京太郎「照さん…な、なんで……?」
照「ごめん、でも……ごめん。」
京太郎の背後から近づき、抱きつく様に刺した照。
京太郎「か……ハっ」
吐血、それでも京太郎は倒れない。
京太郎「照さ……ん、だ、だぃ…す、きでし、た」
京太郎は愛故に立っていた。
だが告白を終えた京太郎に立つ意志は無く、それ故に倒れ逝く。
照「え……?なん、で…?だって京ちゃん、淡と…」
聞いても返事は帰ってこない。なぜなら、最愛の相手は自分で刺し、自分で葬ったのだから
照「そ、うだ…」
そして出す結論は最悪。だが今の照にとってはそれが最善だった
照「京ちゃん、愛してる」
言葉を言い終えると、自分を刺し、京太郎に重なるように倒れる。
擦れ違いが産んだ悲劇。けれど二人の若者は最後に、自分の生に意味を感じただろう
ーー殺し愛?end
最終更新:2015年04月18日 03:32