優希にドッキリをしかけてみる

優希「おーっす! 優希ちゃん参上だじぇ!」

京太郎「ん? おっ早いな、優希」モグモグ

優希「お前、なに食べてるんだ? タコスなら大人しく私によこせ」グイグイ

京太郎「わっ! ったく、引っ張るなつーの! ビーフジャーキーだよ」ヒラヒラ

優希「なんだ、タコスじゃないのか……」ガッカリ

京太郎「犬用の」モグモグ

優希「え゛っ?」

京太郎「食うか? 意外とイケるぞ」ニコニコ

優希「あ゛っ……あ゛っ……」ガタガタ

京太郎「どうした? いらないのか?」キョトン

優希「ご、ごめんなさい! わっ、わたしが……犬とか、そんな、つもりじゃ、なかったのに……」ウルウル

京太郎「い゛っ? やっべー……思った反応と違うぞ……」タラー

優希「きょ、京太郎、あ……あのね……」オソルオソル

京太郎「スマン! 優希! コレ、普通の人用ビーフジャーキーだから!」バタバタ

優希「ほ、ほんとに?」ナミダメ

京太郎「あー……その……一番で来れたから、からかおうと思って、な……」オドオド

優希「良かった、良かったよぉ……」ポロポロ

京太郎「すっ、すまん! ほんとうにすまん! あ、あぁ、ほら、タコスあるぜ」アセアセ

優希「グスッ……貰う……」スッ

京太郎「あー……ほんと、ごめんな? ちょっとからかうつもりだったんだが……許してくれ」オドオド

優希「いい、京太郎は悪くないし……でも、ビックリしたからちょっと立てないじぇ、部活終わったらタコス屋までおんぶして」クイッ

京太郎「お、おう。 分かった、制服をそんな恐々掴まなくても大丈夫だから、な? ほんと、ごめんな」



その日の夕暮れ、ちょっと関係の変わった少年少女が見られたそうな