咏「すぴー…すぴー…」

京太郎「咏さん、咏さーん。朝ですよー」ユサユサ

咏「うむぁー…」ガクンガクン

京太郎「そろそろ起きてくださーい」ユサユサ

咏「今日は休みぃー…」ゴロン

京太郎「休みでもです。健康に悪いですから、早く起きてください」

咏「わかった、わかったってば…起きるからやめれー…」

京太郎「…」ピタッ

咏「んーー…」

京太郎「咏さん?」

咏「すぴゅー…」

京太郎「…うりゃっ」べちん

咏「へぶぁっ」

京太郎「おはようございます。ほら、顔洗いに行きましょう」

咏「いってぇ…最近起こし方が雑になってきてないかねぃ…知らんけど…」

京太郎「そんなこと言われてもわかりませんねー」

咏「芸風ぱくんなよぅ…」グシグシ

京太郎「あ、こら。こすっちゃ駄目ですって」

咏「ぅー…朝ご飯何…?」

京太郎「咏さんの好物のタマゴサンドと味噌汁ですよー」

咏「ちゃんと甘くしてくれたかい?」

京太郎「抜かりなく。さ、おいしく味わうためにも顔洗ってさっぱりしましょう?」

咏「ういさー…あー、眠い…」

ーーーーーーー

咏「んまんま」モギュモギュモギュ

京太郎「コーヒーで良かったんですよね?」

咏「ん」コクコク

咏「あ、ごめん。お砂糖とってくんない?」

京太郎「はい、どうぞ」スッ

咏「さんきゅー」ドバドバ

京太郎「いつ見ても豪快な入れようですね…」ズズッ…

咏「まーねー。頭使う職業だからさ、糖分ねーとマジでやってらんない」グルグル

京太郎「将棋のプロ達もみんな甘味持ち込んでますもんねぇ…」

咏「あとレモンとかのクエン酸分ね。すぐ補給されるわけじゃないから気休め程度だけどあるのとないのとじゃモチベーションも大違いさね。持ってくんの忘れて負けたなんつー話も馬鹿馬鹿しいようで意外とあるしねぃ…ま、私クラスだとねーけど」パタパタ

京太郎「トッププロならむしろ多い気もしますけどねー。わずかの差で…みたいな」

咏「エースなめんなよー?終わった後に食いまくるって決めてむしろ火力上げてやんよ」ケラケラ

京太郎「…この前の記録的得点ってもしかして」

咏「気合いの産物なんじゃね?知らんけど」

京太郎「…まぁいいですけど、ほどほどにしてくださいよ?手加減しろとは言いませんけど新人メンバーを凹ませてどうすんだって愚痴が来るんですから…」

咏「あまーいお菓子いっぱい作ってくれんなら考えてやらんこともないかねぃ」

京太郎「そのぐらいならいいですけど…」

咏「店売りのより甘くて美味しいの頼むよー?すこやんとかに見せびらかすと楽しーんだこれが」ニヤニヤ

京太郎「そのあと集中放火くらって帰ってきたとき涙目になってたの誰ですっけ」ハァ

咏「何のことだかわっかんねーな」

京太郎「ま、咏さんが良いならいいです。とりあえずご飯食べてから何しますか?」

咏「元々だらだらする予定だったしこたつで一緒にテレビか映画でも見るかい?」

京太郎「なかなか魅力的な提案ですね。それじゃさっさと洗い物しちゃいますか」

咏「終わったらお茶もよろしくねぃ」パタパタ

京太郎「わかってますよー」

カンッ