3 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/11(土) 22:41:43.35 ID:GSC5vTmko [3/10]

【須賀京太郎】

<アイドルランク>(ファン人数)
  • Dランクアイドル(10000~100000)

<容姿> S(70) <雀力> C(40) <歌唱力> C(47) <演技力> B(50)

<特技>
  • タコス作り

<担当>
  • 清水谷竜華(プロデューサー)
  • 花田煌(マネージャー)
  • 竹井久(事務員見習い)
  • 龍門渕透華(スポンサー)
  • 福路美穂子(家政婦)


  • 瑞原はやり(総合トレーナー)
  • 弘世菫(麻雀トレーナー) 
  • 松実宥(メイク&容姿トレーナー)
  • 雀明華(歌唱力トレーナー)
  • 石戸霞(演技力トレーナー)


<アイドル経歴>
  • 雑誌特集&パンフレット
  • サイン会
  • ドラマ主演
  • いい○も出演
  • CM出演
  • 仮面ライダー 主演
  • アニメ 主要キャスト起用


      |.  G |  F |  E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS
―――┼―――――――――――――――――――――――――
容姿  |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
雀力  |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
歌唱力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
演技力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
<須賀京太郎のファン>

  • 宮永照
  • 宮永咲
  • 蒲原智美
  • 愛宕洋榎
  • 愛宕絹恵
  • 江口セーラ
  • 鹿倉胡桃
  • 染谷まこ
  • 片岡優希
  • 原村和
  • 国広一
  • 深堀純代
  • 藤田靖子
  • 滝見春
  • 池田華菜
  • 久保貴子

25 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/11(土) 23:55:13.26 ID:GSC5vTmko [10/10]

 前スレ1000たまげたなぁ
 SSになれば充分ありえる話だし、じゃけんこのスレで容姿SSにしましょうね~


【前スレ埋めネタの続き 第三回ポンコツ会議】

<<京太郎の昨晩のオカズ(性的な)を回答する>>


 正解したものには京太郎のパンツが送られるという特典
 果たして、正解するのは一体誰なのか――!?



咲「……」カキカキ

照「……」スラスラ

和「……くっ」

菫「……」フフフ


\ジリリリリリリ/


はやり「時間でーす☆」

久「それじゃあボードをオープン!」


四人「……」


 サッ!!

咲のボード「宮永咲 (お尻攻め)」

照のボード「須賀照(旧姓:宮永照)」

和のボード「石戸さん」

菫のボード「私」


久「ぶふっ!?」

はやり「わぁ……」ドンビキ


\エー!?/ \ドウイウコッチャー!/


久「えと、和以外は全員自分の名前ね」

三人「……」コクッ

久「逆に和はどうして?」

和「プライドよりも目の前のパンツです」キリッ

久「逞しくなったわね、私嬉しいわ……」シクシク


\ノドチャーン ヤマワケダジョー/ \ノドッチニパンツハワタシマセンワ!/


29 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/12(日) 00:02:03.98 ID:mqqTjsPjo [1/5]


はやり「あの、それより気になることがあるかなーって」

久「はい」

はやり「宮永さんの……」

久「何も見てないです」

はやり「でも」

久「何も、見てません」

咲「京ちゃんを信じてます」ドヤッ

照「やるね、咲。自分の魅力を分かってる」フフフ

菫「侮り難いな」ニヤリ


和「なんでこんなに自信満々なんですか?」


久「もう疲れたし、そろそろ解答発表ね」ドヨーン

はやり「そうだね……」ズーン

四人「……」ドキドキ

久「それじゃあ正解はVTRで発表するわ!」

はやり「スイッチ・オン♪」カチッ


TV「」ブゥゥウン


四人「!!」



 コンマ一桁安価 ↓3  


1~2 宮永咲

3~4 宮永照

5 原村和

6 石戸霞

7~8 弘世菫

9 竹井久

0 清水谷竜華



45 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/12(日) 00:13:12.03 ID:mqqTjsPjo [2/5]

※あくまでパラレルです


【モニター】


京太郎「えぇっ!? い、いきなりなんですか!?」カァァァ

竜華「え、ええから! その、誰で……ぉ、なに……ぃ、したん!?」

京太郎「うぁっ……//」

竜華「……//」モジモジ

京太郎「……えと、昨日はその」ソワソワ

竜華「う、うん……」

京太郎「ひ、久しぶりに地元の幼馴染と電話して……」

竜華「……」

京太郎「普通に電話を切ったんですけど、その後に……なんか、その、ムラムラしちゃって」ウツムキ

竜華「そ、それで?」ドキドキ

京太郎「……そいつが、前に卓から落ちた牌を拾おうとした時の、こと思い出して……」ソワソワ

竜華「……//」

京太郎「気がつけば、その……」

竜華「ぁぅっ……」

京太郎「頭の中で……後ろからぐいぐいとヤっちゃいました。そりゃもうパンパンと……」

竜華「ぐっ、ぐいぐいっ……? パンパンって……//」カァァッ

京太郎「俺、人として……大切な何かを、失った気がします」トオイメ

竜華「きょ、京太郎君はその……//」モジモジ

京太郎「はい?」

竜華「お、お尻が、好きなん?」クイッ

 プリッ

竜華「う、うちやって……できるんよ?」フリフリ

京太郎「」ブチッ

 ウォォォォォ!!

 \ソコマデヨ!/  \オチツクンジャ!/

 デキヌゥッ!!

 \チェンジビートル/ \キャストオフ!/

 ウワァァァァ!

 \ウンメイノー/


~~~~ブツンッ~~~~


咲「」

三人「」


久「えぇっ……?」

はやり「これマジ……?」


46 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/12(日) 00:19:45.66 ID:mqqTjsPjo [3/5]


咲「きょ、京ちゃんが私で……//」カァァァッ

                  _........----......._
              ,. : ´: : : : : : : : : : : : :`: : 、
             /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、
              :': : :,: : : : : : : : : : : : :、: : : : : : : : ヽ
            /: : :/: : : :/: : : : : : : : : |: |: : : : : : : ∧
             .': : : ' : : : / : /: :,: : イ: : :|: }: : |: : :|: : :∧
            , : : : |: : : / : /l: /: / }: : ,:.イ : /: }: :}: :!: : :.
             | : : : |: : /:{:_/_}ム/ / : /、_|:_/: /: /: :|: : : :.
             {: / : | : ィ´}//イ /}: / / }/`ヽ:イ: : ': : : : :
          〉,: :, {: : | ,ィ斧汽 /´ ィ斧汽、} : /:|\: : |
          {八:{ \:{とヒこソ       ヒこソっ: イ: :|  \}
          |   乂ム     :.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:  ムイl: /
             从{∧     _   _     人:∧{
              |/ >:../^} /⌒l、` .イ }:./ リ
                ___/-'-'-- 、/〉「-、/ '
          ,.. <:::::::::::::::{======ミ`ヽ|〉::`::::...._
         /⌒\\:::::::/`ヽ:::::::::::∨, {::::::::::::::::::>-、
          {==、 {:\/   〈7 ー、{ ̄|:::::::::::://,ィ^.
            ,   \Ⅵ       /   | ,::::::::/イ:.:./  ∧
         {      `|  、      |_/= ´イ:.:.:,イ  /  }
         |     Ⅳ    \      | ̄´:.:.:.:/= }イ   |
         |    /     }    /-r  ´    |
         ∧   ,       |    /__」        ,    |
        {:::,   /       |   ,:.|:.:|      {
        L∧ /      /   /:.:|:.:..        |    |
          、 '         /:.:.:.|:.:.:|      |    |
           \         }|.:.:.:|:.:.::.,     |    |
            \     /:|:.:.:.Ⅵ:.:.}      ,      |
               | ` ー ´|:.:.:.:|:.:.:.:.マ:.:.|      {
               | /    :,:.:.: |:.:.:.:.:.}:.:.|      |      |
                Ⅳ    ,:.: ∧:.:.:.:.:.:/     ∨     |
照「」

和「」

菫「」


久「これはなんとも言えない結末になったわね」

はやり「ぶっちゃけありえないと思うな☆」

久「でも、勝ちは勝ちよ。優勝おめでとう咲」ニッコリ

咲「あぅぅっ……//」モジモジ


照「こんなのおかしくないかな? かな?」アハハハ

和「ここはどこじゃ? わっちは賢狼でありんす」ブツブツ

菫「」ジョロジョロジョロ


久「他のメンバーはダウンしてるし、このままお開きでいいわね」

はやり「はい、優勝賞品だよ♪」

京太郎パンツ「」ホカホカ

咲「……」モゾモゾ

 シュルシュルッ

咲(E:京パン)「はふぅ……」ホンワカー

久「咲、それで麻雀打てば無敵なんじゃない?」

咲「そんな気がします」ゴゴゴゴッ



55 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/12(日) 00:30:31.71 ID:mqqTjsPjo [4/5]



久「ということで、第三回ポンコツ会議は終了よ!」

はやり「みんな、お疲れ様♪」


照「」

和「」

菫「」


久「それじゃあ、また次回の会議でね!」

はやり「次のぽんこつは誰かな?」


        ,. : : ―――-- 、
       /: : : : : : : : : : : : : ヽ、
        .': : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
     /: ,: : : : :{: |: : ,:l: : |: : }: : : : :,
     .': :.|: : :|: :/_j:_/:.!: : |-/、: : : : : :.
     {: : |: : :|イ} }:/}/|: /}/ }:ハ:| : {、: :.
     |: : :、 : 从ィ斧  /  イ斧Y:{: | ヾ}
     |∧: r从:{ Vり     Vリ |∧{
       Ⅵ、 \ :.:.:.:  '   :. 八 リ
       ヽ}`ー、   ` ´  イ
          从}≧=-- く
      ,-r―--イ}     |::〉--―、:、
      / {、::、::::::〈___/::/イ   ヾ
      {- 乂\::、::{  /::イ/:/- 、 ,
      | Ⅵ\:> ∨-<:_//   Ⅵ
      |  /   ¨「__7 ̄´ { /   イ::|
      |  {   /: :∧    /   /:::|
      | 八 /: : : :∧   ,   /_-'」
      |   Ⅵ_:_/ : 〉 /    ,:

咲「(京ちゃん。いつかきっと――)」クスッ



 こうして波乱の第三回ポンコツ会議は幕を閉じた
 果たして、次に優勝するのは一体誰なのか――?


 そして――


?「ふーん、テルー達がやられたんだ」アワイーン

??「所詮ぽんこつやからなぁ……」リュウカーン

?「あら、面白そうなことやってるじゃない……」カスミーン

?「そもそも私はもうポンコツじゃありませんから」ノドカーン

??「わしはもう――アイツのことはなんとも思っとらん」マコーン



 ポンコーズと敵対する謎の集団とは一体!?



 次回埋めネタ――かもしれない?



【第一回シリアス会議】



 ご期待ください



90 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/13(月) 00:03:13.29 ID:m1zEcBfNo [1/8]

【学校 京太郎の教室】

 ガヤガヤガヤッ

 キャー! キョウタロウキュンカッコイイ 
 ハナシカケヨウカナァ ムリダッテー

京太郎「ふぅー、久しぶりの学校だってのに」ゼーゼー

淡「大丈夫?」ナデナデ

京太郎「アァ、ナントカナァ……」

 ヒソヒソ マタオオホシサンバッカリ
 ズルーイ キョウダイノクセニー

淡「お兄ちゃん頑張ってるのに、みんなで邪魔して……」ギロリ

 ゴゴゴゴゴ

一同「!」ビクッ

 シーン

淡「……」ユラァ

 ポンッ

京太郎「よせっての、俺は平気だから」ニコッ

                     ____
               ,. ´ __    `¨¨ヽ
            ,   ̄`  /  ヽ       `ヽ
           /  _     ,:   ∨   、    :.
          / /,´      /    |    ヽ     .
       / //'  ' /  ' /   l| | :  :  ∨   :
       l// / , / ' l| | |     | | |  |   |   |
     _/ ィ / { l |__|_{ |∧   }/ ' / l  |   ∧
      ̄  {〃  Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧}
          / ,  从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | '
           / イ从 l ム        Vり ム'  ノ/}'
         ´    \∧  '        ,r ' /
               、  v   ァ    / 从/
                     \ `こ     イ  _|、
                  ` r  ´   //∧
                     /|     /////∧
                「  |   //////////> 、
              , </∧ /   {///////////////> 、
            , </////// ∨__∨//////////////////>、
淡「っ!」ドキッ


その他女子「」キュンッ

 キャー! カッコィィィィ!
 ダイテェェン! アァァァン!


京太郎「しっかし……アイドルは大変だな」

嫁助「全く、長野の嫁さんも心配してるぞ」アハハ

京太郎「……」

嫁助「ん?」

京太郎「そういやお前っていつからこっちに来たんだ?」

嫁助「……」

京太郎「……」


淡「がるるるるっ!」フーッフーッ

周囲女子「ぐぬぬっ……」ビクビク


94 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/13(月) 00:20:08.05 ID:m1zEcBfNo [2/8]

 キーンコーンカーンコーン


先生「それじゃあ今日はここまで。須賀君は、その……私と居残りを……//」モジモジ

 ガタガタガタッ

A子「お、お兄↑様ァァァ!! 私と一緒に帰り――」ピョイン

 ドゴォッ!!

X子「その、私と一緒に帰りませ――」ペターン

 ドグシャッ!

W子「まぁ、一緒に帰ってあげてもいいですけど」プルンッ

 ドドドドッ

モブ女子「「「「「「京太郎くぅぅぅぅん♪」」」」」」」

淡「……」ギリギリギリ

京太郎「いいって」サッ

淡「あっ……」

京太郎「ごめん! この後、仕事があるんだ!」ペコリ

一同「!!」

京太郎「また今度、一緒に帰ろうぜ!」ニコッ

モブ女子勢「は、はいっ……♪」ポワーン


京太郎「じゃあなー!」タタタッ

淡「あ、タロー!」


モブ女子勢「ほへー」ポワポワー



~~~~~


【校門前】


京太郎「さぁて、急げ急げー!」」タタタッ

煌「あ、京太郎君!」

京太郎「煌さん!」キキーッ

煌「今日はナンジャの収録だったかな?」

京太郎「はい! 和と待ち合わせしてるんです」ニカッ

煌「今日は私は同伴しませんけど、大丈夫ですか?」

京太郎「うーん、和もいるし大丈夫だと思います」

煌「ふふっ、色々と学べるといいですね」クスクス

京太郎「勿論ですよ!」メラメラ

 大御所声優の代役なんだ
 少しの妥協も許されちゃいけない




96 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/13(月) 00:36:19.73 ID:m1zEcBfNo [3/8]

煌「うん、その意気!」

京太郎「それじゃあ行ってきます!」

煌「あ、ちょっと待って!」ギュッ

京太郎「えっ……?」

 ギュゥゥゥ

煌「……んふっ♪」

京太郎「手なんか掴んでどうしたんですか?」キョトン

煌「元気になるおまじない、かな?」ニコッ

京太郎「……はいっ! 元気になりました!」パァァ

煌「(本当は私が元気になるおまじないなんだけど……)」テヘヘ

京太郎「おわっと、いけねっ! 遅刻するので行ってきます!」タタタッ

煌「頑張ってねー!」ブンブンッ

 タタタタタタタタッ

~~~~

【スタジオ近くの公園】

京太郎「はぁ、はぁ……。ここか……」

 予定10分近く遅れちまった
 和の奴、怒ってないかな……?

京太郎「和は……」キョロキョロ


和「……」


京太郎「お、いたいた! おーい! のど――」タタッ

                        , '"          `丶、
                     ㏍㌻          rzzzz-ミヽ㏍⌒ヽ
                  ´             |     ㏍    ノ
                     /      /     i::::   Vk㏍㏍㏍㏍㏍ \
                   '   :i    l    i i::::i   」i     ㏍㏍㏍k/
                   ;  i:i   ::i:   |i:-i:  圦__彡㏍ :. ∨〈
                   i : :i:i i八::i:: |  小|::::i:. ノ  i:i:i:i:/㏍'   ::V:ハ
                   | : :i:i:i |if弐ミ |  { 坏弐ミト i:i:i/  |    :: i
                   | : :i:圦|i {:::ハ \  {:::::::心Vi:i/  /l    ::L」
                   ㏍k ミトVツ    乂_ ツ   丁-㏍|    ::|
                     l  i|:::: 、     :::::::::   丁 ̄`    ::|
                     | 八            rァ′     :::|
                     |  i:i\ ‘`      _i_r‐‐r     :::|
           ,.r ' ¨¨'''ヽ......|  i:i:i:i:i\    _ . r'´ _l,亠、Y´`ヽ :::|
.          ,イ    __ .ゝ-、 : i:i:i:i:i  ` T ´   〉/  __  \/ヽ ::|
.          ,'     r'´ `ヽ.  }::::i:i:i:i:i ‐‐-/ ' . |:く..|./ i/ .', 、. \}::|
.           i     '、   .ヽ/:::::i:i:i:i:i ._/ヽ   .|_,}./   l .   i ヘ. ヽ::|
         ハ     .',    / :::::i:i:i:i:i|`´l     .|V/-‐-'"¨T>'  ヽ,l V
           L ゝ,   ゝ -{:::::::::::i:i:i:i:i| ‐.l     .|.Lゝ-〉   ヽ、イヽヘ |
          `i   __.    `¨ヽi:i:i:i:i|r‐/     |.マニ/        V‐' 〉.|
.           __| r_ニ___¨' ‐---、 Vi:i: |にl   〉川 .|        i¨f'´ |
.         _lノl.ゝ-、        |/:ル:レ.r‐ゝ、_/.イ rノ|      iニ、  '二
        ゝ/| ヽ、_        ヽ ./ ゝ、イ〈-‐'`´ |        i i \人
.          `| ゝ、        ヽi     {     i      .i-、  ハ. ヽ
             i   ` ̄ ¨ヽ、    ` ‐ 、. ゝ   /       / ゝ/¨_r-|
.            ',       \      ¨ '‐-'、,     /      .|:::|
           ヽ、     __ `>、               /     i:::::|
                 ̄l   l´__ゝ/_ `ヽ、           / ‐-   .f::::::|
             、_/  ノ´    `ヽ'´ .ゝ       /  -‐    |:::::::|
               〉、__ /  /´ ̄     ` ' ‐ 、 _./ ー-< .   |:::::::|
和「迷子になっちゃったんですか? ふふ、困りましたね」ヨシヨシ


京太郎「……」ドキッ


100 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/13(月) 00:52:06.23 ID:m1zEcBfNo [4/8]

和「うぇっ!? す、須賀君!?」ドキッ

京太郎「和、どうかしたのか? その子犬――」

和「えと、そこで震えていたのを見つけて……」

子犬「わぅっ!」トテトテ

京太郎「ん?」

子犬「クゥゥン」スリスリ

京太郎「ははっ、こいつってば人懐っこいな」ナデナデ

和「そうですね」クスクス

京太郎「とは言っても、首輪も無いし……」キョロキョロ


ダンボール箱「(拾ってください)」


京太郎「あっ……」

和「嘘……」

京太郎「捨て犬なのか……」

和「こんなに可愛いのに……」

子犬「きゅぅん」ハミハミ

京太郎「あはは、俺の足はうまくないぞ」ナデナデ

和「須賀君、どうしましょう……」オロオロ

京太郎「とは言ってもなぁ」

 このまま放置すれば、誰かに拾われるかもしれない
 でも……その可能性はかなり低いだろう

京太郎「もう結構時間も遅いし、今日は冷える」

 もしかするとこのまま――
 ふと、そんな嫌な予感が頭をよぎる

和「……っ」

 和もそれを察したのか、悲しげに顔を伏せる
 かといって、どうしようもない

京太郎「お前も……辛いなぁ」ドッコイショ

子犬「ワウ!」

京太郎「なんだぁ、お前。ちんぽこついてないのか!」

 メス犬だったのか……
 もしかすると、それが理由で捨てられたのかもしれないな

京太郎「……」

和「……」

 沈黙が流れる
 俺も和も、やるべき事は分かってる

 それでも、中々実行に移せない

 俺は、どうすりゃいいんだろう



106 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/13(月) 01:10:51.13 ID:m1zEcBfNo [5/8]


京太郎「……なぁ、和」

和「須賀君」

 俺の言葉を遮るように和が歩き出す
 その背中にはどこか暗い影が差している

和「行きましょう」

 振り返らずに和が言う

京太郎「……いいのか?」

和「いいも悪いも、こんな同情してても……キリがありませんから」

京太郎「そう……だな」

 和の言うことは正しい
 こんな同情はやれても一回だけだ

 これから先に何度も出会うであろう捨て犬
 それら全てを救うことなんて、絶対にできないだろうから

 だからこれは偽善だ

 たった一回きりの自己満足 
 気になる女の前で格好つけたがってるだけのことだ


 でも、それでも――


京太郎「……」ヒョイッ

子犬「くぅん?」

和「須賀君?」

京太郎「……この一回を見逃したくねぇよ」ヨシヨシ

和「だ、ダメです!」

京太郎「和……」

和「今から収録なんですよ!?」

京太郎「知ってるさ」

 トコトコトコ

和「須賀君!!」

京太郎「バックに入れて、大人しくしてろよ」モゾモゾ

子犬「ワウワゥ」コクリ

和「だから、それはダメ――」

京太郎「和、まだ飼うって決めたわけじゃないからさ」

和「でも……」

京太郎「大丈夫、なんとかするって」ニィッ

 トテトテ

和「あ、ちょっと待ってください!」トテトテ






110 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/13(月) 01:26:15.60 ID:m1zEcBfNo [6/8]

和「もうっ、須賀君っ!」

京太郎「しーっ!」

和「えっ?」

京太郎「コイツ、バックの中で寝てるみたいなんだ」

バック「Zzzzz」

和「あ、ごめんなさい」ペコリ

京太郎「このまま収録終わるまで静かにしてればいいんだけどなぁ」アハハ

和「えっ!? まさかスタジオに連れていくつもりなんですか!?」

京太郎「そうだけど」

和「だ、だだだだダメですよ!」ガタガタガタガタ

京太郎「大丈夫だって」

和「う、うぅっ……どうなっても知らないですよ」

京太郎「(……本当は結構怖いんだけど)」ビクビク

 はぁ、和の前で格好つけたかったからって……これはやりすぎたか?
 でも今更引き下がるわけにもいかねぇし……

京太郎「(どうしよう……)」ズーン


 こうして、一時の感情で取り返しのつかないことをしてしまった京太郎
 この行いが吉となるのか、それとも凶となるのか

 果たして――京太郎の声優デビューの成果はいかに!?

【一方その頃 京太郎のアパート】

 ピンポーン

美穂子「はーい」

 ガチャッ

咲「あ、どうも」

美穂子「あら!」

照「咲、よく来たね」ニコッ

咲「えへへ、京ちゃんの部屋にお泊りに来れるなんて嬉しいな」

照「私と京ちゃんの愛の巣にようこそ」フフフフフ

咲「もう、お姉ちゃん……」

 モゾモゾモゾ

美穂子「そのバックは?」

咲「あ、そうだった。ごめんね!」

 ジィィィッ

カピー「きゅっ!」スポッ

照「カピー!!」キラキラキラ

美穂子「か、かわいいっ!」キュン

カピー「きゅぅ……」スンスン

 トテトテトテ

カピー「きゅいきゅい!」ピョイン

咲「京ちゃんの匂いが嗅げてよかったね」


112 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/13(月) 01:30:59.96 ID:m1zEcBfNo [7/8]


照「へぇ、カピーも連れてきたんだ」

咲「うん。お義母さんに無理言って」

照「ん? お義母さん? どうして咲がおばさんのことを――」

               ,..-‐:.':.´ ̄:.`:.ー.、
               /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
           /:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::、.....:.、::::、:.:.、::..:.\
             /:.:.:...:;:.:.::::::i :i:::: i::......i::...i......i...   \
          i:.:.::::::i :i..::;i_;:!-、ハ:::::i:::}-トi、::i:::::i:... ヽ
            | ...:::i:::::|/ハ:|!|;ノ |::::|:::|、ハ|`i:::::i:::::..:.:゙、
             |.::::::::|::::::|/;xf'‐-、 |;ノiノf==、イi:::ハ:i::::::.:.゙、
             |::i::::::|:::::::i(! b.:::..:i ............0:::.::})|::i::ヾiヽiー-ヽ
.           |:::!::::fヽ::i::゙、 `ー'::::::::::::::、`ー' ,!ノ::::::|
             ヾ!、::ヽ ヽ!ヾ ""::::::::::::::::::::"" i:::,、::::|
            ヽ、:`:ー:::、   ! ̄ヽフ   /,ノ \i         ,、
               ヽiヽi、` , 、 ` ̄´ /             /./ /フ
       r、            ヽ|  ` ーイー-――ァー,-、    _   /./// ,.-,
.   ヾヽ.  | i     _,....-‐:.:'〔'   _/:.:.:.:.:.://  ヾi  |i ノ ´ ∠- '/
   ,...__ヽ丶 | .!  ,イ、、:.:.:.:.:.:.:.ト._´/:.:.:.:.:://   r-、|  | ´ 、    ∠.._
   `ー-、`ヽ`  Vヽ.,、 、\:.:.:.:.:i   /:.:.:,;.:."イ  | /  ゙、  ヽ   ヽ  ,ィ―ー‐'
   ⊂二     ー' ,イ >ー`ー-ヽ./-‐"-‐'ノ==  レ'     ヽ√i    ,ノ
      ヽ /   / .V `ー-┬'`i'ー―'´  ヽヘ      ;ヘ,メ、   /〉
咲「あ、あー!! それより京ちゃんは?」アセアセ

美穂子「今日はお仕事なんですよ」ニッコリ

照「原村和と一緒」ムスッ

咲「ふーん? また和ちゃんと一緒なんだ」ジェラシィー

カピー「むっ!」トテトテトテ!

咲「早く帰ってこないかなぁ、京ちゃん」

照「それより咲。さっきのお義母さんって――」

カピー「きゅぅ……」モゾモゾ


京太郎のTシャツ(INカピー)「キュゥ」ポワーン


美穂子「本当に京太郎君が好きなのね」クスッ


照「ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ」

咲「あ、アハハハ……」



 果たして、ペット対決の行方はいかに!?



 つ づ く




143 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 19:33:42.16 ID:ssBmfdOBo [2/30]


【前回までのあらすじ】

 和とアニメで共演することになった京太郎
 しかし、スタジオに向かう途中で捨て犬を見つけてしまう

 心配そうにする和を見て京太郎はその犬を拾うことに決めるが、隠し場所はバッグの中

 果たして、無事に収録を終えることができるのか!?



【アフレコスタジオ】

 スタスタ

京太郎「お、おぉ……ここがスタジオなのか?」キョロキョロ

和「はい」

京太郎「ほぇ……」

 ガヤガヤ ワイワイ

京太郎「す、すげぇ! あの人知ってる!」

和「しっ! ちゃんと挨拶しないと……」アセアセ

京太郎「お、おう!」タタタッ

先輩声優達「?」

京太郎「どうも! 須賀京太郎です!!」ペコリッ

だいさく「あはは、よろしく」スッ

おりかさん「相変わらず元気だね、須賀君」ニコッ

京太郎「あっ、折笠さんもいたんですね!」パァァッ

おりかさん「うん、今日は期待してるからねー」

かゆき「ソルサキ見てるよー、面白いよ」ワイワイ

つんちょ「俳優と声優は勝手が違うけど、緊張しないで頑張って」

京太郎「あ、ありがとうございます!」ペコリ

 ワイワイ

和「(思ったより受け入れられてますね……)」ホッ

だいさく「それでマイク立ちは……」

京太郎「大丈夫です! うちの先輩達にみっちり指導を受けて来――」

?「わんわんっ!!」

京太郎・和「!?」

 ザワザワ

つんちょ「わん?」

おりかさん「今、犬の鳴き声がしたような……」

京太郎「……」アセダラダラ

だいさく「須賀君……? 今のは?」




144 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 19:40:38.38 ID:ssBmfdOBo [3/30]

かゆき「まさか犬を――」

京太郎「」ドッキィン

 ま、まずい!?
 このままじゃ――

和「わ、私です!!」バッ

京太郎「!?」

一同「??」

おりかさん「和ちゃんなの?」

だいさく「どうしていきなり犬の真似を……?」

つんちょ「わんわんってなんのことだい?

和「そ、それは……」タジッ

先輩達「?」

. /: : : : : : : |: : .:i:.|:.:.:.:i| |:.:.:.:.:.:.|!:.:|i:.:| 、:.:.゙、::、   ゙、゙、:::::::::::;::イ/:::::::::::::::i:::::
./ : : : |: : :i:.|:.:.:.:i:.|:.:.:.i| |:.:.:.:.:.:.:.|!:.| i:.:i 、:.:.:、:.、::.:.:.!:.:iヽ/:.:.:.|/:::::::::::::::::i::::
i: |: : : |: :.:|:.|:.:.:.:i|:|:.:.:.| ! |  ..:|i. | .i: i ゙、:.:.i.;A-‐ハ:.!:.:.:.:.:.:.:..!:::::::___|::::
!:.i |: :.:| .:.:.i:.!:.:.:.|!.i! :l |:.:!:.:.:.:.:..i:.:.i ゙、! _/ハ:ハ/ |ィ;.:.,.-‐-、!:/.:.:.:.:.V/
i :|.| :.:.:i   i i_:|、!、:.:.! i:!、i:.:.:.:.:.:.i:.:.i _;彡';tr=、 ヾ、"' /ヽ |':.:.:.:.:.:.i:.:|:.:.:.:
. ! i:i!  | ..:i :i:.:.:i`iー>ト-!、丶:.:.:.:.:i:、^V i_;:::::::ヽ /      i: : : : :.:|:.:|:.:.:.:
 、:!:i、:.:.i:.:.:.:.|:.i:、:.7メ'f:::::::ヾー\:.:.:.:、`ヾ  <;;;:ン ′     ノ : : : :.:.:!:.|:.:.:.:
  ヾi 、:.\:.:\:.]〈  っ::::;:i    ̄`            _,∠|:|: : : : .:|:.|―-
    ヽ!:.i、`゙ー-r≧   >≠    ,      " "   /  |:! : : : :.:|:.!////
     |:.|:.:.:.:.:.:.:\!  ,, ,,                /   i!: : : : : ::i:.i////
     |:.|: : : : :.:.:.i i       r== "ヽ      /   i: : : : : :.:i:.|////
     | |: : : : : :.:i:.:|\     ∨__ノ)   /    /: : : : : :.:i.:|////
     |:| : : : : :.:.|:イ |:::|l`ー-..、    ̄ ̄   /     / : : : : : :.:|/////
      |.|: : : : : :.:|:∧ i:.:!i::::::::::::::`i ー-‐ '    ,..-‐:/: : : : : : :.:.i!/////

和「わ、ワンダフルですよ須賀君! うーん、わんこそばもう一丁!」

先輩達「……」

和「そ、そう言いたくて……//」カァァァ

京太郎「(の、和! それはあまりにも苦しすぎるぞ!?)」アセアセ


だいさく「そっかー、わんこそばかー」

かゆき「うん、食べたいねー」

おりかさん「あー、お腹空いたー」

 ワイノワイノ ガヤガヤ

京太郎「今のでいいのか……」

和「……//」モジモジモジ

 ガチャッ

ナンジャ監督「皆さーん、そろそろリハ始めますよー」

一同「はーい」

ナンジャ監督「あ、須賀君。よく来てくれたね」

京太郎「は、はい!」

ナンジャ監督「これから一緒に頑張っていこう。期待してるよ」

京太郎「勿論っす!」ニッ



145 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 19:56:10.55 ID:ssBmfdOBo [4/30]

ナンジャ監督「今日は須賀君の出番はそんなに無いから、今日は空気を感じていってほしい」

京太郎「分かりました」グッ

 大丈夫、台本は覚えてきたし……よく読み込んだ
 今までだって演技はしてきたんだ

 何も問題は――

ナンジャ監督「それじゃ行きます。スタート!!」


和「――!」


京太郎「」ゾワッ!


つんちょ「――」

かゆき「――」


京太郎「(な、なんだこれ――!?)」

 これはただのリハーサルで、台本をの読み合わせだってのに!?

京太郎「(すげぇ……頭の中に、イメージが流れ込んでくる!?)」

 今まではアニメの映像に合わせて聞いていたからか、まるで違和感を抱かなかったけど――
 むしろ、違和感を覚えない方が凄いんだ!!

京太郎「(これが――声だけで生きてきた人達の仕事!!)」ゴクッ

和「(須賀君が飲まれているようですね……)」チラッ

京太郎「(ドラマで成長しただなんて思ってたけど、甘かった!)」

 演技の幅は果てしなく広い
 それなのに俺は――

京太郎「……」

先輩達「(飛ばしすぎたかな……?)」

ナンジャ監督「(やはり新人アイドルにいきなりは無理だったか……?)」

和「(須賀君……)」



/     ,     /   /   / /             |   |  :.   .   :.
    /     /   /    '    |   |     |   |  i|   |    .
  イ        '   /|    /|  l   |   |     |   |  l|   |    |
// /      |   | {   ' :.     |   |     }   |  l|   |   {
 ' 〃         |   |  | |   ト,  :     /| /| /|    '  ∧|
/ / .'   ,:  ' Ⅵ |_'. |  | |   | l   |     ' }/ }/ :  /  .イ `\
{/ /   / /  / {  |  Ⅵ≧!、,|   | 、 |   _/ム斗七    /:. / }'
 '   ,イ / | { 从 | イ  {::しメ∧   l  Ⅵ   イ {::し刈 `ヽ'  ' }/
'  / /イ Ⅵ :.  Ⅵ    Vzり \  、 }  /  Vzり   }/  /
/        | 从   |            \ ∨/        ,  /
       _∨∧ :.             ` \           ,:_ノ> 、_
 ,  <//////{/{{`∧         、              /  }}//////> 、
´//////////// l| ,∧             _    ∧  ||///////////>
/////////////从 {   、         _  ィ -vノ    ' } /'/////////////
/////////////{/∧   l\   ー=≦__ ,   ´   /' / イ∧/////////////
/////////////|//∧  :. \               / / /'////}/////////////

一同「!?」

京太郎「(上等っ!!)」ニィッ

 まだまだ俺には学ぶことがある
 成長することが出来る

 それが分かっただけでも、収穫アリだぜ!


146 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 20:05:03.25 ID:ssBmfdOBo [5/30]

【リハーサル後】

監督「それでは10分休憩してから本番行きまーす」

 ガヤガヤ

京太郎「……ふぅ」

和「ふふっ、どうでした?」

京太郎「どうもこうも……俺もまだまだだなぁって」ハァ

和「そうですか? よく出来ていたと思いますけど」

京太郎「それでも、悔しいんだよ」

和「え?」

京太郎「自分の思うように出来ないこと……お前に負けてる自分が」

和「私に、ですか?」キョトン

京太郎「……お前にだけは負けられねぇんだ」ジッ

和「っ!!」カァァァッ

京太郎「……和?」

和「な、なんでもありません……!」プイッ

 ジィーッ

先輩達「<●><●>」ニヤニヤ

和「なっ!?」カァァァッ

だいさく「青春だねー」ニマニマ

かゆき「若いね」ニマニマ

おりかさん「分けて欲しい」ニマニマ


和「ち、ちがっくはないですけど……!」


 ワイワイ  ガヤガヤ 

 ヒューヒュー!


京太郎「皆さん、なんで盛り上がってるんだろう?」キョトン

つんちょ「君もいろいろと残念だね」ハァ

京太郎「??」

ナンジャ監督「それじゃあ、本番行こうか」

京太郎「あ、はい!」バッ

 今の実力で出来ることを――やるだけだ

京太郎「よし! やるぞ!」グッ

 コンマ安価↓3

00~09 大失敗  ※大不評の後、ナンジャ打ち切りコース

10~29 失敗

30~59 普通

60~89 成功

90~99 大成功  ※大好評の後、プ●キュア消滅でナンジャシリーズ

ゾロ目 京太郎 声優アワード新人賞


159 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 20:21:21.55 ID:ssBmfdOBo [6/30]

【本番】


ナンジャ監督「それじゃあ最後のシーン行くよー」

京太郎「はい」

和「分かりました」

ナンジャ監督「(ここは二人きりのナンジャと黒ゼロの騎士の二人きりのシーン……)」

だいさく「(来週への引きの重要なシーンだ)」

おりかさん「(二人共、頑張って――)」

ナンジャ監督「よーい! スタート!」




和「待って、黒ゼロの騎士!」

京太郎「……ナンジャ」

和「どうして、どうして私をいつも――」

京太郎「答える必要は無い」

和「そんな……」

京太郎「……」


 ズォァァァァァァ!!!


だいちゅう「(こ、これは――!?)」ゾクッ

かゆき「(これが、新人の出すオーラなの!?)」

ナンジャ監督「……ミックスアップだ」ボソッ

AD「ミックスアップ!?」

音響監督「お互いがお互いを高め合って急激に成長している……」

ナンジャ監督「だが、それだけとはどうも――」

スネーク「あの須賀京太郎という少年、まるで巨大な基礎の塊だ」

音響監督「オオツカさん!? 今日は収録じゃ――」

スネーク「たまには新人を見たくなってね。それで来てみたらこれだ」フッ

AD「それで、基礎の塊というのは――?」

スネーク「何も無い平原を歩いていたら、いきなり目の前に巨大な城でも立てるのか? というような基礎工事が行われているようなもんさ」

音響監督「……確かに、彼の印象はそこいらの新人と180度違う」

スネーク「彼は幾人ものプロによってありとあらゆる演技を叩き込まれているようだ。それも、徹底的に」



和「私! 貴方を――!」

京太郎「これ以上、話すことは無い……」

和「待って!」



スネーク「彼がもし私の元に来れば、数年でこの地球上で彼に敵う声優はいなくなるだろう」

スタッフ達「(あ、あのオオツカさんがそこまで――!?)」ビクビク



166 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 20:33:02.63 ID:ssBmfdOBo [7/30]



京太郎「……」

和「……」


ナンジャ監督「はい、オッケーです」


京太郎「ふぅぅぅ、疲れた……」フラフラ

和「わ、私もなぜかいつもより――」フラフラ

 パチパチパチ

スネーク「いやぁ、須賀君。いいもの見せてもらったよ」

京太郎「こ、この声は!? セガール!?」

スネーク「お、最初にそれが出るなんて君も若いのに珍しい」

和「お、オオツカさん!?」ビクッ

スネーク「君はアクセル1の所属だったかな?」

京太郎「は、はい!」

スネーク「……どうだい? 私の元に来る気はないか?」

京太郎「え?」

スネーク「私が君を最強の声優にしてあげよう」

京太郎「……」

スネーク「数年で世界で君を知らぬ者はいなくなり、君は永遠に後世に名を残す名声優となれる」

和「す、凄い……」

京太郎「……」

スネーク「どうかな?」

京太郎「あの、折角ですけど……お断りします!」


一同「!?」


和「(す、須賀君!?)」

スネーク「……どうしてかな?}

京太郎「あ、いや! オオツカさんがダメだってわけじゃなくて……俺にはもうたくさんのコーチがいますから!」アセアセ

スネーク「はぁっ!? 君は……今の師達と一緒に私の指導を受けるつもりだったのかい?」

京太郎「え? かけもちはダメなんですか? ならなおさら無理です!」

スネーク「……」ポカーン

京太郎「社長に、ひのさんに、だいちゅうさんに、すぎやまさんに、くろやさんに、てらしまさんに、霞さん……たくさん過ぎて」ゲンナリ

スネーク「くくっ、あっはっはっはっ!」

京太郎「???」

スネーク「どうやら、君と私は一瞬交わるだけだったようだね」

京太郎「え?」

スネーク「君はそのまま成長しなさい。そして、思い描いた夢をつかむんだ」

京太郎「……はい!」

和「(やっぱり須賀君は凄い……差をつけられているのは、私の方――)」ズキッ



168 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 20:45:24.42 ID:ssBmfdOBo [8/30]


【帰り道】


京太郎「いやぁ、一時はどうなるかと思ったぜ……」ナデナデ

子犬「わぅっ!」

京太郎「よく大人しくできたな、賢いぞ」

賢い子犬「わぅー」パタパタ

和「……」テクテク

京太郎「……和?」

和「あ、はいっ!」

京太郎「どうした? 元気ねーけど」

和「あ、いえ! そういうわけじゃ……」

京太郎「……?」

和「ただ……私、悔しくて」ギュッ

京太郎「悔しい?」

和「須賀君がこんなに成長してるのに……私はいつまでたっても」

京太郎「……そうか? 俺は逆だけどな」

和「え?」

京太郎「焦る必要なんか無いさ。俺は変わらない和が好きだぞ」ニィッ

和「っ!」ドキッ

京太郎「それに、充分上手くなってるよ。俺が保証する」

賢い子犬「わぅっ!」

京太郎「おお、お前もそう思うか?」

賢い子犬「わぅーん」スリスリ

和「励ましてくれるんですか? ありがとう」ナデナデ

賢い子犬「くぅん」

京太郎「そういや、こいつに名前をつけてやらないとな」

和「そう言えば、まだつけてませんでしたね」

京太郎「……うーん、どうする?」

和「そうですね……」

京太郎「茶色がかった毛並みに、少し白い毛もあるな」

和「こうして見ると狼っぽくも見えますね」ジロジロ

賢い子犬「わぅ?」パタパタ

京太郎「それじゃあこいつの名前は……」


~~~~~



【京太郎のアパート】


咲「」グッタリ

照「チッ、最後まで吐かなかった……」



170 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 20:54:18.02 ID:ssBmfdOBo [9/30]

咲「そう言えば京ちゃんはまだかな?」

煌「収録時間は過ぎてますから、そろそろ戻ってくるかと」


 ガチャッ


京太郎「ただいまー」

照「京ちゃん!」タタタッ

美穂子「お帰りなさい若!」タタタッ

京太郎「おわっ!? 照さんに……咲もいるのか!?」


 トトトトトトッ


カピー「きゅー!!」

京太郎「ん、お前もいるのか!?」ダキッ

カピー「きゅぃきゅぃー」スリスリ

京太郎「よせ、くすぐったいだろ?」アハハ

カピー「きゅーっ」クンクン


 ピキ-ン


カピー「きゅぃっ!?」ビクッ

京太郎「ん? どうかしたか?」

 トテトテ

和「お、お邪魔します」オズオズ

美穂子「あら」

煌「すばらっ!」

咲「和ちゃん、その胸に抱いてるのって――」


ホロ「わぅっ!」


和「子犬のホロです」

京太郎「可愛いだろ?」

ホロ「わぅーん♪」スリスリ





 #∧_∧ ビキッ
 /●  ●\
 |  A   |
 _____ 


カピー「」ゴゴゴゴゴッ



176 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 21:03:07.63 ID:ssBmfdOBo [10/30]

照「なんか前世で会ったことあるような……」ウーン

京太郎「だよなぁ、俺もそんな気がするんですよ」

和「私は前世のような気がします」

ホロ「わぅ?」パタパタ


煌「これはどうしたのかな?」

美穂子「拾ってきたんですか?」

京太郎「実はかくかくしかじかで」

咲「ふーん(京ちゃんかっこいいよぉ……//)」モジモジ

照「でもそういうのはあまりよくない」

カピー「きゅいっ!!」クワッ

京太郎「新しい飼い主を見つけるまでだって」

美穂子「見つかるでしょうか?」

和「難しいですね」

京太郎「まぁ、見つけられなかったら俺が飼うさ」

カピー「?!」

ホロ「わぅわぅ!」ペロペロ

京太郎「あはは、やめろって!」



カピー「……」トコトコトコ

ホロ「わぅ?」

カピー「……きゅい?」

ホロ「わぅ! わぅわぅ!」

カピー「ぎゅいっ!!」ベシッ!

ホロ「わぅっ!?」ゴロゴロ


京太郎「こ、こら! 何やってんだ!」

和「ホロ! 大丈夫!?」

カピー「ぎゅいぎゅいっ! ぎゅーいっ! ぎゅい!!」トコトコトコ!

 ベシベシベシッ

和「いたっ!?」

カピー「ぎゅぅぅいぃぃい!!」タックルッ!

ホロ「きゃうんっ!」ドシャッ


京太郎「おい、カピー! いい加減にしろ!」

カピー「きゅっ!?」ビクッ

京太郎「そんな奴だとは思わなかったぞ……」プイッ

カピー「きゅ、きゅい? きゅいきゅい!」ブンブンッ





180 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 21:13:57.12 ID:ssBmfdOBo [11/30]


咲「京ちゃん、カピーも寂しがってるんだよ」

カピー「……きゅい」ショボーン

京太郎「……」

和「大丈夫?」

ホロ「わぅっち!」

和「そう、よかった……」ホッ

カピー「……きゅいきゅい」

京太郎「そうだとしても、暴力振るうなんて最低だぞ」ジッ

カピー「……」コクッ

京太郎「ちゃんと和とホロに謝ろうな?」

カピー「……ぎゅいっ!」トコトコ

ホロ「わぅっ!」ビクッ

カピー「……きゅ、きゅいっ!」ペコリ

ホロ「わうぅ♪」

京太郎「次は和に謝るんだ」

カピー「……きゅ、きゅ、きゅ、きゅい……」ギギギギッ

煌「気のせいでしょうか、凄く嫌そう」

美穂子「何か琴線に触れることでもあるんでしょうか?」

和「いいんですよ、気にしてませんから」ニコッ

カピー「……」グヌヌ

京太郎「カピー?」ジロリ

カピー「きゅ、きゅーい!」ペコリ

和「ふふ、これからは仲良くしましょうね」ギュゥゥ

カピー「むぐぐぐっ!?」バタバタバタ

美穂子「これで一件落着ですね」

煌「めでたしめでたしかな?」


カピー「……」メラメラメラ


咲「カピーが凄い顔してる気がするけど……」



京太郎「とにかく、ホロの飼い主探しもしないと」

和「一応私も知り合いを当たってみます」

美穂子「そうですね。きっと誰か力になってくれるはずです」

煌「事務所のみんなもね」


 ワイワイ キャッキャ


カピー「……」ゴゴゴゴゴッ

ホロ「わぅ?」