京太郎「……そんな病気あるんですか?」
医者「ええ、大変珍しい病気なんですが……」
京太郎「でも、背だって180くらいありましたし、ハンドボールやってたんで割と筋肉だって……」
医者「この病気にホルモンは関係無いんですよ。
ですが、覚えはありませんか?顔が女性っぽいと言われたり声が時々妙に甲高くなったり」
京太郎「あ……」
医者「残念ながら、この病気に治療法はありません。
幸い、変化は段階的なので徐々に慣れていくしか……」
京太郎「そ、そんなっ!」
久「須賀くん、アレとソレの買い出しお願い」
京太郎「はい」
久「それとコレも……」
京太郎「わかりました。じゃあ、行ってきます」
久「お願いねー」
京太郎「…………」バタン
京太郎「ふー……やばいな、最近サラシもキツくなってきちゃったな」パサー...
京太郎「元々男にしては高めの声だったからある程度誤魔かせるけど、コレばかりはな……」モミッモミッ
京太郎「こうなっちまってから和の気持ちも解るようになったけど、大きくても重いだけで邪魔にしかならないな…………」
京太郎「ふふっ、男だった時の自分だったら真っ向から否定するんだろうな…………」
京太郎「最近は筋力も落ちてきたし……潮時かな?」
久「須賀くーん、その前に皆の分のお茶入れて頂戴」
京太郎「あ、はーい!」
サラシ「…………」ポツン
優希「ツモ!リーチのみと……裏が乗って満貫だじぇ!」
和「やはり東場での優希は手が早いですね」
咲「本当、特にここ最近は以前にも増して素早いよね」
優希「そりゃあ、全国では強敵と戦いましたし。
才能に磨きがかかっちゃったかな?」
和「調子に乗ってると足下をすくわれますよ」
京太郎「皆、捗ってるな。お茶を入れてきたから一息ついたらどうだ?」
優希「おぅ、犬か、ごくろうだじ…………え?」
和「須賀くん、ありがとうございま…………す?」
咲「どうしたの二人と…………も?」
京太郎「ん?どうした、三人して固まっちまって」サラシワスレオパーイ
優希「あ、あの……犬?」
京太郎「だから、その犬呼ばわりはやめろって」
優希「あ、うん……須賀さん?」
京太郎「その呼ばれ方も気持ち悪いけどな……なんだよ?」
優希「ちょっと失礼して……」モミッ
京太郎「は……?」モマレッ
優希「…………」
和「…………」
咲「…………」
京太郎「…………」
一年勢『いやああああぁぁぁぁ!!』
久「何事っ!?」
この後、無茶苦茶モミモミされた。
最終更新:2015年06月22日 21:43