パターン3…京太郎とチカセンが姉弟の場合。誕生日あんま関係ないけど、姉弟京誓で満足するしかねぇ!


ガチャ

京太郎「あ…お帰り、チカ姉」ゴホゴホ

誓子「あ、ただいま京太郎。寝てると思ってたけど、起きてて大丈夫なの?」

京太郎「さっきまでユキが看病しに来てくれてたんだよ。うつるかもしれないから別にいいって言ったんだけどな…
    そしたら『寧ろ京太郎君の風邪がうつるなら本望ですし、その時は責任を持って看病してもらいますから』とか恥ずかしいこと言いやがるし」

誓子「ふふ、ホントユキちゃんは京太郎には勿体ない彼女さんだね。それで、愛しの彼女さんからの看病は効き目があったのかな?」

京太郎「うるせぇ…さっき熱測ったけど、7度5分だった」

誓子「朝よりは下がったけど、まだ寝てないと駄目だね。何かしてほしいことない?」

京太郎「あー…ちょっとのどが渇いたから水が欲しいかも」

誓子「わかった。普通の水でいい?」

京太郎「いや、ユキがポカリを冷蔵庫に置いてったと思うから、それ持ってきて」

誓子「ユキちゃんもしっかりしてるなー。じゃあちょっと待っててね」

京太郎「…ゴメン」

誓子「え?どうしたの急に?」

京太郎「せっかくのチカ姉の誕生日なのに、熱なんか出しちゃってさ…」

誓子「なんだ、そんなこと」

京太郎「そんなことって…」

誓子「そんなことだよ。京太郎だって熱を出したくて出したんじゃないでしょ?ならこればっかりは仕方ないよ」

京太郎「でも…「こら」ピシッ いてっ!」

誓子「私が良いって言ってるんだからいいの。それに、熱を出したからって別に祝ってくれないわけじゃないんでしょ?なら、私はそれで満足よ」

京太郎「…わかった、ゴメン」

誓子「ふふ、いいよ。そういえば前にも似たようなことあったっけ」

京太郎「…ああ、小学校のころのことか?」

誓子「うん。大雨の中遊んでた京太郎が次の日に見事風邪をひいた時のこと」

京太郎「懐かしいな…確かその時もチカ姉が看病してくれたんだっけ」

誓子「お父さんもお母さんも帰るのが遅かったからね。あの時は私もまだ子供だったから、看病らしいことは全然できなかったけど」

京太郎「それで手持無沙汰になって頭を撫で始めたんだっけ、俺がうつるからどっか行ってろって言っても聞かないでさ」

誓子「辛そうな弟を前にして放っておくほど私は非情じゃないのよ。それに、私が撫で始めたら今まで辛そうだったのが嘘だったかのように寝ちゃったでしょ」

京太郎「う…仕方ないだろ、気持ちよかったんだから…あ、そうだ」

誓子「どうしたの?またあの時みたいに撫でてほしいの?」

京太郎「違うって!…俺の机に袋が置いてあるから、取ってもらえるか?」

誓子「うん?これのこと?」ヒョイ

京太郎「そうそうそれ。俺からのプレゼント」

誓子「え?」

京太郎「そういやまだ言ってなかったっけ………こんな状態であれだけど、誕生日おめでとうな、チカ姉」

誓子「………ふふ、まったく。こういうところは成長しちゃって」スッ

京太郎「ぁ…」

誓子「ありがとね、京太郎」ナデナデ

京太郎「……うん」

誓子「よし!じゃあ何かしてほしいこととか食べたいものとかある?今ならお姉ちゃん、ある程度は聞いてあげるよ?」

京太郎「………じゃあ、一つだけいいか?」

誓子「なに?」

京太郎「…少し眠くなってきたから、俺が寝るまで、その」

誓子「うん、分かった。これでいいかな?」ナデナデ

京太郎「…なんで俺の言いたいことわかるんだよ」

誓子「お姉ちゃんだもん、それくらい分かるよ」ナデナデ

京太郎(………やっぱチカ姉の手、気持ちいいな)ウトウト

誓子「ふふ、こんな感じでいいかな?」ナデナデ

京太郎「うん……ありがと…………………………………………………」zzz

誓子「ふふ、おやすみ、京太郎」ナデナデ



カンッ