ジャラジャラジャラジャラ…  スッ スッ スッ スッ 

京太郎(・・・分からない) スッ タン

灼「ん、ポン」 タン

京太郎(密室の謎は解けた。だが・・・) スッ タン

宥「あ、チー」 タン

京太郎(・・・誰にも見られずに、あの時間、赤土さんの部屋まで行くことは不可能だ・・・)

玄「・・・お義兄さん、心ここに在らず?」 スッ タン

宥「うん・・・たぶん、ずっと事件のこと考えてる・・・」

京太郎(だが、冷暖房を使用した形跡はない・・・あの時間帯に犯行を行っていないとすると、どうやって死亡推定時間をずらしたんだ・・・?)

宥「いつも麻雀してる時に何か思いついたりするから・・・行き詰ってるみたいだしどうかなぁって。来てくれてありがとうね、灼ちゃん」

灼「ん」 スッ タン

京太郎(氷・・・ドライアイス・・・いや、そもそも発見した時濡れてもいなければ冷えてもいなかった・・・)



スッ…

京太郎(・・・来た、緑一色テンパイ)

京太郎(このメンツでやるとたまになるな・・・もっとも、俺にソーズが集まるというよりもピンズやマンズが宥さんや灼さんに集まるから・・・―っ!) タン

スッ タン

京太郎(あった・・・!死亡推定時刻をずらすんじゃない・・・!あの時間、誰にも見られず赤土さんの部屋まで行く方法・・・!)

スッ タン

京太郎「それだ、ロン!!!!」

玄「ぴっ!?」

京太郎(ミスディレクション―意図的に視線を集めさせ、人の死角を自分の行動ルートに集める―その方法・・・それを行えた、ただ一人の人物・・・!)

京太郎「謎は全て解けた!やったよ宥さん!」

宥「え・・・?わ、わわ・・・!」

ヒョーイクルクルクルクルクルー   ヒャアアァァ…

プルルルルルル ガチャッ

京太郎「あ、新子警部?はい、じゃあいますぐ。関係者集めておいてください」 ガチャッ

京太郎「それじゃ行ってきます、宥さん!」

宥「い、いってらっしゃい~・・・」 フラフラ

ガチャッ バタン ピュー

玄「分かったみたいだね、京太郎く―じゃなかった、お義兄さん」

宥「ふふ・・・あったかーい」

カンッ