京太郎「……寒いっすね」

竜華「そりゃ暖かくなってきてもまだ2月やしなぁ…」

京太郎「まさか体育倉庫に閉じ込められるとはなぁ…」

竜華「ほんまやなぁ…」

京太郎「隙間風が入ってきてあんまり風も防げないし外は晴れてるけど日光も入らない」

竜華「おかげで下手したら外にいるよりも寒いなぁ」

京太郎「どうにか助け呼べないですかね?」

竜華「ちょっと試してみるわ……怜ちゃん!」バッ

京太郎「呼んだってそう簡単に来るわけ…」

ときちゃん「呼んだー?」フヨフヨ

京太郎「~~ッッ!?」

竜華「おっ、ちゃんと来てくれたな」

ときちゃん「急に呼び出してなんや、せっかく気持ちよく昼寝してたのに…」

京太郎「ナンマイダー、怜さん怜さん成仏してください…」ガタガタ

ときちゃん「幽霊やない!」ペシッ

京太郎「あだっ…って触れる!?」ペタペタ

ときちゃん「やあん…京ちゃんそないなとこ……だめぇ…//」

竜華「ふざけるのもそのくらいにして話聞いてくれへん?」

ときちゃん「はーい」フヨフヨ

京太郎「りゅりゅりゅりゅりゅ竜華さんこの怜さんの浮遊霊は一体なんですか!?」

竜華「えーと……能力の副産物とでも思って、いいね?」

京太郎「アッハイ」

竜華「もう…この程度麻雀では当たり前のことやろ」

京太郎「麻雀ってなんだっけ?」

ときちゃん「それでうちを呼んだ理由はなんや? ここでおっぱじめるから見張りでもしろと?」

竜華「そっ…そんなことせえへん!!」

ときちゃん「冗談やって、顔真っ赤にしてかわええなぁ」

竜華「ごほん……なんやかんやで閉じ込められて…せやから怜呼んできてくれへんか?」

ときちゃん「わかった、ほな少し待っててなー」ピューン

ときちゃん「ダメやった、本体は1順先見すぎて疲れたから保健室で寝とったわ」

竜華「そんなぁ…」

ときちゃん「まあしばらくしたら目を覚ますやろうしもう少しだけ待っててな」シュンッ

竜華「あっ! まって……消えた…」

京太郎「仕方ない…助けが来るまで待つしかないですね」

竜華「……くしゅん」

京太郎「竜華さん寒い…ですよね」

竜華「ううっ…さっきまで走っとったからジャージは着てないからなぁ…」

京太郎「ちょっと汗臭いかもしれないですけど俺のジャー「着させて!」わかりました」

竜華「でも借りると京くんが寒くなってまうけど大丈夫?」

京太郎「男ですしこれくらいは我慢しますよ」

竜華「……せや! ちょっとそこのマットに足開いて座ってくれへん?」

京太郎「…こうですか?」ポスッ

竜華「そしてそこにうちが座って…」ポスッ

京太郎「ふぁっ!?」

竜華「それで京くんが後ろから抱きしめれば完璧や!」

京太郎「」

竜華「2人で温め合えば寒くないで!」

京太郎「ソウデスネ…」

竜華「ほら、早くギュッとして?」

京太郎「……」ギュッ

竜華「はぁぁぁ…京くん温かいなぁ」

京太郎「そろそろ閉じ込められてから30分くらいですね…喉乾いたなぁ…」

竜華「さっき買ったCCレモンならあるで?」

京太郎「一口もらってもいいですか?」

竜華「ええでー、たださっきかなり飲んでもうたからあんまり残ってないけどな」

京太郎「んっぐっ……ぷはっ!」

竜華「ううっ…」モジモジ

京太郎「どうかしましたか?」

竜華「なっ、なんでもない!」

京太郎「ならいいですけど…」

竜華(こんなんなるんやったらあんなに水分取るんやなかった…)

京太郎「そろそろ怜さん起きないですかね…」

竜華「起きてたらときちゃんが連れて来てくれてとるからなぁ…」

京太郎「あと30分くらいで来ないかなぁ…」

竜華「そんなに我慢できへんよぉ…」ボソッ

京太郎「ふわぁぁぁ…ちょっと眠くなってきたなぁ…」

竜華「……!!」

京太郎「でも寝るわけには「寝てええよ!」いいんですか?」

竜華「寝るまで膝枕でも子守唄でもなんでもしたるから早く寝るんや!」

京太郎「膝枕してくれるんですか!?」

竜華「今日は特別や! ほらおいで!」

京太郎「では失礼して……おおぅ…」

竜華「寝るまでナデナデしたるから早く寝るんやでー」

京太郎「そんなすぐには寝られませんって」

竜華(ううっ…早く寝てくれへんかな…)ブルッ



京太郎「……」スピー

竜華「京くーん…?」

京太郎「……」

竜華「寝ていますかー?」

京太郎「……」

竜華「寝とるみたいやな…よし!」

竜華「えっと…ペットボトルは……」

怜「2人とも生きとるか―?」ガラッ

竜華「怜ぃ! やっと起きたんか!」

怜「2人とも見つからない思っとったらまさか体育倉庫でよろしくしとったとはなぁ…」

竜華「そんなんやない!」

怜「冗談やって、京ちゃんは寝とるんか?」

竜華「普段から雑用引き受けてくれてるから疲れとったんかな?」

怜「ほら京ちゃん、助けに来たでー」ユサユサ

京太郎「んっ……怜さん…?」

怜「随分冷えとるな、はよ部室のストーブで温まろう?」

京太郎「その前にちょっと飲み物を…」

怜「これか? ほい」

京太郎「ありがとうございます……ってあれ? なんか変な味がするな…」グビッ

竜華「ああぁぁぁぁぁぁぁぁあっっ!!」

京太郎「」ビクッ

怜「なんや? いきなり大きな声出して?」

竜華「あはは…なんでもないでー、早く部室に戻るでー」

京太郎「変な竜華さん…」

竜華(うわぁ…私のあれ飲まれてもうた…)

竜華「でもなんか興奮する…」ボソッ

カン!