憧「ここから中学生ね~」アルバムペラー

京太郎「髪はこの頃から伸ばしはじめたんだな」

憧「そうね、中学上がった頃からだから」

京太郎「どういう心境の変化?」

憧「心境の変化って、そんな大袈裟なもんじゃないわよ。ただ……」

京太郎「?」

憧「この頃好きだった人が、髪の長い女の子が好きって聞いたから」

京太郎「……ふーん」

憧「なになに?ヤキモチ?」

京太郎「べ、べつにそんなんじゃ」

憧「違うの?」

京太郎「ちげーし、昔のことでそんないちいち……」

憧「ちょっとくらい妬いてくれたほうが嬉しいんだけどなー」

京太郎「あのな……」

憧「まぁ嘘なんだけどさ」

京太郎「は?」

憧「だから好きな人がっていうの、全部嘘」

京太郎「はぁ?」

憧「単に長いほうがいろいろ遊べるかなって思っただけよ」

憧「いろいろお洒落とかしだしたのもちょうどこの頃だったから」

京太郎「はぁ~……」

憧「安心した?」

京太郎「…………うん」

憧「……あたしが好きになったのは京太郎が初めてだからね」ナデナデ

京太郎「そっか」

憧「そうよ。京太郎は違うみたいだけど」

京太郎「お前、この流れでそういうこと言うなよー」

憧「でも本当のことでしょ」

京太郎「付き合ったのは憧がはじめてだから、それでチャラだチャラ!」

憧「しょうがない、そういうことにしといてあげましょう」

京太郎「なんでそんな上から目線なの」

憧「ふふふっ」

京太郎「なんでそんな嬉しそうなの」

憧「なんでもない。京太郎のこと好きだな~って思ってるだけ」

京太郎「!?」

憧「照れてる京太郎かーわいい」

京太郎「か、かわいいなんて言われても嬉しくないんだよぉ!」

憧「あははは」ナデナデ

京太郎「頭を撫でるなぁぁ!」


カン