京太郎「なぁ」

淡「んー?」

人の家のソファでポッキーを咥えながら持ち込んだファッション雑誌を読む淡。
足をパタパタさせて、まるで我が家のように振舞っている。

まぁ可愛いからいいかって――そう思う気持ちが浮かんでくる俺も、きっと大概なんだろうな。


京太郎「大学1万年生って、結局なんなんだ?」

淡「あー、それはね!」


雑誌をソファに置いて、淡はすくっと立ち上がった。
瞳が爛々と輝いて、実にイキイキしている。

淡「高校1年生の時の私が、大体高校100年生分の強さだから」

京太郎「うん?……まぁ、うん」


淡「今の私はあの時の100倍強いから! だから大学1万年生!!」


100×100=10000。

実に単純で、シンプルな答えである。



京太郎「淡は可愛いなぁ」なでなで

淡「でしょーっ!!」


ふふんと、鼻を鳴らして胸を張る淡。

昔は慎ましやかだったスタイルも、今では立派なおもちに成長したなぁと思う。


けど、


京太郎「淡はバカだなぁ」

淡「なんでっ!?」



ちょっぴりアホな子ほど可愛いっていうのは、本当のようである。


カンッ