11 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 00:49:43.45 ID:Oi0QrnuMo [5/25]


<ぜんかいまでのあらすじ>

 二度の逆レイプを経験し、身も心も磨り減った京太郎
 彼は自らが不倫している愛宕雅枝と結ばれる為に……愛宕父への復讐を企てる

 全てを奪い、絶望の底で愛宕父を自殺に追い込む

 須賀京太郎
 彼の野望は今、動き出したのであった



<愛宕家>

絹恵「ふんふーん」

洋榎「あれ? どうしたん絹?」

絹恵「あっ! お姉ちゃん。 なんかしらんけどプレゼントが届いてなー」

洋榎「かぁーっ! 相変わらずモテる妹やでー」

絹恵「妬かんといてーな」クスクス

洋榎「差出人は誰や?」

絹恵「えーっと……」

洋榎「?」

絹恵「須賀……京太郎?」

洋榎「知らん名前やな。中身は?」

絹恵「えーっと……」ガサゴソ

洋榎「ん?」

絹恵「ビデオ……?」

洋榎「DVDやないんかいっ!」

絹恵「……?」


<宮永家>


浩子「送っといたでー」

京太郎「そうか。編集はしてあるのか?」

浩子「勿論やって」

京太郎「クク……さぁ、始めるぞ」


 愛宕家を乗っ取る為に



14 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 00:58:24.97 ID:Oi0QrnuMo [6/25]


<おおさか>

京太郎「……来たな」

浩子「ん? 今回はお供無しかいな?」

京太郎「いらないよ。携帯も椅子も、雅枝と結ばれてからゆっくり決めるさ」

浩子「えっぐいなぁ。あの子ら、泣くで」

京太郎「俺は雅枝と共有した思い出だけを残したい。それ以外のものは邪魔なだけだ」

浩子「(うわーこわー)」ぞくっ

京太郎「それで? 手筈は?」

浩子「バッチリ」

京太郎「あぁ、上出来だ」

 今回の作戦は実に面白い
 愛宕姉妹を篭絡する為の、実に単純な作戦

京太郎「さて、来るかな?」

浩子「来るやろ。そういう性格や」

京太郎「……」

 ザザッ

?「……あの」

京太郎「! 貴女は!」

 雅枝とそっくりの顔付き、体型
 あぁ、なんて美しいんだ

 あの男の血を全く感じさせないところが、最高に素晴らしい

絹恵「愛宕、絹恵です。浩子とおるっちゅうことは……?」

京太郎「はい。俺が須賀京太郎です」

浩子「久しぶりー」

絹恵「浩子! あれはどういうことや!」

京太郎「落ち着いてください。あれは、たまたま俺が撮影しただけなので」

絹恵「!」

京太郎「まさか、驚きましたよ。あの愛宕プロが……」


 計画の第一歩

 それは


京太郎「見知らぬ若い男と、浮気してるなんてね」

絹恵「っ!」ドキッ

 弱みを、強みに変えること



20 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 01:07:13.58 ID:Oi0QrnuMo [7/25]


<喫茶店>

京太郎「あの時は偶然、通りかかりまして」

絹恵「……」

京太郎「話し声が聞こえて、そっと見てみたら」

浩子「おばちゃんが若い男と抱き合ってたっちゅうんや」

絹恵「っ!」ブルブル

 俺が送りつけさせたビデオ
 それは勿論、俺と雅枝が抱きつき、キスをしていた映像だ

京太郎「(もっとも編集で俺が映らないように加工したけどな)」

 そのお陰で誰が浮気相手かまでは分からない
 皮肉なものだ

 憎い浮気相手が目の前にいるのに、この子はそれに気づかずにいる

絹恵「か、顔を撮らへんかったのはなんで?」

京太郎「気が動転していたので……すみません」

絹恵「あ、いや! 悪いのはオカンやし……」

京太郎「一応隠さない方がいいかと思って、あんな方法しか思いつかなくて……ごめんなさい」

絹恵「謝らんといて! 須賀君は悪くないっ!」

 あぁ、なんて優しいんだ絹恵
 やっぱり貴女は……俺のモノにしたい

京太郎「ところで、洋榎さんはビデオを?」

浩子「見てへんやろ。見てたら今頃怒鳴り込んで来とる」

絹恵「せや。最初に私が見て……すぐにビデオを隠したんよ」

京太郎「そうでしたか」

絹恵「私、どうしたらええか分からんくて」じわっ

京太郎「泣かないでください。俺でよければ……力になります」

絹恵「す、須賀君」ぐすっ

浩子「(よぉー言うわーwwww)」

京太郎「それに俺、愛宕プロのファンで……」もじもじ

絹恵「?」

京太郎「その娘さんの絹恵さんのこと……ずっと大会で」カァァ

絹恵「ふぇっ!?」ドキッ

京太郎「あ、いや!! 忘れてください!! 不謹慎ですよね、こんな時に」ぎりっ

絹恵「え、ええよ! べ、別に嫌な、気はせぇへんし……」もじっ

浩子「(相変わらず免疫ないなぁ)」



22 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 01:14:24.49 ID:Oi0QrnuMo [8/25]


京太郎「よかったらこれ、俺の電話番号とアドレスです」

絹恵「あっ」

京太郎「受け取って……くれます?」

絹恵「も、勿論……!」ぱしっ

京太郎「ありがとうございます。俺、用事でしばらく大阪にいるので……何かあればすぐに」

絹恵「分かった。ちゃんと連絡する」

京太郎「難しい問題ですけど、ゆっくり解決しましょう」

絹恵「せやな。私も、オカンにちょっとずつプレッシャーかけてみるわ」

京太郎「くれぐれも、お父さんには気づかれないように」

絹恵「っ!」

京太郎「もし離婚なんてなったら……大変ですから」

絹恵「で、でも教えんでええんかな? 一応……オカンが浮気したのが悪いわけやし」

京太郎「絹恵さんっ!!」

絹恵「!」ビクッ

京太郎「俺は……絹恵さんが、両親のことで傷つくのを見たくない」

絹恵「須賀、くん?」

京太郎「きっと二人が別れたら、絹恵さんは後悔します。だから!」

浩子「(ワロタ)」

京太郎「……」ぐすっ

絹恵「(須賀君、そないにうちのこと……)」ドキドキ

京太郎「あ、あはは……ダサいですよね。男のくせにメソメソと」

絹恵「ダサくなんてない! 須賀君はかっこええよ!」

京太郎「え?」

絹恵「あっ」カァァ

京太郎「あ、えと」もじもじ

絹恵「あぅぅ……」

浩子「すみませーん、このゲスゲスホットサンド一つ」

京太郎「では今日はこれで」

絹恵「う、うん」

京太郎「頑張りましょうね、絹恵さん」

絹恵「うん。よろしく、須賀君」



29 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 01:19:49.02 ID:Oi0QrnuMo [9/25]

<ホテル>

浩子「これからどうするん?」

京太郎「絹恵さんと接点は持った。後は……」

 このまま話術を駆使して姉妹を丸め込むか
 手っ取り早くスイッチを使うかどうか

京太郎「スイッチは危険性が高い。出来れば話術でケリをつけたいが」

浩子「ふーん? 色々考えてるんやなぁ」

京太郎「当たり前だ。俺にとって、愛宕家を手に入れることが悲願なんだ」

浩子「……なぁ、須賀」さわっ

京太郎「……?」

浩子「うちかて、愛宕の血を引いてること……忘れてへん?」

京太郎「分かってる。ちゃんと仕事をこなせば……見返りは用意する」

浩子「ふふっ、先払いも可能やで?」

京太郎「……しょうがない人だ」どんっ

浩子「きゃっ!?」ぼふっ

京太郎「最近雅枝と会えてないから、今日の俺は一段と激しいですよ」

浩子「んふっ、それ最高ぉ」ニヤリ

京太郎「魔女め」

 代理品でも、何度も抱けば愛着が沸く
 せいぜい、お前も利用するだけ利用してやるさ

 浩子、お前は優秀な右腕だ
 容姿もどこか雅枝に似ている

 お前と、姉妹と、雅枝
 みんなで――幸せになろう


73 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 01:43:32.05 ID:Oi0QrnuMo [15/25]

<ホテル>

京太郎「調べてきてくれたか?」

 俺は浩子に愛宕家の情報を調べさせていた
 従姉妹だからな、これくらいはお茶の子さいさいだろう

浩子「大丈夫。見てみ、この結果」

京太郎「これは……」

<愛宕絹恵>
【好感度】
  • 洋榎(98)
  • 父(21)

<愛宕洋榎>
【好感度】
  • 絹恵(38)
  • 父(68)

京太郎「絹恵さんは随分と父が低くて、洋榎さんが高いな」

浩子「せや。なんでか分かる?」

京太郎「いや、どうしてだ?」

浩子「愛宕父なぁ……絹にセクハラしとうねん」

京太郎「なっ!?」

 どういうことだ!?
 実の娘に……セクハラ?」

浩子「ほら、雅枝おばちゃんが須賀に夢中で相手してくれへんやろ?」

京太郎「あ、ああ」

浩子「せやから、おばちゃんに似てる絹の風呂を覗いたり……胸触ったり」

京太郎「!!!!」

浩子「偶然を装ってるみたいやけどな。随分と色々やったみたいやで」

京太郎「っ……」ギリッ

浩子「幸いにも一線を超えてないみたいやけど……いずれ寝込み襲うんとちゃうか?」

京太郎「愛宕父ぃぃぃぃ!!!!」ガンガンッ!!

 殺す!! 絶対に!! 奴だけは絶対に!!

浩子「ま、当然逃げる先は頼れる姉。姉にゾッコンなのもそのせいやな」

京太郎「がぁぁぁあっ!!」



80 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 01:54:50.84 ID:Oi0QrnuMo [16/25]

京太郎「はぁっはぁっ……逆に、なんで洋榎さんは父の好感度が高い?」

 こんな最低の屑に、どうして?」

浩子「あー、実は愛宕父、そっちには興味無いみたいでな」

京太郎「何?」

浩子「そもそも、ネキ自体を疎んどる様子で」

京太郎「??」

浩子「つまり、おばちゃんに似てない洋榎はいらないってことなんや」

京太郎「えっ……」

 実の娘をいらない?
 妻に似ていない、ただそれだけの理由で?

浩子「だから昔から絹、絹、絹。おじさんは絹ばっかり可愛がって、洋榎は……」

京太郎「それで、父親の愛情を求めてるのか」

浩子「絹への好感度が低いのもそれが原因やろなぁ」

京太郎「……」

浩子「昔からちやほやされて、綺麗だなんだ言われてモテる絹と」

京太郎「もういい」

浩子「面白い顔や言われて、父親からは疎まれる姉」

京太郎「もういいっ!!!」ダンッ!!

浩子「っ!」ビクッ

京太郎「もう、やめてくれ……」

 あの男だ
 愛宕父、お前さえいなければ……!!

京太郎「浩子、俺は甘く見ていた」

浩子「?」

京太郎「あの男を地獄に落とす。そのことだけを考えていたが……」

 奴にはそれすら生ぬるい

京太郎「やるぞ浩子。俺が二人を幸せにする」

浩子「んー♪ ええゲス顔やなぁ」ぞくぞく

京太郎「……」

 絹恵さんを父から奪うのは簡単だ
 問題は姉の洋榎さん

 となると、まずは二人の仲を一時的に引き裂く
 それが一番手っ取り早い

京太郎「洋榎さんに会いに行く」

浩子「へぇ?」

京太郎「洋榎さんを俺に惚れさせ、そのあとで絹恵さんになびく」

浩子「!」

京太郎「そうすれば、洋榎さんは絹恵さんに対してどう思うか」

 きっと、父親の件以上に怒るだろう
 好きになった男を妹に取られる

 今までの鬱憤が爆発してもおかしくない

 そしてそうなれば、絹恵さんから洋榎さんへの好感度も下がる


83 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 02:00:52.58 ID:Oi0QrnuMo [17/25]


<まちかど>

京太郎「(流石だ浩子……バッチリ、洋榎さんを見つけてくれた)」


              /: : : : : : : : : : : : : : : :Λ
             ,. . .-.‐:…ー:‐:-:. . 、: : : :.Λ
          ,.: '´: : : : : : : : : : : : : : : : : : `:. 、: ',
        〃: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽハ
.      / : : : : : : : :.j: : : : : : : :、: : : : : : : : : ヘ: ヾ
.      /: : : : : : : : : :,イ: : : : : : : :l V: : :.',: : : : : :ハ: :Λ
    ,:': : : : : : : : : /: / !: : : : : : : :.l  ':,: : l: : : : : : ハ:.ヽ':、
.   /: : : : : : : : : ,:.、:,' l: : : : : :l: : :l   V:.l、.: : : : : :l: : ヘ':、
  ,: : :.,': : : : : : /: :./\!: : : : : l V:.',/ ',::l V: : : : : :l:V: :ヘ:.、
.  l: : /: : : : : : :,' V:l  _ V: l: : :ハ V:L_  !:.l l: :/: : : l;ハ: Λ':,
.  l: :,l: : : : : : : l  ヾ, __ ヽマ: : ヘ_ヾ、_ }:/ !:/: : : /: :/ハ: :l: ヘ
  V:.l: : : : : : :≫末宕丁 ` \:ヘ 洋宕末≪,/: :ア、/:/:.l: :!: :.ハ
.   V!ヽ: :ト、: Λ. し::::ハl        し:::::::}  /:/!: :.V Ⅵ: :': : .:ハ
    ',l 入:lヽ: ハ Vぅソ       Vぅソ イ: : :l、: :.Λ ,j:/: : : : ハ
     /: :/l: : :l:! : : :   ,      : : : :  l: : :.l V: : ヘ  }':,: : :l: :',
.    ,': :./ l: : :l l                l: : :lノ ',: : : l l: :}: : l l:.l
   ,: : :'  l: : :l ',     _   _,      -!: : l  V: : l l: ハ: :l l: l
   V: l   !: : :! ‘ 、      ̄       /,:' ': :.,′ }: :/ /:' }: l l:/
    ヾヘ l: : :l   `  、    ,  イ:/ ,: :/  // 〃 ,: / ,'
     \ l: : :l      r>‐ ´   lTヘ ,: /  /      /:,'
       V: :.',   / l }      У V:/        〃
        _入:.ハ-ァ´  ゝ、   /   /:/ Yー= -  、
    γ´   ヽ:.V      λY    〃  }       ヽ
    /       l    /  }‘,       /       / ‘,
.   /        l  /     l ‘,     /       /   ‘,
洋榎「ふんふふーん! てーんかのおおさか! さいこうやーん」テクテク

京太郎「(ヒドイ歌だ)」

 だけど一人なのは好都合
 さて、どうしようか

京太郎「(策を弄するのも悪くないが、ストレートもいい)」


 ↓2

1 普通に話しかける

2 不良を雇ってマッチポンプ




88 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 02:07:45.56 ID:Oi0QrnuMo [18/25]


京太郎「(普通に話しかけるか)」

 策に溺れる可能性もある
 なるべく懸念事項は減らしておきたいしな

京太郎「……」

洋榎「おっ! あんなとこに新しいたこ焼き屋があるやん!」

京太郎「あの」

洋榎「でもたっかいなぁ。1パック200円くらいにしてくれへんかな」

京太郎「あのー」

洋榎「よっしゃ! この洋榎様が値切ったるわ!」

京太郎「あのっ!!」

洋榎「なんややかましい!!」バキッ

京太郎「おわっ!?」

洋榎「あっ」

京太郎「い、いたた……」

洋榎「ご、ごめんな兄ちゃん。ちょっと考え事しとって」あせあせ

京太郎「い、いえ。大丈夫ですよ……愛宕洋榎さん」

洋榎「え?」

京太郎「……」

洋榎「なんで、うちの名前を?」

京太郎「それは……」

00~29 京太郎「前に大会でお世話になりましたから」
30~59 京太郎「有名ですよ」
60~89 京太郎「なんでやと思います?」
90~99 京太郎「俺、ファンなんですよ」
ゾロ目 京太郎「好きだから」

 ↓2 ネッキネキにしてやんよ


98 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 02:12:54.26 ID:Oi0QrnuMo [19/25]


京太郎「好きだから」

洋榎「ん?」

京太郎「俺、洋榎さんのことが好きなんです」

洋榎「あ、ん?」

京太郎「愛してるんです」

洋榎「あ、あー! そっか! そういうことか!」

  (`ヽ          ___
   ヽj         /: : : :/:.\
           ‐‐‐-  ..〈:.:.: : :\
      /: : : : : : : : : : : : : `:::.、: : ヽ
..     , ':: : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : ',
.     //: : : : : : : : : : : : : : : : : : :..:.∧: : i
    ,':/: : : ィ : : : : : : : : : : : : : : : : : :ハ : j
    ノ/: : : / |.: : : :.:/|: j.\: : : :ヽ: : : : :i: :!
    //Y: : :/ ̄!: ll :..:l i: i‐ 、ヽ.: : : :Yヽ: l: :l
.  // |: :/   ヽl:',:..:! .l/   .j : :丿:i\\:l
  (:( ∧':.:i-=v. ヽ:!-___   丿イj:丿: :j: :.)
   \i/ |:.ノxxx ,   '' ̄ヽ  |:.|ヽ、://i
.       人U     xxx     |:.!. ):)イ: : :i
.       |:l > 、~_っ  _..ィフl:.!// . !: : :i
.       l:i /  ̄ フ ='' ¨ア ̄ !:!ー-、:l: : リ
洋榎「いやぁ、照れるなぁ」ぽりぽり

京太郎「いえいえ」

洋榎「……」

京太郎「……」

洋榎「って! お前誰やねん!?」

京太郎「ですよね」

洋榎「そ、そそそそれに好きってなんや! 告白か!?」

京太郎「それ以外に何があるんです?」

洋榎「じゅ、順序っちゅうもんがあるやろ!! 名前すら知らんのに!」

京太郎「須賀京太郎」

洋榎「ん?」

京太郎「須賀京太郎ですよ。これで名前、分かりましたね」にっこり

洋榎「お、おう! そうやな!」

京太郎「……」

洋榎「って! そういう問題じゃないわ! ボケェ!!」



103 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 02:20:35.92 ID:Oi0QrnuMo [20/25]


洋榎「す、ストーカーか!? なんでうちのこと知っとるん?」

京太郎「あはは、知らないのも無理はないです。全国大会で少しだけなので」

洋榎「全国?」

京太郎「俺は清澄の生徒なんです。一応会場にも行ってたんですよ?」

洋榎「清澄!? なんや、お前清澄の奴やったんか」

京太郎「はい。その時は部長がお世話になりました」

洋榎「えらい相手やったなぁ。またもう一度打ちたいわ」

京太郎「あはは」

洋榎「って、それとこれとどう繋がるんや!?」

京太郎「?」

洋榎「全く、長野もんのギャグはおもんないわ!」ぷんぷん

京太郎「……ギャグ、か」シュン

洋榎「(コイツ、もしかして本気で……?)」

 いや、そないなことあるわけない
 だって、いつも――


(絹恵さんを紹介してください!)

(妹さんと似てないよねー、クスクス)

(お前に近づいたら妹と接点あると思ったのによー、使えねぇ)

(妹に負ける姉とか……ハァ)

洋榎「うちは……絹に」プルプル

京太郎「そうだ。折角だし、どこか行きません?」

洋榎「え?」

京太郎「ここで会ったのも何かの縁ですよ」

洋榎「どこかって、どこや?」

京太郎「それは……」


1 喫茶店

2 ゲーセン

3 バッティングセンター

 ↓2


111 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 02:29:38.48 ID:Oi0QrnuMo [21/25]


<愛宕絹恵>
【好感度】
  • 京太郎(43)
  • 洋榎(98)
  • 父(21)

<愛宕洋榎>
【好感度】
  • 京太郎(50)
  • 絹恵(38)
  • 父(68)

<喫茶店>

京太郎「コーヒーでいいですか?」

洋榎「お、おう?」

京太郎「?」

洋榎「(結局着いてきてもうた……)」

京太郎「いやぁー、こうして洋榎さんとデート出来るなんて嬉しいです」

洋榎「ふぁひっ!? デートォ!?」

京太郎「あれ? 違いますか?」

洋榎「で、でででデートちゃうわっ!」

京太郎「それは残念です」

洋榎「た、たまたま暇だっただけや! 舐めるんやないで!」

京太郎「すみません。俺、舞い上がっちゃって」

洋榎「(ふ、ふん! 本当は絹の方がよかったくせに)」ぷいっ

 分かってるんや
 こいつもうちに近づいて、どうせ絹を……

京太郎「何か怒ってます?」

洋榎「別に。それより、そろそろ本音を言わんかい」

京太郎「え?」

洋榎「うちより、絹の方とこうしたいんやろ? んー? どや?」

京太郎「どやって言われても」

洋榎「隠さんでええって! ほら、うちが仲取り持ってもええんやで?」

 あれ? うち、何言うてんやろ?
 なんでや……?

洋榎「絹の方が可愛いし、スタイルええで! ほら、悪い話や……」

京太郎「……」


1 京太郎「……」バンッ!! 
 真剣に怒る

2 京太郎「ああ、いいですね。じゃあお願いします」
 話に乗る

3 京太郎「俺は洋榎さんがいいんです」
 とりあえずおだてる

 ↓2 


122 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 02:36:24.37 ID:Oi0QrnuMo [22/25]


洋榎「やっぱ男はみんな絹みたいな……」

京太郎「……」バンッ!! 

洋榎「えっ!?」ビクッ

 な、なんやコイツ?
 急に机叩いて……

京太郎「本気で、言ってるんですか?」じわっ

洋榎「ぁっ……」

京太郎「幻滅しました。お代、払っておくので」ガタッ

洋榎「あ、ちょ! 待ちぃや! 何怒っとるん?!」

京太郎「……こんな人だなんて、思わなかった」ゴシゴシ

洋榎「あっ」ドキッ

 もしかして、コイツ
 本当の、本当に――

京太郎「……」ダッ

洋榎「ま、待っ――」

京太郎「さようなら」

洋榎「っ」

 うち、なんて最悪な女なんやろ
 一人でいじけて、勝手に被害妄想広げて

 須賀君のこと、傷つけてもうた

 この人は絹やのうて

 ちゃんと、うちを見てくれようとしていたのに

洋榎「……あ、あはは」

 カランカラーン

洋榎「ひとりぼっちや」

 バカや、うち
 ごめんな須賀君……ごめんな








京太郎「……」クスッ


128 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 02:42:28.85 ID:Oi0QrnuMo [23/25]


<愛宕家>

 がちゃっ

洋榎「……」

絹恵「あ、お姉ちゃんおかえり!」

洋榎「絹……」

絹恵「ど、どうしたん? 目が赤いで!」おろおろ

洋榎「目にゴミが入っただけや」

絹恵「で、でも!」

洋榎「いいから放っておきぃ。うざいで」

絹恵「っ!」ビクッ

洋榎「……夜ご飯まで寝るわ」

絹恵「なにかあったん?」

洋榎「なんも無い」

絹恵「でも、どこかおかしいで」

洋榎「なんも無い言うとるやろ!!!」バンッ

絹恵「ひっ!」

洋榎「あっ……」

 ダダダッ

愛宕父「洋榎! 何を騒いどる!」

洋榎「おとん……」

愛宕父「ああ、絹。何かされたんか?」

絹恵「なんもされてへんからあっち行きぃや! 鬱陶しい!!」

愛宕父「そ、そうか。それならええんやけど」ちらっ

洋榎「……」

愛宕父「チッ……」

洋榎「っ~~!!」ダダダッ

 バタァーン!!

絹恵「お姉ちゃん!!」

愛宕父「お腹空いたら出てくるやろ」

絹恵「ぐっ!」ギロッ

愛宕父「……それより絹、リビングで一緒にテレビでも観んか?」さわっ

絹恵「さ、触るな!!」ダダッ

愛宕父「……」


 こそっ

浩子「……」



135 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 02:49:36.79 ID:Oi0QrnuMo [24/25]


<ホテル>

浩子「てな感じやな」

京太郎「ご苦労だった」

浩子「ほんま嫌になるでーあの男」

京太郎「そう言うな。すぐに消し去ってやるから」

浩子「ん、楽しみにしとるでー」

京太郎「……」

 問題はここからだ
 洋榎さんはこれで俺に興味を持ったはず

 後は、俺が絹恵さんと関係を築いたところを見せつければ……

京太郎「洋榎さんは絶望するかもしれない。でも、これは必要なことなんだ」

 耐えてください洋榎さん
 俺が必ず、あなたを幸せにしてみせますから

 だから――

京太郎「今は――闇に沈んで貰いますよ」

 嫉妬という、底なし沼の奥までね

<愛宕絹恵>
【好感度】
  • 京太郎(43)
  • 洋榎(93)
  • 父(16)

<愛宕洋榎>
【好感度】
  • 京太郎(55)
  • 絹恵(33)
  • 父(63)


 ぼふっ

洋榎「……須賀君。もう一度、会えへんかなぁ」

 今度は、もっと素直に

洋榎「せめて、連絡先が分かれば……」



絹恵「……あ、須賀君からメール?

 かちかち

絹恵「明日、一緒に出かけませんか?」ドキッ




京太郎「……さぁ、ここからが本番だ」

浩子「ククク、ご馳走さんですー」ニヤリ



142 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 02:57:39.82 ID:Oi0QrnuMo [25/25]

 原作の愛宕父はいい父親ですし、そもそもネキは滅茶苦茶可愛いですよ
 そこんとこだけはハイ、ヨロシクゥ!

 ということで次回、愛宕家騒乱 後編


洋榎「ぶっ殺したるわ!」

絹恵「やってみぃや! ブゥゥゥスッ!!」

雅枝「はぁ、二人共くたばればええねん」


 昼ドラ真っ青のドロドロ展開が待っているとか
 ※早く周回して綺麗になりたいものです


179 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 22:24:22.98 ID:1psX/iEio [1/13]

<ぜんかいまでのあらすじ>


京太郎「お母さんの浮気問題、俺が力になりますよ」

絹恵「(須賀君はええ子や)」

浩子「(たまらんなぁ)」ククク


京太郎「見損ないました」

洋榎「(須賀君に嫌われてもうた……)」


絹恵「お姉ちゃん!」

洋榎「うっさい!!」



浩子「んでんで、お次はどうするん?」

京太郎「浩子にも協力して貰う」

浩子「ほーうほう」


<愛宕絹恵>
【好感度】
  • 京太郎(43)
  • 洋榎(93)
  • 父(16)

<愛宕洋榎>
【好感度】
  • 京太郎(55)
  • 絹恵(33)
  • 父(63)


京太郎「とっととケリを着けよう」



180 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 22:30:39.20 ID:1psX/iEio [2/13]

<愛宕家>

絹恵「……」そろぉー

 がちゃっ

洋榎「……絹?」

絹恵「!」びくっ

洋榎「こんな時間からどこ行くん?」

絹恵「お姉ちゃん! え、えっとやな……」

洋榎「……」

絹恵「(あかん。須賀君とのことを話したら、おかんのことバレてまうかもしれんし)」

洋榎「そないにおしゃれして、デートみたいやん?」

絹恵「ちゃ、ちゃうて。友達と遊びに行く約束してて」

洋榎「そっか。そんじゃ気ぃつけてな」

絹恵「うん。じゃあ、行ってくるで」

 ガチャッ バタン

洋榎「……」


<ホテル>

京太郎「どうだ?」

浩子『やっぱり、嘘吐いて出て行ったようやな』

京太郎「そうか。それじゃあ手筈通りに」

浩子『ククク、後はうまくやりぃなー』

京太郎「ああ、頼む」ぴっ

 嘘を吐いて家を出た絹恵さん
 それを信じている洋榎さん

京太郎「ごめんなさい洋榎さん、ごめんなさい」

 すぐに、終わらせますから



182 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 22:41:21.66 ID:1psX/iEio [3/13]

<愛宕家>

洋榎「(絹の奴、一体誰と出かけたんかな? 恭子とか?)」

 それやったらうちに言うやろうし
 他に心あたりなんて……

 がちゃっ

浩子「お邪魔するでー」

洋榎「浩子!? なんや最近入り浸ってんなー」

浩子「そう邪険にせんといてぇな。落ち込んどる聞いて励ましに来たんやで?」

洋榎「いらんわ。いいからほっとき」

浩子「そう言わずに出かけへん? 美味しいたこ焼き屋の屋台見つけたんや」

洋榎「……ハァ。浩子はしつこいからなぁ」

浩子「返事は?」

洋榎「分かった分かった! 出かけるからちぃーっと待っとき!」

浩子「……」クスッ


<喫茶店>

 カランカラーン

京太郎「あっ、絹恵さん」

絹恵「須賀君! 待たせてもうた?」

京太郎「いえ。俺も今来たとこですから」

絹恵「……」そわそわ

京太郎「絹恵さん?」

絹恵「あっ、いや! 男の人と待ち合わせなんて……初めてやから」

京太郎「……」

00~29 京太郎「へぇ、そうなんですか?」
30~59 京太郎「意外だなぁ」
60~89 京太郎「じゃあ俺が初めてなんですね」
90~99 京太郎「可愛いです」」
ゾロ目 京太郎「待ち合わせだけで、いいんですか?」

 ↓2 キヌゥ!



190 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 22:46:27.81 ID:1psX/iEio [4/13]


京太郎「意外だなぁ」

絹恵「へ?」

京太郎「だって、絹恵さんはモテそうだから」

絹恵「そ、そないなこと……無いことも、無いけど」ウツムキ

京太郎「?」

絹恵「……誘われたことはある」

京太郎「じゃあどうして行かなかったんですか?」

絹恵「……それは」

京太郎「(洋榎さん絡みか? なら……)」

 ここで揺さぶりをかけるべきか
 どうする?

絹恵「……」


1 京太郎「もしかして洋榎さん、ですか?」

2 京太郎「過去のことはいいですよ。それより、今が大事ですから」

 ↓2



193 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 23:00:16.13 ID:1psX/iEio [5/13]

京太郎「もしかして洋榎さん、ですか?」

絹恵「!!」

京太郎「……図星、みたいですね」

絹恵「な、何を急に!!」

京太郎「すみません。雅枝さんの浮気相手を調べる為に……絹恵さん達の交友関係を」

絹恵「え?」

京太郎「若い男なら、お二人の友人の可能性もあるかと思って」

絹恵「そ、それはええけど……」

京太郎「そうしたら、過去に洋榎さんに近づいた男のほとんどが……後に」

絹恵「っ!」プルプル

京太郎「酷い連中だ。屑以下ですよ」

絹恵「……」

京太郎「絹恵さんはそれを知っているから、誘いに乗らなかったんでしょう?」

絹恵「あ、あはは……お見通しなんやね」

京太郎「……」

絹恵「私のせいでお姉ちゃんが傷つくのが嫌やった。それで……」

京太郎「優しいんですね」

 同時に残酷でもあるけどな
 早く相手を作っていれば、洋榎もここまでヤキモキしなかったかもしれない

 俺にとっては好都合ではあるが

絹恵「私が優しい?」

京太郎「はい。お姉さんを想う絹恵さんの気持ち、俺は凄いと思います」

絹恵「……須賀君」

京太郎「でも、それで絹恵さんが辛い想いをするのは……なんか嫌だな」伏せ目

絹恵「っ」ドキッ

京太郎「そもそも、絹恵さんは絹恵さん。お姉さんは関係無いですよ」

絹恵「お姉ちゃんは関係ない?」

京太郎「そうです。洋榎さんに遠慮なんていらない」

絹恵「そ、そうやな。あはは、須賀君こそ優しいやん」

京太郎「いえ俺なんてとても」

絹恵「……」

京太郎「……」

絹恵「あっ、その」

京太郎「そ、そうだ! ちょっと気分転換でもしませんか?」

絹恵「気分転換?」

京太郎「はい。折角ですから場所を変えましょう」

1 ゲーセン

2 バッティングセンター

3 公園

 ↓2  真ゲス


197 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 23:08:51.03 ID:1psX/iEio [6/13]

京太郎「公園にでも行きませんか?」

絹恵「公園?」

京太郎「はい。ちょっとしたデートですよ」

絹恵「で、デデデ!?」

京太郎「大王?」

絹恵「デートォ!?」ガターン!

京太郎「だ、大丈夫ですか!?」

絹恵「も、もぅ……冗談でも驚くからやめてぇな」

京太郎「……すみません」

絹恵「う、ううん! ええってええって!」

京太郎「は、はい」

絹恵「(うぅー……なんでこないにドキドキするんや)」ドキドキ

京太郎「……」


<公園>

 がやがや わいわい

京太郎「子供がいっぱいですね」

絹恵「せやなぁ……昔はよくここでお姉ちゃんと遊んだわ」

京太郎「へぇ……」ちらっ

 ぽてーん ぽーんぽーん

京太郎「あっ、ボール」

絹恵「ボール!!」キュピーン!!

 バゴォーン!!

京太郎「!」

絹恵「はぁっ!? やってもうた!?」

 ありがとーございまーす  すげぇきっくだったなー

絹恵「あ、あわわ」

京太郎「すごいですね」

絹恵「こ、これでも元キーパーやから」

京太郎「へぇ! 実は俺もスポーツやってたんですよ」

絹恵「え?」

 ぽーん ぽーん

京太郎「また来た。よし、そら!」パシッ

 タタタッ

京太郎「よっと!」 ピョイーン

絹恵「なんて跳躍力!?」

京太郎「行くぞっ!!」 ポーヒー!

 デデーン  ぎゃぁぁぁぁぁ!

京太郎「わりっ! 強く投げすぎた!」

絹恵「ぷっ、あはははっ!」


198 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 23:17:14.78 ID:1psX/iEio [7/13]

京太郎「絹恵さん?」

絹恵「やるやん。なんだか、勝負したくなってきたで」ウズウズ

京太郎「それじゃあゴールもありますし、やります?」ニッ

絹恵「へー、言うやん! よし、負けへんで!」ニッ


がきんちょ「合体! 合体してるから安心!」

浩子「よくボール投げてくれたなー。はい、妖怪メダルや」

がきんちょ「わーい! わーい!」

浩子「さて、後はネキが戻ってくるのを待つだけやな……」

 タタタッ

洋榎「浩子ー! 何を先に行っとるんやー!」

浩子「あ、遅いでー」

洋榎「勝手に行っといて何を……ん?」

浩子「(さーて、これからが本番ですー)」ククク

洋榎「? 何を見てる……ん、や?」


京太郎「よっしゃ! 俺の勝ちですね!」

絹恵「ああっ! ハンドボールってむずいなぁ!」

京太郎「じゃあ次はサッカーで!」

絹恵「望むところや!」


洋榎「絹……? 須賀、くん?」ドクン

浩子「……」ソーッ パシャッ

洋榎「なん、で……」



京太郎「(あれは浩子と洋榎。そろそろか)」チラッ

 さて、どうするかな


00~29 このまま遊び続ける
30~59 楽しく話しているのを見せつける
60~89 絹恵が京太郎に抱きついてくる
90~99 偶然を装いキス
ゾロ目 絹恵の方から京太郎にキス

 ↓2 ネキィー! 生きろぉー!



208 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 23:25:19.40 ID:1psX/iEio [8/13]


京太郎「(タイミングを見計らって抱きつくか?)」

 それを見れば洋榎さんも……

絹恵「来い!」

京太郎「はぁっ!」どごーん

絹恵「甘いで!」ぱしぃっ!

京太郎「しまった!!」

絹恵「えへへ、やったぁ! 私の勝ちや!!」だきぃっ

京太郎「!?」

 むにゅん

絹恵「どや! 私だってやるやろー!」ぎゅうう

京太郎「き、絹恵さん!」あせあせ



洋榎「……」

浩子「……」パシャシャシャシャ

洋榎「絹……」ギリッ



絹恵「ん? どうかしたん?」

京太郎「あ、あの……胸が」かぁぁっ

絹恵「あっ!」バッ

京太郎「す、すすすみません!」

絹恵「え、ええって! 私が、勝手にやったことやし!」かぁぁっ

京太郎「でも!」

絹恵「そ、それに」もじもじ

京太郎「それに?」

絹恵「須賀君になら……悪い気、せぇへんっていうか……//」モジモジ

京太郎「(素晴らしい。素晴らしいですよ絹恵さん)」

 ここまで思い通りに動いてくれて
 本当にありがとうございます

京太郎「……」クスッ


洋榎「……浩子、うち帰るわ」ふらふら

浩子「えー? 絹がデェートしとるのに放っておくん?」にやにや

洋榎「デートやないっ!!」

浩子「!?」ビクッ

洋榎「……友達や。絹も、そう言っとった」

浩子「友達ぃ? 男女の友情とか幻想やでー」(煽っていくスタイル)

洋榎「……」ブルブル



209 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 23:32:59.41 ID:1psX/iEio [9/13]

<帰り道>

京太郎「すみません、今日はほとんど運動ばっかりで」てくてく

絹恵「ううん。私も久しぶりに動いて楽しかったわ」てくてく

京太郎「でも、そんなにおしゃれした格好だったのに」

絹恵「ああ、別にええんよ。あまりガラじゃないし」

京太郎「そんなことありません。絹恵さんは、綺麗ですから」

絹恵「そ、そう? ありがとな」ドキドキ

京太郎「……絹恵さん」

絹恵「?」

京太郎「辛いことが残っていますけど……俺、なんとか力になります」

絹恵「須賀君……」

京太郎「今日みたいに、何もかも忘れて……二人で楽しくなれたら」とおいめ

絹恵「っ」ドッキーン

京太郎「……それじゃあ、俺こっちなので」

絹恵「あっ……もう、お別れか」

京太郎「また誘いますよ。調査の方も、頑張りますから」

絹恵「う、うん」

京太郎「……では」

絹恵「バイバイ、須賀君」

 夕暮れに消えていく須賀君を見て、私はどこか寂しく思う
 なんでやろ? 須賀君を見てるとまるで、仲のいい兄弟のような……父親のような

 不思議と、そんな気がするんよ……


 プルルル

京太郎「俺だ」ぴっ

浩子『万事順調です、どうぞー』

京太郎「こちらも問題無い。どうぞ」

浩子『ククク、今夜は荒れるでー』

京太郎「俺が仕組んだとはいえ、胸が痛い……」



214 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 23:40:44.10 ID:1psX/iEio [10/13]


<愛宕家>

 がちゃっ

絹恵「ただいまー」

 すたすた がちゃっ

絹恵「なんや誰もおらへんの?」かちっ

 パッ

洋榎「……」

          /: : : : : : : : : : : : \
.       , ' : : : : : : : : : : : : : \ \
        //.: : :/:/: : : :.|, :ヽ: : : : ヽ: :
.     //' : : /:/|:.|: : : |‘,|`、: : : :',⊥_
.   ///: :.:.::/|_||l: : :|_l_lノ|',: : :.:.|__: : :`丶、
    (/|: l: : {八「TT、: ! |/__|ハ : : :|: | ̄¨''  :\
   //|: |: l∧'笊丐 \:、「苅「》: :人′     ノ: :〉
  ( <_.|八\ハ 乂:リ     ー┘l:イ>、:\ ___彡 ´
    ̄ ̄/:/| |',    '      | |: : 〉:/
       \、| 込、   ,、   . イ:| | _/',
         | |  `   .,_. イ|イハ| |: : : : ',
.           | |___/r}   ノ V:/: : : : : ',
        ∧| /  /ーn彡  /へ、: : : : :',
絹恵「わっ!? お姉ちゃん!? なんで電気点けへんの?」

洋榎「帰り遅かったなー絹。どこに行っとったん?」

絹恵「え?」

洋榎「……」

絹恵「き、喫茶店やけど」

洋榎「ふぅーん? 喫茶店でそないに汚れるんかい」

絹恵「っ!」ドキッ

洋榎「女友達? おしゃれして出かけて、土だらけやん」

絹恵「さ、サッカーの時の友達やってん! せやから公園でちょっと」

洋榎「へぇ……サッカーの」

絹恵「(お姉ちゃんに須賀君のことは言われへん)」

 おかんのことが勘付かれたら、間違いなくお姉ちゃんはおとんに言う
 そうなったら全て終わりや

絹恵「せや! ほら、知っとるやろ……チーム同じやったあの子や」

 あとでメールでお願いすればええ
 なんとか誤魔化さんと

洋榎「チームメイト……」ギリッ




215 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 23:48:57.31 ID:1psX/iEio [11/13]

絹恵「そう! 今日は本当に楽し……」

 パァンッ!!

絹恵「……えっ」ひりひり

洋榎「嘘つき」

絹恵「お、お姉ちゃん……ぶった?」

洋榎「なんぼでもぶったるわ!! このホラ吹き!!」ばしっ

絹恵「いたっ!?」

 なんで? なんでバレてるん?

洋榎「見たんや!! うち、お前が男と一緒におるんのをな!」バシッバシッ!

絹恵「!?」

洋榎「姉に嘘吐いてデートかい!? いい身分やな!!」

絹恵「ち、ちゃう! これにはわけが!」

洋榎「訳も糞もあるか!! このっ!!!」

 バキッ

絹恵「っ!」ボタタッ

 あかん、鼻血が出てもうた……
 口の中も……

洋榎「絹ぅぅぅぅ!!」

 ガチャッ!

愛宕父「洋榎!! 何をしとるんや!!」

洋榎「!!」ビクッ

愛宕父「絹から離れぇ!!」

 ドゴォッ

洋榎「うがっ!?」ゴロゴロッ

絹恵「お、お姉ちゃん!!」

愛宕父「このっ! このっ!! 絹に! 何をするんや!!」ガンガンッ

洋榎「っ! やっ、やめっ! ひぐっ、いやぁ……」ドガッ バキッ グシャッ

絹恵「やめぇ!! 実の娘に何するんや!!」バッ!

愛宕父「っ!? 絹、これはお前を守る為に!」

絹恵「お前なんかに守られとうないわ!!」

洋榎「……」ピクピク

絹恵「お姉ちゃん……立てる?」

洋榎「っ……触るな」パシッ

絹恵「あっ」

愛宕父「洋榎!!!」

洋榎「……っ」ダダダッ

絹恵「……」じんじんじん



221 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 23:53:56.13 ID:1psX/iEio [12/13]


洋榎「っ!!」ダダッ

 ガチャッ

雅枝「ただいまって……どしたん洋榎? 怪我しとるん?」

洋榎「……」

 バタンッ

雅枝「?」

絹恵「あっ」

雅枝「絹、何があったん?」

絹恵「……」ギロッ

雅枝「き、絹?」

絹恵「全部、全部おかんのせいや……」ボソッ

雅枝「!?」

絹恵「っ!!」ダダダッ

雅枝「絹っ!!」

絹恵「(嫌いや! オカンも! おとんも!!)」じわっ

 須賀君、私もう……限界や
 助けて須賀君、須賀君っ!!

絹恵「ひっく……ぐすっ、あぁぁぁっ……んっ!」


<愛宕絹恵>
【好感度】
  • 京太郎(54)
  • 洋榎(73)
  • 父(06)

<愛宕洋榎>
【好感度】
  • 京太郎(55)
  • 絹恵(13)
  • 父(43)


228 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 23:59:50.14 ID:1psX/iEio [13/13]


<ホテル>

浩子「てな感じや」

京太郎「……最低だな、俺」

浩子「自覚あったんかい」

京太郎「……」

 それでも、俺にはこの方法しかない
 あの男からみんなを解放する為に……これは必要なことなんだ

京太郎「浩子。そろそろ詰めだ」

浩子「!」

京太郎「洋榎さんはもうほぼこちらに傾いた。後は、絹恵さんだけだ」

浩子「使うんかルーレット?」

京太郎「それは最終手段だが……場合によってはな」

 どうする? このまま――


1 絹恵に機械を使う→結果によってはED

2 今度は絹恵に絶望をプレゼントする→姉妹仲ブレイク完了でED


 ↓1~7 多数ケツ



242 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 00:08:21.03 ID:n2GN+6jSo [1/20]


<愛宕家>

絹恵「……」

 コンコン

雅枝「絹、いい加減に出てきぃや」

絹恵「出とうない」

雅枝「……ハァ」

 バタンッ

絹恵「(須賀君……私にはもう、須賀君しかおらん)」カチカチ

件名『助けて』

本文 
 もうどうしたらいいか分からへん
 お願い、会って話を聞いて!

絹恵「須賀君っ……!」

 なんで返事くれへんの?
 須賀君……!

絹恵「早く、助けてやぁ……」ぐすっ



洋榎「……」

浩子「なんや喧嘩したんやって?」

洋榎「出てかんとコロスで」

浩子「おーこわ。折角ええ情報持ってきたちゅうのに」

洋榎「?」

浩子「絹の彼氏な、清澄の生徒やってん」

洋榎「(知っとるわ)」

浩子「それで、うちの学校のメンバーがそいつと知り合いでなー」にやにや

洋榎「!?」ガタッ

浩子「電話番号、聞いてきたんやけど」

洋榎「須賀君の……番号」どくんっ どくんっ




245 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 00:18:58.66 ID:n2GN+6jSo [2/20]


<公園>


洋榎「……」そわそわ

 何やっとるんやろ、うち 
 浩子に頼んで須賀君を呼び出して……

洋榎「服、変やないかな?」

 髪型も、化粧も……体臭も気にしとる

洋榎「こ、恋する乙女やなし!!」ぶんぶんっ

 うちはただ須賀君に謝りだけや!
 それと、絹のことを問いただす

 それだけなんや……

京太郎「……」ざっ

洋榎「あっ」ドクン

 須賀君! きゅ、急に来る奴があるかい!

京太郎「……おはようございます」

洋榎「あ、ああ、おはよ」

京太郎「……」

洋榎「え、えっと」もじっ

京太郎「話が無いなら……俺は帰りますよ」くるっ

洋榎「ま、待ちぃや! うちは……!」

京太郎「……なんですか?」ギロッ

洋榎「っ!」ゾクッ

 この冷たい目
 須賀君、本気で怒っとるんや

 なんで? あの日はあんなに優しく笑ってくれたのに……

 うちのせい?
 うちが、須賀君を傷つけたから?

 うちが……

洋榎「ご、ごめんなさいっ! うちが悪かった!」どげざっ!

京太郎「!?」

洋榎「須賀君のこと疑うて、変なこと言うてもうた!」

京太郎「やめてください!」

洋榎「で、でも!!」

京太郎「……」


00~29 許すと言う
30~59 頭を撫でる
60~89 抱きしめる
90~99 キスをする
ゾロ目 ホテルへ直行

 ↓2 ネキェ……


256 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 00:29:20.82 ID:n2GN+6jSo [3/20]



京太郎「もう、いいんです」ぽんっ

洋榎「えっ?」ドクンッ

 ナデナデ

京太郎「そんな顔しないでください。洋榎さんは、明るい顔がかわいいんですから」

洋榎「す、須賀君!」ドキッ

京太郎「俺も意地になってすみませんでした」

洋榎「そ、そないなことない! 悪いのはうちや!」ドキドキ

京太郎「あはは、じゃあどっちも悪いってことですね」

洋榎「せや! そういうことに……って、須賀君は悪くないって言うとるやん!」

京太郎「もう、洋榎さんも頑固ですね」ナデナデ

洋榎「それに! い、いつまでなでてるんや!?」カァァ

京太郎「あれ? 嫌ですか?」

洋榎「嫌や、無いけど……でも」ドキドキ

 うち、こんな風に頭撫でられたことあらへんから
 どうしてええのか、分からん

 おとんにも、こんなことされたこと無いのに

京太郎「俺も男ですから。かわいい女の子にこうしたいって思うのも無理ないんです」クスクス

洋榎「かか、からかっとるやろ! そうやな!?」かぁぁっ

京太郎「ふふっ、どうでしょう?」

洋榎「んぅ……」モジモジ

京太郎「ほら、立ってください。服が汚れます」

洋榎「あ、ありがとな」

京太郎「おしゃれな服ですね。似合ってますよ」

洋榎「そ、そうかな? うちにはちょっと派手な気が」

京太郎「そんなことないです。洋榎さんの魅力は、俺がよくわかってるんです」

洋榎「え?」

京太郎「だって、大会中ずっと……俺は」ジッ

洋榎「うぇっ!?」

京太郎「……」メソラシ

洋榎「(な、なんやぁぁぁ!! 今のはなんなんやぁぁぁ!)」どきどきどきどき



260 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 00:39:31.50 ID:n2GN+6jSo [4/20]



京太郎「それより、どうして俺を呼び出したんですか?」

洋榎「え?」

京太郎「まさか、これだけじゃないですよね?」

洋榎「っ」びくっ

 そうや、あの事を確認せなあかん
 昨日……どうして絹と一緒にいたのか

京太郎「?」

洋榎「き、昨日ことや」

京太郎「昨日、ですか?」

洋榎「絹と一緒におったろ? あれ、なんでや?」

京太郎「(いきなり本題か)」

洋榎「ぐ、偶然見たんや! それで……」

京太郎「ああ! 絹恵さんとは街で偶然会ったんです」

洋榎「え?」

京太郎「その前のことがあったので、洋榎さんのことを相談したんですよ」

洋榎「絹に……相談?」

京太郎「洋榎さんと喧嘩別れしちゃって……どうすれば仲直りできるかなって」

洋榎「!!」

 うちと仲直り!?
 ちゅうことは……絹がうちに隠していたのは!

 須賀君と仲直りさせる為?!

洋榎「(ごめん絹!! うち、勘違いで!!)」じわっ

京太郎「(なーんて考えてる顔してるなぁ)」

洋榎「(なんて謝ればええんや……)」

京太郎「(でもそこが罠なんですよ、洋榎さん)」

洋榎「(うち! 絹にもちゃんと謝るから――)」

京太郎「でも驚きましたよー」

洋榎「え?」

京太郎「だって、絹恵さんが……」


 どくんっ


京太郎「洋榎さんは絶対に俺のことを許さないだろうって、言ってたもんですから」

洋榎「えっ……」



265 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 00:48:53.11 ID:n2GN+6jSo [5/20]


 絹が? そんなことを?

洋榎「ど、どういう……」

京太郎「洋榎さんはプライド高いから、俺みたいな奴に舐められたらキレるでーって」クスクス

洋榎「あ、あはは……そうかも、しれへんな」

京太郎「冗談のつもりで脅してたんですかね? もう、もしかして二人で仕組んだんですか?」

洋榎「……それで?」

京太郎「はい?」

洋榎「絹は他になんて言うとったん?」

京太郎「えっと……洋榎さんのことは忘れて、私と遊ばないかーって」

洋榎「!!」

京太郎「息抜きにサッカーしようってことで、この公園で」アハハ

洋榎「……」

京太郎「あれって、洋榎さんが怒ってないって分かってたからだったんですねー」

洋榎「そ、そうやろなぁ」ワナワナ

京太郎「でも、残念です」

洋榎「残念?」

京太郎「絹恵さんには言わないでくれますか?」

洋榎「……勿論や」プルプル

京太郎「洋榎さん、好きな人がいるんですよね?」

洋榎「…………は?」

京太郎「隠さなくていいですよ。もう、絹恵さんから聞いてますから」

洋榎「は?」

京太郎「俺、実は大会の時からずっと洋榎さんのこと好きで……」

洋榎「っ」ドキッ

京太郎「一昨日街で会ったのも、洋榎さんに告白する為だったんです」

洋榎「す、須賀君がうちを!?」ドキドキドキ

京太郎「だから、絹恵さんにも相談したんですけど……お姉ちゃんには心に決めた人がおるからって」

洋榎「……」ブチッ

京太郎「あはは、それがあったから俺も吹っ切れたんですけどね」シュン

洋榎「……」

京太郎「ショックでしたけど……俺! 応援してますから!」ニッ



272 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 00:57:41.84 ID:n2GN+6jSo [6/20]

 そういうことやったんか
 絹、お前は陰でいつもそうやって……

 毎度毎度!! うちの邪魔をして、嘲笑って!!

京太郎「洋榎さんのことは諦めましたから、今度は絹恵さんを狙ってみます!」

洋榎「……ちぃ」

京太郎「勝算あるんですよ! 昨日、絹恵さんは俺に好みのタイプだって!」

洋榎「待ちぃ」

京太郎「えへへ。俺、彼女とか出来たことないんですけど、頑張って……!」

洋榎「待ちぃっ!!!」

京太郎「っ!」

洋榎「……嘘や」

京太郎「え?」

洋榎「それは全部、嘘や」

京太郎「は……い?」

洋榎「全部絹の嘘!! うちにはそんな人おらん!」

京太郎「嘘? それって本当ですか?」

洋榎「せや! 絹の吐いた真っ赤な嘘や!」

京太郎「そんな……(さて、そろそろ頼むぞ浩子)」



絹恵「本当に!? 本当にここにおるん!?」

浩子「ああ、さっき泉から連絡あってな。この公園で須賀を見かけたゆうとったで」

絹恵「そっか。じゃあ行ってくるで!」

浩子「おー」

          |:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:| l八{\:.:.:.:.:/  ___   ∨:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
          |:.:.:.l:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.lノ } \_  ̄ ̄ ̄       ∨:.:、:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
          |:.:.:.l:.:|:.:.:.:..:.//_'    ´ ̄         ∨:.:\:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
          |:.:.:.l:l:l\// ´        =芋 苧苧芋=   ∨:.:.:.>┴ 、:.:.:.:.:.:.:.:|
          |:.:.:.l从  ̄    /〉: : : : : : : : :.|::::::(::):::::|  }  ∨:/    ∨:.:.:.:.:/
        八.:.:.:.:.:.     /..ベ : : : : : : : : ::乂:::::::::::ノ /    }/    |:.:.:.:.:/
         \:.:.:.:. =彳::(::ハ.: : :.==、: : : : : : ¨¨´ /          八:.:/
          \∧  乂::::::::}: }: : : : :.ー――            /:.:.:./
            {\:.   ¨¨´ノ '             )`ヽ    〈___/:.:.:.::′
            \:.__            //ノ    /「:.:.:.:.:.:.:.:.|
                            / ´    .イ:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:|    |
                          __ -‐         , : :| :.|:.:.:.:.:.:.:.:.:|    |:.
                、  `¨´            /: : :.| :.|:.:.:.:.:.:.:.:.:乂__ノ:.:
                             /  : : : | :.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
                   个:::...       /   : : : |:.:乂:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
浩子「頑張りやー」ククク


絹恵「須賀君!! 助けて、須賀君!!」

 この先に須賀君がいる!
 須賀君、うちのこと! 

絹恵「助け――!」



洋榎「絹はすぐに男を黙くらかして自分のモノにする! ヤラしい女なんや!!」



絹恵「……え?」ドクン


279 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 01:04:37.50 ID:n2GN+6jSo [7/20]

絹恵「(お姉ちゃん……なんで、須賀君と?)」


洋榎「絹は嘘吐きで、いつもうちから男を奪う尻軽や!」

京太郎「え? とてもそんな風には……」

洋榎「騙されたらアカン! アイツの本性はクズやクズ!!」


絹恵「っ」ズキッ

 なんで? 
 なんでそないなこというの?

 やめて、須賀君にだけは……

京太郎「じゃ、じゃあ?」

洋榎「須賀君……うちと付き合いとうない?」

京太郎「え?」

洋榎「うちは、須賀君のこと好きやで」もじもじ


絹恵「!!」


京太郎「洋榎さん……でも」

洋榎「つべこべ言うな! うちと付き合うたらええねん!」グイッ


絹恵「あっ」


洋榎「んぅー!」

 ちゅぅぅぅぅ

京太郎「……洋榎さん」

洋榎「アホ、こういう時は抱きしめんかい」ぎゅっ

京太郎「はいっ」

 ギュゥゥゥ


絹恵「あっ、あぁ……あぁ」ガクガクガク

 ずるい
 お姉ちゃんばっかり

 どうして?

 須賀君は私を助けてくれるはずやのに

 お姉ちゃんがなんで?

 昨日、見たんやろ?

 私が須賀君と一緒におるんのを

 なのに

 奪うの?

 私から、救いの手を

 なんも知らんくせに

 オカンの浮気も、この胸の苦しみも

 なんも

絹恵「ぁ、ぁあああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!」


284 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 01:13:00.92 ID:n2GN+6jSo [8/20]


洋榎「!? 絹!?」

京太郎「絹恵さん!?」

絹恵「よくも!! よくもぉぉ!!」ダダッ

 バキッ

洋榎「っ!?」ドシャッ!

京太郎「洋榎さん!?」

絹恵「あぁぁぁぁ!!!」ドガッ! バキッ!

洋榎「ぶっ!? がっ!? がはぁっ!?」

京太郎「やめてください!!」ガシッ

絹恵「このっ! 泥棒!! 死ねっ! 死んでまえ!!」

洋榎「はぁ、はぁ……泥棒はどっちや」ギロッ

絹恵「ああぁぁぁっ!?」

洋榎「ふんっ、京太郎はもううちのもんや」ニヤッ

絹恵「っ!!」

洋榎「おー、こそこそするしか能の無い女は見苦しゅぅて困るわぁ」ペッ

絹恵「~~~~っ!!!」ジタバタッ!

京太郎「洋榎さん! 煽らないでください!」

絹恵「なんで! なんで須賀君のこと!! 須賀君は私の!」

洋榎「負け犬の遠吠えは心地ええなぁ? んー? どんな気持ちや?」クスクス

絹恵「お前ぇえええええええええっ!!」

京太郎「絹恵さんっ!!」

絹恵「っ!?!」

洋榎「なぁ、京太郎。このあと、いいとこにでも行かへん?」

京太郎「え?」ドキッ

洋榎「ええやろぉ……うちとスケベしようやぁ」さわさわ

絹恵「~~~~~~~~~~っ!!!!!」ギリギリギリ

洋榎「なんや? お前はその辺の男でも引っ掛けぇや。腐るほど相手おるやろ」

絹恵「ぐぁがあぁぁぁぁっ!!」ブンッ

洋榎「おっと!! 当たらへんわ! バァーカッ!!」

京太郎「(相変わらず口は強いな、洋榎さん)」ハァ

絹恵「殺す……殺したるぅ!!」

洋榎「はぁ~? 殺すぅ? 半端な覚悟で言うなや!!」

 どごぉっ!

絹恵「おぶぇっ!? うぉぇぇっ!」げろげろ

洋榎「どや? さっきの借りは返したで」

京太郎「絹恵さん! こ、これで口を」




289 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 01:21:52.28 ID:n2GN+6jSo [9/20]


洋榎「京太郎は優しいなぁ……でも、遠慮いらへんで」

京太郎「洋榎さん!」

洋榎「今まで、散々苦汁を飲まされてきたけど……」

絹恵「ぅぇっ……ぁぁぁ」ゼーゼー

洋榎「最後の最後で勝たせてもろうてすまへんなぁ!!」クスクス

絹恵「う、うぁぁぁぁんっ!! ぁぁぁぁぁあ!!」

京太郎「絹恵さん、このハンカチを」

洋榎「ほら、行くで京太郎。今日はうち……覚悟決めてるんよ」ギュッ

京太郎「……」

絹恵「行かないで……須賀くん……いやぁ」ぽろぽろ

京太郎「絹恵さん……」スッ

 さて、これが最後の仕上げだ

京太郎「全て聞きましたよ。絹恵さん、洋榎さんの彼氏を何度も奪ってるそうですね」ボソッ

絹恵「……えっ?」

京太郎「俺が初めてだなんて嘘吐いて……しかも、浮気ばっかりしてるとか」ヒソヒソ

絹恵「そ、そんなこと……」

京太郎「幻滅しました。貴女も、お母さんと同じなんですね」ヒソヒソ

絹恵「ち、ちゃう……それは!」

京太郎「さようなら」

洋榎「京太郎、行くでー」ダキッ

京太郎「はい。行きましょう」

絹恵「い、行かないで……私を、置いていかないで」


京太郎「ダメですよ、妹さんに暴力なんて」

洋榎「先に仕掛けたんはあっちや!」

京太郎「それでもです」

洋榎「もう、京太郎は優しいなぁ」

 いちゃいちゃ


絹恵「須賀君――」





浩子「あぁ~~~!! 愉悦!!」ビクンビクンッ



298 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 01:30:30.54 ID:n2GN+6jSo [10/20]



<ホテル>


洋榎「はぁっはぁっ……こないに中で出して……んふふ、妊娠確実や」サスリサスリ

京太郎「本当によかったんですか? 俺なんかで」

洋榎「当たり前やん。もううちには京太郎だけしかおらんもん」ぎゅー

京太郎「洋榎さん……」

洋榎「何があっても京太郎、お前だけ。お前がいれば他はどうでもええから」ちゅっちゅぅぅ

京太郎「……」

洋榎「おとんはうちのこと見てくれへん。絹はアレやし、オカンも最近は様子が変やし」

京太郎「それなんだけど」

洋榎「?」

京太郎「もし、お母さんが浮気していたとしたらどうします?」

洋榎「……別に。あんなオトンに愛想尽かすのは当然やし」アホクサー

京太郎「そっか。じゃあその相手が俺だったら?」

洋榎「んー……嫉妬するやろなぁ」

京太郎「それだけ?」

洋榎「そんでもって、今よりもっともっと! 京太郎に抱きついたる!」

京太郎「別れないんですか?」

洋榎「アホ! 何があってもお前と別れたりせぇへん! うちにとって、お前が何よりも大事なんや!」

京太郎「そうですか。それを聞いて安心しました……」

洋榎「なんや、オカンに興味あるん?」ツンツン

京太郎「あはは、だって元は愛宕プロのファンですし」

洋榎「んふー♪ 京太郎が望むなら、オカンと三人でするんも悪くないなー」ニヤニヤ

京太郎「えぇ? そんなこと……(と、ここで息子を)」

 ビィーン!!

洋榎「そう言って、ここは素直やなぁ?」クスクス

京太郎「あちゃー」

洋榎「ええで。オカンもあないなオトンの相手じゃ可哀想やし……一緒に協力して堕とそうや」ニカッ

京太郎「ふふっ……やっぱり最高です。貴女は」ちゅっ


 本当に、ね
 あぁ、雅枝――これで、もうすぐお前と



304 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 01:40:16.72 ID:n2GN+6jSo [11/20]

<愛宕家>

絹恵「須賀君須賀君須賀君須賀君」ブツブツブツブツ

 ガリガリガリガリ

絹恵「好き、好きやで、好きなんや……守って」ブツブツブツブツ

 ポタッ ポタァッ……

絹恵「赤い血アカイチ……マッカや……ふふ、あはははは」ゲラゲラ

 がちゃっ

浩子「……絹、この間の雅枝おばさんのことやけどなー」

絹恵「須賀君須賀君好き好き赤い血」ブツブツ

 ガリガリガリガリ

浩子「おばさん、新しい浮気相手を見つけたらしいで」

絹恵「……」ピタッ

浩子「しかもその相手がな……」

絹恵「……」

浩子「なんと、あの須賀京太郎なんやで」ニィッ

絹恵「は?」

浩子「須賀の奴、おばさんに直接話を付けに行って抱き込まれたらしゅうてな」

絹恵「は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?」

浩子「ネキも最初は怒ってたらしいけど、おばさんと和解して三人でよろしくやってるみたいやで」

絹恵「お姉ちゃんとオカンが……須賀君と?」

浩子「せや。アカンなーこれじゃ、この家に残ったのはもう」

 クスッ

浩子「絹と、おじさんだけや」クスクスクス

絹恵「い、いやあああああああああああああああああ!!」ガサガサガサッ!!

 ガシャッン!! ドガッ ゴロゴロッ!!

絹恵「嫌や!! あの男と二人なんて嫌!! 嫌やぁぁ!! 助けてぇ!! 浩子!!!」

浩子「そない言うたかて」

絹恵「あの男! 徐々にエスカレートしとるんよ!! 犯される!! もう、無理なんや!!」

浩子「孕まされたらええがな」ほじほじ

絹恵「浩子ぉ! 助けてよぉぉぉ!!」

浩子「せやったら……」


 にっこり


浩子「ええ方法が、あるで」

絹恵「えっ……?」


310 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 01:50:32.30 ID:n2GN+6jSo [12/20]


 ――数週間後


<ホテル>


雅枝「しっかし、驚いたわ」クスッ

京太郎「んー? どうしたんだ雅枝」ちゅっ

雅枝「んふふ、気づかん間に……この子ら二人堕とすなんてな」クスクス

 じゅっじゅぽっ ぐぽぉ

絹恵「んぶぅ……お姉ちゃん……ずるぃ、あぁんっ」ぺろぺろ

洋榎「あほぉ、最初に舐めてたんはうちや……んじゅっじゅずぅぅぅ」ジュゴゴゴゴォ

京太郎「ぐっ! いいぞ……二人共」ナデナデ

絹恵「えへへっ! ありがとうパパッ!」んべぇー

洋榎「絹ぅ、そのパパ言うのやめぇや。なんか萎えるで」ハァ

雅枝「一応は洋榎も娘なんやから、そこはちゃんとしとき」

洋榎「けっ、おばんが」

雅枝「洋榎!」

京太郎「雅枝、許してあげなよ」むにゅんっ

雅枝「んぁっ……もぅ、しょうがあらへんなぁ」ハァハァ

京太郎「洋榎も、いい子だから我慢しような」ナデナデ

洋榎「えへへ、京太郎大好きや!」チュゥゥ

絹恵「あっあっ! ずるいっ! 私も! キス! キスゥ!」チュッチュッチュッ

京太郎「絹はちょっと子供っぽくなっちゃったな」

絹恵「んへへ……パパ、だぁーいすき」ギュゥゥ

京太郎「これからゆっくりと元に戻してやらないとな」

雅枝「せやな。これは、私達の仕事やで」

洋榎「悪かったなぁ絹。うち、お前がそこまで京太郎のこと好きやったなんて知らへんかったから」

絹恵「ううん、お姉ちゃんもパパのこと好きやったんやから、仕方あらへん」

洋榎「同じ男を好きなもん同士! 仲ようせんとな」

絹恵「うんっ!」

京太郎「おいおい、姉妹仲いいのは嬉しいけど……口止まってるぞ」ビンッ

雅枝「しょうがない子達や。うちが、見本見せたる」クパァ

 ズリッ じゅぷぷぷっつ

雅枝「んひぃっ!? きたでぇぇ!!」パンパンッ

洋榎「うわー! オカンのえっぐぅー」

絹恵「使い込まれてるんやなぁ」

京太郎「違う。使い込んだんだよ……こんなふうにね」

 パァァァンッ!!

雅枝「んほぉぉぉぉっ!?! それいぐぅぅっ!?」ブシャァァア!!


319 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 01:59:09.15 ID:n2GN+6jSo [13/20]


雅枝「あひぃ……んぅぉぉぉっ」ガクッ

京太郎「ふぅ……さて、次はっと」

洋榎「はいはいはい! うちの番や!」

絹恵「ちゃう! 私の番!」

京太郎「喧嘩しない」

 パンパン

浩子「こらー、これはビデオ撮影だってこと忘れてへん?」

京太郎「あ、そういやそうだったな」

絹恵「なんや浩子ーさっきから陰でこそこそ」

浩子「これは、あの男に送りつけるビデオやって言うたやろ」

絹恵「あれ? そうやった?」

洋榎「あんな奴どうでもええから忘れとったわ」

京太郎「そう言うな。洋榎に虐待した件で、今は拘留されてんだからさ」

雅枝「んっ……ふふ、しかもそれを理由に離婚も成立したし」

絹恵「まさに万々歳や」

洋榎「しかもあのアホ、会社クビになってもうたらしいで」

雅枝「なんやて!?」

京太郎「可哀想なのか?」

雅枝「ちゃう。養育費と慰謝料払ってもらわな困るやん」

京太郎「そっちかい」

雅枝「重要やで~!」

京太郎「さて、それじゃあそろそろメッセージでも送るか?」

絹恵「えぇ?」

雅枝「ええやん。もう二度と会うかもわからへんし」

 ザザッ

絹恵「気持ち悪いおっさぁーん! 見てみぃ、うちの乳首、パパに弄られてこんなになっとるで」ビンビン

京太郎「味も最高だ」

絹恵「んぁっ……アソコも、こんなにグジョグジョにされて……もう孕む寸前や」

 パンパン

絹恵「せいぜいこれ見て……んぎぃっ! 画面の前でシコっとれやブァーカ!」

 ザザッ

洋榎「気持ち悪っ! はよ死んだらどうや? いや、死んだらめんどいから消えろボケ」

京太郎「汚い言葉を使わない」パンッ

洋榎「んぁっ! もぅ、これしゅきぃ……おちんちんきもちよすぎるんやぁぁ……」トロン

 パンパンパン

洋榎「せいぜい、ハァハァ、養育費と慰謝料、がんっばって、払うんや……なぁぁぁぁんっ!!」プシャァァ



327 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 02:08:19.95 ID:n2GN+6jSo [14/20]

 ザザッ

浩子「イェーイ! おじさん見とる~~!」ピース

京太郎「調子に乗らない!」パンッ

浩子「いひっ! こないチンポでハメられたら、何もかもがどうでもええなぁ」ハァハァ

京太郎「そうか?」

浩子「あっ、あぁっ! もっとぉ……ふあぁぁぁ!!」ガクガク

 ザザッ

雅枝「ふふっ……見てる?」グチュグチュ

京太郎「いいぞ、締まる!」パンパン

雅枝「うちなぁ、ずっとずぅーっと! この子のモノやったんよぉ」ハァハァ

京太郎「中で出すぞ!」

 ドビュルルル!

雅枝「ぁぁ~~っ♪ 気持ちぃぃ……んふっ、濃いのが沢山」ドロォォ

京太郎「まだまだ!」パンパン

雅枝「あんっ! お前には無理やろうけど、これが女に悦びを教えるっちゅうことや!」

京太郎「雅枝! 雅枝!!」パンパン

雅枝「んほぉぉぉ! 人妻だったのに! 高校生にチンポハメられてイってまうぅぅ!!」ブシャァァ

 ガクガクガク

雅枝「いひひぃ……んはぁぁ……これしゃいこぉ……」

京太郎「はぁ、はぁ……さて、最後に俺から」

 ざざっ

京太郎「最後にいいもん見れただろ? 冥土の土産ってやつだ」


愛宕父「……!?」シコシコシコ


京太郎「お前が仕事をクビになったのは、俺が椅子に命じて圧力をかけたからだ」

愛宕父「!?」

京太郎「そして、慰謝料が払えないお前は確かホモビに出演したんだっけ」

愛宕父「!!?!?」シコシコシコ

京太郎「その相手……ポジ種持ってるそうだぞ」

愛宕父「!?!?!?!?!」

京太郎「じゃあな。せいぜい、心行くまで楽しんでイってくれ」

愛宕父「ああぁぁぁっ!!」

京太郎「愛宕家は、俺がしっかり守ってやる」

 ブツッ

愛宕父「んあぁぁぁぁっ!!」ビュルルルルルルッ!!




336 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 02:15:40.23 ID:n2GN+6jSo [15/20]


 こうして、俺の復讐は終わった
 悪に身を染め、外道の限りを尽くした

 その結果、俺は大切なモノを手に入れたんだ――


~~数年後~~


京太郎「絹、洋榎! 大学の時間だぞ」

絹恵「はーいパパ!」

洋榎「って、京太郎も同じ大学やないか!」

京太郎「そりゃそうだ」

雅枝「朝から騒がしいで、昨日はあんなに激しかったのに」

洋榎「おかんが歳取っただけや」

絹恵「せやせや」

浩子「あまり言うと怒られるで」

雅枝「もう怒っとるわ!!」

京太郎「雅枝。朝飯が遅れるからあとで」ちゅっ

雅枝「もう、しょうがないなぁ」

京太郎「よいしょっと」

透華「んむむ! ですわ!」

雅枝「この椅子、長いこと使うとるのに丈夫やな」

エイスリン「むむむ」

京太郎「愛用品だからな」

洋榎「そういや京太郎、いい加減機種変してもええかな?」

京太郎「なんでだ? まだ咲が使えるだろ?」

咲「うんうん」

洋榎「えー? お古とか嫌やねん」

京太郎「絹は良いって言ってるぞ」

絹恵「うん!」

智紀「優秀だから。ぶいっ」

洋榎「こっちはぺったんこなんやで!」

咲「あ?」

洋榎「この携帯怖い」

京太郎「とにかく我慢だ」

洋榎「ちぇー! 絹、孫の手とって!」

絹恵「自分で取りぃな」

初美「そうですよー」

京太郎「横着しない」

洋榎「ぐぬぬ! うちばっかり!」



342 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 02:21:24.76 ID:n2GN+6jSo [16/20]



 ピンポーン

京太郎「はーい!」

淡「宅配便でーす! 娘一つー!! 婚姻届にサインくださーい」

誠子「娘二つ目ー……」

京太郎「間に合ってますんで」

淡「もぅぉぉぉ!!」

絹恵「素直に一緒に大学行こうって言えばええやん」

淡「むぅぅ! パパはパパだもん!」

絹恵「ちゃう! パパは私のパパや!」

京太郎「はいはい」

雅枝「それじゃあ行ってくるで」

京太郎「おう。仕事頑張ってな」

雅枝「うん。あのアホが自殺したせいで養育費も入らんし」

京太郎「俺も大学でたらすぐに働くから」

雅枝「期待せんで待っとくわ」クスクス


洋榎「それじゃあみんな行くで!」

絹恵「おー!」

咲「人数多いね」


 がちゃっ

まこ「京太郎ー飯もらいにきたでー」

京太郎「またですか」

まこ「なんじゃ、全員留守の間に家の警備をしとるだけじゃ」

京太郎「あ、はい」

 がちゃっ

久「お邪魔するわよぉん」

洋榎「出たぁぁあ!! エロ女!!」

浩子「色々技を教えてくれるから助かっとるわ」


京太郎「……はぁ、騒がしいな」