須賀京太郎に課された使命―――


180日間で1万円を1000万円にすること。


京太郎「……奴隷?さっきからお前は何を言ってるんだ」


『貴方の仕事は、奴隷を購入し、調教によってそのクオリティを上げ、

1円でも高くバイヤーに売りさばくことです』


京太郎「溜めなかったら……俺はどうなるんだ?」


『溜めなかった時の事を聞いてどうするんです?』

『まぁ、良い事はないとだけ』


京太郎「ふざけるなッ!」


『ルールその1 貴方はこの家から出られません(例外有)』
『ルールその2 調教時以外の貴方からの暴力は禁止』
『ルールその3 貴方は死にません。致死の攻撃を受けても数時間で再生します』
『ルールその4 これらルールに背いた場合、ルールその3が自動的に解除されます』
『ただし――――――』


京太郎「俺は死なないだと?……俺はもう人間ですらなくなったってのか」


『信じられないなら、このナイフで貴方の喉を掻き毟って差し上げますが?』


京太郎の目つきが変わる。


なぜ俺だけがこんな理不尽な目に――――。


その感情が京太郎を歪ませた。


京太郎「俺には金が必要なんだ!俺は助かる!金さえあればな!」

――――――――――――
[池田華菜]を9200円で買いますか?


京太郎「やっす……」


『最初のうちはこれで溜める事です。ある程度溜まったら――――』

――――――――――――――――――

生来の人の良さが出てしまい、鬼となれぬ人間となるか

――――――――――――――――――
ネリー「キョータロ、ありがとうね。ネリーは今初めてお金より大切な物の存在を知る事が出来たよ」ギュッ

京太郎「……売られる前の人間がなんでそんな表情が出来るんだ。俺はお前をどうとも思ってない」

ネリーは泣きそうな顔で笑う。

ネリー「知ってるよ、そんなこと」

京太郎「俺の事が好きになってもお前に得なんか全然ないんだぞ!」

京太郎の怒声を優しく受け止めるネリー。

ネリー「キョータロの所為だよ?ネリーはもう、損得勘定で物事を考えられなくなった」

ネリー「キョータロにも分かる日が来るといいね、人を好きになるってどういう事かを。向こうでもキョータロの評判下げないようにネリー頑張るよ」チュッ


[ネリー]を191万1302円で売却しました。



京太郎「……」





京太郎「バイヤーさん、あの子やっぱ教え忘れてたことあるんで、返してもらっていいっすか?とても大事な事です。」

奴隷調教師から愛の伝道師に退化を遂げるか?

――――――――――――――――――
京太郎「……これはな、エンゲージリングっていうんだ。」


ゆみ「……意味は、聞くまでもないか」テレッ


ゆみ「君は、自分の立場は分かってるのか?君は調教師で、私は……」


ゆみは目を伏せた。

自分を奴隷だと言い張れるほど、彼女は強くない。

幾度にも渡る調教の中で京太郎はそれを学んでいた。


京太郎「……お前が辞めろって言うんなら、すぐにでもやめるよ、こんなクソみたいな職業」


ゆみ「……」


ゆみの頬を軽く撫でる。


京太郎「こんなこと言える立場じゃないのは分かってる。本来なら殺されても文句は言えない。でも、俺は加治木ゆみが好きでしょうがないんだ!」


ゆみの顔はもう真っ赤に染まっていた。


ゆみ「君は本当に、私をその気にさせるのが上手だな。」




  『こんな……こんな私で良ければ――――』

ゆみ「こんな……こんな私で良ければ――――」クスリ


   『やっと……やっと君を見つけた』

京太郎「やっと……やっと君を見つけた」


加治木ゆみ、愛さえあれば金はいらない、そんな酔っぱらった言葉を

心の底から信じてしまう程度には京太郎の中の彼女はとんでもなく大きかった。


1人で出来ない事も2人、3人でなら―――!!

――――――――――――――――――
浩子「はぁ?ウチあんた以外の男触んの嫌やねんけど?」

京太郎「……照れるやん」クネクネ


良子「京、今まで黙ってたけど、私、両刀みたいだ」

京太郎「ずっと黙ってて欲しかったです」


灼「ハルちゃんを京太郎とで調教した……」

京太郎「貴女助手の癖に調教対象選びすぎ!」

灼「マジ泣きするハルちゃん……でもやめてあげないんだ」

京太郎「お前もう阿知賀帰れないぞ色んな意味で」

――――――――――――――――――

調教以外で金儲けをしてもよし!

――――――――――――――――――
煌「みなさーん、今日はKRM33のライブコンサートに来てくれてありがとうございますばらーー!!!」


衣「感慨無量だ!今日は楽しんでいってくれ!」


\キャー!!コロタンイェーイ!!キラメチャーン!!コッチムイテー!!/


胡桃「うるさいそこ!!」

京太郎「ファンに怒鳴るなよ……」



ドガッ!!

\ウワッ!!スゲー!!ゴールコワレルッテ!!/


京太郎「トヨネ、お前ゴールにあんましぶらさがんなって言っただろ?ありゃファウルだぞ?」


豊音「えっへへー、ダンクぶちこむとねー、床で2,3人寝ころんでるでしょ?それを上から見下ろすのが好きなんだー」
――――――――――――――――――
どんな須賀京太郎になるかは、貴方次第――!

er○Sak○ 2015年発売予定―――

浩子「さて、これでガボガボ儲けんでー♪」

和「ぎ、逆に須賀君を調教することは出来ないんですか!?」

玄「これでおもち連合軍が作れるね!京くん!」

照「お菓子屋さんになる」キリッ


京太郎「訴えんぞお前ら」

カン

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最終更新:2015年04月12日 16:32