京太郎「衣さん待ってください」

衣「遅いぞ京太郎」

透華「そうですわよ衣、もう少し落ち着いたらどうですか」

衣「そうは言っても衣はこのような祭に来たことがないんだ」シュン

京太郎「大丈夫ですよ、祭はあと二日ありますから今日見れなくても明日がありますから」ナデナデ

京太郎「それに三日目は花火が上がるそうですよ」

京太郎「今から落ち着けるようなところを探してみませんか?」

衣「本当か!?」

京太郎「はい」

衣「だが、衣は明日までしか外出を許可されていない」

京太郎「だそうですよ。透華さん」

透華「私がお父様に掛け合ってみますので心配はご無用ですわ!」

透華「たとえ許可が出なくてもハギヨシにかかればどうということはありませんわ」

京太郎「そうですよ、俺も衣さんと一緒に回れないのは楽しくないですからね」

衣「透華、京太郎」

透華「それに衣、そんなことは後から考えてください」

透華「今は楽しいことだけを考えていればいいんですわよ」

京太郎「それじゃあ一杯遊びますよ衣さん」

衣「うん!」タタタ

京太郎「あんまり走ると転びますよー」

透華「京太郎」

京太郎「何でしょう透華さん」

透華「先ほど私が言った言葉覚えていますか?」

京太郎「はい」

透華「もし、私や衣が屋敷から出ることができなくなったら貴方はどうしますか?」

京太郎「助けに行きますよ」

京太郎「何があろうと誰に何を言われようとも俺は透華さんと衣さんを助けに行きますよ」

京太郎「それが俺の望む形ですから」

透華「そうですわね」

透華「貴方はそういう人でしたね」

トウカーキョータローナニヲシテイルーハヤクシロー

京太郎「衣さんが呼んでいますよ」テヲサシノベ

透華「ええ、そうですわね」テヲニギリ

透華「貴方が私たちを迎えに来ることを待っていますね」

カン