入れすぎちゃいました」パッ

理沙「はぁ……はぁ……」

理沙「お姉さん!」プンスコ

京太郎「わかってますよ」ナデナデ

理沙「…………」ツネリ

京太郎「いたたたたたた!!脇腹抓らないでください!!」

理沙「」プイ

京太郎「全く……血が出るんじゃないかと思いましたよ」イタタ

理沙「京太郎が悪い」

京太郎「そんなことないと思いますよ」

理沙「年下扱い!」

京太郎「そんなことないです。可愛いお姉さんだなって……抓る準備しないでください!」

理沙「そんなことない、です」

京太郎「俺の真似ですか。いい度胸ですね。くらえ!こちょこちょ攻撃!」コチョコチョコチョ

理沙「~~~~~~~!!!!!」

京太郎「ふははははは!まいりましたか?……あははははははははは!無言でこちょこちょしないでください!!あはははははは!!」



理沙「勝った」ブイ

京太郎「はぁはぁ。くそう。……さて何かお望みですか?」

理沙「」オイデオイデ

京太郎「しょうがないですね……」

理沙「可愛い」ナデナデ

京太郎「そういえば、お風呂に入りませんか?体もベトベトですし」

理沙「賛成」

京太郎「理沙さん先どうぞ」

理沙「……!」

理沙「一緒!」

京太郎「え?」

理沙「一緒に入る!」

京太郎「まじすか?」

理沙「今更」

京太郎「……ごもっともで」

理沙「沸かしてくる!」

京太郎「了解です」





 カポン

京太郎「あ~気持ちいいですね~」

理沙「」コクリ

京太郎「晩御飯どうしますか?」

理沙「……」

京太郎「正直面倒ですよね」

理沙「外食?」

京太郎「それも手ですね。後はコンビニとか。ほら隣にありましたよね」

京太郎「なんかそんなに外にいたい気分でもないのでそっちのが俺は嬉しいです」

理沙「同意!」

京太郎「じゃぁコンビニにしましょう」

理沙「」コクリ

京太郎「そろそろでますか」

理沙「……もうちょっと」

京太郎「ふぁい……あ゛~~気持ちいい~」