淡「きょーたろー!きょーたろーってばー!」ユサユサ

京太郎「はいはい聞いてる聞いてる」

淡「ほんとにー?」

京太郎「ほんとほんと」

淡「ほんとのほんとにー?」

京太郎「しつこいっての、ちゃんと聞いてるよ」

淡「まったく…いーい?きょーたろーはそんなにきょーたろーだからきょーたろーなんだよー?ほんとにもー…」グビグビ

京太郎「わけがわからないです…」

淡「あっはははは!」ばしーんばしーん

京太郎「痛い、地味に痛いって。止めてくんない」

淡「あははははー!」ベベベベベベシ

京太郎「ヤロウ、聞く耳持ちゃしねえ…ホント恨みますよ弘世先輩…」


~ ~ ~ ~ ~ ~

菫『なぁ須賀、わかるだろう?私の苦労が。私の高校生活はあのポンコツに3年間、このポンコツに1年間費やしてるんだ』

 『楽しみなんて日課とお菓子ぐらいしかなかったんだぞ?【高校卒業したらお別れか…さんざ振り回されたが少し寂しくなるな】とは確かに思ったさ』

 『しかしだ。まさか高校を卒業してもポンコツのお世話を継続するとは思わなかった。心機一転、頑張ろうと思った矢先でぬぼーっとしているアイツの姿を見たときの複雑な気持ちが君にわかるか?』

 『そして今、このポンコツも一緒とは予想外だったが君が来てくれた。私の言いたいことはわかるな?』

 『何もずっととは言わない。とりあえずは今夜をゆっくり眠らせてくれればそれでいい。頼んだぞ、なっ!』

~ ~ ~ ~ ~ ~


京太郎「あれ…目から汗が…?…うん、恨むのはやめておこう。負の感情ばかり持っても仕方ないよね!うん!まぁとりあえず…」

照「すぴー…すぴー…」

京太郎「こっちはすぐに寝てくれたから楽でいい。問題は…」

淡「んへへへへ、このお酒もおいしー」グビグビ

京太郎「こっちのポンコツがザルだということだ…いや、酔ってることは酔ってるからザルではないのか…?」

淡「んんー?何難しい顔してんのー?そんなことよりきょーたろーも飲みなよー」

京太郎「お、おう…それよりそろそろ寝ないのか?夜もだいぶ遅いぞ?」

淡「えー!まだまだっしょー!お酒もあるしつまみもある!ほらほらきょーたろーもー!」

京太郎(め、めんどくせえ…酔うのは早いくせにつぶれるの遅いとか性質悪過ぎだろ…)

淡「むー…やっぱり何かノリ悪いー……あ♪いーこと思いついちゃったー」とぽぽぽ

京太郎「あ?おい淡、それはさすがに飲みすぎじゃね?」

淡「いーのいーの、ほとんど私が飲むわけじゃないしー」グビグビ

京太郎「いや、それってどういう…」

淡「んふふー♪」スリスリ

京太郎「あ、淡?」



淡(こーゆーコト!)

淡「んむっ…ちゅう……」

京太郎「………!!??」ゴクッ








淡「ん……じゅるっ……♪」

京太郎「~~~~~!!」グイッ

淡「ぷあっ……あはー、やっときょーたろーも飲んだー」ニヘラ

京太郎「おまっ……おまっ……!何しやがる!」

淡「んえー?口移しー」

京太郎「あっさりと言うんじゃねえ恥ずいわ!」

淡「もー、きょーたろーはお堅いなあ。いいから飲もうよ、ね?」

京太郎「………ああはいはいわかりましたよ、飲めばいいんだろ飲めば」とぽぽぽ

淡「そーそー!わかってるじゃーん!」ケラケラ

京太郎「そうだ、飲もう。飲んで忘れよう。明日になったら綺麗さっぱりだ」グビグビ

淡「しゃっぱりだー!」グビグビ




――――
――

チュンチュン…チュン…

京太郎(はいそんなに都合のいい頭してるわけ無いよねえええええ!全部覚えてますよ!!全部!!!こんちくしょう!!!!)

照「ん…にゅう…」モゾモゾ

淡「うへへー…」ゴロン

京太郎「………顔洗ってこよ」



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淡「おっはよー!キョータロー!」

京太郎「お、おう。朝から元気だなお前は…」

淡「そういうキョータローは何か元気ないね?どしたん?」

京太郎「いや、そりゃお前…昨日のアレが…」

淡「昨日?」

京太「………おい、聞くが昨日飲んだ時の事覚えてるか?」

淡「ほへ?んー……お酒美味しかったね!」ずびしっ

京太郎「………うん、そうだな」ナデナデ

淡「あわ?」

京太郎「」ニコニコ

淡「あわー…」フニャ…

京太郎(覚えてるの俺だけえええええええええええええ!めっさ気まずい!!たっけて咲!!!あ、無理だ悪化する!!!!)



――――その後努力空しく態度を不審がられたり根を掘ったり葉を掘ったりするように問い詰められたりするが誤魔化しきれたのかは別のお話…

カンッ