555 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00:48:02.89 ID:5wvlSv5Oo [6/8]

             ,..-/:.:.:::.:/.::::..:!:..:.:..:.:\
              //.::.:::/:/:::::::::::::::::::::..::..:.ヽ
           〃//:/:/::/::i::|::::::::i::l:::|::::::::::::..:i
          〃/:/::i:::i::ィ:::/!.:!:::::::|::|:::|:::..i::..:. ..|
           〃/イ./::::|::i:/!::ハ::|::::::|:::!ハ::::|::::::::::|
           !| |i レ:::::::|i::!‐廾‐|:::!、::!:/---、|::リ::::::| いけませんよ衣様、寝室から抜け出すなど……
         | !ノi::::::i::!:|.ャ伝テ、:けメ、迂テァ∧|::::|
           |::!::|:::!ハ      iハj   iイ /|:::!:!
.              |ハ|::|:ト、!       ;      !ノ::|::ハ:!
           | !ハ!ハ丶    ′   /::::/レ' リ
             | ′ iヘ丶 `  ̄´ イ:/レ′
                 )|__\_/__K
               /:L_\ /_/\
           ,...-イ::::::∧  ̄7::!< ̄ /:i:::::\-、
    __,...-‐':´:::::::/::::::::i::::i  /:::||:::、 /::::i:::::::::丶::`ー-..、
   /::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|::::::i /::::| |::::Y:::::::|::::::::::::゙、:::::::::::::`:::...、
   /:i:::::::::::::::::::::::::::〈 :::::::::,:|:::::::〈 ::::| .!:::::〉::::::|、::::::::::/::::::::::::::::::::::::::゙、
   !:::|:::::::::::::::::┌-、.二/::|::::::::::`t' ケ´::::::::::|::\∠-‐'7::::::::::::::::/:::i
.  |:::::i:::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::|::::::::::::::.、/ ::::::::::::::|:::::::::::[|:::/::::::::::::::::/:::::|
.   |::::::|:::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::|:::::::::::::::/::::::::::::::::::|::::::::::::::/::::::::::::::::/::::::::|


.     /::::::::::::::::::,>イ" /     ヽ  ヾト、ヽ、ヽ \.\ \\}
    , ':::::::::::::>'"  /          ぃ  ト|‐r+ い l  ト, .|
    /:::::::::::::/     {     .| | ハ,ィ |l ト、 .|ヽ__」! !::|: ハ: | V
.   /::::::::::::::,'     |   |  | |,イ || ! j リ V チ:::ヽ`メ| ハ/ヽ   うぅっ、折角のサイン会が……
  /:::::::::::::, '     .!   ! . Xヽ.」イ!キ    C:::d,、 レ'、 |\ \    
. /:::::::::::/       ',  ヽ'  トメj:::::ヽ     ,`"¨′ い  \-‐
/::::::::/         ',  ぃ  .イo:::::::ソ          } .',   \
:::::/           V  ぃ、  くう´    ,  '" ̄}   ,イ .ヽ   \
/             V lヽ V  \   〈_, ‐'" イい   ヽ    \

透華「お待ちなさい!!」バターン!!

ハギヨシ「透華お嬢様!?」

                  / /        ./ ヘ Y.           \   |  j
                 / /        /   ヤ |      -―‐t `  |. /
                    /      .//\ /,ヘ .|   イ  7  | ヽ レ
                  ’/..     /,イ   /へ レ       /  ハ
              / /      \ /./    /′  ̄`ー‐-≦7.    ハ  ’
                 / /      /ヽ/   /'            .::  /  .ヘ  }
            / /      不、 lハ   {|            .::: /    }
            //       / { ;;;≧x、V |        /  /.    / ’ 安心しなさい衣
           //       ./. 弋__ツヘ  | ー=--――十 ./    / /   私にいい考えがありましてよ
          //         ,イ  """      ノ   て≧芯x_ノ ./    / /
.       / ./  //     |               弋;;;__ ツクイ     / /
    /  ./  //    |. ハ       r:      """/介     ヤ /
   /   /'  / i     |.  ヽ    ト、         /"/ |    マ
 /   /{   { . |     ||./{ >、 ヽ ` ァ   ー‐' /__ ヤ   |. ヽ
    _廴_込 ヽ、   | |´   ヘ \  __  _チ'´ _. ヽマ    ヽ
    {      ヽ  `  .ト.!     ヘ      / ∨「〈.', マ¨ :.  マ     ハ ト、
    λ         マ  } .ハ ヽ    ヽ  /_  .| | マ、 ー-、  ヽ  / .l ! ::._
   / ハ.       /ヤ /ハ| ) /ミ≧≦チ_,マ  ヽ` く ̄¨¨¨.    \,.へj ̄`ヽ
.  / / ヤ    /   У′ リ / ィチ>二<< マ  フ`ーへ   ヽ    `ソ `ヽ ヘ
 / /  ヤ   /   /   / レ// / 厂|、ヾ、\、/    />  _`ー  /   `マヘ
  /     マ  .i   /  /  / /  / /  | ヽヘヽ \  ,イ /   // ̄`ヽ{     マ ヽ
      ヽ 八  .{       | .|  ./ /|   | iマヘ. > >/ | λ.  |.{三三/       .〉`
ハギヨシ「……お聞きしても?」イヤナヨカン

透華「簡単な事ですわ。サインが欲しいのに、行けないのであれば……」ニヤリ

衣「?」



透華「須賀京太郎を、買収してきますわ!!」バーン



ハギヨシ「」

衣「」



 続く……?

562 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00:55:13.92 ID:5wvlSv5Oo [7/8]

【次回予告】


京太郎「へ? 倒産ですか?」

社長「ぁ~」

煌「こ、これは!? FXで有り金全部をすった顔です!!」

竜華「これはえらい有り金すっとるで!!」

社長「」ブクブクブク

京太郎「冗談じゃねぇぇっすよぉぉぉ!!!

竜華「どうするんや!! これからどうするんや!!」

ひのちゃま「実は、スポンサーになってもいいって人がいるにはいるんだけど」

京太郎「本当ですか!?」

ひのちゃま「あー、だけど……結構個性ある人だから」

京太郎「!?」


オーッホッホッホッホ 


一同「「「!?」」」

??「お呼びのようですわね!?」


 バターン!!


透華「私ですわ!!」

 デデドンッ!

京太郎「りゅ、龍門渕さん?!」




【次回! ハ●テのごとく スポンサーをゲットだぜ!! の巻】





     \_
        \              /|      r‐~~'
          )             /  |      )
         (       _, -‐ヘー‐-/´`\       (
          \    /   ト、ヽ///|  ヽ   _)
              /|    |゛゛/'""´| i  |ヽ
               | |    ヽ |  、 /イ  | i        __
 \              |.ノ    i i゙、 ,二!ニ´ ! |      / `ー~
   ヽ          !/      ハノ ) ゙二ヽ   \|     ! 目立ってなんぼ……
    し'´ ̄`    /  / ,ィ /  '  "__ ゙、    ヽ   _/
            i i  〈 ( レ 、__,./ノ ヽi   〉
            V|  \ヽ. `ー‐‐'´  ノ/   .ノ       目立ってなんぼですわ……
                / \  ! ト、     ,..ィ /  ,.イ
           /   ! iイ r|`  ̄ ト、.|(  (  ゙、
             /     \Y/ \  / \ヽ .)  ゙、
          /    , -‐ソ、r-/-v‐-、/`レ'、   ゙、
        /   /、     |__,イ´ヽ、_)     `ヽ 丶
       /  /   | \n    /  |    r、./ |   \
       / ,ィ  i |   r:i |/フ     r、 .∩| |フ  | ヽ ヾヽ
       | ∧!  | |  .i ' .レファ   r、、ヽ!. /  .ト、 ヽ トヽ
       リ |  | |   /ヽ、_ノ    \_,ノ\  ! ヽ !.|ソ
         | .|.| | /、o   |  ,!..  `!  ン\ 〉、| | |
         ヽ|.ハ !   `ー┬'  .,ハ  _爿'´    |  |ハノ
          ソ ヾヽ、__,ノ  ̄     ̄  ヽ、__ノ/W



607 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 20:40:45.73 ID:BZFVShXDo [2/20]

【時は少し遡り、サイン会終了時】


京太郎「よう、優希。タコス食うか?」ニカッ

優希「あっ……」

京太郎「部長に買ってきてもらったんだ。サイン会の間にさ」ガタッ

優希「……」

京太郎「俺が作った奴じゃねぇから、味は保証しねーけど」アハハ

優希「どう、して?」

京太郎「うへー、結構辛いのなー」モグモグ

優希「どうして?」

京太郎「……食わないなら、俺が全部食っちまうぜ?」

優希「どうして!!!?」ガタッ!!

京太郎「……」

優希「どうして、そんなに笑っていられるんだじょ……?」ギリッ

京太郎「優希……」

優希「私達は!! 私は! お前がいなくなって、どれだけ!!!」

京太郎「……」

優希「どれだけ……苦しかったと思ってるんだじぇ……」ポロポロッ

京太郎「……分かってるって。そんなこと」

優希「分かってない!! だったら、どうして!? なんでそんなに楽しそうなんだ!!」


    __,.ィ ̄ ̄`ヽ/ヽ__
      > ´ ̄  /   `   `、  、
、 -  ´    /   '     } ヽ ヽ\  \
 `  ̄ >'  /   ,: |    ∧/! |   } ヽ  ヽ
   /,ィ  / ' / /|   _/,.ム斗}-/  ハ   :.
  {/.'   ,| ,.|-}/-{ | / ,ィチ斧ミ }/ }  |    .
  /  イ/{ : ! ィ斧从}/   Vzソ ノ /イ ,:
<__  ´// 从{ Vソ /         / イ- 、  |
     {'{  { ,    '           /' ⌒ }  |
      从Ⅵ              /.: ノ  |
       叭   v_ ̄ヽ      ,rー'   从
         、           イj   / /
            :.          < |'  /}/
            、__   ´    } イ从/
               |        |/
              「 ̄|     「 ̄ ̄ ̄ ̄}
              |//l|     |//////// 、
        ,. <// ∧      |//////////> 、
京太郎「……そっか。俺、楽しそうな顔してるんだな」トオイメ

優希「そうだじょ!! なんで、そんな……そんな!!!」ギュッ

京太郎「……」




優希「私に見せたことのないような、顔をしてるんだじょ……」



617 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 20:53:04.81 ID:BZFVShXDo [3/20]


京太郎「……分かんねぇ」

優希「……え?」

京太郎「自分がどうして今楽しいのか、俺にもよく分からないんだ」

優希「ど、どういう……」

京太郎「今までの俺の生活ってさ……本当に無価値なもんでさ」

優希「そんなこと!!」

京太郎「目覚ましに起こされて、決まったスケジュールをこなす毎日」


 辛くても、みんなの前では笑顔作って……心の中にわだかまりを残して


京太郎「恋も夢も、哲学みたいに縁のねー話でさ。いつも、答えの無い日々だった」

優希「で、でも……恋なら、その……」ゴニョッ


京太郎「でもよ、そんな日々でもなんか幸せだったんだよなぁ」


優希「え?」

京太郎「みんなの力になれて、ちょっとだけ俺も幸せになれて」

優希「京太郎……」

京太郎「そういうのを感じる瞬間こそ幸せの始まりなんだって、思えた」

優希「そんなに、私達のこと……」ズキッ

京太郎「辛く無かったわけじゃねぇさ。でも、そんな毎日でもうまくやれそうな気がしたのは多分……」


 ポンポン


優希「じぇ!?」ドキッ

京太郎「お前達だったからなんだ」

優希「わたし、たち……?」

京太郎「ぽんこつの咲に、時々変な和に、しっかり者だけど頑固な染谷先輩。部長は……うん、スリスリしたい」

優希「……」

京太郎「いつまでたっても世話の焼けるわがままな優希。そんなお前がいたから、俺は頑張れたんだ」



626 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 21:04:30.76 ID:BZFVShXDo [4/20]


優希「なら、どうしていなくなるんだじぇ!?」

京太郎「……」

優希「これからもずっと、京太郎は私達を見てくれればいい!」

京太郎「……悪い、それは出来ねー」

優希「なんでだじょ!?」ウルウル

京太郎「知っちまったんだ……もう」ボソッ

優希「え?」

京太郎「最初はさ、お前達と同じステージに立つ為に頑張ろうって思ってたんだよ」

優希「そ、そんなの……」

京太郎「でもそうしている内に、楽しくなってきた」

優希「たの、しく?」

京太郎「夢を追うこと。自分の為に、自分の夢の為に努力すること」

優希「あっ……」

京太郎「それが、すっっっっげぇぇぇ楽しいんだ!!」ニィッ

優希「!!」ドキッ

京太郎「知ってるか? 努力って報われるんだ! こんな俺でも、前に進めてるんだぜ!?」ニッ


          /   /     |   | |   | |  :       l :l   |  |   :|   | |
       / /    |    |__ | |   | |  |  :   l :l:  /|  |   :|   | |
.      ///     |    |\ |‐\八 |  |  |    |__,l /-|‐ :リ   リ  | |
     /  /   - 、     :|   x===ミx|‐-|  |:`ー /x===ミノ//  /  :∧{
       /   |  :.八   _/ {::{:::刈`|  |  l:  /´{::{:::刈\,_|  イ  /ー―‐ ..__
.      / / :|  ::|/ \{^ヽ 乂辷ツ八 |\| /' 乂辷ソ ノ^l/ } :/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: `「⌒:.
.       //  /|  ::l、   :    ー‐   \{  | /  ー‐    j/ /}/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.
     / _,/:.:..|  ::| \ !           j/        ′/:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.
        / :.:.:.:.:{  ::|\ハ_,          ノ            ,___/{:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.∧
.    /:.:.:.:.:.:.:.::′ ::|:.:.|\圦                       / j/l/.:.:′:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.∧
.   /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:′_,ノ⌒ヽ::|  、    、      _  -‐'     /:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:/:.:.::/:.:
 /\:.:.:.:.:.:.:r‐ ' ´     ∨\/ ̄ )  ̄ ̄        /   /.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:.:/:.:.:./:.:.:
/:.:.:.:.:.:.\:.:.ノ  ----- 、  ∨/   / 、          /   ,/:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:.:/:.:/:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /        ‘,  ‘, ./、 \       /   /.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.://:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:/:.:.:.:.:.{   ---- 、   ‘,  } /:.:.:} ̄ \ ̄ ̄ ̄/ ̄ /:.{/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:-<⌒:.:.:.:.:
:.:./:.:.:.:.:./       ‘,  ‘,「l /⌒^\________/}/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/´    \:.:.:.:.:
:/:.:.:.:.:.:.{: .    . :    ‘, 人U{:.:.:.:.:.:.:.|:\        /:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.―‐┐:/        \:.:
:.:.:.:.:.:.:.: }: : : :--:/\: . ノ:r/   / .: .:.:.:.:.|:.:.:.:\    ,/:.:.:. |:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
優希「うぁっ//」カァッ

京太郎「もう戻れねぇよ、こんな楽しさ知っちまったら……こんな楽しみ覚えちまったら!」

優希「あ、ぅ? うぇ……//」マッカッカ

京太郎「だから! 頼む優希! 俺を応援してくれ!」ガッ

優希「じぇぇぇ!?」ビクビクンッ

京太郎「こんな気持ちになれたの、初めてだったんだ! だから、この夢を捨てたくないんだ!」

優希「……京太郎」

京太郎「勝手なのは分かってる。でも、もう俺……とまれねぇんだ」

 トップアイドルになる。
 その目標を果たすまでは……

 そしてなりより、竜華さんとの約束を果たすまで!


637 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 21:14:02.77 ID:BZFVShXDo [5/20]


634
 おいらの知り合いの馬が呪いだとも言ってたよ



優希「そんなの、反対できるわけ、無い、じょ……」ブルブル

京太郎「優希?」

優希「だって! だって……京太郎がそんなに楽しそうな姿なんて、見たことないし……」ウツムキ

京太郎「……」

優希「それに、今まで私達の夢を……応援、してくれていたから」ギュッ

京太郎「優希……」

優希「だから! 今度は私が京太郎を応援する番だじょ!!」キッ

京太郎「じゃ、じゃあ!!」

優希「うん、この優希様が許す! 必ずトップアイドルになるんだじぇ!!」

                ..-‐─ …─‐- ..
             .. '´: : : : : : : : : : : : : : :`ヽ、
        ___ r勹´ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
     -=彡' : : : {/: : : : : : :/: :/: : : : : : : : : : : : : : : : :\
.      /.:/ // ./: : /: :/: :/: :/: : ! :.:.:|: : : : : : : .、r‐=ミ、r‐、
     / /: : /:./ ./: :/: : /: :/: :/|: :.:.|: l: |: : : |: :l : : {   八_丿
      {/l: : /: :| .ニニ{_.」L._ !: :| .|: :.:.|: | :|: : : |: :| : : |`ーくヽ: :`ヽ、
      |: /|: :.|: |: : :.|/ヽ}ヽ_}: | .l : : |-r┼ト./:.:.| : : |: : : |: :\.\`ヽ
      |/ .|: : V\.:.|ィァ弋ミヽ! \ `ヽ.l .|/}\| : : |: : : |: : :| |: :l、 }
.         八: : |∨ヽ|'{ {{ r'゚}       ,r=ミ、 / : : :|: : :/: :.:.| |: :| |
        \| /:.:..| 弋.ソ           ` }: : l: :l : /: : /.! l :.| |
            // :rヘ| ::::::::  '     ::::::::::: /: : ' //: : //.:/.:.ノノ
         /´{: :| |ヽ    r ーvヘ    ///: /: -=彡'/=彡'′
            ヽ| |、.へ、  ヽ._丿    イ/ /: /: :/: :/{
           ,r‐| |__/´) > . _  <〔_/´l.//}/
.           /、 \\ /⌒'^}`⌒^⌒^⌒/`⌒`ー─‐- 、
           {\)、ノ`′}:::::::::::\  ィ介.┤ :::::::::::::::::::::/ !
         }、     / :::::::::::::::::\`´| |`'|::::::::::::::::::::::// |
         /ー─一'{ ::::::::::::::::::::::::\| | |::::::::::::::::/ /  |
.       /{     |ヽヘー──- 、 \ |::::::::::/l     |
       /ノ`ー─一'′〉 \     \| | ::://l     |
        {         /   >ー-、   | |.//  .|     |
京太郎「優希、ありがとう」

優希「その代わり……絶対に、半端じゃダメなんだじょ」

京太郎「ああ、分かってる」


優希「それと……ごめんなさいだじぇ」

京太郎「え?」

優希「今まで、その……犬とか、言って、あの……京太郎に、辛いことばっかり」ウルウル

京太郎「はぁ……あのなぁ」

 チョップ

優希「うぇ?」ビクッ

京太郎「だーかーら、誰がイヤだって言ったんだ?」

優希「え?」




640 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 21:25:17.99 ID:BZFVShXDo [6/20]


京太郎「俺はあの時でも十分幸せだったんだっての」ペチッ

優希「ひゃうっ」

京太郎「俺の人生の価値を決めるのは、確かに俺じゃねぇ」

優希「……?」

京太郎「でもな、思い出は俺だけのもんだ」

優希「思い出……?

京太郎「例え俺の過去を知った百人、一万人、一億人が不幸だって決め付けてもな!」

優希「……」

京太郎「俺はそれが幸せだったって思ってる。勝手に人を値踏みしてんじゃねー!」ペチコーン

優希「きょ、きょうたろぉ……」

京太郎「落ち込んでるお前なんて見たくねぇんだ。いいからとっとと――」

                     ____
               ,. ´ __    `¨¨ヽ
            ,   ̄`  /  ヽ       `ヽ
           /  _     ,:   ∨   、    :.
          / /,´      /    |    ヽ     .
       / //'  ' /  ' /   l| | :  :  ∨   :
       l// / , / ' l| | |     | | |  |   |   |
     _/ ィ / { l |__|_{ |∧   }/ ' / l  |   ∧
      ̄  {〃  Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧}
          / ,  从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | '
           / イ从 l ム        Vり ム'  ノ/}   俺の知ってる優希に戻ってくれよ
         ´    \∧  '        ,r ' /       
               、  v   ァ    / 从/
                     \ `こ     イ  _|、
                  ` r  ´   //∧
                     /|     /////∧
                「  |   //////////> 、
              , </∧ /   {///////////////> 、
            , </////// ∨__∨//////////////////>、

優希「ぎょ、ぎょうだろぉ……」ボロボロッ

京太郎「!? な、なんで泣いてんだよお前!?」


優希「うぇぇぇぇ!!」ビエーン


京太郎「ああもう、今日のお前めんどくせーな!!」

優希「だっで、だっでぎょうだろぉがぁ……」メソメソ

京太郎「ほら、鼻噛め」スッ

優希「うぅっ」ズゥビー!

京太郎「たくっ、しょうがねぇ」ハァ

優希「え、えへへ……」


645 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 21:34:52.90 ID:BZFVShXDo [7/20]


【廊下】


 ハナミズコウゲキダジェー! ウワッキッタネー!!
 ホレ、パンチラノオマケダジョー! イ・ラ・ネー!


久「……」スッ

竜華「もう立ち聞きはやめたんか?」

久「……ええ。もうその必要も無いみたいだしね」

竜華「……ほら、使ってええで」つハンカチ

久「あら、優しいのね」

竜華「……そないな顔されたら、誰かてそうなるわ」プイッ

久「ほんと……弱くなっちゃったわね、私」


 昔は一人でも大丈夫だと思ってた
 だけど、まこと出会って……和や優希、咲と出会って


 そして何より、須賀君と出会ってから――


               . . -――..、--- .、
                . : ´: : : : :_:_:/: : \: : : \
          /: :/: : / /:/リi:l: i\: : : :\
         /: :/: : /   i// 从ハ: :\: : : :.
        /〃:./: : :./ノ    ̄ ‐‐- ∨: :.i: : : ::.
.        // l/: : : /´     ‐‐ 、,__ ∨:.|: l: : ::.
      // /: : : :/ ニ、      ィ斥心ヽi: :|:リ: : : :
        i/  .: : ://ィ斥心     V沙う ノi: :l/ : : : |
        l   |: : |/从。V沙  ,    ,,,   l〃: : : : :|
        i   |: : i:∧  ,,,          /: : : : / : |
        |: : |: ∧           〈: : : : /: : :;
         八: :i/: ∧      ´`       〉:l: :.i: : :/
            ヾi/:/i:介: . ..,        .イi: :l: l:|: :/
          ∨ノ: :i: :l:_:〕 --   i:.|:l:/:/:.|:/
          〃: : :l:.ノ.:.:i        ト〃:/: ノ:{
          -=´i/:/:./ニニニ\     i/: /:./: : :ヽ
      // ̄ ノ从ハニニニニニ\__i从i:/`ヽ: :l:.i=-、
      ///\   {::\二二二\   |'二ニi从リ二/、
.     i/{  i \ \:::\二二二\ |二二二ニ/} ∧
.     l/|  八  \ \:::`<ニニニニ\|二二>'":://  i

久「もう、やんなっちゃうわ」ゴシゴシ





優希「待てー!! このバカ犬ー!!」タタタッ

京太郎「へへっ、誰が捕まるかよ!!」タタタタッ



優希「……(ありがとう、京太郎)」ギュッ





 片岡優希がファンになりました!

654 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 21:46:55.14 ID:BZFVShXDo [8/20]
【おまけ】

煌「すばらっ!」シャキーン

優希「じぇっ!!」シュタッ

煌「すばすばらっ!!」シュバッ!

優希「じょっ!!」ジャーン!

               . . .-────ァ
           . . : ´: : : : : : : : : : :∠. . _
           . :´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `: . 、
       /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`: .、
      /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \              、. . _
     /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\          ヽ: : \
    : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\  _. . :‐: : ´ ̄: : : : : :\
    ′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :_   -‐    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ` ー- _: : : : : : : : : : : : .、
   ′: : : : : : : : : : : : : _   -‐                           ` 、: : : : : : : : : : :.
  : : : : : : :   -‐       __                        \: : : : : : : : :i
  !: : : : /       , ィ: : : : : : : : : : : : : . .、                    }ヽ: : : : : : :
   : : :/{      /     : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ、                  .:::::i: : : : : /
   '; : !::::..   / . . / . . : : : : : : : : i!: : : : : : : : : .、                  /::::/: : : /
.   V:::::::丶、ム 、:/: : : :>:.、_ : : : : ハ: : : : /: : : : .              _.....::´:::::::/: : /
     ` ー-- r-ィ/: : : :./ ∨ Ⅵ : :′ : :ハ: ∧: : : : ',___ ..... -‐:::::::::::::::::::::厶 '′
          {: :厶ィ: :/斗==ミ ∨   V斗=ミVト : i::::::::::::::::::::::::::_  -‐   ´
           : : : : :Ⅵ ん::::ハ       ん::::ハ }.| V    ̄ ̄
           ∨: : : :| 弋::::::フ     弋::::::フ  !
            Y⌒ヾ⊂⊃         ⊂⊃ i
             ゝ __.. 、   f  ̄ ̄ `       )
                > _弋____ノ_   <
              /´‘, >< /ヽ
              /   V芥/ ∧
               /ヽ、/ `}::{  Y
                /  i   |:::|  .! ',
            /   i   |><|  !  ',
             /    i   |:::::::| .!   ',
              /    !  .|::::::::| .!   ',
煌「すばすばーらすばらっ!!」ヘンナポーズ!

優希「じょじぇっ!!」カッコイイポーズ!







和「あの、何やってるんですか二人共」ドンビキ

優希「お、のどちゃん久しぶりー!」


    _      _  , -――- 、  _     _
      ≦       Y   , .,ィ i  Y      ≧
    =-  ̄ - ―{   メ、ハ_,iィ i }―  -  ̄―=
                ト レ(,___) (___)ト j
               、_| ゚ ト--:イ u|_ノ
               \_.!、:::::,!_ノ   ひゃぁぁぁっ……//
               , -vー|`二' |、_||_
            ( ´ )  vf__.j.v|.r┴、
          i! | |!   | | | {⌒ } i!
           ./| |  .| | |.!_7/〃
          `<| ト}.   | | { / /
              i! し'/'   ヽ/ |、_ノ
            〃/      ハ i!
           く        ハ、
         〃 /`ー---――'く
           /./   | ハ  ヽ \ ヾ
        <  /   ii  ハ    \ _>
         `ヽ、_,/⌒V__ノ´T´
           〃 / /       |  | i!


竜華「疲れとるんやな……」

社長「たまにはこういう息抜きも必要なんじゃないかな?」アハハ


660 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22:00:07.95 ID:BZFVShXDo [9/20]

【そうしてこうして、数日後】


 キーンコーンカーンコーン

教師K「今日はここまで」

 ガヤガヤ ザワザワ

京太郎「さーて、帰るか」

淡「……」

京太郎「なんだ。まだいじけてるのか?」

淡「愚弟」ペッ

京太郎「ぐてい?」

淡「私がお姉ちゃんだもん」ムスッ

京太郎「……熱は、無いな」ピトッ

淡「うるさーい!! もう帰る!!」ガタッ

 ダダダッ ピシャッ

京太郎「……何を怒ってるんだろうな、アイツ」ワカラヌ


 まぁ、何にしても……やっと、清澄の皆と話が済んだんだ
 これからもっと気を引き締めねぇと


京太郎「それにしても長かったな……」


 清澄での生活を失ってようやく、俺は新たな希望を取り戻しつつある


 やれる――


京太郎「俺の反撃はこれからだ!!」キリッ



【芸能事務所 アクセル1】


京太郎「へ? 倒産ですか?」

社長「ぁ~」

煌「こ、これは!? FXで有り金全部をすった顔です!!」

竜華「これはえらい有り金すっとるで!!」

社長「」ブクブクブク

京太郎「冗談じゃねぇぇっすよぉぉぉ!!!」




 ざんねん! すがきょうたろうのあいどるかつどうはここでおわってしまった!




京太郎「ちょぉぉぉ待ってぇぇぇぇ!?」

煌「ま、ままままだ慌てるような時間じゃありません!!」ガタガタガタガタ

社長「ぁ~」



669 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22:06:53.50 ID:BZFVShXDo [10/20]


竜華「どうするんや!! これからどうするんや!!」ユサユサユサッ

社長「コッチガキキタイヨー」チーン

ひのちゃま「実は、スポンサーになってもいいって人がいるにはいるんだけど」

京太郎「本当ですか!?」

ひのちゃま「あー、だけど……結構個性ある人だから」

京太郎「!?」

ひのちゃま「君達の方が詳しいかもね……」

京太郎「俺達の方が……?」

竜華「一体、どんな奴なんや……?」



オーッホッホッホッホ!!



一同「「「!?」」」

??「お呼びのようですわね!?」


 バターン!!


京太郎「貴女は!?」

??「ええそう! 何を隠そう……!」


                   l´    ,'::\ヽ∨//_ ヘ:l:.   ',
                   l     !| ̄  ̄/' ´     ',ト::    ',
.                    ,'   Ⅵ    /'        l!∨   ',
                  /   :,'_!|__.{(   _≦千‐<へヽ
.                 //レ//「 ',l -- ´ \   ‐‐ /  ',iヽヘ`ト、
                 //ノヘ // -ヽ_‐   |  , ====ミ  !|:: :: `\
               //  :::i! ! '´ ̄ ̄`  /      ` jレi::: :::.  ', \
.              ///   :::|ヘ.',        '        /!´ !::::   ∧ `',
              // {    ::::|  ト     ー-....‐:::丶l    ,'  }:::   ノ  i!
.             l ! ヽ   :::\.ヘ    ',::::::::::::::::,'     -'/:::  /ヘ. j!
              ヾ / \   ::ヽ人    ヽ:::::; -'-‐っ /「/:::  :::   ∧
.              ∨  ::\  ∨!>   . /, ィ≦ イ  /:  ∧::    ヘ
              /   ::/ ヽ :∨::_レ ´ ヽ _.,ィl }┤ ::|:::  / ∨    \
.             /    /   !_ |/  \  ヽ'‐ヘ」つ、:!:: :{  ::\    :::\
              /  --‐‐ フ::::::ヽ       /´__   l  ├──-ヽ _  ::\
.           / / \ イ::::::::::::::::::::ト  r‐‐   {/ /   ヽ::: \     |  `.i \ ト、
.           /  !  イ⌒ヽ:::::::::::::::::∧ヽ    __ 、イト 、   / \ ヽ   l      \ \
        / /` 彡'      ∨:::::::::::::::∧ク ̄ // .!', `ヾ /、    Y: i   !   |、   \ \
.     / /イ           ∨:::::::::::::イ.  /イ  | ヘ   `i }   ノj/ i  ,'   ,┐、    ヽ
  ___./_/´            ∨::/ ヾ//i !.  !|ヽ\ /,'   / :::i /  
透華「私ですわ!!」

 デデドンッ!

京太郎「りゅ、龍門渕さん?!」



<<オパーイ! エロ不注意! の巻>> 



682 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22:20:21.86 ID:BZFVShXDo [11/20]

京太郎「な、なぜ龍門渕さんが……?」

竜華「確か去年の……長野代表やっけ?」

煌「これは一体……?」


透華「そう難しい話ではありませんわ。私はただの帝王ファンの一人……」

京太郎「!!」


~~~と、ここでもしも菫さんがぽんこつの世界線だった場合の話をしよう~~~



透華「そう難しい話ではありませんわ。私はただの帝王ファンの一人……」

ロッカー「なんだと!!」ガタガタガタ

京太郎「ロッカーが動いた!?」ガビーン


 ガチャッ


菫「私だ」バーン


京太郎「アイエエエエエ!? スミレサン!? スミレサンナンデ!?」

菫「そんなことよりも、そこの貴様!」ビシッ

透華「あら、私のことですの?」

菫「今帝王のファンを名乗ったな……? それは、本気か?」

透華「自慢じゃありませんが、私は帝王のCD、アニメブルーレイBOX、DVDBOX、グッズ、全て三つずつ持っていますわ」ドヤッ

菫「ふん。私から言わせれば所詮、金にものを言わせるにわかファンにすぎん!!」

透華「なっ!! 聞き捨てなりませんわね!?」

菫「……おい、デュエルしろよ」ジャキッ

透華「白糸台のSSSが私とデュエル!? お笑いですわ!!」

菫「CDはAMA○ONで拾った」ジャキッ

透華「ふふふっ、いいですわ。ノって差し上げましょう……そのデュエル!」ジャキンッ

菫「では行くぞ!! 帝王デュエル!!」

透華「アクセラレーションですわ!!」バーン




竜華「」

煌「」

京太郎「」



~~~しかし、この世界線での菫さんはぽんこつではないので~~~



京太郎「社長のファンだったんですか……」

竜華「驚きやな」



689 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22:31:53.67 ID:BZFVShXDo [12/20]


煌「なるほど、それでスポンサーになってくれるってことなのかな?」メイスイリッ!

京太郎「そうか! それなら心強い!!」

竜華「なんや、最初からそう言ってくれれば……」


透華「ところがどっこい、そうは問屋がおろさないんですのよ!」バーン


京太郎「え?」

竜華「どういう……?」


透華「いかに私といえど、私利私欲で事務所経営を行わう資金をポンと出すことは難しいですわ」

京太郎「そりゃまぁ、そうでしょうけど」

透華「帝王のファンではあれど、仕事に情を挟むのはナンセンス」

煌「正論ですね」

透華「つまり、私がアクセル1に資金提供する義理は無いということになりますわ!」バーン


てらしー「じゃあ帰れよ」チッ

竜華「何しに来たんや、ほんま」イライラ

ひのちゃま「いやほら、出番が欲しい的な……」アセアセ

煌「だからってこんな期待させるようなことしておいて……」ジトーッ

だいちゅう「悪いけど、そろそろお引き取り頂いても……」ドンビキ

その他女子「かーえーれ! かーえーれ!」

その他男子「帰れ! 帰れ!!」


 ガヤガヤガヤ! カエレヨーカエレー!
 ドヒンニュウガー!  アニメデホウキョウシテンジャネー!



              ,r'´ ̄ ̄ ヽ
       /丶  _//∧      l'⌒ヽ-、_
      /  .|ヽヾ、7/ i|     ヘ_/^ヽヘヘ
     /    |,⊥ミ∨/l|      ト、  └ユ
     !    .i    ト、  ヘ ヌ二¨   ヽ   !
     l    |L_   ゝヽ_/>ャ=ヽャ‐   \-、
     i   '7_,.≧=- }} ′ `   ヘ.    \ヽ
     j   ff'"⌒ヽ ノ   、_,.ィi レ、    l ヘ!
.      ノ   7弋   , ,    爪从 . i    l
.    イ    ハ  tt彳′        l j    ∧
   //   ! ト、       _   ‐ュ   /7   ∧ヘ
.  /,ハ    ヽヽヘ   f二´-‐'' "   / /    / ヘ ヘ
  { { ヘ    丶 ゝ _       /∨  /   ヘ ヘ
  ヘ!  ゝ     \  `  ┬-‐'  /!  ィ′     ヘ ヘ
       丶、_  \  广弌irく  l l 〉────'┼‐-、
         !| \   Y/ /V ≦ヽl ∨       l   ト
         !|   ハ l| ィイ' 7ソトミ、 ヽヽ ヽ.       l   l
        厶イ  j ∧/ //ハヽ\∨lルl       l
       f´ i   ノ/ ∧∨//  ヾ 、 ゝ'.ノ         l
透華「」

京太郎「み、みなさん落ち着いて!」アタフタ

ひのちゃま「話は最後まで聞かなきゃ!!」アセアセ


694 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22:42:40.50 ID:BZFVShXDo [13/20]

~~十分後~~


透華「と、とにかく、今の状態では私がスポンサーになるのは厳しいですわ」ワナワナワナ

ひのちゃま「そ、そうだよね!」

京太郎「そこをなんとかお願いします!」





竜華「なぁ、うちにいい考えがあるんやけど」

煌「なんでしょう?」

竜華「小鍛治プロにスポンサーなってもらえばええんとちゃう?」

久「あら、いいじゃないそれ!」←ついさっき来た

煌「そう言えばサイン会にもいらしてましたね」

竜華「実家暮らしらしいし、相当溜め込んでるんと思うんや」

煌「すばらっ!!」


 サンセーイ コカジプロデイコー
 ソレガイイ ウンウン ソウシヨー



透華「」ガタガタガタガタガタ

京太郎「少しはこっちを気にしろよぉぉぉぉ!!!」

ひのちゃま「あーもう、ダメだこりゃ」ゲンナリ

透華「だ、だから、ひ、ひひ、一つ条件ををを」ガチガチガチガチ

京太郎「怖い!? なんか龍門渕さんの顔が主に怖い!?」ヒィィィ

ひのちゃま「」

透華「そ、そそそそそその条件とは」ギギギギギッ

京太郎「……」



選択安価 ↓3

1 透華さんの話を聞いてみる

2 やっぱりすこやんに頼むっきゃねぇ!

3 ハンサムな須賀京太郎は別の方法を思いつく

4 どうにもならない。現実は非常である。



708 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22:52:07.48 ID:BZFVShXDo [14/20]


 カエレヨー! カエレー! カエレッテバヨー!
 カエリナサイー! カ・エーレ! カエレレノレー!


透華「わ、わわわたたたたくくくしししし」ガタガタガタガタ

京太郎「(やめてくれ、そんなに圧をかけたら……!!)」

透華「……はぅっ」シュゥゥン


     / /       /    ├-、
    / /    /     ノ     レi 〉
   //    /    /      N ' /
  /;'   /   //    / /!|.| /
// // r='/   ,   ナメ ハ!.| i
/.//   《/     i,.cイナソノノ ! ト、
//     メ、      !  `′{ リ ノ !))
/    //メ、!    | __ ノ/ /  ノ(
.   ///ノ,ハ   |_ / ノ /_/
 //-‐=<\ ゙、  |/ / /
// ∧  \\\ハ  i! 〈 (
/   /  \  \! i |. | 丶、ヽ
 、 /    \\ト-V ノ    ヽノ
  \    \ 〉/ /    ノ
    ヽ      ヾ、(
     ゙、  \  Vイ
      ゙、  \ Y!
        i    ` ! ゙、
京太郎「ああ、龍門渕さんが……しょげてしまった!」ガビーン

透華「グスン」プルプル

京太郎「(このままじゃまずい……俺がどうにかしないと!)」


 考えろ、考えるんだ!
 どうにかしてアクセル1を救う方法を!


京太郎「それは、それは!!」


 京太郎が考え出した方法とは!?


安価↓4


1 麻雀大会で稼ぐしかねぇ!!

2 俺自身が担保となることだ……!

3 エスポワール?

4 自由安価  内容をダメだと判断したら↓





727 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23:00:14.86 ID:BZFVShXDo [15/20]

京太郎「……やっぱ、それしかねぇか」ハァッ

竜華「須賀君?」

京太郎「どう考えても、みんなが助かる方法がこれしか思いつきませんでした」

久「ちょ、ちょっと須賀君!? どういう……」

京太郎「俺を担保にして、金を借りてきます」

一同「!?」

京太郎「それしかありません」

竜華「な、何を言うとるん?」

京太郎「……すいません。トップアイドルになる約束、守れませんでしたね」

竜華「な、なぁ、冗談やろ? へ、へったくそな冗談やで……?」ワナワナ

京太郎「それじゃあ、俺。行きます」テクテク

久「待って須賀君!!」

煌「どこに行く気なんですか!?」

京太郎「……また、どこかで会いましょう」ガチャッ


 バタンッ


竜華「な、なんでや……」ポロポロ

久「一体、何をする気なの……?」

煌「京太郎君……?」




 ~~一年後~~




【アクセル1】

社長「……」

竜華「……もう、一年が経ったんやな」

社長「ああ。そうだね」

竜華「まだ……居場所は見つからんの?」

社長「……すまない。死力は尽くしているんだが……」

竜華「そんなん、言い訳やん」ボソッ


 あの日。
 突如として姿をくらました京太郎君は……一週間後、一億円を持って現れた。

 その金で会社はなんとかなったんやけど、その日を境に……京太郎君は忽然と姿を消してもうた


754 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23:09:48.52 ID:BZFVShXDo [16/20]

竜華「おじさん、うち。今でも夢見るんや」

社長「え?」

竜華「京太郎君が帰って来て、うちと一緒にトップアイドルを目指してくれる」

社長「……」

竜華「なんでやろな……ありえへんってわかっとるのに……わかっとる、のに……」ポロポロッ

 どうして、こんな夢見るんやろうな……

竜華「京太郎君……」




~~鹿児島~~



霞「食事、持ってきたわよ」

「……ありがとうございます」

霞「今日は……顔色がいいのね」カチャッ

「少し、思い出していたので」

霞「俗世のことはもう……忘れなさい。貴方はもう、永遠にこの土地を出られないの」

「分かってますよ。それが、俺の役目ですから」

霞「……ごめんなさい」

「いいんすよ。俺が望んだことですからっ」ニッ

霞「どうして……?」

「え?」

霞「どうして、こんな状況でも笑っていられるの?」

「んー、理由は色々とありますよ……まぁ、可愛い嫁さんも貰えましたし」

霞「それ、本人に言ってあげてね。きっと喜ぶから」

「あはは。でも照れるんですよね、そういうこと言うと」ポリポリ

霞「……本当に納得してる?」

「してますよ。それに俺、こう思うんですよ」

霞「え?」






京太郎「やっぱ、人生は楽しんだもん勝ちなんだって」





END1 【籠(鹿児)の中の鳥】





762 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23:12:22.87 ID:BZFVShXDo [17/20]

<<クイックロード>>


京太郎「はっ!? なんだ今のは……」

ひのちゃま「京太郎君?」

京太郎「あ、いえ……」ウーン?


透華「と、とにかく、今の状態では私がスポンサーになるのは厳しいですわ」ワナワナワナ

ひのちゃま「そ、そうだよね!」

京太郎「そこをなんとかお願いします!」





竜華「なぁ、うちにいい考えがあるんやけど」

煌「なんでしょう?」

竜華「小鍛治プロにスポンサーなってもらえばええんとちゃう?」

久「あら、いいじゃないそれ!」←ついさっき来た

煌「そう言えばサイン会にもいらしてましたね」

竜華「実家暮らしらしいし、相当溜め込んでるんと思うんや」

煌「すばらっ!!」


 サンセーイ コカジプロデイコー
 ソレガイイ ウンウン ソウシヨー



透華「」ガタガタガタガタガタ

京太郎「少しはこっちを気にしろよぉぉぉぉ!!!」

ひのちゃま「あーもう、ダメだこりゃ」ゲンナリ

透華「だ、だから、ひ、ひひ、一つ条件ををを」ガチガチガチガチ

京太郎「怖い!? なんか龍門渕さんの顔が主に怖い!?」ヒィィィ

ひのちゃま「」

透華「そ、そそそそそその条件とは」ギギギギギッ

京太郎「……」



選択安価 ↓3

1 透華さんの話を聞いてみる

2 やっぱりすこやんに頼むっきゃねぇ!

3 ハンサムな須賀京太郎は別の方法を思いつく

4 どうにもならない。現実は非常である。





786 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23:25:54.92 ID:BZFVShXDo [18/20]

776
 すこやんを選択でも正解
 ハンサム選択の後に4でフォローor麻雀大会でも成功

 ちなみにエスポワール、現実は非情であるもEND行きだった


 まぁ、泣きかけている透華さんを放っておくような京ちゃんは強制EDにぽいってことで



京太郎「とりあえず落ち着いてください、ほらお水です」

透華「あ、ありがたく頂きますわ」ゴキュゴキュ

京太郎「大丈夫ですよ、みんな悪ふざけしてるだけですから」

透華「そうですわね……」

ひのちゃま「(割と本気だっただろうけどね)」)

京太郎「それじゃあ、話の方を続けてください」

透華「ええ。先程も申した通り、私は重度の声優ファンですの」

京太郎「はい」

透華「それでグッズなどを集めているのですが、その事にお父様はあまりいい顔をしませんわ」

竜華「なんやそれ? 好きな事に夢中になって何が悪いん?」

透華「お父様は頑固でして、私もほとほと困り果てていますのよ」ハァ

京太郎「なるほど。その有様じゃ、声優事務所への融資なんて許可してくれるわけないですね」

煌「それなら結局どんな形でも、スポンサーになるのは無理じゃないかな?」

透華「それが、そうでもないんですの」

京太郎「え?」

透華「お父様が嫌いなのは……声優」ボソッ




一同「……え?」



透華「つまり声優が嫌いで、私に反対しているんですわ!!」ムキィーッ!!




京太郎「」



797 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23:39:30.45 ID:BZFVShXDo [19/20]

透華「私は、こんなにも帝王を応援していますのに!」ムキィィィ

京太郎「あ、えーっと?」

透華「何が……真っ当な役者でも無い半端者に金を出す気はない……ですってぇぇ!?」ギリギリッ

竜華「なんやムカついてきた……!」

煌「それは許せません!!」

てらしー「気に入らねぇな……」

のんたん「うん。そういう考えの人がいるってのは分かってるけど……」

だいちゅう「悔しいよ!」ギリッ

くろださん「このまま舐められてたまるか!」


 ザワザワ ソウダソウダー!!
 ユルセネーゼ!

京太郎「でも、やっぱり声優を認めてくれない以上……無理なんじゃ?」

透華「あら、貴方は一体なんの為にここにいますの?」

京太郎「え?」

透華「全ての鍵を握るのは須賀京太郎! 貴方ですわ!!」


                    _,.. -- 、__, 、___
              ⌒> ´  ´  ヽ  `ヽ、
                _,.   ´  ,  , 、   | 、 、 ヽ
                ̄7  / / 从  、 |  |  |  :.
                 /イ / /l/  | | | l}从}  |   {
               _/_ { 从ヽ、 { | |/ イ´∨}  :
                 ̄´ {∧ { ○ 从{  ○ }'⌒}、{
                 {从         r-く| \
                     叭   __   八}イ
                   、 └―┘ ィ/∨
                  「¨>-- rく「 ̄ }
             , ------ ∨_」   :, ∨]/|ィ¨7ー-- 、
               ////////「//| ー- 」 }ヽ// ///////}
                {/{////// \∧ r'  ヽ }' {///////
                |l∧////////Ⅵ,〈      | |///////|
                |/∧/////////|l∧     ,l |///////|
                |//∧/////////() \//∧}///////
                |////}////////// 「/////∧/////{
                |////|///////////∨()////\/// |
                |////|////////////\///// ∧/ /
                |////|//////////////\//////,イ
                |////|//////// ()/////|:.\////:.|

京太郎「俺っすか?」

竜華「せや! 京太郎君は声優やない、アイドルや!!」

煌「そうですね! 声優じゃありません!!」

京太郎「で、でも! 俺まだ新人で、駆け出しみたいなもので……」

透華「大丈夫、十分な将来性を見せればオーケーですわ」

京太郎「え? じゃあもしかして……俺が親父さんの説得を……?」




透華「須賀京太郎、貴方に……アクセル1の命運がかかっていますのよ!!」




京太郎「」



804 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23:59:07.48 ID:BZFVShXDo [20/20]



京太郎「で、ででででも!? 俺音痴ですし!! 音痴ですし!!」ワナワナ

竜華「音痴やで、ほんま音痴やで……」ポロポロ



透華「そんなことだろうと思いまして、強化合宿を企画しましたわ!」バーン



京太郎「合宿ぅ!?」

竜華「なんやて!?」

透華「詳細は追って知らせますわ! 各自準備しておくことですわね!」

京太郎「いや、でも急にそんな……」

久「あら、いいんじゃない? 面白そうだし」

煌「楽しみですね」

京太郎「いやいや、おかしいでしょう!?」

竜華「……」

透華「その合宿の後、お父様直々にテストをするそうですわ」

京太郎「て、テスト……」

透華「せいぜい認められるように頑張って欲しいですわね」ガチャッ



 バタンッ


京太郎「なんだか、最後は一気丸め込まれたような……」

久「細かいこと気にしないの! 須賀君なら大丈夫よ」

煌「ギャフンと言わせてやりましょう!」メラメラ



 こうして、須賀京太郎にアクセル1の命運が託されたのである
 果たして透華の用意する合宿とは!?




【事務所前】


透華「……ふぅ」

ハギヨシ「お疲れ様でした、透華お嬢様」

透華「ええ。慣れないことをしましたわ」


社長「おや、もう帰るのかい?」


透華「これは帝王。先程は名演でしたわね」ニコッ

社長「あんな演技したの若手以来だよ」ハハハ




817 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/09(月) 00:10:03.20 ID:r7eBwC+7o [1/5]
810
 選択枝によって世界線が変わる



ハギヨシ「でも、いいのですか透華お嬢様?」

透華「?」

ハギヨシ「所属している方々には後ですぐにお知らせするにしても、京太郎君は……」

透華「それが目的でしてよ」

ハギヨシ「それは一体……?」

社長「須賀君は徐々に実力もつけ、周囲からの理解も得た」

透華「ですが、アイドルになる上で大切なモノをまだ持っていませんわ」

社長「だが、ここまで追い詰められればきっと彼も……」

ハギヨシ「まさかっ! その為だけにこのような……!」

社長「それくらい必要なモノなんだ。アイドルにとってアレは」

透華「(それに、今の状態で衣に合わせるわけにも行きませんわ)」ウツムキ

ハギヨシ「しかし、須賀君がそれを知ったら……!」

社長「大丈夫。彼ならきっと分かってくれる筈だ」

ハギヨシ「(まさか、京太郎君のアレを克服する為だけに……こんな大掛かりなドッキリを!)」

社長「君は聞いたことがないだろう。それくらい酷いのだよ」













社長「彼の音痴は」

透華「アイドルで音痴って……ありえませんわ」

ハギヨシ「頑張ってください、京太郎君」ホロリ







京太郎「ぼぇぇぇ!!」


一同「「「「」」」」ブクブクブクブク


827 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/09(月) 00:19:02.23 ID:r7eBwC+7o [2/5]

【翌日 アクセル1】


京太郎「それにしても合宿か……」ウーン ←知らない人

久「タイヘンネー ジムショガツブレチャウワー」←もう知ってる人

煌「ガンバリマショー」←もう知ってる人

竜華「なんや二人とも!! 一大事なんやで!!」←知らない人

久「ソウネー」

煌「ガンバリマショーネー」

男性声優陣「タイヘンヤナー」←知ってる方々

女性声優陣「ガンバッテスガクゥーン」←知ってる方々

社長「ぁ~」←まだ演技してる人



竜華「な、なんて緊張が無いんや!」 ←知らない人

京太郎「大丈夫です。俺が、俺がしっかりやりますから」ブルブル ←知らない人

竜華「やったる! やったるで!!」←知らない人

はやり「大変そうだねー☆」←もう知ってる人


京太郎「そう言えば、合宿って場所はどこなんですかね?」

竜華「そういや、メールが来とったわ」カチカチ

京太郎「どこなんだろう……?」ボーッ




安価下 1~4 で一番高いコンマ ゾロ目で確定


 好きな高校の名前をどぞー
 ※その高校の県での強化合宿になります



842 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/09(月) 00:28:37.70 ID:r7eBwC+7o [3/5]

竜華「やったで! 大阪や!!」ワーイ

京太郎「おぉ! 大阪ですか!? 行ってみたい場所がたくさんあるなぁ」

竜華「おっ、京太郎君。大阪は初めてなん?」

京太郎「はい! 竜華さん、案内お願いしますね」ニッコリ

竜華「おう、任せといてや!」ニコッ

           /.:.::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
             .':.:.:.:::::::::::::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|、:::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::`、
            .i:.:.:.:::::::::::::.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | vヘ::::::::::::::::::`、:::::::::::::::::::.
            .i:.:.:.::::::::::::.:::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::| Vヘ::::::::::::::::::::;,:::::::::::::::::::.
          .i:.:.:.::::::::::ii::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::j  vヘ:::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::.
          .i:.:.:.::::::::::::|ト、:.:::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::/ :::/    vヘ::::::::::::::::|::::::::::::::::::ノ.
.          .i:.:.:.:::::::::::::|  \::::::::::::::::::イ:::::::::::::::::::::::/):::/     i:.ハ::::::::::::: |-‐ ´   〉
        i|.:.:.::::::::::::::|i__ニ=¬‐:::::::/ | :::::::::::::::::/)'::/     ーi:ト、::::::::::::ム=-‐ ⌒ヽヘ
        |i:.:.:.:::::::::::::|i:.:::::::::::::::::::イレi:::::::::::::///       |:i i:::::::::/|i:::::::::::::::::::::}ヘ}
        |i:.:.:.:::::::::::::|i :.::::::::::::::.:' {i |:::::::イ /´          」レj::::::/ イi:::::::::::::::::::/ }}
        |i:.:.:.:::::::::::::|i:.::::::::::::::::| ,yア抖苧弓ミ       ,ィi抖弓ミト、 |ii::::::::::::::::,'   }}
        |i:.:.:.:::::::::::::|i:.::::::::::::::::レy' ん)'//心`        ん)/心 ヾ〉::::::/:::::/   }} ドキッ
        |i:.:.:.:::::::::::::レ'⌒ヾ:.:厶ヘ {ヘ{'///^}          {ヘ{//^} /ムィ::::::/     }}
        | :.:.:::::::::::::::|': : : : :ヽヘ   乂ミ它ソ          乂它ソ  /ムイ
        i:.:.:::::::::::::::::ト、                             ' |:: |
        i:.:.:::::::::::::::::|iへ     /i/i/i/i/        、 /i/i/i// j
         i:.:.:::::::::::::::::|i:.::::::≧=r                        ルイ
          i:.:.:::::::::::::::::|i:.::::::|//,へ                   小:i|
.        i:.:.:::::::::::::::::|i:.:::::::v///l \        /⌒ヽ      イ:::|:::i|
.         i:.:.:::::::::::::::::|i:.:::::::::V//l   `  .       ー ‐'     /:::i::::|:::i|
       i:.:.:::::::::::::::: |i:.::::::::::::V/l       `   .         イ.::::::::i :::|:::i|
        i:.:.::::::::::::::::::|i:.:.::::::::::::Ⅵ           ` ‐-‐<'//」.::::::::i:::::|:::i|_
     __|二ニ=-‐¬i:.:::::::::::::::| \        /__〉   !.::::::i:::::|:::i|   ̄ミへ、
   ,,へ へ        |i:.:::::::::::::::|  \        '   |     !.::::::i:::::|:::i|    j j / \
.  //⌒''<⌒≫、     |i:.:::::::::::::::|    \       |    | .::::::i:::::|:::i|   j j' /    ヽ
 〈/     ⌒<⌒≫  |i:.:::::::::::::::|      \      |    | .::::::i:::::|:::i|  j j /       i


竜華「(あれ、でもそれってデートやない……?)」カァッ

京太郎「煌さんも部長も、色んな場所回りましょうね!」

久「そうね、楽しみだわ」フフッ

煌「タコ焼き、お好み焼き……すばらっ!!」キラキラ

照「美味しそうなモノがたくさんありそう」ジュルリ

和「合宿ですか、いいですね」フフ

      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::. 
.    / ::::::::/::::::::::,イ::.|::::::::::::::::::::::::::::::::. 
    ′::::::,′::::::/ | ::ト、:::::::::∨::::∧:::::::.
   i| \:|i__:::;|:/ 八::| _\ ::::i:::::⌒|i::::::i
   || ⌒:N:∨〔   `{   \|_|:::::::リ::::::|
.   八::::::|::!庁示ミ、   ァ芹示〕:::::/::::::::|
      \|ハ 乂:ソ     乂:ソ lγヽ :::::|
     |::::i::. ,,,  ,    ,,,     ノ::::::|
     |::::l圦     _      ー:´:::::|:::|
     j::::|:::::>      イ::::|::::::::l:|:::|
      /:::::}.:::::::|i:::::::〕     |::::i|:::::::八::|
.    /:::::/l::::::::|i:/リ    ト、リ:::::/|:::::〕
竜華「……」

853 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/09(月) 00:42:22.41 ID:r7eBwC+7o [4/5]


 コノアホンダラァァァァ!!  ヒィィィィィ!?
 キョウトイウキョウハユルサヘンデ!! ユルシテクダサァァァァイ!


久「さて、どうなるかしらねぇ」ノホホン

煌「この課題を乗り越えることができるかどうか……」ノホホーン

照「京ちゃん頑張って」モグモグモグ

社長「小清水君も来るかい?」

和「え? 私も付いていっていいんですか?」ヤッター

社長「もちろんだよ、ハッハッハ」


竜華「この鈍感! 不潔!! チャラ男!! すけこまし!」ポカポカ

京太郎「いたたたっ!? な、なんなんですか!?」ヒィィィ

竜華「知らん! もう好きにしたらええやん!! このアホ!」ポカポカ

 こうして、京太郎の強化合宿の日は近づいていく

 そして……



竜華「ということやから、今度みんなに紹介したる!」ニパァァァ

泉「須賀京太郎が、大阪に?」

セーラ「おー、それは嬉しい知らせやな」ヘヘッ

浩子「……」スッ つカメラ

雅枝「ええなぁ。一緒に写真撮って、それをあの子らに不倫相手やーって見せてみよ」キットオドロクデー

怜「……」


                /: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
              , ': : : : : : :.:.:.: ::::::::::::. : : : : : : : : 、
           /: :/: : ::::::::::/::::::::::::::::::::;:::::.:.:.:.ヽ: : ヽ
          ,': :/.:::::::::/::/:;ィ::::::::::::::::,'.|:::::|::::::.::!: : :.゙.
             'ヽ': : :::::/-!-',':::::::::::;:イ,'__|:_: !:::::::::!:.:.|: :.!
          | !>::|/ |'|'-l::::::::/;:/  l:::/!ヽ:::::!::.:|<!
            j:´|:::::/リ   |::/ /   !x、|:/|::::':::::!: :.|
         ,': ハ:::l〈 ,ァ=ミ´   ,..‐==ミ  /:/::::::!: :.|
         /:l:::::ヽ:!′   `       `〃:::::::::,':: : :!  楽しみやな!
          /: :!::::::::{.! ,, ,,   ,       ,'|:::::::::!::: : :l
.         /: :.:|::::::::`l         " " ,'_j:::::::::!:::: : : 、
       /: : : |::::::::::::::、,r===~     ノ::,':::::::::l::::.: :ヽ:ヽ
       .'::ハ: : |:::::::::::: '/≧:... _  ,.._:<:::::/::::::::/::::::.:.::::|ヽ!
      |:' l: :.!::::::::: '/::::::::λ! ´ _,,レヽ::/:,':::::/L.::-─、! i!
      |'  |:,r=、:、:'/::::_:ノ >、 r<´   7イ:::/;'  /-  、 i!
          /   ` `ヽ.、 ノ、 `ヾ >、  //:':::;'  ハヽ   li!
       /        \=X=K=、ニ_Y:::::::::::! ,' !    |
      /二ニゝ       //「|:トヽ、7/:::::::::::| .,'l     |
    r'´-‐ 、\       ,.チ/|| |:| \'./|::::::::::::|.,' |      |


 果たして、千里山で京太郎を待ち受ける試練とは一体!?!?



892 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/10(火) 00:54:57.77 ID:mldD02BGo [2/10]


【透華が現れる数日前 某日 アクセル1】


京太郎「ぼえぇぇぇ!」


竜華「」ピクピク

煌「」ピクピク

久(E:イヤホン)「ふんふふ~ん♪」


京太郎「ほほぇ~!!」バリバリ

ヤギ目の音楽トレーナー「あ、もういいDeathぅー! 音程が酷い、ジャイ○ンかっての!」

京太郎「そ、そんな……」

ヤギ目「面白い素材がいるって聞いて来てみたら、自称”アイドル”の須賀京太郎がお亡くなりになってるじゃない」

京太郎「うぅっ……」

ヤギ目「アイドルやめちゃえば?やめるしかないよねやめざるを得ないよ?アイドルもうやめるの?やめちゃえば?やめるしかないよね?やめちゃえば?やめるしかないよねやめざるを得ないよ?アイドルもうやめるの?やめちゃえば?アイドルもうやめる?やめるの?やめざるを得ないよ? もう やめちまえ」


  ガシャァァァン!


京太郎「」ガクッ

煌「京太郎君!!」ガシッ

竜華「ちょっ、アンタ!! トレーナーのくせに何てこと言うんや!」

ヤギ目「オーディションに落ちた奴らの顔って超笑えるよねー。あのお笑いショーがあれば世界は平和になるんだと思うよ」

竜華「なっ!?」

久「なんてことを……」ワナワナ

竜華「おじさん、なんでこんな奴連れてきたん!?」

社長「……これが最善だからだよ」

煌「そんな!?」

竜華「これなら瑞原プロに教えて貰った方がええで!!」

ヤギ目「ホントにあの人の指導でアイドルになれると思う? 君の目指すトップになれると思う?」

京太郎「……」

ヤギ目「オレが思うにあの人のやり方じゃ……時間がかかりすぎる」








897 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/10(火) 01:07:04.89 ID:mldD02BGo [3/10]


竜華「ちょっとずつでええやん! 少しずつ上を目指せば……」

ヤギ目「うまくなりたい上に行きたいなんて茶番だね。もっと手っ取り早くて確実に頂点になることもできるでしょ」

煌「価値観の相違ですね。私達は私達のやり方で……!」

ヤギ目「ムリだってば」

京太郎「……」ビクッ

ヤギ目「ところでその超笑える醜態?恥辱にまみれた負け姿?今のうちにちゃんと皆さんに見てもらった方がいいDeathよ?」

京太郎「うぁ……」

ヤギ目「To My Friendsー背中のー羽ー根はーー♪ 失くしたけれどーー♪」ブチブチブチ

京太郎「ぐぁぁぁぁ!?」

ヤギ目「まだー不ー思ー議ーなーちーかーらー♪ のーこーぉーてるー♪♪ 残ってるか京太郎?」

竜華「もうやめや!!」ガバッ

久「いい加減にして!!」


ヤギ目「……」


京太郎「はぁっ、はぁっ……」ゼーゼー


社長「ご苦労だったね。明日は高円宮杯の決勝なのに」

ヤギ目「じゃあ、もう帰りますー」ガチャッ


 バタンッ


竜華「京太郎君、大丈夫?」サスサス

京太郎「……すみません。俺が不甲斐ないばかりに」ブルブル

煌「気にすることはありませんから」

久「……(でも、あの男の言うことにも一里はあるのよね)」ギュッ




社長「……ふむ」

 ガチャッ

ひのちゃま「社長、お客様が見えてますよ」

社長「ああ。すぐに行くよ」スタスタ




京太郎「……」ギュッ



901 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 01:18:00.45 ID:mldD02BGo [4/10]

【社長室】


社長「待たせたね、龍門渕さん……だったかな?」

透華「ええ。初めまして、龍門渕透華ですわ」スッ

社長「ごれはご丁寧に。それで、今日のご用件は?」

透華「須賀京太郎、というアイドルがここに所属していますわね?」

社長「ああ。とても熱心な、まっすぐでいい子だよ」

透華「彼に会わせたい人がいるんですの」

社長「会わせたい?」

透華「いえ、正確にはある人物に彼を……会わせたい」

社長「なるほど。だが、理由を聞かないことにはなんとも答えられないね」

透華「ええ、ではお話しますわ……」



~~透華 衣の過去をお話し中~~



社長「なるほど、それでその子はアイドルに興味を持ったと」

透華「ええ。半ば幽閉の身で、娯楽になるものが少なかったというのもありますわね」

社長「そして、その子の捜している少年がアイドル志望の須賀君かもしれないということか」

透華「運命の奇妙なめぐり合わせを感じますわ」

社長「……やめたほうがいいかもしれない」

透華「え?」

社長「聞いた限りでは、その子はかなり熱狂的なアイドル好きらしいね?」

透華「え、ええ。そうですわ」

社長「だが、あいにくと須賀君はまだまだ未熟でね。演技は並だが、歌唱力はジャ○アンレベル」

透華「じゃいあん?」キョトン

社長「恐らく、失望してしまうかもしれない」

透華「……」

社長「ずっと自分の探していた人が、これまた自分の好きなアイドルを目指している」


 一見ロマンティックな展開に思えなくもないが、これまた危険をもはらんでいる


社長「もし、ここで彼女が失望するようなことがあれば――」

透華「傷つく、かもしれませんわね」ウツムキ



903 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 01:28:58.31 ID:mldD02BGo [5/10]

透華「では、どうすれば……?」

社長「実は今度、須賀君はドラマのオーディションを控えていてね」

透華「オーディション?」

社長「週間少年ジャンプで大好評連載中のSOUL CATCHER(S)という漫画を知っているかな?」

透華「あ、あの週間少年ジャンプで大好評連載中で! 第一巻が発売されたばかりのあの!?」

社長「ああ。あのLIGHT WINGの作者で有名なあの人が描く、超本格吹奏楽グラフィティだよ」

透華「そんな有名な方の作品が……実写ドラマなんですのね」オドロキ

社長「第一巻が好評につき、どこも売り切れ続出でね。急遽ドラマ化が決定したんだ」

透華「凄いですわ!!」

社長「かくいう私も大ファンでね。毎週欠かさずアンケートを出しているんだ」

透華「これからは私も毎週、アンケを出しますわ!」

社長「あの鬼才、荒木先生の弟子ということもありクセの強い漫画だが……それがスルメ漫画たる所以だろう」

透華「週間少年ジャンプで大好評連載中のあの作品の先生が、荒木先生の弟子!?」

社長「どうだい? 言われてみれば納得だろう?」

透華「ええ。すごくしっくりしますわね」メモメモ

社長「他人の心が見えることで心を閉ざしていた少年が、音楽で人の心を掴む力を持った少年と出会った時……」

透華「物語は始まる」



社長「【SOUL CATCHER(S)一巻】 大好評発売中!!」

透華「これは買い逃せませんわ!!」



のんたん「あの、そろそろ本題に」


社長「う、うむ」アセアセ

透華「忘れてましたわ」アセアセ





914 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 01:39:38.79 ID:mldD02BGo [6/10]

社長「そのドラマは知っての通り、音楽を題材にしたものでね」

透華「ええ」

社長「恐らくある程度の音楽的知識や、実力が必要になる仕事だろう」

透華「なるほど、ですが……彼には」

社長「そのとおり。だが今のやり方ではとてもオーディションには間に合いそうにもない」

透華「……」

社長「それで危機感を持たせる為に、キツイ演出をしてみたんだが……やはり逆効果だったようだ」


 むしろ、彼のやる気を削ぐような結果になってしまった


透華「……分かりましたわ」

社長「ん?」

透華「それなら、どうあがいても歌唱力を付けざるを得ない状況を私が演出しますわ!」

社長「一体どうやって……?」

透華「それは……」


 ゴニョゴニョ


社長「なるほど。しかし、それでは君が随分と汚れ役になってしまうが……」

透華「私よりも、帝王に迷惑をおかけしますわね」フフッ

社長「ははっ。私はいいんだ、須賀君の為になるなら。しかし、どうして君はそこまで?」

透華「……衣の為、ですわ」キリッ

社長「……そうか。なら、利害は一致しているということか」スッ

透華「ええ。やりましょう」

 目指すは須賀京太郎の歌唱力向上
 そして、それが果たされた時――

透華「衣、貴方の捜していた人を連れていきますわ」

 その為なら私はなんでも……









透華「あの、サインを頂いても……?」モジモジ

社長「もちろん」カキカキ












サイン「倖田○未」デデーン

透華「」

922 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 02:00:02.28 ID:mldD02BGo [7/10]
917
 でぇじょぶでぇじょぶ、むしろ落ちる要素が無い
 というか一回も営業してないのに、どうしてそんなに不安げなんですかねぇ?


【透華襲来後 合宿前 アクセル1】

京太郎「んあー!」

ひのちゃま「そうそう、いい感じだよ!」

てらしー「けっ、下手くそが」ペッ


竜華「うんうん、順調やな。後は、うん……歌唱力」ズーン


久「(やっぱり清水谷さんにも伝えた方がいいんじゃない?)」コソコソ

煌「(いえ。清水谷さんは京太郎君に隠しきれそうにありませんので)」コソコソ

久「(なるほど)」コソコソ



京太郎「はぁ、はぁ……」

のんたん「今日はここまでにしておこうか」

京太郎「はい!」


竜華「お疲れ様。合宿に備えてゆっくり休んどき」

京太郎「……はい!」キリッ


 果たして京太郎は透華の期待に応えることができるのか!?
 そして、ドラマオーディションの結果はどうなってしまうのか!?


京太郎「頑張らなきゃな……!!」


【一方その頃】

部員A「最近、弘世元部長キレイになったよね~」

部員B「そうそう! クールに磨きがかかってさぁ!」

部員C「憧れちゃうなぁ!」


      /:./{ミミ:.:.:.彡≧:.:.\
     /:.:/´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\i
    /:./:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
   ′:.:/ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.
  , .:.:.:′.::.:.:.:.:.:.:.:.|:.|:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.::.
     .:.|:.:.:.:.:|:.:.:.|:.:.:|:.|:.:.:.:.:.:|:.:.:|:.:.:.:.:.:.::.
  i......:.:|.....:.:.|:.:.:.|:.:ハ|:.:.:.:.:.:| |:.|:.:|......... |
  |:.:|:.八 :.:./7:/|/ ノ|:.:.:. /| |:.|:.:|:.:.:.:.:.ハ
  |:.:|:.:.:.:.Tイ示气   ̄ 示气T:.:.:.:.:.:  (なぜだ? クールになればなるほど出番が……)
  |:.:|:.:.:.:.:. ` ヒ...リ     ヒ..リ |:.:.:.|:.:.|
  |:.:|:.:.:.:.:∧           :.:.::.|:.:.|
  |:.:.\:.:.:.∧     '    .::\:|:.:.|
  |:.:.:.:. \:.∧    --    ム:.:.:.|:.:.|
  |:.:.:.:.:.:.:.:≧:.::..、     イ :.:.:.:.:.|:.:.|
  |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| > <| :.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.|
  |:.:.:.|:.:.::.:.:>-j     f\:.:.:|:.:.:.|:.:.|
  |:.:.:.|>イ  く       }l |:.:.:.|:.:.|
  |:/      \_  __|l i:.:.:.|\
 /\       \    /  |:.:. |  \
淡「ロン! ロン! ロン!!!」

モブ子X「うぼぁぁぁ!?」



カンッ!

948 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/10(火) 03:20:20.32 ID:mldD02BGo [10/10]

その昔ジャンプで連載されていた超絶人気国民総受け漫画、LIGHTWINGという作品があってね
その漫画の主人公のライバルで、超絶天才で周り全てを見下してる
才能あるなしに関わらず、全ての人間の心をへし折って、その苦痛の表情を拝むのが大好きなラスボスの鑑

名言が豊富で、未だにネット上では絶大な人気を誇っている



      > ̄二_    \  \ハ
       フ     /       ∧
< ー-- ´  ─  ̄/  / ̄ ̄ ̄ヽ ハ
  ー───/ /   /  ノ  、   Vハ      __ ←この人
     //  /   /二´  l 二  从「「「!  ///7
     / / l l  <(=)`   ´(=) > 从{ { {  ////
    / / ハ |  |   r┤ l┐{ { { ( Yl l lV///
    // ハ ! V{  / / r┴,   ( Yヽ} } l /
   ___ ヽVVハ /   / / ヽ/ ヽー l   ∨
 /      \\Vェ{     / 〉  ゝ ゝ   !!
/          ヽ:ヽノ     /::::\/ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
   ゾ  死    フ     ィi::::::::<´ 蘇 迷 あ
   ン  臭    } \ / ,::::::::::/   ら 惑  ヽ
   ビ  が    }、  /へ l::::::::/   れ D
   か  ヒ     !\7:://ヽj:::::::/     て  e
    っ  ド     !:::::\::{  j::::::{    も  a
   て  イ    }::::::::ノ::{ /::::::{       t
   の   //   /:::/::::::! /::::::::{       h
      ゚ ゚   //:! !:::::!/::::::::::ヘ      ぅ
           /::::::::V:::::::〉:::::::::::::ヘ        |



973 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20:14:43.10 ID:4mIrGtYHo [1/9]

 前回までのあらすじ

 九州に引っ越すまでの一週間、須賀家に泊まることになった煌。
 そこで出会った須賀京太郎はとんでもなく、意地悪な奴!

 もぅ、こんなのイヤだよ……  え?! 一緒の部屋で寝泊り!?

 きゃー! 私どうなっちゃうのぉ!?


煌「という感じで」ドヤァ

京太郎「いやいや、なんですかその妙な言い回し」

煌「てへっ」ペロッ


【すばら先輩出会い編 後編】



<<煌さんが京太郎の家に来て二日目>>


須賀ママ「京太郎ー! お皿並べて頂戴ー!」

京太郎「えー? ダルい……」ゴロゴロ

須賀ママ「いいから手伝いなさい!」

京太郎「やだねー」

須賀ママ「あんたって子は……!」ゴゴゴゴッ

煌「あ、私が手伝います!」シュバッ

須賀ママ「あっ、いいのよ煌ちゃん! ゆっくりしてて!」

煌「いえ、私が手伝いたいだけですから!」カチャカチャ

須賀ママ「いい子ねー」ジーン

京太郎「……」ゴロゴロ

煌「京太郎君はゆっくりしていてくださいね」

京太郎「……」ジジーッ


<<煌さんが京太郎の家に来て三日目>>


須賀ママ「煌ちゃん、お料理上手ね」

煌「ありがとうございます!」ジュワァァ! シャコシャコ

須賀ママ「ふふっ、娘がいたらこういうことが毎日できたのかしら」クスクス

煌「そ、そんな……//」トントントン


京太郎「あぁ~~、チーズ蒸しパンになりてぇ」ゴロゴロ


須賀ママ「うちの息子は全く……」イライラ

煌「難しい年頃ですから」キュッキュッ

須賀ママ「そういうものかしら」ハァ

煌「そうですよ」チャプチャプ

須賀ママ「煌ちゃんは本当にいい子ね。感動しちゃうわ」

煌「いえ……そんなこと」カチャカチャ

京太郎「……」


974 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20:19:50.49 ID:4mIrGtYHo [2/9]


<<煌さんが京太郎の家に来て四日目>>


 チュンチュン ピヨピヨ


煌「京太郎君、朝ですよ?」ユサユサ

京太郎「ふわぁ……おはよ」

煌「朝ごはんできてますよ。すぐに降りてきて……」

京太郎「……ねぇ、一つ聞いてもいいか?」

煌「はい? どうかし――」

京太郎「疲れない? そういうの?」

煌「え?」ピタッ

京太郎「なんのつもりか知らないけどさ、必死すぎ」スタスタ

煌「どう……いう?」ワナワナ

京太郎「……別に。そう思っただけ」

 ガチャッ

京太郎「お前……全然笑わないのな」

 バタンッ

煌「……」



<<煌さんが京太郎の家に来て五日目>>


煌「……」ボーッ

須賀ママ「煌ちゃん?」

煌「あっ! はいっ!」ビクッ

須賀ママ「大丈夫? 疲れてるのかしら?」

煌「いえ、そんなこと……」

須賀ママ「今日はもういいから、ゆっくりしてて」

煌「でも……」

須賀ママ「大丈夫。今日こそは京太郎に手伝わせるから」

京太郎「……あいよー」カチャカチャ

須賀ママ「あら、今日は素直ね」ビックリ

京太郎「まぁなー」チャプチャプ


煌「……」

976 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20:28:18.98 ID:4mIrGtYHo [3/9]

<<煌さんが京太郎の家に来て六日目>>


須賀ママ「いよいよ、煌ちゃんがいなくなっちゃうのねー」

煌「……はい」

須賀ママ「本当に娘に欲しいくらいだわ」ナデナデ

煌「そ、そんな!」アセアセ

須賀ママ「あー、でもウチの愚息には釣り合わないわねー」ガックリ

煌「……」チラッ


京太郎「……ふわぁぁ」ネムネム


須賀ママ「全く、あの子ったら。今日で最後だっていうのに」

煌「私は、気にしてませんから」

須賀ママ「でもねぇ」


京太郎「……」


【その日の夜 京太郎の部屋】


煌「……」ボフッ

京太郎「もう電気消すぞー」カチッ


 マックラ


京太郎「明日早いんだろ? さっさと寝とけよー」バサッ

 モゾモゾ

京太郎「……」

煌「……あの、一ついいかな?」

京太郎「ん?」

煌「……どうして、この間はあんなこと言ったの?」

京太郎「別に……。ただお前が毎日つまらなそうにしてっから」

煌「つまらなそう……?」

京太郎「心ここにあらずって感じでさ、必死に取り繕ってバカみてぇ」

煌「なっ……!?」

京太郎「……バカにすんなよ」ボソッ

煌「……え?」

京太郎「気を使われなくても、ちゃんとお前を見てるって」

煌「!!!」ドクンッ

京太郎「少しくらい、本当の顔見せてくれよ」

 どうして?
 お父さんにもお母さんにも……おばさんにだって気づかれなかった

 なのに、どうして?

煌「どうして、君には分かっちゃうのかな……?」


977 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20:34:58.09 ID:4mIrGtYHo [4/9]


京太郎「……」

煌「…………私、本当は引越しなんて、したく……ない」ボソッ

京太郎「……そっか」

煌「でも……わがままなんて、言えないから」ウルウル

京太郎「……」

煌「あははっ……ごめんね。急にこんな事言っても、迷惑だよね?」

京太郎「ああ、なんて言っていいか分からねぇもん」

煌「……」ギュッ

京太郎「でもさ、そういうのって我慢するもんじゃないと思う」

煌「え?」

京太郎「自分の心の中で感情を押し殺しても、なんにもならねぇじゃん」

煌「!!」ドクンッ

京太郎「……俺、まだガキだから分からねぇけど」

煌「……」

京太郎「お前の誰かの為に頑張る姿、かっけぇと思う」

煌「かっけぇ……?」

京太郎「今までの俺って、自分が楽しむことばっかり考えて……周りに迷惑ばっかりかけてきたんだ」

煌「……」

京太郎「だから、誰かの為に役立とうとする考えに……憧れた」

煌「憧れ……」

京太郎「でもさ、やっぱりダメなんだよ。自分の事を省みない奉仕なんて、受ける方も辛い」

煌「自分の事?」

京太郎「……俺なら、もっとうまくやるね」

煌「それはどういうカタチ、なのかな?」

京太郎「わかんね」

煌「は?」

京太郎「でも、とにかく人生を楽しむ」

煌「人生を楽しむ……」


978 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20:43:50.81 ID:4mIrGtYHo [5/9]

京太郎「そして本当に好きな奴らを支える」

 本当に守りたいものを見つけて……

京太郎「……そいつらと一緒に、楽しく生きる」

煌「そんなこと、できるのかな?」

京太郎「……? やってみなくちゃ分からないだろ?」

煌「!!」

京太郎「だから俺はあのぽんこつ達の面倒を見るし、これからもそれは変わらない」

煌「……私にも、出来る?」

京太郎「知らねーよ。やりたきゃ勝手にやれ」モゾモゾ

煌「ごめんね……」

京太郎「でも、どうしてもって言うなら」ボソッ

煌「え?」

京太郎「お前も俺の仲間に入れてやる」

煌「なか……ま?」

京太郎「一緒に人生を楽しむ。支えあって生きていくんだ」モジモジ

煌「……プロポーズ?」

京太郎「ばっ! ちげーっての!!」バタバタ

煌「ふふっ、でもなんだか……そういう風に聞こえるね」クスクス

京太郎「……やっぱやめた。お前は仲間じゃない」ムスッ

煌「えぇー!?」

京太郎「今日から俺の手下だ! 部下で、召使で、下僕だぜ!」

煌「げ、下僕って……」エー?

京太郎「京太郎様って呼んでいいぞ!」ドヤァ

煌「……ぷっ」

京太郎「!?」

煌「あはははっ!」」

京太郎「なっ?! 何笑ってんだよ!」プンプン

煌「だって、京太郎様って……」プククク

京太郎「~~~っ!!」カァッ


979 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20:49:48.22 ID:4mIrGtYHo [6/9]



煌「……でも、嬉しいな」

京太郎「え?」

煌「そんなこと言ってくれる人、今までいなかったから」

京太郎「……」

煌「うん、なんだか元気出てきた!」ニカッ

京太郎「……暗くて顔はよく見えねーけどさ」

煌「?」

京太郎「多分、今のお前……すっげぇ可愛いと思うぜ!」

煌「ふぇっ!?」ドキッ

京太郎「……じゃあ、もう寝るぞ」モゾモゾ

煌「……ねぇ、京太郎様」

京太郎「おう、なんだよ?」

煌「今日だけ、一緒に寝てもいいかな?」

京太郎「え?」

煌「……えいっ」ダイブッ

 ボフッ!

京太郎「ぐえっ!?」

煌「ふふっ」モゾモゾ

京太郎「な、なんだよ!? 入ってくんな!」

煌「よいではないですか、よいではないですかー!」ギュゥゥゥウ

京太郎「ぬぉおぉぉぉ!?」ムニュムニュ

 なんだ、これ!?
 柔らかいモノが当たって……!?

京太郎「くぅっ!?」

煌「……ダメ、ですか?」ウルウル

京太郎「……」


 ムニュゥゥゥン


京太郎「だ、ダメじゃないです」マッカッカッカ

煌「すばらっ!」ピカァッ


982 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20:59:09.13 ID:4mIrGtYHo [7/9]

京太郎「……」ドキドキ

煌「……」ギュッ

京太郎「暑いだろ」ドキドキ

煌「……もう少しだけ」ギュゥ

京太郎「……」

煌「もう、少しだけ……」ポロポロ

京太郎「……好きにしろってばよ」

煌「ありがとうだってばよ」

京太郎「大したやつだ……」


 こうして、最後の夜は更けていった
 結局一週間を通して、京太郎君とまともに会話できたのはこの時だけだったのかもしれない

 でも……それでも私には十分だった


煌「(ありがとう、京太郎君)」


 これからも私、頑張るよ



~~~~


【翌朝 京太郎の部屋】


 チュンチュン ピヨピヨ

須賀ママ「いつまで寝てるのー?」コンコン

 シーン

須賀ママ「うーん? 入るわよ?」


 ガチャッ


須賀ママ「……あらあら」クスクス


 スピー ムニャムニャ


須賀ママ「これじゃあ、起こせそうにないわね」フフッ


京太郎「……」ムニャムニャ

煌「……」ムニュ 


お手手「」ギュゥゥゥゥ



須賀ママ「記念写真撮らなきゃ(使命感)」パシャッ!


~~~【現在】~~~

煌「それが……この写真」ギュッ

京太郎「そんなこともありましたね」ハズカシイ

煌「ふふっ、覚えてるんですね? 京太郎様」クスクス


983 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 21:09:26.35 ID:4mIrGtYHo [8/9]

京太郎「あんな支離滅裂な事言ってたかと思うと、死にたくなりますよ」ゲンナリ

煌「そうかな? 私は結構好きだよ?」フフフ

京太郎「やめてくださいよ……」メソメソ

煌「……ありがとう」

京太郎「え?」

煌「あの日があったから、私は……どんなに辛いことがあっても頑張れた」

京太郎「煌さん……」

煌「だから、ありがとう」

京太郎「それは、俺の台詞ですよ」

煌「え?」

京太郎「俺も、煌さんに憧れていたから」ポリポリ

煌「っ!」ドキッ

京太郎「だから、その……俺が俺になるきっかけをくれて、ありがとうっつーか、なんていうか」マッカッカ

煌「なっ、何を急に……//」カァッ

京太郎「これからも、こんな俺をよろしくお願いします」ペコリ

煌「……うん! 頼まれなくても、面倒見てあげようかな?」クスクス

 あの日、君に言われた事――絶対に忘れない

 私、これからもずっと……人生を楽しむから


京太郎「はいっ!」


 大好きな――



           /  /         / \     . . : : : :゚。: :゚。____
.           ′          |    ヽ . : : : : : : : : : :八: :.゚: : : : :`ヽ
          |: : :|: : : : : : : : : : :..:.|     ゚。: :_,,.. : :--=ニ、 i: :ト : : : :ヽ \
.        /:|: : :|、_________ - 、.: :|     |:´ : : : : : : : :..:`.|: :|   \: : :.i
      /: : / : : | γ´ ̄: : : : :..:.:|     |: :ハ:∧ィ八: : : : |: :|   ‘。: :}
      //: : :/ ゚.: ハ/: : :..:.|∨∨\|     レ' 彡=≠=ミ ^i :’:│    }:/
    ′: : : /   ‘。: ',: : ト'≫=≠=ミ        うl//ハ }トレ-、/    /...: :
   /  {: : /     ‘。 ',: { 〃 うl//ハ       弋// ツ / |__ミ==-=彡: : : : :
    |\ } {     ゚:.:-j代 弋// ツ           `¨´   \: : : : : : : : : : : :
    |: : : : : :\______,,..ィ__:.  `¨´    '    :.:.:.:.:.:゚ |  入: : : : : : : :/
    ∨: : : : : : : : : : : : : : :ハ ゚:.:.:.:.:.:    _______       l‐ ′ `¨ア¨¨¨´
     \: : : : : : : : : : : /、  、     「/   ノ    /     京太郎君と――
      丶 _:_:_:_:_:_:_彡   `¨ ヽ     ` ー‐ ´   /            一緒に!
                    `  ..,,_      /{
                      _}  ¨¨´  |入
                      /...|      /.....\





 カンッ!! 




煌「でも、今止まっていたから腕立て100回追加ですね!」

京太郎「」

煌「ふふふっ」ニヤリ