《のどかな日々 2》


和(私、原村和は須賀京太郎君と付き合い始めたのですが……)チラ

京太郎「でさ、そいつの慌てっぷりといったら~~」

優希「それ私も見てたじぇ。びびり過ぎてこっちがびびったじょ」

咲「うひぃ、それが私でも絶対びっくりしちゃう」

和(一切変わることがありません)

和(確かに皆にばらすのは駄目と言ったのは私ですし、隠そうとも言いましたが)

和(それでも!それでも何かあっていいんじゃないでしょうか!)

和(例えば部活の帰り、手を繋ごうとして、それでも繋げずに進んでいく)

和(そして緊張しながらも繋げたと思ったらもう家の近く)

和(ようやく繋げたのに離さなくてはいけない。そんな時に顔を赤らめながら「また、明日な」)

和(なんてなんて!そんなことあってもいいんじゃないでしょうか!)

和(やはり胸を見せて、一段階関係を進めなければいけないのでしょうか?)

和(こないだ買った参考本(少女マンガ)では次は手を繋ぐはずなんですが……)

和(いえ、もう一つの参考本(ティーン雑誌)のように大胆に迫りましょう)

和(またどこかに呼び出さなければいけませんね……)


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京太郎「それで、またなんだ?」

京太郎(嫌な予感がする)

和「須賀君!」ズイッ

京太郎「な、なんだ」タジ

和「私の胸を弄んでもいいんですよ!」

京太郎(やっぱり予想通りだぁぁぁぁぁぁ!!!)

京太郎「一体どうしたんだ?」

和「さぁいっそ一思いに!」

京太郎「落ち着けって!はい、理由を言う!」

和「その、私達の関係に進展が無いんじゃないかと思いまして」

京太郎「なるほど……それじゃ、まず俺のこと下の名前で呼ぶってのはどうだ?」

和「それはいい案です。えっと……京太郎……くんさん」

京太郎「なんだよ、くんさんって」アハハ

和「ちょっと迷っただけです!……京太郎君」

京太郎「なんだ?」

和「今日、その……一緒に帰りましょう」

京太郎「ああ、いいぞ」ニコ




和「ってこれでは恋人じゃなくても出来るじゃないですか!やっぱり胸揉みますか?」

京太郎「いいかげんにしろ」


カン!