http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343823046/



京太郎「まいったな・・・」

京太郎「控え室の場所がわからなくなった」

京太郎「しかもウロウロしてたら現在地もわからなくなっちまったしな」

京太郎「このままじゃいつも馬鹿にしてる咲にまで笑われちまう・・・」

京太郎「くそっ、ここは一体どこなんだぁーーー!」


咏(なんだあの男子高校生)

咏(落ち着きがないっつうか、あわててるっつうか、、、知らんけど)

咏(・・・)

咏(なんか知らんけど困ってるっぽいし)

咏(いち社会人として助けてあげちゃいますかな)

咏「おーいそこの男子高校せーい」

京太郎「??」

京太郎「おれですか?」

咏「そだよ~」

京太郎「何か用でも?」

咏「う~ん用事っつうか」

咏「なんか困ってそうだったからさ~、知らんけど」

京太郎「あっ、そうだった」

京太郎「選手の控え室ってどこにあるかご存知ですか?」

咏「控え室ならあっちの棟だからむこうの渡り廊下渡ったらすぐだよ~、知らんけど」

京太郎(どっちだよ・・・)

京太郎「分かりました、ありがとうございます!」


タッタッタ

咏「いいことしたわ~」


~~~~~~~~~


京太郎「すいません遅れました」

タコス「犬め、一体どこに行ってたんだじぇ」

京太郎「いや、トイレが結構混んでてさ」

京太郎(迷子になってたなんて言えないよな・・・)

咲「みんな心配してたんだよ?」

京太郎「わるいわるい」


京太郎(にしてもさっきの人どっかで見たことあるような・・・)


TV<カイセツハミヒロギプロデス!

京太郎(ん?・・・あっ!)

京太郎(さっきのって三尋木プロじゃねえか!!)

京太郎(そうとは知らずにあいさつもせずに帰ってきちゃったな・・・)

京太郎(あとでもっかいお礼いいに行くか)


~~~~~~~


久「みんなご苦労さま、今日の試合はこれで終わりだから」

久「あとは自由行動でいいわよ~」

四人「はいっ」

京太郎(やっと自由行動か)

京太郎「咲」

咲「??」

京太郎「おれちょっと行ってくるとこあるからみんなにも言っといてくれ」

咲「うん、わかったよ!」


京太郎(たしかさっきはこのへんで会ったよな・・・)

京太郎(そんな都合よく見つかるわけないか・・・)

咏「」フラフラ

京太郎(いたっ!)

京太郎「三尋木プロ~!!」

咏「ん?」

咏「あぁ、さっきの男子高校生じゃん」

京太郎「はぁはぁ・・・やっと見つけた・・・」

咏「私のこと探してたの?・・・知らんけど」

京太郎「はい、さっきのお礼をもう一度言っておきたくて・・・」

咏「ええ、そんなのわざわざいいのに~」

京太郎「そういうわけにはいきません」

京太郎「というわけで、先程はありがとうございました!」

咏「フフフ・・・」

京太郎「??、なんかおかしかったですか??」

咏「いやぁ、なんか元気いっぱいで高校生っぽいな~って、知らんけど」

京太郎「高校生っぽいってそんな・・・」

京太郎「そんなこと言ったら、三尋木プロだって高校生顔負けの若々しさじゃないですか~」

咏「えっ?」

咏「そ、そうかな~・・・エヘヘ」///

京太郎(照れてるとこ可愛いな・・・)

京太郎「はい、そこらへんの高校生よりよっぽど高校生らしいとおもいますよ?」

咏「大人をからかうのはよくないぞ~?」///

京太郎「そんなつもりありませんよ!」

咏「そんなに褒めても何も出ないよ?」

京太郎「だからそんなつもりじゃないですって」

咏「そこまで言うかぁ・・・」

咏「むぅ・・・」

京太郎(急に静かになったな)

咏「ねぁ、きみ」

京太郎「??」

咏「お姉さんが晩御飯おごってあげようか?」

京太郎(おっ、何か出た・・・)

京太郎「そんな悪いですよ……」

咏「いいっていいって」

咏「なんか知らんけど私いまちょーご機嫌だし!」

京太郎「いや、でも……」

咏「いいからいいから、ほら行くよ?」

京太郎(ここまで言ってるんだし、まぁいっか……)

京太郎「分かりました」

咏「やた~!」

咏「んでいきたいところとかある?」

京太郎「おれ長野から来たばっかでどんな店あるか知らないんですよね……」

京太郎「三尋木プロはいい店しらないんですか?」

咏いや~まったくわかんね~」

京太郎(結構テキトーだな、この人)

京太郎「そ、そうですか……」

咏「う~ん、とりあえずそのへんのファミレスでもいこっか?」

京太郎「分かりました」


~~~~~~


店員<イラッシャイマセー

咏「何食べんの~?」

京太郎「う~ん、俺はこのミートドリアですかね~」

京太郎「三尋木プロは??」

咏「私このハンバーグっ!!」ニコッ

京太郎(案外かわいいの食べるんだな~……)

京太郎「かわいいのたべるんですね~」

咏「えっ?」///

京太郎(しまった、おもっていたことがつい……)

咏「年上にむかってかわいいなんて失礼だぞ~?男子高校生」

京太郎「すいません、つい」

咏(高校生にかわいいっていわれた……)///

京太郎(うぅ、気まずい……)

京太郎「あの」

咏「??」

京太郎「み、水くんできます、三尋木プロもいりますか?」

咏「あ、うん、お願いしちゃおっかな~」

京太郎「じゃぁ、ちょっといってきます」

咏(しかも気の利くイケメン男子高校生に……)


~~~~~~~~~


店員<こちらハンバーグとミートドリアです。

咏「お、やっと来たね~」

京太郎「ですね」

咏「んじゃいっただきま~す」

咏「熱そうだね~」フーフー

京太郎(かわいい……)

咏「そいえばさ~」

京太郎「は、はい!」ビックンチョ

咏「どしたの?」

京太郎「いえなんでも……」

京太郎(かわいいな、とか思ってる時に話しかけられたからかなり焦った……)

咏「それで、まだ君の名前聞いてなかったよね?」

京太郎「あぁ、そうでしたっけ?」

京太郎「おれは清澄高校の須賀京太郎です」

咏「清澄か、今日試合見たけどすごかったよね」

咏「特にあの大将なんか特に……」

咏「槓して引いてくるの全部有効牌とかありえなくね?知らんけど」

京太郎「確かに咲はすごいですよね」

京太郎「咲にはいっつもやられっぱなしで……」


~~~~~~~~~


店員<アリガトーゴザイマシター

咏「ふ~おいしかった」

京太郎「おれもおなかいっぱいですよ」

咏「結構話せてよかったしね」

京太郎「はい」

咏「それでさ~」

京太郎「??」

咏「また誘ちゃっていいかな~、なんつって」

京太郎「もちらんいいに決まってるじゃないですか!!」

咏(やた!なんか知らんけどつぎも誘って良さそうだ)

京太郎「それじゃ時間遅いんで帰りましょうか」

咏「そだね」

京太郎「おうちまで送ってきますよ?」

咏「う~ん私はタクシーで帰るからいいや」

咏「それより京太郎くんは大丈夫なの?ホテルの場所とか知らんけど」

京太郎「ホテルならここから近いんで大丈夫です」

京太郎「じゃぁ、また今度」


咏(ん?)

咏(次も誘うって行った割には連絡先しらなくね?)

咏「ちょっと待ったー!」

京太郎「??」

咏「私また誘うって言った割には京太郎くんの連絡先しらなくね?」

京太郎「おっとそうでしたね」

京太郎「……はい、これ俺のアドレスと番号です」

咏「ありがと」

咏「んじゃ暇なときとかにまた連絡すっから」

京太郎「了解です、じゃあまた」

咏「ばいば~い」



咏(なんか知らんけど連絡先ゲット!!)


~~~翌日~~~

prrrrrrrr

咏「ん?だれだこんな時間に」

咏「……もしもし」

針生『もしもし、三尋木プロですよね?』

咏「えりちゃんじゃん、どしたの?」

針生『今日の試合なんですが、会場の配電に問題が生じたらしく延期になりました』

咏「じゃぁ私たちは?」

針生『当然今日はフリーってことになります』

咏「そっか、わかった、ありがとねえりちゃん♪」

針生『はい、ではこれで』

ガチャ

咏「」

咏「なんか知らんけど暇になった……」

咏(会場の都合でってことは清澄もオフになったってことだよね)

咏(……さっそく誘おうかな)


ピッピッピ

prrrrrrrrrrrrrr

京太郎『もしもし』

咏「あっ京太郎くん?おはよー」

京太郎『三尋木プロですか?』

咏「そだよ」

京太郎『おはよーございます、それでどうしました?』

咏「今日なんだけどさ」

咏「試合延期になったし多分暇だよね?知らんけど」

京太郎『まぁ暇ですけど……』

咏「それじゃさ、今日も二人でどっか行こうよ!」

京太郎『分かりましたじゃぁいつぐらいに会いますか?』

咏「そだね~、じゃぁお昼過ぎに会場近くの駅前で」

京太郎「了解です」

咏「またあとでね~」


~~~~~~~~~


京太郎(ちょっと早く着きすぎたかな?)

咏「お、京太郎くーん」フリフリ

咏「ごめんごめん、なんか知らんけど準備に時間かかっちゃって」

京太郎「そんなに待ってないんで大丈夫ですよ」

咏「なら良かった、じゃあ早速いこっか?」

京太郎「そういえば今日はどこに行くんですか?」

咏「うんとね、今日は新しい下駄買おうと思ってんだよね~」

京太郎「下駄ですか?」

咏「うん、それでその下駄を選んでもらおうと京太郎くんよんだんだよね」

京太郎「そういうことですか」

咏「そゆことそゆこと、じゃあさくっといっちゃおっか」


~~~~~~~~


店員<イラッシャイマセー



咏「うっわ、なんか知らんけどいっぱい下駄あるし」

京太郎「夏だから結構ふえてるんじゃないですか?」

咏「そういうことか……」

咏「どれにしたらいいかわっかんねー」

京太郎(あそこにあるのとかよさげだな……)

京太郎「あれなんかどうですか?」

咏「ん、おぉけっこういいね」

咏「とりあえず履いてみよっかな」

咏「店員さーん」

店員「どうなさいました?」

咏「これ履いてみたいんだけど」

店員「それではあちらの方におかけになってご試着になってください」

咏「ほーい」


咏「よいしょっと」

咏「どうかな?」

京太郎「浴衣にもあってますし」

京太郎「似合ってると思いますよ!」

咏「そ、そっか」///

京太郎(照れてるところかわいいな)

咏「じゃ、じゃあこれにしよっかな」

京太郎「えぇ!?もう決めちゃうんですか?」

咏「だ、だってほら京太郎くんが似合ってっるって言ってくれたし……」ゴニョゴニョ

京太郎(かわいすぎるだろこれは……)

京太郎「まだそんなに店内見てないですし」

京太郎「もうちょっと見てからにしませんか?」

咏「う、うんそうしよっか……」

京太郎(とかいいつつ今の下駄右手にキープしちゃうんだよな~)

京太郎(そういうところもかわいいんだけども……)

京太郎「もうちょっと奥の方とか見てみますか」

咏「いいね!」



~~~~~~~~

店員<アリガトーゴザイマシター



京太郎「結局最初のやつ買っちゃいましたね」

咏「まぁ見て回るだけでも楽しかったしよくね?しらんけど」

京太郎「そですね」


ヒュ~~ドォ~ン

京太郎「?何の音です?」

咏「そいえば今日この近くで河川敷で祭りあるらしいよ、知らんけど」

京太郎「へぇ、ということは花火ですか、おもしろそうですね……」

咏(これは二人でお祭りに行くチャンスじゃね!?知らんけど)

咏「じゃあさ、今から行ってみる?」

京太郎「いいですね!」

咏(やった!)


~~~~~~~~


京太郎「ついたはいいけど」

咏「人多くね?」

京太郎「これだけ多いと歩くのも大変そうだな……」

京太郎「すぐにはぐれちゃいそうですし」

咏「でもたこ焼き食べたいしなー……」

咏(あっ…)

咏(『手つなごっ!』とか言っちゃえばよくね?知らんけど)

咏「あ、あのさ」

京太郎「??」

咏「えっとはぐれちゃうって言うんならさ」

咏「うんと、その……」

京太郎「どうしたんですか?」

咏「だから、あの……て、手とかつなげばよくね?」///

咏「知らんけど……」///

京太郎(まじか……いいのか?)

京太郎(こんなにかわいらしい人の手を……)ゴクリ

咏「ダメ、かな……?」ウワメヅカイ

京太郎(これは反則だろっ!)

京太郎「ダメなわけないじゃないですか!」

京太郎「むしろこっちからお願いしたいくらいです!」

咏(良かった……嫌とか言われたらどうしようかと思った……)

咏「そっか、じゃぁ握るよ?知らんけど」


ギュッ

京太郎(おぉ、三尋木プロの手すごくちっさいのな……)

京太郎(それにすごく柔らかいし)


咏(京太郎君の手おっきいな、それになんか握っててすごく安心する感じ)

咏(男の人ってみんなこんなんなのかな、知らんけど)

京太郎「とりあえずたこ焼き買って人が少ない場所で花火見ましょうか」///

咏「そ、そうしようか」///


~~~~~~~~~~~


京太郎「やっと買えた……」

咏「すっごい行列できてたね」

咏(その分いっぱい手つなげたから良かったんだけど……)

咏(でももちょっと手つないでたかったな)

咏(とか思ってみたり)

京太郎「あ、向こうに座れそうなところありますよ!」

咏「じゃあむこう行こっか?」

京太郎「ですね」


京太郎「やっと落ち着いて座れる」

咏「そだね」


ぐぅ~

京太郎「あっ……す、すいません」

咏「ずっと立ったままだったしお腹すいたよね」

咏(あっ!そうだ)

咏「しょうがないからお姉さんのたこ焼きをわけてあげよう」フフン

京太郎「ありがとうございます!」

京太郎「!!」

咏「食べんの?ほれあーん」

京太郎(これは……)

咏「そっか、熱すぎるか」

咏「フーフー」

咏「はいどうぞ」ニコッ

京太郎(役得すぎる!!)


パクッ

京太郎(おいしい……)

咏「どうかな?」

京太郎「すっごくおいしいです!」

咏「そ、そか……」///

咏(引かれたりしてないよね、知らんけど)

京太郎「あ」

京太郎「そろそろ大きい花火うち上がるみたいですよ」

咏「お、いいね~」


ヒュ~~ドォ~~ん

京太郎「きれいですね~」

咏「えっ?!」

京太郎「だからあの花火、すっごいきれいだなあーって」

咏「そ、そだよね」

咏(一瞬私のことかと思った……)

咏(京太郎くんは暇だからこうして付き合ってくれてるだけで)

咏(私のことなんかなんとも思ってなさそうなのにね、知らんけど)

咏「はぁ」


ヒュ~~ドォ~~~ン



~~~~~帰り道~~~~~~

京太郎「良かったですね、花火」

咏「うん」シュン

京太郎(なんか三尋木プロ元気ないな……)

咏「あのさ京太郎くん」

京太郎「?」

咏「ごめんね、この二日間連れ回したりしちゃって……」

咏「私に彼氏とかいたら京太郎くんを連れ回したりしなくてよかったんだけど」

京太郎「っ!」

京太郎「おれじゃダメでしたか?」

咏「え?」

京太郎「だから一緒にご飯食べたり花火見たりするのおれじゃダメでしたか?!」

咏「ぜんぜん、むしろ京太郎くんじゃないといやなくらい……」

京太郎「それなら」

京太郎「これからも今日や昨日みたいに三尋木プロと一緒にいさせてください!」

咏(これって告白ってことでいいんだよね……)

咏「京太郎くんっ!」

京太郎「はい!」


チュウ

京太郎「!!」

咏「ぷはぁ」

咏「それで京太郎くんが一緒にいてくれるのは嬉しいけど、だけど」

京太郎「だけど?」

咏「その……ちゃんと大切にしてくないとお姉さん怒っちゃうからね?知らんけど……」///

京太郎「もちろん!絶対大切にします!」

咏「うん、よろしい!」///

咏「そ、それじゃ私もう行くから!バイバイ」ダッ

京太郎「え?ちょっ……」

京太郎(すごいスピードで走っていった……)

京太郎(顔真っ赤だったな)

京太郎(にしても……彼女か……)

京太郎(なんか嬉しすぎて叫びそうだ、てか叫んじまうか……)スゥゥゥ

京太郎「よっしゃぁああああああああああ!」

カン!